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下の句かるた

1 美しき変体仮名や板歌留多 (玉虫さん)
1月14日日経夕刊に、理解しました。

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ありゃ~懐かしい!!
子供にとって、なんじゃこれは!
歌留多で、大人の中に入れてもらえるのは、本当に嬉しかったです。
勿論手も足も出なくて、辛うじて一枚がやっと。
上の句など知るよしも無く。自分の名前の字。志。
押えて取るなんて物では有りません。 
パーンと飛ばすのです。あはは
でも、美しいでしょ。変体仮名。
転勤の時に持ってきたのですが・・
何時のまにか手元から無くなってしまいました。
お正月になるともう一度、パーンと飛ばしてみたくなります。

読み手の母が、最初は上の句も読み上げるのですが、その一枚は取らず
聞き流して二枚目のこの、下の句をスタートとしました。
家によっての取り方等もあったのでしょうが、私の家ではそんな楽しみ方でした。
ちとせさん、記事をありがとうございました。

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自句自解

 9 初糶の金魚木舟を赤く染め  3
  最近の新聞で弥冨の金魚の競り市の報道があった。簡素な木箱の中にさまざまな色彩の金魚が
 犇めいている。最近の金魚ブームで国際的に市場は広がりランチュウなども高値で取引されている
 らしい。弥冨の金魚も最高は一匹一万円で落札されたとのこと。わが家ではメダカが泳いでいる。

36 鐘一つ煩悩一つ除夜の鐘  3
  年々紅白も馴染みが薄くなった。中には歌手名なのか題名なのかわからないものもある。楽器と
 絶叫でまくしたてられながらやっと字幕で歌の意味を知る体たらく。やがて静かになりほっとして
 聴く除夜のの鐘。心に沁みる。一つずつ煩悩が消えることを念じつつ聴き入る。

50 御歳魂孫に授けて年迎ふ  1
   「御歳魂」をおとしだまと読んだ古書。昔から武士の世界をはじめ正月に生き様の心構えを子
 孫に伝えたらしい。今は金、物に置き換えられ最近ではスマートホンでの受け渡しも。時代の流れ
 か賽銭にもその兆しが。デジタル化、多様性の時代への生きざまを我々も問われているようだ。

62 理髪店出る正月の頭かな 3
  私は禿頭に近い。ここ半世紀、七三、オールバック、そしていつからかお任せに。孫より所要時
 間は短いのに料金は同じ。割に合わないと思うが。新しい年を迎えるに特に準備は無いが、不要不
 急には当たらないと兎も角理髪店へ。頭だけは一足早く正月を迎えた。

74 「俺死んだ」にんまり享くる賀状かな 0
 「命日は8月15日、あの世の住所は不詳。」とある。現在83歳の脳性小児まひで言語障害のある元
 生徒からの賀状である。頭の良いユーモアのセンスのある子だった。唯一暑中見舞いも欠かさなか
 った。勿論「了解。俺もすぐ行くから待っててね。」と返信した。

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結果発表

1月句会は盛況のうちに結果発表まで無事に終わりました。好成績を収められた皆さん、おめでとうございます。イマイチだった皆さん、来月を期して今から準備に取り掛かって下さい。
恒例の自句自解、感想、作者への質問等、活発な書き込みを期待します。

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結果発表

結果発表
1月句会の結果を発表します。トップは9点のてつをさんの「枇杷の花」の句でした。続いてかをりさんの「女正月」の句が7点、以下てつをさん、森野さん、ヨシさんの句が6点で続きました。
個人別総合では森野さんが19点でトップ、次いでてつをさんが17点、かをりさんが14点で続きました。

9点句 生くるとは人送ること枇杷の花 (てつを)
7点句 母の背を流す幸あり女正月 (かをり)
6点句 ひとかどの児等の物言ひ初笑 (てつを)
6点句 早梅や熱田の杜に紅こぼし (森野)
6点句 一人居やせめて嚔は景気よく (ヨシ)

