元俳人協会会長で俳誌「狩」の主宰だった(後継誌「香雨」)鷹羽狩行先生が、先月逝去されていたことが明らかになりました。93歳でした。機知に富んだ知的な俳風で知られていました。ご冥福をお祈りします。
代表句
天瓜粉しんじつ吾子は無一物
摩天楼より新緑がパセリほど
ことごとく秋思十一面観音
みちのくの星入り氷柱われに呉れよ
スケートの濡れ刃携へ人妻よ
人の世に花を絶やさず帰り花
化粧馬裸に戻し祭了ゆ 松浦夕童子
松浦夕童子(せきどうじ)先生は明治40年、広島県に生まれた日本画家。戦時下、中島飛行機の徴用工として半田市に移り住む。終戦後も半田市に居を構え、画家としての傍ら俳句創作に勤しむ。半田俳句教室の創立者されたほか、俳句結社「天狼」(主宰・山口誓子)にも所属。中日俳壇年間最優秀句に2回、俳人協会朝日新聞社賞等を受賞された。昭和57年3月31日、逝去された。標記の句は先生の還暦を祝い地元の句友が建てた句碑で、現在は長女の育世さんが住む半田市前田町の磯部邸の庭にある。
松浦夕童子先生の句碑
半田市を含む知多地方の祭りと言えば、山車を曳きまわす山車文化が大部分である。西三河の「おまんと」の駆け馬文化と好一対をなす。ところが、西三河と交流が深い東浦町、大府市は駆け馬文化圏に属する。半田市でも平地と言われる地区だけは、どういう訳か山車ではなく、駆け馬の祭りである。平地は亀崎と乙川の中間に位置し、夕童子先生の旧居のあった前田町は平地に属する。もっとも、夕童子先生ご自身は亀崎の潮干祭りを題材にしを題材にした句を沢山残しておられるのだが。平地の駆け馬は長らく途絶えていたが、十年ほど前に復活したと聞く。
1971年頃に我家は北海道で車を持ちました。
北海道の道を内地の人の主人は、嬉嬉として走りました。
期限付きの北海道暮らしの間にアチコチ行っておきたかったのでしょう。
転勤で内地に来てからも、実家の三重県始め車の移動が多かったのですが
病気を得て免許返上。それに付き添って行って、ついでに私も免許を返上。
その決断が良かったのかアカンかったのかは、神様のみの知るところ。
おかげで、半田俳句教室勉強会に押し掛けて勉強させて頂く月に一度は、電車に乗り降り出来ます。
今や無人駅となった駅では、manacaにチャージも出来るように。
出来ないんじゃない、やらないだけ!は本当で。
面白くウロウロしています。
これからの予定としては、半田のレンタサイクルで、街巡りにチャレンジする事。
マイヘルメット持参で暑くなる前に実行出来たら良いな~
自転車吟行。良い句材見つけたいな~
それよりネット句会の五句!
急ぎます。
玉虫さんは日本全国を回られたと伺っていますが、そういうこともあって何かにつけ前向きなんですね。前向きを通り越してアグレッシブです。半田俳句教室、ネット俳句に新風を吹き込んで頂けるものと期待してます。レンタサイクル、いいですね。半田俳句教室の例会の出句7句のうち、私は地元知多半島の風物にちなんだ句を必ず1句以上出すように心がけています。よい句材が拾えるといいですね。
5日(水)から「みんなのネット俳句会」が始まります。是非、投句して下さい。
1 当季雑詠5句まで
2 適当なハンドルネームを考えて下さい。
3 普段の句会では躊躇するような冒険句も、匿名の気楽さで出される人もいます。
4 投句されたら、必ず選句も忘れずに。
詳しい要領は、
https://bbs1.rocketbbs.com/haiku575←ここをクリック
半田俳句教室はJR半田駅と名鉄知多半田駅に俳句作品を展示するギャラリーがあります。おおよそ一か月に一回のペースで、作品を入れ替えています。今朝も作品を新しいものに入れ替えてきました。
JR半田駅
白日傘回す砂丘の峰に立ち 眞寿美
頼まれて嬰抱く力士梅雨晴れ間 達夫
名鉄知多半田駅
立山を借景として男滝かな 隆行
遠山に白の眩しき夏の雲 倶子
泥つけて田植機帰る夕間暮れ けんじ
「富士山を詠む」俳句賞のご案内
期間 7月1日~9月30日 (入選発表は来年1月)
主催 富士宮市
投句料 無料
選者 嶋田麻紀先生ほか
送り先 〒418-8601 静岡県富士宮市弓沢町150番地
富士宮市教育委員会 教育部 文化課「富士山を詠む」俳句賞担当
webからも投句出来ます。
投句する前に主催者のホームページで確認しましょう。
「富士山を詠む」俳句賞
去年の最優秀句
もう一度みなで富士見て卒業す 東京都 久塚謙一
今日はお疲れさまでした。久しぶりに倶子さんのお顔も見えて、メンバーが揃いました。あとは眞寿美前代表の元気なお顔が見えれば言うことは無いのですが。
アイビーの句より 老鶯や童話の森をほしいまま
新美南吉記念館のある一画は中山という入会の山でしたが、童話の森と改称し市民に開放されています。今、鶯がひっきりなしに鳴いています。時折、谷渡りと称するけたたましい鳴き方も聞くことができます。鶯は春の季語で、夏は夏鶯、あるいは老鶯と言います。杉田久女の名句
「谺して山ほととぎすほしいまま」のフレーズを借りて作ってみました。
公募俳句のお知らせ
第3回天下布武岐阜俳句大会
締切り 6月1日~7月20日 10句まで
応募要領
https://gifu-sishoren.com/←ここをクリック
公募俳句のお知らせ
ねんりんピックはばたけ鳥取2024 俳句交流大会
締切り 6月30日 web応募可
応募要領
https://nenrin-tottori2024.jp/recruitment/2906/←ここをクリック