互選結果発表
8月句会の結果を発表します。8月のトップはダイアナさんの「広島忌」の句で10点を集めました。続いて尾花さんの「風鈴」の句で7点、にゃんこさんの「原爆忌」の句、アイビーの「端居」の句、弥生さんの「新涼」の句が6点で並びました。以下、5点句には7句が並ぶ激戦でした。
10点句 10 小六の語り部ガイド広島忌 (ダイアナ)
7点句 87 風鈴にふれてにこにこ抱つこの子 (尾花)
6点句 4 サイレンへ風止まる街原爆忌 (にゃんこ)
6点句 42 端居して世の喧騒と距離を置く (アイビー)
6点句 64 新涼や新作パンの並ぶ店 (弥生)
個人別総合ではにゃんこさんが20点でトップでした。
8月度みんなのネット俳句会・清記一覧 特選2点、並選1点で計算。 7・8・14
1 止まらないポテトチップス秋涼し
2 八十路来て良き汗かける幸せを (てつを) 2 ラガー、茶々、
3 迎え火の吠え出す犬と男の子
4 サイレンへ風止まる街原爆忌 (にゃんこ) 6 ◎えっちゃ、◎ちとせ、かをり、アイビ、
5 鷺の首白き紋様青田原 (和談) 2 ◎ヨヨ、
6 しんがりの船鉾雨に悠悠と (尾花) 2 ちとせ、和談、
7 緑蔭へ漢孤独な翳を曳く (ナチーサン)
8 腹当は明日の元気を約束す (コビトカバ) 1 弥生、
9 夫運転私助手席雲の峰
10 小六の語り部ガイド広島忌 (ダイアナ) 10 ふうり、えっちゃ、尾花、ちとせ、コビト、◎ヨシ、森野、茶々、ナチー、
11 好きな夢選べる未来水中花 (ヨシ) 1 玉虫、
12 平幕は元気はつらつ名古屋場所 (ラガーシャツ) 3 ◎ふうり、比延、
13 流星や幾人残る同級生 (玉虫) 2 ちとせ、ABC、
14 鉢植えに灯る夕菅ひと夜花 (森野) 1 みにょ、
15 しかけたりしかけられたり水鉄砲 (ABCヒロ) 1 比延、
16 極暑日に線香燻り香り立つ
17 つかの間の生とも知らで蝉鳴けり (みにょん) 4 ふうり、えっちゃ、茶々、ヨヨ、
18 水の日に記録的雨皮肉かな
19 鶏も卵を産まぬ極暑かな (ふうりん) 2 ちとせ、ヨシ、
20 更衣逢ひたき奴は何処やら
21 青芦の風を呼びたりあひびきし (かをり) 1 えっちゃ、
22 向日葵や凛と老人寄せ付けず (和談) 1 ヨヨ、
23
24 ほおずきやほの口をして吹き鳴らす (弥生) 2 ◎にゃん、
25 夕菅や湖に暮れゆく比良比叡 (てつを) 3 みにょ、森野、比延、
26 向日葵や人と違ふと吸えぬ息 (コビトカバ) 1 玉虫、
27 夕暮れへ秋は密かに紛れ込む (にゃんこ) 5 ◎てつを、森野、和談、弥生、
28 水着着て昭和モダンの砂スキー (アイビー) 1 和談、
29 鉾の輪に噛ませたる梃子木屑とぶ (尾花) 2 ダイア、アイビ、
30 立つ秋や季節は歪み飛来せず
31 暑くなる予感小石に躓けり (ナチーサン) 4 尾花、ヨシ、玉虫、アイビ、
32 闇深き夫の故郷や天の川 (玉虫) 2 ラガー、ダイア、
33 今朝の秋雨は田畑を潤さず
34 夏草は胸の丈までここ空き家 (ABCヒロ) 3 みにょ、てつを、ラガー、
35 運転は夫におまかせ雲の峰
36 夢心地推しコンサート夏の夜 (みにょん) 1 えっちゃ、
37 玄関を出れば秋津の群るる空 (森野) 2 てつを、にやん、
38 熱風浴ぶ木々も疲るる40度 (ヨヨ) 5 ちとせ、◎みにょ、ヨシ、和談、
39 新盆の供物の礼の昔めく (比延) 1 森野、
40 長崎の鐘の復元盆供養 (茶々) 5 ふうり、えっちゃ、ABC、◎ナチー、
41 みんみんやとく眼帯のもどかしさ (かをり) 5 ちとせ、コビト、てつを、ヨシ、にゃん、
42 端居して世の喧騒と距離を置く (アイビー) 6 ダイア、◎ABC、◎比延、弥生、
43 蝉時雨背に一刀浴びにけり (和談) 2 玉虫、ヨヨ、
44 目を剥いて暑いと言ふや仁王像 (尾花) 3 ラガー、和談、比延、
45 今朝の秋ひこうき雲は茜色
46 八月の悼みごころの靴並ぶ (えっちゃんあら) 3 コビト、かをり、ナチー、
47 句集編む時の流れや梅雨湿り
48 炎天や悲鳴を上げる室外機 (てつを) 1 ヨヨ、
49 炎暑果てほっと一息夕日観る
50 無人駅風は青田を渡り来る (にゃんこ) 5 ふうり、みにょ、てつを、森野、比延、
51 炎暑なり荒れに荒れてる名古屋場所 (ラガーシャツ) 1 茶々、
52 寝室に蟷螂全身に寒気
