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東海市の俳句会

  伊東嘉範さんと笹木くに緒さんが運営されていた「ひこばえ句会」に15年ほど籍を置いてましたが、幾つかある東海市の俳句会の中に
斉藤浩美さんのお名前を見た覚えがあります。 市の俳句大会や新日鉄の知多ライフ俳句大会などで同席したこともあったかも知れません。
半田市に移住し、会社定年後はひこばえ句会に行くこともなくなりましたけど、いま 斉藤さんが後進を育てていらっしゃることを嬉しく
思っております。 嚶鳴庵句会にアイビーさんの他に何人かが所属されているようなので「詠正が頑張って!」と言っていたとお伝え下さい。
      なお 句会への参加は体調不良ですからご遠慮しておきます。

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年08月22日 05:54)

 応援ありがとうございます。以下は、嚶鳴庵俳句教室講師の弁です。

 嚶鳴庵俳句教室は、「所属」という括りや枠は、まったくありません。俳句を楽しみたいと思うものが決まった日時に集まり
 句会をするという、俳句好きな人、この指とまれ、いっしょに遊びましょ、みたいな、本当に気の張らない、ゆるい、集まりで
 す。
  
 どこかのカルチャーセンターのように、入会金も、三カ月分の授業料を前納することもありません。ですから、気が向いたときだ  
 け、仕事の都合がついたときだけ、ふらりと参加してくる人もいます。また、毎回参加して、俳句の腕を磨く人もいます。 
 句会終了後にいただく、お菓子とお抹茶を楽しみに遠方から通ってくる人もいます。(参加費の550円は、毎回徴収)
 来るものは拒まず、去る者は追わず、毎回、句会のメンバーは入れ替わります。誰が参加してもよいのです。

 私が講師の席に座ることになったのは、前任者が癌になり、一年後には、もう自分はいない、だから誰かが講師の席に座って
 貰わないとここの句会がなくなってしまうと、半分、脅迫めいたことを言われ、「あんたは、声も大きし、元気があるから、
 大丈夫だ」との理由で、講師に担ぎ上げられた次第です。その前任者は、10年近く経った今でも元気でいると、風の便りに
 聞きました(笑)

 束束子さん、一度、遊びにきませんか、次回は8月24日です、ぜひ、お越しください。
 

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アイビーの感想 その2

碁敵を待ちて昼寝の高鼾 (山口さん)
夏の昼下がり、無聊を持て余している。碁敵の友人から来るという連絡があった。一つ揉んでやるか、それまで少し時間があるからひと眠りするか、と昼寝を決め込んだ。平和で長閑な庶民の夏の一コマを、やや戯画化してユーモラスに描写した佳句。4点を集めた。

向日葵や萬はあらうか目の前に (無点)
南知多町の観光農園であろうか。見渡す限り向日葵の丘。向日葵の迫力に圧倒される作者だが、惜しくも点が入らなかった。中七の「萬はあらうか」の反問の「か」に切れがあるともないとも断定できないが、三句切れの印象を避けるために上五は「向日葵の」としてはどうか。座五の「目の前に」にも一工夫欲しい気がする。

開けずとも木箱に匂ふメロンの香 (ふうりんさん)
この句も4点が入った句。食べ頃を確かめるまでもなく、甘いメロンの香りが漂って来る。小道具の木箱が大きな効果をもたらしていると感じた。作者は実際にメロンを味わった時ではなく、切る前のワクワク感に焦点を当てたところが成功の要因と見た。

取り敢へず布に包みし兜虫 (玉虫さん)
小さな男の子にとって兜虫は宝物。偶然、兜虫を捕まえたのはよいけれど入れるものが無い。孫に持って帰りたいがどうしよう。紙に包んでバッグの中にでも入れておこうか。こういった一連の心の動きを上五の「取り敢へず」で表現した手際の良さに脱帽。
蔵書印薄れし父の書を曝す (玉虫さん)
5点を集めた句。近頃の威厳の無い父親と違い、古風な謹厳な父親像を想像する。かつての読書階級は蔵書に蔵書印を捺したものだ。年月を経て蔵書印が薄れた父の蔵書を虫干しする作者。姿勢正しく書見するありし日の父親像を彷彿とさせる。

祭り果つ古老の叩く捨て太鼓 (ナチーサンさん)
捨て太鼓を広辞苑出引くと、時刻を告げる太鼓を打つ前に, 注意をひくため, 定数のほかに打ち鳴らす太鼓の音、とある。この句の場合は、祭りのフィナーレ前の太古の乱れ打ちという意味であろうか。どこの祭りかは分からないが、おそらくフィナーレ前の祭りが最高潮に達した時のことであろう。臨場感に溢れた句になった。

