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10/21に神崎山で練習を

10/21土曜9:00〜11:00神崎山で練習します。300円集めます。体験希望の方、申込み不要ですので直接お越しください。(10/14は練習可能な競技場がないため練習はありません)

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感じるよりは低い

 10/7の練習で。
 ある選手が、レーンに並べられている高校生のハードルを見てつぶやきました。
「たっか〜。ボクの背と同じぐらい高い」
 そのハードルはおそらく100センチの高さで、そうつぶやいた彼はおそらく身長140センチぐらいなので、遠目に見たハードルが背と同じほどに見えたのでしょう。
 
 小学生は、ハードルを実際より高く脅威に感じる。

 練習する種目を自由に決めてよいときに、ハードルをチョイスする選手が少なめなのはこうした感覚が理由なのかもしれません。

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いきなりのいきなりリレー

 10/7の練習で『全員リレー』をやりました。クラブとして3年ぶりの。
 OJACの全員リレーの特徴はずばり、誰からバトンをもらうか、バトンを誰に渡すか、トラックに立ってその瞬間にならないと分からないところです。
 題して『いきなりリレー』(もちろん有名なステーキ屋さんの名前にちなんでます)
 そのねらいはひとつ。どのくらいリードをすればよいか瞬時に判断する力を身につけることです。6年生が持ち場に立ち、我がレーンを走ってきた選手が3年生だったならば、バトンパスの際のリードはほぼゼロにしないと届きません。逆ならば、大胆にリードした方がよい。
 バトンを差し出す高さも相手の身長に合わせないとうまくいかない。
 瞬時の判断。
 その『いきなりリレー』を、このようなねらいがあることを一言も選手に告げることなくいきなりやるのですから、まさに「いきなりの『いきなりリレー』」だったわけです。
 この日、バトンを渡す相手を追い抜いてしまった子もいましたし、リードを一歩もせずに止まった状態でバトンを受け取った選手もいました。(いつもはできている)走り終えた後の安全確認を忘れてレーンを横切ってしまった子もいました。

 失敗の体験。
 小学生のうちにたくさんの失敗をしておいてほしいというのも、いきなりリレーのねらいなのです。

 そんなミスはあれど。
 ともかく全員がリレーメンバーとしての自分の責任を果たし、バトンはつながったのでした。

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こう言えばそうなってしまう

 歯が痛いとします。痛み止めの薬を飲むとひとまず痛みは止まる。そこでめでたしめでたし、とはならず、薬の副作用で眠たくなってしまうとか、食欲が減ってしまうとか。
 そういうことがあります。

 小学生に走るフォームを指導する。指摘した部分の動きは良くなるけれど、その反作用で別の部分のフォームが崩れてしまう。そういうことがあります。よくある。

 「ひざを高く上げましょう」と言うとひざは高く上がるけれども、腰が落ちる。重心が下がってしまう。
 「腕を大きく振りましょう」と言えばすぐにそうなるけれど、肩にガチガチに力が入る。リキんでしまう。

 これが中学生くらいになると、ひざと腰の高さのバランスをとりながらうまく調整できるのでしょうが、小学生は、コーチに言われた部分だけを『そのとおりに』しようとするので、反作用が起きてしまう。

 反作用の実例はまだまだ挙げることができます。
 走り幅跳びで「踏切板に合わせよう」と言えば助走の勢いは消えてしまいますし、ハードルの越え方を指摘すればハードル間を駆け抜けるスピードはガタ落ちになります。

 もちろん小学生陸上選手は、それらを無意識にしてしまう。全国大会に出るような子も、初めてトラックに立つ子もそれは変わりません。

 小学生とは、そうした作用と反作用の間で揺れ動いている年代なのかもしれません。

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『初めて』を乗り越えて

 先週の練習で。
 その日初めて練習に参加した子が、スタブロの使い方を私に質問しました。でも、私が少し遅れたのですね。その場所に駆けつけるのが。
 すると彼はどうしたか。 
 その場にたまたま居た大学生ぐらいの選手に尋ねたのです。「このスタブロって、どう使うのですか?」と。
 大学生の方は親切に説明をしてくれました。見本も披露してくれました。小学生の彼は真剣に聞いていました。
 初めて来た競技場
 初めてのクラブでの練習
 初めて使うスタブロ
 初めて会った方への質問

 4つの『初めて』を、彼はこの日一気に乗り越えたのです。そして、初めてにしてはかなり上手にスタブロを使って、初めてトラックでの100mを走り切りました。(『初めて』が5つに増えましたね)

 大学生おふたりに私がお礼を言うと、こう口を揃えておっしゃいました。
「いやぁ、小学生に教えるのは難しいですね」
 もしかすると、小学生に教えることは彼らにとって初めてだったのかもしれません。
 

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