53 老犬の座り込みたる秋暑し
54
55 語り部の白髪三千丈原爆忌
56 このセット取れば優勝蝉時雨 (ヨシ) 2 コビト、ダイア、
57 猛暑日も牌で鍛える古き脳 (みにょん) 3 えっちゃ、尾花、コビト、
58 迷い道して出会いたる花鬱金 (森野) 1 尾花、
59 母と見るプレバト俳句蚊遣香
60 師の病快癒願ひて笹飾る
61 原爆忌さらけ伝えよ世界中
62 踏み上る崩れ石段花は葉に
63 初めての町に既視感百日紅 (アイビー) 4 みにょ、ヨシ、ABC、玉虫、
64 新涼や新作パンの並ぶ店 (弥生) 6 てつを、ラガー、ダイア、◎アイビ、
65 すれ違ひざまに見上ぐる百日紅
66 向日葵は今太陽に挑みたり
67 雨の京都地につくほどに夏柳 (尾花) 3 ◎茶々、玉虫、
68 冷奴何も吸収したくない
69 ペン胼胝の名残かすかに桜桃忌 (てつを) 2 ヨシ、弥生、
70 孫を待つアロハで変身米寿なり (和談) 1 ヨヨ、
71 蚊遣香持ちつつ移動庭仕事
72 夢に入ることもできずに明易し
73 憧れて届かぬ遠さ夏茜 (ヨシ) 3 にゃん、◎玉虫、
74 面痩せの何処に立ちても夕立かな (かをり) 1 ナチー、
75 溜息を繰り返しつつ夜の秋
76 美しく儚きものに揚花火
77
78 森更けてなほ蜩の鳴き止まず (森野) 1 にゃん、
79 みちをしへ遥か先行く父の背ナ (玉虫) 4 ◎尾花、てつを、アイビ、
80 あれこれと歳時記片手に熱帯夜 (みにょん) 1 ラガー、
81 昼日向ビール三昧蝉時雨
82 マスカット一房囲む甘さかな (ふうりん) 3 かをり、茶々、弥生、
83 愛猫も興奮夏の甲子園 (茶々) 1 ABC、
84 手花火のじじと弾けてみな終る (かをり) 2 にゃん、玉虫、
85
86 表札はローマ字表記秋の薔薇 (弥生) 2 かをり、比延、
87 風鈴にふれてにこにこ抱つこの子 (尾花) 7 ちとせ、コビト、ヨシ、茶々、和談、◎弥生、
88 太陽のコロナ閉じ込めスイカ玉 (てつを) 4 コビト、かをり、ナチー、和談、
89 生き過ぎたといふ義父逝きし初の盆 (えっちゃ) 3 みにょ、◎コビト、
90 日を浴びて畑に向日葵凛と立つ
91 なまくらなこの身を嗤へ蝉時雨 (にゃんこ) 4 ◎ラガー、ダイア、ABC、
92 寝室を出たらあちらに蝉王国
93 蛍の点滅闇を争はず (ナチーサン) 2 にゃん、茶々、
94 御所東膳を揃えて生身魂 (ラガーシャツ) 1 かをり、
95 豊漁の鰯クレーンの網開く (ダイアナ) 5 えっちゃ、尾花、ABC、アイビ、弥生、
96 秋簾昭和の会話聞こえそう (ABCヒロ) 2 てつを、ナチー、
97 今の子に貧乏話終戦日 (アイビー) 1 弥生、
98 名は名古屋朝顔とあり江戸の鉢 (森野) 1 ふうり、
99 旅先で席譲られし冷房車
100 盆唄や炭坑節を繰り返し
101 熱波の水桶で伸びてる蛙の子
102 古本の書き込み侘し夜の秋 (比延) 3 ◎森野、アイビ、
103 茄子馬で迎え火求め先祖来る (ヨヨ) 2 ◎和談、
104 ひまわりも俳句も好き麻雀も (みにょん) 1 ラガー、
105 万博リングそぞろ歩めば風涼し (ふうりん) 2 尾花、ダイア、
106 夏場所や光る土俵に巨人舞ふ (和談) 1 ヨヨ、
107 ちはやぶる一生懸命蝉の声 (ラガーシャツ) 1 ふうり、
108 初穂の田雨渇望す地割れかな (ダイアナ) 2 ふうり、みにょ、
109 朝戸開く外に暑熱が横たふる (ちとせ) 2 ◎ダイア、
110
111 やわらかき野に膝をりて今朝の秋 (かをり) 3 尾花、森野、ヨヨ、
112 奪衣婆の乳房あらはに黴の堂 (アイビー) 3 かをり、ABC、ナチー、
113 唖蝉の不意に翔ちたる翅音かな
114 藍浴衣男嫌ひをとほすかな (えっちゃんあら) 5 かをり、にゃん、ナチー、比延、アイビ、
115 雷鳴に居間を離れて長電話
投句者は、ヨヨ、和談、コビトカバ、えっちゃんあら、ラガーシャツ、弥生、にゃんこ、ABCヒロ、尾花、森野、ふうりん、ヨシ、ダイアナ、ちとせ、みにょん、てつを、ナチーサン、アイビー、玉虫、茶々、比延、かをりの22名。
間違いその他不都合をご連絡下さい。
アイビーさん、お纏めありがとうございます。
今月は発想が豊かな句が多く、皆様の豊かな心と充実振りがうれしいです。
3 花びらを追ふ花びらの速さかな (ナチ―サン)
