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トリッチ・トラッチ ポルカ(Tritsch-Tratsch-Polka)を集めて

 「トリッチ・トラッチ ポルカ」は、ヨハン・シュトラウス2世が1858年に作曲したポルカ・シュネル(速いポルカ)で、現在は、器楽で演奏されることが多いですが、もともとは合唱つきで、ウィーン少年合唱団などのレパートリーとして残っているのはその名残です。日本においては、小学校の運動会の徒競走などでよく流される曲でもあります。やはり、ドイツ語圏の少年合唱団がよく採り上げています。
 ここでは、1969年のウィーン少年合唱団が私服で歌ったもの等をご紹介します。この時代は、ヨーロッパにおいて半ズボンは健在であることがわかります。

ウィーン少年合唱団(1969)


ウィーンの森少年合唱団

聖フロリアン少年合唱団

テルツ少年合唱団

ヴィルテン少年合唱団

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ニコラス・シリトーの歌を集めて

 ニコラス・シリト―は、1984年に1枚のLPを残していますが、どの曲も、高く細く鋭い歌声の特質がよく現れています。以前、英語で歌われた「歌の翼に」をご紹介しましたが、本日は、それ以外の各国の曲をご紹介します。
ニコラス・シリトー 「子守歌」(ブラームス)  


ニコラス・シリトー 「アヴェ・マリア(バッハ=グノー)」

ニコラス・シリトー 「シルヴィアに」(シューベルト)  

ニコラス・シリトー 「お前の歩み行くところ」(ヘンデル)

ニコラス・シリトー 「天使のパン」(フランク)

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「青葉の笛」と「里の秋」

先週「おたずね」で問い合わせた映画における『無法松の一生』(1958)において、「青葉の笛」を独唱する少年と『男はつらいよ 寅次郎真実一路』(1984)において「里の秋」を独唱する少年の名前を映画通でもあるノースエンド氏が調べてお知らせしてくださいました。
 ところが、著作権の関係等もあって、映画の一部や予告編はあるのですが、ネットにはその歌の場面が流れていないので、お聞かせすることができません。それどころか、「青葉の笛」は、ボーイ・ソプラノによる独唱の動画・録音もない状態です。村田英雄が歌った「無法松の一生~度胸千両入り」なら、あるんですがね。 
 川田正子は、「里の秋」を創唱した童謡歌手です。「YouTube で見る」をクリックしてご鑑賞ください。なお、YouTubeのコメントで、こういう歌を、高齢者施設等での歌唱にどうぞ・・・という紹介がありましたが、こういう意見はいかがなものかと思います。こういう歌こそ、歌い継いで、次世代の人々に新たな命を吹き込むことこそ大切だと思います。
 詳細は、「おたずね」のコーナーをご覧ください。外国映画は、国や作成された年代順に並べ替えるというよりもジャンル別で年代順に並べ替える方がわかりやすいかもしれません。また、日本映画については、歴史的な経緯をまとめて年代ごとに並べ替えてご紹介するほうがよいのではないかと考えるようになりました。

小鳩くるみ「青葉の笛」  


安西愛子「青葉の笛」   


川田 正子 「里の秋」

金沢少年合唱団 「里の秋」

長野 由侑 「里の秋」   


 さて、話は変わりますが、日本の少年合唱の制服の章は、世界の制服導入について加筆し、日本については、①半ズボンを加筆し、②ソックスを採り上げました。特に、日本の少年服において、半ズボンとハイソックスは、その盛衰に、運命共同体的なことを感じました。
 なお、京都市少年合唱団の男子の制服のネクタイがストライブに変わっていたので、絵を加筆しました。ネクタイの本当の色は、遠景しか見ていないので、細かいところまではよくわかりません。

