11月句会を始めます。下記開催要領に従い奮って投句願います。
現在までの投句者は、えっちゃんあら、ヨヨ、ABCヒロ、コビトカバ、の皆さんの4名です。
11月度みんなのネット俳句会・開催要領
1・投句期間 11月5日(水)~11月10日(月)
2・投句 当季雑詠 5句まで
3・清記発表 11月11日(火)
4・選句 8句選句 11月11日(火)~11月13日(木)
5・成績発表 11月14日(金)
6・その他 投句代行可、投句後の訂正、差し替えも可
投句内容は幹事が確認次第、非表示にします。
句会開催中であっても一般の書き込みは制限はしません。
投句後の訂正依頼のやりかた
(誤) 古池や海豚飛び込む水の音 バショウ
(正) 古池や蛙飛び込む水の音 バショウ
アイビーの俳句鑑賞 その1
例によってアイビーの俳句鑑賞3原則に則った駄文。お気に障ったら平にご容赦を。
春愁や抽斗奥の母子手帳 (束束子)
春愁という季語は面白い季語で、よく秋の秋思と対比される。秋思が物思いに耽ける深刻なニュアンスなのに対し、春愁の方は物憂い気分というか、あまり深刻な問題は出て来ない。昔の母子手帳が出てきた。子どもが幼かった時分の色んな思い出が交錯し、しばし感懐に耽る作者。春愁の使い方のお手本のような一句。
満開の桜がこわい人は死ぬ (ABCヒロ)
物凄いことをあっさり言ってのけた。これ程自信満々に断言されると説得力がある。俳句は「○○だから××する」という因果関係を持ちこむのはご法度だが、この句のように滅茶苦茶な論理で因果関係を強引につくるのはありだ。常識的な因果関係はダメだが、奇想天外な因果関係なら俳句になる。
連翹の黄のみを残し庭暮るる(鶯餅)
庭や生垣に連翹が、今を盛りと咲き誇っている。強烈な黄色が印象的で、その場を離れても黄色の残像がいつまでも残るほどだ。そんな心象風景を俳句表現で言い尽くした作者の技量は特筆される。ただひとつ、「暮れのこる」という言葉を使ってみる手もあったように思うが、どうだろう。
彼岸寺ぽつりぽつりと無花の墓 (あい)
普段は不信心な人でもお彼岸や盆の前はお墓に参り、花を供えるものだ。しかし最近は係累の絶えたお墓や諸々の事情で墓仕舞いする人も多いと聞く。作者もお彼岸でお墓参りに寺に行ったところ、そんな荒れ果てたお墓を目にしたものか。どういう事情があるのか、いろんな思いが馳せるが、それもこれも詮無いことだ。先祖を想い、連綿と繋がる血を意識するお彼岸。かと思えば荒れ放題の墓、つくづく現世は無常だ。
散際のさくら大きく息を吐く (にゃんこ)
さくらが息を吐く訳はないから、とりもなおさず大きく息を吐いたのは作者自身である。待ちに待った桜の開花、三分五分満開ときてあとは散るばかりだ。十分に今年の桜を堪能した充足感と一種の虚脱感を巧みに表現した。にゃんこさんは川柳の経験があるとのことだが、川柳での知識、抽斗の多さが物を言ったように思う。
花筏ゆらりと揺れて亀覗く (無点)
満開の桜もやがて散り、夥しい数の花弁が川に流れる。これを「花筏」と言い、俳句の題材によく使われる。もののあわれを感ずる日本人独特の感性だろう。花筏と亀、あるいは鯉などの生き物を出すと、そこに得も言われぬ俳味が生まれる。それは分かるが、ややツッコミが足らないように思う。一体に、ツッコミが不十分だと物足らず、逆にやりすぎると嫌みが残る点が難しい。
