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結果発表

6月句会の互選結果を発表します。
6月のトップは10点を得たふうりんさんの「夏場所」の句でした。続いて8点句の弥生さんの「涼し」の句でした。
以下、6点句がダイアナさん、水尾さん、にゃんこさんの句が同点でした。
10点句 16 夏場所や母のベッドの背を起こし (ふうりん) 
8点句 18 辻ひとつ入りて涼しき京の路地 (弥生)
7点句 56 畦道は暮らしの道よ行々子 (森野)
6点句 17 万緑や嬰赤くなり伸びをする (ダイアナ)
6点句 69 推敲の末は昼寝の大鼾 (水尾)
6点句 82 いきさつを聞かむ古茶の葉開きけり (にゃんこ) 
個人別総合では、ふうりんさんと弥生さんが、ともに14点で並びました。

6月度みんなのネット俳句会互選結果一覧   ◎は特選、特選2点並選1点で計算。       令和7・6
1 ナイターの我がナガシマや永久 (玉虫)  3 ちとせ、◎えっちゃ、
2 群生を茅花流しや銀色に (和談)  2 ◎ヨヨ、
3 家飲みに麦酒生き生き冷えてゐる (コビトカバ)  1 弥生、
4 おはようと挨拶しそうアマリリス (ちとせ)  2 森野、てつを、
5 五月雨にあやめの紫紺煌めいて (茶々)  4 えっちゃ、ヨヨ、ふうり、みにょ、
6 梅雨寒や九人目となる理髪店 
7 本が好き白詰草の野に飽きず (尾花)  2 えっちゃ、森野、
8 うつ病のうつ捨てるため山登る (ABCヒロ)  4 えっちゃ、ナチー、◎弥生、
9 若葉風けふもご機嫌古農機 (てつを)  5 ダイア、ちとせ、弥生、アイビ、水尾、
10 解体をぢつと待つ家夕薄暑 (ヨシ)  3 にゃん、弥生、水尾、
11 著莪咲きし一乗谷に置く思ひ (森野)  2 尾花、水尾、
12 茄子植うる妻の白髪の目に余り (ナチーサン)  1 和談、
13 半夏生最後尾っに来て米を待つ 
14 草引くや屈む背中に青時雨 (ヨヨ) 2 ちとせ、和談、
15 白百合に埋め包まれし母眠る (ラガーシャツ)  1 みにょ、
16 夏場所や母のベッドの背を起こし (ふうりん)  10 茶々、◎ラガー、◎玉虫、圓人、森野、弥生、ABC、ヨシ、水尾、
17 万緑や嬰赤くなり伸びをする (ダイアナ)  6 かをり、玉虫、ふうり、ABC、◎アイビ、
18 辻ひとつ入りて涼しき京の路地 (弥生)  8 尾花、ダイア、にゃん、ちとせ、かをり、森野、コビト、ABC、
19 河骨の咲いて荒蕪の湿地かな (アイビー)  1 ちとせ、
20 夾竹桃白し聖職者の庭よ 
21 病む父や遠くでニュース梅雨入りと  
22 万緑や文武に長ず松代藩 (和談)  1 かをり、
23 梅雨寒やここも更地か古本屋 (水尾) 5 ◎森野、てつを、みにょ、アイビ、
24 何回も振り向く別れ夏の空 (コビトカバ)  4 ◎にゃん、えっちゃ、ラガー、
25 新品種ひたち乙女は薔薇美人 (茶々)  1 ふうり、
26 亀の子の脱走癖の面白し (玉虫)  1 ヨヨ、
27 不機嫌な空地上には梅雨茸  
28 ザーザーと洗車する夫半ズボン  
29 若竹や母国知らずにパンダの子 (てつを)  1 ナチー、
30 夫偲ぶ友に鬼灯花数多 (森野)  1 圓人、
31 風過ぎて薔薇の香りやバスを待つ (尾花)  2 ◎水尾、
32 今もなほ動かぬ時計梅雨晴れ間 (えっちゃんあら)   1 ラガー、
33 庭中をわがもの顔に著莪咲けり (ヨシ)  2 ヨヨ、みにょ、
34 あれ食べてみたいと言ふの四葩かな 
35 次の世は蝶に生れこよ火取り虫 (ナチーサン)  2 尾花、えっちゃ、
36 蔓草や絡みて高く五月雨  
37 ひと月の健診終へて早苗道  
38 母の日に贈る絵入りの感謝状 (ふうりん)  1 かをり、
39 烏飛ぶ宝珠のごとく枇杷咥え (アイビー)  2 茶々、てつを、
40 空梅雨や己が道行く三男坊 (圓人)  2 尾花、ナチー、
41 薔薇園の少女も婆もプリンセス (弥生)  2 ナチー、みにょ、
42 一晩に一寸を伸ぶ夏野菜 (にゃんこ)  2 かをり、圓人、
43 同志寄り閉ざす旧会梅雨走り  
44 叱られし事忘れたる螢かな (玉虫)  5 ラガー、コビト、弥生、◎ヨシ、
45 凛と立ち藍艶やかや花菖蒲 (ちとせ)  2 茶々、みにょ、
