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11月句会を始めます

11月句会を始めます。下記開催要領に従い奮って投句願います。
現在までの投句者は、えっちゃんあら、ヨヨ、ABCヒロ、コビトカバ、の皆さんの4名です。

11月度みんなのネット俳句会・開催要領
1・投句期間    11月5日(水)~11月10日(月)
2・投句      当季雑詠 5句まで
3・清記発表    11月11日(火)
4・選句      8句選句 11月11日(火)~11月13日(木)
5・成績発表    11月14日(金)
6・その他     投句代行可、投句後の訂正、差し替えも可
       
投句内容は幹事が確認次第、非表示にします。
句会開催中であっても一般の書き込みは制限はしません。

投句後の訂正依頼のやりかた
(誤) 古池や海豚飛び込む水の音 バショウ
(正) 古池や蛙飛び込む水の音 バショウ

編集・削除(編集済: 2025年11月05日 12:54)

「今日の俳句三択クイズ」について

アイビーさんへ
 表記のことについて
  このことについて楽しみにしています。今回はまだですが1週間が過ぎそうで心配しています。

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アイビーの俳句鑑賞 その4

アイビーの俳句鑑賞 その4
例によってアイビーの俳句鑑賞3原則に則ての感想です。お気に障ったら平にご容赦。

登高や眼下に甲府広がりぬ (ちとせ)
登高は重陽の日の仕来りに起源があるようだが、現在では秋に観光で小高いところに登ることを言う。必ずしも丘や山でなくても神社仏閣や塔に上ることでもよい。作者のちとせさんは山梨県に旅行された時のことを詠まれた。眼下に広がる甲府全景に息を呑み、しばしの感動に声を上げることも忘れたほどだ。この得難い体験を俳句にした。俳句の楽しみ方は様々だが、この句のように日記として、あるいはブログとして、あの時にこんなことがあったなあと振り返ってみるのも楽しい。

緑蔭に入りて己の影を解く (ナチーサン)
夏の日差しは強烈であるのみならず、日向と日陰のコントラストが極端だ。強烈な日差しから、一転、日陰に入った時、自分自身の影が緑陰の蔭に吸収同化される。その視覚に訴える感覚を、作者は「己の影を解く」と表現したが、まことに言い得て妙。抽象的な事柄なのに、言葉でズバッと本質をついた。

らんまんの寿恵子は眩し秋の星 (茶々)
もし違っていたら大変失礼なことだが、座五の「秋の星」は亡き人を象徴している、と思えてならない。亡き人とは誰か、前段に登場する寿恵子さんと考えるのが自然だろう。らんまんな性格で、眩しと言っているところに茶々さんの慈しみの気持ちが見てとれる。おそらく茶々さんが生涯かけて愛情を注いで来られた、どなたかへの追慕の気持の気持ちと想像する。脳裏に今も残る寿恵子さんのらんまんな仕草、胸を打つ。

かなかなの罠があるかも松林 (大和)
「かなかなの罠」というのが何ともミステリアスで、とりもなおさずこの句の魅力となっている。それにしてもかなかなの罠とは一体何か、考え出すと夜も寝られなくなりそうだ。そこへもってかをりさんが、かつて「かまきりの罠があるかも畦つづく」という句をつくられたとか。秋は百鬼夜行の季節です。

パンプスの減つたヒールに残る夏 (かをり)
パンプスの減つたヒールに、終ろうとする夏の喧騒を象徴させた。とりもなおさず、自身の青春への挽歌と解しては深読みのし過ぎか。とまれ、かをりさんらしい雰囲気のある句になったと思う。ただ私の好みからすれば、一物仕立てより、中七に切れを入れ、二句一章にしたかった。「残る夏」もやや緩慢に響くので「晩夏光」としてはどうか。ま、あくまで好みの問題だが。

