11月句会を始めます。下記開催要領に従い奮って投句願います。
現在までの投句者は、 名の皆さんです。
11月度みんなのネット俳句会・開催要領
1・投句期間 11月5日(水)~11月10日(月)
2・投句 当季雑詠 5句まで
3・清記発表 11月11日(火)
4・選句 8句選句 11月11日(火)~11月13日(木)
5・成績発表 11月14日(金)
6・その他 投句代行可、投句後の訂正、差し替えも可
投句内容は幹事が確認次第、非表示にします。
句会開催中であっても一般の書き込みは制限はしません。
投句後の訂正依頼のやりかた
(誤) 古池や海豚飛び込む水の音 バショウ
(正) 古池や蛙飛び込む水の音 バショウ
報徳学園と対戦した東邦高校は延長10回タイブレークの末4対5でサヨナラ負け、センバツの通算勝利数で中京大中京に並んでいた58勝の更新は成らなかった。
茶々さんのこと
今まで代理投句をしていましたがもうそろそろと思い和談さんに相談しました。
今和談さんが自分の体験などアクセス法を伝授してくれています。
よろしくお願いします。
3月句会の結果発表の記事のピン留めを解除します。ご覧になりたい方はno.1284の記事までスクロールして下さい。
感想も一巡したようですので4月句会が始まるまで、俳句三択クイズをします。準備がありますので29日から始めます。覚悟はよいですか。
アイビーさん、こんばんは。
小さいことですが、google chomeのお気に入りに登録できないのです。とりあえず、
https://bbs1.rocketbbs.com/haiku575/posts/1337
わたしだけかなあ。
三択クイズについて
やはりこれが無いとはじまりません。お手柔らかにお願いします。
29日からとのことですので明日は安心して東邦を応援できます。相手は強豪報徳学園(兵庫)。
第三試合。勝ってベスト8目指せ!
4月句会は4月5日の開幕です。
それまで約10日間、掲示板の常連さんを飽かせないよう工夫するのですが、毎度おなじみの俳句三択クイズは少々マンネリ気味です。何かよい企画は無いでしょうか。皆さんのお知恵を拝借したいと思います。
これと言った案が無ければ、また三択クイズを始めますが。
9 春霖やさみしい時は手をたたく (えっちゃんあらさん) 2
人は本来孤独な生き物かも知れない。それを紛らすために群れる。勿論生活の為もあるのだが。孤独に耐えられず自死する人が絶えない。この現象は老若男女、古今、洋の東西を問わない。作者は癒しのために手を叩くのである。春霖が切なく木霊する。
11 窓際の席が好きですヒヤシンス(ヨシさん) 4
有る亡くなった文人の好んだ定席は窓際。何故か落ち着くのだ。人の出入りが観察できる利点がある。一時流行った窓際族なる言葉を思い出したが少し意味が違うようだ。口語体には違和感があるがこの場合気持ちよく受け入れられた。座五が動かない。
15 鳥獣の慟哭深き涅槃絵図 (ウグイスさん) 6
西洋の宗教画にはあまり興味を持てないが東洋の宗教画、鳥獣までもが深い悲しみに沈み込むこの臨場感に圧倒された。鳥獣の慟哭の措辞が重い。重厚な作と思う。
28 伊予四温農耕牛馬祀る寺
温暖な伊予、平和な農村。ここに牛馬を祀る寺がある。機械化の進む中で家族の一員の如く存在する牛馬。一生を全うした牛馬を祀る寺。先人の人々の想いに心を寄せた句。お参りしたくなった。無点句には惜しい。
58 老梅や己が来し方重ねゐる
ここれも無点句。私の机上の花瓶に去年の芒がささっている。深みを増して白く頭を垂れている。水も吸わず動かない。この句、己の人生を老梅に重ねている。老いてなお凛として花を付けている健気な梅。老梅に寄り添うその心に共感した。そろそろ芒を処分しようと思うが。
