28日の正解 ①―B ②-C ③-B ④―A 初日から玉虫さん、えっちゃんあらさんがパーフェクト。蛙の鳴き方が明暗を分けたようです。
第1問 遠足の列大仏へ大仏へ 藤田湘子
第2問 風船が乗つて電車のドア閉まる 今井千鶴子
第3問 ラレレラと水田の蛙鳴き交す 山口誓子
第4問 ひく波の跡美しや桜貝 松本たかし
お遊びの俳句三択クイズです。下の句の伏字のところに入る言葉を三つの候補の中から選んで下さい。推理とカンで正解を導きましょう。どうしても分からなければヒントを参考に。
第1問 遠足の列【①】 藤田湘子
A公園に公園に B大仏へ大仏へ C江の島へ江の島へ
第2問 【②】が乗つて電車のドア閉まる 今井千鶴子
A苗木屋 B受験子 C風船
第3問 【③】と水田の蛙鳴き交す 山口誓子
Aガゲガゲ Bラレレラ Cゲロゲロ
第4問 【④】美しや桜貝 松本たかし
Aひく波の跡 B涙拭く顔 C砂浜の砂
ヒント①奈良か鎌倉か ②擬人法 ③当たり前じゃ面白くない ④足跡もきれいに消えた
正解は明日の掲示板
検索すれば簡単に答は分ります。検索で正解しても面白くもなんともありません。推理とカンで正解を導きましょう。
今日の正解⭕の前に間に合うかな。1番B.2番C3番B4番A.。正解でなくてもこういう俳句にしようと思います。
1.B
2.C
3.A
4.A
やっぱりヒントを頼りに。
よろしくお願いします。
みんなのネット俳句会の訪問者の5万人越えで驚いていましたらこのサイトの下部にこの数字があるのに気が付きました。
多分開設以来の累計だと思いますが600件近い投稿数に驚きました。返信もほぼ同じ数字が出ています。この発信者はほぼ全員会員と思われますので今後この数値にも留意したいと思います。
このことについては茶々さんに記載していただくつもりでしたが管理人さんの助言も有り、このサイトは全国版で地元の「【白桃】創設者冷石先生とのその息子さんを通しての出会い」と言っても関係者以外の方にはには通じないとの思いに至り本人とも話し合い自重することにしました。なお、このことにつきましては白桃主宰の朗笛先生の了解を得た上で「白桃」に投稿致します。ご了解の程よろしくお願い致します。
4月句会の結果発表の記事は掲載開始より10日以上経過しましたのでピン留めを解除します。ご覧になりたい方はno.1468の記事までスクロールして下さい。
5月句会は5月5日開幕です。それまで、いつものように俳句三択クイズをしましょうか。明日28日から三択クイズを始めます。
「みんなのネット俳句会」の視聴者がついに5万人を突破しました。これは管理人のアイビーさんはじめ会員の皆様の努力の賜物と思います。このことを励みに今後のさらなる向上を目指したいものです。おめでとうございます。
全くその通りですね。だんだんペースが早くなっています。ちなみに4万から5万になるまで、つまり3月23日から4月26日まで35日を要しました。単純計算で10000÷35≒285.7となります。つまり1日平均286人弱の人がこのサイトを訪問したことになります。私は管理人ですから日に数回は開きます。またナチーサンさんのように常連投稿者も同様に数回は訪れるでしょう。それにしても286てな数字にはなりません。毎月、投句して頂ける方は20名余ですから、全員が毎日毎日、12~13回開いてくれればこの数字になるでしょうが、まさかそんなことはないでしょう。と言うことは、投句はしないけれども記事を読んで頂ける方、いわゆるフォロワーさんが夥しい数になっていると判断できます。張り合いがあるというか、責任の重さというか、両肩にずっしりと感じるものがあります。取り扱うアイテムが俳句という地味なものだけにさらです。考えれば恐ろしいことです。これからも薄氷を踏む思いで運営に心がけて参ります。皆様のご協力を切にお願い致します。
管理人さん、割り込みます。お許しを ・・・
嚶鳴庵句会が迫っております。
開催場所 東海市しあわせ村 茶室 嚶鳴庵
日時 4月26日(水)13時より15時頃まで
参加費 550円/回 持ち物、筆記用具(必須)歳時記、国語辞典、電子辞書(あれば)
兼題 長閑、初つばめ、または当季雑詠の合計5句を、12時50分までに提出してください。
用紙については規定のものがありますので当日配ります。
参加人数によりますが席題が出される場合があります。
*誰でも気軽に参加できる句会です。ワイワイとみんなで楽しみましょう。句会終了後にお菓子とお抹茶を
いただきます。
*嚶鳴庵電話番号 052-601-0005
管理人さん、お邪魔いたしました。
