11月句会を始めます。下記開催要領に従い奮って投句願います。
現在までの投句者は、えっちゃんあら、ヨヨ、ABCヒロ、コビトカバ、の皆さんの4名です。
11月度みんなのネット俳句会・開催要領
1・投句期間 11月5日(水)~11月10日(月)
2・投句 当季雑詠 5句まで
3・清記発表 11月11日(火)
4・選句 8句選句 11月11日(火)~11月13日(木)
5・成績発表 11月14日(金)
6・その他 投句代行可、投句後の訂正、差し替えも可
投句内容は幹事が確認次第、非表示にします。
句会開催中であっても一般の書き込みは制限はしません。
投句後の訂正依頼のやりかた
(誤) 古池や海豚飛び込む水の音 バショウ
(正) 古池や蛙飛び込む水の音 バショウ
武豊町民文化祭俳句大会
とき・10月8日(日) 受付開始11時、 投句締め切り 12時30分
ところ・武豊町中央公民館
出句 当季雑詠 5句
参加費 500円
招待選者 齋藤朗笛先生(白桃主宰)
爆ぜ口にちらり新肌石榴かな(和談)
石榴にこんな見方をする人は無かろうと、恥ずかしながら恐る恐る投句したものです。
でも、アイビーさんがきちんと私の気持ちを解して、俳句鑑賞で述べてくれています。
アイビーさん有り難うご座います。嬉しい。
ナチーサンさんが何を心配してるのか分かりません。開き直り、大いに結構です。どんどん開き直ってもらいましょう。
困りましたね。アイビーさん、彼を乗せてしまったようですね。どこかで歯止めをかけないと。今後開き直った句が出そうで心配です。
プロ野球パリーグはオリックス(元阪急)がロッテに勝ち三連覇を果たした。
セリーグの阪神共々今後クライマックスゲームに入り日本一を目指す。
「みんなのネット俳句会」の視聴者が9月20日20時現在95,611人に、大台まで5,000人を切った。
10万人目には良いことがありそうだ。多くの方に見守られ日々成長している我が句会に幸あれ!
日本は格上のイングランドに惜しくも12対34で涙を呑んだ。次戦はランク11位のサモアと9月29日4時から対戦する。
★世界ランク
1位 アイルランド、2位 南アフリカ、3位 フランス
ラグビーの事だ。どうするこのまま起きていようか。明日は何もないし。サンデー毎日、余生継続者の特権だ。
相手はイングランド、世界ランクは6位。同14位の桜日本の相手は前回の準優勝チームだ。しかも初戦で強豪アルゼンチンを破って勢いに乗る。過去10度の対戦での勝利は無い。だが相手にも弱点はある。桜軍団の実力を存分に出せば勝機もある。前回の東京大会ではあの南アフリカを34対32で破り世界を驚かせた。何とかこの壁を破りベスト8への道を開きたいものだ。
アイビーの俳句鑑賞 その2
例によってアイビーの俳句鑑賞3原則に則ての感想です。お気に障ったら平にご容赦。
秋黴雨ぱちんと開く女傘 (糸瓜)
秋の長雨を秋の梅雨入りという意味で秋黴雨(あきついり)と言う。長雨で傘を開いたという、それだけの句意だが、「ぱちん」という擬態語を入れることによって立派な俳句になった。一歩間違えれば単なる駄句になるところを、「ぱちん」を入れるだけで俳味の味が出た、この辺りが俳句の玄妙なところ。
言ひ難き事も言はねば秋扇 (糸瓜)
作者自身、様々な葛藤を経てたどりついた心情。上五、中七でこうした心情を吐露し、座五の「秋扇」と取り合わせた。作者は推敲を重ね、特に季語の斡旋は作者自身が考え抜いて、これしか無いと決めたのだろう。それが成功したからこそ、8点の支持を集めたに相違ない。
リュック背負ひ年に一度の震災忌 (ゆめ)
リュックの中には非常食や懐中電灯、その他の防災グッズが入っている。これら防災グッズを点検し、新しいものと交換するのが210日の震災忌なのだ。雰囲気のある句となった。