リフレインにより落花のリズムが出ております。花は散れども心浮き立ち ですね。
ナチ―サンさんの手練れの一句。お見事でした。
7 六年を一枚に詰め卒業す (てつを)
小学校の卒業式が題材でしょうか。一枚の卒業証書に思い出の厚みというか凝縮が感じられます。
これぞ、THE俳句ですね。
22 志す道はそれぞれ雪解川 (ヨシ)
卒業と同時に散り散りとなる学友への哀別。通り過ぎてきた青春のかけら、しかし抒情に溺れない表現の強さがあります。
48 花の京唐人らしきSの音 (にゃんこ)
唐の人。中国人。転じて広く、外国人。異国人でよろしいでしょうか。場所は花の京都。
同じSを発音してみても、確かにお国によってちがいますよね。着眼点が唯一無二、素晴らしい。
57 畦塗に代の替りを見たりけり (森野)
休耕田が増えつつあるこのごろ、代替りされた方を淡々とお読みになられた。
決然とけりで切られたところに、悲喜をまじえた賛歌の風情がにじみ出ました。外連味が無さすぎなので付けます。
畦塗に代の替りを見たりけり 花の一期も人の一会も 余計なことなど、ごめんなさい。
61 甲羅干しの陣取り落ちて亀の鳴く (ちとせ)
甲羅干しと亀の鳴くは近すぎであり、陣取りに紛れが・・・一旦冷やして、またこの風景を詠じてくださいませ。
これはとてもとても難しい光景に挑戦なさっております。極上の敢闘精神に一票です。
73 春日向象の遊具の温もれり (にゃんこ)
動物園の象舎風景か、公園にある遊具か迷いましたが、何とも面白いところに眼を着けたものです。
春と象のとありあわせは抜群に相性がいいですね。春昼の味わい深い句となりました。特選にいただきました。
今月のにゃんこさんの句は、ユニークな発想を17文字によみあげ真に素敵であります。
106 生ゆるもの絶ゆるものあり春の土 (森野)
ちょうど土いじりをしていました。たしかに春の土には虫の死骸、芽生え、混在しております。
不動の季語で締めてある力強さ。生あるものは必ず滅するということを改めて思いました。
かをりさん、雪解川の句を鑑賞して下さりありがとうございます。ちょうど卒業シーズン、高校卒業ともなれば家族や友とも遠く離れそれぞれの選んだ道を歩んでいきます。でも人生って、幾度もそんな選択をしながら歩んでいくんですよね。
かをりさん
鑑賞していただき、ありがとうございます。
普段から褒められ慣れていないので、何か落ち着かない感じです。
3月に京都に行きました。
信号待ちをしている間に聞こえてくるさまざまな外国の言葉の響きがとても面白く感じました。
地元の方に桜の季節はもっと混みあうよと聞かされて、花の京都を思いました。
象の遊具は、公園にある子どもが乗れる象の形をした遊具を思って詠みましたが、象が遊ぶ遊具とも読めますね。
「遊具の象」とすれば景がはっきりしたのかもしれません。
ありがとうございます。
15 陽だまりの円空仏や麗けし (弥生さん) 5
旅する仏師円空の作品は全国津々浦々に広がっている。荒削りな木彫りから生み出される佛像の数々は東海地方でも各地で見られる。この句素朴で親しみやすい円空仏を日溜りに捉え作者の気分も最高に晴れやか。その状況を素直に表現していて好ましい。
20 捨鐘に夕日纏ひて花の散る (駄右エ門さん) 1
捨鐘を辞書で引いた。「時刻を知らせる鐘をつく時、注意を引くため前に3回鳴らす鐘の音」とあった。黄昏時夕陽の中で散る桜。そこに鐘の音。見事に情景を句にまとめた作者に握手。
28 彼岸寺ぽつりぽつりと無花の墓 (あいさん) 5◎駄右エ門
昨今墓仕舞が話題に上り久しい。彼岸や盆、正月でも無花の墓が増えている。造花も目立つ。そう言う我が家も例外でない。墓地を共有する友人も長男として終活の最大の課題として悩んでいる。この句の背景にも同じような事情が垣間見えるがはて、どうしたものか。先送りしているが。この句、ぽつりぽつりが悩ましい。
32 大師像蝶の通えぬ海に立つ (尾花さん) 3 ◎ナチ―サン
当初中七の解釈に悩んだ。「蝶の通えぬ海」とは。次に太子とは平安時代初期の僧空海、弘法太子のことと推察した。大陸の仏典を求めて幾たびも身を挺して大海を渡り真言宗を開いた。その大海を「蝶の通えぬ」と表現したその感性に気づいたとき迷わず特選に戴いた。海と向かい合う太子像が見えて来た。
53 ひこばえや十二センチの靴の跡 (弥生さん) 3