以下次号、不定期掲載
鑑賞していただき、ありがとうございます。
毎年桜の季節になると、スマホで写真を撮ることがぐんと増えます。
googleフォトが去年の今日撮った写真をみせてくれるので、去年の今ごろの桜の様子などと比べてみたり、楽しんでいます。
<母子手帳> ありがとうございました。
どの子も巣立ってしまいましたが、その成長過程を記した母子手帳。
出来事が1行か2行でしか綴られていないものの、どれもが深い母子の絆を伝えております。
そして行間には語り尽くせぬ出来事もあり、母の 子への愛情の深さが秘められている。
会社勤めで、明けても暮れても会社のことで、子育ては妻まかせにしていたことを今に
なって思い知らされます。 母というものの偉大さ 美しさが込められています。
尾花さんには特選を頂きました。 皆さん ありがとうございます。
28 彼岸寺ぽつりぽつりと無花の墓 無季だった。彼岸寺がネットの墓だったとは知らなんだ。
彼岸の墓地の風景だと思って無花は苦しいけど孫のない身にはじ~んと来るものがあったので。
情景としては あの家の墓も供花なき彼岸かな
花無きとすると桜とややこしいので供花をくかと読んで字数合わせ
墓地も荒れる一方です。妄言多謝。
私も気づきませんでした。確かに無季ですね。彼岸とありましたのでつい。でも句としての価値は変わらないと。無花ね。荒れる墓地の表現としてですね。いっそ、お彼岸や墓地に寂しき供花の数 なんてね。
大変失礼しました。彼岸会を開催しているお寺のことでしたか、これはいけないと無花を一生懸命探しましたがこちらはネットでは発見できませんでした。供花(きょうか、くげ)も一般的には葬式などに送る花のようですね。彼岸にも樒、花など手向けられてない墓をどういえばいいのかなあ。
アイビーさん取りまとめありがとうございました☆
この度ネット句会に参加させて頂いてから初めて、朧月の句に7点も頂き大変嬉しいです。
ありがとうございます。
結果を計算した所自分で言うのもおこがましいですが、合計18点あるようです。
選んで頂いた皆様ありがとうございました!とても嬉しいです!!
こちらこそいつもありがとうございます!
これからも感性を磨いていきたいです^_^
大変失礼をしました。ご指摘の通り18点ありました。私の見落としです。早速、訂正しましたのでご容赦願います。
将棋名人戦7番勝負第1局は藤井聡太名人が豊島将之九段の挑戦を退け勝利した。前半は一進一退互角の勝負だったが中盤豊島九段がやや優勢に。しかし終盤縺れにもつれAIの勝負の針も揺れ続けた。お互い持ち時間が5分ほどになった時大きく藤井名人に針が揺れ戻ることはなかった。1分勝負になるかと思われたがその寸前深夜9時25分141手で後手番豊島九段が投了勝負が付いた。稀にみる名勝負。次回が楽しみだ。次は4月23~24日に行われる。
そうですか。キーは香打ちでしたか。あれから形勢が変わりましたからね。終盤の攻防興奮しましたね。
342万人、視聴者数です。人気あるんですね。
怖いですねー!