口開けて見とれた月のうさぎかな (ゆめ)
仲秋の頃の月は空気が澄み、俗に月に兎がいると称される月面の窪地の模様が鮮明に見える。仲秋の満月ともなると、普段の倍ほどもあろうかという月が東の空に上る。あまりの見事さに声を出すのも忘れ見惚れている作者。
暗殺や太刀を持たざる菊人形 (ABCヒロ)
秋たけなわともなると、各地で菊人形展が開かれる。菊人形のモチーフは、歴史上の名場面とかが題材になることが多い。この菊人形は何と暗殺の場面に題材を取った。血なまぐさい暗殺の場面だけに、あまりリアル過ぎても具合が悪い。暗殺に使った刀が無いのだが、無くてもあるという約束事で菊人形は成り立っている。観客も敢えて異としない。そこに俳味が生まれる。
秋天を仰ぎ寝風呂の石枕 (ダイアナ)
石枕とあるからには温泉の露天湯の場面であろうか。しかも、湯船には作者のほかは誰もいないシチュエーションを想像する。思い切って伸び伸びできる。広い露天湯を独り占めして、リラックスする作者。秋天までも独り占めした気分だ。寝風呂も石枕も作者の造語だろうが違和感を全く感じない。季語の斡旋も的確だ。私が特選に頂いた句。
秋来れどよれよれTシャツまた出番 (ヨヨ)
立秋を過ぎたのにこの暑さはどうだ。地球規模で変調をきたしている。例年なら夏物から秋の物に変える時季なのに。そう愚痴りたくなる今年の暑さを俳句にした。気分はよく出てるが、難を言えば少しゴチャゴチャし過ぎの感も。俳句は17文字しかないのだから、極力、省略できるものは省略したい。上五の「秋来れど」が説明的なのも気になる。アイビー流に詠めば Tシャツを未だ仕舞へぬ残暑かな
翅搏ちて供華に触れてゆく炎暑かな (無点)
惜しくも無点句となったがいい雰囲気を出している。「翅搏ちて供華に触れてゆく」と炎暑に因果関係は全くないので、季語炎暑との距離感は良い。だが、翅搏ちて供華に触れてゆくものが何であるのか分からないのは困る。正体を明らかにして欲しい。作者は季重りを嫌ったとも考えられるが、季重りになっても止むを得ないと私は思うのだが。
以下次号、不定期掲載
アイビーの俳句鑑賞 その1
例によってアイビーの俳句鑑賞3原則に則ての感想です。お気に障ったら平にご容赦。
草虱付けて二人に何かある (束束子)
風の盆の句は7点だったが、この句も5点の支持を集めた。座五で「何かある」と思わせぶりだが、職場かなにかの若い男女に対し、冷やかし半分の軽口を飛ばしたほどの句意だろうか。軽いタッチの句で、爽やかなこの季節ならばこその味わい。
抜け出して秋空見あぐ支店長 (えっちゃんあら)
この支店長の存在感。どんな職場かは分からないが、おそらく一日のうちで最も忙しい時間帯に、支店長として現場で陣頭指揮を執る有能な人物像をイメージする。戦場のような時間帯が終わり一息ついたのであろうか、現場を抜けると青々とした秋の空が広がっている。しみじみ秋だなあと感ずる一時。さあ、もうひと踏ん張り頑張るぞ。爽やかな後味が残る佳句。
マジック点灯野球佳境や獺祭忌 (尾花)
獺祭忌は正岡子規の忌日。近代俳句のスタイルを確立し写生の重要性を説いた。僅か34年の生涯だったが、詩歌の世界に果たした貢献は計り知れない。こうした一面と別に野球好きでも知られる子規。黎明期のベーボールに野球という訳をつけたのも子規なら、打者、走者などの今日でも使っている野球用語を定めたのも子規。そんな故事を踏まえながら、佳境に入ったペナントレースに題材を取ったところが巧い。
竹の春息子は今日もよく食べる (コビトカバ)
