おはようございます(^^)
>紫式部ゆかりの石山寺
わたくしの記憶では『紫式部日記』や『源氏物語』の中には石山寺に詣でたという記載はなかったような。紫式部の邸は蘆山寺であり、京都の洛陽三十三所観音霊場の観音巡礼には清水寺や長谷寺はあるが石山寺などない。わたくしの記憶では泉涌寺(せんにゅうじ)の楊貴妃観音が最も美しい。
それに有名な歌人や皇后であれば和泉式部と貴船神社との関りや、清少納言の仕えた一条天皇の中宮藤原定子と六波羅蜜寺、小野小町と隋心院というようにゆかりの神社寺院は歌に残るなり日記に書かれたりして残るはずだが、当時の平安文学の世界には紫式部と石山寺の痕跡は全くないのでは。
誰が紫式部と石山寺のゆかりを言いふらしているのか。まさか坊主どもじゃないよね。よろしいか。昔は天皇すら庶民は知らなかった。応仁の乱で下克上が起こり、食いっぱぐれた宮廷の連中が身過ぎ世過ぎで和歌や源氏物語を庶民に教えたことから「やんごとなき身にはあらねども」というかたがたもおのおのがたも雲上人の世界を知ったわけで、この下克上の応仁の乱を境として銭だ女だ権力だと「金儲けのためなら何でもやる」現代人の歴史へ一直線に繋がる。したがって、紫式部と石山寺のゆかりという一千年を越すゴシップがいつ立ち昇ったのかで真偽はわかります。もしクソ坊主の寺の縁起とか、その縁起が応仁の乱以後であったとしたら、100%真っ赤な坊主丸儲けの嘘っぱちです。
ぴのこさん、風薫るころの石山寺、いいでしょうね。お吟さんも瀬田川を見下ろしながら、しじみ飯食べましたよ。醒ヶ井の藻の花吟行を思い出します。手漕ぎ舟もよかったなあ。
猫髭さん、芋かたばみというのがあるんですね。むらさきかたばみは、あんなに密集して咲いてないから珍しいなあと思っていましたよ。こどもの頃の遊びと言えば、いつも野の花とともにあったから、いまでもむらさきかたばみとか銭葵とかおしろい花とか龍の玉とか見かけると、胸キュンです。
今日は和裁の集まりの日。Sが、雑誌で見つけたパンツが気に入って作ったものの、全然似合わない落ち着かないと言って、お吟さんにくれました。Sはお嬢さん育ちで、今も旧家の奥さんだから、おほほ、↓もんぺは似合わないのよね。来週、どんなコーディネートでみんなを驚かそうかな(笑)。
扇子屋の暖簾しつとり夏の雨 澤田佐和
おはようございます😃
昨日は来年の大河ドラマのヒロイン、紫式部ゆかりの石山寺に行ってきました。近くなのですが行った事がなかったので、来年賑わう前にと思い、足を運びました。眼前に瀬田川、いいところでした。
お祖母さんのものという綸子の着物を、長襦袢に直してさしあげています。羽衣のように軽いです。残布をおねだりしたらくださったので、首が冷えて困っているお吟さんのネックウオーマーに♪写真には紺に映るかもしれないけれど、はんなりした青紫です。
鬼灯や花のさかりの花三つ 秋桜子
あらら、また猫髭さんを飛び越えちゃったわ、でも「り」繋がり(笑)。面白そうなお話、ゆっくり読もうっと♪
>むらさきかたばみですね。
むらさきかたばみはオキザリス・マルチアーナという学名で全体に蓚酸 (しゅうさん) を含み、酸味があるので漢字は紫酢漿草と書く。Oxalisという発音が置き去りすと聞こえるので記憶に残っている球根草である。春から夏にかけてピンクの小さな花を咲かせて団地や家の小さな庭に群生し、お客に何て言う花と聞かれて、よく見かけるが花の名前がわからなかった。というのはかたばみと言っても、お客に聞かれた花はむらさきかたばみにそっくりなのだが蕊の部分が赤いのでむらさきかたばみはピンクとはいえ蕊の部分が赤くないので、違うようだからだ。紅かたばみはオキザリス・ブラジルエンシスという学名でこれはブラジル産で似ているが花の見た目は酷似しているので決めきれなかったが、植物図鑑やネットで調べているうちに、紫かたばみ・紅かたばみ・芋かたばみの三つのうちのどれからしいというところまで絞り込んだ。図書館の隣に植木屋の庭園があるので聞くと、ウツギの花だけでここには十五種類くらいあって、カタバミともなると交配が進んで800種類もあるとかであきらめかけていたが、ネットの「ベニカタバミ(紅片喰)」を見ると葉っぱがクローバーのような形で似ているのだが、光沢があるかないかで、光沢がないので「芋かたばみ」と判明して、今朝お客にプリントして届けた。大変お客は喜んでくれた。
この植木屋の庭園の石に今日ガムテープで花の名前がびっしり書かれているのを見つけ、顔見知りのお婆さんにこの書き込み書いたのは植木屋さんですかと聞くと、隣の家の奥さんだと、親切を通り越して隣の家に入って行ってお婆さんをもう一人連れて来た。で聞くと、彼女が全部昨日書いたという。何でそんなに詳しいのかと聞いたらだってあたしが植えたんだものという。立葵の前には、
西域より旅して咲きし「たちあおい」
と俳句まがいの解説が貼ってあるので、この俳句調の説明もそうなのと聞くとそうだという。俳句やってるんですか。うんにゃ俳句のつもりで書いたという。わたくしも俳句は好きでと言うと、じゃあ一句書いて張り付けろというので、勝手に植木屋さんの庭石にそんなこと出来ませんよと言うと、あたしは植木屋の娘だから、自分ちのようなもんだから勝手にしてる、という。植木屋の娘かよ。
白い小さな椿のような花がずっと立っている木から零れ落ちて来たので、何の木かと聞くと、姫沙羅(ひめしゃら)だと教えてくれた。沙羅の木は亡き西野文代さんの好きな花で、昭和60年に出した第一句集の名前が『沙羅』だった。沙羅よりも花が小さいので姫沙羅というそうな。
ひとめぐりして来て沙羅の咲く下に 西野文代
植木屋の娘のお婆さんは図書館にどうして「アンネ・フランクの思い出」という薔薇が咲いているのかまで教えてくれた。2014年二月に都内の図書館でアンネ・フランクの本をはじめとするホロ・コースト関連図書が破損される「アンネの日記破損事件」が起こり、杉並区は11図書館、121冊が毀損したので、この薔薇を植えたという。確か小平の無職の36歳の精神障碍者が逮捕されたが支離滅裂で未だに名前が判明していないのは常軌を逸しているからだろうが、健常者と精神に疾患を持つ障碍者を同じ土俵で論じることは出来ないが罪を犯したことはきちんと自覚させる対話が必要だと思う。
それにしても師匠ゆかりの木が家のそばにあるとは、なんとも機縁を感じる。