122手目豊島九段の香打ちの一手でまたまた
藤井君の逆転勝ちアベマで見ていましたが
興奮しましたねー
4月句会の互選結果を発表します。
トップはてつをさんの「卒業」の句と森野さんの「春の土」の句で9点で並びました。次いで弥生さんの「桜」の句が8点でした。以下、ナチ―サンさんの「花びら」、コビトカバさんの「朧月」、てつをさんの「花冷え」が7点で並びました。
9点句 7 六年を一枚に詰め卒業す (てつを)
9点句 106 生ゆるもの絶ゆるものあり春の土 (森野)
8点句 71 回り道ただこの桜愛でたくて (弥生)
7点句 3 花びらを追ふ花びらの速さかな (ナチ―サン)
7点句 14 門限を大目にみている朧月 (コビトカバ)
7点句 87 花冷えやまたも閉じたる町の書肆 (てつを)
個人別総合ではてつをさんが19点でトップ、次いでコビトカバさんが18点、森野さんと鶯餅さんが17点、弥生さんが16点と続きました。
4月度みんなのネット俳句会互選結果一覧 特選2点、並選1点で計算 ℛ6・4・13
1 うららかや後部座席は大欠伸 (にゃんこ) 2 あい、玉虫、
2 花筏ゆらりと揺れて亀覗く
3 花びらを追ふ花びらの速さかな (ナチ―サン) 7 コビトカバ、森野、ダイアナ、かをり、◎にゃんこ、アイビー、
4 新人に最初の試練杉花粉 (ふうりん) 1 鶯餅、
5 ベンチには桜の花と空き缶と (玉虫) 1 駄右エ門、
6 竜勝つや桜よろこび咲き誇る
7 六年を一枚に詰め卒業す (てつを) 9 鶯餅、◎森野、ラガーシャツ、ダイアナ、かをり、玉虫、ヨシ、弥生
8 紋黄蝶挵り流れて小川越す (束束子) 1 えっちゃんあら、
9 春雷や急ブレーキは神の加護 (ダイアナ) 1 コビトカバ、
10 鼻ピアス口ピアスして入学す(ABCヒロ) 1 弥生、
11 芽生え来よ土筆たんぽぽ津波跡 (尾花) 4 鶯餅、あい、茶々、ふうりん、
12 前撮りのカップル笑むや花ミモザ
13 入学の子のりりしさにふと涙(鶯餅) 3 ラガーシャツ、茶々、ちとせ、
14 門限を大目にみている朧月 (コビトカバ) 7 あい、てつを、ちとせ、ヨシ、◎アイビー、駄右エ門、
15 陽だまりの円空仏や麗けし (弥生) 5 ナチ―サン、鶯餅、尾花、ちとせ、ヨシ、
16 母の目は蝶追ふ子らの先にあり (森野) 5 ◎コビトカバ、ちとせ、ヨシ、駄右エ門、
17 花桃も五輪の開花非情雨 (ヨヨ) 1 和談、
18 救急車に首捻る犬メーデー旗
19 花の雨汝一献吾一盃 (和談) 3 茶々、ヨヨ、アイビー、
20 捨鐘に夕日纏ひて花の散る (駄右エ門) 1 ナチ―サン、
21 三井寺の鐘が鳴るなり桜散る (茶々) 1 アイビー、
22 志す道はそれぞれ雪解川 (ヨシ) 5 鶯餅、尾花、森野、束束子、かをり、
23 白も紅も池面に崩る花の影 (ナチ―サン) 2 ちとせ、ヨヨ、
24 一年分大きくなりし桜咲く
25 お替りの手がおづおづと豆の飯
26 ステッキの指す中空や初つばめ (玉虫) 4 あい、にゃんこ、ヨシ、駄右エ門、
27 落第と聞けば昔を思い出す
28 彼岸寺ぽつりぽつりと無花の墓 (あい) 5 ナチ―サン、てつを、和談、◎駄右エ門、
29 桃の木の満を持したる莟(かん)の色
30 真実はわからぬが良し四月馬鹿(ABCヒロ) 4 コビトカバ、森野、ラガーシャツ、ふうりん、
31 花楓耳飾りめき赤く揺れ
32 大師像蝶の通えぬ海に立つ (尾花) 3 ◎ナチ―サン、ABCヒロ、