72 パン生地の馴染む手のひらうららけし(弥生さん) 2
生地なる言葉を知らなかった。娘がケーキを作っているのを見て初めて知った。身近なところから句材を見つける姿勢は見習いたいもの。何度詠んでもすとんと落ちる。佳句と思う。
79 掌にまろくころころ鳴るや土鈴雛(ちとせさんさん) 1
写真拝見、可愛いですね。掌に包み込みたい衝動に。鳴るんですね、ころころと。心洗われる句ですね。
105 今日木曽の林業大の卒業式
最初スルーしていたが何故か気になり出した。そもそも林業大学なるものの存在を初めて知った。初めての卒業生だろうか。それとも歴史が。いずれにしても我が国の環境を支える貴重な数少ない大学だ。全国に有るんだろうか。林業大学が。貴重な句だ。
WBCで日本は銀河軍団と言われていた米国に雪辱、頂点に立ったが米国がなぜ銀河軍団と言われるのか。そうそれは、全員がアメリカ大リーグに所属していること、従って年俸も桁違い。何とチーム総額504億円。一人当たり約18億円。ちなみに日本は約4分の一の141億円一人あたりは約5億円。ちなみに大谷選手は39億円。日本は大リーグはダルビッシュなど4人なのであとの選手の収入は推して知るべし。最高は主将のトラウトで46億円だとか。それを知ればアメリカはもっと口惜しがってもいいと思うが。
次は3年後だ。高校野球もたけなわ、若者の成長が全て。出でよ大谷二世、連覇を果たせるか。期待大。
えっ、大勢選手の年俸が知りたいって。答えは、・・・5,700万円でした。
いやあ世界一になったあのチームに黒星付けたのは中日だけ、大したもんです。脱帽。
大勢も7回に投げられてよかった。おばあちゃんは田舎の普通のおばあちゃんだから孫が新人王やWBCの日本代表チームに加わったりしたのですっかり戸惑って孫に気安くものが言えないと言っていた。そのおばあちゃん突然亡くなって名古屋からの移動日に3時間ほど帰ってきていたそうだ。葬式にはもちろん出られなかった。昨日の孫の世界でのひのき舞台は見たかっただろうなと家内と話しました。 しかしあの家の子がアメリカでああやって投げているのがなにか不思議な気がしましたね。
棚釜さんは阪神タイガースのファンでしたね。ちなみに私の甥が熱烈な阪神ファンでして、私も身内として見て見ぬ振りも出来ませんから、会えばいつも厳しく叱責し、将来を戒めております。
あはは、ドラゴンズフアン、からかって、ごめんでした。ちゃんと中部地方の人にもわかるようにフォローしてもらってありがとうございます。
大勢の家はよく行ったけどおばあちゃん夫婦としか顔を合わせたことはありません。
玄関脇にバットが10本ほどあったり硬式少年野球チームへお爺さんが送り迎えしていたことは知っていますが出会ったことはありません。家内の連れのおばあちゃんが亡くなったのでこれからは行くこともないでしょう。それより翁田という姓が日本で約100名とどこかで見たけどほんまかいなと思ってます。字面だけで行くとそんなに珍しいとも思えないけど。
サインボールは家内あてのがありますが、阪神フアンの私は巨人の大勢のサインボールなど欲しくないと無視。昨シーズン阪神の抑えでいてくれたら阪神ぶっちぎりで優勝できたのにとは思います。
登録名が大勢、本名が翁田大勢、2022年のドラフト1位で読売ジャイアンツに入団、セントラルリーグ新人王に輝き侍ジャパンにも選ばれた。その大勢選手と棚釜さんは近所同士でしたね。子どもの頃から知っているとか。この度は大活躍でおめでとうございます。もし会う機会がありましたらアイビーなる老人が喜んでいたとお伝えください。ついでに中日ドラゴンズとやるときには手加減するように頼んでください。それから侍ジャパンに勝った唯一のチームが中日ドラゴンズであると、取ってつけたように言及していただきましたことに御礼申し上げます。
