愛らしいオカメインコさん!
黄色がとても良くお似合いです。
またね!
カラフルで鮮やかなインコです!
南国のインコなのでしょう。
今日は中秋の名月だよ。インコさん!
渡りチョウのアサギマダラも飛んでるね。
モモイロインコさんと言う名の通り綺麗な色をしております。
野鳥の世界に魅了されますね。
美しい!
安中市碓氷川の板鼻堰周辺で、例年ながら今年もしっかり繁殖したゴイサギの幼鳥ホシゴイ兄弟が餌捕り行動で活発に飛び回る姿を捉えた映像です。動画餌捕りの瞬間撮影では、鳥さんも撮る側も汗だくで互いにチヤンスを待ち続ける長時間の根比べでして、撮影では約1分間刻みの分割で数十回を片目でファインダーを覗きっぱなしの連続稼働、数日間続けた結果でした。
因みに、ホシゴイ、ゴイサギは昼間は樹林内や草茂みで寝ていて本来は夕方から夜にかけて沼や河川で餌捕りする夜行性のサギ類、しかし今回動画の餌捕り時間帯は全晴れの午後3時前後、太陽ギラギラでして夜行性に反する行動パターンでした。
この貴重映像、生後2年目以降と推測しますが幼鳥ホシゴイから成鳥ゴイサギに体色が劇的に変換していく成長過程の興味深い『図鑑上で見当たらず』ホシゴイの若鳥❔。翼の羽には、まだ少しのホシゴイ特有の星模様が残存して腹面は幼鳥特有の縦縞も消え顔つきもゴイサギに近いようです。
九十九川と碓氷川の合流地点で板鼻堰の広い川面では、通常ではちらほらですが稀に環境条件が整うと広範囲に多くの川魚が意を合したかのように、一時「約30分間ほど」一斉に川面上に跳ね上がることがあるようです。時は7月下旬日の7時前、川魚が広範囲に密な状態で多くの川魚が川面上に跳ね上がる初めての光景に遭遇。最初は5分間程見とれてましたが左岸を見るとカイツブリが川辺の草むらを出入りしてるのを確認し胸中が騒ぐ。急遽して機材を三脚でセットアップし、レンズを左岸縁に向けて間もなく:いきなり:カイツブリが川面中央に向かい水面を高速で走り出し何とか途中からでもレンズを追随、ワンタッチ3枚連写での投稿画像です。それにしてもカイツブリさん通常は水中での名ハンターなのに、水面上でも狙った獲物は逃さない俊敏な業に感服しました。
谷畑藤男さんが8月19日の上毛新聞「タカタイ」に
烏川の鳥たち⑪で2017年に染谷川に飛来した
シノリガモ♂を紹介されました。
私はその年、その情報を得て8月14,16,19,21,23,25,27,28日に
観察することが出来ました。
①居る場所が日によって変わりました。全体的にみると上流方面に移って行きました。
②左翼に少し異常が見られました。(画像参照8月16日)
③潜水する場面を数回見ましたが、魚を取った姿は見られませんでした。
④飛翔を見たのは1回(8月14日)で、川面を10m位上流へ飛びました。
⑤最後に観察したのは8月28日で、市道10号橋の上流でした。
⑥29日、前橋市の境まで染谷川を遡りましたが見当たりませんでした。
まとめ
①居る場所が次第に上流へ移ったので、上流方面に行ったのではないかと
推測しました。
②左翼に異常が見られたのと、尾羽が生え変わり中のように見られたので
まだ長距離は飛べないのではないかと思っていました。
私がシノリガモを初めて見たのは2010年11月28日だった。
北茨城方面に1泊2日の旅行に行った。
岡倉天心が海岸の絶壁に建てた六角堂を見るために石段を下りて行った時、
荒波の中に十数羽のシノリガモが見えた。
海上のシノリガモ、尾羽が跳ね上がっている。
2回目に出会ったのは2014年7月4日
カナディアン・ロッキーのオハラ湖でした。
たった1羽が突如、目の前の湖水に舞い降りました。
独特のポーズを撮ることが出来ました。
たびたび幼鳥で申し訳ありません。
これはオオルリの幼鳥で良いでしょうか?尚且つ♀幼鳥なのではないかと思っています。
お手数をお掛けします。
太郎の父様
いつも勉強になる投稿をありがとうございます!