33 器量好しからもらわれてゆく仔猫(鶯餅) 5 束束子、茶々、にゃんこ、◎ABCヒロ、
34 爺婆はすぐ騙さるる四月馬鹿
35 新しきママ友二人春日傘
36 夜桜のひとひら気付く恋心 (コビトカバ) 2 ラガーシャツ、和談、
37 廃船の妻の名かすみ春入り日 (森野) 。 1 ダイアナ、
38 フリージア笑みて選者の句評かな (ダイアナ) 1 尾花、
39 碧眼の信号まつや葵祭
40 1号がやっと出ましたぞ桜咲く(茶々) 1 和談、
41 花の朝見守る我にはにかむ児 (ヨヨ) 1 茶々、
42 窓の先山笑ひおり深呼吸
43 小さき手も花びら一つ受けにけり (駄右エ門) 1 森野、
44 通学の子に首伸ばす春大根 (ヨシ) 4 コビトカバ、にゃんこ、玉虫、◎弥生、
45 バウムクーヘンに年輪山笑ふ
46 万愚節ディナーは新嘉坡風 (ふうりん) 1 ヨシ、
47 仰ぎ見る枝垂れ桜の空に溶け (ナチ―サン) 2 森野、ヨヨ、
48 花の京唐人らしきSの音 (にゃんこ) 1 かをり、
49 函館や我も旅人啄木忌 (玉虫) 1 ABCヒロ、
50 フリージア強き香りや花舗の前
51 合格と絵文字いっぱい春爛漫 (コビトカバ) 3 ふうりん、玉虫、弥生、
52 指に手を握らせ散歩温かし (束束子) 2 にゃんこ、弥生、
53 ひこばえや十二センチの靴の跡 (弥生) 3 ナチ―サン、ラガーシャツ、ダイアナ、
54 夜桜や恐ろしい程白いのね (ラガーシャツ) 1 あい、
55 連翹の黄のみを残し庭暮るる(鶯餅) 6 尾花、束束子、ダイアナ、にゃんこ、ABCヒロ、えっちゃんあら、
56 三分五分八分花満 ち果つるまで (ダイアナ) 2 ラガーシャツ、駄右エ門、
57 畦塗に代の替りを見たりけり (森野) 1 かをり、
58 満開の桜がこわい人は死ぬ (ABCヒロ) 1 アイビー、
59 この部屋に夫の歳月亀鳴けり (尾花) 5 ナチ―サン、コビトカバ、◎ダイアナ、玉虫、
60 空となるペットボトルや麦の秋
61 甲羅干しの陣取り落ちて亀の鳴く (ちとせ) 3 あい、束束子、かをり、
62 春愁や抽斗奥の母子手帳 (束束子) 6 ◎尾花、てつを、ダイアナ、弥生、アイビー、
63 うたた寝も木々にも芳や春の雨 (ヨヨ) 1 和談、
64 閉店の張り紙はがれ菜種梅雨 (てつを) 2 束束子、ABCヒロ、
65 手に受けし花びら散華地蔵尊
66 蛇穴を出て宿敵の猫パンチ (アイビー) 2 ◎えっちゃんあら、
67 走り根に傷ある老樹花万朶
68 菜の花や伊勢中川で乗り継ぎて (玉虫) 1 ちとせ、
69 一箸の味噌で菜飯や爺笑う (ラガーシャツ) 1 茶々、
70 誕生日娘の手に香る二輪草
71 回り道ただこの桜愛でたくて (弥生) 8 あい、◎ラガーシャツ、てつを、◎ふうりん、ちとせ、玉虫、
72 木漏れ日をくぐり奥院蜷の水 (森野) 1 鶯餅、
73 春日向象の遊具の温もれり (にゃんこ) 6 ◎かをり、◎玉虫、◎ヨシ、
74 花筵あの娘が来てて進む酒 (コビトカバ) 2 茶々、えっちゃんあら、
75 にょっきりと幹より出でし桜かな (ナチ―サン) 1 尾花、
76 整列の頷く生徒チューリップ (えっちゃんあら) 2 コビトカバ、ABCヒロ、
77 花冷えや一枚羽織り小買物
78 この道を迷はず行かむ初燕 (ふうりん) 2 コビトカバ、森野、
79 紅色の波立つ公園桜海 (和談) 1 ヨヨ、