一葉落ち足早というふ齢かな (無点)
惜しくも無点句となったが、秋の寂寥感が漂い、雰囲気のある句。「一葉落つ」は「桐一葉」と同義。桐一葉と言っただけで秋の到来を感じさせてくれる。言わんとするところを季語が助けてくれる。この呼吸を勉強したい。 

ご馳走は素麺すする主人(あるじ)留守  (無点)
これも惜しくも無点句となったが、情景としては面白い句だ。少し整理したら入点が期待できるように思う。
アイビー流に詠むと 菜(さい)も無く素麺すする夫不在

アイビーの俳句鑑賞 完

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かをりさんへ
切れ字「や」「かな」「けり」を使うととかく大袈裟になってしまうのを嫌う方は多いです。字数が足らず、苦しまぎれに「かな」を使いますが、本来「かな」には詠嘆のニュアンスがありますから、そこだけ浮いてしまいます。必然性の無い切れ字は安易に使うべきではありません。さりとて切らないと、俳句が平板になってしまい、それ以上世界が広がらない憾みがあります。難しいですね。

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パンプスは元句は 
アイビーさん、ありがとうございます。

パンプスの減つたヒールやけふ厄日  でした。
中七を「や」で切るのは古臭いといわれ(ここは先達に問いたい)一物になりました。

一葉落ち足早というふ齢かな
ただ実感ですね。拾っていただき感激です。

やっと秋らしい風となりました。

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朝ドラでしたか。疎いもんで気がつきませんでした。

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らんまんの寿恵子は眩し秋の星 (茶々)
 アイビーさんの句評を拝見しまさしくズバリ、「座五の「秋の星」は亡き人を象徴している」のです。それは朝ドラ「らんまん」の寿恵子。傘寿の茶々さん、どうも女優の「浜辺美波」に心揺さぶられているようです。特に丸髷姿に。
以下は、以前彼から受け取ったメールの一部です。
「牧野富太郎著作の植物図鑑を以前買っていましたので、その中に略歴が載っており妻の寿恵子さんは55歳くらいで亡くなっておられます。9月でらんまんのドラマは完結の運びのようです。ドラマが楽しみです。現代女性はパーマ、味気ないです。丸髷が美しいですね。

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祝10万突破

いつの間にかカウンターが10万を越えていました。特別なセレモニーはしませんが、ひとつの通過点と言うことです。

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 ここ二日ほど公民館まつりで忙しがっていました。もうそろそろかなと思って掲示板を開いたら十万を134票も上回っていました。このことをどう受け取っていいのか実のところよく解りませんが、多くの方に関心を持っていただき一定の評価を頂いたものと思っています。この節目を糧に会員の皆様と力を合わせて謙虚に一層の努力を重ねていきたいものです。有難うございました。

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句会案内です

  管理人さん、割り込みます。
 
 9月の嚶鳴庵俳句教室は27日(水)、13時からです。
 兼題は、新涼、蟷螂です。または当季雑詠の合計5句を、12時50分までに提出してください。
 兼題と当季雑詠の組み合わせは自由です。万障繰り合わせて、お出かけください。

  *ねんりんピック2023、第77回芭蕉翁献詠俳句の入選通知を受け取った人もみえるようです。
   また、句会の折に報告をお願いします。もちろん、この掲示板でもオッケ👌です。
   自分が入賞してもうれしいのですが、自分の句会仲間が入賞してもうれしい!!!!!

切磋琢磨して、入賞めざしてファイト!!   吉報待ってるぜ!!!

   管理人さん、お邪魔いたしました。

 
   

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ABCヒロさん

投句箱を見るだけで興奮しそうです!!

アイビーさん

うぉー!びっくりです!
それもまた楽しみです!!

