子育てしながら自宅でアンティークのこども着物専門の貸衣装屋さんをしているKさんから、また面白い生地が送られてきた。地味な格子の大島の羽織の裏が、浮世絵の柄。お洒落な大人の羽織が、五歳の男の子の羽織になる。子どもとて、隠れたお洒落なり。
Kさんには、自分で好きなように着物をほどいて送ってくださいと言ってある。昔の人も、人が縫った着物をほどいて和裁を覚えたそうだから。もう何年のつきあいになるかな、素直なKさん、少々の直しなら、お吟さんへ送らなくとも自分で直せるようになった。若い人を育てるのは楽しい。ま、お吟さんも、難しい仕事をどんどん送ってくるKさんに、育てられているのではありますが(笑)。
寒桜交り淡くして長し 古賀まり子
小筆遊びの日。朝10時過ぎにゆくと、師匠はまだ寝ていた。この師匠、いままでに何回寝過ごして大失敗をやらかしたことか。20年まえから、「目覚まし時計を買いなさい」と言っているが、いまだ買わずじまい。プレゼントしようかとも思うが、きっと仕掛けずに寝ると思う(笑)。久々に美魔女さんの句を俳画に。
炭ついで座り直せし火鉢かな 伊志井寛
猫髭さん、吟さん、
誕生日祝いのお言葉、どうもありがとうございます。
65歳になりました。もう、すっかりお爺ちゃんです。
先日、バスの中で初めて席を譲られました。自分でもびっくり(笑)
これからも楽しく句作を続けていきたいと思います(^^)
ラスカルさん、お誕生日おめでとう。若々しい句を詠み続けてね♪
倉敷の茶房にて、フルートとピアノのプチコンサートがあった。十三夜のころ、お吟さんが三味線と鼓の演奏会を企てたので、負けじと尾道の句友がフルート奏者を呼んできたのだ(笑)。シューベルトのセレナーデやジュピターからカントリーロードまで、時に目をつむり楽しませてもらった。格子戸の向こうを和服姿や人力車が行き交うという、なかなか面白い構図。
格子戸の奥の格子戸冬構 加藤憲曠
今日は1129(いい肉)なのでラスカルの誕生日。おめでとうございます。いくつになったか知らないが雑誌の写真だと「お爺さんじゃないの」と言われたことがあり、白髪が目立つようになったのかと思った。わたくしのサラリーマン時代の記憶では、藤沢の「かまくら」というスナックで、俳句世間では39歳までが新人賞の応募上限なのだと言われたからまだラスカルは三十代だったと思うが、詩や小説や短歌では十代が新人賞を競っていたから俳句はゲートボール文芸と云われるのもむべなるかなと合点したが、うーむ、前期高齢者にさしかかっているとは光陰矢の如し。まあ、作家の顔は作品だからラスカルは少年の感性のままで瑞々しい作品が詠めるということである。
写真は弾けた柘榴。
この冬はじめて火鉢に火を入れた。鉄瓶の湯で、茶道に熱心な今日のお客さんに一服。我らがお茶人はじめ、必要だから仕方なく着物を着ているというお方も多いが、今日のお客さんは着物も茶道も大好き。棗やら茶筅やら、茶道具のちりばめられた小紋をネットで買ったそうだが、身丈も身幅も裄も直さないと着られない。それでも直してほしいと仰るので、直し賃をたくさん頂かなくてはならないが、まあ、直しますか(笑)。
日向ぼこまだ欲しきもの少しあり 浜崎素粒子