1月度みんなのネット俳句会 互選結果一覧表 ()は作者名    ◎は特選   特選2点、並選1点で計算
 1 美しき変体仮名や板歌留多 (玉虫) 4 ABCヒロ、ふうりん、てつを、アイビー、
 2 悴める吾子の手を押し包みやる (手毬) 1 神林亮、
 3 食積の今年も余る濃い味よ 
 4 初笑い電化製品に返事して (ABCヒロ)  1 手毬、
 5 喜寿ながらピンクの五年日記買う (森野) 5 小松菜、ゆめ、かをり、令淑、ヨシ、
 6 味噌おでん匂ひ引かれし駅の隅 (神林亮) 1 和談、
 7 宛名だけ有りし不埒な年賀状 
 8 ひとかどの児等の物言ひ初笑 (てつを) 6 尾花、ちとせ、森野、玉虫、帷子ノ辻、アイビー、
 9 初糶の金魚木舟を赤く染め (ナチーサン) 3 ちとせ、森野、てつを
10 人形(ひとがた)や宮の焚火に舞い上がり (ちとせ) 1 神林亮、
11 歳旦祭氏子の弥栄コップ酒 (和談) 3 ナチーサン、尾花、ちとせ、
12 肉食めば皿大盛りの冬野菜 
13 母の背を流す幸あり女正月 (かをり) 7 尾花、森野、玉虫、神林亮、手毬、ふうりん、てつを、
14 正月や酒三昧とコロナ禍と (令淑) 1 茶々、
15 煤逃げや海岸沿ひのレストラン (尾花) 1 ABCヒロ、
16 毎年の誓ひは同じ初日の出 (ゆめ) 2 令淑、ふうりん、
17 ぴりぴりと柚子の染み入る終ひ風呂 (ヨシ) 1 悦ちゃんあら、
18 風吹きて野菜凍てつき味深む
19 毛糸編む首肩まはし毛糸編む (帷子ノ辻) 3 ゆめ、◎アイビー、
20 連名の最後に犬も年賀来る (アイビー) 3 小松菜、森野、手毬、
21 平平平平臍下珍内春寒衛門 
22 年守る家の者みな打集ひ 
23 星形に日矢を飛ばせる初日の出 (尾花) 2 森野、帷子ノ辻、
24 堰越ゆる水音細り冬の川 (てつを) 1 手毬、
25 冬の夜の初めて明かす一夜かな 
26 追羽根や大きな声の子の交じり (玉虫) 2 悦ちゃんあら、てつを、
27 恐ろしき老眼鏡の初鏡 (ちとせ) 1 ヨシ、
28 半眼の猫と聞き入る除夜の鐘 (茶々) 2 ゆめ、ナチーサン、
29 横縞のシャツ着てラガーらしくなる (ABCヒロ)
30 裸木や雪を纏うて晴れがまし (神林亮) 4 ヨシ、◎ふうりん、てつを、
31 玉砂利をジャリジャリいわせ初詣 (和談) 1 ふうりん、
32 初日の出子らは真夜中われ拝す 
33 歳時記に海女確かむる読初 
34 悴みの指もどかしき一限目 (ヨシ) 1 かをり、
35 風花や峠幾つも超ヘ帰郷 (森野)  1 神林亮、
36 鐘一つ煩悩一つ除夜の鐘 (ナチーサン) 3 ◎手毬、茶々、
37 客の無くテレビにしゃべる三ケ日 (ゆめ) 1 ちとせ、
38 正月や体重計を二度見して 
39 焼藷を包む新聞うす湿り (帷子ノ辻) 1 玉虫、
40 売り家に冬木もつけて売られけり 
41 御下やいつもの庭は霊験めく 
42 空耳に君のこゑ聞く雪しまき (かをり) 2 玉虫、ふうりん、
43 知多の日を車窓に連れて初句会 (森野) 5 ◎令淑、◎和談、ABCヒロ、
44 一穢なきことのめでたさ初御空 (手毬) 3 小松菜、◎てつを、
45 押し沈めても踊り浮く冬至柚子 
46 成人式父の服継ぐパーマの子 
47 考妣とも迎へず古稀のお正月 (ゆめ) 1 和談、
48 暴虐な風遣はせり冬将軍 (ヨシ)  2 尾花、帷子ノ辻、
49 生くるとは人送ること枇杷の花 (てつを) 9 ◎小松菜、◎ゆめ、悦ちゃんあら、かをり、森野、帷子ノ辻、ヨシ、
50 御歳魂孫に授けて年迎ふ (ナチーサン) 1 茶々、