亡き兄と再会待つや茄子の馬 (和談さん)
お兄さんが亡くなられたのはまだ最近のこと。作者の和談さんにとって、兄弟の中でも、格別の思い入れのあるお兄さんだったことだろうか。折しもそのお兄さんの初盆を迎える。中七の「再会待つや」に痛切な実感が募る。

以下次回、不定期掲載

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あーあ、いろいろごちゃごちゃありがとうございますと30分ほどかかって書いたのがプレビューにしてからややこしくなって最後消えてしまった。明日気が向いて元気ならもう一回やります。

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結果発表のピンどめをはずします

8月句会の結果発表の記事のピンどめをはずします。ご覧になりたい方はNo.224の記事までスクロールして下さい。

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年08月20日 17:29)

こんな文芸コンクールあります

  管理人さん、お疲れ様です。常滑市文化協会主催のコンクールがあります。この掲示板で紹介したいので投稿しました。
  
 第21回常滑文芸コンクール   募集の部   俳句は2句まで応募できます。投句は無料です。主題は自由。
 締め切りは、9月2日(金)当日消印可
 詳しい募集要項を8月24日の嚶鳴庵俳句教室にて配ります。いまから、準備をしておいてもらえませんか?

 常滑文芸コンクール大賞、常滑市長賞、ほか10位まで表彰、みなさん、大賞に挑戦しませんか?

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 常滑文芸コンクール追記です。
 大会の部は、10月1日(土)、会場は、常滑市中央公民館 2階 学習室2
       参加費 500円、時間は、13時より(作品提出締め切りは 13時30分)
       内容、当日1句を出す、作品は未発表のものにかぎる、主題は自由、出席者の互選により点数を競う。
       上位10位まで表彰。

   募集要項には、このようにありますが、コロナ禍の情勢によっては、大会の部は中止になることもあります。
   注意書きがしてあります。また、なにか新しいことがわかったら、この掲示板に書き込みします。

引用して返信編集・削除(未編集)

ご案内有難うございます。コンクールの件は承りましたが、例年10月の第1土曜にある俳句大会は、今年はどうなるのでしょうか。
10月2日(日)は武豊町の俳句大会と聞いていますが、コロナの動静次第でどうなるか流動的で、積極的に宣伝するのを躊躇していると、坂会長は仰っています。

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年08月19日 19:50)

句会案内です

   嚶鳴庵俳句教室のお知らせ

 開催日     8月24日(水)   13時より
 場所      東海市しあわせ村 茶室 嚶鳴庵
 参加費     550円 句会終了後に、お菓子とお抹茶をいただきます。
 講師      斉藤 浩美
 持ち物     筆記用具 歳時記 電子辞書など
 兼題      残暑 枝豆 または当季雑詠、合計5句を12時50分までに提出、短冊(用紙)については規定の
         ものがありますので、当日配られます。なお席題が出される場合があります。(参加人数により変更あり)

       まだまだ暑い日がつづきますが、趣のある茶室にて、句会を楽しみませんか?
       万障繰り合わせの上、お出かけください。

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 アイビーさん、了解しました。また、9月の嚶鳴庵俳句教室でお会いしましょうね

 

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ご案内有難うございます。当日はどうしても外せない用事が出来、欠席のやむなきにいたりました。ご了承ください。

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初めてお便りさせて頂きます。

こんにちは。森野と申します。 
夕菅の句、お採り下さりありがとうございました!  夕菅の花は我が家より徒歩2,3分の、日本油脂の引き込み線跡に、毎年咲いてくれています! 父が亡くなった頃、夕菅を加え野の花を摘み、義姉と散歩がてらお墓参りによく行きました。 近頃はあまり気にも止めていなかったのですが、先日、萩さんが訪れて下さったとき、垣根越しに背伸びして見ましたところ、優しいクリーム色の花が見えましたので、見てきて写メ送ってとお願いしました。 2,3日後に私も見て見ようと行ってきました。 吾亦紅や撫子もありましたが、草刈りの人達が居られましたので、刈り取られてしまったかも・・・!

