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ご批評ありがとうございました。
さすがに痛いところを突かれました。
自分でも良く分からないのですが、
確かにブチブチ切れているようです。
言葉や表現に捕われ過ぎているのか、
生まれた言葉を繫げるのが、そもそも苦手なのですね。
もっと推敲に力を入れてみます。
散らかった部屋の隅っこで
テトリスやって、また記録更新
もうやめたい
もうやめてしまいたい
月明りで半分になった麦茶が キラリ
くしゃくしゃの髪と、床の影が長くのびる
ポケットに手を突っ込んで
こんなにも星がきれいな夜に
コンビニ。 長髪、まとまらない
ぼけっと、赤いきつねに湯を注ぐ
どんなに 「もう少し」と思っても
コンボに連鎖が止まらない
「やっぱり味噌が好き」
Tシャツの謳い文句に、後ろの客は ニヤリ
訪れない game over
積んでは 消していく
音ズレた 8bit音
カーテンの隙間から朝の光が チラリ
(テーテテ、テーテテ、テーテテ、テーテテ
テーテテ、テーテー、テーテーテー♭/オープニングテーマ曲)
もういいかい
もういいよ
朝7時起床するなり
こんな声を聞いた
一体誰の声だろう?
そそくさとサンドイッチを平らげて
外に日課の散歩に行くことにした
まず出会ったのは
バス停近くの寒緋ザクラ
辺りを照らすほどに明るい
濃い桃色の花が
ホクホクと咲いている
僕は夢中になって
カメラのシャッターを押す
もういいかい
もういいよ
次に出会ったのは
道端のユキヤナギ
真っ白で可愛らしく
控え目に小さな花々が
群れて咲いている
僕はその小さな小さな世界の
小さな小さな一輪を
接写するべく慎重に
シャッターを押した
もういいかい
もういいよ
最後に出会ったのは
ソメイヨシノ
たった一本爛々と枝を広げ
見事なまでに花を咲かせている
花盗人……花盗人……
花々にそう呼ばれながら
この豪奢な木の前で
シャッターを押した
もういいかい
もういいよ
まだ聴こえるあの声
約一年間かけて
花々が楽しんでいたかくれんぼ
悠久の時の流れの中で
行われる盛大な遊び
晩春に逃げて
枝の中に 茎の中に
隠れていた花々を
僕は花盗人となって
次々に捕まえていく
もういいかい
もういいよ
夜明け前の月を
見つめながら歩く
足元に沈澱した紫の夜
うつむけば
その深みに
落ちてしまいそうな心細さのなか
しずけさを
優しく揺らすエンジン音で
どこかへ走り去っていくトラック
誰もいなくなっても
規則正しく変わりつづける信号機
工場のだだっ広い駐車場に
ぽつんと停めてある車の
フロントガラスは凍りつき
きらきら輝いている
いつから停めてあるのだろう
わたしが夢から覚めたときにはもう
ここにあったのだろうか
持ち主が戻るころには
すきとおる水滴へ変わっていることを
ちいさく願う
白い吐息は
やすらかに闇へ溶けてゆき
影だけの世界に
わたしもまた影として馴染む
言葉はまだ眠っているから
ひとびとの寝息に呼応する
星の瞬きが美しい
名も知らない星と星とを
結びつけたくなる 澄んだ孤独
もっと星座に詳しければ良かったと
もどかしい気持ちを
木々のざわめきにあずけ
薄明かりを放つ
工場の入り口へ
吸い込まれるように入っていく
錆びついたドアノブは
冷え切っているけれど
次にこの扉から出るとき
世界は一転し
優しいまなざしほどのぬくみで
朝焼けがあかあかと広がっているだろう
陽のあたる銀色のフェンスには
小さな鳥が降り立つだろう
そう
信じていられる 冬未明
その眠い時に
目をこする癖
まだ治ってないんだ
跡がつくから
やめなって
怒られてたよね
どうせ
規則正しい生活も
できてないんでしょう
目のクマだって
消えてないし
日の下に滅多に出ないから
肌は雪みたいに真っ白だ
見上げたら
首が痛くなるほど
背が高いくせに
枯れ枝みたいな体つき
「君は生きたいの」
そう聞いたことがあったっけ
そうしたら君は
「生きたいんだ」
と答えたよね
それはきっと
言葉が
幾重にも積み重ねられた
生きたい
だったと思うんだけれど
違うかな
たぶん、
今、川に佇んで
おもむろに泣いているのは
河童に間違いないのだが
俺は
それどころではなかった
電話があった
今まで、ありがとう
と、電話の声は、絞り出すように言った
その消え入りそうな声は
あきらかに、泣いている
友よ、待ってくれ
お前には、俺がいる
俺は自転車に乗り、
環状七号線を疾走する
早く、お前に会わなければならない
というのに
環状七号線はいっこうに
距離を縮める気配をみせないな
なんて、冷たい国道なんだ
しかし、お前の街は何故、遠い?
