蕎麦畑のノビタキもそろそろ終わりです。楽しませてもらいました。
5月以来行くのをやめていた森に久し振りで出掛けてみました。特に珍しい鳥には出会いませんでしたが、懐かしい水場にゴジュウカラが現れ近かったので綺麗な羽色が写せました。
南に帰る前に前橋市内で無念の死。いずれもガラスなどにぶつかっての衝突死だと思われます。この時期このような事故で命を落とす夏鳥たちは少なくないと思われます。残念ですね。
10月5日 富士見町 エゾムシクイ?
近所のFさんから自宅の窓ガラスにぶつかったらしいとLINEで画像が送られてきました。
せきれい様
事故死した鳥には申し訳ないですが、死体(直接触れるのは避けてください。紙や割りばし、ビニール袋などを使うといいです)からわかることもたくさんあります。
死体が乾燥する前であれば体重を量れますし、胃内容物が残っていることもあります。なにより希少種の場合もあるので、今後も機会があれば画像を撮って鳥だよりに投稿していただけるように、Fさん、Sさん、Aさんにもお伝えいただければ幸いです。種類がわからなければ、同定は請け負います! 死体は大きさが分かるように物差しと一緒に撮影し、表と裏(上面と下面)を撮っておいていただくと画像だけでも同定できる可能性が高くなります。ちなみに、今回のムシクイは脚が淡色ではないのでエゾムシクイではなさそうです(頭がつぶれて変形し、頭央線が見えているように思えたのでセンダイムシクイか?と思いましたが、見直したら淡色の眉斑みたいですね。訂正します)。確証はないですが、メボソ系(メボソやオオムシクイなど)ではないかと思います。キビタキは第一回冬羽の幼鳥(外見から性は識別できません)、ノゴマは第一回冬羽の幼鳥雄ですね。
さらに、もし嫌でなければ、ビニール袋を二重にして冷凍し、機会があれば博物館に寄贈すると貴重な標本になると思います。その際、端紙でいいので、発見した年月日、詳しい場所、発見時の状況、発見者名と連絡先、可能であれば体重を測って、紙に書いて一緒に入れておくといいです(標本はこのデータが命です)。冷凍庫内は乾燥する(水分が昇華する)ので、ビニール袋に氷をひとかけら入れておけば完璧です(移動の際は氷を捨てます)。県立自然史博物館は予算の関係で着払いで送るのはダメかもしれませんが、事前に連絡してから持参すれば受け入れてくれると思います。
群馬鳥類目録 様
ノゴマは博物館でお仕事をしている会員のSさんに送付したほうがいいかどうかお聞きしました。死んで間もない感じでしたので、夕方遅くでしたが、そのままその日のうちに自然史博物館に送りました。
ムシクイはセンダイムシクイかどうか迷いましたが、嘴の下面がオレンジ色ではないので、エゾムシクイかなと思いました。同じ町内の方からの連絡でしたので、引き取ればよかったですね。
キビタキは幼稚園の廊下(窓のない)で発見とのことです。園長先生の話では以前にも同じようなことがあったとか。この時期渡りに慣れない幼鳥たちの事故が多いようですね。
体重を計測したりのデータをとっておく必要性は考えもしませんでした。HPに鳥の死体を拾った場合の対処の仕方の案内があるといいかもですね。普通種や今回のような夏鳥などの扱いなど、多くの人は迷うかもしれません。
冷凍で思い出しましたが、昔衝突死したオオコノハズクを預かったことがあり、何重にもして家族に内緒で(^-^;、家の冷凍庫に保管したことがありました。
せきれい様
ノゴマは博物館に収蔵されたのですね、よかったです。体重の計測は少し難しいかもしれませんが、日付と場所などの情報は非常に重要です。たとえば、県内で保護された後に死亡したと思われるウミスズメの本剥製が県立自然史博物館に収蔵されていますが、肝心のデータがないため素性を確認できず、ウミスズメは今も群馬県の記録種になっていません。標本はデータが命です。保護個体(鳥を生かすため)と 拾得死体(記録を活かすため)の扱いについて、HPに掲載するのはとてもいいと思います!
ムシクイですが、確かに下嘴がオレンジ色ではないですが、エゾの脚は淡い肌色系です。死んでやや変色しているようですが、エゾだと多分こういう色にはならないと思います。一方、センダイだと下尾筒がレモンイエローがかっている個体が多いので、その点でこの写真はセンダイっぽくないです。嘴と脚の色は死後に変色しますが、羽色は裸出部のような変色はしません(ただし撮影時の露出の関係で色がとんでいる可能性はあります)。ちなみに、死体が手元にあれば、各部の羽色や計測値から種を同定できることが多いです。メボソ系だとしても、メボソかオオムシクイかコムシクイかがわかる場合もあります。新鮮な死体なら、費用がかかりますがDNAから種を特定することも可能です。
いつもの森にツツドリが到着しました。今のところ赤色型は確認できません。
隼狩り①遠いが判定できます。
鷹麿玉さま
このハヤブサ幼鳥は魚を捕ったのですか?!
ヨタカ様
画像⑥以外3~4枚ありますが、魚類と自己判断できます。但し、公式記録にするには品位が悪いです。専門家に公開しました。
鷹麿玉さま
ありがとうございます。珍しい観察例だと思います。群馬県鳥類目録に「興味深い行動や生態の観察記録」という項目があって、記録を募集するそうです。近いうちにHPでも募集するようですので、その際はぜひ投稿してください!
