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「十七歳のソネット ー情熱の原点ー」 U.さん
U.さん、こんにちは。
11月に入りましたね。良い秋をお過ごしでしょうか?
作品拝見しました。
この作品の1番良い点は、17歳という年齢なのに、全然子供っぽくないということです。
振り返って書いているということもあるのですが、17歳に寄せて子供っぽく書いてしまうと
台無しになってしまっただろうなと最初に感じたことです。
大人と子供の境目のようなこの年頃(いや、子供だけどね、本人たちはそう思ってますよね)
その錯綜というか、混沌というか、そういった心情が浮かび上がってきて
とても良かったと思います。
少し工夫したらもっとよくなるなと思う点ですが、子供っぽくしないそのままで、少し引き算を
するといいかなと思います。とても美しい表現が散りばめられているのですが、
引くことによって、際立つ、という利点もあるので、やってみてほしいと思います。
佳作一歩手前です。
「酔っ払いの朝」 秋冬さん
秋冬さん、なんだかこのペンネームにぴったりの季節ですね。
私が今暮らしている町は英国の北東部なのですが、霜がそろそろ降ります。
美しい季節です。
作品ですが、あらこれは、酔いどれ日記的な作品になっていますね。
淡々と淡々と酔っ払っていて、淡々と淡々と呟いてる感じが
なんとも言えず、良い感じと言いますか、力が程よく抜けていて、
いやかなり抜けていて、可笑しいところがとても良いと思います。
こういうのって書き方によって全然浮かんでくる風景が違うんだなって
つくづく思いました。この主人公の悲哀も切なさも、やっぱり伝わってくるのですが
それが先走っていないところがいいですね。
こちらの作品はこれで過不足ないと思いますが、痛みのようなものがもう一つ
隠されていると、さらにスケールが広がるかもしれません。
佳作一歩手前です。
「晩秋の風」荻座利守さん
荻座さん、こんにちは。
晩秋ですね。日本は1番良い季節かもしれませんね。
安定の整った美しい作品だと思います。
そうですよね、秋って、小さな命を次の岸へと渡しはじめる、そんな時です。
この二行がとても良かったです。色とりどりの紅葉が目に浮かび、その小舟で
次の季節に命を送っていく感じがとても美しいと思います。
一つだけ。体言止めが少し多いかなと思ったんです。
もっと流れがあってもいいのかなって。
だって、落ち葉はふわりふわりと流れるように落ちていきますから、
そのイメージが詩の流れにもあったら素敵ですよね。
ご一考くださいね。
今、厳しさレベルでいったら1番上のところに荻座さんはいらっしゃいますので、
佳作一歩手前です。
「いやなわたし」じじいじじいさん
じじいじじいさん、こんにちは。
あら初恋の1ピースでしょうか。甘酸っぱいですね。
可愛らしい女の子の横顔が目に浮かぶような作品です。
それがこの作品の1番良いところだと思います。
常々、ひらがな詩についての疑問はお伝えしているので、
その点については私ももう言及しないことにいたしますが、
必ず、年齢設定をしてからひらがなを使ってみてくださいね。
そして細部まで気を配ってください。
この作品だったら、髪の毛よりもハンカチ落ちたよの方が自然かなと
思いました。そして何より、じじいじじいさんだったら、
女の子の視線より、男の子の視線で描いた方が絶対に良い作品になると
ちょっと思っちゃいました。
「生み出されるモノ達」ふわり座さん
ふわり座さん、こんにちは。
ふわり座さんはお若いと思うので、私と比べるのはどうかと思うのですが、
たまたま今日私も生死について少し考えたところでした。
それについてはきっとこれから先、ずっと何度も考えていくことだと思います。
ふわり座さんも、私も、他の方達も。
ですから、今、この時、自分がこんなふうに感じたんだ、という作品を作ることって
本当に大切で愛おしいことで、よく書いてくれたなってとても嬉しい気持ちがしました。
だってね、やっぱり人間の思考って変わります。
環境や出会う人、出会う本、出会う風景、全てがその人を作って行って、その人の
気持ちを作っていくので、こういう哲学的なことを感じたり考えたりしたときは
これからも残していってほしいなって思いました。
その気持ちまるごとに佳作を差し上げたいところなんですが、句読点、行替えなど、
あと一工夫していただきたいなと思いますので、佳作一歩手前です。
これは、あえてアドバイスしません。ご自身でも何度でも読み返し、何度でも推敲し
良い作品に育てて行ってください。よくわからない、けど、ちょっとだけやってみる、
その積み重ねでいいと思います。
「心の居場所」水野耕助さん
水野さん、こんにちは。
作品を拝見して敬愛する八木重吉先生の詩「心よ」を思い起こしました。
淡々と語られていることで葛藤の深さが伝わってきました。
心の居場所は多分どんなに苦しくても一つしかないのだけれど
自分から遠く離れて行ってしまうということ、最後の一連からも
強く伝わってきます。
こちらの作品ですが、音とか視線とか、そういった語感を
2箇所くらい散りばめてみると(言い方が悪いですが、箸休めのように)
さらに、強調されていくのかなと思います。
応援の意味も込めて、佳作1歩手前です。
「愁う秋」冬本広嗣さん
冬本さん、こんにちは。今日はこちらは静かな雨が降っています。
作品拝見いたしました。
とても素敵な表現で作られた小品、秋の心を集めたのね、と
いうのが第一印象です。肉付けしてみたいという気もしたのですが
これはこのままでいいのかもしれないと考え直しました。
ただ、縦長にした方がいいかもしれません。
空にすじ雲が浮かぶころ
心にもぽかりと穴があく
カラカラと回る
糸の切れた糸車のように頼りなく
ーーとこんなふうに縦に構成し直して、比べてみてくださいね。
それで、もしも、手を入れたい部分が出てきたら、
足したり引いたりすればいいかなと思います。
ぜひご一考ください。
「キ語」暗沢さん
暗沢さん、こんにちは。
こちらは寒くて、今朝は毛糸の帽子をかぶって出かけたところだったので
なんだかどきりとしました。
こちらの作品、とても良い作品だと思います。
読み応えもあり、深みもあり、とても惹かれるものがありました。
一つ質問なのですが、灰色の粗い生地というのは毛糸帽のことですよね?
