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互選結果

2026・6月度みんなのネット俳句会 互選結果

金賞 37 【ちとせ 】 立ち漕ぎの生徒眩しや更衣 (11点)
銀賞 33 【ヨ ヨ】 新茶入れ朱泥急須の淡緑 (9点)
銅賞 17 【弥 生】 歓声はきっと缶蹴り夏木立 (7点)
 々 23 【岩 宮】 子らの言ふじじ反抗期冷奴 (7点)
 々 25 【ふうりん】 忍冬咲いて愁眉を開きけり (7点)
次点 39 【にゃんこ】 父の日に黒いクレヨン画の眼鏡 (6点)
 々 73 【かをり 】 水無月や碁石をあらふ父の息 (6点)
 々 84 【てつを 】 捩花や断ちきりたきは負の連鎖 (6点)

※銅賞の3句はそれぞれ特選1のため同点としました。
※参考
 総合点
ヨヨ21点、かをり19点、ちとせ17点、弥生14点、アイビー12点

2026・6月度みんなのネット俳句会 互選結果一覧表
1 ✤ 1点 【岩宮】 明易し夢の続きは又今夜 ✤ 胴長おじさん
2 ✤ 2点 【あんのん】 鯵大漁釣果の報にうそ少し ✤ ダイアナ、アイビー
3 ✤ 0点 油虫探し求めて朝が来る
4 ✤ 2点 【ダイアナ】 ドアフォンの上に雨待つ雨蛙 ✤ にゃんこ、ふうりん
5 ✤ 1点 【ヨヨ】 行かないで心地よき風五月尽 ✤ ラガーシャツ
6 ✤ 3点 【和 談】 初孫の六月賞与初傲り ✤ ちとせ、◎ヨ ヨ
7 ✤ 5点 【かをり】 裏富士の雲ほどけたり桜桃忌 ✤ ちとせ、ヨシ、てつを、森野、アイビー
8 ✤ 3点 【アイビー】 えいやあと五句を投ぜり心太 ✤ ヨシ、弥生、コビトカバ
9 ✤ 1点 【コビトカバ】 お局の小言も交わす若葉風 ✤ ふうりん
10 ✤ 2点 【アイビー】 鬼平になつたつもりの鮎の飯 ✤ ラガーシャツ、岩宮
11 ✤ 0点 降りぐせの梅雨空罵りペダル踏む
12 ✤ 0点 カーテンの向こうに聞こゆ四十雀
13 ✤ 0点 燕子花あやめ菖蒲か紺光る
14 ✤ 0点 各駅の車窓に見つけ花柘榴
15 ✤ 1点 【てつを】 かはたれの雲の澱みて栗の花 ✤ ちとせ
16 ✤ 1点 【あんのん】 蚊遣香先を知りたし栞ぬく ✤ ダイアナ
17 ✤ 7点 【弥生】 歓声はきっと缶蹴り夏木立 ✤ ヨシ、◎てつを、にゃんこ、ナチーサン、ラガーシャツ、かをり
18 ✤ 1点 【茶々】 黄菖蒲の八重咲き揃ひ踊りかな ✤ ふうりん
19 ✤ 1点 【胴長おじさん】 貴婦人の頃が懐かしバナナかな ✤ ナチーサン
20 ✤ 0点 酷暑かな歳時記忘れた自然界
21 ✤ 1点 【ちとせ】 子育てらし威し鳴きすや夏烏 ✤ ふうりん
22 ✤ 0点 子燕の口犇めいて餌を求め
23 ✤ 7点 【岩宮】 子らの言ふじじ反抗期冷奴 ✤ ちとせ、にゃんこ、森野、ダイアナ、あんのん、◎ナチーサン