46 カセットを交換した日ソーダ水 (コビトカバ)  3 ◎ダイア、玉虫、
47 活けられて高き品格百合匂う (ABCヒロ)  4 ラガー、ふうり、◎和談、
48 梅雨入りやダメライフなもレットイットビー 
49 若者に習ひを問はれ青嵐 
50 入梅が夫婦げんかの今日の題 (水尾) 2 ラガー、玉虫、
51 クレマチス咲いて老舗の若女将 (ヨシ)   5 尾花、ダイア、ナチー、弥生、アイビ、みにょ、
52 更衣先延ばしする老夫婦 (ナチーサン)  1 圓人、
53 合歓の花長電話して夫の愚痴 (えっちゃんあら)     2 てつを、ABC、
54 赤き花髪に浴衣の城下町 (尾花)  1 茶々、
55 山登る三度もこけてこりゃいかん  
56 畦道は暮らしの道よ行々子 (森野)  7 ◎ちとせ、てつを、玉虫、圓人、ナチー、アイビ、
57 さくらんぼそわそわ妻のクラス会 (ふうりん)  1 森野、
58 田舎道蛙の合唱いま昔 (ヨヨ)  1 和談、
59 空海も見し海原の卯浪かな (アイビー)  4 ◎尾花、ヨヨ、水尾、
60 ほの蒼く街煙りゆく梅雨はじめ (弥生)  2 にゃん、かをり、
61 合唱終へ師の誉め言葉代田風  
62 蚊遣火や老いを受け入れ然を生く (圓人)  2 ◎ナチー、
63 曇天の水面とろりと梅雨の入り (にゃんこ)  2 ◎コビト、
64 シルバーのアクセ選べば夏来る  
65 夏やさい自助自立への老いの鍬 (和談)  3 茶々、ダイア、◎圓人、
66 蒼き葉に楚々と朱を置く花柘榴 (ちとせ) 3 ヨヨ、◎てつを、
67 尺取りや老の脳味噌掻き回す (玉虫)  1 コビト、
68 五月雨に軒下で丸く猫も待つ  
69 推敲の末は昼寝の大鼾 (水尾)  6 にゃん、ラガー、玉虫、ふうり、ヨシ、アイビ、
70 果と吾の夢を包みて袋掛け (てつを)  5 ◎茶々、圓人、◎みにょ、
71 白南風や補助輪外しこはごはと  
72 逃げだした蛸捕らへられ元の箱 (ヨシ)  1 にゃん、
73 青二才おのれの翳や桜桃忌 (ABCヒロ)  尾花、
74 朝ドラに犬見向きせず半夏雨   
75 滴りて水子地蔵の貌濡らす (ナチーサン)  3 てつを、ABC、水尾、
76 五月雨に濁る事なし清水川 (ラガーシャツ)  ふうり、
77 廃屋の庭に南天花こぼれ (森野)  2 ヨヨ、ヨシ、
78 学生の眩しき街や更衣 (ダイアナ)  3 ちとせ、コビト、ヨシ、
79 ドクダミや風雨に耐ゆる十字花 (ヨヨ)  4 茶々、ふうり、和談、ヨシ、
80 次々と我抜くシニア登山杖 (弥生)  1 コビト、
81 食欲は常に全開冷奴 (ふうりん) 2 和談、コビト、
82 いきさつを聞かむ古茶の葉開きけり (にゃんこ)  6 ダイア、てつを、かをり、圓人、ナチー、ABC、
83 ジャスミンの紅茶召しませ夏座敷 (アイビー)  3 茶々、ダイア、ふうり、
84 突然にめだかは向きを変へりをり (圓人)  2 えっちゃ、アイビ、
85 拾ひたる桑の実フッと吹きて食ぶ (玉虫)  2 弥生、ヨシ、
86 蛇口からじゃかじゃか水が立夏かな (ちとせ)  1 にゃん、
87 夏旅や卓球台は洒落た黒 (コビトカバ)  1 ラガー、
88 湯の町の路地は静もる夏隣り (和談)  3 ダイア、えっちゃ、ヨヨ、
89 短夜の夢の数々ただ悲し 
90 緑蔭や洪鐘(おおがね)までのをとこ坂 (尾花)  3 かをり、玉虫、アイビ
91 あの頃のわれに逢ひたし夏柳 
92 特売のチラシわんさか入梅前 
93 鎮魂の碑を巡りゐる田植歌 (ナチーサン)  1 森野、
94 父の日にうな丼囲ひ絆かな (茶々)  1 和談、
95 気象図の斜め線引き梅雨に入る  
96 海底に数多の遺骨沖縄忌 (ABCヒロ)  2 森野、コビト、
97 糖尿のぎりぎりライン走り梅雨  
98 川に沿ひ沢蟹崖を上り下り 
99 エルビスの曲の流るる五月かな  
100 近づきてキミガヨランの葉がチクリ 
101 高速路茅花流しの銀の波 (ダイアナ)  2 ちとせ、和談、
102 表札の擦れし名前姫女苑 (弥生)  1 尾花、
103 相撲道語るも楽し泥鰌鍋 (ラガーシャツ)  4 にゃん、玉虫、ABC、アイビ、
104 雨纏いここぞとばかり四葩起つ  
105 梅雨寒のラジオ抑揚無きニュース (にゃんこ)  4 ABC、ヨシ、水尾、アイビ、