作者の息子さんは何歳か存じ上げないが、きっと育ち盛り、食べ盛りの年代なのだろう。惚れ惚れするような食べっぷりに半ば呆れ、半ば頼もしい成長ぶりに目を細める作者。竹は普通の植物とは逆に、秋に青々と生命力盛んな状態になる。これを「竹の春」と言う。この季語を斡旋した作者の意図は明らかだ。伸び盛りの息子と竹の春のイメージを重ね合わせた。
落日に染まる岸辺の花芒 (森野)
真っ赤に染まる秋の夕日と芒の親和性は頗るよい。芒と秋の落暉とくれば一幅の絵を見るようだ。絵画的構図の俳句だが、欲を言えば何か動きが欲しい気もする。少し風を吹かせたら絵画的基調に動きが出るのではなかろうか。実際に風が吹いたか吹かなかったかは、この際問題ではない。作句上の都合なら、そのくらいの嘘は許されると私は思うのだが。
零余子茹で丁寧に箸使いけり (ラガーシャツ)
零余子(むかご)は自然薯などの薯類の葉脈になる小さな薯で、風味を好む人は多い。おそらく作者は毎年秋になると零余子を採取して湯掻くのが慣わしになっているのではないか。そうでなければ「丁寧に箸使いけり」などと当事者でなければ言えない楚辞が出てくる筈が無い。そのぐらい実感が籠っている。
カマキリの企み通り悲鳴上ぐ (無点)
惜しくも点が入らなかったが、作者のセンスが随所で光る。カマキリを見つけ思わず悲鳴を上げる作者本人だが、それを冷静に観察しているもう一人の作者が存在する。カマキリの企みと、シラっと言ってのける辺りは大したものだ。カマキリと敢えてカタカナ表記したのも、作者の意図あってのことだろう。
阪神の優勝監督(2000年以降)
2002(平成14)年 星野仙一
2005(平成18)年 岡田彰布
2023(令和 5)年 岡田彰布
なお、岡田監督6年間の成績は
2004(4位)、2005(1位)、2006(2位)2007(3位)、2008(2位)
2023(1位)
阪神ファンの皆様18年ぶり6回目の優勝おめでとうございます。特に今年は寅・虎年(私も寅)です。意義深い年です。
実は私、セパに分かれた昭和25年以来の阪神ファンでした。贔屓は別当薫。(亡き父親に似ていたから)長じて愛知に来てから中日ファンに転向、落合ファンでした。今古い新聞の切り抜きを見ています。「阪神優勝・星野舞う」の見出しが一面に、星野監督の胴上げです。日付けは、2003(平成15)年9月17日。20年前ですね。金本、廣澤、アリアスがクリーンナップ、伊良部が先発、赤星、桧山の名前もあります。次の優勝は2005(平成17)年ですが監督は落合でしたかね。その落合さんが今年の阪神の優勝を予言していたそうです。エラーの多いチームから「守り勝つ」野球を目指している岡田監督を見て。巨人も低迷しています。サッカー、バスケット、ラグビーなどを見てもやはり指導者ですかね。鍵は。
当句会の投稿者は東海地方の方ばかりではありません。全国にまたがっています。私の知る限りでも、阪神タイガースの熱烈なファンがいらっしゃいます。社会的儀礼として、阪神タイガースの優勝をお祝い申し上げます。来年はこんな調子にはいきませんよ。わが中日ドラゴンズの巻き返しを期待していますが、実のところ全く自信がありません。
アイビーさん、獺祭忌の句の感想をありがとうございました。
セ・リーグ、阪神の優勝が決まりましたね。このシーズン阪神は強かった! 阪神ファンの皆さまおめでとうございます。
私は中日ドラゴンズを応援していますがさっぱりです。 ドラゴンズが勝てば大声でバンザーイ!と。 負けた時は悔しくて、立浪さんの采配がいけないんじゃないか? とか生意気に思ってしまいます。
春に行われたWBCはとてもとても楽しかった。
ドラゴンズおそらく最下位確定なので、来年こそは優勝争いの渦の中にいてほしいと願っています。
アイビーさんへ
鑑賞ありがとうございます!