80 朧夜をひそと灯して裏通り(鶯餅) 2 ABCヒロ、えっちゃんあら、
81 足のツボいく度も押して花疲れ(ABCヒロ) 1 束束子、
82 目覚めると窓の向こうは山笑う
83 公園のせせらぎ確と春の音 (ちとせ) 1 和談、
84 花満開家を出る子に手渡しで (尾花) 1 玉虫、
85 今少し赤味あればと見る桜
86 スシローの寿司廻りくる花の雨
87 花冷えやまたも閉じたる町の書肆 (てつを) 7 ナチ―サン、◎あい、尾花、ヨヨ、ABCヒロ、駄右エ門、
88 堀深く蒲公英群るる名古屋城
89 山櫻床の間に生け光る君
90 散際のさくら大きく息を吐く (にゃんこ) 4 ◎鶯餅、アイビー、えっちゃんあら、
91 春愁やマスクをつけしコーラス部 (アイビー) 3 ◎束束子、てつを、
92 コンサート終えて乾杯風光る (ダイアナ) 1 にゃんこ、
93 二人して百と六十花吹雪 (玉虫) 4 ラガーシャツ、◎茶々、ふうりん、
94 花守の磨きし幹やさくら色 (あい) 1 ヨヨ、
95 異国人交じりて注ぐ甘茶かな
96 芝萌ゆるシャツを揃へて応援歌 (ラガーシャツ) 2 てつを、ヨシ、
97 忘れたきこと忘れよし野水仙
98 また一つ藥袋増ゆる春嵐 (束束子) 2 ナチ―サン、駄右エ門、
99 花弁の影追ふ風の速さかな (ナチ―サン) 1 ヨヨ、
100 この花の名のもと散りし若人よ (てつを) 1 ダイアナ、
101 田楽は妻の十八番や味噌香る (ふうりん) 4 ラガーシャツ、◎ちとせ、アイビー、
102 零れ落つ数多の欠片花の雨
103 ジェルネイル施す指に春の恋 (コビトカバ) 4 尾花、ふうりん、弥生、えっちゃんあら、
104 夏近しゴキブリ団子つくりませう
105 中三女子趣味は刀剣山笑ふ
106 生ゆるもの絶ゆるものあり春の土 (森野) 9 ◎てつを、かをり、ふうりん、◎和談、◎ヨヨ、えっちゃんあら、
107 ビオロンのタイスの瞑想春の午後 (ちとせ) 1 にゃんこ、
108 伐採のテープ巻く木に春の風 (駄右エ門) 2 鶯餅、ヨシ、
109 薦取れし米粒探す恋雀
110 春場所や星座模様の黒ベレー
111 青空の一隅を占め花辛夷(鶯餅) 1 森野、
112 待合に先客のあり花一片(ABCヒロ) 1 弥生、
113 散歩道土の匂いや筆の花 (和談) 1 てつを、
114 来年の再会約す花の山 (ヨシ) 2 束束子、和談、
115 山櫻残雪を背に輝けり (茶々) 1 ふうりん、
投句者は、束束子・ABCヒロ・鶯餅・あい・にゃんこ・森野・コビトカバ・えっちゃんあら・ラガーシャツ・ヨヨ・玉虫・駄右エ門・アイビー・ダイアナ・和談・弥生・てつを・尾花・ちとせ・ヨシ・ふうりん・ナチ―サン・茶々の23人選句。ほかに選句のみ参加・かをり。
間違い等、不都合な点をご連絡下さい。
清記の一覧表のうち、3句に間違いがありました。お詫びして訂正します。
皆さんの投句は、誤記のないようにそのままコピペしていましたが、どういう訳か「び」の字が全部抜けていました。
原因は不明です。
そこで皆さんには申し訳ないのですが、ご自分の投句に間違いが無いかどうか、いま一度確認をお願いします。
4月度みんなのネット俳句会は、9日現在22名の投句を得ています。投句締切りは本日10日限りです。まだの方は急いで下さい。
65も花びらですね。
97 一応ご確認ください。原文通りと思いますが。
43も花びらのようです。
3は花びらです。
清記&選句