ところで、1月17日、フランスのマクロン大統領は1月16日、約100の公立学校で制服を試験的に導入する方針を発表しました。マクロン大統領は、「制服は、家庭間の格差を解消するとともに、各自が尊重される環境をつくり出す。今年から任意の約100校で試験的に導入する」とし、良好な結果が出れば、2026年から全国で導入すると述べました。
 実現すれば、フランス本土のすべての公立学校で初めて制服着用が義務付けられることになります。マクロン大統領は「私たちがもっと団結し、価値観や共通の文化を共有し、教室や街頭、公共交通機関や店舗で互いに敬意を持つことを学び直せば、フランスはもっと強くなる」と述べ、教育の重要性を強調しました。
 「すべての世代のフランス人が共和国の意味を学ばなければならない」として、新年度から、学校での市民教育を2倍に増やすと明言しました。さらに、小学校から全児童にフランスの国歌「ラ・マルセイエーズ(La Marseillaise)」を必ず学ばせることに賛成するとも述べました。

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サンフランシスコ少年合唱団の歌を集めて

 マイケル・バネットが、少年時代に所属したサンフランシスコ少年合唱団は、オペラ出演もあることから、当然クラシックの曲も演奏しますが、映画音楽などいかにもアメリカらしいパフォーマンスのある曲も演奏します。さすがは、エンターテインメントの国だなあと思います。ヨーロッパとアメリカの少年合唱団を比較すると、大きな違いがあることに気付きます。
サンフランシスコ少年合プロモ-ションビデオ  


サンフランシスコ少年合唱団「アメリカ」 
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サンフランシスコ少年合唱団 オペラ『トゥーランドット』より 

サンフランシスコ少年合唱団​「ピンクパンサー」 
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サンフランシスコ少年合唱団「スパイダーマン」 

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ボーイ・アルトの名手は珍しい

映画『カラオケ 行こ!』のレポートは、どこまで書いてよいか迷いました。観た人だけにわかる話ですが、「終始裏声が気持ち悪いです。」は、努力と工夫によって修正のしようがあっても、「カスです。」は、どう修正すればよいのでしょうか?
 こんなことめったにないのですが、この映画の公式ビジュアルブックを買っちゃいました。岡聡実役を演じた今(映画撮影時の1年後)の齋藤潤にはそれほど興味ないのですが、どんなジャンルでもいいから、2~3年前の斎藤潤の歌声を聴いてみたいなと思ったりして・・・
 このホームページでも、「映画」のコーナーで、変声期を扱った作品を採り上げています。日本では、『独立少年合唱団』ぐらいですが、外国では、『青きドナウ』『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』『アーモンド(原題「Byeonseong-gi(変異)』などいくつかあります。しかし、『カラオケ 行こ!』は、それとは違う角度から、少年の変声期を描いた作品です。

ミュージカル『ビリー・エリオット』の再々演子役メンバーも決まったようです。今回のビリー役は、幼い時からバレエをやっていた少年たちが選ばれたようです。ビリー役もマイケル役も一生で1回ではありませんが、数か月間の間しかできない役です。

映画『無法松の一生』(1943)の学芸会で澤村アキヲ(長門裕之)演じる吉岡俊雄が唱歌「青葉の笛」が歌ったシーンは、戦後GHQにより、それを含む一部が削除されました。しかし、稲垣弘監督は、完全版を撮るために1958年にリメイク版を製作しましたが、この吉岡俊雄役の子役の名前が不詳です。
 また、『男はつらいよ 寅次郎真実一路』の中で歌われた「里の秋」も、なかなかよい歌を歌っていますが、歌っている子役の名前が不明です。ご存じの方は、ぜひ情報提供をお願いします。

 今回採り上げたマイケル・バネットは、ボーイ・アルトですが、世界のソリストの中で、ボーイ・アルトの名手は、ペーター・シュライアーをはじめ、ボーイ・ソプラノと比べてわずかです。ただ、古典的な宗教曲よりも、現代的な歌にあった声質です。
マイケル・バネット 「シューベルトの野ばら (Heidenröslein)」 


