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互選結果発表

互選結果発表
8月句会の結果を発表します。8月のトップはダイアナさんの「広島忌」の句で10点を集めました。続いて尾花さんの「風鈴」の句で7点、にゃんこさんの「原爆忌」の句、アイビーの「端居」の句、弥生さんの「新涼」の句が6点で並びました。以下、5点句には7句が並ぶ激戦でした。
10点句 10 小六の語り部ガイド広島忌 (ダイアナ)
 7点句 87 風鈴にふれてにこにこ抱つこの子 (尾花)
 6点句  4 サイレンへ風止まる街原爆忌 (にゃんこ)
 6点句 42 端居して世の喧騒と距離を置く (アイビー)
 6点句 64 新涼や新作パンの並ぶ店 (弥生)
個人別総合ではにゃんこさんが20点でトップでした。

8月度みんなのネット俳句会・清記一覧  特選2点、並選1点で計算。     7・8・14
1 止まらないポテトチップス秋涼し 
2 八十路来て良き汗かける幸せを (てつを) 2 ラガー、茶々、
3 迎え火の吠え出す犬と男の子 
4 サイレンへ風止まる街原爆忌 (にゃんこ) 6 ◎えっちゃ、◎ちとせ、かをり、アイビ、
5 鷺の首白き紋様青田原 (和談) 2 ◎ヨヨ、
6 しんがりの船鉾雨に悠悠と (尾花) 2 ちとせ、和談、
7 緑蔭へ漢孤独な翳を曳く (ナチーサン)
8 腹当は明日の元気を約束す (コビトカバ) 1 弥生、
9 夫運転私助手席雲の峰 
10 小六の語り部ガイド広島忌 (ダイアナ) 10 ふうり、えっちゃ、尾花、ちとせ、コビト、◎ヨシ、森野、茶々、ナチー、
11 好きな夢選べる未来水中花 (ヨシ)      1 玉虫、
12 平幕は元気はつらつ名古屋場所 (ラガーシャツ) 3 ◎ふうり、比延、
13 流星や幾人残る同級生 (玉虫) 2 ちとせ、ABC、
14 鉢植えに灯る夕菅ひと夜花  (森野) 1 みにょ、
15 しかけたりしかけられたり水鉄砲 (ABCヒロ) 1 比延、
16 極暑日に線香燻り香り立つ 
17 つかの間の生とも知らで蝉鳴けり (みにょん) 4 ふうり、えっちゃ、茶々、ヨヨ、
18 水の日に記録的雨皮肉かな 
19 鶏も卵を産まぬ極暑かな  (ふうりん) 2 ちとせ、ヨシ、
20 更衣逢ひたき奴は何処やら 
21 青芦の風を呼びたりあひびきし (かをり) 1 えっちゃ、
22 向日葵や凛と老人寄せ付けず (和談) 1 ヨヨ、
23
24 ほおずきやほの口をして吹き鳴らす (弥生) 2 ◎にゃん、
25 夕菅や湖に暮れゆく比良比叡 (てつを) 3 みにょ、森野、比延、
26 向日葵や人と違ふと吸えぬ息 (コビトカバ) 1 玉虫、
27 夕暮れへ秋は密かに紛れ込む (にゃんこ) 5 ◎てつを、森野、和談、弥生、
28 水着着て昭和モダンの砂スキー (アイビー) 1 和談、
29 鉾の輪に噛ませたる梃子木屑とぶ (尾花) 2 ダイア、アイビ、
30 立つ秋や季節は歪み飛来せず 
31 暑くなる予感小石に躓けり (ナチーサン) 4 尾花、ヨシ、玉虫、アイビ、
32 闇深き夫の故郷や天の川 (玉虫) 2 ラガー、ダイア、
33 今朝の秋雨は田畑を潤さず 
34 夏草は胸の丈までここ空き家 (ABCヒロ) 3 みにょ、てつを、ラガー、
35 運転は夫におまかせ雲の峰 
36 夢心地推しコンサート夏の夜 (みにょん) 1 えっちゃ、
37 玄関を出れば秋津の群るる空  (森野) 2 てつを、にやん、
38 熱風浴ぶ木々も疲るる40度 (ヨヨ) 5 ちとせ、◎みにょ、ヨシ、和談、
39 新盆の供物の礼の昔めく (比延) 1 森野、
40 長崎の鐘の復元盆供養 (茶々) 5 ふうり、えっちゃ、ABC、◎ナチー、
41 みんみんやとく眼帯のもどかしさ (かをり) 5 ちとせ、コビト、てつを、ヨシ、にゃん、
42 端居して世の喧騒と距離を置く (アイビー) 6 ダイア、◎ABC、◎比延、弥生、
43 蝉時雨背に一刀浴びにけり (和談) 2 玉虫、ヨヨ、
44 目を剥いて暑いと言ふや仁王像 (尾花) 3 ラガー、和談、比延、
45 今朝の秋ひこうき雲は茜色 
46 八月の悼みごころの靴並ぶ (えっちゃんあら)  3 コビト、かをり、ナチー、
47 句集編む時の流れや梅雨湿り 
