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互選結果

2026・6月度みんなのネット俳句会 互選結果

金賞 37 【ちとせ 】 立ち漕ぎの生徒眩しや更衣 (11点)
銀賞 33 【ヨ ヨ】 新茶入れ朱泥急須の淡緑 (9点)
銅賞 17 【弥 生】 歓声はきっと缶蹴り夏木立 (7点)
 々 23 【岩 宮】 子らの言ふじじ反抗期冷奴 (7点)
 々 25 【ふうりん】 忍冬咲いて愁眉を開きけり (7点)
次点 39 【にゃんこ】 父の日に黒いクレヨン画の眼鏡 (6点)
 々 73 【かをり 】 水無月や碁石をあらふ父の息 (6点)
 々 84 【てつを 】 捩花や断ちきりたきは負の連鎖 (6点)

※銅賞の3句はそれぞれ特選1のため同点としました。
※参考
 総合点
ヨヨ21点、かをり19点、ちとせ17点、弥生14点、アイビー12点

2026・6月度みんなのネット俳句会 互選結果一覧表
1 ✤ 1点 【岩宮】 明易し夢の続きは又今夜 ✤ 胴長おじさん
2 ✤ 2点 【あんのん】 鯵大漁釣果の報にうそ少し ✤ ダイアナ、アイビー
3 ✤ 0点 油虫探し求めて朝が来る
4 ✤ 2点 【ダイアナ】 ドアフォンの上に雨待つ雨蛙 ✤ にゃんこ、ふうりん
5 ✤ 1点 【ヨヨ】 行かないで心地よき風五月尽 ✤ ラガーシャツ
6 ✤ 3点 【和 談】 初孫の六月賞与初傲り ✤ ちとせ、◎ヨ ヨ
7 ✤ 5点 【かをり】 裏富士の雲ほどけたり桜桃忌 ✤ ちとせ、ヨシ、てつを、森野、アイビー
8 ✤ 3点 【アイビー】 えいやあと五句を投ぜり心太 ✤ ヨシ、弥生、コビトカバ
9 ✤ 1点 【コビトカバ】 お局の小言も交わす若葉風 ✤ ふうりん
10 ✤ 2点 【アイビー】 鬼平になつたつもりの鮎の飯 ✤ ラガーシャツ、岩宮
11 ✤ 0点 降りぐせの梅雨空罵りペダル踏む
12 ✤ 0点 カーテンの向こうに聞こゆ四十雀
13 ✤ 0点 燕子花あやめ菖蒲か紺光る
14 ✤ 0点 各駅の車窓に見つけ花柘榴
15 ✤ 1点 【てつを】 かはたれの雲の澱みて栗の花 ✤ ちとせ
16 ✤ 1点 【あんのん】 蚊遣香先を知りたし栞ぬく ✤ ダイアナ
17 ✤ 7点 【弥生】 歓声はきっと缶蹴り夏木立 ✤ ヨシ、◎てつを、にゃんこ、ナチーサン、ラガーシャツ、かをり
18 ✤ 1点 【茶々】 黄菖蒲の八重咲き揃ひ踊りかな ✤ ふうりん
19 ✤ 1点 【胴長おじさん】 貴婦人の頃が懐かしバナナかな ✤ ナチーサン
20 ✤ 0点 酷暑かな歳時記忘れた自然界
21 ✤ 1点 【ちとせ】 子育てらし威し鳴きすや夏烏 ✤ ふうりん
22 ✤ 0点 子燕の口犇めいて餌を求め
23 ✤ 7点 【岩宮】 子らの言ふじじ反抗期冷奴 ✤ ちとせ、にゃんこ、森野、ダイアナ、あんのん、◎ナチーサン
24 ✤ 3点 【ダイアナ】 彩雲の流れて初夏の十四夜 ✤ 森野、ヨ ヨ、岩宮
25 ✤ 7点 【ふうりん】 忍冬咲いて愁眉を開きけり ✤ 弥生、てつを、森野、ヨ ヨ、◎ダイアナ、岩宮
26 ✤ 1点 【てつを】 召集の命下りしかウリハムシ ✤ 和 談
27 ✤ 0点 焼酎瓶買物篭に鎮座して
28 ✤ 0点 樟脳の匂ふ押入れ衣更
29 ✤ 2点 【ラガーシャツ】 初夏晴れに熊鈴の鳴る遊歩道 ✤ ちとせ、ふうりん
30 ✤ 3点 【ちとせ】 白壁に青田広がる散居村 ✤ ヨ ヨ、岩宮、かをり
31 ✤ 0点 白南風や部下のデートを目撃す
32 ✤ 2点 【ちとせ】 新じゃがを束子で擦るつるり膚 ✤ ふうりん、岩宮
33 ✤ 9点 【ヨヨ】 新茶入れ朱泥急須の淡緑 ✤ 胴長おじさん、ヨシ、てつを、◎和 談、ナチーサン、ラガーシャツ、◎茶々
34 ✤ 2点 【ラガーシャツ】 素麺や喉ごしも良しその細さ ✤ 和 談、茶々
35 ✤ 2点 【森野 そぼつ降る泰山木の咲く寺苑 ✤ ヨシ、ヨ ヨ
36 ✤ 1点 【ふうりん】 ダービーを取つて競馬の二連勝 ✤ アイビー
37 ✤ 11点 【ちとせ】 立ち漕ぎの生徒眩しや更衣 ✤ 胴長おじさん、◎ヨシ、てつを、◎ふうりん、あんのん、◎アイビー、コビトカバ、ナチーサン
38 ✤ 4点 【ヨヨ】 頼りたき身内は遠く梅雨間近か ✤ 胴長おじさん、アイビー、和 談、ラガーシャツ
