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編集・削除(編集済: 2023年10月25日 04:10)

歩く  朝霧綾め

歩く
歩く
私は 歩く
家路へと向かう何の変哲もない夜道を
てくてく 歩いていく

歩く
夜をこえて 朝が来て 昼が来て
地球が一周回ってもなお
歩き続ける
永遠に歩いている
365日、
小学校の桜の木のそばを
花屋さんのほおずきの隣を歩く
冷たいみぞれが降る日は
傘をさして歩く

過去の私が歩く
歩けるようになったばかりの
小さな足で
懸命に歩く
ちょっと大きくなって
鬼ごっこをしてすりむいた足で歩く
新品のセーラー服で
スキップしながら
またある日はぼんやりとした劣等感に
うつむきながら歩く

ここを通った たくさんの人の影が歩く
疲れたサラリーマンのスーツ
おばあさんの杖
失恋した青年の革靴が
それぞれ地面の上を歩く


立ち止まる
唯一聞こえていた私の足音が
ぱたり 消えて
何も聞こえない
人々の影が動く気配を感じるだけ
暗い夜道の中
街灯が私を照らす
三日月が細く光っている

私の身体の輪郭が震え出す
人々の影が私に
ぴたり 重なった


歩く
私はまた
歩きだす

過去の私と ここを歩いた人達
それらの歩調が
私の一歩一歩に重なっているように
感じながら

編集・削除(未編集)

一週間かかって気が付いたこと  まるまる

この一年
見違えるほど机に向かった
長男の大学受験
塾代も実は 予算オーバー

一番最初の発表は
安全圏と位置づけたところ
番号が見つかって
背中が ほっとしていたよ
ただし
背筋はこっそり伸びていた
ここではとても終われない
満足ではないと
張りつめていた

私の気持ちは決まらなかった
嬉しくなろうか またはそれとも
当然だよねとあしらおうか

第一志望の発表はまだ先
今日はそのことは考えず
お祝いのケーキを買ってみた
一つ勝ち取ったね おめでとう
よかったよかったと
盛り上げておこう

そして高校を 卒業
もしやと期待もしちゃったけれど
六大学や国立には
門扉を開いてもらえなかった
合格は あの一つきり
感情は ますます決められない

言葉を探して
探して探して掘り当てた
 ちょうどいいね
 あまりに名門の学校は
 ついていくのに精一敗
 せっかくの 大学生だもの
 好奇心にも目を向けなくちゃ
 ちょうどいい学校に 受かったたね

会社でも
要らぬ格好をつけていた
 お陰様で結果が出ました
 十分です よかったです

それから一週間
久し振りに二人で外出
あれこれ試着し買ったのは
入学式に着るスーツ
大きな紙袋下げた長男と
並んで歩いた 帰り道

納まるところを探していた気持ちが
ゆっくりゆっくり
まとまってくる
あの時探してやっと見つけた
その言葉に沿っていた

よく頑張ったね お疲れさま
これからが 本番だよ
未来への一歩を踏み出したね
心から おめでとう

編集・削除(編集済: 2023年04月19日 22:12)

三浦様 ありがとうございます。

三浦志郎様

『通学路』に評をいただきありがとうございます。
はい、小学校で読み聞かせをさせていただいてます。
子どもは喋っていても黙っていてもエネルギーがすごくて、私はいつも圧倒されっぱなしです。
子どもたちのまっすぐで深い眼差しに恥じないような詩を書きたいなと思っています。ありがとうございました。また書きます。
季節の変わり目ですのでご自愛ください。

編集・削除(未編集)

三浦様、評のお礼  朝霧綾め

三浦様、
このたびは私の「誰かを好きになった朝」に評をくださりありがとうございます。
まさか佳作をいただけるとは思っていませんでした。投稿した後、推考不足を実感して、実は悶々としていたので(笑) その分とても嬉しかったです。

おっしゃる通りここで描いたのは女性同士の友情です。好きになる、と聞くと恋愛を連想してしまいがちなので、いっそのこと恋愛で書き進めようとも思っていましたが、この詩のもとになったのは友情だったので、そのまま書き進めることにしました。タイトルと初連をお褒めいただき嬉しかったです。この二つを書きたくて、この詩を書いているというところもあったと思います。
実際に誰かを好きになった朝があって、この詩を書きました。個人的な話ですが、モデルの友だちは私がこういった詩を書いたことを知りません。いつか言える日が来たらいいなと思います。

お忙しい中いつも丁寧な評を本当にありがとうございます。週末は評をいただくのが楽しみで、わくわくしながら過ごしています。
これからもよろしくお願いいたします。

編集・削除(未編集)

