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編集・削除(編集済: 2024年09月10日 18:37)

夏至  朝霧綾め

夏至はいつだろう、あの子の呟きに
いつだろうね、と答える
繊細な感性、敏感な自然観
そう思ってもらう計算も期待もない
私たちはそこまで器用ではないのだから
あの子が夏至のことを聞いたので
私も安心して、
日がどんどん長くなっていくね、と答えた

二日後、校門の前で会って一緒に帰った
小テストのこと、先輩のこと
学生らしい話題のあと
ゆったり訪れた沈黙に
あの子は口を開いて言った
「おととい、夏至の話を、したのだけれど」

学生だらけの道路は暑くてうるさくて、
え、と聞き返すと、
しっかりゆっくり、もう一度言ってくれた
「おととい、した、夏至の話」
私はあちこち走り回ってつかれていて
げし、の意味がわからなかった
それでもあの子は凛として
「家に帰って調べてみたら、その日が夏至だったの」

ようやく思い出して、なぜかうれしくて
じゃあ、あの日の太陽がいちばん高かったんだね、と目をみひらいた
めったに表情を変えないあの子も
小さく笑って、そうだね、と言った

古事記の神さまにちなんでつけられた
その子の名前が美しかった

編集・削除(未編集)

ギター弾きのオーグスティンに捧げる詩 エイジ

ギターの旋律の向こうに
草むらが見える
木が見える
花も見えると

風を感じる
暑さの中の
涼しい風を感じる
空気が漂うのを感じる

低音の弦が鳴ると
土を感じる
土の柔らかさを感じる
土を踏みしめて行く

またあの公園に行った
すると耳に馴染んだ音が
一人のギター弾きが
公園でギターを弾いていた

公園の椅子に腰かけて
親指で低音を
残りの指で他の弦を
ポーンビオロンビオロン
ザッ ザッ ザザッ ザザ ザザッ

僕は彼の前に立ち止まって
しばらく微笑んで
音を感じていた
ある空梅雨のよく晴れた午後に

編集・削除(未編集)

評のお礼  朝霧綾め

三浦様、「不思議」に評をくださりありがとうございます。佳作をいただき嬉しいです!
書きながら、「私」と「眠っている二人の子ども」の関係性がわかりにくいような気がして不安だったのですが、ちゃんと伝わってよかったです。
2連についてのたくさんのコメント、ありがとうございました!身に余るお褒めの言葉、嬉しくて、じたばたしながら読んでいました。
今後ともよろしくお願いいたします!


雨音様、「だるま落とし」に評をくださりありがとうございます。
ご指摘の通り、だるま落としに、上にのせなければならないというルールはないと思います。長らくやっていないので勝手に新ルールをつくってしまっていました…こういうところに自分で気づくのって難しいですね。
最終連はこだわりがあったので、お褒めいただき嬉しいです。
これからもよろしくお願いいたします!

編集・削除(未編集)

内緒

僕には誰にも言えない事がある。
家族にも友人にも決して明かせない時間と空間がある。
何十年も通い続ける とある居酒屋。ある事を終えた後の儀式とも言うべき格別の杯。
カウンター越しの お店の大将も歳を取ったものだ。背中が少し丸くなって 白髪が増えた。かつて新人店員をどやしつけていた威勢はどこへやら。かくゆう 今の僕も大将と同じく 似たりよったりだ。
本当の事を言おうか。何を隠そう 僕は買淫していたのだ。
ここだけの 内緒の話。誰にも言えない内緒の話。

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青島様、御礼  秋冬

こんばんは。この度も温かな言葉を頂き、ありがとうございます。

出張帰りの新幹線で青島さんの丁寧な評を読ませて頂いたら、疲れが心地良さに変わりました。

引き続き、よろしくお願いします。

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三浦様 詩の評のお礼  エイジ

三浦様、詩の評をありがとうございます。
出来上がってみれば、なんてことのない詩になってしまったのですが、今僕の中で書くべきことの一つであるような気がして、思い切って書きました。
それを「好感が持てる詩」とご評価いただき、大変うれしく思います。
そうですね、詩は精神によるところが大きいですね。その精神を病んでしまっているのですが、今後もいい詩を書くために精進したいと思います。