これからもよろしくお願いします。

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初めての投稿、有難うございます。かくいう私は夕菅という植物を実際に見たことが無いのです。貴重なお話を興味深く伺いました。これからもよろしくお願いします。

引用して返信編集・削除(未編集)

2句評

【猛暑日や首に取り付く保冷剤】 (和談) 2 ◎束束子
    私の大先輩にあたる小山幻堂先生は、俳誌「ホトトギス」の常連として有名だった方で歳時記にも掲載されるほどの実力者でした。
   ある年の初句会で「便所にも行かねばならずお元日」の句を出され、恐ろしいほどの激震に見舞われたことを覚えております。
   厠とか雪隠、トイレ、はばかり等の言葉を使わず句の格を落としておいて「お元日」で締めくくった巧妙な手法に驚いたのですが、
   それからというもの、私の句作には「材料を選り好みしない」という変化が生じました。  
    沢山の俳句を勉強すると分かりますが、美しく飾ったものや、奥ゆかしさがある句に人気が集まる傾向にある。例として
   【穏やかな海より上がりくる初日】  このような言葉だけで飾った句は美しいので高点句になることが多い。でも実際に潮騒の波打
   ち際に立った時、この句に果たして中身があるのかな?という疑問に包まれる。 句の鑑賞ほど難しいものは無いが、多少の稚拙さが
   見られても中身があるほうがいい。
    掲句は【猛暑と保冷剤】の対比で成功していて、それを繋げているのが「首」。今は水に浸すだけで涼しい衣などが開発され、小型
   扇風機なども使われている。しかし、保冷剤をタオルに入れ、それで首筋を冷やしているところに特選の価値があります。 
   かくいう私も5cm四方の保冷剤を2個タオルに包み、首に巻き、10cm四方の保冷剤は腰骨の内側へ置いて熱中症を防いでますの
   で、この句には共感を覚えました。 扇風機やクーラーの風が直接顔に当たるのが嫌いだし、長時間もクーラーに当たっていると心筋
   梗塞の症状が出るので31度以上にならなければクーラーは使わないようにしております。

【立秋や数学九十点の夢】 (萩) 3 束束子、ヨシ、アイビー
    小学校で90点を取るのは難しいことでは無いが、高校などでは幾何や微分積分などがあって90点を取るのは至難の業である。
   夏の暑さから逃れて涼しい秋へと季節が移れば、心が洗われて数学も「すらすらと解ける」と思うのだが、どっこい、秋から冬に
   かけては数学というものはとんでもなく難しいものに変貌するのである。 
    ちなみに私の得意科目は数学と国語 高校ではどちらも80点以上は取ってました。
      不得意科目は英語。 これは常に40点以下 いわゆる赤点で追試、追試
     理由は戦前生まれで「敵国語」という 好き、嫌い以前の原因から。とにかく外人が大嫌いなのです。
     高校では全国統一の学力テスト  各科目ごとに成績が高点順に上位30名が廊下へ張り出されましたから、
     同級生の誰が1位で、誰が30位なのかが一目瞭然。    
             結構上位でしたから「もてた  といえば もてた」ほうでした。  フフフ

         「90点の夢見」を句にされた萩さんに脱帽ですね。 素晴らしい句です。

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年08月18日 17:21)

数学ぎらいのアイビーにとって異次元の世界の話のように思えます。半田市の住吉公民館の橋本館長は私の中学時代の恩師で、担当は数学でした。先だってもひとしきり恨み言をまくしたててきました。疾うに80歳を超え、なお矍鑠とお元気です。何よりも現役の館長というのが凄い。しかし教え子の私の数学ぎらいは筋金入りです。いつか、
数学を三年呪ひ卒業す
なるメイ句をものしたこともありましたね。

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年08月18日 15:41)

立秋や数学九十点の夢 
この句は、中1の孫との会話から出来た句です。 平均点には遠く及ばないらしい彼女。 100点なんて夢のまた夢とあっさり言う。
90点とれたら「キャァー、ヤッタネ-(Vサイン)」と。 数学は苦手だけど、毎日眠い目をこすりながら学校だけは行っているから祖母としては陰ながら応援です。

束束子さんにコメントいただいてとても嬉しいです。これからも頑張ります。

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武豊町でも夕菅は見られます

森野さんが再々詠まれる夕菅は武豊町でも見られます。
この画像は、今年の7月17日の夕方にスマホで撮ったものです。
武豊町民会館(ゆめたろうプラザ)の横に、かつて日本油脂(株)が使っていた線路があり、その廃線跡に毎年花を咲かせています。
向日葵のような鮮やかな黄色ではなく、アイビーさんの言うレモンイエローがピッタリのしとやかな色。廃線という人の出入りのないところだから、昔からの野山の草花が残っているのでしょうね。
森野さんもウオーキングされるので、この辺りはよく行かれると思います。夕菅が咲くとメールで知らせてくれるので私も出かけ写真にしてきました。20~30本くらいは咲いていたと思います。(森野さんはこの掲示板を見てないので代弁します)