これはとても大切なキーワードとなっているので、確認したかったのですが、
毛糸帽だったら、生地じゃなくて、編み地か何かの方がいいかなと思います。
実際に、生地と思ったとして、そう呼んでいたとしても、一般的には
髪の毛ではなく、帽子のことだと伝わる方がいいので、ご一考くださいね。
冒頭は問題ありませんが、中盤から、推敲を重ねてみてほしいなということを
ぜひお伝えしたいのです。というか是非やってほしいと思っています。
時間を置いて繰り返し読んで、直していき、足したり引いたり開けたり閉めたり
そんなふうに推敲して行ったらこの作品は本当に素晴らしい一作になると思います。
「耳」妻咲邦香さん
妻咲さん、こんにちは。
1連目からとても良いですね。耳掃除の思い出を持つ人って多いと思うの。
私も耳掃除してもらうの好きだったし、耳掃除をするのも好きです。笑
そして、耳に愛おしさを覚えるのってすごくよくわかります。
と、1連目ではあなたの耳を掃除していたけれど、3連目に切り替えがあり
4連目では、あら、自分の耳?いややっぱりあなたの耳?とちょっとした混乱が
ありました(これは喜ぼしい混乱ですが、混乱するのは私だけかも)
妻咲さんの場合は、ご本人の中で、きっと完成されていると思います。
ですので、直すのは気がひけるのですが、率直に書いてみます。
お好みですので、参考までにということで。
個人的には、3連目、外は夜、のところですが、この一行はものすごく大切な一行です。
ですので、もう一工夫してもいいかなと思いました。夜に幾重にも取り巻かれている、とか
いや、短く効果的にがいいのかな。夜に包まれる、とか。
この四行はこの作品の最もさりげなく余韻ある場所にしてほしいなというのが
私の素直な気持ちです。
というわけで、荻座さんに引き続きトップレベルの厳しさになりますが
ちょっとおまけの佳作です。
佳作でいいかなと最後まで迷ったんです。
島さんから「厳しすぎ!」って声が聞こえてきそうだわ。
一つだけ加えると、こちらの作品、今までの妻咲さんの作品の中で1番好きです。
だから欲張っちゃいました。
「夜景ネイルアート」朝霧綾めさん
綾めさん、こんにちは。
これはとっても素敵。タイトルからは思いつきませんでした。
佳作です。おまけなの。ちょっとだけ。
綾めさん、今後、ちょっとハードルを上げて厳しくなるので、
推敲を念入りにしてくださいね。声に出して読んでね。おねがい。
先に、気になったところを書きますね。
まず、3連、下地を作るのだ、は下地を作るの、でいいと思います。
だがない方が流れが良いようです。
次に5連ですが、光を使う回数を減らして、暗示できると思います。
それによって体言止めも減ると思います。
この2つお願いします。おまけがここに詰まってます。
そして良いところはいっぱいあるのだけれど、1番良いところは
なんといっても、音感のいい歌声を聴いているような気持ちに
なるんですよ。それも頑張って歌ってるんじゃなくて、
鼻歌混じりの幸せな歌声。
日々の中で、そしてこの街の一角で、いろんなことがあるけれど
束の間、温もりのある時間を想像の世界で過ごすような。
そのさりげなさと、みずみずしさがとても良かったです。
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終わりに。
イギリスは11月1日から冬時間になりました。
今回も良い作品が多かったです。皆さんありがとうございます。
秋を皆さん楽しんでくださいませ。
紗野玲空さん、この度は横浜詩人会入会、おめでとうございます!
紗野さんの精密で的確な言葉の表現に惹かれております。
これからの益々のご活躍を心より願っております。
このたびは、横浜詩人会へのご入会お祝い申し上げます。
いつも作品を拝読していると、いつのまにか場所や時間を旅をしているようで…とても幸せな心持ちになります。
新しい一歩を進まれ、きっと更に奥深い詩世界を展開されてゆくことでしょう。
あらためて、ご入会おめでとうございます。
そして、ますますのご活躍を心よりお祈りいたします。
紗野玲空さん、この度は横浜詩人会へのご入会おめでとうございます。
これからの更なるご活躍をお祈りいたします。
今後とも色々学ばせていただければと思います。
本当におめでとうございます。
紗野玲空さん、この度は横浜詩人会への御入会、誠におめでとうございます!
新しい場所,機会等でも、ますますのご活躍をお祈りします。
紗野玲空さん、この度は横浜詩人会への御入会、誠におめでとうございます!
私も最近入会したばかりの新参者ですが、心から歓迎いたします。MY DEAR出身のお仲間が増えてとても嬉しいです。
また何かの機会にお会いすることもあるかと思いますが、こちらの方でもよろしくお願いいたします。
ますますのご活躍をお祈りします。