39 ✤ 6点 【にゃんこ】 父の日に黒いクレヨン画の眼鏡 ✤ 胴長おじさん、ヨシ、◎弥生、岩宮、茶々
40 ✤ 1点 【胴長おじさん】 父の日や空白の文字のみ占めて ✤ 森野
41 ✤ 0点 夫剪定羽抜鶏ごと羅漢槙
42 ✤ 1点 【にゃんこ】 梅雨曇ますます重き貨車の列 ✤ ちとせ
43 ✤ 0点 梅雨間近繙いてゐる闘病記
44 ✤ 5点 【かをり】 手鏡に映る水無月風過ぐる ✤ 弥生、にゃんこ、森野、ヨ ヨ、あんのん
45 ✤ 1点 【アイビー】 でで虫のオブジェの上の蝸牛 ✤ にゃんこ
46 ✤ 0点 でで虫を見らば口つくあの唱歌
47 ✤ 0点 てふてふに蕾のあらば柿の花
48 ✤ 1点 【森野】 天国と思へる一歩冷房車 ✤ 弥生
49 ✤ 4点 【ヨシ】 剥く手間も美味しさのうち夏蜜柑  ✤ アイビー、ナチーサン、かをり、茶々
50 ✤ 0点 搭乗の手続はスマホかたつむり
51 ✤ 2点 【ラガーシャツ】 登山帽ウェストン碑より動き出し ✤ ◎かをり
52 ✤ 2点 【ナチーサン】 樋伝ふ雫を染めて柿若葉 ✤ ふうりん、岩宮
53 ✤ 0点 夏風にだるだるせざるを得ない吾
54 ✤ 0点 夏蝶の色深まりて海賊旗
55 ✤ 1点 【和 談】 夏場所や土俵が命藤凌駕 ✤ 茶々
56 ✤ 0点 夏野菜紫小かぶカリカリと
57 ✤ 2点 【森野】 何にでも神宿りてか花は葉に ✤ ◎ラガーシャツ
58 ✤ 3点 【弥生】 なみなみと注ぐ地酒や江戸切子 ✤ あんのん、かをり、茶々
59 ✤ 3点 【ヨシ】 俳句本開いたまんま明易し ✤ コビトカバ、◎岩宮
60 ✤ 1点 【アイビー】 バイク見て柴犬吠ゆる夕薄暑 ✤ あんのん
61 ✤ 2点 【弥生】 博学なシニアガイドや街薄暑 ✤ アイビー、コビトカバ
62 ✤ 0点 初夏の藤無料ガイドの五稜郭
63 ✤ 3点 【かをり】 薔薇切るや呼ばれし気して振り向かず ✤ ◎あんのん、コビトカバ
64 ✤ 0点 昼下りエアコン洗い野球観る
65 ✤ 2点 【てつを】 壜に香を詰めて帰らむ花蜜柑 ✤ ◎にゃんこ
66 ✤ 1点 【弥生】 プードルがよく似合う場所薔薇の園 ✤ コビトカバ
67 ✤ 0点 深くまで木曽駒は碧夏の風
68 ✤ 1点 【岩宮】 襖戸の何やら重き梅雨入かな ✤ ヨ ヨ
69 ✤ 2点 【ヨシ】 故里の四方の山々新樹光 ✤ ◎ちとせ
70 ✤ 0点 細麺を食べて至福の涼夜かな
71 ✤ 1点 【ナチーサン】 またまたか横綱不在五月場所 ✤ 和 談、
72 ✤ 5点 【アイビー】 待つといふ揺るがぬ知略蟻地獄 ✤ ヨシ、てつを、あんのん、◎コビトカバ
73 ✤ 6点 【かをり】 水無月や碁石をあらふ父の息 ✤ 弥生、てつを、ダイアナ、あんのん、コビトカバ、ラガーシャツ
74 ✤ 3点 【あんのん】 満ち足りて留守居の夫に買ふ鰻 ✤ ヨ ヨ、ダイアナ、茶々
75 ✤ 2点 【森野】 耳遠き夫に老鶯届く今朝 ✤ 胴長おじさん、かをり
76 ✤ 1点 【ヨシ】 耳鳴のしては止まらぬ走り梅雨 ✤ 森野
77 ✤ 0点 ジメジメもめげぬ六月の花嫁は
78 ✤ 0点 山開き誰となく詠む俳句かな
79 ✤ 3点 【ヨヨ】 柔らかに万緑生みし大地かな ✤ 和 談、ラガーシャツ、岩宮
80 ✤ 1点 【茶々】 湯上りのあやめ紺染め浴衣かな ✤ 和 談
81 ✤ 0点 夕闇に皐月のあかり庭照らす
82 ✤ 1点 【コビトカバ】 幽霊海月毎日同じ事をして ✤ 弥生
83 ✤ 1点 【ヨシ】 よく見れば愛しき花よどくだみは ✤ 茶々、
84 ✤ 6点 【てつを】 捩花や断ちきりたきは負の連鎖 ✤ にゃんこ、◎森野、ダイアナ、アイビー、ナチーサン
85 ✤ 1点 【あんのん】 リズムごとつかず離れず夫婦生く ✤ 胴長おじさん、
86 ✤ 1点 【岩宮】 老鶯をしかと聞きたる木立かな ✤ かをり
87 ✤ 2点 【ナチーサン】 若葉風入れ墨の香の流れけり ✤ 弥生、にゃんこ
88 ✤ 1点 【弥生】 わんぱくの怖くて好きな蜥蜴かな ✤ ナチーサン
89 ✤ 2点 【胴長おじさん】 山滴る惚けないことは惚れること ✤ ダイアナ、アイビー
90 ✤ 4点 【ヨヨ】 数独を競ふ夫婦や走り梅雨 ✤ 胴長おじさん、てつを、和 談、かをり
91 ✤ 1点 【ダイアナ】 洞爺湖を見下ろすホテル五月晴 ✤ ちとせ、