いつから、
俺はお前に距離なんぞ感じるようになったんだ?
俺、お前に会ったら
伝えたいことがあるんだ
またあの、激安居酒屋で
お前と
のんだくれの酒のかみさまが
呆れるほどの、バカな話がしたい
お前と、難解な映画を観た後、
公園で
なんか、すげえもん、見ちゃったな、、、
っていう感想以外、
お互い、特に、他の感想が出てこなかった
あの夜を、また過ごしたい
酔っぱらって
変な時間に電話してしまうけど
めんどくさい素振りを
みせないでいてくれて、ありがとう
あの癖は、よくないよな、と
翌朝、反省しています
えっと、あと、あっ、さっき、河童、見た
なんか、泣いてた
友よ
あと、三分で着く
俺は、いつだって間に合ってみせるから
カップラーメンでも食って待っていてくれ
冬の間は
閉じこもりがちで
やっぱり秘密なんていうのも
閉じこもりがちだ
下向いた誰かがぼそっと呟いた
他愛ない秘密なんかが
ぽろぽろとそこここの
土の中に落ちてたりする
私の秘密の呟きも
やっぱり冬の球根に
飲み込まれてて
あらあら 今朝は庭で
ふわふわと私の秘密が
花びらの上で遊んでる
田舎は好きだよ
水車小屋のある風景
二つの色の小川が交わる
水草がゆらゆら揺れて
いつまでも離れなくて
いつまでもゆらゆらで
そういうのって見たことないかな
コンビニだったら幾つかあって
意外でしょ?
大きなショッピングモールと
ちょっと有名なお寺が
大通りの真ん中に
雲は低く立ち込め
山に帽子のように乗っかる
ちょっと誰かに似ている
最近出来たお洒落なカフェは
お休みの日が多くて
小さな庭がよく手入れされている
スコーンが美味しいんだよ
でもサンドイッチは二種類しかない
誰かと過ごした日々は暖かで
小さな花のようだった
壊れることも出来ないままに
あと十分で日が暮れる
その人はもういないかな
街とそんなに変わらないよ
住んでる人とか、いい人はいいし
そうじゃない人もいる
空気だけは綺麗で
夜は星がよく見えて
知らない子供が挨拶してくれる
何をしたいかなんて
今はまだはっきり言えないけど
スタンダードって柄じゃない
僕には永遠に描けないだろう
君に刺さるものなんて
壊れることも出来ないままに
あと十分で電車が来る
それを逃したら君は
一時間以上待たなくちゃならない
壊れることも出来ないままに
壊れることしか出来ないままに
僕の壊したものが何だったのか
それさえもわからないままに
小さな花だけが絶えず生まれ変わる
同じ花かもしれない
それもわからずに
あと一分で電車が来る
もう見えている
雨音様
こんにちは。お忙しい中評価していただき、ありがとうございます。
生まれて初めて書いた詩だったのでドキドキでしたが、優しいお言葉のお陰で次回作は連を意識して挑戦してみようと前向きに捉えることができました。
ありがとうございました!