4月句会の清記一覧を発表します。投句された方は速やかに選句に入って下さい。
投句者は、▼束束子・▼ABCヒロ・▼鶯餅・▼あい・▼にゃんこ・▼森野・▼コビトカバ・▼えっちゃんあら・▼ラガーシャツ・▼ヨヨ・▼玉虫・▼駄右エ門・▼アイビー・▼ダイアナ・▼和談・▼弥生・▼てつを・▼尾花・▼ちとせ・▼ヨシ・▼ふうりん・▼ナチ―サン・▼茶々の23人選句。ほかに選句のみ参加・▼かをり。(▼は選句済み)
選句要領
1 選句期間 4月11日(木)~4月13日(土)
2 選句数 8句 うち1句を特選とする。特選は無しでも構わない。特選2点、並選1点で計算します。
3 選句方法 句番号を書き出すだけでもよい。
4 結果発表 4月14日(日)
5 投句に参加しない方も選句することも出来ます。進捗状況によってスケジュールが早まることもあります清記&選句
4月度みんなのネット俳句会清記一覧
1 うららかや後部座席は大欠伸
2 花筏ゆらりと揺れて亀覗く
3 花びらを追ふ花びらの速さかな
4 新人に最初の試練杉花粉
5 ベンチには桜の花と空き缶と
6 竜勝つや桜よろこび咲き誇る
7 六年を一枚に詰め卒業す
8 紋黄蝶挵り流れて小川越す
9 春雷や急ブレーキは神の加護
10 鼻ピアス口ピアスして入学す
11 芽生え来よ土筆たんぽぽ津波跡
12 前撮りのカップル笑むや花ミモザ
13 入学の子のりりしさにふと涙
14 門限を大目にみている朧月
15 陽だまりの円空仏や麗けし
16 母の目は蝶追ふ子らの先にあり
17 花桃も五輪の開花非情雨
18 救急車に首捻る犬メーデー旗
19 花の雨汝一献吾一盃
20 捨鐘に夕日纏ひて花の散る
21 三井寺の鐘が鳴るなり桜散る
22 志す道はそれぞれ雪解川
23 白も紅も池面に崩る花の影
24 一年分大きくなりし桜咲く
25 お替りの手がおづおづと豆の飯
26 ステッキの指す中空や初つばめ
27 落第と聞けば昔を思い出す
28 彼岸寺ぽつりぽつりと無花の墓
29 桃の木の満を持したる莟(かん)の色
30 真実はわからぬが良し四月馬鹿
31 花楓耳飾りめき赤く揺れ
32 大師像蝶の通えぬ海に立つ
33 器量好しからもらわれてゆく仔猫
34 爺婆はすぐ騙さるる四月馬鹿
35 新しきママ友二人春日傘
36 夜桜のひとひら気付く恋心
37 廃船の妻の名かすみ春入り日 。
38 フリージア笑みて選者の句評かな
39 碧眼の信号まつや葵祭
40 1号がやっと出ましたぞ桜咲く
41 花の朝見守る我にはにかむ児
42 窓の先山笑ひおり深呼吸
43 小さき手も花びら一つ受けにけり
44 通学の子に首伸ばす春大根
45 バウムクーヘンに年輪山笑ふ
46 万愚節ディナーは新嘉坡風
47 仰ぎ見る枝垂れ桜の空に溶け
48 花の京唐人らしきSの音
49 函館や我も旅人啄木忌
50 フリージア強き香りや花舗の前
51 合格と絵文字いっぱい春爛漫
52 指に手を握らせ散歩温かし
53 ひこばえや十二センチの靴の跡
54 夜桜や恐ろしい程白いのね
55 連翹の黄のみを残し庭暮るる
56 三分五分八分花満ち果つるまで
57 畦塗に代の替りを見たりけり
58 満開の桜がこわい人は死ぬ
59 この部屋に夫の歳月亀鳴けり
60 空となるペットボトルや麦の秋
61 甲羅干しの陣取り落ちて亀の鳴く
62 春愁や抽斗奥の母子手帳
63 うたた寝も木々にも芳や春の雨
64 閉店の張り紙はがれ菜種梅雨
65 手に受けし花びら散華地蔵尊