投句者はヨヨ、えっちゃんあら、ABCヒロ、ふうりん、森野、ヨシ、和談、ラガーシャツ、弥生、コビトカバ、にゃんこ、てつを、尾花、ダイアナ、ナチーサン、アイビー、ちとせ、玉虫、茶々、圓人、水尾の21名。ほかに選句参加・かをり、みにょん。 
間違い等、不都合な点をご連絡下さい。

編集・削除(編集済: 2025年06月18日 11:53)

ピン留め解除

7月句会の互選結果の記事のピン留めを解除しました。ご覧になりたい方はno,1948の記事までスクロールして下さい。

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アイビーの俳句鑑賞 その4

アイビーの俳句鑑賞 その4

病葉の流れゆくもの沈むもの (てつを)
病葉は夏落葉と混同されることが多いが厳密には異なる。病葉は時季でもないのに病気か何かで黄ばんだ葉を言うのに対し、夏落葉は松や杉などの常緑樹が夏に落葉することを言う。病葉が川に落ちて、あるものはそのまま流れ、あるものは沈んでしまう。病葉そのものには何ら差異があるのではない。作者はこの自然界の摂理を、広く人間社会に敷衍させている。人間の努力や能力を越えた何かがあるのだ。十年ほども前になろうか、トム・ハンクス主演の「フォレストガンプ」のラストシーンを髣髴とさせる。

孫の手に曳かれて潜る茅の輪かな (和談)
広い意味で孫俳句だが、そんな事に関わりなく、情景を素直に詠んだ佳句だと思う。中高年の俳人にとって孫は一番身近な存在で、句材なのだ。一律に孫俳句だからダメというのは理不尽な気がする。あくまで俳句次第だろう。

託したき我が老いの身を水中花 (和談)
6点の支持を集めた。作者自身の老後と水中花の取り合わせが新鮮だ。私としては、何をどう託すのかイマイチ分かりにくいように思うのだが。そんな瑕瑾を補って余りある水中花の美しさがこの句の生命線だろうか。

姫女苑生き様しかとそこかしこ (ヨヨ)
姫女苑は外来植物だそうで、その所為か随分と生命力が強いのに驚く。花自体は見苦しい花ではなく、それなりに可憐なのだが所かまわず咲き、なおかつ咲いている期間が長い。作者はそんな姫女苑を擬人化して「生き様」と把えた。なるほどと思わざるを得ない。

掌に濡れて色濃き茄子の紺 (茶々)
掌は「てのひら」と読まないと字数が合わない。俗に茄子紺というが、完熟した茄子は茄子紺というより黒である。まして水に濡れた茄子ときたら、惚れ惚れとするような黒さである。物みな実る充実の夏、茄子を詠んで、その実は夏および盛夏への賛歌と解釈したがどうだろう。

並走のヨット車へ手を振りぬ (花の宮)
海岸に沿った道路をドライブした時の情景を詠んだ。自動車と並走するようにヨットが行く。ヨットの進む方角と速度が自動車とがほぼ同じでなければ、この句のシチュエーションは成立しない。動詞を一つしか使わないで、この状況を完璧に説明しおせた手並みが見事。ヨットの側が手を振る、それに応えて車からも手を振る。夏らしい解放感に満ちた佳句。