この個体、難問ですね。2枚が同じ向きの画像なので判断が難しいですが、嘴の大きさ、頭部と体の比率、足の長さ、尾羽の長さなど、全体のプロポーションはオオルリで違和感ないですね。尾羽が茶色に見えること、足嘴が上下とも根元まで黒いこと、足が黒っぽいこともオオルリっぽいです。ただ、下面が汚白色なのはともかく、頭部や翼の小中雨覆の辺りが暗灰色に見えるのは、少し違和感があります。暗い水場?で、色がどの程度正確に出ているかが分かりませんので判断が難しいところですが、私も種はオオルリでよいのではないかと思います。オオルリだとすると、おっしゃる通り性別はメスです。ご存じの通り、オオルリのオスは幼羽の時から翼や尾が青いです(ご存じない方は「オオルリ 雛」でぐぐれば画像が出てきます)。
問題は齢です。上記のぐぐった画像をご覧いただければわかる通り、オオルリの幼羽はキビタキの幼羽同様、バフ色のボツボツ斑がたくさんあります。画像を拡大すると、この個体の頭部には幼綿羽の名残りのようなポワポワした羽があるようにも見えますが、幼綿羽が残っている場合は、はっきりしたボツボツ斑がある幼羽が残っており、口角は肉厚なヒダ状で黄色く、脚は淡色であることが多いはずです。頭部の羽毛にぼんやりとボツボツ状の淡色斑があるようにも見えるのですが、幼羽が残る典型的な羽衣とはかなり異なります。断定はできませんが、幼綿羽のように見えるポワポワとぼんやりしたボツボツ斑は、摩耗してかなり古くなった体羽がそのように見えるだけなのかもしれません。一方、翼の大雨覆と思われる羽の先端に白色斑がありますが、これは幼羽の大雨覆だと思われます。仮に、この個体が昨年生まれ(第一回夏羽)であるとすれば、大雨覆に幼羽が残っていることが普通です(下記ページがわかりやすいです)。
http://www.osaka-nankou-bird-sanctuary.com/o.n.b.s_web/top_cont/1304ooruri/ooruri.htm
最後に悩みどころです。大雨覆の白斑が明瞭で大きいことにも少し引っかかるのですが、それは置いておくとして、問題は中雨覆です。中雨覆の先端にも白色斑があるように見えますが、第一回夏羽では中雨覆に幼羽が残ることはあまりないかもしれません。翼上面がもう少し見えないと何とも言えませんが、典型的なメス第一回夏羽とは少し異なるようにも思います。
ということで、頭部のボツボツ斑が不明瞭で、嘴が口角まで黒くて質感もシャープなこと、足が黒っぽいことなどから「典型的な幼羽個体ではない」です。大雨覆が淡色斑のある幼羽と考えられることから、昨年生まれの「第一回夏羽である可能性」があります。ただし、中雨覆にも幼羽が残っているかもしれないので「典型的な第一回夏羽とも言いにくい」です。したがって「オオルリのメスで、第一回夏羽である可能性が高いのではないか」というのが私の考えです。長くなったうえに歯切れの悪い書き込みですみません。参考にしていただければ幸いです。
追記:ちなみに、今年生まれで幼羽から換羽した第一回冬羽であれば、頭部を含めて体羽がもっときれいなはずですから、この個体は該当しないように思います。
ヨタカ様
詳細なご解説をありがとうございました。
オオルリの♀については「茶色」というイメージを持っているのですが、この個体は「グレー」という印象でした。しかし、大きさや体系、嘴や頭の形等でオオルリだろうなとは感じました。
