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結果発表

6月句会の互選結果を発表します。
6月のトップは6点を得たふうりんさんの「夏場所」の句でした。続いて8点句の弥生さんの「涼し」の句でした。
以下、6点句がダイアナさん、水尾さん、にゃんこさんの句が同点でした。
10点句 16 夏場所や母のベッドの背を起こし (ふうりん) 
8点句 18 辻ひとつ入りて涼しき京の路地 (弥生)
7点句 56 畦道は暮らしの道よ行々子 (森野)
6点句 17 万緑や嬰赤くなり伸びをする (ダイアナ)
6点句 69 推敲の末は昼寝の大鼾 (水尾)
6点句 82 いきさつを聞かむ古茶の葉開きけり (にゃんこ) 
個人別総合では、ふうりんさんと弥生さんが、ともに14点で並びました。

6月度みんなのネット俳句会互選結果一覧   ◎は特選、特選2点並選1点で計算。       令和7・6
1 ナイターの我がナガシマや永久 (玉虫)  3 ちとせ、◎えっちゃ、
2 群生を茅花流しや銀色に (和談)  2 ◎ヨヨ、
3 家飲みに麦酒生き生き冷えてゐる (コビトカバ)  1 弥生、
4 おはようと挨拶しそうアマリリス (ちとせ)  2 森野、てつを、
5 五月雨にあやめの紫紺煌めいて (茶々)  4 えっちゃ、ヨヨ、ふうり、みにょ、
6 梅雨寒や九人目となる理髪店 
7 本が好き白詰草の野に飽きず (尾花)  2 えっちゃ、森野、
8 うつ病のうつ捨てるため山登る (ABCヒロ)  4 えっちゃ、ナチー、◎弥生、
9 若葉風けふもご機嫌古農機 (てつを)  5 ダイア、ちとせ、弥生、アイビ、水尾、
10 解体をぢつと待つ家夕薄暑 (ヨシ)  3 にゃん、弥生、水尾、
11 著莪咲きし一乗谷に置く思ひ (森野)  2 尾花、水尾、
12 茄子植うる妻の白髪の目に余り (ナチーサン)  1 和談、
13 半夏生最後尾っに来て米を待つ 
14 草引くや屈む背中に青時雨 (ヨヨ) 2 ちとせ、和談、
15 白百合に埋め包まれし母眠る (ラガーシャツ)  1 みにょ、
16 夏場所や母のベッドの背を起こし (ふうりん)  10 茶々、◎ラガー、◎玉虫、圓人、森野、弥生、ABC、ヨシ、水尾、
17 万緑や嬰赤くなり伸びをする (ダイアナ)  6 かをり、玉虫、ふうり、ABC、◎アイビ、
18 辻ひとつ入りて涼しき京の路地 (弥生)  8 尾花、ダイア、にゃん、ちとせ、かをり、森野、コビト、ABC、
19 河骨の咲いて荒蕪の湿地かな (アイビー)  1 ちとせ、
20 夾竹桃白し聖職者の庭よ 
21 病む父や遠くでニュース梅雨入りと  
22 万緑や文武に長ず松代藩 (和談)  1 かをり、
23 梅雨寒やここも更地か古本屋 (水尾) 5 ◎森野、てつを、みにょ、アイビ、
24 何回も振り向く別れ夏の空 (コビトカバ)  4 ◎にゃん、えっちゃ、ラガー、
25 新品種ひたち乙女は薔薇美人 (茶々)  1 ふうり、
26 亀の子の脱走癖の面白し (玉虫)  1 ヨヨ、
27 不機嫌な空地上には梅雨茸  
28 ザーザーと洗車する夫半ズボン  
29 若竹や母国知らずにパンダの子 (てつを)  1 ナチー、
30 夫偲ぶ友に鬼灯花数多 (森野)  1 圓人、
31 風過ぎて薔薇の香りやバスを待つ (尾花)  2 ◎水尾、
32 今もなほ動かぬ時計梅雨晴れ間 (えっちゃんあら)   1 ラガー、
33 庭中をわがもの顔に著莪咲けり (ヨシ)  2 ヨヨ、みにょ、
34 あれ食べてみたいと言ふの四葩かな 
35 次の世は蝶に生れこよ火取り虫 (ナチーサン)  2 尾花、えっちゃ、
36 蔓草や絡みて高く五月雨  
37 ひと月の健診終へて早苗道  
38 母の日に贈る絵入りの感謝状 (ふうりん)  1 かをり、
39 烏飛ぶ宝珠のごとく枇杷咥え (アイビー)  2 茶々、てつを、
40 空梅雨や己が道行く三男坊 (圓人)  2 尾花、ナチー、
41 薔薇園の少女も婆もプリンセス (弥生)  2 ナチー、みにょ、
42 一晩に一寸を伸ぶ夏野菜 (にゃんこ)  2 かをり、圓人、
43 同志寄り閉ざす旧会梅雨走り  
44 叱られし事忘れたる螢かな (玉虫)  5 ラガー、コビト、弥生、◎ヨシ、
45 凛と立ち藍艶やかや花菖蒲 (ちとせ)  2 茶々、みにょ、