24 ✤ 3点 【ダイアナ】 彩雲の流れて初夏の十四夜 ✤ 森野、ヨ ヨ、岩宮
25 ✤ 7点 【ふうりん】 忍冬咲いて愁眉を開きけり ✤ 弥生、てつを、森野、ヨ ヨ、◎ダイアナ、岩宮
26 ✤ 1点 【てつを】 召集の命下りしかウリハムシ ✤ 和 談
27 ✤ 0点 焼酎瓶買物篭に鎮座して
28 ✤ 0点 樟脳の匂ふ押入れ衣更
29 ✤ 2点 【ラガーシャツ】 初夏晴れに熊鈴の鳴る遊歩道 ✤ ちとせ、ふうりん
30 ✤ 3点 【ちとせ】 白壁に青田広がる散居村 ✤ ヨ ヨ、岩宮、かをり
31 ✤ 0点 白南風や部下のデートを目撃す
32 ✤ 2点 【ちとせ】 新じゃがを束子で擦るつるり膚 ✤ ふうりん、岩宮
33 ✤ 9点 【ヨヨ】 新茶入れ朱泥急須の淡緑 ✤ 胴長おじさん、ヨシ、てつを、◎和 談、ナチーサン、ラガーシャツ、◎茶々
34 ✤ 2点 【ラガーシャツ】 素麺や喉ごしも良しその細さ ✤ 和 談、茶々
35 ✤ 2点 【森野 そぼつ降る泰山木の咲く寺苑 ✤ ヨシ、ヨ ヨ
36 ✤ 1点 【ふうりん】 ダービーを取つて競馬の二連勝 ✤ アイビー
37 ✤ 11点 【ちとせ】 立ち漕ぎの生徒眩しや更衣 ✤ 胴長おじさん、◎ヨシ、てつを、◎ふうりん、あんのん、◎アイビー、コビトカバ、ナチーサン
38 ✤ 4点 【ヨヨ】 頼りたき身内は遠く梅雨間近か ✤ 胴長おじさん、アイビー、和 談、ラガーシャツ
39 ✤ 6点 【にゃんこ】 父の日に黒いクレヨン画の眼鏡 ✤ 胴長おじさん、ヨシ、◎弥生、岩宮、茶々
40 ✤ 1点 【胴長おじさん】 父の日や空白の文字のみ占めて ✤ 森野
41 ✤ 0点 夫剪定羽抜鶏ごと羅漢槙
42 ✤ 1点 【にゃんこ】 梅雨曇ますます重き貨車の列 ✤ ちとせ
43 ✤ 0点 梅雨間近繙いてゐる闘病記
44 ✤ 5点 【かをり】 手鏡に映る水無月風過ぐる ✤ 弥生、にゃんこ、森野、ヨ ヨ、あんのん
45 ✤ 1点 【アイビー】 でで虫のオブジェの上の蝸牛 ✤ にゃんこ
46 ✤ 0点 でで虫を見らば口つくあの唱歌
47 ✤ 0点 てふてふに蕾のあらば柿の花
48 ✤ 1点 【森野】 天国と思へる一歩冷房車 ✤ 弥生
49 ✤ 4点 【ヨシ】 剥く手間も美味しさのうち夏蜜柑  ✤ アイビー、ナチーサン、かをり、茶々
50 ✤ 0点 搭乗の手続はスマホかたつむり
51 ✤ 2点 【ラガーシャツ】 登山帽ウェストン碑より動き出し ✤ ◎かをり
52 ✤ 2点 【ナチーサン】 樋伝ふ雫を染めて柿若葉 ✤ ふうりん、岩宮
53 ✤ 0点 夏風にだるだるせざるを得ない吾
54 ✤ 0点 夏蝶の色深まりて海賊旗
55 ✤ 1点 【和 談】 夏場所や土俵が命藤凌駕 ✤ 茶々
56 ✤ 0点 夏野菜紫小かぶカリカリと
57 ✤ 2点 【森野】 何にでも神宿りてか花は葉に ✤ ◎ラガーシャツ