ひこばえは切り株から出た芽。実に可愛く可憐だ。12センチの靴を推し量る為我が足に物差しを当てた。2センチほど靴のサイズとの差が出る。とすると10センチの足は1~2歳か。作者の優しい目が捉えた靴跡、ひこばが見守っている。自解が欲しい句だ。
59 この部屋に夫の歳月亀鳴けり (尾花さん) 5 ◎ダイアナ
句意から見て追憶の句だろう。亡き夫との思い出の詰まった部屋、亀鳴けりが情景を余すことなく表現している。心に迫る句だ。特選にと思った句。ただ勝手な解釈、思い過ごしかも。
87 花冷えやまたも閉じたる町の書肆 (てつをさん) 7◎あい
書肆がわからず辞書に頼り書店と知った。活字離れ図書離れが社会問題になっている。我が大府も1店舗が閉じ1書店は館内に駄菓子を置き始めた。先般覗いたらあの懐かしい森永のミルクキャラメルを見つけたので180円で購入した。包み紙は異なったがあの懐かしい香りがする味だった。経営が厳しいのだろうか。そういえば本は図書館で借りることが多く書店での購入は雑誌くらいだ。花冷えが身に染みる。
98 また一つ藥袋増ゆる春嵐 (束束子さん) 2
私も先週から一粒増えた。利尿剤だ。水分の心臓圧迫防止とか。良くわからないが4半世紀ほど管理を任せている主治医の処方に従った。国立病院で医長だった彼が独立し開業したのでそのままお任せした。いつも診察は「変わりないか」と一言、3分診療である。最近彼の白髪が目立ってきた。この句春嵐が効いている。ちなみに投薬は朝5錠夜3錠になった。春嵐!!
アイビーさん、鑑賞ありがとうございます。
ご自分の足を測ってみるとは!さすがアイビーさん。
その実、この句は至って単純です。
歩き始めの子供の靴のサイズは大体十二センチ程ですので、
十二センチ=幼い子、というイメージにひこばえという
これまた初々しく出た芽を取り合わせました。
深く深く鑑賞して頂き恐縮です。
あっ、日だまりの円空仏は龍泉寺の宝物館で会えますよ。
弥生
私も同じです。曜日と朝、昼、夕、夜に区分されており月1回の処方の薬を毎週仕分けします。忘れないので安心です。どちらかと言うと無頓着ですので薬の知識は大雑把です。狭心症で2度のバイパス手術を受けています。血栓防止、血管を拡げ血圧を下げる、脂質量を下げる、血液さらさら、コレストロールの調整薬と大雑把な理解です。私の雪ばんば座敷童をたじろがすの句をきっかけに遠野のことで盛り上がったり、半田の山車祭りのことで束さんからアドバイスをもらったことなど思い出しています。奥様によろしくお伝えください。
ナチーサンさん、選句と鑑賞をありがとうございました。
この部屋に夫の歳月亀鳴けり
大師像蝶の通えぬ海に立つ
「亀鳴けり」の句は几帳面な夫でしたので、生前捨てるものは捨て整理をしてくれてありました。その遺品もいつかは処分しなければと思うのですが・・・。
「大師像」の句は、アイビーさんのおっしゃる通り聖崎のそれを詠んだものです。海の中の巌に立つお大師様に大げさに「蝶の通えぬ」といってみました。
余談ですが、大潮の日には陸続きでお大師様のところまで行くことが出来るので、年1回お身拭いの行事が予定されていまして、今年は4月9日㈫でしたが、前日から雨、当日も雨予報で中止になりました。 前回は2018年で、それ以降ずっーと中止(コロナ、その他)なので今年こそはと期待していたのですが残念でした。また来年だそうです。
32 大師像蝶の通えぬ海に立つ (尾花さん)。
ナチ―サンさんの句評、興味深く拝読しました。32番の句は南知多町の大井漁港に近い聖崎の弘法大師上陸の像かと思います。私の旧作ですが、秋風と波は大師の御足許 なる句をつくったことがあります。
ナチ―サンさん <藥袋増ゆる>の句 拾って頂きありがとうございます。
一ヶ月分の薬を全部切り取り、ボックスへ分けて飲み忘れをしないようにしております。
夫婦の分で4種類ですが、数日前に妻が病院から帰って来てより、もう1種類が増えました。
春になると体調が崩れ、時々 床に臥すので「春先病」なのか分かりませんが、こうなる
と私も看病に忙しくなります。
私の分は1種類(高脂血症治療薬)なので、残りの4種類は妻の分です。
ナチ―サンさんは朝5錠 夜3錠ですか。 大変ですね
どの薬がどこへ行って働けばいいのか わかってるんでしょうね。
アイビーの俳句鑑賞 その1
例によってアイビーの俳句鑑賞3原則に則った駄文。お気に障ったら平にご容赦を。
春愁や抽斗奥の母子手帳 (束束子)