人ならざる者  ふわり座

久しぶりに永い間身体を休めている
僕は夢を強く追い求めていた
人ならざる者になりたい
誰にも成し遂げる事の出来ないトレーニングを
続けてきたが報われることなく身体は壊れた
所詮ここまでの人間 ただの人間だった
周りの者達を乗り越えるのは簡単だが
自分を乗り越えるのは難しいようだ
悔しい もっと足掻いて見せろよ
僕ってこんなものかよ まだだ まだやれる
誰にも負けない絶対負けない
自分自身にもやられたりしない
それでも君に勝つのは難しいようだ
だってとても強くて美しいから
でも君だってただの人間
いつか必ず乗り越えてみせる
だが今はただゆっくりと眠っていたい
優しい夢に抱かれながら

久しぶりにトレーニング再開 ゴングは鳴った
次のゴングはぶっ倒れて指先すら
動かなくなるまで鳴ることはない
拳が砕かれようと
心臓が爆発しようと
人ならざる者になるんだ 苦しい いや気持ちいい
もう少し もう少しで向こう側が見える
意識がなくなった 病院で目が覚めた
所詮この程度の人間だったということか
やはり自分を乗り越えるのは難しいようだ
悔しい もっと足掻いて見せろよ
僕ってこんなものかよ まだだ まだやれる
誰にも負けない絶対負けない
自分自身にもやられたりしない
でもやはり君にだけは勝てないようだ
「やりすぎだぞ」とデコピンを一発
とてもキツい一撃
いつか君のことも手に入れる
だが今はただゆっくり眠っていたい
君の胸に抱かれて

編集・削除(未編集)

井嶋りゅう様 御礼  やまうちあつし

井嶋りゅう様
拙作へのご批評をありがとうございました。
短い詩なので不安でしたが、言外の意味を汲み取って読んでいただき、感謝申し上げます。
ゲームのような架空の世界を作りたい、という好みは詩作の根底にありますので、ご指摘に納得しました。
今後ともよろしくお願いいたします。

編集・削除(未編集)

秘密  江里川 丘砥

秘密を抱えた人が
そこら中に溢れている
けれども
ひとに言えないのだから
どれほどたくさんいようとも
心の灯火になることはなく
囲いの中に入ったまま

秘密が孤独を生み
孤独が病気を生み
病気が死を生み
死が喪失を生み
喪失が影を生み
影は闇に入り込み
正体を隠す

秘密を抱えた人は
そこら中で
笑っています
悟られないように
気取られないように

ところが
時々
打ち明けてしまおうかと
心のなかで
秘密が顔を出してしまうのです

けれども
ついぞその時を逃し
あるいはその時が来てしまうことを恐れ
秘密は秘密のまま
そこに 置いてあるのです
見向きもされないまま
見ないでおきたい暗闇のまま
置いてあるのです

恐ろしく長い沈黙のなか
凍るような鉄の冷たさが背中を這い
灼熱の刃が腹を焼く
誰も見ていない
誰にも知られることはない

作り笑いをしながら
見えぬところで
人知れず凍てつき
傷を負うたことも
誰も知らぬまま
やがてひとり
その生涯を終えるとき

ひっそりと
秘密ごと
燃されていくのです

編集・削除(編集済: 2023年04月17日 12:29)

三浦志郎様 御礼 ベル

ベルと申します。作品「雲」の感想をいただきまして、大変嬉しく思っております。ありがとうございました。詩を書くことが好きなので、次の投稿期間も送らせていただきます。また、よろしくお願いします。

編集・削除(未編集)

詩の評、お礼です。  じじいじじい

三浦様

こんにちは。
詩の評、佳作を頂きありがとうございます。
今回は親目線で詩を書いてみました。
「書く」より「描く」を意識した作品にしました。

これからも宜しくお願いします。

編集・削除(未編集)

井嶋様 評のお礼です

井嶋様、おはようございます。いつも評をありがとうございます。悪い出来事のように見えて、実はよかった部類の出来事です。ただ、週2回の3時間半の授業と、宿題の数にフラフラしてます笑 応援のおまけ佳作で今年いっぱい頑張ります。
それと、詩みたいなものが詩になるように書きたいのでまた、よろしくお願いします。
そして、井嶋様も、これからを考えられてるんですね。私も応援致します。

井嶋様の家は鉢が増えてきたんですね。家の中だと、虫が少なそうで羨ましいです。我が家の外の鉢は、私が殺虫剤嫌いなので虫に葉っぱを食べられるし、蜂やら蜘蛛やら蝶やら賑やかです。時々悲鳴をあげながら水やりします。でも、育っていく緑色と時々咲く花に癒されてます。

編集・削除(編集済: 2023年04月17日 14:49)
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