48 炎天や悲鳴を上げる室外機 (てつを) 1 ヨヨ、
49 炎暑果てほっと一息夕日観る 
50 無人駅風は青田を渡り来る (にゃんこ) 5 ふうり、みにょ、てつを、森野、比延、
51 炎暑なり荒れに荒れてる名古屋場所 (ラガーシャツ) 1 茶々、
52 寝室に蟷螂全身に寒気 
53 老犬の座り込みたる秋暑し
54
55 語り部の白髪三千丈原爆忌 
56 このセット取れば優勝蝉時雨 (ヨシ) 2 コビト、ダイア、
57 猛暑日も牌で鍛える古き脳 (みにょん) 3 えっちゃ、尾花、コビト、
58 迷い道して出会いたる花鬱金  (森野) 1 尾花、
59 母と見るプレバト俳句蚊遣香  
60 師の病快癒願ひて笹飾る 
61 原爆忌さらけ伝えよ世界中 
62 踏み上る崩れ石段花は葉に 
63 初めての町に既視感百日紅 (アイビー) 4 みにょ、ヨシ、ABC、玉虫、
64 新涼や新作パンの並ぶ店 (弥生) 6 てつを、ラガー、ダイア、◎アイビ、
65 すれ違ひざまに見上ぐる百日紅  
66 向日葵は今太陽に挑みたり 
67 雨の京都地につくほどに夏柳 (尾花) 3 ◎茶々、玉虫、
68 冷奴何も吸収したくない 
69 ペン胼胝の名残かすかに桜桃忌 (てつを) 2 ヨシ、弥生、
70 孫を待つアロハで変身米寿なり (和談) 1 ヨヨ、
71 蚊遣香持ちつつ移動庭仕事 
72 夢に入ることもできずに明易し 
73 憧れて届かぬ遠さ夏茜 (ヨシ) 3 にゃん、◎玉虫、
74 面痩せの何処に立ちても夕立かな (かをり) 1 ナチー、
75 溜息を繰り返しつつ夜の秋 
76 美しく儚きものに揚花火 
77
78 森更けてなほ蜩の鳴き止まず  (森野) 1 にゃん、
79 みちをしへ遥か先行く父の背ナ (玉虫) 4 ◎尾花、てつを、アイビ、
80 あれこれと歳時記片手に熱帯夜 (みにょん) 1 ラガー、
81 昼日向ビール三昧蝉時雨 
82 マスカット一房囲む甘さかな  (ふうりん)   3 かをり、茶々、弥生、
83 愛猫も興奮夏の甲子園 (茶々) 1 ABC、
84 手花火のじじと弾けてみな終る (かをり) 2 にゃん、玉虫、
85
86 表札はローマ字表記秋の薔薇 (弥生) 2 かをり、比延、
87 風鈴にふれてにこにこ抱つこの子 (尾花) 7 ちとせ、コビト、ヨシ、茶々、和談、◎弥生、
88 太陽のコロナ閉じ込めスイカ玉 (てつを) 4 コビト、かをり、ナチー、和談、
89 生き過ぎたといふ義父逝きし初の盆 (えっちゃ) 3 みにょ、◎コビト、
90 日を浴びて畑に向日葵凛と立つ 
91 なまくらなこの身を嗤へ蝉時雨 (にゃんこ) 4 ◎ラガー、ダイア、ABC、
92 寝室を出たらあちらに蝉王国 
93 蛍の点滅闇を争はず (ナチーサン) 2 にゃん、茶々、
94 御所東膳を揃えて生身魂 (ラガーシャツ) 1 かをり、
95 豊漁の鰯クレーンの網開く (ダイアナ) 5 えっちゃ、尾花、ABC、アイビ、弥生、
96 秋簾昭和の会話聞こえそう (ABCヒロ) 2 てつを、ナチー、
97 今の子に貧乏話終戦日 (アイビー) 1 弥生、
98 名は名古屋朝顔とあり江戸の鉢  (森野) 1 ふうり、
99 旅先で席譲られし冷房車 
100 盆唄や炭坑節を繰り返し 
101 熱波の水桶で伸びてる蛙の子 
102 古本の書き込み侘し夜の秋 (比延) 3 ◎森野、アイビ、
103 茄子馬で迎え火求め先祖来る (ヨヨ) 2 ◎和談、
104 ひまわりも俳句も好き麻雀も (みにょん) 1 ラガー、
105 万博リングそぞろ歩めば風涼し  (ふうりん) 2 尾花、ダイア、
106 夏場所や光る土俵に巨人舞ふ (和談) 1 ヨヨ、
107 ちはやぶる一生懸命蝉の声 (ラガーシャツ) 1 ふうり、
108 初穂の田雨渇望す地割れかな (ダイアナ) 2 ふうり、みにょ、
109 朝戸開く外に暑熱が横たふる (ちとせ) 2 ◎ダイア、
110
111 やわらかき野に膝をりて今朝の秋 (かをり) 3 尾花、森野、ヨヨ、
112 奪衣婆の乳房あらはに黴の堂 (アイビー) 3 かをり、ABC、ナチー、
113 唖蝉の不意に翔ちたる翅音かな 
114 藍浴衣男嫌ひをとほすかな (えっちゃんあら)  5 かをり、にゃん、ナチー、比延、アイビ、
115 雷鳴に居間を離れて長電話  