51 水仙や雪の滴で粧し込み 
52 友の声賀状の束と語らひて 
53 車椅子砂利砂利参る初詣 (悦ちゃんあら) 1 ゆめ、
54 大根は白足袋履いた京美人 
55 初刷りが重い戦火はまだ止まず (ABCヒロ) 4 ◎尾花、和談、ヨシ、
56 前掛けの裾に拭く手の悴みて (帷子ノ辻) 2 玉虫、ABCヒロ、
57 初鏡粟粒程の泣き黒子 (玉虫) 2 ゆめ、手毬、
58 来る度に身丈測りて年あらた 
59 小雪舞ふ赤富士眺む露天風呂 (令淑) 4 ナチーサン、和談、◎茶々、
60 この今も何処かに戦火去年今年 (アイビー) 2 ABCヒロ、手毬、
61 凍雲や母を残して逝きし人 (ゆめ) 1 悦ちゃんあら、
62 理髪店出る正月の頭かな (ナチーサン) 3 ◎玉虫、アイビー、
63 元日の淡墨の雲割れて日矢 (ちとせ) 1 神林亮、
64 アラームの前に目覚むる寒さかな 
65 庭に色あるだけでよし冬の草 (森野) 2 ◎ナチーサン、
66 炬燵猫お腹空かせて膝に爪 
67 大吉にかすかな不安初神籤 (手毬) 4 小松菜、ナチーサン、◎帷子ノ辻、
68 空を切りくうを掴みて初稽古 
69 夜回りの声よく通る大通り 
70 風避けて湾処にくずす鴨の陣 
71 疑問符を付して名無しの年賀状 (帷子ノ辻) 1 小松菜、
72 冬晴やサムライブルーの大健闘 (ふうりん) 1 和談、
73 行く道はことに定めず悴めり (かをり) 2 ◎森野、
74 「俺死んだ」にんまり享くる賀状かな (ナチーサン)
75 末の子も十八番一枚とる歌留多 (尾花) 1 神林亮、
76 大寒の小鉢に落ちて二黄卵   
77 お年玉スマホで渡す孫の笑み (令淑) 2 和談、茶々、
78 返事する声の余所行き春着の子 
79 冬の田や白鷺凛と我見据ゑ (神林亮) 1 令淑、
80 ふるさとの三日とろろや幸吉忌 (アイビー) 1 かをり、
81 熱燗で並ぶ徳利響く鐘 (和談) 1 茶々、
82 丹波路や水漬く冬田に雲の浮き (てつを) 1 悦ちゃんあら、
83 早梅や熱田の杜に紅こぼし (森野) 6 尾花、◎ちとせ、かをり、帷子ノ辻、てつを、
84 故郷のあの子のあだな賀状書く 
85 初鏡ぬつと背後に少年よ 
86 余裕ある暮しはできず七日粥 (ABCヒロ) 1 小松菜、
87 翅一枚欠く冬蝶の足る知らん (かをり) 2 ナチーサン、悦ちゃんあら、
88 コロナ菌さへも食っちゃう初鴉 
89 元旦や猫も欲しがるエビフライ (茶々) 1 アイビー、
90 白妙の手拭掛かる初手水 (手毬) 2 玉虫、令淑、
91 大根の地球を蹴つて首青し (アイビー) 5 ◎悦ちゃんあら、ABCヒロ、ヨシ、茶々、
92 故郷や子孫集わせ除夜の鐘 (和談) 1 令淑、
93 日脚伸ぶまだ鍋の出る犯科帖 (かをり) 1 アイビー、
94 一人居やせめて嚔は景気よく (ヨシ) 6 尾花、ちとせ、◎ABCヒロ、帷子ノ辻、アイビー、
95 ねんねこや顔埋(うず)め嗅ぐ妣匂ひ (神林亮) 1 ふうりん、
96 福寿草サファイア婚なる十四日 (ちとせ) 2 ◎かをり、
97 よく聴いてよく励みたし大旦 (ふうりん) 4 ちとせ、かをり、◎ヨシ、
98 露天湯や湯気の向かうのオリオン座 (尾花) 2 ゆめ、ナチーサン、
99 喜寿の友今年限りの年賀状 (ゆめ) 2 神林亮、令淑、
100 乳飲み子を抱きつ温もり雪降る日
投句者は、ゆめ、悦ちゃんあら、神林亮、手毬、てつを、ちとせ、森野、ABCヒロ、アイビー、尾花、茶々、ナチ―サン、ふうりん、ヨシ、玉虫、和談、令淑、小松菜、帷子ノ辻、かをり