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お二人とも松山に行かれるのですか。羨ましいなあ。実は、お二人は初対面ではないのですよ。お互いハンドルネームだから気がつかないだけで。

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  入賞のみなさま、おめでとうございます。
  ねんりんピックの松山を楽しんできてください。当日の句会もあるようです。活躍を祈ります。
  松山市は、あっちこっちに俳句ポストが設置されています。投句も忘れずに、旅の思い出を
  また、聞かせてください。
  本当におめでとう。心から拍手をおくります。

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全国の俳人の方々と会えるなんて、ドキドキワクワクしかありません!
どんな素敵な俳句に出会えるだろう。
当日の服装が決まりましたらこちらにてお伝えさせて下さい。
良かったら探してみて下さい^_^

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コビトカバさん
松山は、一度行ってみたい所の一つなので、行くことに決めました。
娘が飛行機とホテルの予約をしてくれましたので楽しみにしています。
会場でお会い出来ましたら嬉しいです。

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アイビーさん、尾花さん
おめでとうございます!
尾花さんと会場で会えますか?
人生初めての経験なので松山まで旅する事に決めました!

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吉報続き  いいですね。  コビトカバさん、尾花さん そしてアイビーさん 皆さんおめでとうございます。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年09月24日 17:35)

ねんりんピック2023、コビトカバさんだけでなく尾花さんも入選してらしたんですね。重ね重ねおめでとうございます。一応のマナーとして表彰式前のネタバレは良くないですから、入選句の披露はもう少し待ちましょう。私の中日俳壇の入選にご祝意をいただきました。有難うございます。中日は長らく栗田やすしと長谷川久々子の両先生が選者でしたが若い高柳克弘と高田正子の両先生に替わりました。私よりも若い年代で、少し勝手が違い戸惑っています。世代が違うということは、何かにつけ物の見方も変わってきますから。芭蕉祭は、本命の句は外しましたが、思いがけない1句が入りました。稲畑廣太郎先生の選でした。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年09月24日 16:54)

コビトカバさん

ねんりんピック、特選おめでとうございます。
私は特選には及びませんでしたが、正賞の知らせをいただきました。
私にとっては初めての入賞でとっても嬉しいです。
これからも俳句をボチボチ続けていけたらいいなと思っています。

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アイビーさん 高柳先生での入選  おめでとうございます。  お見事!
      なお 島桜子は芭蕉祭の入選  束束子は落選(いつものことですが・・)

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 もうひとつお知らせです

  
 9月30日(土) 午後2時より、Eテレで、自分を見つめて17音~俳句甲子園2023が放送されます
 今年の最優秀句は、名古屋高校の生徒さんの句でした。地元つながりということで見てあげてください。
 高校生の感性にふれるのも刺激になっていいかと思います。負けて泣いて、勝って泣いて、
 これぞ、青春、まるで死闘のようです。

 管理人さん、おじゃましました。27日の嚶鳴庵句会もよろしくお願いします

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選句鑑賞

 5 マジック点灯野球佳境や獺祭忌 (尾花さん) 3
 子規と野球についてはいろいろ語られていますが特に野球を「のぼーる」と自分の名前に因ませるなど「やるねぇ~」の感。野球と共に育った我々にとってはやはり野球は特別なもの。マジックは「この数字を勝てば優勝」の数値です。
対象のチームが負ければ数は減ります。でもマジックは消滅する場合もあります。だから「マジック」か。両リーグとも優勝チームは決まりましたがクライマックス対象チームの熾烈な戦いが続いています。焦点に「マジック点灯」か、意表を突かれましたね。
 
21 末広に呑んで半田の初嵐 (かをりさん) 3
 アイビーさんの評に関してコメントしましたが、「末広」の固有名詞がはたしてふさわしいのか、「半田」にしてもよく通販の広告で出ている「半田の手打ちうどん」があります。いずれも一部の地域では通用しますが全国版とは言えません。大府にも「山喜のうどん」という老舗がありますが詠んでも大府の方しか解らないのでは。いずれにしても誰が見ても解る固有名詞は別として、使う場合は「前書き」が必要と思いますが如何。句としては末広に疑問を感じながらも捨てがたく頂きました。「末広」を「居酒屋」または「料亭」としてはまずいですかね。「初嵐」が全てを包み込んでくれそうですが。

