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「おたずね」コーナーに掲載している長編映画「ポズナン・ナイチンゲール」は、字幕もなく、ポーランド語がわからないので、セリフやストーリーは理解できませんが、歌の部分は、親しみが持ている曲が歌われており、その部分だけでも楽しめる演奏です。
長編映画「ポズナン・ナイチンゲール」のパート 1
長編映画「ポズナン・ナイチンゲール」のパート 2 &t=261s
ポズナン・ナイチンゲールは、ポズナン・フィルハーモニー少年合唱団とも呼ばれ、かなり以前から最近までのYouTube映像が公開されていますが、音楽的には、指導者が師弟間で引継ぎされています。なお、ポーランドには、ナイチンゲールという名を団名につけた少年合唱団がいくつかあります。制服は1990年代に半ズボンから長ズボンにされたのではないでしょうか。
ポズナン ナイチンゲール ステレオ カラー 1987年 &t=493s
美しい乙女のとき 1993年
ラウラテドミヌム(グノー) 2012年
今日は、制服(ステージ衣装)を観ながらお話ししましょう。さて、令和2(2020)年に放映されたNHK朝ドラの古関裕而をモデルにした『エール』の最終回の特別編「エールコンサート」では、出演した子役の男子が半ズボン・白ハイソックスという衣装(写真右下)で「とんがり帽子」を歌いました。当然のことながら、この歌がラジオで放映された時期の少年の服装ではありませんでしたが、短い半ズボン制服が衰退した今、かえって新鮮に感じました。少年時代の佐藤久志役(歌手の伊藤久雄がそのモデルが当時も豊かな家に生まれ、みんな和服の時代に一人だけ洋装で半ズボンに蝶ネクタイ姿で登場)を演じた山口太幹だけが、この日も、一人だけ蝶ネクタイというところも面白いです。なお、小学生あるいは小学3年生までの制服を半ズボンにしている少年合唱団(隊)は、イラストで示したようにように現在も存在します。
『エール』の最終回の特別編「エールコンサート」
東京オリンピックがあった昭和39(1964)年に東京少年少女合唱隊が訪米公演したエド・サリバンショーの記録フィルムが残っております。あえて、和装で日本の文化を伝えようとした意気込みを感じます。このときの訪米メンバーの方は、ご存命の方も多いと思います。
「スワニー」
「さくら」
広島少年合唱隊の1998年~2008年の活動のダイジェスト映像です。旧制服や、海外演奏旅行の際は、和服での演奏も、その文化を知るという意味で人気があり、また、最近の人気レパートリー「カンタール」の原曲の振り付けの原型を見ることができます。
フレーベル少年合唱団の制服の変遷を描いたCDジャケットです。どれが古いもので、どれが現在使われているものかお分かりですか。
4月2日には、グロリア少年合唱団の第60回定期演奏会が開催されました。グロリア少年合唱団の演奏は、CD・DVD化されまたものもありますが、YouTube動画にはほとんど公開されていません。
しかし、海外のYouTubeチャンネルには過去の演奏を鑑賞することができます。かなり以前の演奏ではありますが、宗教音楽こそが、グロリア少年合唱団の特質です。しかし、定期演奏会では、年によっては、音楽劇を採り入れるなど、団員の資質を開花させる可能性を探る試みもしています。
グロリア少年合唱団 「ラウダーテ」 Laudate(Kondo).wmv
グロリア少年合唱団 「テ・デウム」 Te Deum.wmv
3月30日(土)8:30~ BSテレ東で放映された『エンター・ザ・ミュージック』のアンドリュー・ロイド=ウェバー「レクイエム」視聴されましたか?マックス・トーマスのボーイ・ソプラノ、14歳というボーイ・ソプラノとしては最後の一番よい時期の歌声であったように思います。
アンドリュー・ロイド・ウェッバーの「レクイエム」初演は、その録画が残っています。トレブル(ボーイ・ソプラノ)は、ポール・マイルズ・キングストン(Paul Miles-Kingston)です。
そこで、日本の少年が歌った「ピエ・イエズ」は、ないかと探してみたらありました。阿部カノンの一人二重唱は、以前紹介しましたね。変声期直前の最高の歌声を聴くことができます。
阿部カノンの一人二重唱
