仙台天文同好会は、仙台市天文台で毎月1回土曜日の午前中に例会を開催してその日の夜に一般向けの観望会を開催している他、会誌「星座」の発行(偶数月)や会員向けの観望会、合宿などの活動を行っています。
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先の酒田火力発電所から投稿写真を編集しました
場所 山形県酒田市(緯度38,16経度140,46)
撮影日時 2025年10月30日18時26分~18時56分
機材 SeestarS50 (絞りf/5 ISO-80 焦点距離250mm)
120s×10枚 1200sの比較明合成のちイオンテイル強調
10月30日のレモン彗星です。
当日は、よく晴れ上がりましたが、薄明が終わるころから薄雲や靄がでてきて、雲の隙間に現れたところの画像を選んで処理しました。高度が低いので薄雲の影響をもろに受け、月の明かりでバックの処理も難しい中、約5度程度のイオンテイルが画像から見えました。
光度も若干下がり4等台になったようです。画像データは写真に張り付けてあります。
遅ればせながら23日のレモン彗星(C/2025 A6)を投稿します。
この日は西の空低空まで良く晴れていてほぼ快晴の天気でしたが、機材を
セッティングし、カメラの構図を決めて撮影を開始した途端、雲が広がり、
しばらくは雲の多い天気になってしまい、レモン彗星は全く見えませんで
した。
その後晴れて再び撮影ができたのは高度が大分低くなってからで、このた
め尾の写りがよくありません。
<撮影データ>
「レモン彗星(C/2025 A6)」
2025年10月23日 18h44m15s~
EOS60Da+Canon EF400mmF2.8 ISⅡ→3.5 ISO4000 10s×30枚
高橋EM-200Temma2Mにて自動追尾 撮影地 丸森町
佐藤考さんと同じく10月23日 α7Ⅲ SharpStar EDPH61II(274mm/F4.5) ISO6400 10s x20枚
Google Mapで探したところから道に迷い迷い、本吉町の牧場に行き着き、同好会のリモート役員会にスマホで参加しながら撮影。
29日のレモン彗星(C/2025 A6)です。
この日は薄明の終了頃を挟んで、快晴の天気から薄雲が去来する天気と
なりました。
まだ空が完全に暗くなる前なので星図で明るい星をたどって探すより、
予想される方位、位置あたりを双眼鏡で探すとレモン彗星をあっさり見
つけることができました。
撮影開始時で20度くらい高度があったはずですが、この日は空の透明度
がそれほど良くなく、その上やぎ座にある月齢8の月により空が明るく、
尾の写りは良くありません。
それでも淡いダストの尾とイオンテイルに濃淡があるのがわかります。
<撮影データ>
「レモン彗星(C/2025 A6)」
2025年10月29日 17h53m02s~
EOS60Da+Canon EF400mmF2.8 ISⅡ→3.5 ISO4000 10s×30枚
高橋EM-200Temma2Mにて自動追尾 撮影地 丸森町
10月30日 18h20m~ EOS6D-SP4 SharpStar EDPH61II(274mm/F4.5) ISO4000 15s x10枚
月山のキャンプ場近くの広い駐車場にて撮影。
同じ場所では山形大学の若者たちが楽しそうに彗星観測をしており、その楽しさを分けてもらってきました。
話を聞いたら山形大学の一人はネットでの知り合いで、我が同好会のJDくんやTGくんとも顔なじみ。天文業界は狭いですねぇ。