春鴨や運河に揺るる蔵の影 桑田隆行
梅が香や日々新しき夢を追ひ 石川里子
彫常の竜虎相撃つ朧かな 新美達夫
(5月16日 中日新聞県内版文芸サロン掲載句より)
毎月の例会後に、3句を抽出して掲載を申し込んでいますが、上記3句は2月例会で出された句です。
ということは3月、4月分が滞留してることになります。
新聞俳壇から
春愁や微笑むだけの妻見舞ふ 知多市 田上義則
(読売俳壇 矢島渚男選 入選)
喝采のからくり唐子花吹雪 西尾市 金子恵美
(毎日俳壇 西村和子選 入選二席)
揚雲雀天へその身を投げ入るる 西尾市 金子恵美
(毎日俳壇 井上康明選 入選)
いずれも5月14日
浮き沈みつつの平和や蝌蚪の国 常滑市 古川義高
作者は常滑市在住のベテラン。一見、平和に見えるが内実は紙一重のきわどいところに成り立っているのだ。それを知ってか知らずにか束の間の平和に酔いしれているかのような私たち。二物取り合わせの句だが、暗喩するところは深刻だ。(5月12日、中日俳壇高柳克弘選、特選2席)
現在、みんなのネット俳句会5月句会は選句に入っています。選句は誰でも出来ますので、是非選句だけでも参加をお願いします。
https://bbs1.rocketbbs.com/haiku575←ここをクリックしてください
投句していない人でも選句には参加できます。
「半田俳句教室の掲示板」の発足おめでとうございます。
今後のご発展をお祈りいたします。拝見するのを楽しみにしております。
みんなのネット俳句会会員 ナチーサン
とりあえず容れ物だけ作りましたが、さあ何から手を付けてよいやら。五里霧中と言ったところです。書き込みは会員に限りませんのでどなたが発言しても構いません。自由に活用して下さい。今後ともよろしくお願いします。
初音聞く我も過客の一人かな 鈴木黄磁
過客は旅人のこと、「奥の細道」の冒頭の一節はあまりも有名だ。常滑市の俳壇の重鎮である作者の流石の一句。初音という具体的な事象に配するに、心象をもってきたあたり、手慣れた職人芸をみるようだ。
(5月9日の中日新聞地方版文芸サロン掲載句より)
半田俳句教室の掲示板が出来ました。俳句に関することは勿論、日常の些事まで、あらゆる事柄を取り上げます。皆様の積極的な発言を待っています。会員以外の方の発言も歓迎します。
新樹俳句会の矢浦様より、ご丁重なご挨拶ありがとうございます。今後ともよろしくご指導ねがいます。
新しい掲示板へのエールを頂戴し、いたみいります。杉浦けんじ代表の下、会員一同研鑽に励む所存です。将来的には地元俳句愛好者が大同団結し、有機的な事業がやれたらなあと思っています。私自身について言えば、所属結社こそありませんが、新樹俳句会、半田俳句教室、常楽寺俳句会、嚶鳴庵俳句会に所属するほか、みんなのネット俳句会の万年世話役と、なかなかに多忙です。
半田俳句教室掲示板が新設されましたこと。心からお慶び申し上げます。
会の陣容が強固になり、新たな一歩を踏み出されましたね。
掲示板並びに今後の教室の隆盛をご期待いたします。
半田俳句教室の今後の月例会のご案内をします。お試し参加歓迎。
5月27日(月)
6月24日(月)
7月29日(月)
いずれも月曜日 於・雁宿ホール2階学習室(名鉄知多半田駅西)
午後1時より入場可、午後1時半投句締切り
当季雑詠7句、会報掲載用4句
会費500円 正式に入会される方は6か月分(3000円)前納