46 カセットを交換した日ソーダ水 (コビトカバ)  3 ◎ダイア、玉虫、
47 活けられて高き品格百合匂う (ABCヒロ)  4 ラガー、ふうり、◎和談、
48 梅雨入りやダメライフなもレットイットビー 
49 若者に習ひを問はれ青嵐 
50 入梅が夫婦げんかの今日の題 (水尾) 2 ラガー、玉虫、
51 クレマチス咲いて老舗の若女将 (ヨシ)   5 尾花、ダイア、ナチー、弥生、アイビ、みにょ、
52 更衣先延ばしする老夫婦 (ナチーサン)  1 圓人、
53 合歓の花長電話して夫の愚痴 (えっちゃんあら)     2 てつを、ABC、
54 赤き花髪に浴衣の城下町 (尾花)  1 茶々、
55 山登る三度もこけてこりゃいかん  
56 畦道は暮らしの道よ行々子 (森野)  7 ◎ちとせ、てつを、玉虫、圓人、ナチー、アイビ、
57 さくらんぼそわそわ妻のクラス会 (ふうりん)  1 森野、
58 田舎道蛙の合唱いま昔 (ヨヨ)  1 和談、
59 空海も見し海原の卯浪かな (アイビー)  4 ◎尾花、ヨヨ、水尾、
60 ほの蒼く街煙りゆく梅雨はじめ (弥生)  2 にゃん、かをり、
61 合唱終へ師の誉め言葉代田風  
62 蚊遣火や老いを受け入れ然を生く (圓人)  2 ◎ナチー、
63 曇天の水面とろりと梅雨の入り (にゃんこ)  2 ◎コビト、
64 シルバーのアクセ選べば夏来る  
65 夏やさい自助自立への老いの鍬 (和談)  3 茶々、ダイア、◎圓人、
66 蒼き葉に楚々と朱を置く花柘榴 (ちとせ) 3 ヨヨ、◎てつを、
67 尺取りや老の脳味噌掻き回す (玉虫)  1 コビト、
68 五月雨に軒下で丸く猫も待つ  
69 推敲の末は昼寝の大鼾 (水尾)  6 にゃん、ラガー、玉虫、ふうり、ヨシ、アイビ、
70 果と吾の夢を包みて袋掛け (てつを)  5 ◎茶々、圓人、◎みにょ、
71 白南風や補助輪外しこはごはと  
72 逃げだした蛸捕らへられ元の箱 (ヨシ)  1 にゃん、
73 青二才おのれの翳や桜桃忌 (ABCヒロ)  尾花、
74 朝ドラに犬見向きせず半夏雨   
75 滴りて水子地蔵の貌濡らす (ナチーサン)  3 てつを、ABC、水尾、
76 五月雨に濁る事なし清水川 (ラガーシャツ)  ふうり、
77 廃屋の庭に南天花こぼれ (森野)  2 ヨヨ、ヨシ、
78 学生の眩しき街や更衣 (ダイアナ)  3 ちとせ、コビト、ヨシ、
79 ドクダミや風雨に耐ゆる十字花 (ヨヨ)  4 茶々、ふうり、和談、ヨシ、
80 次々と我抜くシニア登山杖 (弥生)  1 コビト、
81 食欲は常に全開冷奴 (ふうりん) 2 和談、コビト、
82 いきさつを聞かむ古茶の葉開きけり (にゃんこ)  6 ダイア、てつを、かをり、圓人、ナチー、ABC、
83 ジャスミンの紅茶召しませ夏座敷 (アイビー)  3 茶々、ダイア、ふうり、
84 突然にめだかは向きを変へりをり (圓人)  2 えっちゃ、アイビ、
85 拾ひたる桑の実フッと吹きて食ぶ (玉虫)  2 弥生、ヨシ、
86 蛇口からじゃかじゃか水が立夏かな (ちとせ)  1 にゃん、
87 夏旅や卓球台は洒落た黒 (コビトカバ)  1 ラガー、
88 湯の町の路地は静もる夏隣り (和談)  3 ダイア、えっちゃ、ヨヨ、
89 短夜の夢の数々ただ悲し 
90 緑蔭や洪鐘(おおがね)までのをとこ坂 (尾花)  3 かをり、玉虫、アイビ
91 あの頃のわれに逢ひたし夏柳 
92 特売のチラシわんさか入梅前 
93 鎮魂の碑を巡りゐる田植歌 (ナチーサン)  1 森野、
94 父の日にうな丼囲ひ絆かな (茶々)  1 和談、
95 気象図の斜め線引き梅雨に入る  
96 海底に数多の遺骨沖縄忌 (ABCヒロ)  2 森野、コビト、
97 糖尿のぎりぎりライン走り梅雨  
98 川に沿ひ沢蟹崖を上り下り 
99 エルビスの曲の流るる五月かな  
100 近づきてキミガヨランの葉がチクリ 
101 高速路茅花流しの銀の波 (ダイアナ)  2 ちとせ、和談、
102 表札の擦れし名前姫女苑 (弥生)  1 尾花、
103 相撲道語るも楽し泥鰌鍋 (ラガーシャツ)  4 にゃん、玉虫、ABC、アイビ、
104 雨纏いここぞとばかり四葩起つ  
105 梅雨寒のラジオ抑揚無きニュース (にゃんこ)  4 ABC、ヨシ、水尾、アイビ、