22 異国語の耳に粘つき秋暑し (アイビーさん) 7
 中七がすとんと落ちました。大府ではあまり異国語に出会うことはありませんが雑踏での会話などテレビで見るとイラつきます。聞き慣れないからでしょうか。これからは国際化が進みます。外国人からみた日本語の響きはどうでしょう。今の若い方達はあまり意識していないかも知れませんが。

50 秋黴雨ぱちんと開く女傘 (糸瓜さん) 3
 これは中七でしょう。この擬音が効いていますね。何度読み返してもリズムよし、感度よし、鬱陶しいと思える現状とはかけ離れた世界を見るようです。

95 夕暮れて胡弓切なき風の盆 (束束子さん) 7
 大府もそうですが最近の盆踊りには「供養」の要素は全くと言っていいほど感じられません。「夏まつり」の一環としての盆踊りに過ぎません。私の田舎の盆踊りは一つで10ほどの動作の繰り返し。その代り音頭は物語になっていて延々と続きます。それに海水に付けて乾燥させた酒樽の太鼓が絡みます。一晩踊り続けます。先祖供養の典型です。この句の風の盆、テレビで見ましたが鋭角の深編笠で顔を隠し粛々とした踊りと胡弓の切ない響き、夕暮れと相まってその風情はえも言われない雰囲気でした。神秘的ですらありました。

101 萩の道老の黄昏歩を運ぶ (和談さん) 1
 萩の花はどこか影を持ちます。特に夕暮れは。作者は己の姿に重ねて詠んでいます。共感はしますが何故か切ない。
作者は私と同年、今度は早朝歩きましょう。違った感覚が湧くかも知れません。

104 落鮎のはだら見尽くす道祖神 (かをり) 3
 はだら(ぶち)が気になりましたがまだらの雅語的表現と知り納得しました。これは何といっても道祖神ですね。落鮎の状況はテレビでしか知りませんが産卵を終えた鮎の終焉の姿でしょう。はだらとありますが全身傷だらけなのでしょう。それを川沿いの道祖神が愛おしむかのように見守っています。作者と共に。迷わず特選に戴きました。

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7句鑑賞

13 死ぬ時もくねる侭なる穴まどひ (束束子)
野生動物の死にはなかなか立ち会えないものです。
くねるまま、が蛇の無聊を描いております。

36 緑蔭に入りて己の影を解く (ナチーサン)
今年の夏は暑かった。己の影を解く、ほっとした一瞬を詠みあげられた見事な写生句。

46 牛の目に百八十度秋の空 (アイビー)
百八十度に水を差してしまいましたが、おもわぬ大景の句となり、秋の訪れに感動しました。

50 秋黴雨ぱちんと開く女傘 (糸瓜)
秋黴雨と女傘が微妙な距離感が素晴らしいです。
それは「ぱちん」のアクセントが効いているからですね。

70 草虱付けて二人に何かある (束束子) 
写生の中に艶のあり。向田邦子の《思い出トランプ》に「三枚肉」という短編がありますが、疑惑というものは果てしないようでいて最後は自分に還って来ます。
とてもいい句ですね。束束子さんかー、これは意外でした。

83 包装紙見てどつと沸くお中元 (ふうりん)
サザエさん一家をおもいだしました。
ユニークな包装紙に、有名デパートの包装紙に、ご家族の愉快な一こまをいただきました。

85 かなかなの罠があるかも松林 (大和)
かなかなの罠、これは最高に楽しいですね。
実は私も以前に かまきりの罠があるかも畦つづく 作りましたが、断然大和さんの句がいいですね。
かまきりの罠ってモロですもんw

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年09月23日 00:34)