春愁という季語は面白い季語で、よく秋の秋思と対比される。秋思が物思いに耽ける深刻なニュアンスなのに対し、春愁の方は物憂い気分というか、あまり深刻な問題は出て来ない。昔の母子手帳が出てきた。子どもが幼かった時分の色んな思い出が交錯し、しばし感懐に耽る作者。春愁の使い方のお手本のような一句。
満開の桜がこわい人は死ぬ (ABCヒロ)
物凄いことをあっさり言ってのけた。これ程自信満々に断言されると説得力がある。俳句は「○○だから××する」という因果関係を持ちこむのはご法度だが、この句のように滅茶苦茶な論理で因果関係を強引につくるのはありだ。常識的な因果関係はダメだが、奇想天外な因果関係なら俳句になる。
連翹の黄のみを残し庭暮るる(鶯餅)
庭や生垣に連翹が、今を盛りと咲き誇っている。強烈な黄色が印象的で、その場を離れても黄色の残像がいつまでも残るほどだ。そんな心象風景を俳句表現で言い尽くした作者の技量は特筆される。ただひとつ、「暮れのこる」という言葉を使ってみる手もあったように思うが、どうだろう。
彼岸寺ぽつりぽつりと無花の墓 (あい)
普段は不信心な人でもお彼岸や盆の前はお墓に参り、花を供えるものだ。しかし最近は係累の絶えたお墓や諸々の事情で墓仕舞いする人も多いと聞く。作者もお彼岸でお墓参りに寺に行ったところ、そんな荒れ果てたお墓を目にしたものか。どういう事情があるのか、いろんな思いが馳せるが、それもこれも詮無いことだ。先祖を想い、連綿と繋がる血を意識するお彼岸。かと思えば荒れ放題の墓、つくづく現世は無常だ。
散際のさくら大きく息を吐く (にゃんこ)
さくらが息を吐く訳はないから、とりもなおさず大きく息を吐いたのは作者自身である。待ちに待った桜の開花、三分五分満開ときてあとは散るばかりだ。十分に今年の桜を堪能した充足感と一種の虚脱感を巧みに表現した。にゃんこさんは川柳の経験があるとのことだが、川柳での知識、抽斗の多さが物を言ったように思う。
花筏ゆらりと揺れて亀覗く (無点)
満開の桜もやがて散り、夥しい数の花弁が川に流れる。これを「花筏」と言い、俳句の題材によく使われる。もののあわれを感ずる日本人独特の感性だろう。花筏と亀、あるいは鯉などの生き物を出すと、そこに得も言われぬ俳味が生まれる。それは分かるが、ややツッコミが足らないように思う。一体に、ツッコミが不十分だと物足らず、逆にやりすぎると嫌みが残る点が難しい。
以下次号、不定期掲載
鑑賞していただき、ありがとうございます。
毎年桜の季節になると、スマホで写真を撮ることがぐんと増えます。
googleフォトが去年の今日撮った写真をみせてくれるので、去年の今ごろの桜の様子などと比べてみたり、楽しんでいます。
<母子手帳> ありがとうございました。
どの子も巣立ってしまいましたが、その成長過程を記した母子手帳。
出来事が1行か2行でしか綴られていないものの、どれもが深い母子の絆を伝えております。
そして行間には語り尽くせぬ出来事もあり、母の 子への愛情の深さが秘められている。
会社勤めで、明けても暮れても会社のことで、子育ては妻まかせにしていたことを今に
なって思い知らされます。 母というものの偉大さ 美しさが込められています。
尾花さんには特選を頂きました。 皆さん ありがとうございます。
28 彼岸寺ぽつりぽつりと無花の墓 無季だった。彼岸寺がネットの墓だったとは知らなんだ。
彼岸の墓地の風景だと思って無花は苦しいけど孫のない身にはじ~んと来るものがあったので。
情景としては あの家の墓も供花なき彼岸かな
花無きとすると桜とややこしいので供花をくかと読んで字数合わせ
墓地も荒れる一方です。妄言多謝。
私も気づきませんでした。確かに無季ですね。彼岸とありましたのでつい。でも句としての価値は変わらないと。無花ね。荒れる墓地の表現としてですね。いっそ、お彼岸や墓地に寂しき供花の数 なんてね。
大変失礼しました。彼岸会を開催しているお寺のことでしたか、これはいけないと無花を一生懸命探しましたがこちらはネットでは発見できませんでした。供花(きょうか、くげ)も一般的には葬式などに送る花のようですね。彼岸にも樒、花など手向けられてない墓をどういえばいいのかなあ。
アイビーさん取りまとめありがとうございました☆
この度ネット句会に参加させて頂いてから初めて、朧月の句に7点も頂き大変嬉しいです。
ありがとうございます。
結果を計算した所自分で言うのもおこがましいですが、合計18点あるようです。
選んで頂いた皆様ありがとうございました!とても嬉しいです!!