投句者は、ヨヨ、和談、コビトカバ、えっちゃんあら、ラガーシャツ、弥生、にゃんこ、ABCヒロ、尾花、森野、ふうりん、ヨシ、ダイアナ、ちとせ、みにょん、てつを、ナチーサン、アイビー、玉虫、茶々、比延、かをりの22名。

間違いその他不都合をご連絡下さい。
                                               

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選句鑑賞

選句、選歌ののちはひとこと添えるのが常でありましょう。
とはいへ、自句自解の前に、結構疲れます。

1 初打ちや除夜の鐘ほど打ちにけり(ラガーシャツ)  
新年は私は一にめでたく、二に厳か この句はまさににぎやかな寿ぎ。
初打ちは初鐘、初御堂でいいのかなあ。だけど、去年今年貫くこの句の強さが大好き。

8 凍蝶や触れれば破れさうなる黃(森野)
綺麗です、ホント綺麗。類想がありそうでないんですね。(どこまで類想の定義によりますが)
特選でいただいておきながら、壊れ、こぼれ、もいいかなあ。凍蝶と冬の蝶とは似ていて異なるものですね。

35 若水や珈琲からの厨事(玉虫)
若水、元日の朝一番に汲む水をさすようになった。
若水と相まって美味しい珈琲になりました。珈琲飲まない人にはわからない。珈琲は水なんです。
だけどそれだけでは採らないです。それは厨事なんですね、うんうん、玉虫さんでしたか。
最高点句、おめでとうございます。自分のことのように嬉しいです。

