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編集・削除(編集済: 2023年10月25日 04:10)

きが  やまうちあつし

木が
出勤する
細長い体を折り曲げて
平べったい車のアクセルを踏む
木が
押印する
枝のような指と指の間に器用にはさみ
重要書類にぺたり、と押し付ける
木が
驚愕する
予想外の出来事は
何度でも生じる
こんなことならあの公園で
突っ立っていたほうがまだましだった
木には木の絶望があり
木には木の希望がある
木の中を巡っているのは水だけではない
赤い血液だって流れている
木が
呆然とする
戦争と平和の狭間で
憎悪と友愛の狭間で
できることがあまりない
それは自分が木であるからか
それとも世界が
そのようにできているからか
あるとき
発芽がある
木の枝の先っぽに
ちょうどそのとき
木は近所の小学生の
通学指導をしていたのだったが
旗を振りかざす右の手の先端に
白い蕾がちょこんと芽吹く
黄色い帽子を被った小学生が
それを見つけて指をさす

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水無川渉様 御礼  やまうちあつし

水無川渉様 
拙作にご批評をいただき、ありがとうございました。タイトルだけ昔からあり、うまくできないままでしたが、今回は作ってみました。
共感的に読んでいただき、詩も喜んで熬ると思います。御礼申し上げます。

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芳香  理蝶

アルコールに浸された
濡れた月を撫でたい夜に
君はガラスみたいな声で
恋の狼煙をあげている

それは僕の元に漂ってきて
僕の不安と共鳴し五月蝿くなる
不安は言葉を逸らせて
君の心を無邪気に引っ掻いたりする

そうやって夜は熱くなる
全ての猶予された恋が
堰を切って動き出すような
甘い甘い風が
2人を吹き抜けたら

溶ける
2が引かれて1になる のではなく
2が合わさって強く1となる
溶ける、溶ける、溶ける

僕たちは夜を越える
越えた先には
だらしないシーツがあるだけなのに
僕たちはあくまで懸命に夜を越える
それが その一瞬が 生きるということの
一つの側面だと強く思う
だから僕は少し強く手を握る

夜を越えて時を越えて
生活が突きつける腐臭に強く耐えて
僕たちは生きてゆく
手と手が汗ばみ繋がれているのを
深く確かめながら
春の貧血じみた寂しさに
少しはにかみながら
僕たちは生きてゆく

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ただ一つの  妻咲邦香

翼ある者とはいえ
最期の日は
きっと地面で過ごすのだろう

既に空は懐かしい
出会いの歌など口ずさみ
空の夢など見るのだろう

初めて飛んだ日のことも
思い出したりするのだろう
ただ一つの眠りを選ぶため

今、私は風の上
ただ一つの音を選び
ただ一つの声で指差す

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可愛い子馬が産まれました 紫陽花

私は自己紹介が苦手です
でも春になると
自己紹介を求められる
そんな機会も増えたりして
その度に子馬が産まれます

今年の子馬は
青空ペンクラブで産まれました

初めまして 
私は紫陽花です
書くことが好きです
でも大体は庭の世話をしています
よろしくお願いします

たったこれだけの言葉を
相手に伝えるだけなのに
毎回ひどく緊張します
自己紹介の前の晩には
私は私を撫でながら
産まれてくるだろう
子馬を想像しています

そうやって優しく
私の中で育てた子馬は
いよいよみんなの前で
産まれます
オズオズヨロヨロ
産まれます

今年も可愛い子馬が
産まれました
私の可愛い子馬
みんなに見守られて
すくすく成長しますように

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水無川渉様、評のお礼です。  妻咲邦香

水無川渉様、「歩こうよ」に評をいただきありがとうございました。
特に恋愛に限定したものではないのですが、とにかくハッピー全開なものを書きたくて、解釈はおそらくその通りと言いますか、音楽のような歌うような感じで書きました。私もシャガールの絵は大好きで、かなりの影響を受けてます。シャガールの作品は生きてる感じがします。完成されたものではなく何度も描き直した線などがそのまま残されてたりして、迷い悩んだ跡が見て取れます。詩的と言いますか、世界が思想を越えて自由で、私もこんな風に作品と向き合っていけたら、なんて思います。
ありがとうございました。また次回よろしくお願いいたします。

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雨音様 訂正のお願いです  まるまる

17日投稿の「一週間かかって気が付いたこと」訂正しました。
4連の最終行、1字下げを無くしました。
PC入力のあと、スマートフォンで見直さず、日数が経ってしまいました。
申し訳ございませんが、訂正できましたので今あるものでお願いします。

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はなうた  鯖詰缶太郎

そこのベンチに座って
人間観察している
若い人は
自分の人生に
もう、飽きてしまったのか?

君が、今、
観察している男は、
君が、興味本位で
観察していい男ではないのだぞ

誰だって、涙くらい流す
なにか、珍しいのか?

本気で泣けない人間を
誰が、友と呼んでくれる?

君だって人間なのだから
自分を観察すれば
いいのに、
なぜ、他人の
幸不幸の度合いを測るのだ

だいたい、今、
君が測量に使っている定規は
学校の教科書のおまけで
ついてきた定規だろ

そんなもので測れるものなんて
せいぜい
常識くらいだぞ

ドーナツの糖度すら、測れない
つまらないもので
人生を測るもんじゃない

だいたい、
すぐ、折れるし。
暑けりゃ、溶けて、形がすぐ変わるし、
世論が吹けば、おどおどしだす。

たぶん、君の定規は
右心房か、左心房に、
コンクリートに打ち込むための釘で、磔になっている

もしくは、目
水晶体のなかで、涙の熱に包まれて
眠っている

わからないけどね。

見つめたところで
他人の中も、自分の中も
そんなに、簡単にわかるわけないからさ。

ちなみに、私のは
肝臓の右の方に、いつも胡座をかいて座っているもんだから
酒を呑みすぎると
流されて
すぐ、どこかに落としてしまうんだよなあ

さっきも、落としたんだ
いやあ、まいったなあ。
また、探しにいかないと。
たぶん、回り道にありそうだ
いつもの事だけど
近道には、落ちてないんだよなあ

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水無川様 詩の評への御礼  鯖詰缶太郎

こんばんは。
今回の詩の丁寧な評をいただき、ありがとうございます。
その、僕も妄想しがちな人間で、好きな人が家で待っているという事を想像すると、道端であろうと、にやけてしまい、職質うけても仕方がないよな、という、発想から組み立てていきました。
しあわせが、舞っている。というフレーズ。
その表現は僕の中になかったのですが、想像すると、なんだか素敵だな。と、思いました。
今回も、参考になる意見、本当にありがとうございます。
次回も、また、なにかと書いてみますのでよろしくお願いいたします。

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水無川様 評のお礼です 紫陽花

水無川様、こんばんは。いつも、じっくり読んで内容整理して下さりありがとうございます。なんだか、違和感があるけど直して頂こうなんて感じで書いてますね。すみません。ああ、そうなのかと違和感の正体に気づいたので、すっきり直せそうです。またよろしくお願いします。

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