こちらこそいつもありがとうございます!
これからも感性を磨いていきたいです^_^
大変失礼をしました。ご指摘の通り18点ありました。私の見落としです。早速、訂正しましたのでご容赦願います。
将棋名人戦7番勝負第1局は藤井聡太名人が豊島将之九段の挑戦を退け勝利した。前半は一進一退互角の勝負だったが中盤豊島九段がやや優勢に。しかし終盤縺れにもつれAIの勝負の針も揺れ続けた。お互い持ち時間が5分ほどになった時大きく藤井名人に針が揺れ戻ることはなかった。1分勝負になるかと思われたがその寸前深夜9時25分141手で後手番豊島九段が投了勝負が付いた。稀にみる名勝負。次回が楽しみだ。次は4月23~24日に行われる。
そうですか。キーは香打ちでしたか。あれから形勢が変わりましたからね。終盤の攻防興奮しましたね。
342万人、視聴者数です。人気あるんですね。
怖いですねー!
122手目豊島九段の香打ちの一手でまたまた
藤井君の逆転勝ちアベマで見ていましたが
興奮しましたねー
4月句会の互選結果を発表します。
トップはてつをさんの「卒業」の句と森野さんの「春の土」の句で9点で並びました。次いで弥生さんの「桜」の句が8点でした。以下、ナチ―サンさんの「花びら」、コビトカバさんの「朧月」、てつをさんの「花冷え」が7点で並びました。
9点句 7 六年を一枚に詰め卒業す (てつを)
9点句 106 生ゆるもの絶ゆるものあり春の土 (森野)
8点句 71 回り道ただこの桜愛でたくて (弥生)
7点句 3 花びらを追ふ花びらの速さかな (ナチ―サン)
7点句 14 門限を大目にみている朧月 (コビトカバ)
7点句 87 花冷えやまたも閉じたる町の書肆 (てつを)
個人別総合ではてつをさんが19点でトップ、次いでコビトカバさんが18点、森野さんと鶯餅さんが17点、弥生さんが16点と続きました。
4月度みんなのネット俳句会互選結果一覧 特選2点、並選1点で計算 ℛ6・4・13
1 うららかや後部座席は大欠伸 (にゃんこ) 2 あい、玉虫、
2 花筏ゆらりと揺れて亀覗く
3 花びらを追ふ花びらの速さかな (ナチ―サン) 7 コビトカバ、森野、ダイアナ、かをり、◎にゃんこ、アイビー、
4 新人に最初の試練杉花粉 (ふうりん) 1 鶯餅、
5 ベンチには桜の花と空き缶と (玉虫) 1 駄右エ門、
6 竜勝つや桜よろこび咲き誇る
7 六年を一枚に詰め卒業す (てつを) 9 鶯餅、◎森野、ラガーシャツ、ダイアナ、かをり、玉虫、ヨシ、弥生
8 紋黄蝶挵り流れて小川越す (束束子) 1 えっちゃんあら、
9 春雷や急ブレーキは神の加護 (ダイアナ) 1 コビトカバ、
10 鼻ピアス口ピアスして入学す(ABCヒロ) 1 弥生、
11 芽生え来よ土筆たんぽぽ津波跡 (尾花) 4 鶯餅、あい、茶々、ふうりん、
12 前撮りのカップル笑むや花ミモザ
13 入学の子のりりしさにふと涙(鶯餅) 3 ラガーシャツ、茶々、ちとせ、
14 門限を大目にみている朧月 (コビトカバ) 7 あい、てつを、ちとせ、ヨシ、◎アイビー、駄右エ門、
15 陽だまりの円空仏や麗けし (弥生) 5 ナチ―サン、鶯餅、尾花、ちとせ、ヨシ、
16 母の目は蝶追ふ子らの先にあり (森野) 5 ◎コビトカバ、ちとせ、ヨシ、駄右エ門、
17 花桃も五輪の開花非情雨 (ヨヨ) 1 和談、
18 救急車に首捻る犬メーデー旗
19 花の雨汝一献吾一盃 (和談) 3 茶々、ヨヨ、アイビー、
20 捨鐘に夕日纏ひて花の散る (駄右エ門) 1 ナチ―サン、
21 三井寺の鐘が鳴るなり桜散る (茶々) 1 アイビー、
22 志す道はそれぞれ雪解川 (ヨシ) 5 鶯餅、尾花、森野、束束子、かをり、
23 白も紅も池面に崩る花の影 (ナチ―サン) 2 ちとせ、ヨヨ、