マイケル・バネット 「ダニー・ボーイ(Danny Boy)」 

マイケル・バネット 「さあ、お嬢さんもお嬢さんも(Come Lasses And Lads)」 

マイケル・バネット 「ダウン州のスター(The Star of the County Down)」 

マイケル・バネット 「柳の歌 (The Willow Song)」 

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「ローレライ」

 「ローレライ (Loreley)」の少年あるいは少年合唱をネットで探してみましたが、ありました。日本では、ジルヒャー(Phillipp Friedrich Silcher 1789~1860)が作曲したものが有名ですが、この詩にはフランツ・リストやクララ・シューマンなども曲を付けています。同じ詩なのに、全く違う曲に仕上がっています。ジルヒャーは、「菩提樹」も作曲しているようです。
 同じ詩に多くの作曲家が作曲した例は、ゲーテの詩「野ばら」が有名です。30年ぐらい前はこの詩に88曲あると言われていましたが、現在は94人の作曲家による100曲の『野ばら』があるそうです。

アダム・ウロセビッチ(Adam Urosevic ウィーン少年合唱団)  


クナベンコール カペラ ヴォカリーズ(Knabenchor capella vocalis) 

リチャード・ボンソール(Richard Bonsall) 


リスト作曲の「ローレライ」 ディートリッヒ・フィッシャー・ディスカウ(バリトン) 

クララ・シューマン作曲の「ローレライ」  ディアナ・ダムラウ(ソプラノ) 

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「歌の翼に」聴き比べ

 少し遅くなりましたが、今年の別の新企画としては、昨年末に「きよしこの夜」を聴き比べたように、ボーイ・ソプラノあるいは少年合唱で歌われた内外の名曲を集めて聴き比べるというこの「掲示板」の特性を生かした特集を考えています。

新春第1弾は、メンデルスゾーンの「歌の翼に」です。「歌の翼に」は、ハインリヒ・ハイネが1827年に発表した『歌の本』(Buch der Lieder)にある詩ですが、メンデルスゾーンの歌曲としては、世界的にもよく知られています。ハイネは、その詩が当時の作曲家に多く作曲されていますが、ジルヒャーの「ローレライ」は、日本では、近藤朔風の詞が有名ですが、最近あまり歌われていませんね。特に、少年合唱では。よし、探してみるぞ!!

 「歌の翼に(Auf Flügeln des Gesanges  On Wings of song)」
ニコラス・シリト―(Nicholas Sillitoe)


ウィーン少年合唱団(Wiener Sängerknaben)

マックス・エマニュエル・ツェンチッチ(Max Emanuel Cencic) 

アンドリュー・マレン(Andrew Mullen)    

栗原一朗
   

 栗原一朗のボーイ・ソプラノが一番美しい時期に、コンサート会場でその歌に接することができたことは、このホームページを開いていて、一番幸せなことの一つだったと思っています。

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『The Chorus of Angel 天使のコーラス』に収められた曲を探して

 『The Chorus of Angel 天使のコーラス』に収められた曲をYouTubeで探して4曲、ここにリンクします。
フォーレの「レクイエム」 より「ピエ・イエズ」(アンソニー・ウェイ) 


アイルランド民謡「歌わずにはいられない」(コナー・バロウズ セント・ポール大聖堂聖歌隊) 

映画『タイタニック』より「My Heart Will Go On」(ウィーン少年合唱団) 

Stay with me (リベラ) 


 久保陽貴は、大学受験に専念するため、今後約1年あまりはコンサート活動から離れます。「カラオケバトル」には、四天王の一人なので出演するようですが。従って、「日本のソリスト」については、今後テレビ出演があれば加筆することにします。このホームページのYouTubeのコーナーでは、その理念から、変声前の歌声を中心にリンクしています。なお、【カラオケバトル公式】カラオケ日本一の高校生 久保陽貴 歌唱まとめをYouTubeとしてアップしていますし、「銀の龍の背に乗って」は、773万人以上が視聴しています。