農繁や膝に零るるあらひ飯 (無点句)
惜しくも無点句となったが、何故か印象に残る句だ。季語は「あらひ飯」。今日のライフスタイルからすれば絶滅寸前の季語と言って差し支えない。その珍しい季語に敢然と挑戦したのみならず、ここまで味を出したお手並みに敬意。

アイビーの俳句鑑賞 完了

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年07月25日 19:19)

大改造が必要な句

44 暑き日の白髪交じりや床に落つ
    じゅくじゅくするような暑さの中を理髪店に着く。 ひんやりとした店内には2人の先客がいて少しだけ待って
   椅子にかける。「どうしますか?」「はい短く刈り上げて左から分けますので」というと洗髪のあとにバリカンが
   「ジャーン」と裾のほうから刈り始める。 バサリと落ちた髪を見るとかなり白髪が混じっている。そうこうして
   いるとカミソリが入って・・・・・  
   こういう情景を1句にまとめようとした作者の心境は確かに伝わってくる。
    しかし「交じりや」と「や」を入れて強調したために ぐちゃぐちゃの句になってしまって、選をする人達を
   惑わせてしまって零点!
    なので、この句は大改造しなければいい句にはならないのである。 まず「白髪交じりの髪」のことを「斑
   白=はんぱく」ということを覚えてもらいたい。そして暑さを強調するのではなく涼しさを出すこと。

    斑白を刈りこぼしたり水中花  と大きく改造しましょう。

   白髪が落ちたとすると1本か2本の白髪が落ちた意味になります。「刈りこぼす」とすると理髪店での景色であ
   ることが分かるのでこうしましょう。 そして見えているのは動きが無い「涼しい水中花」  金魚玉なんかだ
   とお客さんが金魚を追いかけて動くので、理髪屋さんが困る。 水中花なら問題はありませんね。

    ということです。材料を沢山1句に収めようとすると、とかく句は理解できないものになります。切り取った
   、その情景だけをコンパクトに纏めることが大事なので、これからは注意されたほうが宜しいでしょう。  
   この大改造はどうでしたか。

    なお添削をすると怒る人が時々いらっしゃいます。 私どもの句会でも過去 2人の方が句会主宰に「後ろ足
   で砂を蹴る」ような辞め方をされたのですが、添削はあくまでも誰にでも分かりやすいように行うことなので、
   じっくりと出した句と添削句を並べ、比較してみて下さい。  納得して頂けたら嬉しいです。 

引用して返信編集・削除(未編集)

えっちゃんあらさん  ご理解頂けたようで嬉しいです。 
・・・無点句にはそれなりの含みがあって無点句になっているわけでして、大きな目で見れば、全体の句からして
  ①訴える力が弱い、②ごてごてしている、③3段切れになっている、④川柳または川柳調になっている
  ⑤字余りや字足らずが限界を超えている、⑥季語の斡旋がおかしい、⑦季語が引っ付きすぎている
  ⑧内容が汚いなどが理由でしょう。
   無点句の半分以上は①だろうと思ってますが、初心者に多いのは②、⑤など 
  案外気づかないのは④でして、川柳と俳句ちは違う文学なので注意しましょう。
 
物の考えかたは人さまざまなので、生意気なことは言えません。 かくいう私は まだまだ勉強が足りないと思ってます。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年07月25日 18:15)

斑白。。教えて頂きありがとうございます。俳句の得点貰うより嬉しい事です。無得点も正直辛いなとへこみますがどうすれば良い俳句になのかと教えて貰うこと光栄です。ありがとうございます。

引用して返信編集・削除(未編集)

当掲示板の運営について

皆さんから活発な書き込みを頂き、当掲示板が同好の士のサロンとして活用いただいておりますことは管理人として無上の喜びです。
当掲示板は、公序良俗に反しない限り、タブーなき自由な意見の発露を旨とします。
掲示板は投稿者全員が、キャリアの差こそありますが、基本的に同じ立場です。
そこに主従関係、師弟関係は存在しません。
言うまでもないことですが、当掲示板は主宰を置きません。従って、俳句結社の仕来りや常識が介在する余地はありません。

引用して返信編集・削除(未編集)

次回は

アイビーさん、次回8月から突然ですが、かをりは投句欠席です。
ここの楽しさ、居心地のよさは格別。
あくまでも個人的都合です。
鑑賞にはよらせてたもれ。いろいろ生意気書いてもみなさまのことは忘れません。

引用して返信編集・削除(未編集)

良かった!
また、かをりさんと掲示板で会えますね。
超お忙しい8月のようですが頑張ってくださいね。

引用して返信編集・削除(未編集)

安堵しました。それにしても「8月から」と「8月は」はえらい違いです。全国のかをりファンは気をもみました。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年07月22日 10:41)