58 ✤ 3点 【弥生】 なみなみと注ぐ地酒や江戸切子 ✤ あんのん、かをり、茶々
59 ✤ 3点 【ヨシ】 俳句本開いたまんま明易し ✤ コビトカバ、◎岩宮
60 ✤ 1点 【アイビー】 バイク見て柴犬吠ゆる夕薄暑 ✤ あんのん
61 ✤ 2点 【弥生】 博学なシニアガイドや街薄暑 ✤ アイビー、コビトカバ
62 ✤ 0点 初夏の藤無料ガイドの五稜郭
63 ✤ 3点 【かをり】 薔薇切るや呼ばれし気して振り向かず ✤ ◎あんのん、コビトカバ
64 ✤ 0点 昼下りエアコン洗い野球観る
65 ✤ 2点 【てつを】 壜に香を詰めて帰らむ花蜜柑 ✤ ◎にゃんこ
66 ✤ 1点 【弥生】 プードルがよく似合う場所薔薇の園 ✤ コビトカバ
67 ✤ 0点 深くまで木曽駒は碧夏の風
68 ✤ 1点 【岩宮】 襖戸の何やら重き梅雨入かな ✤ ヨ ヨ
69 ✤ 2点 【ヨシ】 故里の四方の山々新樹光 ✤ ◎ちとせ
70 ✤ 0点 細麺を食べて至福の涼夜かな
71 ✤ 1点 【ナチーサン】 またまたか横綱不在五月場所 ✤ 和 談、
72 ✤ 5点 【アイビー】 待つといふ揺るがぬ知略蟻地獄 ✤ ヨシ、てつを、あんのん、◎コビトカバ
73 ✤ 6点 【かをり】 水無月や碁石をあらふ父の息 ✤ 弥生、てつを、ダイアナ、あんのん、コビトカバ、ラガーシャツ
74 ✤ 3点 【あんのん】 満ち足りて留守居の夫に買ふ鰻 ✤ ヨ ヨ、ダイアナ、茶々
75 ✤ 2点 【森野】 耳遠き夫に老鶯届く今朝 ✤ 胴長おじさん、かをり
76 ✤ 1点 【ヨシ】 耳鳴のしては止まらぬ走り梅雨 ✤ 森野
77 ✤ 0点 ジメジメもめげぬ六月の花嫁は
78 ✤ 0点 山開き誰となく詠む俳句かな
79 ✤ 3点 【ヨヨ】 柔らかに万緑生みし大地かな ✤ 和 談、ラガーシャツ、岩宮
80 ✤ 1点 【茶々】 湯上りのあやめ紺染め浴衣かな ✤ 和 談
81 ✤ 0点 夕闇に皐月のあかり庭照らす
82 ✤ 1点 【コビトカバ】 幽霊海月毎日同じ事をして ✤ 弥生
83 ✤ 1点 【ヨシ】 よく見れば愛しき花よどくだみは ✤ 茶々、
84 ✤ 6点 【てつを】 捩花や断ちきりたきは負の連鎖 ✤ にゃんこ、◎森野、ダイアナ、アイビー、ナチーサン
85 ✤ 1点 【あんのん】 リズムごとつかず離れず夫婦生く ✤ 胴長おじさん、
86 ✤ 1点 【岩宮】 老鶯をしかと聞きたる木立かな ✤ かをり
87 ✤ 2点 【ナチーサン】 若葉風入れ墨の香の流れけり ✤ 弥生、にゃんこ
88 ✤ 1点 【弥生】 わんぱくの怖くて好きな蜥蜴かな ✤ ナチーサン
89 ✤ 2点 【胴長おじさん】 山滴る惚けないことは惚れること ✤ ダイアナ、アイビー
90 ✤ 4点 【ヨヨ】 数独を競ふ夫婦や走り梅雨 ✤ 胴長おじさん、てつを、和 談、かをり
91 ✤ 1点 【ダイアナ】 洞爺湖を見下ろすホテル五月晴 ✤ ちとせ、