昨日の嚶鳴庵俳句教室に参加のみなさん、お疲れさまでした。遠方から参加の方もおられ、本当に頭が下がります。
みんなで楽しんで、みんなで切磋琢磨して、句会をつづけて行くことができれば・・・と考えております。
また、面白い企画、提案などありましたら、教えてください。まだ、まだ先のことですが、悦ちゃんの三味線は楽しみしております。
俳句の募集要項なども配っていきたいと思います。入選結果などもお知らせください。自分が入選しても「うれしい」と思うのですが、句会の仲間の入選も「うれしい」、いっしょに、「おーやった!!!!!」とばんざいをしたくなるような、
みんなでワイワイできればと思います。
管理人さん、これからもよろしくお願いします。
今日はお世話になりました。いつもながらの和気あいあいで結構な句会でした。当掲示板への投句者もABCヒロさん初めざっと数えただけで9人います。みんなのネット俳句会の一大勢力を形成しています。これからも宜しくお願いします。
アイビーの俳句鑑賞 その4
101 啄木忌人を憎みて人恋し (ABCヒロさん)
石川啄木は我が国で最もポピュラーな歌人と言えよう。溢れるほどの詩才を持ちながら、世俗的には不遇の生涯であった。ひとつには天才にありがちな屈折した本人の性格からくる周囲との軋轢だ。酒に遊興に溺れ金銭上の不義理を繰り返したことも。そのことが詩人としての悲劇性を増し、故郷を恋い、人を恋う気持ちが募った一面があるかも知れない。天才歌人の屈折した心情を、「人を憎みて人恋し」とした。
20 永き日や母リハビリのグーチョキパー (ヨシさん)
102 清貧に暮すよろこび花菫 (ヨシさん)
作者のコメントにもあったが、20番の句は夫の母、作者からすれば義母を、102番の句は亡くなった実母を詠んだとのこと。何れも、感情移入を極力抑えた自制的な作句態度に好感。102番の句は説明が無ければ、読み手は作者自身の生き方と捉えてしまう。そうなると「清貧」に違和感があるので一工夫したいところ。両句とも季語の斡旋に作者のセンスが光る。ちょっとほかの季語は思い浮かばないほどだ。
12 釣れずとも磯の卯波を聞くひと日 (ちささん)
60 クローバーに寝転べば雲動き出す (ちささん)
12番の句は7点を集めた。「卯波を聞く」という聴覚に持ってきた辺りが俳句的表現で巧い。同様に60番の句も、雲はずっと動いていた筈なのに、クローバーに寝転んだ途端に動き出したと因果関係をひっくり返したところがまことに巧み。両句とも手練れの句で感じ入った次第。
29 鶯の声を真上に庭仕事 (森野さん)
54 琵琶の音や五臓に染みる春の宵 (森野さん)
29番の句は作者自身の実体験だろう。何とも結構なお住まいで羨ましい限りだ。中七「声を真上に」の楚辞が秀逸で、相当広いお庭があることが分かる。54番の句、実際に琵琶の演奏を間近に聞いた時の、その迫力に感動した。普通、五臓に染みるという表現は、美酒が五臓六腑に染み渡るというように使われる。敢えて「五臓に染みる」という表現をこの句に使ったのは相応の必然性がある筈だ。17文字の中でそこまで表現するのは至難だろうが、実は、読み手の知りたいところでもある。
72 朝寝して孵化する如く伸ばす四肢 (弥生さん)
何といっても「孵化」という詩的感性のほとばしるような表現が素晴らしい。手足を思いっきり伸ばして孵化し、そのまま蝶になって自由に飛び回りたい、とは言ってないが、作者はそんな気分なのだ。春らしい雰囲気の横溢した一句。
39 凍て返る手彫りの女面鬼神面 (無点)
凍て返ると手彫りの女面鬼神面の取り合わせがよい味を出しているのだが、無点句となってしまった。如何せん、4月句会に早春の句を出したのは損だろう。作戦の誤りとしか言いようが無い。
92 囀りや隣の人のよく笑う (無点)
これも無点となってしまったが、率直に言って、囀りと隣人のよく笑うとでは、つきすぎだろうか。笑ったり喋ったりしては、簡単にネタが割れてしまう。取り合わせの句の場合、季語は適度に離して使いたい。
アイビーの俳句鑑賞 完
私などしょっちゅうですよ。選句した後になって、どうしてこの句を採らなかったのかと後悔することばかりです。その句にしてみれば、当然入るべき点数が入らなかったことになります。まあ、そういう不条理も含めて「俳句」なのだと割り切っています。
29 鶯の声を真上に庭仕事 (森野さん)
なんで、このようないい句を採らなかったのでしょう。
鶯の声をうしろに庭仕事、と私はやってしまいまいますが、真上がいいですよ、春の広がり、三次元的で。
アイビーさんはしなやかなお人柄ですね。
いつも救われてます。
次は暦では初夏ですね。また来月を楽しみに。