となるとキビタキやルリビタキ等ヒタキの幼鳥はグレーに見えるので、これはオオルリの幼鳥ではないかと思いました。でも♂なら多少青色の羽が混じっていても良いのではと考え♀の幼鳥としました。確かにヨタカさんのおっしゃるとおりに今年生まれた幼鳥なら黄色い嘴のヒダがあって普通ですがこれにはありませんからそれはなしですね。ということで昨年生まれのオオルリ雌の幼鳥・・納得してしまいました。暗い森の中で撮影条件が悪くブレやすいので鮮明な画像もありませんし後ろ姿でもあれば良かったのですが、それも撮影できませんでした。足は見えませんが横の姿が1枚だけあったので追加しますが、尾羽は確かに茶色っぽいですね。
太郎の父様
新しい画像をありがとうございます。三列風切も幼羽のようですが、羽の淡色部は濃色部より摩耗が速いので、ここまで羽縁がはっきりしていると1年経った羽には思えません。だとすると、この個体は、頭部などの体羽に摩耗した幼羽が残る「今年生まれの幼鳥」の可能性の方が高そうです。勇み足でした、前言撤回します。
ヨタカ様
今年生まれと昨年生まれの比較表ありがとうございます。
黄色い嘴は今春早く生まれた子供なら黒くなっていても不思議はないということですね。
幼鳥は難しいです。お手数お掛けしてしまい申し訳ないです。
ヒヨドリの幼鳥ではないだろうか
この直前にブレブレになってしまいましたが、サンコウチョウが撮れましたが、次回はブレないようしっかり撮影したいです!!
先日収穫のない鳥見の帰りに山道をとぼとぼと歩いていると目の前にウサギがいました。山を歩いていると時には見掛ける機会もあったのですが、そこは鳥見の帰り道でカメラを手に持っていましたので運良く撮影することができました。来年の年賀状はこれにしようかと思っています。
そうかぁ~~
来年の干支は「卯」でしたね🐇🐰 ̄(=∵=) ̄
再来年は「辰」ですね。これは撮れません。さて年賀状困りましたね。(笑)
恐らくホオジロの幼鳥かと? 幼鳥の季節ですね。
太郎の父様
私もホオジロの幼鳥だと思います。幼羽は図鑑に載っていないので、難しいですよね。大昔のBIRDERに、ホオジロ類特集か何かの中で、各種の幼羽の写真が1枚ずつ載っていた気がします。自分ではその記事を探しだせませんが(笑)
ヨタカ様
ありがとうございます。
幼鳥は難しいですね。成長している過程ですから常に変化しているわけですからね。
悩ましい幼鳥の季節です。
よく幼鳥を見掛ける季節ですが、今回の幼鳥は高原だったため昨夏に続きジョウビタキかと心躍りましたが、後日映像を確認してみると背中に紋が見当たらないのでキビタキorルリビタキではないかと思うようになりました。背中や尾羽の色から考えるとキビタキの幼鳥の可能性が高いかなと思っております。標高的には1200~1300m位の場所で各種幼鳥が水浴びに集って来ます。
私も、キビタキ幼鳥と推察致します(^-^)/
ROSEFINCH様
ありがとうございます。確信が持てました。
8月7日 庭のサンシュユの木に
2羽のカオジロガビチョウがやってきました。
近年、井野川の川縁にあった雑木や篠藪を
大水の氾濫を避けるために伐採しました。
そこで、彼らは住む場所が無くなったので
住宅地にやって来るようになったのではないかと思われます。
繁殖力の強さを見せつけられています。
外来種の対策は立てられないのでしょうか。
昨年、100羽を超すサギが集まり、周辺で話題になり見物の人も集まってしまいました。
2014年より水産試験場の北側にある池を、サギがねぐらにしているのを確認していました。数は多くても20~30羽ほどでした。
2020年に60~70羽が見られ驚いたのですが、2021年最高の120羽を数えました。
今年また多くのサギが集まるのでしょうか?楽しみです。
2015年7月、大雪山系に行きました。
6日旭岳の麓の宿に泊まりました。