煩雑を避けるため、二つの記事を一つに纏めました。文責アイビー。

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第1問 A
第2問 C
第3問 C
第4問 B
✶第2問 Aかも
  ヒント活用率 75%

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今日の俳句三択クイズ

第1問 B
第2問 A
第3問 C
第4問 B
✶第2問 Cかも
  ヒント活用率 50%

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今日の俳句三択クイズ

今日の俳句三択クイズ
お遊びの俳句三択クイズです。下の句の伏字のところに入る言葉を三つの候補の中から選んで下さい。推理とカンで正解を導きましょう。どうしても分からなければヒントを参考に。正解は明日の掲示板。

第1問 岐かれてもまた岐かれても【①】 富安風生
A花野道 B秋の川 C赤とんぼ

第2問 七夕や【②】句をつくる 秋元不死男
A願ひ事して B電子辞書引き Cまだ指折つて

第3問 【③】晴れて始まる芋煮会 高橋悦男
A山形の B月山の C蔵王嶺の

第4問 【④】風に揺るがず風の盆 和田華凛
A男踊り B胡弓の音 C編笠の

ヒント①「岐かれても」は「わかれても」と読む ②字余り、字足らず、句またがり ③樹氷で有名 ④ものがなしい調べ

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1-A
2-C
3-C
4-B
ヒントに迷わされて。

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1.C
2.C
3.C
4.B
今日もヒントを頼りに。
Cが続いたけど、どうかしら。