投句者はヨヨ、えっちゃんあら、ABCヒロ、ふうりん、森野、ヨシ、和談、ラガーシャツ、弥生、コビトカバ、にゃんこ、てつを、尾花、ダイアナ、ナチーサン、アイビー、ちとせ、玉虫、茶々、圓人、水尾の21名。ほかに選句参加・かをり、みにょん。 
間違い等、不都合な点をご連絡下さい。

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台風一過

昨日がお彼岸の中日で会社関係は休み。生憎の台風で当地は雨が激しく降りましたが、一転今日は朝から秋晴れ。矢勝川の彼岸花も見頃とあって大勢の人が見に来ています。彼岸花の見頃は来週いっぱいといったところでしょうか。

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アイビーの感想 その3

アイビーの感想 その3
移ろう季無言で告げし彼岸花 (和談さん)
半田市岩滑地区は彼岸花で有名なところだ。この彼岸花という植物は、それまで何の気配も無く地中に潜んでいるのだが、秋の彼岸の頃になると急に咲き出す。昨日まで何の兆しもなかったのに2-30センチ彼岸花の茎が伸び、いきなり花をつける。この不思議な習性を和談さんは「無言で告げし」と言い留めた。岩滑に住む私にはとてもよく分かる感覚だ。上五に助詞を入れて「移る季を無言で告げし彼岸花」としてはどうだろう。

双角の子宮を月光濯ぎたり (無点句)
双角子宮という言葉自体が分らない。ウイキペディアによれば、双角子宮は女性の子宮の一種の奇形で、流産・不妊になりやすいというが、正直なところ男性の私にはお手上げだ。「月光濯ぎたり」の楚辞も非常に難解だ。かくしてアイビーごときの手に負えないので降参する。なにやらただならぬ雰囲気は伝わってくるのだが。

古城跡妣の愛した月見台 (淑子さん)
曽遊の城跡を再訪したものか。かつての訪問は母が元気な時だったが、その母も今は亡い。月見台から見る月がこよなく好きだった母、そんなことどもを思い出し感懐に耽る淑子さん。折から仲秋の名月が煌々と中天に輝いている。この場合、月が出ていることが前提だ。月が無く、月見台だけがあったのでは季語にならないと私は思う。

破芭蕉とうとう八方破れかな (えのころ草さん)
芭蕉の葉は見るも無残に破れ、その無残な様を破芭蕉と称し、格好の句材となってきた。破芭蕉の究極の姿を「八方破れ」としたが、ここまで来ると開き直りに近い。「とうとう」と入れたところに作句のセンスを感じる