かをりさんへ

良かったです。
そんな~っ、居て欲しいよ~!と、掲示板ばかり覗いていました。
お忙しいのですね。
歌会の幹事、楽しみつつ頑張ってください。応援しています(*´∀`*)尸"
ヨシ

引用して返信編集・削除(未編集)

からとはの違いではで大変良かったです。からになった理由ですけどびっくりです。色々な事なさってます。知りあいでかおりさんの名前は男性も女性OKですが。。どちらかなと。いやいや回答は自然にですね。これからもはですから宜しくお願いします

引用して返信編集・削除(未編集)

記述が曖昧で申し訳ありません。
「8月は」です。
合宿的な仕事研修、プラス母の手術(膝)、初めての短歌の会の幹事、点盛はないですけど、幹事は十も出すのです、苦しいよ。
五十路は、そういう年頃にてお許しください。
私は事前に短歌も俳句の詠めないので、お許しください。5月の将棋の句は例外です。
80%出句はその日なのです。
9月に復帰するにしても、その日の出句です。

尾花さん、サンクス、失礼の言葉などお許しください。束束子さん、ええわー、クールなコメント、8月の句が楽しみですよ、こちらも本気たでー。
皆さん、素敵です、願わくばもっと選句に至った、もしくは選句されたら、一筆あるべきでしょう。これはアイビーさんが述べなくてとも常識です。
わがままばかりですが、幹事様、および皆様のご健勝、秀句を楽しみにしております。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年07月21日 23:22)

かをりさんへ
 
驚きましたしとても残念です。 かをりさんの句も講評も大好きで楽しみに読ませて頂いていました。知らないことを辞書で調べたり、私にとってはとても勉強になりました。 忘れることができないのですが「五十路」のこと。 私は五十代はずっと五十路と思い込んでいました。かをりさんに指摘されて始めて辞書を引き五十当歳でありことを知りました。その他にもいっぱい学ぶことがありました。本当に残念です。
これから先も時間がありましたら、投句は無理でも講評など書き込んでくださると嬉しいです。

引用して返信編集・削除(未編集)

素晴らしい句を発表してこられたのにストップとは残念です。「鑑賞」は継続とありますから、当掲示板は見させてもらうとの意味なんでしょうが、句評などはしないようですね。 実質的な退会と考えていいでしょう。 
 楽しく参加して頂いたので、代わりに投句代行の新人をご紹介して下さればアイビーさんの滂沱の涙が引くかも知れません。 当面は束束子がアイビーさんの肩を優しく抱き寄せて慰めることにしましょうね。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年07月21日 19:56)

かをりさんのこと
 どうも早とちりしていたようです。「8月から投句欠席」を退会と。よく見直して見ると、それ以外の記述は無いので継続と理解しました。今まで通り選句や感想は戴けそうなので安心しています。

引用して返信編集・削除(未編集)

同感です。
せめて期限限定で。

引用して返信編集・削除(未編集)

驚天動地とはこのこと。最も有力な投稿者であり、構成員を失った掲示板というものがどういうものか想像が出来ません。掲示板存続の危機です。如何なる心境によるのか私には分りませんが、ここはひとつお考え直しを。

引用して返信編集・削除(未編集)

惜しい一句

下闇やラヂオ近づく音したる
  この句は「ラヂオが近づいた」と読まれる怖れのある、少し変な組み立てになっているようです。季語の
  「下闇」の斡旋も具合が悪い。  木々が鬱蒼と生い茂って暗闇のように感じられるのが下闇だから
  「や」で強調したことで更に具合が悪くなっている。
  作者は遠くにあった雷雲が急に押し寄せてきて、周囲が真っ暗になり、ラヂオを点けたら「ガリガリ」と
  雷を捉えている情景を句にしたかったのだろうが、組み立てに不慣れのために へんてこな句になってし
  まっている。 ここは素直に  「雷の近づく音のするラヂオ」
      これでどうでしょうか。これなら私は2点を差し上げたいところですよ。

昨晩の甘酒かほる台所
   甘酒は別称「一夜酒」とも言われて7月の季語になってます。一晩のうちに熟して香りを漂わせることから
  名付けられたようなので、この句の場合の「昨晩」は改めて句の中に取り入れる必要がないと考えます。
  特に読んでみて思うのは「昨晩の甘酒」です。家族で昨夜味わった甘酒という意味なので、後の文字群とに
  違和感を感じますね。  この句も素直に  「ほんのりと甘酒香る台所」としてはどうですか。 
         「かほる」も気になりました。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年07月20日 07:59)