不都合な点等ありましたらご連絡ください。



 

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年01月13日 18:37)

選句終了

1月句会の投句者全員の選句が済みましたので、ただ今をもちまして選句を締め切ります。結果発表は本日17時頃の予定です。暫時お待ちください。

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選句について

 茶々さん選句で苦労しているようです。コンタクトは取れていますのであと少しお待ちください。
よろしくお願い致します。

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 今茶々さんから電話を受けました。「全く情報が無い中100句からの選は難しかった。なので難しい句は避け自分なりに好きな句を選んだ。勉強になった。」とのことでした。明けて90歳になりますが、「もう2月の準備を始めた。」とも。俳句を新鮮なものと受け止め生きがいを感じているようです。
お独りですので。もと野良ちゃんの猫を可愛がっています。次回からは独自での投稿を勧めています。

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了解しました

引用して返信編集・削除(未編集)

手毬さんへ(連絡事項)

選句いただいたうち、16番は24番の誤りと思われますので当方で訂正しておきました。

引用して返信編集・削除(未編集)

御礼

1月句会は、現在選句中ですがとうとう投句者が20名に達しました。これも皆様のご理解とご尽力の賜物と存じます。熱くお御礼申し上げます。清記の句数も100句というかつてない規模になり、ここから7句を選句するのは大変でしょうが頑張ってお願いします。投句者が20名を超えたら選句数も再考するとのことでしたが、今回は従来通り7句と言うことでご了解ください。

引用して返信編集・削除(未編集)

清記&選句

清記&選句
1月句会の清記一覧を発表します。投句された方は速やかに選句に入って下さい。
投句者は▼ゆめ、▼悦ちゃんあら、▼神林亮、▼手毬、▼てつを、▼ちとせ、▼森野、▼ABCヒロ、▼アイビー、▼尾花、▼茶々、▼ナチ―サン、▼ふうりん、▼ヨシ、▼玉虫、▼和談、▼令淑、▼小松菜、▼帷子ノ辻、▼かをりの皆さんの20名。▼は選句済み。
選句要領
1 選句期間  1月11日(水)~1月13日(金)
2 選句数   7句 うち1句を特選とする。特選は無しでも構わない。特選2点、並選1点で計算します。
3 選句方法  句番号を書き出すだけでもよい。
4 結果発表  1月14日(土) ただし進捗状況により早まることもあります。
5 その他   投句された方は全員、選句をして下さい。投句してない方も選句に参加できます。ただし、投句者全員の選句が終わった時点で締め切ります。

