よく歩いていた野山も、母の介護が始まってとんと行かなくなっていたが、見送って2か月が経つと、またふつふつと歩きたい感覚が戻ってきた。前庭が瀬戸内海で、蒜山高原が裏庭、吉備路が坪庭とか冗談を言って歩き回っていたのだ。今日は手始めに、坪庭の吉備路風土記の丘へ。JAで買い物をしたり、隣のお店で野菜バイキングを食べる楽しみもある。
休憩は茅葺屋根の旧山手村役場の縁側が最高。でも、雑草好きのお吟さんとしては、綺麗に雑草が刈り込まれすぎていたのにはがっかり(笑)。
鯉もまた日ざし好めり冬の山 茨木和生
小説より奇なる体験をしたお方が、姑さんの着物五枚を、これでおしまいと持って見えた。業者を呼んで査定してもらったところ、ちゃんと畳紙に入った200枚の着物の内、価値があるのは26枚で、26000円だったそう。100分の1以下だ。あんまりなので、雪輪もようの結城紬や繊細な友禅染の色留袖など五枚を救いだした。金以外は、宝石も作家さんの着物も二束三文なのである。流儀の名は失念したが、武家茶道の先生なので、裄を出したらどんどん着てくださると思う。
図書館にて模写遊び。図書館はパラダイス。ただの遊びのなんと楽しいことか(笑)。
目貼して奥の一間は我が城と 竹岡楓声
認知症になっていった人や、なりつつある人が周りにいますが、まず、日にちと時間の約束を守るのが怪しくなりました。相方さんの名前を忘れるのは、どの辺なんでしょうね(笑)。
今日は和裁の集まりの日。パン屋でお昼用の惣菜パンを買ったついでに、餡ドーナツも買う。四等分すると一切れが40円。和菓子屋さんの一個250円の煉切に引けを取らない美味しさで、抹茶に合う♪
夜よりも昼の淋しき屏風かな 岸本尚毅
最近直近のことがよく思い出せないので健忘症のたぐいかと思うが、笑い話に「亭主が最期に思い浮かべるのは妻の名で女房が亭主の死で最初に忘れるのが亭主の名だ」というのがあるが、どうも言われて見ると妻の名を忘れているので自転車の管理人の小父さんと話していたら彼もそうで「おい」で済ませているというので「おれだけじゃないんだ」と笑いあった。国も認める後期高齢者の仕分けは相方の名を忘れることかもしれんなあ。(*^▽^*)ゞ
ここのところ師走に入っても暖冬が続いており、冬といえば山茶花だが、とっくに散っているはずの銀杏がまだ青いのでまだ蕾だなあと思っていたらやっと咲いたのでパチリ。
図書館にて模写遊び。興に乗れば、バッグにしのばせてある絵葉書に、即吟してさしあげるので、絵を描くのも忙しい。結社に入っていれば、それなりに楽しいことも多いだろうけれど、お吟さんは一匹狼で自由にふるまうのが好きだ(笑)。
枯芙蓉影のごとくにありにけり 佐藤明彦
