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ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。

(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
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MY DEARは投稿された作品全部に評をお返しします。
本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。)

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編集・削除(編集済: 2025年01月02日 01:55)

島様  詩への評の御礼

はじめまして、鯖詰です。
管理人様にご挨拶が遅れてしまい、申し訳ありません。
この度は詩を読んでいただきまして、ありがとうございます。
たしかに、無理あったな、と、反省します。
ご指摘、ありがとうございます。
反省点を、次の糧とし、次回、また頑張ります。
今後とも、よろしくお願いいたします。

編集・削除(未編集)

澤 一織様 評のお礼です 紫陽花

澤様 初めまして。色々想像して読んでくださりありがとうございます。こちらは、忙しい忙しいと、私の愚痴を聞いてくれない現在の夫に一緒にカフェへ行って欲しい!との願いの詩でしたね笑結婚前は、愚痴愚痴言ってるとすぐカフェに、行ってくれたのに。やれやれです。
甘平なんて、ミカンがまた出来てますね。どれだけ種類を増やすんだろう愛媛県人は笑 見た目も美味しさもバッチリのミカンです。すごく甘いミカンなので、甘いもの好きにはたまりません。愛媛のアンテナショップとかイベントがあれば甘平を探してやってくださいね。ミカンのオレンジ色は元気が出る色です。
また、よろしくお願いします。

編集・削除(編集済: 2023年03月23日 08:55)

澤様へ 詩への御礼 成城すそ

今回は私の「白昼」についてのご評定、誠にありがとうございました。
この詩の題名についてですが、白昼夢とかけようと思って付けました。
白昼夢のようにぼんやりとした幻覚と現実を少しでも落とし込めていたらな、と思います。
しっかりと読み込んでもらって、とても嬉しかったです。
次回もよろしくお願いします。

編集・削除(未編集)

七月

赤い花は何
あれはアマリリス
黄色い花は何
あれは向日葵

空が青いね
七月のせいよ
この街にきてよかった
また散歩しようね
花の咲いてるこの道

編集・削除(未編集)

澤 一織さま 御評ありがとうございました。 森山 遼

暖かい、御評ありがとうございました。
短い、拙作を丁寧に優しく読んでいただきまして
まことに嬉しかったです。
正直、このような短いつぶやきのような詩を、評していただけるのか
どうか不安でした。
正面から取り上げていただけましたので、
今後の詩の広がりになりました。
誠にありがとうございます。
嬉しかったです。
詩の内容は、読んでいただいた通りです。

編集・削除(未編集)

2023年3月14日(火)から3月16日(木)までのご投稿分の感想と評です。

こんにちは。
ピンチヒッターを務めさせていただきます澤一織です。投稿してくださった皆様、一人ひとりありがとうございました。
感想を書かせていただきます。書かれた意味や意図と異なる部分もあると思いますが、こういう風に読む人もいるんだなと思って読んでいただけたら幸いです。



○ 妻咲邦香さん「岬へと」
こんにちは。妻咲邦香さん。お待たせしました。

いやーーー読み応えありましたよ。
自身に言い聞かせるようにして語られていくのでとても読みやすく、すうっと詩の世界観を感じることができました。また言葉に呼吸を感じられ、表現も映像的です。個人的に「三連」と「終連」の描写が特によかったです。

一点、「九番目の波」が分からず調べてみました。『ケルト民話集』に「九番目の波」の話があり、すべてのものを海に引き込もうとする波という意味合いがあるようですね。違っていたらごめんなさい。

御作、一語一句、しっかりと気持ちや意味を込めて書かれていると感じました。行間でも読ませてくださるので、読み手で委ねられる箇所もあると思いますが、その点のバランスは妻先さんの感性や技術で更に磨かれていくのだと思います。これからも絵筆を掲げ、時に振り回しながら、岬へと目指した素敵な作品を読ませてください。ありがとうございました。

追記:新詩集へのお言葉ありがとうございました。とても嬉しかったです!!!



○成城すそさん「白昼」
初めまして、こんにちは。成城すそさん。お待たせしました。

いいですねー。まず表現についてですが、二連の「写した影に/思い出を包んで」の言葉にグッときました。終連のポツンと置かれた「捨てた」は、感情などすべて排して淡々と切り捨てた感じが伝わってきました。これが作者にとっての希望になるのか、絶望になるのかは分りませんが、物凄くインパクトがあって特に好きな箇所でした。詩の流れも読みやすかったです。

そうですね、個人的には、もう少しこの詩の背景に迫りたいと思いました。例えば、どのような想いでタイトルを「白昼」としたのか。成城さんしか持ちえない気持ちや事情、場面があると思います。その辺を成城さんの表現で描くのはいかがでしょうか。あくまで提案ですのでご一考ください。御作、拝読することができて嬉しかったです。ありがとうございました。