煩雑を避けるため、二つの記事を一つに纏めました。文責アイビー。

編集・削除(未編集)

選句鑑賞

1 ミシンやめ手縫い楽しむ夜長かな (弥生さん) 2
ミシンから妣を思い出しました。明治生まれの妣は終戦前後を女手一つで私達兄妹を育てました。武器はミシンで
 す。ミシンの音を聞きながら空腹を訴えていた記憶が蘇えります。老後田舎に持ち帰ったミシンを処分する時名残惜し
 そうにしていたのを思い出します。先日年子の妹が妣の歳に届かぬ84歳で亡くなりましたが、丸顔の貌が細面になり妣
 にそっくりだったのは意外でした。
  ところで揚句ですが洋裁から和裁へ、仕事からの解放と生活への転換、何だか落ち着いた生活が垣間見えてゆったり
 した気分になりました。

30 ややこしき十四歳や新松子 (尾花さん) 7◎ちとせ
  下の孫娘は中3の受験生ですが性格は穏やかでおっとりしています。どこにでもいる目立たぬサウスポーです。矯正も
 しませんでしたが器用に左手で文字を書いたり算盤を弾いています。ただ、去年のエイプリルフールの時新しく買った
 自転車が「見当たらない」と注進した時はしばらく声がけをしてもらえませんでした。彼女は幼児の時親の離婚で私た
 ちが引き取りました。爾来私が父親役で風呂に入れたり肩車して出かけたりしていました。写真も多くあります。娘の
 時に叶わなかった花嫁姿が見たいと願っていますがこの句を見て少し心配になりました。「ややこしき」ですか。

57 欲絶てばあまりある幸鳥渡る (えっちゃんあらさん)  4 ◎森野 ◎ナチーサン
  幾つになっても欲望は去りません。煩悩ですかね。信仰すれば少しはと思ったこともありますが深入りしたことはあ
 りません。ボランティアに関わりましたが無欲とは行きません。「欲絶てば余りある幸」頭では理解できるんですが。
 でもこの句、今後の余生の指針として特選に戴きました。森野さんのご意見を頂きたいものです。 

65 言ひ切ってより後悔の秋団扇 (束束子さん) 5
  「しなくて後悔するよりもやって後悔する方がまし」とよく言います。性格からか「しなくて後悔」の方が多かった
 ように思います。私の人生は。「癌の告知」など一時はご法度でしたが今は告知が当たり前になったようですね。
 この句の場合はそこまで深刻なものでなく、近しい友人かご夫婦のやり取りでしょうか。私も家内とよくやりましたが
 最近は「益無き事」と割り切っています。その方が全てうまくいくからです。秋団扇が微妙ですね。

75 案山子にも悪態ついて反抗期 (ABCヒロさん) 6
  反抗期は何歳までか知りませんが、第三まであるようです。高齢者の反抗期は聞きませんが私はあると思っていま
 す。この句の対象は案山子、とばっちりを受けた案山子さん、きっと目を丸くしたでしょう。溜飲は下がったでしょう
 か。愉快な句手に拍手!

93 また一つ神事消えゆく秋祭 (弥生さん) 3
この時期になると寂しくなります。コロナの影響と思いたいんですがそればかりではありません。過疎化、少子化、
 多様性などすべてが影響を受けています。何とか継承を願う気持ちから縮小の道をたどるケースが多いようです。いず
 れは消えゆく定めかも知れませんが多くは日本の、故郷の掛け替えのない財産です。他国の侵入で心ならずも失う国も 
 あります。我が国は歴史も古く民族としても纏まっています。ここらあたりで年寄りが声を挙げ日本の文化を守りたい
 ものです。俳句も例外ではありません。

98 お喋りも長寿の術よ猫じゃらし (てつをさん) 7 ◎ラガーシャツ
  長寿を願わない人は古今東西を問わずありません。我が国は長寿国の先端を行っています。2021年では日本は平均寿
 命は84.3歳でスイスを抜いてトップです。ちなみに女子が一位、男子が三位です。長寿の秘訣は人それぞれでしょうが
 よく言われている食事、運動。睡眠は三原則のようですが、現代社会ではストレスも大きな要因とか。そこで揚句、
 「お喋り」、言い得て妙。コミュニケーションの大事さ。猫じゃらしが絶妙。百歳超え92,139人、最高年齢116歳。
 「雀百まで踊り忘れず」「お喋りも長寿の術よ・・・」 百歳万歳!!

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ナチーサンさんありがとうございます。私は主人の父舅数えで100歳と同居しています。舅の事ですが欲望の欲はどこまでなのかなと。自分と重ねて俳句にしました。観賞嬉しい事です。ありがとうございます。

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100%大丈夫です。  なんせマウスの使い方さえ出来ないのですからね。
  スマホのように、タッチすれば画面が上下に動くような仕組みにはなってないし、そもそも画面を最初に開く時の
 パスワードも教えてませんので。
  でも時々 画面の後ろに妻の視線を感じることはあります。 
                   < 背後には妻の視線ややや寒し > なんちゃって 
    あっちゃんが口を滑らせない限りは安全なのだあ~~  ニコニコ

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年10月27日 19:00)

束束子さんのご意見、大変参考になりました。ところで奥さんはこの掲示板を見てないのですか。見てたら、この書き込みで一悶着は必至。何が起きても管理人はしーらないッ!