 植木 壱太の「ブカブカパジャマ」は、ブカブカのパジャマを着て雰囲気も出し、歌詞に感情を乗せて表情豊かな歌だと思いますが、入賞には届かなかったようです。この辺りは、審査員の好みの問題もあるかと思います。
植木 壱太 「ブカブカパジャマ」 


貞松響が、ラーメン屋のアルバイトをしていた番組、何だったかなと思って探してみたら、テレビ東京系列の『マジか その後の人生 栄光を掴んだ天才10人 今を大追跡SP』(2017/12/05)であることがわかりました。なお、この番組では、ウィーン少年合唱団では、在団中に変声期が訪れる日を「ブラック・デー(Black day)」(ドイツ語なら「シュバルツァー・ターク Schwarzer Tagになるのかな?)と呼ぶそうですが、貞松響は、卒団の14歳までにその日を迎えることなく、ウィーン少年合唱団を卒団したそうです。(かつては、変声期を迎えると退団という時代もあったそうですが、今ではそういうことはないようです。)ウィーン少年合唱団の来日公演を鑑賞していても、特にアルト側の何人かは、変声期を迎えているように感じます。そういう団員は、負担軽減を兼ねて打楽器担当などもしています。なお、映画『青きドナウ』のように、指揮をさせてもらえる変声期を迎えた団員はいないようです。
貞松響がウィーン少年合唱団の一員として、帰国公演を行ったとき、アンコールでアルゴリズム行進をしたことが忘れられません。これは、当時日本で流行していたので、来日用に練習して公開したのでしょうが、この映像は残っているのでしょうか。アルゴリズム行進の映像だけなら、いくつも残っているのですが・・・ 

 映画『カラオケ 行こ!』を観てきました。原作が漫画で、現実にはあり得ない話だとは思いますが、観ているうちにだんだん引き込まれていって・・・この映画のレポート、来週公開予定ですが、特に、「山場」について書けば、それだけで、まだ鑑賞していない人の妨害になってしまいます。
 来週、レポートを公開しますが、合唱部部長の中学生 岡聡実が変声期に悩んでいるところから、この少年は中学に入学した頃どうだったのだろうなどと想像力を働かせてみました。本を読んでも、映画を観ても、想像力を働かせることは、行間を読むという意味でとても大切だと思います。

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石嶋天風の近況

ウォルト・ディズニーの『青きドナウ Almost Angels』(1962) の中で、トニーが独唱するヨーゼフ・フォン・エイブラー(Joseph von Eybler (1765 -1846) )の“Omnes de Saba venient”の独唱をしているのが、ブルックナー・コアの石嶋天風君であることがわかりました。アマールを演じたのは、約1年前なので、成長していることがわかります。(カペルマイスターは、おなじみのマノロ・カニン先生です。)

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新村京介の歌声を追って

 新村京介の歌声は、YouTubeにその歌う姿が残されていますので、追いかけて視聴することができます。これから、数年間あるいはそれ以上その歌声を追いかけることができるので、期待を込めてその成長を見ていきたいと思います。
新村京介(5歳)「ウルトラマンの歌」


新村京介(小1)「ともだち賛歌」   

新村京介(小2)「てるてる坊主・ツビレグ ツブレグマーチ」 
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第1回全日本こどもの歌コンクール全国大会  42:07~46:00【ベヒシュタイン賞】
新村京介(小2)「てるてる坊主」    


新村京介が第38回童謡こどもの歌コンクールグランプリ大会で歌った「てるてる坊主」日本の古い童謡であると共に、現在はオペラの演出家をしている粟国淳が、幼年時代にイタリアの子どもの歌のための国際歌唱コンクール「ゼッキーノ・ドーロ」で歌って入賞した曲でもあります。粟国淳やゼッキーノ・ドーロについては、また近日詳しくご紹介します。

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