三浦様の詩、「ベイシー夫妻のメリーゴーラウンド」拝読いたしました。
ジャズをあんな風に書けるのって本当に素晴らしいなあと思いました。

また今後ともよろしくお願いいたします。

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青島様、評のお礼  cofumi

青島様、「見える永遠」への評をありがとうございました。
とても丁寧に読み解いて頂き感謝いたします。

物事の入り口って、実は永遠への入り口。詩の中にも書いてますが、そんな気がして書いた詩です。
そしてそれは、きっと何らかの解決がなされないと来世への課題となる。そんな事を思っています。

タイトル「永遠」が、作中にうまくはまっていると思って頂き嬉しいです!ありがとうございます。
気になった部分に関しては、再度検討してみたいと思います。
そして、二連目の「躓いて/跪いて」ですが、私自身も実は気になってた部分でした。汗
ご指摘ありがとうございます!
また宜しくお願い致します。

編集・削除(未編集)

評の御礼  Osada

 青島江里様。拙作にご批評をいただき、ありがとうございました。

 今回のは、新幹線駅の並びの、窓から駅前広場のクスノキが見える定食屋で、カレイ煮つけ定食を何度か食べた時のことを書いてみたものでした。
 ご指摘のとおりで、最後の白ご飯をどうするか、書きあぐねたということがありました。一応この形にはしてみたものの、可笑しな、少しシュールな世界として、果たして読者は楽しめるのだろうか、どうなんだろうか、分からないまま出してしまったところがあります。やはりあれでは無理だということですね。
 投稿後、食べている話者の口中で、白ご飯が「しつこくないか」と言っているという設定にすればいいかななどと、修正も考えたのですが、すぐにうまく書けるとも思えず、幾つか矛盾も出てくるようで、やはりじたばたせずに現行の形でご批評をいただく他ないなと思いました。今後も完成を目指してあれこれやってみます。
 それと、実際のおかずは、赤だしの他は豆腐と沢庵だけだったのですが(生姜は細切れがあったかも知れません)、第七連はもう少し行数が欲しいと思い、写真などを参考に筍と小松菜と生姜を加えました。しかしこういった料理には全く詳しくないので、適切なのかどうか分かりません。つまり沢庵もあるしお新香関係が多過ぎるかなと。でもまあ許容範囲内だったのかなとも思っております(笑)。
 では、またよろしくお願い申し上げます。

編集・削除(編集済: 2022年06月27日 23:26)

不思議な朝  江里川 丘砥

なんの前触れもなく
初恋の人が
夢に出てくるだなんて
不思議な朝だ

もう随分前に別れてから
また会うことはなかった
最近誰かとそんな話をしたわけでもなかった
それなのに突然
あなたはこうして
夢に出てくる

そして
目が覚めて
あの頃のことを
思い返す

あなたはもっと
そばであなたのことを見ていてくれる人が
よかったのかな
だけど
私はあの頃
もっと遠くへ自由に飛んで行きたかった

あれから時は経ち
見る影もなく変わった
世界も
周囲も
私も

ある日を境に飛ばなくなった私を見ても
きっとあの頃のように
困りながらも
「大丈夫」
そう言って
あなたは笑って励ましてくれただろう
笑った顔が好きだった
あなたのことを思い出す

きっとあなたも
どう愛するかなんて分からなかった
だけど
一生懸命に好きでいてくれた
やさしくて明るい心根に惹かれた
あなたのことを思い出す

手を離さなければと思うこともあった
だけどきっと
ずっと一緒にはいられなかったね
そのことも分かってしまうくらい
時は過ぎ
もう会うこともないのだろうけど

その暖かな心が
今もあなたを幸せで包んでいることを願う
どこにいるのかも
わからないけれど
笑っていた顔を
やさしい心根を
「楽しかったね」そう言って別れた
最後に隣にいた時まで
あの笑顔で笑っていてくれたことを

心のどこかに
いつまでもある
初恋を
思い出す

きっと
誰にでもある
不思議な朝だ

編集・削除(未編集)

青島様、評のお礼。 プラネタリウム

お忙しい中、感想をありがとうございました。

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