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ナチーサンさん ありがとうございます。
            【言ひ切ってより後悔】
  これってよくあることなんですよ。
 夫婦間のいさかいの場合、どこでも女房のほうが「亭主の実家の悪口」を言うもののようですが、ご多分に漏れず我が家もそうです。言葉の鏑矢が飛び越しても知らんぷりするのが何時ものことなのですが、逆に亭主が「女房の実家や親戚の悪口」を言うととんでもないしっぺ返しをくらうことがあります。後日、何度でも反撃されることになりますから。
         ご注意を。

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俳句三択クイズは29日から

月1回の句会の後、月末はどうしてもダレる傾向があり、繋ぎの意味もあって俳句三択クイズを行ってきました。だんだんマンネリになったのか、先回のクイズ参加者は二人だけでした。しかし、クイズには参加しなくても、アクセスしてる人は相当数いるものと推定されます。毎日の訪問者の推移からも明らかです。よって俳句三択クイズを今回も継続します。29日から始めます。

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三択クイズ
 お手柔らかくよろしくお願い致します。

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将棋竜王戦藤井竜王が勝利防衛に王手!

 竜王戦第3局は藤井竜王が伊藤七段に90手で勝利3連勝で防衛まであと一勝となった。
次回は北海道小樽市で11月10~11日行われる。

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ピン留め解除

10月句会の互選結果の記事のピン留めを解除しました。ご覧になりたい方はno.2481の記事までスクロールしてください。

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アイビーの俳句鑑賞 その4

アイビーの俳句鑑賞 その4
例によって、アイビーの俳句鑑賞3原則に則っての駄文です。お気に障ったら平にご容赦。異見、反論大歓迎。

山車(だんじり)や岸和田のまち鳴動す (てつを)
山車は夏の祭りの傍題とされるが、岸和田のだんじり祭りは秋の季語として一項立てられている。私の個人的な失敗談だが、ある時、岸和田に製品を出荷することになった。製品は揃うが、トラック便の都合がつかない。丁度、岸和田のだんじり祭り当日に当たり、交通規制だらけで町全体の経済がマヒしたのだ。それを失念していた私の落ち度だが、ことほど左様にいい大人が熱くなるのが岸和田のだんじりだ。民家を壊したとかケガ人が出たとかの騒動が普通に起きる。「鳴動す」が決して大げさではない。

饒舌のテレビの才女残暑かな (ナチーサン)
いかにも暑苦しい、残暑そのものだ。説明の必要もない。しかし作者のナチーサンさんに厄災が起こらねばよいが、と別の心配をしている。近いところでは女性蔑視の廉でオリンピック組織委員会の偉いさんの首が飛んだように。もっとも、上五、中七で切れがあるので、残暑とは無関係と突っぱねることもできるが、屁理屈っぽい。

曼珠沙華今生の彩尽くしをり (ナチーサン)
曼珠沙華は死人花、地獄花、幽霊花等々、異名の多い花である。概しておどろおどろしい名が多く、この世とあの世のはざまの花というイメージが強い。そういう意味では「今生の彩」が生きてくる。近くで見るとつくづく不思議な花だ。

珈琲とジャズの店なり秋時雨 (玉虫)
上品な泰西の名画をみるようだ。香りのよい珈琲を楽しみながらジャズの名盤を聞く。誰からも束縛されない自由な時間。贅沢と言えばこれ以上の贅沢はない。かくして至福の時は過行く。気がつけば外は雨になっていた。

ほんたうはおしゃべりな鰐水の秋 (かをり)
爬虫類の鰐は表情というものを持たないから、人間からすれば無気味そのものである。そんな鰐なのに、本当はおしゃべりだったとは驚きだ。季語の「水の秋」は逆にして「秋の水」でも意味は同じだが、「秋の水」は水に重点が置かれるのに対し、「水の秋」は秋の方に重点を置く。