高崎市西部の水田から収穫前の(農家様には申し訳ありませんが)稲穂を横取りし、わざわざ電線の上で米粒を食するハシボソガラスの珍しい貴重な光景です。穂先に実った小さな米粒を大きな嘴で器用に一粒ごと瞬く間に平らげて再度、水田へと飛び去りました。※撮影日9月17日
東吾妻町の田んぼの農道を歩いていると畦道にうずくまっている鳥を発見しました。取り合えず写真を撮影し、一歩を踏み出した途端にヒョコヒョコッと稲穂の中に走りこんで見えなくなりました。西毛の山奥育ちなもので、シギチ・ジシギは苦手です。一般的なタシギだとは思いますが・・・
埼玉県HN市で9月30日の撮影です。この日は久しぶりの青空の下、巣立ちして53日目のクマタカ幼鳥が営巣地の森から飛び立ち華麗に大空を舞う姿に酔いしれました。この先も末永く森の王者として君臨し、次なる子孫繁栄に栄光あれと祈願しました。
秋晴れで抜けるような青空、まだ暑いですが気持ちの良い日です。乗附緑地探鳥会では特筆すべき鳥も出ず少々残念な結果でした。空を見上げると遥か頭上高くチョウゲンボウがホバリングしていました。地上のネズミかバッタでも見つけていたのでしょうか? 真上にいて目が合ってしまいました。(合ったような気がしました。笑) 遠いので強トリミングしました。
『野鳥』7・8月号に中国の鵜飼いについて卯田さんと上田さんの興味深い対談が掲載されました。
卯田さんによると、中国の鵜匠はカワウを飼い慣らして(人工繁殖)紐なしで漁をすることが多いとありました。
2017年12月に蘇州に行く機会があり、同里古鎮の運河で鵜匠(観光用)に出会いました。
私が見た同里古鎮の鵜匠の鵜は足に紐が結わえてありました。
残念ながら、鵜が魚を捕る様子は見られませんでした。
卯田さんの著書『鵜と人間』はぜひ読みたいのですが、
値段が高くて(12,650円)手が出ません。
野鳥の会群馬で購入していただき、お借りできれば良いのですが・・・
こんにちは。
お近くの公立図書館でリクエストしてみてはどうでしょう。購入してくれるか、他館から借りてくれると思われます。
群馬県立図書館(https://www.library.pref.gunma.jp/)には在庫があるようですよ。
いろいろ手立てを教えていただき、ありがとうございます。
高崎図書館にはまだ入っていない様です。
県立図書館にはありました。
https://www1.library.pref.gunma.jp/winj/opac/switch-detail.do?idx=0
亀レスですみません。ご存じかもしれませんが、相互貸借によって、別の図書館の資料を近くの図書館で借りることができます。私も何回か利用したことがありますが、遠出をしなくて済むので便利です。
https://www.library.pref.gunma.jp/?page_id=590
秋の渡りシーズンです。蕎麦ノビが流行りですがノゴマも蕎麦畑に寄ってくれました。「蕎麦ノゴマ」ですね。♂2羽が滞在中です。
渡りの時季になりあちこちにノビタキの姿が見られます。今秋もソバノビを狙い蕎麦畑に出掛けてみましたが、中々蕎麦の花にとまってくれません。場所を移動し田圃に行ってみると数羽のノビタキが黄金色の稲穂の上を飛び交っていましたので、とまってくれるのを待ち何枚か撮影してみました。
今秋の東毛休耕田はとてもさみしいです。昨年は大物も飛来してくれましたが、私が行った限りではムナグロとアオアシシギくらいしか見つかりませんでした。
暫し観察・撮影に出られなかったため久々の投稿になります。お山の森の水場にコルリ幼鳥が突然現れ慌ててシャッターを切りました。とても暗い現場でISOを上げてもブレ気味です。
9月26日、高崎東部の新貯水池から飛び立ったカモです。いつもカルガモがいたのでカルガモと思っていました。画像を見たら違うように見えます。不鮮明ですが、ヒドリガモでしょうか?
私もコガモに1票です。
この動画は毎年、南に渡りのため秋のお彼岸に合わせ全国の夏鳥ハチクマがほぼ長崎県五島列島福江島に全国でもここだけに集結します。山腹で1~2日ほど休息してから集団でまずは中国大陸に向けて東シナ海を渡る直前、大瀬山展望台から2021年9月22日の早朝、頭上にハチクマ300羽強の大集団が輪を描きながら鷹柱を形成、その飛翔の一部を手持ちソニー600ミリレンズで捉えた壮大な空中ショウです。この観察を現地で体験すると何故か人間社会の種々雑多な過去のもめごと等が消される気分になるのが不思議です。
今日は大沼を一周する初めてのコースでしたが、天候も穏やかで、ミズナラや楓の木漏れ日の中を歩く快適な探鳥会でした。
今日は声しか聴けなかったソウシチョウですが、以前に大沼周辺で撮った写真がありましたのでupします。
結構観察コースの距離有りましたね。
途中、ソウシチョウの鳴く声は良く聞こえましたよね。
私は、オオルリ若は見られず、キビタキも飛び去るところしか確認出来ませんでしたが、ゴジュウカラやエナガ、ヒガラは視認出来て楽しめました。
愛らしいオカメインコさん!
黄色がとても良くお似合いです。
またね!
カラフルで鮮やかなインコです!
南国のインコなのでしょう。
今日は中秋の名月だよ。インコさん!
渡りチョウのアサギマダラも飛んでるね。