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夏のミニ句会を開催します

夏のミニ句会を開催します。下記の開催要領に従い奮って投句して下さします

2025夏のミニ句会・開催要領
1・投句期間  5月10日(土)~5月20日(火) 兼題句1句を含め当季雑詠4句
2・兼題    麦の秋 または「海」を詠みこんで
3・清記&選句 5月11日(水)~5月30日(金) 選句要領は後報
4・結果発表  5月31日(土)

編集・削除(編集済: 2025年04月25日 12:14)

秋の句会を開催します

ご案内のように次回・秋の句会もアイビーが幹事を務めさせていただきます。開催要領を発表します。奮って投句願います。レギュラーは勿論、新しい仲間を歓迎します。

2024秋の句会 開催要領
① 当句期間 10月1日~10月15日
② 投句数  兼題句1句 当季雑詠5句 計6句
③ 選句期間 10月16日~10月25日
④ 結果発表 10月26日頃
⑤ 兼題予告 虫、虫時雨   または漢字「夫」「妻」を詠みこんで

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雑感

交流俳句も随分長くなりました。当初からのメンバーの正丸さんが投稿されなくなって久しいのですが、お元気にお過ごしでしょうか。泉也さん、新之助さん、野の風さん、てつをさん、それに私アイビーの5人で固定されたメンバーも結構ですが、ここらで新しい血を入れなければ句会として発展を望めません。皆さんのお知り合いで俳句に興味のある方に、是非参加されるよう勧めていただきたいと思います。

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選評

アイビ-さん、句会の進行ありがとうございました。
皆さんの投稿、興味深く読ませていただいています。
以下、私の選評です。

1、立ってないでそこの誰やら踊りやんせ
  よく見かける景色です。それをそのまま話し言葉で句に仕立てのが成功しています。
 アイビ-さんの評に同感です。
 踊りの輪に入りたいのに勇気がなくて入れなかったのが、この一言ですんなり入るこ
 とが出来た。踊りに興味がなかったのだが、この一言で無理矢理入れられ、それが思
 いのほか楽しくそれ以降病みつきになったとか、踊りのこと以外の世界でもよくある
 話です。

5、故郷の心をつなぐ踊唄
  踊唄にはそれぞれの地方で歌い継がれてきたものが沢山あり、それぞれ独特の節回し
  や文句がその地域の文化でありそこに住む人の魂のようなものです。
  私の生まれ育った大阪南部の泉州地域には「佐野くどき」と言う盆踊り唄があります。
  掲句のように、まさしく地元の人たちの心と心をつなぐ踊唄です。

10、秋暑し買い物一つ忘れけり
   秋と言うのに猛暑が続く日々にうんざりしています。秋暑しどころではありません。
  身体はもとより頭脳も思考停止したままです。メモをして持っていったのにそのメモ
  を見るのを忘れる始末です。当節ぴったりの句です。

13、手を叩くところで揃ふ盆踊
   今回、兼題の句がそれぞれ味のある佳句ばかりでしたが、中でもこの句は秀抜です。
  よく観察されていて正に良いところに目をつけられたものだとつくづく感心しました。
  実際の踊りの場面が目に浮かんできます。

                                      以上
 

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盆踊りの句を取り上げていただ有難うございます。過分なお褒めにあずかり恐縮しております。

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感想

野の風です。

野の風の感想

逢えばみな残暑嘆くに始まりぬ(泉也)  
本当に泉也さんが言う様に今年の夏は暑い日が続いています。知人と会っては先ず暑さを嘆きます。そのものずばりの俳句ですね。

公園に機関車据わる忍草(新之助)  
私の家の近くにも古い蒸気機関車のある子供たちのための交通公園があります。子供たちを乗せるミニ機関車も走らせており、休日には子供たちで賑わいます。
 新之助さんの地域の公園には忍草(忘れ草)が咲いているようですが、機関車と忘れ草それも又情緒がありますね。

手を叩くところで揃ふ盆踊(アイビー) 
津軽には「どだればち」という盆踊りがあり、「どだればち」とは津軽弁で「どこのどいつ」という意味であり、ちょうどこの俳句のように手のたたくところでみんなの踊りがそろいます。興味のある方はネットで『どだればち』(津軽甚句)を検索してみて下さい。

露天湯に舞ひのもてなし赤蜻蛉(てつを)
 露天湯に入ったら赤トンボ飛んできた。舞のもてなしの表現が良いですね。

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早速YouTubeで津軽甚句どだればちを拝見しました。太鼓の鳴り物も入って、随分、本格的なものですね。

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自作あれこれ

アイビーさん
この度はお世話様でした。
いつもの泉也の自作あれこれです。

立つてないでそこの誰やら踊りゃんせ
「踊り」とでれば浮かぶのは「盆踊り」。丹波の山奥の村、昭和20年代、娯楽と言えば盆踊り。部落の老若男女が寺の境内にを櫓を組み「福知山音頭」。初めて母に連れられ行った時、母は踊りの輪に入っていましたが私、もじもじ。するとおばさんが「トオルちゃん立つて内でこちらに来なさい」と誘ってくれ輪にはいりました。、最初は人の真似でしたが、次の年からは夢中に。この想い出を俳句にしました。セリフだけと「踊りやんせ」が季語として通用するかが心配でした。この句沢山の選を頂き、通用したんだと。皆さん選有難うございました。
 こんな句も昔詠みました。 更けゆくに二重が三重の踊りの輪

留守の間に部屋に居坐りをる残暑
この句俳句的には「部屋に居坐る残暑かな」なのですが「残暑かな」が私には残暑を賛美しいいるように感じたので「この憎き残暑」の意を込めて「居坐りをる」としました。