37 風の棲む丘に一輪冬薔薇 (森野)
シャガールの絵にみるような一種の幻視的な世界。
このような瑞々しい句を高齢の方(大変失礼)の読み手がいるこの会は素晴らしいです。

65 発電車読書の二人居てほっと (森野)
肝は二人居てほっとなんです。発電車で損してますね。
でも、始発でも終電でも、森閑とした車内に誰かいるのはほっとしますね。空ろな気分のときほど恐い。

67 富士の絵に始まる未来初暦 (きなこ)
読み終わって富士山の残像にもう一回未来をみる。いい詩ですねえ。
詩は未来への残像という要素もあるのですね。

81 柿の葉の香りし鮨や冬日向 (ふうりん)
冬日向、いいですやん、ここが季語ですね。千本桜の「すし屋」、谷崎の「吉野葛」を彷彿とさせる秀句ですよね。
桜とか紅葉でない、「日本新名勝俳句」の吉野に値します。

90 なんとなく収まりついて年暮るる (ヨシ)
境涯句は嫌いなんですが、この脱力系が沁みます。
ええ、暮れになると私も口ずさむ句をいただきました。

震災関連はあえて採りませんでした。ごめんなさい。

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年01月14日 21:18)

若水や珈琲からの厨事
鑑賞していただきました。
ありがとうございます。
台所仕事は365日
薬缶に水を汲む事から毎日ですが、我が家は珈琲。
匂いで起き出す相方。
若水の季語で特別な朝に。
そんな日常が当たり前に思っていましたが
当たり前などひっくり返る、危ういものだと実感しました。
ならばこの小さな日常を愛おしむ俳句を
と思いました。
かをりさんに選ばれて、嬉しさが何倍も!
見守って頂きたいです。

引用して返信編集・削除(未編集)

アイビーの俳句鑑賞 その1

アイビーの俳句鑑賞 その1

初釜や舌に崩るる和三盆 (束束子)
和三盆については作者自身の解説にあったので割愛する。この句の要諦は何といっても中七の「舌に崩るる」だ。舌に融けるとか、甘さが広がるとか、ありふれた表現なら誰でも思い浮かぶ。流石はベテランの技巧というほかない。

どこにでもいそうな人と初日の出 (えっちゃんあら) 
「どこにでもいそうな人」というのが、えっちゃんあらさんならではの思い切った表現。二人で示し合わせて一緒に行ったのか、たまたま隣り合わせて初日の出を拝んだのか分からないが、なぜかしら印象に残るフレーズだ。

寝続ける息子インフル倒し中 (コビトカバ)
正月早々、作者の息子さんがインフルエンザでダウンした。母親の息子を案ずる気持ちがよく出ている。おそらく季重なりを避ける配慮か、正月という言葉を使っていないが、その解釈の方が句として具体性が出る。季重なりを過剰に意識する必要はないと思うが。

富士の絵に始まる未来初暦 (きなこ)
風景画のカレンダーの1月は富士山が定番。富士山を表現するに、霊気とか秀麗とかの美辞麗句より「始まる未来」と言い切ったところが見事。ひとつ間違えば陳腐な句になりかねないところ、作者の発想が救った。

凍蝶や触れれば破れさうなる黃 (森野)
蝶々は一年中何らかの季語になりうる。春夏秋冬、いずれも趣を異にして使われるから、しっかり本意を掴む必要がある。掲句の場合、凍蝶という冬の季語だから、「触れれば破れさう」と本質をついており、作者の感性に敬意を表したい。

宇宙人いる説語る冬うらら (無点)
惜しくも無点となったが面白い題材を掴んだ句。季語の冬うららでも悪くはないが、そこで話が終わってしまう感じがある。ここは一番頭を捻るところか。宇宙人いると言う人外は雪 宇宙人ゐると言ふ人囲炉裏燃ゆ とか、いろいろ出来そう。

以下次号、不定期掲載

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アイビーさん鑑賞ありがとうございます^ ^
息子がインフルにかかったのが11月初旬でしたので、お正月と結び付けられませんでした。いつかかったのか入れられたら良かったなぁ
宇宙人の句は私です。
季語の選択!沢山季語の勉強せねばですね!!