7日の早朝、宿から旭岳に登り、ビンズイやノゴマに出会いました。
午後3時ごろ、宿から次の宿泊地である層雲峡(昇仙峡=誤り)に向かいました。
車(レンタカー・普通車)の後部座席から「カサカサ」音がしましたが、
トンボでも入ったのだろうと思いながら運転していました。
夕方、層雲峡の駐車場に車を止めて「カサカサ」の原因を調べました。
何とウグイスが車中に入っていたのです。
後部座席の床から助手席のドアに飛び上がり、近くの桜の小枝にしばらく居ました。
このウグイス、嘴が黄色でしかも頭が扁平でした。
今回の報告を読み、もしかしたら、このウグイスは換羽中だったのではないかと
改めて思いました。
(宿の受付に支払いに行っていた時、車の窓を開けたままにしていたので
ウグイスが車の中に入ったものと思われます)
桜の木と思っていましたが、
画像をよく見ると桜ではないようです。
何の木かお分かりの方がいましたら、ご教示ください。
ウグイスはこの木にしばらく止まっていましたが、飛び去りました。
いちじん様
このウグイス、頭部の羽がほとんど擦り切れていてこうなっているのだと思います。尾羽もかなり擦れているので、換羽直前か、頭部の羽が抜け始めた状態の、最もボロボロの羽衣のように見えます。ただ、この後の全身換羽で、きれいさっぱり元通りになるはずです。
ウグイスの無賃乗車(ヒッチハイク?)のその後が心配ですが、移動距離が大したことなければ自力で戻れたと思います。旭岳の東西の移動は、鳥にとってはそこまで遠い距離ではないかもしれません。また、ウグイスは北海道では夏鳥なので、繁殖が終わっていれば、そこから秋の渡りをして、翌年元の場所へ戻ったかもしれません。いずれにしろ、いちじんさんもウグイスも、お互いビックリだったことでしょうね。
記事を書いてから、
車の中に入り込むような警戒心の無い鳥なので
また足も肌色なので
幼鳥が成鳥になる時のウグイスではないかと思っていましたが
ヨタカさんのお陰で
はっきり換羽中のウグイスということが分かりました。
ありがとうございました。
層雲峡を昇仙峡(山梨)と書いてしまいました。
訂正してお詫びいたします。
付記
9日 赤岳に行く途中で念願のギンザンマシコに
出会いました。
いちじん様
「巣立って日が浅いと「足」の色が淡い」と書きましたが、うまく伝わっていないかもしれないので蛇足です、足だけに(親爺ギャグ、ごめんなさい)。
ここでいう「足」とは「趾(あしゆび)」ではなく、主に「跗蹠(ふしょ)」をイメージしていました。わかりにくいので、勝手ながら、いちじんさんの画像に書き足しました。この個体の跗蹠は黒っぽいように思います。ついでに書くと、跗蹠が淡い色の時は口角と同じように少し肉質で跗蹠も太いように感じますが、黒っぽくなると引き締まった感じになります。老婆心(老爺心?)ながら、足の色の変化は種によって異なります。雛が鈍い色で成鳥が淡い色の鳥もいますので、誤解されませんように。
警戒心が弱かったと思われる点については何とも言えません。もしこの鳥がスズメより明らかに小さかったら、ウグイスのメスだと思われます。メスならオスよりさらに潜行性が強いので、少し暗い車内を藪と勘違いしたのかもしれませんが、こればかりは本人(本鳥?)に聞かないと分からないですね。
ヨタカ様
詳しい足の説明をありがとうございました。
車での移動距離は約100㎞で運転していたのは1時間45分くらいでした。
旭岳温泉⇔層雲峡間(旭岳~黒岳)は地図上の直線距離にすると18㎞くらいです。
北海道のウグイスは冬季はどの辺りまで南下移動するのでしょうか?
東北地方でしょうか?
もしかしたら群馬辺りまで来るのでしょうか?