こちらこそ、すみません、アイビーさん。
俳句は科学ではないので、とても伸び伸びとストレッチした感じの句でありました。

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拙句「 牛の目に百八十度秋の空」を取り上げていただき有難うございます。180度では控えめ過ぎると思いましたが、さりとて360度では、いくらなんでもという自制心が働いてしまったのです。かをりさんから、牛は330度見えるとご教示頂いて、それなら360度でもよかったと、今になって臍を噛んでいます。

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[何かある]・・・

これは実体験に基づく1句。 アイビーさんとかをりさんに褒めて貰ったんでは書かないわけにはいかないですね。
実はアイビーさんに取り上げて貰った時に、一度 ここに書いたんですが、誰も感想文を寄せてくれなかったので引っ込めたんですよ。
投句された方が20人以上もありますから、もうすこし皆さん、どんどん書き込んでもらいたいですね。  それでは、こういう事情なんですよ。

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「身も蓋も・・・」  曖昧なままにしておけない性分でしてね。 蓋をしても臭かったりして・・・・
  時々はこんな他愛もない話もあってもいいでしょ。  あたまの休憩  玉虫さん ありがと。  

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なまじ真相を聞いてしまうと身も蓋もないことがよくあります。聞かなきゃよかった。

引用して返信編集・削除(未編集)

束束子さん、デートのお誘いありがとうございます。

ターザン少女から7年ほど経った頃のことです。
有ったんです、自然薯事件が。
普通の女子を装ってたころの話です。
主人の田舎での正月休みに、退屈しのぎに森の探検をしたりしていました。
探検と言っても、リーダーは夫。子分は子供二人に私。
蜂も蛇も居ない冬の森をアチコチ遊ぶのですが、一応偉そうに子供達に
足元をシッカリ見て歩け!の注意を言って、先頭を歩こうとしたら、ドッシーンですわ。
落ちました。自然薯の穴。
掘ったら埋めてよね!
それ以後は森の探検の度ドッシーンの話です。
ターザンも歳をとるのです。

*草虱つけて二人に何かある
ドキドキを頂きました。

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<草虱つけて二人に何かある>
 ABCヒロさん、ダイアナさん、てつをさん、かをりさん、玉虫さん、アイビーさん ありがとうございます。
                  では
 婚前の、幸せな三日月の夜のデート。 人っこ一人とも出会わない村の夜道を30分以上も歩き通し、少し休みたい心地だったので「どこかに座ろうか」 「うん いいよ」となった。小川沿いは草ぼうぼうだが、蜜柑畑と野菜畑の間に、こんもりとして草の生えていない場所があり、坐るのには良さそう。 仄かな月明かりの中、次の二人の展開は甘い、甘い抱擁か。  
 ところが一歩踏み込んだら「ずぼっ!」  ????  更に左足を入れたら{ズボッ!}  何と!  牛糞の山。
 また別の日には「林の中を抜けようか」 「うん いいよ」  彼女が先に林の中へ  ところが「どっすん!」 「きゃ=ーー」  何と自然薯掘りの穴に落っこちてしまったのだ。 
 というわけで、「何かある」どころじゃない 「あった」のだ。  淡い淡い昔の思い出でして・・  でへへへへ
  私とおデートしたい人 募集中!  玉虫さん どう?   キット何かあるから貴重な体験をするのだ!
 

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年09月23日 08:31)

アイビーの俳句鑑賞 その3

アイビーの俳句鑑賞 その3

例によってアイビーの俳句鑑賞3原則に則ての感想です。お気に障ったら平にご容赦。

秋晴や三角籤の一等賞 (玉虫) 
抜けるような秋晴れ、何かいいことがありそうな予感。ところが市井のは大部分の人は波乱万丈のドラマなど起きない。せいぜい三角籤で一等賞が当たる程度のことだ。大事件ではなく、敢えて身ほとりの些末な事柄を秋晴れと取り合わせた作者の作句センスに見るべきものがある。それでいいと私も思う。世はなべて何事もなし。