束束子さんへ

お返事ありがとうございます。

「下闇やラヂオ聞きつつ来る男」

そうなんです。
男の人だったのです。
このように詠んだらよいのですね。
下闇と近づくラジオの音と男、私の気持ちにぴったりきます。
ありがとうございます。嬉しいです。
また、教えてください。
よろしくお願いします。
ヨシ( ´ ▽ ` )ノ

引用して返信編集・削除(未編集)

惜しい一句に取り上げて下さりありがとうございます。
甘酒を夜に作って、朝起きたら香りが台所に残っているという状況を読みました。
かほるは香るにすると漢字が続き過ぎかな?と思ったのですが気にしない方が良かったですね。
十七字できちんと伝わるように詠むのは本当に難しいですね。
今後も色々教えて頂きたいと思います。

引用して返信編集・削除(未編集)

・・・・・・・・・・あ  そういうことなんですか。 
それなら「下闇やラヂオ聞きつつ来る男  または女」 ではどうでしょうか。
私はてっきりラヂオの「雷でガリガリなる音」を思ってしまいましたよ(笑)
ま 色々なことを思わせる俳句は良 という前向きな考えもあるということですがね・・・・
     これからも一緒に頑張りましょう。
  なお前にも言いましたが「ヨシ」は私の母の名前でもありまして・・・・  ジーン   

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年07月21日 06:19)

束束子さんへ

下闇やラヂオ近づく音したる ヨシ

この句の事を取り上げてくださりありがとうございます。
俳句を読むということは、難しいですが楽しいですね。そのように読んで下さったのですね。
私は俳句は勉強し始めたばかりですが、いつか佳い句を詠めるようになりたいなと思っています。
今は、見たもの感じたものそのままの句です。
この下闇の句は森林公園を1人で散歩していた時に、ずいぶん歩いて下闇が何やら気味悪くなり何か飛び出てやこないか不安になっていたところラジオの音が近づいてきた。という句です。ラジオに安心したかというと、それも独りぽっちだったのでちょっと怖くて早足になりました。
こういう状況を詠んでみたかったのですが、どうすれば良かったのでしょうか?
もし宜しかったら教えていただけませんか?お願いしますm(_ _)m

引用して返信編集・削除(未編集)

アイビーの俳句鑑賞 その3

アイビーの俳句鑑賞 その3

七夕や願い事まだ多かりき (ちとせ)
この句は束束子さんの詳細な鑑賞があったので屋上屋を重ねることは避けたいが、七夕に願い事があるということは、なお向上心があることにほかならない。年齢に関係なく、一つことに打ちこむ姿は美しい。少しでも向上すべく研鑽を積むのはもっと美しい。

籐寝椅子兄の仕草に父をふと (森野)
私にも同じ経験があり、ちょっとした仕草が父に似てきたそうだ。人間、ある程度の年齢に達すると、風貌もちょっとした仕草も親に似てくるらしい。同様に森野さんのお兄さんも、亡きお父さんの仕草が何かの拍子に出てくるのだろう。風貌が似るのは遺伝と説明できるが、仕草や癖なども似てくるのはどういう訳か。やはり親子だから、としか言いようが無い。肉親ならではの観察眼に拍手。座五の「ふと」は字数を合わせるための便法だろうが、私は少し気になる。「父見たり」「父を見つ」でよいのではないか。
木戸銭は朝採り野菜夏芝居 (森野)
着想が面白い。しかし、雰囲気として夏芝居というより、稲の刈入れが終わった後の農村の村芝居を思わせる。夏芝居は一流どころではないにしても、一応プロの役者が演じているからギャラが現物支給というのは腑に落ちない。もっとも作者は木戸銭が野菜と言っているのであって、ギャラとは言ってないが。作者の見解を聞きたいものだ。

梅干しは妣つくりしに勝る無し (ヨシ)
亡きお母さんに対するヨシさんの追慕の情がよく表れている。市販のブランド梅干しではなく、梅干しを自分で作っていた母。手抜きをせず、決められたレシピを頑固に守り、長年作ってきた梅干し。一口食せばそのしよっぱさとともに、亡き母の事どもが思い出される。いろいろな梅干しを食してみたが、見栄えはよくないもののやはり母の梅干しが一番だ。

別人になりたき少女サングラス (玉虫)
サングラス越しでは目の表情が相手に分からないので、別の人格になったような気分になる。別人格になれば、普段二の足を踏むようなアバンチュールも出来る。そんな気分を句にしたのだが、この少女はどんな冒険がしてみたかったのだろうか。もっとも、この変身願望の少女が、作者自身の等身大の分身とすれば、句の味わいが格段に変わってくる。