みんなのネット俳句会が4万人突破を果たしました。
管理人さんはじめ句友のみなさまの努力の賜物です。
この上は会員の20人越えの定着と更なる会の発展を祈るのみです。
アイビーの俳句鑑賞 その4
5 目の前の山も消しつつ春の雪(棚釜さん)
名園などでよく借景という言葉を聞く。この句の「目の前の山」もその借景に当たるのではなかろうか。春の雪だからおそらく粉雪が雪しまく感じではなく、大きな牡丹雪が空から舞い落ちて来るイメージだ。それも降っても降っても際限なく降る。遠山の輪郭もおぼつかぬほど降ったが、そこは春の雪、そこはかとなく艶めかしい風情すらある。映画のラストシーンを思わせる、情感たっぷりの句。
15 鳥獣の慟哭深き涅槃絵図 (ウグイスさん)
この時期、お寺などで涅槃図が公開される。釈尊入滅の様子を描いたものだ。筆を執った絵師は、無論その現場に居合わせた訳はないから想像で描いた。見てきたような嘘だが、そこはプロ、仏弟子や衆生の嘆き悲しむ様が実に真に迫っている。彼らは一応人間だからわからんでもないが、釈尊の徳を慕って集まってきた鳥や獣はどうか。動物が泣く道理がない。ところが練達の絵師にかかると動物ですら泣かせてしまうから恐れ入る。それがまた巧みなのだ。「慟哭深き」という表現に納得がいく。
44 耕耘機進む後ろの土の色(ヨシさん)
季語は耕耘機。耕す、あるいは耕耘機を季語にした俳句は数多いが、この句のように土の色に着目した句は珍しく、とても新鮮だ。中七の「進む後ろの」が巧みだ。みるみる土が掘り返されて土の色が劇的に変わっていく様を視覚で追っていく手法が斬新だ。品詞的には「進む」だけが動詞であるが「進む後ろ」と巧みに名詞化した。このため実質的には動詞を使わないで、それでいながら句に動きを出すのに成功している。
84 甕に足掛けて水飲む猫の春 (おだまきさん)
春、猫と来れば恋猫と言いたくなるが、趣向を変えて猫の春にしたところが心憎い。淡々と事実だけを描写しながら、甕の大きさ、猫の敏捷さを表現して間然とするところが無い。あるいは別に猫の春でなくても、猫の秋でも猫の夏でもよいと異論が出るかもしれないが、私は猫の春でなくてはならないと思う。句全体の雰囲気が春そのものであり、猫の春は動かないと思うからだ。
46 まどろむやつちのこと化す雛の夜 (かをりさん)
63 本売つて私雨の春山辺 (かをりさん)
両句ともかをりさんの句としては珍しくそれぞれ1点の入点に留まった。しかし私は、両句とも美しい日本語が紡ぐ「かをりワールド」が遺憾なく展開された句だと思う。どういう理由で雛の夜がつちのこなのか、あるいは本を売ることと雨の山辺とどういう関係があるのかなどと愚問を発してはいけない。その辺りが「かをりワールド」たる所以なのだから。読み手はかをりワールドに身を委ね、美しい言葉の世界に耽溺すべきなのだ。まどろむ、雛(ひいな)の夜、私雨(わたくしあめ)、春山辺、なんと繊細で美しい言葉だろうか。なお私雨は局部的に降る雨、あるいは山に降って麓では晴れているような雨のこと。
105 今日木曽の林業大の卒業式 (無点)
既に作者が名乗り出てしまっているので、ここで取り上げるのも気が引けるが、私が何故か魅かれる句だ。林業大でまず意表をつくが、木曽で納得。なんの作為も無く、ただ事実だけを述べたような句だが、どこにそんな魅力があるのだろうか。やはり句の醸し出す雰囲気としか言いようがない。
アイビーの俳句鑑賞 完
過分にお褒めいただき、恐縮です。
いいなあとおもった言葉を重ねて十七音にまとめるのは楽しいです。
毎月10句ほどしか作れませんが、このネット句会のおかげで飽きっぽい私も俳句を続けられて、感謝しております。