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アイビーさん、束束束さん、観賞ありがとうございます。ネット俳句に投句してその後のこのタイミングがとても幸福です。いえいえ皆さんへの観賞等も勿論の事です。広告を読まずに畳む小正月。

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かをりさんヘ

かをりさん❢ ありがとう御座いました❢ とっても嬉しかったです❢  そうなんです❢ 大きくなり過ぎるくらい大きくなったのですが名古屋の句会にこの1月に92歳になられる方がいらっしゃいます❢ バス停まで徒歩10分、バスから地下鉄、名鉄に乗り換え句会場迄いらっしゃいます❢ その句会ではチョッピリ若手なんで〜す❢ で、今ではインターネット句会まで参加させて頂き楽しいひとときを過ごしております。因みに、凍蝶の句、こぼれが良いかな〜と思いました❢ 重ねてありがとう御座いました❢

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自句

和三盆(わさんぼん)は、主に香川県や徳島県で伝統的に生産されている砂糖(含蜜糖)の一種である。和三盆糖(わさんぼんとう)ともいう。和菓子などによく使用されることから、その産地として京都府などのイメージを持たれることも多いが、生産される和三盆糖のほぼすべてが香川県や徳島県で造られたものである。

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ドジャースの帽子の似合ふ焼きいも屋
皆さんからご祝意を頂戴し恐縮しています。有難うございます。少しあざとい気もしないではないのですが。
束束子さんとナチーサンさんは、ひょっとしたら何処かの句会で顔を合わせたことがありそうです。お互いの俳名を聴けば、ああ、あの人かと思い当たります。

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年01月14日 10:41)

>ナチーサンが特選にして下さいました。ありがとうございます。 
   どんな方なのかお会いしたいものです。

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自句自解の前に、まずはアイビーさん  本日の中日俳壇:トップ入選 おめでとうございます。
周りには幾らでも句材があるのですが、オオタニサーンを取り上げたとはびっくりです。 お見事!

103 初釜や舌に崩るる和三盆 
  今から57年前、22才の兵士だったころ、上官がお茶に誘ってくれました。 珈琲店にでも行くのかと思ったら、小牧城下の茶室での本式な茶会!  上官は「わしがやるのを見て、そのままやればいい 畳のヘリは踏むなよ」とのことで入ったら、同い年ぐらいの女性が和服を着て勢揃いの茶室。 心臓ばくばく 心が舞い上がる中で、上官が卓のお菓子を口に含んだのちお茶を啜る。次は拙者の番。 花柄のお菓子は落雁のように見えたので、躊躇することなく口に運んだところ、口中で崩れていった。 高級な砂糖のようだったが、それが和三盆とわかったのは半世紀も過ぎた頃のこと。 
  前に お茶に接待されたことがあったので、この「和三盆」を句材にして作ったのが掲句です。 ベテランのABCさん、アイビーさん 他の方々から点を頂き、感謝申し上げます。 今年も宜しくお願い申し上げます。

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中日俳壇

アイビーさんいいですねードジャースの焼き芋屋さん。

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選句締め切り

投句者全員の選句が揃いましたので、選句を締め切ります。結果発表は本日17時頃の予定です。暫時お待ちください。

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アイビーさんおめでとうございます。中日新聞です。ドジャースの帽子の似合ふ焼いも屋。。ヤッホー👋😃嬉しい朝をありがとうございます。

