仙台天文同好会は、仙台市天文台で毎月1回土曜日の午前中に例会を開催してその日の夜に一般向けの観望会を開催している他、会誌「星座」の発行(偶数月)や会員向けの観望会、合宿などの活動を行っています。
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2023/04/03 宵の空にISSがやってくる。快晴の空を見て久しぶりに撮影してみようという気になりました。撮影場所は,七北田川の河原です。本当は桜も入れた構図を考えたが,近場に思ったようなところが無く,七北田川の河原が丁度西が開けていて,ISSの出現を入れて撮影するために都合が良いところでした。時間通り現れたISSはゆっくりと西からオリオン座の上をかすめ,プロキオンにぶつかりそうになりながら冬のダイヤモンドを横切り月の脇へと消えていきました。
同時観測を予定していなかったのですが,仙台のATOMCam2と角田でaさんが撮影されたISSの写真から経路を求めてみました。
2023年4月3日19時9分5秒ころのISSの位置です。
maeさんの写真は魚眼レンズのため測定に自信が無いので使用しませんでした。
茨城県の霞ケ浦付近,高度約350kmを南東に向かって飛んでいたようです。
ISSは動き続けているので,ATOMCam2やカメラの時刻合わせが大切だということがわかりました。
暫定値ですが,流星やスプライトよりはるか上空を飛んでいることがわかります。
F3.9の効果でしょうか。39分と短い露出時間ですが、十分に星雲の構造を捉えることができました。
S2、03を別撮りし、ハッブルパレット(SAO合成)でカラフルに仕上げてみたいと思います。
2023/4/10 3:31~
鏡筒:Askar FRA400(D72mm FL400mm)×0.7倍レデューサ(FL280㎜ F3.9)
架台:iOptron CEM40
カメラ:ZWO ASI 2600MM Pro(Gain=300 Temperature=-20)
フィルター:SVBONY Hα 7nm(2 in)
撮影ソフト:ASIAIR
露出:180秒×13枚(39分)
オートガイド:ASIAIR、ガイド鏡(D32mm FL128mm)、ZWO ASI 462MC、ZWO IR/UVカットフィルター(1.25 in)
画像処理:PixInsightでインテグレーション、PI、SI9で階調補正他、BlurXTerminatorでデコンボリューション、Neat Image v9 Proでノイズ軽減、ダークなし・フラットあり、トリミング
撮影場所:自宅庭
3月の例会から半月しかたっていない4月8日に行われました。
集まった古い観測機材は五藤光学のウラノス号(机上)とユニトロンの7.5cm屈折望遠鏡(後方)です。
ウラノス号は随所に工作精度の良さを感じさせる望遠鏡でした。
コーティングされていない対物レンズは,コーティングの劣化がないため今でもよく見えるそうです。
ユニトロンの7.5cmはレトロな経緯台ですが,バランスが崩れやすく使い勝手が悪いそうです。
f=500mmなのでケーニッヒ24mmでのんびり星雲星団を見るのに適しているようです。
快晴でたくさん流星が写りました。
右上はスターリンク衛星でしょうか?
右上の謎の光跡は渡り鳥でした。
会員のOさんに教えていただきました。ありがとうございます。
動画で示せないのが残念ですが静止画で,八の字型で一糸乱れぬ編隊飛行でした。
通過したのは,朝方の3時頃です。
スターリンクでもなくUFOでもありませんでした。
久しぶりに月を撮影しました。
たまに望遠鏡を動かさないといけませんね
2023/04/03 18h55m(UT+9h)
FS-152(D:152mm Fl:1216mm) + EM-400 + Canon EOS R
ISO:100, Dur: 1/400s