1月度みんなのネット俳句会 清記一覧
 1 美しき変体仮名や板歌留多
 2 悴める吾子の手を押し包みやる 
 3 食積の今年も余る濃い味よ 
 4 初笑い電化製品に返事して  
 5 喜寿ながらピンクの五年日記買う 
 6 味噌おでん匂ひ引かれし駅の隅 
 7 宛名だけ有りし不埒な年賀状 
 8 ひとかどの児等の物言ひ初笑 
 9 初糶の金魚木舟を赤く染め 
10 人形(ひとがた)や宮の焚火に舞い上がり
11 歳旦祭氏子の弥栄コップ酒 
12 肉食めば皿大盛りの冬野菜 
13 母の背を流す幸あり女正月
14 正月や酒三昧とコロナ禍と 
15 煤逃げや海岸沿ひのレストラン 
16 毎年の誓ひは同じ初日の出 
17 ぴりぴりと柚子の染み入る終ひ風呂 
18 風吹きて野菜凍てつき味深む 
19 毛糸編む首肩まはし毛糸編む 
20 連名の最後に犬も年賀来る 
21 平平平平臍下珍内春寒衛門 
22 年守る家の者みな打集ひ 
23 星形に日矢を飛ばせる初日の出 
24 堰越ゆる水音細り冬の川 
25 冬の夜の初めて明かす一夜かな 
26 追羽根や大きな声の子の交じり 
27 恐ろしき老眼鏡の初鏡 
28 半眼の猫と聞き入る除夜の鐘 
29 横縞のシャツ着てラガーらしくなる 
30 裸木や雪を纏うて晴れがまし 
31 玉砂利をジャリジャリいわせ初詣 
32 初日の出子らは真夜中われ拝す 
33 歳時記に海女確かむる読初 
34 悴みの指もどかしき一限目 
35 風花や峠幾つも超ヘ帰郷 
36 鐘一つ煩悩一つ除夜の鐘 
37 客の無くテレビにしゃべる三ケ日 
38 正月や体重計を二度見して 
39 焼藷を包む新聞うす湿り 
40 売り家に冬木もつけて売られけり 
41 御下やいつもの庭は霊験めく 
42 空耳に君のこゑ聞く雪しまき
43 知多の日を車窓に連れて初句会 
44 一穢なきことのめでたさ初御空 
45 押し沈めても踊り浮く冬至柚子 
46 成人式父の服継ぐパーマの子 
47 考妣とも迎へず古稀のお正月 
48 暴虐な風遣はせり冬将軍
49 生くるとは人送ること枇杷の花 
50 御歳魂孫に授けて年迎ふ 
51 水仙や雪の滴で粧し込み 
52 友の声賀状の束と語らひて 
53 車椅子砂利砂利参る初詣 
54 大根は白足袋履いた京美人 
55 初刷りが重い戦火はまだ止まず 
56 前掛けの裾に拭く手の悴みて 
57 初鏡粟粒程の泣き黒子 
58 来る度に身丈測りて年あらた 
59 小雪舞ふ赤富士眺む露天風呂 
60 この今も何処かに戦火去年今年 
61 凍雲や母を残して逝きし人 
62 理髪店出る正月の頭かな 
63 元日の淡墨の雲割れて日矢 
64 アラームの前に目覚むる寒さかな 
65 庭に色あるだけでよし冬の草 
66 炬燵猫お腹空かせて膝に爪 
67 大吉にかすかな不安初神籤 
68 空を切りくうを掴みて初稽古 
69 夜回りの声よく通る大通り 
70 風避けて湾処にくずす鴨の陣 
71 疑問符を付して名無しの年賀状 
72 冬晴やサムライブルーの大健闘 
73 行く道はことに定めず悴めり
74 「俺死んだ」にんまり享くる賀状かな 
75 末の子も十八番一枚とる歌留多 
76 大寒の小鉢に落ちて二黄卵   
77 お年玉スマホで渡す孫の笑み 
78 返事する声の余所行き春着の子 
79 冬の田や白鷺凛と我見据ゑ 
80 ふるさとの三日とろろや幸吉忌 
81 熱燗で並ぶ徳利響く鐘 
82 丹波路や水漬く冬田に雲の浮き 
83 早梅や熱田の杜に紅こぼし 
84 故郷のあの子のあだな賀状書く 
85 初鏡ぬつと背後に少年よ 
86 余裕ある暮しはできず七日粥 
87 翅一枚欠く冬蝶の足る知らん
88 コロナ菌さへも食っちゃう初鴉 
89 元旦や猫も欲しがるエビフライ 
90 白妙の手拭掛かる初手水 
91 大根の地球を蹴つて首青し 
92 故郷や子孫集わせ除夜の鐘 
93 日脚伸ぶまだ鍋の出る犯科帖
94 一人居やせめて嚔は景気よく 
95 ねんねこや顔埋(うず)め嗅ぐ妣匂ひ 
96 福寿草サファイア婚なる十四日 
97 よく聴いてよく励みたし大旦 
98 露天湯や湯気の向かうのオリオン座 
99 喜寿の友今年限りの年賀状 
100 乳飲み子を抱きつ温もり雪降る日 

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年01月13日 11:56)

投句は10日までです

1月句会の投句締切りが近づいています。まだ投句されていない方はお忘れなきよう願います。
投句締切り 1月10日(火) 24時まで

引用して返信編集・削除(未編集)

10日の16時現在、18名までこぎつけました。あとこの人とあの人の投句が揃えば、ジャスト20名になるんです。
気がもめることです。

引用して返信編集・削除(未編集)

かをりさん、お呼びですよ!!

引用して返信編集・削除(未編集)
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