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結果発表

結果発表
1月句会互選結果を発表します。トップは玉虫さんの「若水」の8句で点でした。続いて束束子さんの「初釜」の句、ダイアナさんの「七日粥」の句、ナチ―サンさんの「年立つ」の句が7点で並びました。以下6点句が3句、5点句が5句と激戦でした。
8点句  35 若水や珈琲からの厨事 (玉虫)
7点句 103 初釜や舌に崩るる和三盆 (束束子)  
7点句 107 被災せし能登は雪らし七日粥 (ダイアナ)
7点句 109 年立つや地震の咎を誰に帰せむ (ナチ―サン)
個人別総合ではダイアナさんが19点でトップ、次いで束束子さんと玉虫さんが18点で同点でした。

1月句会度みんなのネット俳句会互選結果一覧  ◎は特選で2点、並選は1点で計算。 R.6.1.13
 1 初打ちや除夜の鐘ほど打ちにけり (ラガーシャツ)  2 かをり、アイビー、
 2 耳朶を打つ浦風痛し野水仙 (きなこ) 4 ナチ―サン、ちとせ、ダイアナ、ABCヒロ、
 3 マフラーに添へて妻への感謝状 (ふうりん) 5 ナチ―サン、尾花、ヨシ、茶々、ラガーシャツ、
 4 佐屋道や機械化進む蓮根掘 
 5 奮闘の着付け澄まして初句会 (ダイアナ) 3 ゆめ、コビトカバ、ラガーシャツ、
 6 宇宙人いる説語る冬うらら 
 7 初日の出孫土産酒獺祭かな 
 8 凍蝶や触れれば破れさうなる黃 (森野) 4 ナチ―サン、◎かをり、玉虫、にゃんこ、
 9 霜焼の指に会話は上の空 (ゆめ) 1 ABCヒロ、
10 初鏡前髪横へ分けもして (玉虫) 2 ヨシ、柳山寺、
11 試供品のおまけ付きなり年の市 
12 湯船にて感謝と夢の除夜の鐘 (和談) 2 ラガーシャツ、ふうりん、
13 しんとする一瞬年の明くる前 (にゃんこ) 4 ちとせ、尾花、◎ふうりん、
14 着膨れて薄着の孫と鬼ごっこ (弥生) 2 コビトカバ、茶々、
15 産土の社への石段淑気満つ (ちとせ) 1 てつを、
16 のろけ節またあの爺か笑初 (束束子) 3 コビトカバ、ラガーシャツ、和談、
17 折鶴を祈りつつ折る除夜の鐘 (尾花) 1 茶々、
18 鳥どちの集ひ冬川一景に (てつを) 2 ダイアナ、ふうりん、
19 どこにでもいそうな人と初日の出 (えっちゃんあら)  3 束束子、◎にゃんこ、
20 売り家の看板ありて松飾 (柳山寺) 2 てつを、アイビー、
21 子の言葉素直に聞きて除夜の鐘 (ヨシ) 2 ◎アイビー、
22 道後より草津より我が初湯かな (ナチ―サン) 1 和談、
23 初凪や太平洋にかすかな弧 (きなこ) 1 尾花、
24 なんなんだ祈りたくなる三が日 (ラガーシャツ) 2 ゆめ、茶々、
25 ストーブや猫の肉球もてあそぶ (ふうりん) 2 森野、玉虫、
26 純白のポルシェマカンに淑気かな 
27 砕氷船の話に偲ぶタロとジロ 
28 雪嶺に音なく水の湧く所 (束束子) 2 ヨシ、柳山寺、
29 メモ残る愛しき日々や古暦 (ダイアナ) 3 ナチ―サン、◎ちとせ、
30 去年今年日の出見るから日の出拝 
31 「中日新聞」の社名入りなり初暦 
32 大根干すラインダンスの揃ふごと (てつを) 5 ナチ―サン、ちとせ、束束子、◎ラガーシャツ、
33 寝続ける息子インフル倒し中 (コビトカバ) 1 ゆめ、
34 年始め悲しみ超えて復興を (茶々) 1 和談、
35 若水や珈琲からの厨事 (玉虫) 8 かをり、束束子、◎ヨシ、◎ABCヒロ、アイビー、柳山寺、
