おはようございます😃
県北からはるばるお客さんが見えた。山にはうっすら雪が積もっているが、暖冬で冬眠しない熊に警戒しているとか。羽織は、お祖母さんの絞りの着物を仕立て直したもの。アンティークにしては柄の少ない銘仙だなあと不審に思ってお聞きすると、今現在でも銘仙を織っている方がおられるそう。足袋の色から半衿選びまで、楽しくてしょうがないご様子。ご主人は鯛を釣りによく見えるそうで、夫婦で我が海辺の町を楽しんでおられる(笑)。
分別の言葉しづかに冬羽織 小谷春子
今日は和裁の集まりの日。店じまいをした方が、ここへ持ってきたら使ってもらえそうと、昔ながらのくけ台を四つもくださる。ふだんはへら台に取り付けるくけ台を使っているので不要だが、茶房でのお針の会では、テーブルが傷つくといけないので、使えなくて困っていたので、とても有難い。座布団の下に敷いて使うこのくけ台、赤く塗っていない方が上等と聞いて、
さっそくお吟さんいただいて、かけはりを結んだ(笑)。
泪つぶほどをひかりて冬木の芽 清水衣子
倉敷の茶房にてお針の会。骨折や体調不良でお休みしていた方も戻ってきた。大学の研究職のNさんは、東京の仕事を終え帰宅しようとエスカレーターに乗り、昇りきったところで右手にスーツケース左肩にショルダーバッグをかついで一歩踏み出したとたん転倒した。雨ざらしだったため滑ったのだ。周りの人に助けられて、転落することもなく人に踏まれることもなく、救急車で運ばれた先で右足首骨折の診断。それから一か月は地獄の日々だったそうで。。。お吟たち年寄組は、「Nさんは若いから復活できた。私たちが同じ目に合うと再起不能だからね!」と転ばないことを誓い合った(笑)。
先日買ったアンティークのお召の着物を、裾を折り返し袖を短くして羽織ものにする。
冬菊の暮れてもひびき絣織る 細井みち
倉敷の茶房にて句会。尾道からはるばるやってくるソプラノを歌う司書さんが、最近知り合ったばかりという古書店主のおじさんを連れて来てくれた。この方、横浜に家があるが、尾道に移住して古書店を始めたばかり。なんと二階で句会が出来るそう。俳句歴5年なのに、とてもよく俳句の勉強をされている。俳句の本もたくさん置いているとか。
俳句結社「童子」の会員と仰るので、「辻桃子さんの歳時記は毎日使っています。安部元気さんはお元気ですか?如月真菜もご活躍ですか?」とお聞きすると、「辻桃子さんは体調を崩されていますが、句会へ行くと父娘でやりあっておられます」とのお返事。
参加者が少なくて淋しい我が句会だけれど、気に入ってもらえたようで、来月も来ますと言ってもらえた。しめしめ(笑)。
珈琲の沸く冬旅に海を見て 松波幹治