画像はギンザンマシコのメスです。
北海道の亜種ウグイス(群馬県と同亜種)がどの辺まで南下するのかは知りません。亜種ウグイスはそれほど大きく動かないようですが、北海道の隣のサハリンや国後・択捉で繁殖する亜種カラフトウグイスは、本州を飛び越えて沖縄で越冬するそうです。その亜種カラフトウグイスがらみで、20年ほど前に話題になった面白い話があります。お時間があればどうぞ ↓
https://www.yamashina.or.jp/hp/yomimono/workshop/workshop_uguisu.html
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jyio1952/33/2/33_2_148/_article/-char/ja/
ヨタカさま
身近なウグイスがこれほど複雑なこと(亜種)と初めて知りました。
「リュウキュウウグイスについては、サハリンや南千島で繁殖する亜種カラフトウグイスが越冬のため沖縄に渡っているものをリュウキュウグイスとしていた可能性が高いそうです。」
とありますから、亜種によっては相当遠くまで移動することが分かりました。
旭岳のウグイス、どこまで南下したものか・・・
逆に、この辺で鳴いていたウグイスは夏季はどこまで北上しているのか・・・
分からないことが分かりました。
ヒヨドリも北海道では夏鳥とのこと。
ウグイスと同じような移動をしているように推測して良いものなのでしょうか?
8月3日「野鳥大好きさん」の投稿でウグイス幼鳥?が囀るのか?というのがありましたね。
写真では幼鳥かどうか判明しないようなことでしたが、3日前に幼鳥と思われるウグイスが囀るのを目撃し写真撮影いたしました。それは嘴の口角部分にまだ黄色いヒダ状を残しているように思われます。また、側面からの写真では体の胸腹側が幼羽、背中側が成鳥羽に変わりつつある過程ではないかとも思います。
この個体は囀ることができるようになったのがとにかく嬉しくて、楽しそうにひたすら歌い続けているように感じられました。また、ホーホケキョも実に上手で成鳥に負けていませんでした。
その時の私が思ったのはウグイスという鳥は鳴くために生まれてきたような存在で、だから巣立ってから僅かな期間で囀り出すのではないかな?という印象を持ちました。
音声の入る動画ならもっと良かったのですが写真を掲載してみます。皆さんのご意見やご判断は如何でありましょうか?
太郎の父さま
いつもながら鋭いご指摘、ありがとうございます。口角のヒダについては私の説明が下手でした、すみません。確かにこの写真の個体では、口角にヒダが見えます。ただ、ヒダが薄いようです。「典型的」な幼鳥の口角のヒダはもっと肉厚です。たとえば下記のページをご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/tosakatsuo/archives/58093723.html
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/f4y/05shoubyou/top/taiou/sudachi.html
この個体のヒダは、羽が摩耗しているため羽が口角を覆っておらず、目立っているのだと思います。羽がきれいな場合は、こんなに目立たないです。
で、この個体は成鳥だと思います。写真が鮮明に撮れているので、側面から見ると風切の外弁や尾羽の先端、雨覆などがかなり摩耗して褪色していることが分かります。頭部から全身の体羽がボサボサしていて、いかにも雛の羽のように見えますが、これは古い羽なので摩耗しているからです。この時期のウグイスの幼鳥は、各羽がほとんど摩耗していません。また、体羽に幼羽が残っていれば、下面はもっと黄色く、上面はもっと緑色みが強いことが多いです(上記ページ参照)。もし巣立って日が浅ければ、足もまだ肌色っぽいかもです(同)。喉の皮膚が透けて見えますが、これはこの時期の成鳥オスによくみられる皮膚のたるみです。繁殖期を通じて、ずっと大きな声で鳴き続けてきたので、喉の皮膚が伸びてしまってこうなる個体がいます。
幼鳥も囀ることがあるかもしれません。ただ、梢で囀ることは天敵に狙われる危険が伴います。成鳥であれば、縄張り維持やメスへのアピールがあるので、危険を冒してでも囀るメリットがありますが、幼鳥ではどうでしょうか。 無機質な、つまらない考え方で、すみません。
ヨタカ様
丁寧なご教示ありがとうございました。
手持ちの図鑑数冊を見ての確認作業は幼鳥の写真が少なくて良くわかりませんでした。ヨタカさんのご説明後にネットによる検索をしてみると、確かに幼鳥は黄色っぽい色をしているようですね。私の写真の個体はグレーっぽい色です。また、ボサボサのあまり綺麗でない羽は幼鳥なのではなく擦り切れたとのこと・・今まで知らないことでした。これは春から夏の繁殖期に縄張り争いや巣作り、子育てやトケン類の追い払い等で羽が傷むのでしょうか? 後日まったく別個体のウグイス(しつこいですがさらに追加添付)を見ても同じような羽でしたね。これも幼鳥が鳴いていると思っておりました。
太郎の父様、ヨタカ様
貴重な資料をありがとうございました。
とても参考になりました!