36 お守りの青き火を上ぐどんどかな (にゃんこ)  3 尾花、てつを、和談、
37 風の棲む丘に一輪冬薔薇 (森野) 5 ナチ―サン、かをり、弥生、玉虫、てつを、
38 皆帰り五日にほっと老所帯 (ちとせ) 1 和談、
39 場所変へてまたうとうとの三日かな (ヨシ) 1 柳山寺、
40 若者を真似てメールの年賀状 (ゆめ) 1 ラガーシャツ、
41 医院出て力一杯せき嚏 (柳山寺) 2 コビトカバ、ダイアナ、
42 恋人よ少し遅れて初日影 
43 初日出金波銀波の生まれつつ (きなこ) 1 ちとせ、
44 除夜の鐘我が煩悩を弄び (ナチ―サン) 1 森野、
45 松明やジャムたっぷりのモーニング (弥生) 3 きなこ、ヨシ、アイビー、
46 去年今年亡き人胸に皿洗ふ 
47 悴むやわが身に足らぬト―パミン (アイビー) 2 きなこ、ダイアナ、
48 婚の許し貰い行く子の二日かな (ダイアナ) 3 ◎束束子、玉虫、
49 初座敷「テレビ見てないで逃げなさい!」 (ABCヒロ) 1 きなこ、
50 生き死にはひとの行い二日かな 
51 日暮までテニス仲間と打ち納め 
52 運命持つ人それぞれの去年今年 (茶々) 2 ◎ゆめ、
53 大服や買い出し疲れ出て昼寝 
54 隣家にも他県ナンバー老の春 (にゃんこ) 2 ラガーシャツ、◎和談、
55 一切を如来にまかせ初諷経 (てつを) 2 ◎きなこ、
56 圍爐裏辺に獣の皮を敷く民家 
57 去年今年五五テレビ家に君臨す 
58 小正月エプロン掛けの夫と食す (えっちゃんあら)  1 茶々、
59 ゴミと化す若き日の夢師走空 
60 思春期の孫そっぽ向く初写真 (弥生) 3 束束子、コビトカバ、ABCヒロ、
61 初夢や夢に来る人皆若く (玉虫) 2 えっちゃんあら、にゃんこ、
62 駐車場ぐるぐる回る三日かな (柳山寺) 3 ゆめ、ヨシ、にゃんこ、
63 まだ上がる料理の腕や鰤大根 (ヨシ) 3 弥生、ラガーシャツ、柳山寺、
64 底冷えの離れに座敷わらしかな (アイビー) 1 にゃんこ、
65 発電車読書の二人居てほっと (森野) 2 かをり、弥生、
66 極寒に一人勝手に逝きし夫 (尾花) 3 ゆめ、森野、えっちゃんあら、
67 富士の絵に始まる未来初暦 (きなこ) 5 かをり、てつを、ダイアナ、ABCヒロ、ふうりん、
68 ジャンケンに負けて居残り事務始 (ゆめ) 1 弥生、
69 麦の芽や三河は史跡多き町 (尾花) 2 ちとせ、ABCヒロ、
70 悲しやな猫にやれない雑煮かな 
71 日記買う二年連用今年又 
72 お手ごろな幕の内弁小正月  
73 年の暮ややふくよかに帰り来る 
74 武者よりも奴の勢ふ凧の空 (束束子) 6 きなこ、ちとせ、森野、玉虫、てつを、柳山寺、
75 揺れ動き松明くることなかりけり 
76 初糶や大間鮪は億を越へ (ダイアナ) 3 尾花、束束子、ふうりん、
77 寄せ植えにひと日費(つひ)やし冬至の日 
78 久女の忌人の怨みは根深くて (ABCヒロ) 3 森野、◎てつを、
79 正月やばばぬきに婆引っ張られ (玉虫) 1 コビトカバ、
80 コロナ明け龍から手水初詣 (ちとせ) 3 束束子、和談、ダイアナ、
81 柿の葉の香りし鮨や冬日向 (ふうりん) 2 ナチ―サン、かをり、
82 靴下が立つて履けたと初夢に (和談) 1 玉虫、
83 羽子の音数へし声の揃ひ来し (森野) 2 えっちゃんあら、にゃんこ、
84 穏やかに人日暮るると思ひしに (柳山寺) 2 ◎えっちゃんあら、