Sopranoソロ:毛利 哉子(Glücksschweinメンバー) Altソロ:多田 俊輔(Glücksschweinchen小豆島支部メンバー)
ジーリ以来、少年歌手を含む多くの歌手によって「マンマ」は歌い継がれてきました。
ベニャミーノ・ジーリ Beniamino Gigli - Mamma - 1940
五十嵐喜芳 マンマ
ロベルティーノ ロレッティRobertino Loretti - Mamma
ハインチェ Heintje Mama (映画『Zum Teufel mit der Penne』より)
エリック・ル・ロシニョール Eric le rossignol (10 ans) Mamma
3月下旬になって、昨年11月に行われた桃太郎少年合唱団第61回定期演奏会のYouTube動画が一部公開されたので、レポートしました。
第1ステージ 歌い継ぎたい愛唱歌
第2ステージ 松下耕《合唱のためのエチュード》より
第4ステージ 中田喜直を歌う
桃太郎少年合唱団のホームページには、現在の指導体制になってからの動画が公開されていますが、この時点では楽譜を見て歌ってはいません。歌声も、これまでに積み上げてきた発声のよさが生きていると思います。第53回定期演奏会では、合唱曲において、これまでにほとんどなかった動きを採り入れています。
第51回定期演奏会 第1ステージ 僕らの愛唱歌
第53回定期演奏会 第3ステージ 女声(児童)のための合唱組曲「キュイジーヌ」
映画『男はつらいよ 寅次郎真実一路』の中で、隆(芦田友秀)が歌う「里の秋」は、bilibiliで聴くことができます。
https://www.bing.com/videos/riverview/relatedvideo?&q=%e7%94%b7%e3%81%af%e3%81%a4%e3%82%89%e3%81%84%e3%82%88+%e5%af%85%e6%ac%a1%e9%83%8e%e7%9c%9f%e5%ae%9f%e4%b8%80%e8%b7%af&&mid=B6DADAE278ABB92DC261B6DADAE278ABB92DC261&&FORM=VRDGAR
映画『男はつらいよ 寅次郎真実一路』のように、映画の中で少年の独唱や少年合唱(児童合唱)がある作品を順次書いていこうと考えています。「この映画に少年が歌っているこんな歌があるよ。」といった情報があれば教えてください。
吉岡秀隆は、子役としてデビューした5歳当時、吉岡ひでたかの芸名で、子供向けの歌をいくつか吹き込んでいます。昭和51(1976)年に『ユミちゃんの引越し・山口さんちのツトム君 みなみらんぼうのこどものうた』の中で「山口さんちのツトム君」等を歌っています。
吉岡ひでたか 「山口さんちのツトム君」
吉岡ひでたか(吉岡秀隆)・平塚磨紀「ユミちゃんの引越し」
吉岡ひでたか 「名物おばあちゃん」
吉岡ひでたか 「お酒でロックンロール」
映画『ラストソング』の主題歌「ラストソング」は、シンガーソングライターとしてのデビュー作で、自身最大のヒット曲です。「ラストソング」を聴きたい方は、「ラストソング」で検索してください。
ここでは、ビッグマンモスやビクター少年合唱隊のような少年合唱と、東京放送児童合唱団(現 NHK東京児童合唱団)のような少年少女合唱の歌声の違いもお聞きください。また、初めて聞かれる方もおいででしょうが、同じ旋律に違う歌詞をつけた「テキサス決死隊」も、ある世代の方にとっては懐かしいのではないでしょうか。
大野かおり&ビッグマンモス
ビクター少年合唱隊
西六郷少年合唱団&東京マイスタージンガー
東京放送児童合唱団
若山彰 テキサス決死隊
3月30日(土)8:30~9:00 BSテレ東で放送された「エンター・ザ・ミュージック」をご覧になられたでしょうか。
アンドリュー・ロイド=ウェバー「レクイエム」(2023/7/15関西フィル定期演奏会より)は、日本では、めったに上演されない演目です。それは、ソプラノとボーイ・ソプラノのデュエットがあるからで、これを歌いこなせる日本人の少年はなかなか見つからないようです。
今回も、マックス・トーマスをイギリスから招聘して行われました。時間的にハイライトですが、マックス・トーマスの歌声は聴くことができます。帰国してからの独唱での演奏は、YouTubeのコーナーにあります。