終わりなき風の遊び場秋桜 (弥生)
コスモスに風を吹かすのは定番。従って平凡に風を吹かせたのでは面白くないし、それこそ掃いて捨てるほど類想句がありそう。夏井いつき先生の言う脱凡人を目指さねば。その点、「終わりなき遊び場」というユニークなフレーズを発見したのは作者の大殊勲。脱凡人に見事成功した。コスモスの句として出色の出来栄えだ。

やれやれと子を送り出す休暇明 (ヨシ)
子育て真っ最中か、子育て経験豊富な人が圧倒的に共感する句。子を送り出す先は、言うまでもなく学校である。安堵感と解放感は大っぴらには言えないが、本音はそういうことだ。これは母親ならではの実感だろう。そこへ行くと、父親はそこまでのことはないが。

空腹を癒す喉越し冷し汁 (ふうりん)
「冷し汁」は夏の季語。歳時記によっては記載のない歳時記もあり、その意味で珍しい季語と言えよう。汁仕立ての総菜を冷蔵庫などで冷やしておく。食欲の減退する夏場にあって食が進む。これも生活の知恵だろうか。まして空腹を満たすために、喉越しのよさもあってうってつけの食材だ。夏向きの清涼感のある句。

包装紙見てどつと沸くお中元 (ふうりん)
お中元の季節ともなると、贈る方も貰う方もいろいろ気を使う。なかには毎年同じ品を、同じデパートで誂えることもあるのではないか。毎年同じ品なら包装紙を見ただけで中身が分る。それが家族全員の好物だったりすると、包装紙を見ただけでどっと沸く。家族全員がリッチになる一瞬だ。

湖風を受けて伊吹の大花野 (てつを)
伊吹山の植生は日本海側の植生と聞いたことがある。勿論、高山植物系の植生もあるが、高山植物のお花畑は夏の季語で、秋の花野とは区別される。湖風というのは琵琶湖から吹き付ける風を言うのだろう。色とりどりの植物に包まれた伊吹山の花野。旅情を誘う一句。ところでこの時期、伊吹山の花野にはどんな花が咲いているのだろうか、作者のてつをさんに伺ってみたいところだ。

爆ぜ口にちらり新肌石榴かな (和談)
秋、民家の庭や野に見かける石榴、爆ぜて赤い実があらわになる。その爆ぜ口、なにやら艶めかしく、性的なものを感じるのは私一人だろうか。何となくエロいのである。和談さんは爆ぜ口を新肌と表現した。私と和談さんは、結局は同じことを言っているのではないか。そんな気がしてならない。いずれにせよ、大胆に言い切った表現が小気味よい。

目瞑りて手筒花火の行者めき 
手筒花火は三河地方独特の花火。掲句は惜しくも無点となったが、雰囲気はよくわかる句だと思う。自分の身に火の粉が降りかかっても、一人が脱落すればチーム全員の努力が無駄になるから耐えるしかない。その様子を「行者めき」と捉えた。たまたま無点となったが別のところへ出すとガラッと変わることはよくある。

以下次号、不定期掲載

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コスモスと風の組み合わせはよくありますが、弥生さんの句は「終わりなき風の遊び場」と真似のできない個性的な表現があり、凡百の句とは大違いです。

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アイビーさん、鑑賞ありがとうございます。
コスモスに風は付き物ですが、その可憐さを表すのにやはり風は欠かせないと思い、
何とか辿り着いた表現です。
今年はコスモスも開花が遅れているとの事。
早く涼しい風が吹きコスモスが喜んで揺れる様子が見たいですね。

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玉虫さんが籤で一等を当てられた由、おめでとうございます。武豊町の特産の溜り醤油が賞品だそうで、いいものが当たりましたね。武豊町里中地区は、溜りのメーカーが軒を接しています。南蔵はその中のメーカーですね。8月句会で私が「片陰や路地の向かひも溜り蔵」という句を出しました。里中地区の情景を詠んだものです。

