仙台天文同好会は、仙台市天文台で毎月1回土曜日の午前中に例会を開催してその日の夜に一般向けの観望会を開催している他、会誌「星座」の発行(偶数月)や会員向けの観望会、合宿などの活動を行っています。
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宮城県の雨がやみそうにないことが分かり、茨城県日立市の公園まで遠征しました。皆既になって星が見え始めたところから、皆既月食中の月と星空を連続撮影しました。本当は部分食が終わって沈むところまで入れたかったのですが、月が明るくなりすぎて、薄明も始まって星が見えなくなり、仕方なく星が見えている頃の時間までを選んで比較明合成を行いました。月の色の変化が少しわかるようです。
撮影データ ニコンZ6Ⅱ 24-120㎜f4(24㎜f5)10秒 ISO1600 固定撮影
2:43~4:24 585枚比較明コンポジット 茨城県日立市にて
今回の茨城県の空は快晴状態で、文句なしの条件でした。これまでためらってきた地球の影を撮影できるように小型の赤道儀にカメラを一台載せてそのまま恒星時追尾にしたまま撮影を開始しました。画像の右から左へ向かって月が移動します。月の欠けた形から、地球の影の形が浮かび上がります。今回の簡便な方法では、影がいびつになってしまいますが、それを補正する処理方法は分からないのでそのままご覧ください。
撮影データ 右の月:ニコンD750 シグマ100-400㎜f5-6.3DG(400㎜f8)スカイメモS 2:00 1/250 ISO400
皆既月: 同上 3:22 8s ISO800
左の月: 同上 4:20 1/250 ISO800
こぎつね座の亜鈴状星雲を撮影(3分×37枚)しました。
望遠鏡はBKP130×1.4倍エクステンダ(FL910mm)、カメラはZWO533MC、フィルタはCBPフィルタです。
BXTを2度掛けです。
宮城県は天候不順のため、晴れる予報の茨城県日立市まで遠征し、快晴の空で山並みに沈むまで観測できました。撮って出しの画像ですがご覧ください。後日まとめてからデータと一緒にアップします。皆既中の色と明るさは、tu−さんと同じくダンジョンのスケールで1と2の間くらいと見積もりました。
幸いな事に関東は天候に恵まれ、皆既月食をフルで楽しむことができました。神奈川と山梨の県境の三国峠から20分程度登った所にある鉄砲木の頭に行きました。富士山と山中湖の展望が素晴らしい場所です。
機材:PENTAX K-70 smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED F8 ISO400 1/800~8秒 37枚を比較明合成
風景は月没後に撮影し、明るさを落としたものを比較明合成している。
ちなみに、皆既中の明るさは暗かったですね。特に食の最大の頃は。ダンジョンスケールで1と2の間くらいと思いました。
今回から同好会誌「星座」の表紙と目次を紹介します。
星座
2025年(令和7年)9・10月号
第75巻730号
表紙 冬のダイヤモンドに架かる黄道光
目次
9~10月の主な天文現象・表紙解説など p2
流星眼視観測報告6~7月など p3
ペルセウス座流星群写真集 p4
歴史の幕を閉じた女川地磁気観測所 p6
蔵王雲抜け観望会活動報告 p8
星の位置の簡単な測定方法 p9
新入会員の紹介,観望会報告など p10
行事予定,お知らせ,その他 p11