靑時雨大草履吊る仁王門 (ナチーサン)
浅草の仁王門、吊り下がっている大草鞋とそつなく情景が描写されている。ただこれだけでは所謂「絵葉書」俳句になってしまうところ、上五に「青時雨」を置いたことにより二句一章の俳句になった。その意味で、季語の持つ玄妙な力を再認識させる句となった。

カーバイト夜店賑し浴衣の娘 (無点句)
惜しくも無点句となったが、情景としてはよく分かる句なので勿体ないと思う。夜店も浴衣も夏の季語で季重りになっている。同じ季重りでも詠む対象に主と従、どちらかに主眼を置けば別に問題は無いのだが。それと上五に「カーバイト」と置いたのがやや散漫な印象。この点を改めれば、素材としては面白い句だから入点が期待できるのだが。


以下次号、不定期掲載

引用して返信編集・削除(未編集)

忘れないうちに・・・

 管理人さん、割り込みます。嚶鳴庵俳句教室の予告です。
 次回は、7月26日です。兼題は、「噴水」、「ハンモック」です。兼題と当季雑詠の合計5句を12時50分までに提出。
 兼題、当季雑詠の組み合わせは自由です。
  
 くれぐれも暑さ対策をして、ご参加をお願いします。今月から希望すれば、冷たい抹茶が提供してもらえます。
 希望の人は遠慮なく、スタッフに伝えてください。また、都合により早めに帰りたい人、和菓子を持ち帰りたい人も遠慮なく
 申し出てください。早めに帰りたい人は、隣の小間で先に、お菓子、抹茶を召し上がっていただくこともできます。

 この暑さを逆手に取って一句!!! こんなことができればよいのですが、まだ、まだ、こんな境地にはほど遠い未熟な自分
 なのだと、気持ちが萎えてしまいます。
 管理人さんも、ほかのみなさんもくれぐれもお体大切にお過ごしください。

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句評一句

七夕や願い事まだ多かりき(ちとせさん)4点
  ふうりんさんが特選で拾われている句。
  公民館で子供達による七夕会があったのか、その名残で各室に願いごとの書かれた極太短冊が下がっていた。  ちとせさんの年齢は存じ上げないが、まだまだ沢山の夢があるようで羨ましい限りです。心が若い人ほど願いごとが多いので、小生のように高齢になってくると「生かして下さい」と願うぐらいしか願いごとが無くなります。 例年、芭蕉祭(7月末〆切)に挑戦して、時々入選することがあるので、今年も出してみました。昔は猛烈な参加者のため「入選すれば赤飯を炊いてお祝いする」ほどだったのですが、最近は賞状が小ぶりになり、一頃ほどの賑わいとハクが無くなったようです。 それでも挑戦する意味がありますが、一昨年に島桜子が芭蕉祭への招待を受けたので一緒に上野へ出かけて表彰式に参加させてもらいました。 ここは23名の投句者しかありませんが、芭蕉祭は数万人。 是非投句して見て下さい。 まだ〆切には時間があります。  宝くじと同じで出してみなきゃ結果は出ない。 入選すれば人生の大きな節目になることは間違いありませんからね。

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にこにこ     出した!  これで夢が膨らみましたね。
宝くじのようなものなので、あとは抽選機が「ガラガラ」と回って、ポンと巻紙が出てくるだけです。

私の最近での入選句は「台風に軍艦島の浮き沈み」でした。 そんなに難しい句じゃないですね。
宇多喜代子選で津市の方が「車椅子の高さにしゃがむ白帽子」で入選してました。
西村和子選では福岡市の方「母強気父は弱気や水鉄砲」で入選してました。 このような句で十分なのです。
なお宮田正和選の分析ですが、入選20句のうち三重県外の人はたったの2人  
    残りの半分以上が伊賀市ですから、いかに選が偏っているかが分かります。 毎年のことですが・・  ご参考に

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芭蕉祭に数万人ですね。はりきって投句しました。宝くじのようにですね。結果より枕元で俳句作りが少しでも希望に満ちた心にワクワクで良いと思ってます。メッセージがいつも楽しみです。

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挑戦してみて下さい。
なお、選者によって選ぶ句に多少の違いがありますが、新樹俳句会とか白桃所属の方は 西村和子、三村純也、正木ゆう子、宇多喜代子、宮坂静生の各先生がたを選んだほうが入賞確率が高いでしょう。 稲畑廣太郎や星野椿はホトトギス調専門なのでペケ。宮田正和は伊勢や甲賀&伊賀方面の投句者しか取らないのでペケ。 出す句は「普通の定形句」がいいでしょう。 奇抜な句は案外入りません。 若干、歴史的な匂いのする句は面白いです。  ではでは