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アイビーさん、三角籤で一等賞を当てました!
我が町のお稲荷さんのお祭りです。
南蔵と言う老舗のたまり醤油一升!
一升瓶など最近は持ったことがありませんでした。
欲張り婆さんは、お爺さんに見せたくて、よっこいしょ!と持ち帰りました。
鼻息荒く報告しました。
何しろ一等ですもの。
浮かれていたら、カマキリに脅されて、悲鳴を上げる羽目になりました。
取り込んだ洗濯物から、ポトリ・・・。
鼻息荒く足音高く、オマケに悲鳴です。
今月は暑さに泣き、籤で笑いカマキリに悲鳴と、賑やかな日々でした。
講評ありがとうございました。

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一句だけ自解

21 末広に呑んで半田の初嵐
ナチーサン、◎玉虫さん、ありがとうございます。

半田市は一回、数年前の初秋に伊勢参りに泊まりました。
ちょうどコロナ前で、伊勢や名古屋市近辺がばか高いので避難という形で。
駅近辺の末広というお店で飲みましたが、釣り好きの店主さんのお料理、お客さんがとても素晴らしくて。
なめろう、最高!楽しく思い出しての一句です。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年09月20日 21:49)

牛の目は330度見えるのですか。知らなかった。勉強になりました。

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 23年間武豊線で通勤した半田ですがここの所ご無沙汰しています。10月には延期になっていた山車祭りがあります。
平成29年の市制80周年記念の第8回には一人で出かけ写真を撮りましたがその時知り合った山王車の親方から話しかけられ車庫へ案内されました。坊主頭の彼は病後で静養中とのこと室内にはづらりと写真が。若い衆が集い盛り上がっていました。今年は5年ぶり、是非にも行くつもりですが構内にあった由緒ある歩道橋は取り壊されているようですね。
 所でかをりさんの末広の句私も頂きました。現役の頃帰路上司と駅前の鰯専門店で一杯やったことを思い出しました。
ただ、この句についてはアイビーさんのコメントで納得しましたが、固有名詞の使い方について考えさせられた一句です。以前にかをりさんの「大川」の句に出逢いましたが後で「隅田川」の別名と知った次第。前書きが要るのかな?

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桑の実や の句を詠んだ玉虫さんに採っていただき、いつも素晴らしい句で主宰めくアイビーさんの薀蓄、うれしいです。
駅の左手に5分ほどの末広です。
末広、言葉の意味、実景の末広。
また俳句のよさをかみ締めています。
今回は某氏のおおせにしたがって、写生にがんばりました。落ち鮎も、ありがとうございました。

ちなみに牛の目は、両目の間隔が広く頭の横側についています。そのために視野が広いです。330度見えます。
売られゆく牛の魚眼をうろこ雲  はしゃぐ子のいる露の牧かな

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年09月21日 22:05)

末広はJR半田駅前の料亭「末広」のことでしょうか。あの辺は半田の富豪が遊ぶ三業地の面影が残る一帯です。「末広」は中でも格式を誇る料亭でした。「知多の半田は蔵の町」と唄われた往時の繁栄は見る影もなく、発展から取り残された哀愁の香が漂ってきます。ですから、「格式を誇る料亭でした」と敢えて過去形にしました。私の若い時には、それでも「末広」「古扇楼」「井筒」芸者置屋の「千代一本(ちよかずもと)」鰻の「一心屋」「久永亭」待ち合いの「永楽」と言った店がありました。

引用して返信編集・削除(未編集)

末広に呑んで半田の初嵐

先ず、良いな~です。
お酒を飲めなくてもこのシーンです。
半田の初嵐。
全く下戸の私ですが、次の世というモノが有れば
是非このシーンに身を置いてみたいです。
酷暑に苦しんだ後の、初嵐が秋の訪れを告げて素敵。
生意気に述べさせていただきました。

引用して返信編集・削除(未編集)
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