息子は小学生高学年です^_^
子供達の事をどうしても詠みたくなります。
アイビーさん。21句おめでとうございます。片陰や紺屋の道に秋葉講。。中日新聞の文芸サロンの14日知多版です。アイビーさんの俳句です。9月のネット俳句に観賞して頂きありがとう😆💕✨ございます。
花芒、おっしゃる通りです❢ 落日と来れば紅に染まるものですからわざわざ染まるは要りませんでした。旅の帰り、梓川の両岸に花芒が揺れておりました❢ ごく最近なのですか我が家の近くの堀川の土手の草刈りがありました❢ 近々かな〜とは思っておりましたが二叢ほどの芒がありましたのでこれは刈られたくないな〜と勝手な事を思っておりました。見事に綺麗に刈られました❢
発注者の市町との契約に基づいて、草刈りの業務を請け負っているだけですから無粋と言われても困るんですと、無粋な言訳が聞こえてくるようですね。
秋の雷猫びしょ濡れや泣いてくる(茶々)
猫好きな私としては間違いなく拾う句の一つである。
パンチを浴びせてくるどんな凶暴な野良猫でも、飼い主が愛情を注いで優しくしてやれば、食事をするようになるし抱っこも出来るようになる。そして次第に猫ちゃんの心を読むし、むこうも飼い主に心を許すようになる。濡れて返ってきた猫ちゃんが、ミャーミャーと鳴いているが、拭いて頂戴と訴えているのでしょう。「鳴く」が「泣く」に変化していることで、茶々さんの温かい愛情を感じる。 なお「雷」は7,8,9月の季語で、「秋の雷」は少しばかり具合がわるい。 「雷雨来て」とすると「・の雷猫びしょ・」の字配りの不具合が解消されるがどうでしょうか。
余談だが、今朝の散歩で、いつも見知った縞々猫が交通事故死しているのにぶつかった。まだ温かかったが既に絶命していた。道路の中央で後続車に轢かれると凄惨な状態になるので道端へと移動させた。しかし、この道路は高校生の必ず通る場所だし、小学校への登校時間が迫っていることから、家へ戻りスコップを持っていき、近くの山に墓穴を掘って埋葬した。誰でもが嫌がる作業だし、私だって気持いいものじゃないが、やる以上は心を込めてとやった次第。山の下には阿弥陀堂があるので、線香を上げ、般若心経を唱えてお葬式を済ませました。
束束子さんが猫好きとは意外でした。車の犠牲になった猫ちゃんもきっと成仏したでしょう。
茶々さんは無類の猫好き。そればかりか猫の権利を守るため再三地元の行政と折衝しているようです。家で数匹家族にしているほか、畑の小屋を野良ちゃんに提供、「餌代も馬鹿にならん」と漏らしながらも傘寿から始めた俳句でちゃっかり句材に、猫の句が出たら茶々さんと思って良いようです。ちなみに「茶々」は最も可愛がっている野良ちゃんです。
茶々さん きちんと拭いてやったのですね。 よかったよかった
さて「雷」のことですが また角川議論をしなくちゃいけないのですか?
指針となる季寄せ、歳時記が何かによりますが、角川は「増殖した、またはこじつけた季語」が盛り沢山なので困ったものです。
雷、春の雷、秋の雷、冬の雷、春鴎、夏鴎、秋鴎、冬鴎、春の人、夏の人、秋の人、冬の人・・・
秋・・・、夏・・・冬・・、春・・・ などなど 出版力に力を得て、どんどん本屋へ積み上げるものだから、一般の人や学生などが角川の季寄せを手にして俳句を作る。 その結果、厳格な季語を斡旋することが出来なくなる。 ・・・・ ああ この論議はしたくない。 角川の季寄せ論議をすると無性に腹が立つ束束子です。
ああ腹が立つ 腹立つ はらたつの~~ 原辰徳! くそ~~~
確認
角川の季寄せでは「雷」は夏の季語で、春は「初雷・春の雷」、秋は「秋の雷」とありますが如何でしょうか。
束束子さん、ありがとうございます。私の気持ちにピタリです。目を見つめあいましたので「よし、よし」といって、頭部から、背中など拭いてやりました。じっとしていましたので、拭いてほしかったのだと思いました。
まだ2歳にならないですが食べ盛り、子犬ほどの大きさで多動です。夜は外で猫のお兄ちゃんとどこかで寝ているようです。またご指導いただきたいです。(茶々)