幾度も秋草の名を尋ねけり (ゆめさん)
私なども覚えがあるが、物の名を聞いてもちっとも覚えられない。特に印象の薄い草花となるともういけない。いきおい、何度も同じ質問をして相手を呆れさせる。ゆめさんは何歳か存じ上げないが、ここにも同類の人がいて、私だけではないのだと心強く思ったものだ。そこはかとなくユーモアが漂って来る。

秋高し丸々肥えし地域猫 (蓉子さん)
公園などによく猫が屯している。昔は野良猫と言ったが今は地域猫という。ボランティアで餌を遣る人のグループがいて、猫は餌を漁らなくても十分に食べ物がある。ボランティアの人たちは百パーセント善意でやっており、かくして猫たちは例外なく丸々と太る仕儀となる。季語の秋高しがよく生きている。

葛の蔓切りて切りても切りもなや (てつをさん)
堤防や野原に葛が蔓延る。通路まで蔓が伸び、まことに生命力の強い植物である。丁度今頃、紫色の花が咲く。中七から座五の「切りて切りても切りもなや」と「切り」の三連発で畳みかけた。読んだ時のリズム感と作者のうんざりした気分を表現して面白い。てつをさんは当句会には初参加だが、これからも宜しくお願いします。

敬老日棹物菓子を厚く切る (ABCヒロさん)
この句の肝は「棹物菓子を厚く切る」という楚辞を選択した作者の俳句センスに尽きる。高齢者に対する敬いの気持ちを諄く言わないで「厚く切る」とのみ表現した。普通に羊羹を切ったのではただごと俳句になりかねないが、紙一重のところで傑作に変えてしまう手腕は流石。特選にいただいた。

避難所へ行くも危ふし秋出水 (ヨシさん)
この稿を書いている最中に台風14号が上陸し列島を縦断し、まことにタイムリーな句となった。避難勧告が出ても、着の身着のままという訳にもいかず、準備に手間取っている間にも風雨が強くなり、近くの避難所に行くだけでも危険を感じるほどだ。大方の場合は大したことにならないのだが、その安易さが大事に至る。

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移ろう季無言で告げし彼岸花 について
 「ふうりん」さんの◎、そして「アイビー」さんの温かな感想文に出会い、私の気持ちが伝えられたと嬉しく感謝しています。特に移る季「を」と助詞を入れる助言、有り難うございました。
 暑い暑いと言っていたのにもうこんな時季なのか。忘れていた大根の種まき、白菜、キャベツ等の植え付け期を教えてくれるのです。他の花のように、咲くよ、咲くよとの気配を見せず、ある日静かに忽然と。

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かをりさん、ちとせさん、メッセージを有難うございます。実験句、まことに結構と思います。権威や大勢に制肘されず
自由に投句出来る句会は当句会ぐらいかと自負しております。どんどん実験して下さい。
ちとせさんのお説、必ずしも美しいものだけが俳句の句材ではない、私も同感です。

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葛の蔓切りて切りても切りもなや (てつをさん)
高速道や樹木に絡まる葛を見ると覆いつくしうんざりと思っていましたが
 散策の鉄路の傍に葛の花
葛も有りかなと思いました

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年09月21日 14:14)

アイビーさん、双角の子宮の句は私です。
うーん、最後に一句できなくて、暴走のコケ脅かしの句です。無点句、納得しております。

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選句鑑賞

 3 加齢てふ診断下る残暑かな (萩) 3
「様子見と加齢の二語で済ます医者」の川柳を思い出した。「加齢てふ診断」の受け止め方はそれぞれと思うが作者は「残暑」と受け止めた。医師も診断に困る程度の症状と理解してもやはりもやもやは残る。 でも秋は目前。
 
11 感情はすぐにもつれて萩の花 (ABCヒロ) 1
萩の花の花言葉は「内気」「思案」「柔軟な精神」とあった。当初一読して季語が気になったが上五、中七と読み進めストンと収まった。作者は計算づくなのだろう。季語を活かした佳作と思うが支持が無かった。

13 淡き色狭庭に散らし秋海棠  (森野) 2
秋海棠は参道などの句をよく見かけるが家庭園の句は初めて接した。一読すっと胸に収まった。何気ない風景だが作者の思いが庭の隅々まで行きわたり、秋海棠を介してふんわり一体になっている様に感動を覚えた。

23 風そよぐ白絨毯や茅道 (淑子) 2
茅は「ち」秋で「かや」のこと。白茅(ちがや)、真茅、浅茅(あさじ)、春は茅花(つばな)と歳時記にあった。辞書では、萱とともにイネ科の植物、チガヤ・ススキなどの総称とあった。いずれにしても白絨毯の茅道を心地よい秋風に身を任せる作者。まさに極楽の世界。 