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束束子さん講評有り難う御座います。
まだで止めた事でお察しくだされば。
芭蕉祭「入選すれば赤飯を炊いてお祝いする」程だったのですね。束束子さんの投稿毎回興味深いです。手元に応募ハガキが数枚、投句してみようかしら。

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アイビーの俳句鑑賞 その1

アイビーの俳句鑑賞 その1

もてなしの水羊羹に銀の匙 (束束子) 
食べ物の句はうまそうにつくるべし、と言うのが私のポリシー。まして水羊羹とあれば清涼感が無くてはならない。銀の匙が心地よいアンサンブルを醸し出している。「もてなし」「水羊羹」「銀の匙」の三つの名詞を助詞で繋いだだけの俳句だが、いかにも清涼感が漂ってくる。このあたりが俳句巧者の技だろう。

滝壺に落ちて自由になりし水 (蜜豆)
最高点の大西日の句に次いで高点を集めた。滝の水が滝壺に落ちて、一切の束縛から解放され自由になったという面白い着眼の句。そういわれると何やらそんな気がしてくるから不思議だ。擬人法を駆使した句だが、本来、無機物の水に「自由」とは言い過ぎじゃないかという異論はあり得るだろう。もう少し温和しい表現にすれば違和感も解消できるが、作者の作句意図を優先すべきだろう。

羅を着て闊達な関西弁 (桃)
羅は「うすもの」と読む。様々なイメージを呼び起こす季語だ。状況の説明が省略されているので、読み手の方でイメージするしかない。私は料亭か宿の女将を想像する。センスのよい着物を着て、てきぱきと指図をする女将。女将の号令一下、滞りなくりなくことが運ばれる。指図自体は結構きついのだが、トーンの柔らかい関西弁が和らげている。関西弁の効用か。

墨絵めく景となりたる夕立雲 (エミ)
夏の夕立は、「一天にわかに掻き曇る」という慣用句がそのまま当てはまる。豊かな夏の色彩が一瞬にして色を失い、真黒な雨雲が空を覆う。この気象条件の急激な変化を墨絵に喩えた作者の的確な比喩に共感する。

ガターして泣くほど悔しソーダ水 (コビトカバ)
夏籠漫画の量の増すばかり (コビトカバ)
両句とも、若い世代ならではの句だと思う。いずれも従来の常識では俳句の題材になり得なかったものだ。若い世代の生活実感を俳句にしたが、飾らない表現に好感が持てる。新しい時代には新しいライフスタイルがあって当然で、ともすれば現実の生活実感と遊離した、よそ行きの気取った俳句が評価されがちだ。コビトカバさんには、こうした旧弊を打破して欲しいものだ。

あをすだれ離婚届の楷書文字 (かをり)
虚実皮膜の間を地で行く「かをりワールド」が炸裂した。もっともご本人の解説によれば、身内の方の事実に基づく句とのことだが、区々たる事実関係のデテイルより俳句自体の文学性を重視したいと思う。あをすだれと離婚届けの楷書文字という、一見何の脈絡もない二つの事柄が、一句の中でどういう化学反応を起こすか、成否はここにかかっている。下世話な表現をすれば、三振かホームランの句であり、シングルヒットや内野安打はあり得ない。

数分の徳川園の梅雨晴れ間 (無点句) 」
惜しくも無点になってしまったが、どうすればよかったか一緒に考えてみたい。読者が迷うのは徳川園に滞在した時間が数分なのか、梅雨の晴れ間が数分しかなかったのか、どちらともとれる点だ。語順を変えれば簡単に解消できる。数分の梅雨の晴れ間に徳川園  これで意味は通じるが、作者が徳川園で何をしたのか、読者が一番知りたいことが分からない。アイビー流に直せば、束の間の梅雨の晴れ間の庭めぐり

以下次号、不定期掲載

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アイビーさん、こんばんは。
離婚届の楷書文字はすぐに出来ました。
詠みませんでしたが基本、端座が心象にありました。
楷書文字⇔端座⇔青簾 なのでぎりぎり下世話にならずに。
去年の穴惑ふ のほうがずっと下世話ですが高得点だったのでそちら風が受けるのかなあww
サイトの雰囲気に忖度せず、自分が詠みたいように自分のために詠む姿勢です。
おやすみなさいませ。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年07月18日 22:05)

生活の中で起こるちょっとした事と季語との取り合わせを考えるのが楽しい今日この頃です。
鑑賞頂いて嬉しいです^_^

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アイビーさんありがとうございます。  初めて行きたかった徳川園に娘と行きベテランガイドに滝の前で数分待てと言われました。滝が流れだしてガイドさんの自慢顔と見事な滝の流れでした。アイビーさんありがとうございます

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