85 自転車のマナー教える冬日かな 
86 七草も大根葉のみ能登罹災 
87 七福神巡る混雑抜けカフェへ 
88 水脈の絶え間ぬ調べ山眠る (弥生) 1 きなこ、
89 元日の一文字赤きカレンダー (ナチ―サン) 1 ふうりん、
90 なんとなく収まりついて年暮るる (ヨシ) 6 かをり、コビトカバ、弥生、ABCヒロ、◎柳山寺、
91 広告の読まず畳みて小正月 
92 周回を遅れてトップ息白し 
93 衣擦れのいとし少女の初点前 (森野) 3 尾花、茶々、にゃんこ、
94 間違える人間だもの老いの春 
95 二日の夜いきなりのニュースがこれか (ABCヒロ) 2 ◎コビトカバ、
96 初夢を見ずに今年も目覚めける (ゆめ) 1 えっちゃんあら、
97 庭木刈り子に褒めらるる年の暮 (ヨシ) 2 森野、茶々、
98 雅楽聞き老いを寿ぐ初詣 
99 元日にアラートわめき地震来たり (ちとせ) 1 アイビー、
100 暖かき日の門松の柔和なる (にゃんこ) 1 玉虫、
101 初空や雲の刷けゆくことも祝(ほぎ)  (てつを) 2 尾花、森野、
102 百枚のカルテ見直し納めかな (ふうりん) 1 アイビー、
103 初釜や舌に崩るる和三盆 (束束子) 7 ◎ナチ―サン、ちとせ、ヨシ、ダイアナ、ABCヒロ、アイビー、
104 能登の地の雨の予報や寒の入 (玉虫) 5 ◎尾花、えっちゃんあら、にゃんこ、柳山寺、
105 総出九人宝探しのお元日 (尾花) 1 ゆめ、
106 冬暖か赤子と遊び充電す (コビトカバ) 1 弥生、
107 被災せし能登は雪らし七日粥 (ダイアナ) 7 束束子、◎玉虫、◎茶々、和談、ふうりん、
108 地酒提げ友集まりぬ女正月 (弥生) 1 ふうりん、
109 年立つや地震の咎を誰に帰せむ (ナチ―サン) 7きなこ、ゆめ、◎森野、えっちゃんあら、◎ダイアナ、
110 枯菊に残りし色を愛おしむ (柳山寺) 6 きなこ、ヨシ、えっちゃんあら、◎弥生、てつを、

投句者は、束束子、えっちゃんあら、コビトカバ、きなこ、森野、ラガーシャツ、ABCヒロ、ゆめ、にゃんこ、尾花、弥生、ダイアナ、てつを、和談、ヨシ、ふうりん、ちとせ、アイビー、ナチ―サン、玉虫、茶々、柳山寺の22名。ほかに選句参加・かをり。
間違いその他不都合な点をご連絡ください。

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選句もうちょっと

14句から8句選びます。10時ごろ済ませます

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御礼

1月句会は現在、選句の最中ですが、正月早々能登では地震による災禍という不幸な出来事がありました。そんな中、22名の投句をいただきました。厚く御礼申し上げます。今回は投句されなかったかをりさんも選句されています。ヨヨさんも事情が許せば選句に参加して下さい。

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弥生さんへ

選句を頂きましたが、どう勘定しても7句しかありません。あと1句選句して下さい。

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合計4335件 (投稿2130, 返信2205)

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