太郎の父さま 野鳥大好きさま
すみません、蛇足です。鳥の羽が生え変わることはご存じだと思います(換羽といいます)。小鳥の場合、多くの種では風切や尾羽が年に1回、体羽も年に1~2回生え変わります。おそらく、物理的な摩耗とともに紫外線による劣化で、羽は褪色し羽枝がボロボロになっていきます。幼鳥が巣立つときには全身を幼羽に包まれていますが、幼羽は成鳥羽と色彩や形状、構造が異なることが多いので、幼羽が残っていると齢の識別の手掛かりになります。また、換羽のタイミングが成鳥と幼鳥で(場合によっては成鳥の雌雄でも)異なることが多いので、換羽の状態も齢の識別の手掛かりになります。
今はもう違いが分かりにくくなっていますが、初夏のカラスは翼や尾が妙に乱れていることがありませんか? 幼鳥は風切や尾羽が同時に伸びるのに対し、成鳥は左右1枚ずつ順番に換羽するので、抜けたり伸びかけの羽が混じって翼や尾が乱れます。ウグイスも、このあと全身の羽を換羽して、秋にはよく見るきれいな姿に戻ります。
換羽と齢の識別に興味を持っていただければ嬉しいです。
確かに換羽というのが年に1回か2回ありますよね。特にシギチ等冬羽と夏羽が全く違う鳥ははっきりと衣替えがわかります。飼育している鶏も尾羽まで抜けて可哀そうなくらいの姿になりますしクジャクの見事な尾羽も抜け落ちてしまっているのを見たことがあります。すり減ったり紫外線で傷んだりとなれば羽も消耗品ですから取り換える必要がありということですね。
昨日、榛名のゆうすげの道で近くの木のてっぺんでウグイスの鳴き声がしました
トンボ撮影用の200mmの小さなレンズしか持っていなく見辛い画像ですが
嘴がまだ黄色いです。美しいホ~ホケキョ♪を聞かせてくれました
成鳥にしては嘴が気になります。幼鳥なのか、教えて下さい。
野鳥大好き様
確かに嘴の基部や口角の辺りが黄色く見えますが、この画像で幼鳥かどうかを判断するのは難しいです。幼鳥の「黄色い嘴」というのは、色もそうですが、口角がひだ状に張り出して見えることを指します。ツバメの幼鳥の嘴の口角が分かりやすいですね。「黄色い嘴」では、よくスズメが引き合いに出されますが、繁殖期に嘴が真っ黒だった個体が、越冬期には基部だけ黄色くなることが知られています。ですので、色だけでは判断できないことが多いです。
あと、ウグイスの幼鳥はいきなり上手に囀れるわけではありません。「黄色い嘴」の幼鳥であるとすれば巣立ったばかりでしょうから、より上手ではないハズです。したがって、美しくホ~ホケキョと囀ったのであれば、成鳥の可能性が高いと思います。
ヨタカ様
さっそく教えて頂いてありがとうございます。
成鳥でも嘴が黄色い事があるのですね
一つ勉強になりました。