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29日の正解

29日の正解①―B ②―C ③―B ④―A 初日から全員パーフェクト。いいですね。幸先いいですね。
第1問 寝袋に顔ひとつづつ天の川 稲田鉾子
第2問 新涼や白き手のひらあしの裏 川端茅舎
第3問 さわやかにおのが濁りをぬけし鯉 皆吉爽雨
第4問 道に干す漁網の匂ひ秋暑し 小路紫峡

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今日の俳句三択クイズ

今日の俳句三択クイズ
お遊びの俳句三択クイズです。下の句の伏字のところに入る言葉を三つの候補の中から選んで下さい。推理とカンで正解を導きましょう。どうしても分からなければヒントを参考に。正解は明日の掲示板。

第1問 【①】顔ひとつづつ天の川 稲田鉾子
A猫の子に  B寝袋に  C車窓より

第2問 新涼や白き【②】あしの裏 川端茅舎
Aこころと  B背中と  C手のひら

第3問 さわやかに【③】ぬけし鯉 皆吉爽雨
A狭き隘路を  Bおのが濁りを  C怠惰の日々を

第4問 道に干す【④】秋暑し 小路紫峡
A漁網の匂ひ B床屋のタオル C消防ホース

ヒント①キャンプ? ②黒人でも白いそうです ③自分でつくった原因 ④磯の匂い

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1.B
2.C
3.B
4.A
今日もヒントを頼りに。
パーフェクトかな(^○^)

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1-B
2-C
3-B
4-A
どうかな?

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今日の俳句三択クイズ

第1問 B
第2問 C
第3問 B
第4問 A
✶第3問 Aかも
  ヒント活用率 25%

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ちょっと昔の俳句から

下に紹介した俳句は昭和三十年代、四十年代以降、半田市を中心に地元俳壇をリードしてこられた諸先生の俳句です。
二象先生、百合子先生、のぶを先生の句は矢浦詠正氏提供、夕童子先生は句集より抜粋。
榊原二象  坐りゐるここまで初日届きけり
      おしぼりを踊櫓へ放り上ぐ
      夏茱萸へ話移ればそちらへ歩
      飛石となりてしまいし瀧のみち
      伝言にビールも頼み荘開ける
榊原百合子 風音が春をはばみて社裏
      毛皮着て心貧しき人なるよ
      言ふまじく蝶の野に来てまで些事は
      緑蔭に子をひっぱってきて叱る
      夏帯や宿の女将の少し斜視
高須のぶを 水門に寄す汐膨れ鯊を釣る
      汗をふく納得出来ぬ言訳に
      読めぬほど梅雨汚れして着く書簡
      纜に若布育ちてゐるも鳥羽
      鳥帰る高さに果せざる視力
      葱坊主ゆらして島はいつも風
      庭を持つゆとり草引くときは別
松浦夕童子 寒泳に鋼のごとく水しまる
      勝独楽が負けたる独楽に倒れ寄る
      遠足の病む子を背負い教師行く
      極めたる山頂の天なほ高し
      弔客を犒う夜の大焚火
      戦後の子識らぬ字多き書を曝す
      柿捥げば村一斉に古くさし
一読して感じることは表現が平明なことです。持って回ったような表現はなく、対象物に直截に迫る分かり易さがあると感じました。晦渋な表現は一切ありません。勿論、難しい漢字の読み方とか、古い言い回しはあるものの苦になるほどではありません。
一番感じたことは、使われている季語が、実際の生活に違和感なく馴染んでいたということです。私などが実作上、いつも感じていることですが、歳時記に載ってはいるしその意味も知ってるけれど、生活実感を伴わなくなった季語が実に多いということです。たとえば「ソーダ水」という夏の季語。実に使い勝手のよい季語で、私などもよくつくります。しかし、実際に喫茶店でソーダ水を注文するかといえば、まずしません。アイスコーヒーやなんとかパフェでは俳句の気分が出ないのです。
皆さんも感想をお寄せ下さい。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年08月25日 13:22)