24 一年分大きくなりし桜咲く
25 お替りの手がおづおづと豆の飯
26 ステッキの指す中空や初つばめ (玉虫) 4 あい、にゃんこ、ヨシ、駄右エ門、
27 落第と聞けば昔を思い出す
28 彼岸寺ぽつりぽつりと無花の墓 (あい) 5 ナチ―サン、てつを、和談、◎駄右エ門、
29 桃の木の満を持したる莟(かん)の色
30 真実はわからぬが良し四月馬鹿(ABCヒロ) 4 コビトカバ、森野、ラガーシャツ、ふうりん、
31 花楓耳飾りめき赤く揺れ
32 大師像蝶の通えぬ海に立つ (尾花) 3 ◎ナチ―サン、ABCヒロ、
33 器量好しからもらわれてゆく仔猫(鶯餅) 5 束束子、茶々、にゃんこ、◎ABCヒロ、
34 爺婆はすぐ騙さるる四月馬鹿
35 新しきママ友二人春日傘
36 夜桜のひとひら気付く恋心 (コビトカバ) 2 ラガーシャツ、和談、
37 廃船の妻の名かすみ春入り日 (森野) 。 1 ダイアナ、
38 フリージア笑みて選者の句評かな (ダイアナ) 1 尾花、
39 碧眼の信号まつや葵祭
40 1号がやっと出ましたぞ桜咲く(茶々) 1 和談、
41 花の朝見守る我にはにかむ児 (ヨヨ) 1 茶々、
42 窓の先山笑ひおり深呼吸
43 小さき手も花びら一つ受けにけり (駄右エ門) 1 森野、
44 通学の子に首伸ばす春大根 (ヨシ) 4 コビトカバ、にゃんこ、玉虫、◎弥生、
45 バウムクーヘンに年輪山笑ふ
46 万愚節ディナーは新嘉坡風 (ふうりん) 1 ヨシ、
47 仰ぎ見る枝垂れ桜の空に溶け (ナチ―サン) 2 森野、ヨヨ、
48 花の京唐人らしきSの音 (にゃんこ) 1 かをり、
49 函館や我も旅人啄木忌 (玉虫) 1 ABCヒロ、
50 フリージア強き香りや花舗の前
51 合格と絵文字いっぱい春爛漫 (コビトカバ) 3 ふうりん、玉虫、弥生、
52 指に手を握らせ散歩温かし (束束子) 2 にゃんこ、弥生、
53 ひこばえや十二センチの靴の跡 (弥生) 3 ナチ―サン、ラガーシャツ、ダイアナ、
54 夜桜や恐ろしい程白いのね (ラガーシャツ) 1 あい、
55 連翹の黄のみを残し庭暮るる(鶯餅) 6 尾花、束束子、ダイアナ、にゃんこ、ABCヒロ、えっちゃんあら、
56 三分五分八分花満 ち果つるまで (ダイアナ) 2 ラガーシャツ、駄右エ門、
57 畦塗に代の替りを見たりけり (森野) 1 かをり、
58 満開の桜がこわい人は死ぬ (ABCヒロ) 1 アイビー、
59 この部屋に夫の歳月亀鳴けり (尾花) 5 ナチ―サン、コビトカバ、◎ダイアナ、玉虫、
60 空となるペットボトルや麦の秋
61 甲羅干しの陣取り落ちて亀の鳴く (ちとせ) 3 あい、束束子、かをり、
62 春愁や抽斗奥の母子手帳 (束束子) 6 ◎尾花、てつを、ダイアナ、弥生、アイビー、
63 うたた寝も木々にも芳や春の雨 (ヨヨ) 1 和談、
64 閉店の張り紙はがれ菜種梅雨 (てつを) 2 束束子、ABCヒロ、
65 手に受けし花びら散華地蔵尊
66 蛇穴を出て宿敵の猫パンチ (アイビー) 2 ◎えっちゃんあら、
67 走り根に傷ある老樹花万朶
68 菜の花や伊勢中川で乗り継ぎて (玉虫) 1 ちとせ、
69 一箸の味噌で菜飯や爺笑う (ラガーシャツ) 1 茶々、
70 誕生日娘の手に香る二輪草
71 回り道ただこの桜愛でたくて (弥生) 8 あい、◎ラガーシャツ、てつを、◎ふうりん、ちとせ、玉虫、
72 木漏れ日をくぐり奥院蜷の水 (森野) 1 鶯餅、
73 春日向象の遊具の温もれり (にゃんこ) 6 ◎かをり、◎玉虫、◎ヨシ、
74 花筵あの娘が来てて進む酒 (コビトカバ) 2 茶々、えっちゃんあら、
75 にょっきりと幹より出でし桜かな (ナチ―サン) 1 尾花、