曳き馬の一完歩ほど秋の水 (かをり)
曳き馬は調教師などが馬の体調や馬とのコミニュケーションを取るため、馬の手綱を引いて一緒に歩くことを言う。一完歩とは競馬用語で、馬の歩幅のことを言うらしい。レース時における一完歩はおよそ7~8メートルが平均らしい。秋の水は澄み切った冷たい水の流れが一完歩ほど、という句意になろうか。専門用語をちりばめた新感覚のかをりさんらしい俳句になった。前の鰐の句とは逆に、「秋の水」にした。この微妙なニュアンスの違いを味わいたい。

アイビーの俳句鑑賞・完

引用して返信編集・削除(未編集)

アイビーさん、コメントありがとうございます。

今回は短歌の会のお題が動物、なので生き物を詠んだ次第です。
秋の水、水の秋はそのとおりで丁寧に汲みとっていただいで、とてもうれしいです。
麒麟はかぶりましたが、鰐とか声を出さぬ象徴の生き物たち。雑になり真意が伝わらず。17文字では苦しかったです。
私は乗馬をしますので、「一完歩」自分では専門用語のつもりではなく、「並足」程度に使いました。
職のある母と昼餉を秋時雨 後鳥羽殿舞ふ佐渡の蒔能  かをり

珈琲とジャズの店なり秋時雨 (玉虫) いい句ですねえ。珈琲が飲みたくなります。インスパイヤされてここから踏み込みます。
せっかくのジャズですもの。
珈琲の酸味をパーカー秋しぐる  かをり

来月の投句をして、しばらく俳句は休みます。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年10月24日 22:50)

10月は25日です

  管理人さん、割り込みます。嚶鳴庵俳句教室は25日(水)、13時からです。
  兼題は、鹿、芭蕉忌です。兼題と当季雑詠の5句を12時50分までに提出してください。

  嚶鳴庵の秋も進んでいるようです。足の悪い方には椅子も用意されています。万障繰り合わせの上お出かけください。
  本名を書くわけにはいきませんが、第弐回天下布武岐阜俳句大会に入賞された方がみえます。
  おめでとうを言わせてください。みんなで切磋琢磨して俳句の腕を磨きましょう、俳句の勉強は一人で、できるかも
  しれませんが句会だけは、ある程度の人数がいないとできません。句会に出席することが俳句上達の近道だと思います。
  来月には吟行会も予定されています。
  25日に元気にお会いしましょう。
  お邪魔いたしました。
  

引用して返信編集・削除(未編集)

私もクセになっているひとりでーす。残念ですが明日は欠席になりました(ゴルフの為)
先週土曜日に投句五句は嚶鳴庵に出してあります。
皆さん句会楽しんでください。天気は良さそうなので下手なゴルフ楽しんできまーす。

引用して返信編集・削除(未編集)

句会の運営方法は色んなやり方があります。この嚶鳴庵俳句教室は実にユニークな運営方法を採用してます。主宰者の飾らないお人柄もあって、一度参加すれば、それこそクセになります。俳句とはこうあるべし、などと難しい事を言う人はいません。それでいて、今年の芭蕉祭では4人が入選しました。ねんりんピックには特選を含む2人が入選。俳句上達の早道は嚶鳴庵に行くこと、ナンチャッテ。

引用して返信編集・削除(未編集)

将棋竜王戦第3局明日始まる!

 藤井竜王に伊藤匠7段が挑戦している竜王戦7番勝負は、藤井八冠の2連勝を受けて明日から第3局が二日間の日程で北九州市で始まる。二人は同年で若手のライバル同士。藤井竜王が防衛に王手をかけるか伊藤7段が一矢報いるか興味は尽きない。

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半田の新酒の初揚げ神事のこと

 今朝の読売新聞朝刊に半田の新酒の初揚げ神事の記事が写真入りで紹介されました。
杉玉の掛け替えも。三重県産コシヒカリの新米新酒4号瓶3,500本が23日発売とか。是非手に入れたいもの。
またアイビーさんや束束子さんの句が楽しめそうです。

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国盛の中埜酒造ですね。先だって、阿久比の丸一酒造(星いずみ)を見学してきました。国盛に比べればずっと規模が小さい蔵ですが、経営者自ら説明してくれました。新酒と言うことで言えば冬の寒造りの方が主体で、秋の新酒の仕込みは季節の話題づくり程度のことでした。