アイビーさんへ
ちょっと昔の俳句から(NO2167)
アイビーさんからの提案、今読んでいます。ヨシさんからのコメントが入っているようですが一読重たい課題です。いろんな要素が含まれていて奥深いです。少し時間をください。私の年来の課題も含まれていますので。ゆっくり考えます。三択に遊ばれながら。
追伸・篤さんお元気そうです。近況解りましたのでmailのご確認を。

引用して返信編集・削除(未編集)

夕童子先生が①一物仕立ての句が圧倒的に多い ②「や」「かな」等の切れ字を殆んど使わない のはあくまでご本人の個性によるものと考えられます。昔の俳人が全てそうだとは思いません。ただ俳句に全く興味のない人が一番戸惑うのは取り合わせの句だと思います。
二物衝撃の句ですとビギナーには辛いかも知れません。菊の香や奈良には古き仏たち(芭蕉) 低度ならついていけますが、広島や卵食ふ時口ひらく(三鬼) となるとお手上げです。
昔は生活実感のある季語だったのに、生活様式の変化で使われなくなった言葉は、俳句の世界にはたくさん残っています。俳句として作品がある以上、歳時記から外せません。たとえば雪女、踏み絵などです。いきおいリアルな写生句ではなく、ファンタジーか比喩的につかうか、舞台を過去にして詠むことになります。イメージすら無くなった季語は淘汰されるでしょうね。

引用して返信編集・削除(未編集)

こんにちは。
残暑が厳しいですが、所々に秋を感じるようになってきました。
アイビーさんから、生活に溶け込んでいる季語、分かりやすい一物仕立ての句等についての書き込みがありました。
私は連句から、川柳~俳句と入ってきたので一物仕立てや取り合わせの意味も分からないままでした。
連句は発句を除いて平句は一句一章なので。それでかな~?連句には、いろいろな式目がありますが、句自体は分かりやすいです。季語も現在の生活では使われないようなものも想像の世界なので付句として有り得たら使えます。珍しい季語、例えば「われから」なども前句に付いていたら面白いと採ってもらえます。
でも、俳句となると写実になるので実際に見たことの無いものは詠めません。だから、吟行に行くのですよね。見たことの無いものでもGoogleやYouTubeで調べると見ることが出来ますが、やっぱり弱いですよね。いま読んでいる井上弘美先生の『読む力』という本の冒頭に歳時記を繰り返し読んで途切れることのない四季の絵巻物にしたいものだとあります。素敵だなと思いました。日本語は美しいと思います。古い言葉もありますが、美しい季語を使って十七音で自然や生活を表現できるようになりたいと思います。

引用して返信編集・削除(未編集)

松浦夕童子(まつうらせきどうじ)先生は広島県の出身で、中島飛行機半田製作所には戦時徴用で来られました。戦後も郷里には帰らず半田市に居を構え、日本画で生計を立ててこられました。ご遺族の方の発刊した句集が図書館にもあります。約千句程の俳句が収録されていますが、特徴的なのは収録作品の99%が一物仕立てということです。厳密には3句のみが二物取り合わせの句でした。このせいもあってか、とにかく分かり易い俳句なのです。もう一つ特徴的なのは、いわゆる切れ字を使った句が極端に少ないことです。上五で「や」を使った句が初期に2句あるだけで、「かな」「けり」は皆無です。座五の切れは動詞の終止形で切るか、さもなければ体言止めにするしかありません。

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選句鑑賞

13 天の川娘の彼氏登場す (コビトカバさん) 5
 娘の結婚は父親にとって特別だ。この句に出逢い作者の期待不安が思われた。実は私には苦い経験があり今は中3の孫娘の花嫁姿を思い描いている。6月の花嫁姿を。この句、天の川だ。しかも突如としての登場、しかしだ、結局のところ父親としては見守るしかないのだ。ただ味方は家内、この辺の嗅覚は・・・任せるほかは無い。

15 石けんの匂ひする手や秋初め (青胡桃さん) 5
 細やかな感性の句だ。石鹸は毎日風呂場でお世話になっているが「減って来たな」位の認識だ。なるほど、作者は秋の香りを感じ取ったのだ。この暑さの中、一筋の秋の気配を上五、中七に。心に残る句だ。

