仙台天文同好会は、仙台市天文台で毎月1回土曜日の午前中に例会を開催してその日の夜に一般向けの観望会を開催している他、会誌「星座」の発行(偶数月)や会員向けの観望会、合宿などの活動を行っています。
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今年は晴れない夏でした。
昨夜は久々に晴れて,流星を撮影することができました。
特に明るい流星は,仙台から見て南天に出ました。
9/11 3:32:26
このカメラは南西の空に向けて撮影しています。
この夏というか今年はスカッと晴れないですね。
なぜか今夜はハワイのすばる望遠鏡の場所から星空のライブ配信がされているのでフラストレーション解消にいかがですか。
日本時間の20:30頃からは月も沈むのでオリオン座とかを見ることが出来るかもしれません。
以前報告したかんむり座Tの現状です。8月から9月になっても、特に爆発の兆候は見られず眼視では10等前後の光度で推移しているようです。添付したのはVSOLJのサイトで作成した眼視観測での光度曲線で、青色が私の目測です。8cmでの目測ですが、多少透明度が悪くでも9.9等の比較星が見えているのでかろうじて目測できていますが、段々と光度が低くなると透明度の影響を受けやすくなるのでいつまで目測が可能かが不安です。本当に今年中に爆発するのでしょうか?
変光星観測や私的観望、公開観望会などでは、ほとんど屈折鏡筒を使っています。今使っているのは、写真にある笠井トレーディングのBLANCA-60SED(60mm, F6 アポ)、SVBONY SV503 80ED(80mm, F7 アポ)、そしてTelevue TV-85(85mm, F7 アポ、冬場用にアルミシートを巻いてあります)の3本。写真の状態での各鏡筒の重量ですが、60SEDが2.3kg、SV503が3.2kg、TV-85が4kgとなっています。以前は、観望用鏡筒を1本持つなら、80mm, F7クラスのアポだとずっと思っていたのですが、60mmと80mmを使っていて基準を変更。それは
*屈折鏡筒を1本持つなら、70mmのF7クラスのアポ屈折
と言うものです。普段自分が手持ちの機材の観望で経験していて得た知見として、80mmだとちょっと大きいし、60mmだとやや力不足。月面、惑星やメジャーな星雲・星団の観望なら70mmが、能力でも稼働率でもベストだと感じたのです。星団・星雲観望で便利な約3度の広い実視界が得られるのでRFTとしても使えますし、月面・惑星観望で必要な100倍の倍率も楽に得られますので、一生モノになります。ただ選択肢としては、SVBONY SV503 70EDか、BLANCA-72SEDしかないかも・・・70mmのアクロマート鏡でF10程度の長焦点セット品は、月面・惑星専用と思って下さい。月面・惑星を見たら「お蔵入り」になるのは確実です。
テレビュー製品は、TV-85とアイピース5本を持っていますが、かなり前に購入したので今の価格の60%程度で購入しています。なお眼視観望派なので、フリーストップの微動付き経緯台(サイトロンのSJ-M経緯台)と大きめの軽量カーボン三脚(INNOREL RT-85C)で約4kgになります。これで80mm短焦点アポまではOKです。
いつも興味深い報告ありがとうございます。
トータルで「気持ちいい星像」って大事だなと思っています。
写真を見るとTV-85は手が出ませんがが魅力的だなと思います。
そうはいうものの鏡筒+架台の重さ,自分のこれから先を考えると軽いのも大事かなと考えてしまいます。
眼視観測の楽しみの報告楽しみにしています。
天気が悪く新規投稿がないので雲の切れたところで太陽を撮影しました。
黒点がにぎやかです。
いつもの6cm屈折望遠鏡で撮影しましたがフィルター径は52mmでした。