66 蛇穴を出て宿敵の猫パンチ
67 走り根に傷ある老樹花万朶
68 菜の花や伊勢中川で乗り継ぎて
69 一箸の味噌で菜飯や爺笑う
70 誕生日娘の手に香る二輪草
71 回り道ただこの桜愛でたくて
72 木漏れ日をくぐり奥院蜷の水
73 春日向象の遊具の温もれり
74 花筵あの娘が来てて進む酒
75 にょっきりと幹より出でし桜かな
76 整列の頷く生徒チューリップ
77 花冷えや一枚羽織り小買物
78 この道を迷はず行かむ初燕
79 紅色の波立つ公園桜海
80 朧夜をひそと灯して裏通り
81 足のツボいく度も押して花疲れ
82 目覚めると窓の向こうは山笑う
83 公園のせせらぎ確と春の音
84 花満開家を出る子に手渡しで
85 今少し赤味あればと見る桜
86 スシローの寿司廻りくる花の雨
87 花冷えやまたも閉じたる町の書肆(し)
88 堀深く蒲公英群るる名古屋城
89 山櫻床の間に生け光る君
90 散際のさくら大きく息を吐く
91 春愁やマスクをつけしコーラス部
92 コンサート終えて乾杯風光る
93 二人して百と六十花吹雪
94 花守の磨きし幹やさくら色
95 異国人交じりて注ぐ甘茶かな
96 芝萌ゆるシャツを揃へて応援歌
97 忘れたきこと忘れ野水仙
98 また一つ藥袋増ゆる春嵐
99 花弁の影追ふ風の速さかな
100 この花の名のもと散りし若人よ
101 田楽は妻の十八番(おはこ)や味噌香る
102 零れ落つ数多の欠片花の雨
103 ジェルネイル施す指に春の恋
104 夏近しゴキブリ団子つくりませう
105 中三女子趣味は刀剣山笑ふ
106 生ゆるもの絶ゆるものあり春の土 。
107 ビオロンのタイスの瞑想春の午後
108 伐採のテープ巻く木に春の風
109 薦取れし米粒探す恋雀
110 春場所や星座模様の黒ベレー
111 青空の一隅を占め花辛夷
112 待合に先客のあり花一片
113 散歩道土の匂いや筆の花
114 来年の再会約す花の山
115 山櫻残雪を背に輝けり
間違い等、不都合な点をご連絡ください。
将棋叡王戦5番勝負第1局は藤井叡王が107手で先勝した。第2戦は4月20日に行われる。
なお、名人戦7番勝負第1局は4月10日藤井聡太名人が豊島将之九段の挑戦を受ける。
一番の関心時は藤井八冠をいつ誰が崩すかに尽きます。羽生七冠は1996年2月に25歳で七冠達成、同年7月に棋聖を失冠そのまま七冠に戻ることなく失冠を重ね2004年33歳で名人位を失い王座のみになっています。藤井八冠を破るには30年は要するとの観測もあるようです。AIに長けた若者への期待です。例の王座戦第3局の大逆転劇を演じ藤井を苦しめた永瀬拓矢元王座はB級に陥落、入れ替わるようにA級に昇格した26歳の増田保宏八段を藤井は注目しているようです。とりあえずは10日から始まる名人戦の地元豊島九段に期待したいものです。
勝負師の、ひとつの典型として思い出されるのは将棋の升田幸三名人です。風貌からして傲岸不遜、傍若無人の言動、独特のオーラで充満してました。その対極にあるのが藤井八冠。謙虚な物腰で相手を思いやる受け答え、これでは対戦相手も打倒藤井のファイトが湧きませんね。考えれば、渡辺九段、豊島九段などは、藤井八冠さえいなければ、押しも押されもしない将棋界の第一人者だったはずなんです。巡り合わせの玄妙なところですね。
なんだか藤井八冠と闘うとせっかくリードしてたのに
皆んな間違えちゃうだよね。
それも藤井さんの強さなのかな名人戦も頑張って下さい。