28 早稲の架をこごまり往きぬ国訛り (かをり) 1
中七下五に惹かれた。特に「こごまり」稲架を潜り乍らの短い会話。家族だろうか親族か。お手伝いのお隣さんか。かをりさんの目線は常に土着の視点を保っている。無点の句では無いと思うが。

32 老い入れば老いたるように鯊を釣る (玉虫) 2
私は釣りはやらない。海の育ちだが漁師の子は船に乗るので磯釣りなどしない。ただ夕方突堤でフグを引っ掛け膨らんだ腹で遊んだ記憶はある。老いたる様にとはどのようにだろうか。知恵を働かせて場所、時間帯などを工夫するのか。いずれにしても漁果は若者に劣らないのだろう。経験で鯊の生態を知り尽くしているのだろう。鯊にとっては厄介なご仁だ。

44 古城跡妣の愛した月見台 (淑子) 5
アイビーさんのご指摘で無季と知った。月見台に惚れ込んで全く気付かなかった。今回古城跡のいい作品が並び迷ったが代表で特選に戴いた。淑子さんには推敲して無季を解消してほしいものだ。

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了解しました。有り難うございました。

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44番の句ですが、厳密には月見台は月の傍題にもなっていませんから、厳しい先生なら無季と言うでしょうね。私は厳しくありませんから、月という言葉が無くても、明らかに月が出ている情況が詠みこまれていればセーフのジャッジをします。

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鈴木花蓑展

半田市立博物館で鈴木花蓑展を開催しています。鈴木花蓑は旧半田町(現在の半田市本町)の生れで、大正時代のホトトギスで度々巻頭を取った俳人です。写生の鬼と評されるほど写生に撤した作風で知られています。期日は11月6日(日)まで。

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選句感想

アイビ-さん、お世話になりました。
初めて投句させていただきましたが、多くの方が参加されていて
沢山の力作に触れ大変刺激になりました。
これからも引き続き出来る限り参加させていただくようにしたい
と思っています。

さて、小生の選句の感想です。
自分の選んだ句がトップ1、2に入ったのが先ず大変うれしく思い
ました。
○ 国境など小さなことよ天の川
 世界で起きている戦争や紛争の原因は国境問題と宗教問題です。
 とりわけ、国境問題は有史以来延々と続いていて、これからも
 絶えることなく続くものと思います。
 しかし、皆さんも選評で述べているように天界から見れば何を
 小さなことでことで揉めているのかと滑稽に見えるかも知れません。
 ロシアのウクライナへの侵攻を見るにつけ、この句に惹かれました。

○ 鬼灯の仏花となりてより赤し
 この句はなにをおいても「仏花」が決め手になっていると思います。
 「より」の解釈は、「なって更に赤し」ととるか、「なってから赤し」
 ととるか二通りあると思います。私は前者の方にとりまとたが、いずれ
 におもいます。おもいます。

ところで、小生の句で「蜻蛉やあの日に君は朝鮮へ」について複数人から
評をいただいていますが、皆様のご想像の通りです。
私が小学3年生の時に終戦を迎えましたが、同じ村にほぼ同じ年くらいの
「金あとごん(漢字名は不明)」と言う児がいました。両親は定職がなく
貧しい暮らしをしていました。差別がひどく学校にも行っていませんでした。
私は何故かその君と仲が良く蜻蛉取りなどしてよく一緒に遊びました。
しかし、戦後しばらくして村からいなくなりました。その時は何故急にいな
くなったのか、何処へ行ったのか分かりませんでした。
後年になって、北朝鮮への帰還運動により母国へ帰ったと云う事を知らされ
ました。
聞けば、多くの人々が期待に反して、大変厳しい生活が待っていて多くの人が
命を落とした言うことを聞きました。
果たして、金君がどのような運命をたどったのか、蜻蛉を見る度に思い出され
ます。

                                  以上

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てつをさん、感想を有難うございます。切ない思い出がおありになったのですね。特定の左翼陣営に限らずマスコミの大部分も「この世の楽園」と煽りました。今となっては詮無いことながら、罪深いことです。

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そろそろ準備を・・・

  嚶鳴庵の俳句教室は28日(水)です。そろそろ準備を始めてください。

 開催場所   東海市しあわせ村 茶室 嚶鳴庵
 参加費    550円 句会終了後にお菓子とお抹茶をいただきます。
 時間     13時00分から15時頃まで
 持ち物    筆記用具、歳時記、国語辞典、電子辞書など
 兼題     秋彼岸、赤い羽根、または当季雑詠、合計5句を12時50分までに提出。用紙については規定のものが、
        ありますので当日配られます。なお席題が出される場合があります。(参加人数により変更あり)

      誰でも気楽に参加できる会です。みんなで575であそびましょ。ワイワイがやがやと、秋を楽しみましょう。

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アイビーさんと喪黒福造との間が大炎上中!