引用して返信編集・削除(未編集)

アイビーの俳句鑑賞 その3

アイビーの俳句鑑賞 その3
例によって、アイビーの俳句鑑賞3原則に則っての駄文です。お気に障ったら平にご容赦。異見、反論大歓迎。

老世帯の路地に産声菊日和 (ちとせ)
私の住んでいる地域でも老人世帯と空家ばかりが目立つようになった。この路地の場合も少子化のご多分に漏れず、とんと子供を見かけなくなった。そんな中、数少ない現役世代の家庭に赤ちゃんが生まれたという。久しぶりに明るい話題で、町内もいっぺんに活気が戻ったようだ。折から、よく晴れて爽快な菊日和だ。読み手の気持ちまで明るくなる佳句。

また一つ神事消えゆく秋祭 (弥生)
本来、氏神様の行事である筈の祭礼が、地域起こしの客寄せとなった感がある。古老の嘆くのも無理は無い。住民の側も祭りの由来や意識が薄れ、単なる娯楽のひとつになっている。故事や由来に無関心だから神事を省略してもことさら異としない。そうした風潮を織り込んだ句だが、作者はこうした風潮に批判的だ。近く半田山車まつりがあるが、これなど神社とは全く関係が無い。

ややこしき十四歳や新松子 (尾花)
今月のトップに並ぶ句。14歳というのが非常に微妙で難しい年齢だ。高校受験を控え、心が揺れ動き不安定な時で、反抗的な態度も取る。それが普通で、そういう過程を経て大人になっていく。座五に季語「新松子」を斡旋した。成長過程にある14歳を暗示しているようだ。

今日こそは番狂わせの夜長なれ (ラガーシャツ)
番狂わせとは何の競技だろうか。普通に戦えば実力上位の者が勝つが、作者は番狂わせを期待している。つまり弱い方を応援しているのだ。将棋の王座戦とすれば、藤井七冠ではなく永瀬王座を応援していたのだろうか。あるいはプロ野球か、大相撲の秋場所か、いやサッカー、ラグビーというのも考えられる。今年の秋の夜は何かとかまびすしい。

葬儀後の帰路や別れの秋の蝶 (ダイアナ)
知人の葬儀に参列した帰りに蝶を見た、言葉にすればこれだけのことだが、多くのメタファーを含んでいる。よほど親しい仲の友人かとも想像する。「別れの」は「秋の蝶」にかかっているが、その実は、故人との永訣の意であることは明白。そこに作者の故人に対する愛惜の念が見て取れる。

虫集く地球公転音幽か (ダイアナ)
地球は24時間かけて自転しつつ365日かけて太陽を一周する。これを公転というが、公転するのに音がするとは驚いた。考えてみれば、時速11万キロという途方もないスピードで公転しているのだから音もするだろう。その音が幽かにしか聞こえないほど、虫が集まった。奔放な想像力が生みだした不思議な味わいに魅かれた。

善も悪もこの星のもの鳥兜 (高田井)
鳥兜という植物は秋に紫色の花が咲き、見た目には美しい。が、如何せん、根の部分に猛毒があり、何年か前に「トリカブト殺人事件」もあった。このためおぞましいイメージで語られる植物だ。美しいけれど毒がある、このイメージを上五、中七のアフォリズムに擬えた。季語としても鳥兜は珍しく、一ひねりした趣向が共感を呼び7点の支持を集めた。

以下次号、不定期掲載

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人形小路 菊まつり

人形小路 菊まつりのご紹介
高浜市の吉浜駅前の人形小路で、菊まつり2023が開催されます。
期日 11月4日(土)~12日(日)
主なイベント
① 菊人形 「静の舞」菊師 神谷重明監修
② 市民菊花展
③ 菊の山車パレード 4日朝10時
④ 菊まつり 俳句会 会場各所に投句用紙が用意
   投句は 投句箱、郵送、インターネットで
   選者 中村正幸先生 (俳誌「深海」主宰、師系 加藤楸邨)
その他たくさんのイベントがあります。詳しくは主催者のホームページで。
https://www.ningyokomichi.com/←ここをクリック




 

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