先ずは、ボブ・チルコットが少年時代にソリストして歌ったフォーレのレクイエムをご紹介しましょう。やはりが、ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団で学んだことが、原点になっていると思います。
それ以後は、ボブ・チルコットの作品をご紹介します。特にBBC Young Choristerの決勝に出場した少年たちの歌声をお聴きください。
「真冬」(ルカ・ブルグニョーリ)
「Sweet Was The Song 」(フレディ・シンプソン)
「羊飼いのキャロル」(マックス・トーマス)
「リトルジャズミサ」(シンシナティ少年合唱団)
ソジエ 玲生の「恋とはどんなものかしら」は、YouTubeのコーナーにリンクしています。
kiyoshiさん、道楽さんの新しい更新がないので、「貴賓室」に移します。このお二人をはじめ、貴賓室にお名前のある方は、本HPを支えるため投稿された方々です。「貴賓室」を読み直してみたら、新しい発見もあります。ホームページの更新の内容とペースについて、亡くなられた道楽さんの分もと思っていましたが、今のペースでやると息切れしてしまいそうです。来年度は、少しペースを落とそうかと・・・
21世紀(2004年)になって、ウィーン少年合唱団に、日本人の団員が入団するようになって以来、現在まで常時3~5人ぐらいの団員がいるようになりました。
その歌声を現在でも聴ける団員は限られていますが、中島信太郎の歌声は、今でも聴くことができます。来日したときは、幸いなことにモーツァルトコアのトップソリストでした。アンドリュー・ロイド=ウェバー「レクイエム」の2重唱の完全版は、ネットから消えました。ウィーン少年合唱団の来日公演プログラムに、本名で執筆されていたので、フルネームでご紹介してもよいと判断しました。
中島 信太郎 WSK Practice at soul in 2009, Mozartchor
中島 信太郎 "Alcina" Staatsoper Wien 2010より
中島 信太郎 Japanischer Wiener Sängerknabe (ORF2 Heute in Österreich / 26.Jan.2011) &t=12s
少し以前にもご紹介しましたが、最近の石嶋天風の歌声を聴けば、アマール役以来1年間の成長がよくわかると思います。
ウィーン少年合唱団 2023年12月15日 ポツダム
昨年来日したハイドンコアの最近の演奏も視聴することもできます。2月19日と書かれていますが、今年の映像でしょうか?昨年来日したメンバーの姿を見ることもできます。
『ウィーン少年合唱団 たのしいオペレッタ』には、どういうわけか、ドレクスラー(Josef Dreschsler 1782-1852)の『優しいお兄さん(いとしい兄弟)』が掲載されていません。もしかしたら、もうその頃は演目に入っていなかったのかもしれません。そこで、この曲について調べてみました。
『優しいお兄さん(いとしい兄弟)』は、一幕(5枚の絵)に音楽が入った民謡作品です。 オペレッタに近い作品です。 レオ・フォールが音楽を書き、ユリウス・ヴィルヘルムが台本を書いた。 タイトルは、フェルディナンド・ライムンドの戯曲「億万長者としての農夫」の中で最も有名な曲を暗示しています。 初演は1909年12月1日にウィーンで行われました。 この曲の焦点は、歴史的な作曲家でありバンドマスターでもあるヨーゼフ・ドレクスラーです。
ウィーン少年合唱団(1977)
ウィーンの森少年合唱団
映画『野ばら』(1957)の原題は、「我が人生最良の日」ですが、挿入歌は数多くあります。『優しいお兄さん(いとしい兄弟)』も歌われていますが、この映画は、吹き替えで何度かテレビ放映されています。
フジテレビ旧版(武藤礼子) フジテレビ新版(宇佐美豊) NETテレビ版(永吉健太郎) TBS版(菊池英博)がトーニ役を吹き替えたという記録も残っています。YouTubeにその一部がアップされていますが、これは菊池英博の声ではないかと思っていますが、いかがでしょうか。
映画『野ばら』より『優しいお兄さん(いとしい兄弟)』
映画『野ばら』一部(日本語吹替)
映画『野ばら』全編より 55.58~