仙台天文同好会は、仙台市天文台で毎月1回土曜日の午前中に例会を開催してその日の夜に一般向けの観望会を開催している他、会誌「星座」の発行(偶数月)や会員向けの観望会、合宿などの活動を行っています。
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3日未明のレモン彗星(C/2025 A6)です。
イオンテイルが伸びて明るくなっているということで、確実に晴れそうで
しかもその後天気が思わしくなりそうなので撮影しに行きました。
彗星は19LMiと42Lynの間にあって8倍42mm双眼鏡で簡単に見つかりました。
光度は6等台。
時間との戦いだったこれまでの彗星とは違って高度が高く、撮影は楽でし
たが、人工衛星の写り込みが非常に多くて困りました。今回は暫定的に写
り込みが少ないものを選びました(このため撮影数が少ないです)。
今後がとっても楽しみですが、月明かりの影響を受けるのが残念です。
<撮影データ>
「レモン彗星(C/2025 A6)」
2025年10月3日 3h43m05s~
EOS60Da+Canon EF400mmF2.8 ISⅡ→3.2 ISO6400 34s×9枚
高橋EM-200Temma2Mにて自動追尾 撮影地 石巻市
自宅庭からオリオン大星雲を撮影(3分×34枚)しました。
FRA400×0.7倍レデューサ(FL280mm)でカラー、SQA55(FL264mm)でモノクロ撮影し、LRGB合成しました。
自宅庭からアンドロメダ銀河を撮影(3分×64枚)しました。
望遠鏡はFRA400×0.7倍レデューサ(FL280mm)のツイン、カメラはZWO2600MC、フィルタはCBP・LPS-D3フィルタです。
先日撮った(3分×70枚)を合わせてスタックし、総露出時間は6時間42分です。
Hα領域も判別できるようになりました。
星や銀河のディテールが不自然になるような気がしてBXTは使用しませんでした。
レモン彗星(C/2025 A6)が未明から見えるようになり、撮影にTRYしてみました。撮影してみると思っていたより尾が成長していました。画角の右上まで延びており、約 0.7 deg 以上あるようです。薄いですが尾のエンドの部分が3つに分かれているように見えます。今後の尾の成長が楽しみです。
撮影日時:2025年9月22日 3時53分39秒
撮影方法:30秒×47枚 総露出 1410秒 GAIN300 -10℃
撮影地:宮城県 南三陸町
撮影機材:望遠鏡:SE250N + MPCC-III
カメラ:ZWO ASI 2600MC PRO
赤道儀:AZEQ6GT
焦点距離:1200mm F4.7
画像処理:ステライメージ10でメトカーフコンポジット、PS調整、トリミング
まだ明るくはなってませんが、背景が暗ければ尾の様子も期待できそうです!
SE250Nであれば望遠鏡で眼視確認できそうですね!