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年08月18日 12:44)

武豊とは知らなかった。日本油脂の廃線ですか、なるほど。ありがとうございました。

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4日ぶりの更新

パソコン不具合により更新をさぼっていて申し訳ありません。ようやく回復がなりましたが、その間かをりさん、ナチ―サンさん、束束子さんから有意義なご意見をいただきました。有難うございます。ほかの皆さん、特に今回好成績を収められた蓉子さん、玉虫さん、ヨシさんから一言いただきたいものですね。

引用して返信編集・削除(未編集)

蔵書印薄れし父の書を曝す

父は五人の子を育てなければならない、労働者でした。
乏しい小遣いで少しずつ本を買って、将来子育てを終え
仕事を退いたらユックリその本を読む積りと話していました。
残念ながら病気の為に、僅かの本を読んだだけでした。
蔵書印を押す程の本ではありませんでしたが。
その蔵書印は
年々薄くなってしまいました。
私はその頃の父より歳を重ねています。
父の蔵書印に託した、夢?を愛おしく思っています。
・・・これだけのことを17音ではあっさりと表現できる
俳句って素敵とおもいます。
これからも勉強していきたいと思います。
皆様、ご指導ください。

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アイビーの感想 その1

アイビーの感想です。例によってアイビーの鑑賞3原則に則ての駄文です。お気を悪くされませぬよう願います。異論、異議、大歓迎です。

いつの世も憂苦に満ちて河童の忌 (ちとせさん)
河童忌は文豪芥川龍之介の忌で7月24日のこと。生前、河童が好きで揮毫などに好んで描いた。また俳句でも一家をなした。虚子との交際はよく知られる。ぼんやりとした不安にさいなまれ自死した龍之介に、上五中七のフレーズが利いている。ただ、「河童の忌」としたのは疑問。「河童忌」と一続きにすべきかとも思うが。

水やりのため息ひとつ酷暑かな (エミさん)
花か野菜か、水やりはエミさんの日課なのだろう。せっせと丹精込めて水をやるのだが、それにしてもこの暑さはどうか。思わずため息を漏らすエミさん。暑さは和らぐ気配すらない、うんざりした気持ちをため息で表現したところが巧い。

炎天や石の布袋の太鼓腹 (蓉子さん)
べんべんたる太鼓腹は、今ならメタボと言われるが、かつては有徳人の象徴だった。雨の日も風の日も、凍える冬も炎暑の夏も、いつも機嫌よく笑っている布袋。石製品だから当たり前だが、凡俗の身には到達できない境地だ。読者の側に、布袋様のイメージが定着していることが共感を呼んだ。作者の計算通りだろう。

底紅や姉妹の奏づ吹奏楽 (無点)
惜しくも無点句となった。底紅は木槿のこと。木槿と姉妹の楽器演奏を取り合わせた句だが、いま一つ読み手に状況が伝わらなかったようだ。具体的に楽器の名前を出すとかすれば、姉妹は何歳くらいなのか、読み手に想像が働くのではなかろうか。

廃線に夕菅ほのと灯り来し (森野さん)
夕菅は夕萓とも書くが、レモンイエローの可憐な花を咲かせる。夕方に咲く花の性質から、「ほのと灯り来し」
という表現が生きてくる。さらに舞台装置として廃線を配したあたりが心憎い。この句は何処に旅行された時の句なのか、作者の森野さんの自句自解をお願いしたいところだ。

しゃべるたびマスクはずれて秋暑し(ABCヒロさん)
本来マスクは冬の季語だが、コロナからこの方、通年ものになった感がある。立秋とは言え暑さ厳しい中、ただでさえ鬱陶しいのに人前ではマスクを外せない。しゃべる度にマスクがずれるから、その都度直さなければならない。残暑が募るばかりだ。まことによく分かる一句。

甲虫捕りに出かけてそれっきり (束束子さん)
男の子はとにかく虫類が好きだ。まして貫禄たっぷりの甲虫と来れば、寝食も忘れて追いかける。女の子はそんなことは無いのは、虫好きは太古から男にのみ刷り込まれた遺伝子なのだろうか。その方面に詳しい方、どなたか解説していただきたいものだ。座五の「それっきり」が可笑しい。

以下、不定期掲載

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年08月17日 20:13)
合計3898件 (投稿1929, 返信1969)

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