「 みんなの俳句日日草 」 https://haikukai575.bbs.fc2.com/
       で アイビーさんと喪黒福造とがチャンバラごっこ  大炎上中だ!
    これは見ておいたほうがいいぞな!   2157

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喪黒福造なる怪人物には黒幕がいると、私は睨んでいます。

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有り難うございます

アイビーさんコメント有り難うございました。
俳句は初心者です。インターネットにうとく、作法わかりませんが一言ご挨拶と思いを書かせて頂きます。
1 国境など小さなことよ天の川
天から見れば、国境など小さく感じられます。七夕伝説には諸説ありますが、遠く離れていてもひこぼしとおりひめのように心の交流があれば、隣国の争いもなくなるのでは。
2 掘るやうに担ぐがやうに踊りけり 
コロナで中止していたねぶた祭りや阿波踊りが再開し、テレビで見ても心踊る気持ち。元気いっぱいの男衆。素晴らしい体格に憧れ、今は体重減らしにフィトネスで踊っています。

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ふうりんさん、投稿有難うございます。フィットネスをやられておられるのですか。挫けずに頑張って下さい。「継続は力なり」と申します。フィットネスも俳句も。

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月の宴、句の背景

管理人さんいつもありがとうございます。自句自解をさせていただきます。

29、名月を称ふ城址の陣太鼓
43、篠笛の澄みし城址や月の宴
51、篝火の弾けし城址月の宴
私が最後に長篠城址の月の宴に行きましたのは、名古屋に豪雨が襲った前日、夕べ名月を楽しんだ空が天変地異かと思われるほどの変わり様、当たり前の様に飯田線は不通になり、ホテルの車で名鉄が利用出来る駅まで送って頂きました。
私が最寄り駅に到着して暫くしたら河和線も不通になり、あと少し遅かったら彷徨うところでした(笑)
前日の月の宴では薪能や陣太鼓、あとジャズ演奏などがあり楽しんできたのですが。

その数年前に訪れた月の宴では、「志多ら(太鼓集団)」による勇壮な陣太鼓の演奏があり、それに合わせて当時の湯谷温泉の若旦那衆が長篠の合戦のかたりを入れてくれ、松明の効果もあり、最高に魅了されたものです。

アイビーさん、萩さん、ちとせさん感想をありがとうございました。

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年09月19日 06:21)

長篠城址月の宴

29名月を称ふ城址の陣太鼓(森野さん)
特選にいただきました。 仲秋の名月の日、長篠城址に舞台を設え薪能や太鼓の奉納がありました。 篝火が焚かれ篠笛、陣太鼓にしばし時を忘れ幽玄の世界に酔ったことを思い出しました。

この時の宿では露天風呂に「ご自由にお召し上がりください」と書かれ樽酒(だったかなぁ?)とお猪口が置いてあり。
「お風呂でお酒」は危ないかなぁ? と無粋な私は思ったものでした。
39観月の御酒置かれたる湯殿かな(萩)
この時を詠んだ句です。ちとせさん、アイビーさん、丹治さん、採ってくださりありがとうございました。

引用して返信編集・削除(未編集)

お二方の句取らせて頂きました。陣太鼓の句は長篠城址での句なのですね。実際に月見の会等見られると季語を体験出来て風情を感じられていいですね。
御酒の句はその場を的確にそして静謐な感じに捉えられていて頂きました。こんな風にエピソードが聞けるのは良いですね。アイビーさんのお骨折りに感謝です。

引用して返信編集・削除(未編集)

39観月の御酒置かれたる湯殿かな  萩さんの句ですが、おっしゃる通り風呂で酒はよくありません。よくありませんがそこは酒飲みの意地汚いところで、ご自由にお飲みくださいとあれば誰に遠慮があるものか。いきおい月は二の次になりますわな、これは。

引用して返信編集・削除(未編集)
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