20 鳥は木に魚は水に避暑の宿 (茶々さん) 3
 避暑の宿の季語を歳時記で確認した。我々には冷房と言う武器がある。戸外では木陰、緑陰に涼を求める。この句、鳥、魚に焦点を当てている。意表を突く視点だ。言われてみると鳥にも魚にも暑さを凌ぐ術はあるのだろう。ただ、彼らは四季をどう意識し対応しているのか、産卵時期などをみると人間以上に環境に敏感なのかも知れない。

24 植木屋のごつそり暑さ剪り落とし (てつをさん) 7
 中七だ。下五だ。これだけばっさりやられたらもう降参しかない。私も剪定はするがどうしても遠慮がち。この春は庭師の義弟が来てバッサリと伐って帰った。お蔭で涼しさを保っている。昨夜は激しい稲光だった。この雷で暑さが切り落とされたか。

35 嫌としか言わぬ二歳児秋暑し (弥生さん) 7
 嬰児は正直、生理的に刺激に対して反応する。受け入れるか拒絶するの二者択一だ。しかも二歳児ともなれば曖昧さも抜け思いは徹底する。そこへこの暑さ、本能はいや勝る。持て余した母親も共に泣きたい気分だ。選者も同じ思いだろう。二歳児が微妙。

39 パパが来て蝉捕隊の指揮を執る (束束子さん) 4
 愉快な句だ。童心に帰った指揮者、昔取った杵柄を大いに発揮、と言いたいところだが果たして? 今時の蝉は進化している。気象変動で発生時期も種類も昔とは異なるという。だがこの若きパパには関係ないかも。ただ昔を思うに蝉の数は減った気がするが。

◎50 おしろいや天気占う下駄飛ばす (玉虫さん) 2
 即かず離れずが俳句の鉄則という。この場合どうか。中7、下5には文句が無い。問題はおしろい花だ。辞書で調べたがいろいろあった。熟慮の上特選に選んだが「即かず離れず」について考えさせられた句だ。

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ナチーサンさんへ

天の川の句を取り上げて頂きありがとうございます!
私は母目線で詠みましたが、父目線での鑑賞感慨深いです。
一緒に俳句を勉強中の主人も娘の恋愛話は聞きたくない模様です。

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50 おしろいや天気占う下駄飛ばす 
 歳時記を見るとおしろいばな(白粉花)には夕化粧、金化粧、銀化粧などの副題がついている。中7以下を見ると明日の遠足に期待を寄せる学童を思うが、「下駄」、「おしろい」で一気に別世界へ。花柳界の花魁が明日への思いを馳せての天気占い、と思わぬところへ下駄ならぬ思考が飛んでいった。季語の斡旋についてはアイビーさんの「理想的な距離感」に納得。今、掲示板をたどりこの句玉虫さんの自解で幼い頃の追憶と知った。改めて味わい佳句との思いを新たにした。それにしても私のみの推薦と言うことは季語の斡旋に問題があったのか。「即かず離れず」は難しい。

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「パパさんの句」拾って頂きましてありがとうございます。 公園に現れたのは子供だけだったのですが、蝉を見つけて正面から捕虫網を被せようとしたので、蝉さんは早々と逃げてしまいましたね。二つ目も同じ   そこへパパさんがやってきて、蝉さんの死角から
「静かに、ゆっくりと」と網を入れるようにと指南。 しかし、それでも「静かに・・・」が子供には無理で、結局取り逃がしてしまう。 そうなるとパパさん  遂に我慢出来ずに「どらどら」と言いながら網を子供から奪って樹の下へ・・・ 
 何を申そう   パパさんが指揮するのではなく「パパさんの蝉取り」となっている。  ま、一応「指揮を執る」としておきましょう。  

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50 おしろいや天気占う下駄飛ばす 理想的な距離感だと思います。
新涼や天気占う下駄飛ばす
立秋や天気占う下駄飛ばす
鳳仙花天気占う下駄飛ばす
つくつくし天気占う下駄飛ばす
やっぱり おしろいや天気占う下駄飛ばす  が一番しっくり来るような気がします。

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29日から三択クイズ

皆さんの書き込みが一段落したようですので、明日29日から「俳句三択クイズ」を始めます。覚悟はよろしいか。

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ピン留め解除

8月句会の互選結果の記事のピン留めを解除しました。結果をご覧になりたい方はno.2119の記事までスクロールして下さい。

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