76 整列の頷く生徒チューリップ (えっちゃんあら) 2 コビトカバ、ABCヒロ、
77 花冷えや一枚羽織り小買物
78 この道を迷はず行かむ初燕 (ふうりん) 2 コビトカバ、森野、
79 紅色の波立つ公園桜海 (和談) 1 ヨヨ、
80 朧夜をひそと灯して裏通り(鶯餅) 2 ABCヒロ、えっちゃんあら、
81 足のツボいく度も押して花疲れ(ABCヒロ) 1 束束子、
82 目覚めると窓の向こうは山笑う
83 公園のせせらぎ確と春の音 (ちとせ) 1 和談、
84 花満開家を出る子に手渡しで (尾花) 1 玉虫、
85 今少し赤味あればと見る桜
86 スシローの寿司廻りくる花の雨
87 花冷えやまたも閉じたる町の書肆 (てつを) 7 ナチ―サン、◎あい、尾花、ヨヨ、ABCヒロ、駄右エ門、
88 堀深く蒲公英群るる名古屋城
89 山櫻床の間に生け光る君
90 散際のさくら大きく息を吐く (にゃんこ) 4 ◎鶯餅、アイビー、えっちゃんあら、
91 春愁やマスクをつけしコーラス部 (アイビー) 3 ◎束束子、てつを、
92 コンサート終えて乾杯風光る (ダイアナ) 1 にゃんこ、
93 二人して百と六十花吹雪 (玉虫) 4 ラガーシャツ、◎茶々、ふうりん、
94 花守の磨きし幹やさくら色 (あい) 1 ヨヨ、
95 異国人交じりて注ぐ甘茶かな
96 芝萌ゆるシャツを揃へて応援歌 (ラガーシャツ) 2 てつを、ヨシ、
97 忘れたきこと忘れよし野水仙
98 また一つ藥袋増ゆる春嵐 (束束子) 2 ナチ―サン、駄右エ門、
99 花弁の影追ふ風の速さかな (ナチ―サン) 1 ヨヨ、
100 この花の名のもと散りし若人よ (てつを) 1 ダイアナ、
101 田楽は妻の十八番や味噌香る (ふうりん) 4 ラガーシャツ、◎ちとせ、アイビー、
102 零れ落つ数多の欠片花の雨
103 ジェルネイル施す指に春の恋 (コビトカバ) 4 尾花、ふうりん、弥生、えっちゃんあら、
104 夏近しゴキブリ団子つくりませう
105 中三女子趣味は刀剣山笑ふ
106 生ゆるもの絶ゆるものあり春の土 (森野) 9 ◎てつを、かをり、ふうりん、◎和談、◎ヨヨ、えっちゃんあら、
107 ビオロンのタイスの瞑想春の午後 (ちとせ) 1 にゃんこ、
108 伐採のテープ巻く木に春の風 (駄右エ門) 2 鶯餅、ヨシ、
109 薦取れし米粒探す恋雀
110 春場所や星座模様の黒ベレー
111 青空の一隅を占め花辛夷(鶯餅) 1 森野、
112 待合に先客のあり花一片(ABCヒロ) 1 弥生、
113 散歩道土の匂いや筆の花 (和談) 1 てつを、
114 来年の再会約す花の山 (ヨシ) 2 束束子、和談、
115 山櫻残雪を背に輝けり (茶々) 1 ふうりん、
投句者は、束束子・ABCヒロ・鶯餅・あい・にゃんこ・森野・コビトカバ・えっちゃんあら・ラガーシャツ・ヨヨ・玉虫・駄右エ門・アイビー・ダイアナ・和談・弥生・てつを・尾花・ちとせ・ヨシ・ふうりん・ナチ―サン・茶々の23人選句。ほかに選句のみ参加・かをり。
間違い等、不都合な点をご連絡下さい。
清記の一覧表のうち、3句に間違いがありました。お詫びして訂正します。
皆さんの投句は、誤記のないようにそのままコピペしていましたが、どういう訳か「び」の字が全部抜けていました。
原因は不明です。
そこで皆さんには申し訳ないのですが、ご自分の投句に間違いが無いかどうか、いま一度確認をお願いします。
4月度みんなのネット俳句会は、9日現在22名の投句を得ています。投句締切りは本日10日限りです。まだの方は急いで下さい。
65も花びらですね。
97 一応ご確認ください。原文通りと思いますが。
43も花びらのようです。
3は花びらです。