新涼やネットで探す旅プラン
一寸涼しくなると、どこか旅行したいと思うのですが、もう年のせいで「足腰が言う事を聞いてくれない」状態なのでせめてと会津城・松島・上高地などをネットで探し楽しんでいます。それを「旅をするため」と発句しました。

逢えばみな残暑嘆くに始まりぬ
句意ははっきり。今年の夏は殊の外暑い、それに歳も加わり余計暑く感じています。「嘆きに始まりぬ」がもうつとつでした。

台風10号ノロノロで各地で豪雨。会員の皆様大丈夫だったでしようか。被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。

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新涼やネットで探す旅プラン

実際に旅行をしたか否かは問題ではないと思います。秋になったので、どこか旅行へ行くプランをあれこれ考えることが楽しいのです。少し涼しくなったなあ、どこかへ行きたいなあ、という気分はよくわかります。

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アイビーの感想

アイビーの感想です。

立つてないでそこの誰やら踊りゃんせ 泉也さん
泉也さんの実体験に基づいた句のようだが、会話のやり取りをそのまま俳句にしたのがとても新鮮で、いい味を出していると思う。泉也さんの口語俳句は珍しいが成功した。

川原の馬の調教秋高し 野の風さん
河川敷の広いスペースで、馬の調教をしているところに通りかかった作者の野の風さん。調教師の手慣れた馬の扱いに見惚れるばかりだ。季語の「秋高し」がよく利いている。

秋暑し買い物一つ忘れけり 新之助さん
私にも身に覚えがあるが、ついうっかりが多々ある。若い頃は絶対に無かったことだ。奥さんに頼まれた買い物、メモを見ながらの買い物だが、案の定一つ買い忘れた。残暑がことのほか厳しい。

再開の目処なき村の盆踊 てつをさん
能登の大地震、今なお復旧がままならぬ地域がある。早く元の暮らしを、と思うがその目途も立っていない。そんな中、盆踊りの開催に漕ぎつけた。盆踊りを通じ、地域の絆を再確認したことでもあった。

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選句の感想

新之助です。
アイビーさん、秋のミニ句会の幹事お疲れ様でした。
また、今回の句会での高成績の泉也さん、アイビーさん、おめでとうございます。

では、小生の選句の感想を述べさせて頂きます。
他の皆様の感想、自作の背景など、是非聞きたいです。

☆立つてないでそこの誰やら踊りゃんせ(泉也)
他の皆さんに呼びかけている俳句、俳諧味のある楽しい句を感じました。

☆故郷の心をつなぎ踊唄(野の風)
地域の盆踊りでは、お馴染みの方々との顔を合わせた折、「お久し振り」とか「又、飲みに行きましょう」等の会話も出て、郷土の方々との心のつながりができます。その様子が端的に詠われていると感じました。

☆手を叩くところで揃ふ盆踊(アイビー)
ずばり、「その通り」と感じました。

☆露天湯に舞ひのもてなし赤蜻蛉(てつを)
旅先で、露天湯に入ったら、そこに赤トンボのお出迎え、「秋がきたのだ」と感じた
作者の気持ちが楽しく詠われていると感じました。

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秋のミニ句会を終えて

皆様のご協力で秋のミニ句会は無事終了しました。厚く御礼申し上げます。また、いつものように自句自解、感想等の活発な書き込みをお願いします。

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年09月01日 20:08)

選句の誤記について

新之助です。
アイビーさんの今回の選句では、Cブロックの選句は10の1句しかなく、Dブロックの13の選句はご自分の句に相当しますので、
規則違反となる誤記かと思います。お手数ですが、ご検討下さい。

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おっしゃる通りで、13は12番の誤りです。失礼しました。

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結果発表

結果発表
秋のミニ句会の互選結果を発表します。
今回のトップはアイビーの「盆踊」の句で7点でした。総合点では泉也さんとアイビーがともに13点でした。
個別の選句経過を下に記します。

2023夏のミニ句会互選結果  特選2点、並選1点で計算。
Aブロック 泉也 13点
1 立つてないでそこの誰やら踊りゃんせ  ◎てつを、野の風、新之助、◎アイビー、➅
2 留守の間に部屋に居坐りをる残暑
3 新涼やネットで探す旅プラン      てつを、野の風、新之助、アイビー、④
4 逢えばみな残暑嘆くに始まりぬ     ◎野の風、アイビー、③

Bブロック 野の風 11点
5 故郷の心をつなぎ踊唄    てつを、泉也、新之助、アイビー、④
6 風の萩大うねりしてみぎひだり  てつを、泉也、新之助、③
7 後戻りして香にむせぶ金木犀  泉也、①
8 川原の馬の調教秋高し  てつを、新之助、アイビー、③

Cブロック 新之助 11点
9 気はあれど郡上踊りはもはや無理  泉也、①
10 秋暑し買い物一つ忘れけり  てつを、◎泉也、野の風、◎アイビー、➅
11 公園に機関車据わる忍草  てつを、野の風、②
12 野良猫の臆せぬ姿女郎花  野の風、アイビー、②

Ⅾブロック アイビー 13点
13 手を叩くところで揃ふ盆踊  ◎てつを、泉也、◎野の風、◎新之助、⑦
14 木曽谷の空を狭めて天の川  てつを、泉也、新之助、③
15 稚魚群れて物のかたちに秋の川
16 その後の噂も絶えし鳳仙花  泉也、野の風、新之助、③

Eブロック てつを 9点
17 再開の目処なき村の盆踊 アイビー、①
18 露天湯に舞ひのもてなし赤蜻蛉  野の風、◎新之助、アイビー、④ 
19 がらんどになりし座敷に秋の風  泉也、新之助、②
20 手をとりて八十路歩むも生身魂  泉也、野の風、②

間違いその他不都合な点をご連絡下さい。

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