○たかさん「水」
初めまして、こんにちは。たかさん。お待たせしました。

ご投稿くださりありがとうございます。一読して、普段から詩を書かれている方かなと思いました。言葉運び、言葉の区切り方、詩の流れなど独創性を感じました。
内容は「水」という、とても身近なものなのに、その神秘性、実存、不確かさ、そしてその水に触れる「私」の感覚などを多面的に描かれたのかなと思いました。ただ一連から三連の視点と、四連から終連の視点が異なるもののようにも感じました。前者は水についての視点、後者は水から観た視点ですね。僕の力不足で読み違え、捉えきれていない点が多々あると思います。たかさんの描く世界観にもう少し触れたいと思いました。またぜひ、書いてみてください。ありがとうございました。



○さくたともみさん「冷たい夜」
初めまして、こんにちは。さくたともみさん。お待たせしました。

雪降る夜。積もった後の静寂の出来事。とても美しかったです。
四連の雪を踏む描写から、結構、普段から雪に慣れた地域かなと想像しました。
各場面での雪の色や、「ぎゅむ、ぎゅう、ぎゅむ」(ここの表現素晴らしいですね)という音がしっかりと詩に奥行きを与えてくれます。静寂の中での狐の描写は、息遣いまで聞こえてきそうです。言葉も最後まで丁寧に紡がれていて、とても良かったです。
僕の住む場所はほとんど雪が降らず、今年も降っても積もらなかったんです。なので、今年の冬もちょっぴり残念だったなぁと思っていたのですが、御作を拝読し、触れたかった冬の夜に出会うことができました。素晴らしい夜をありがとうございます。



○エイジさん「冬から春への小唄」
こんにちは。エイジさん。お久しぶりです。お待たせしました。

2020年7月19日に投稿してくださった「ブルーアワー」以来ですね。エイジさんは初めてではないので評をつけさせていただきます。

季節の移ろいを心から受けとめて、誰かと共に歩んでいく喜びが、伸びやかに、軽やかに、鮮やかに描かれています。一語一句、表現、テンポもいいですね。いくつか立ち止まって眺めていたい。例えば、一連「冬の絵の具に染まった森から/点々と春の絵の具が芽生えてくる」。二連「〜/ラブソングの最後の一行が書けた/太陽が嫉妬して雲の中に隠れて行った」。終連の二つの季節の重なりを表した「二重露光」など、軽快さの中に確かさを感じました。
また一連の「森」から始まっていて、終連を「街」で結んでいるところは、「僕」や「君」の姿だけでなく、冬を越えて、春を迎える生き物たちも連想できて良かったです。

読み手には気づかないところで、肩肘張って書かれているところもあるのかもしれませんが、それを感じさせないエイジさんの自然体な表現力、ほんとにすごいなと感じました。その中から生まれる日常の柔らかみ、あたたかさ、愛おしさ。うーんータイトルと内容の距離感も絶妙ですね。詩を楽しく読ませてもらったことはもちろん、同時にとても勉強になりました。僕も目一杯、目の前の春を楽しみたいと思います。ありがとうございました。

評は「佳作」とさせてください。



○紫陽花さん「君とカフェで」
初めまして、こんにちは。紫陽花さん。お待たせしました。

ほんとは「君」と一緒にいたいんだよ。一緒にカフェに行きたいんだよ。そう言いたかったのかなー。それなら辛い気持ちで出来上がったパフェも、「君」のお陰で食べられるのに。
そんな風に詩を拝読しました。

「君」との関係性は、片思いの相手なのか、恋人なのか、分からなかったのですが、苦しい時に、自分が求めていた100パーセントの回答ではないにしろ、沈んでいた心を少し掬いあげてくれる相手がいるっていいなと思いました。

この詩で、特にすごいなと思った点を一つ挙げさせてもらうと、「澱み」を「パフェ」に外在化したことです。僕だったら「澱み」を「澱み」か、より「沈むもの」として書いてしまうかもしれない。でも、「パフェ」としたことで、詩にユニークさや明るさをもたらしました。心も家の中も「きらきらぷるぷる/オレンジのジュレになあれ」いいですね。いつか一人でもいい、「君」とでもいい。大切な人と食べられる日が来るといいなーと思いました。
素敵な作品をありがとうございました。

余談ですが、僕、とても甘党で、パフェ大好きなんですね。甘平パフェって食べたことがないので、食べたいなーと思って調べたら「愛媛産」と出てきました。特産物なのか、なかなか食べられないパフェなんですかね。日頃からアンテナを高くして都内で見つけてみます。



○埼玉のさっちゃんさん「言葉遊び」
こんにちは。埼玉のさっちゃんさん。お待たせしました。

初めましてだったんですね。埼玉のさっちゃんさんの詩を旧掲示板でも読ませていただいていたので、個人的に意外でした。

毎日、このようなやりとりがあると楽しそうですね!
拝読していて、ニコニコしてしまう自分に気づきました。

「おはようございマスカット」「おはようございマクドナルド」・・・とかでもいいんですかね・・・。ちょっと考えてみたのですが、うーんーセンスがなくてすみません・・・。

そうですね、一点。「毎日送られてくるおはようございます」は友人のやりとりでしょうか?それとも密かに想いを寄せている方でしょうか?
作中の「毎日」と書かれている一方、「自然と/コミュニケーションが取れている事に気がつく」と書かれており、まだあまり関係性ができていないか、アプリ?もしくは関係性は濃いが最近、コミュニケーションが取りづらくなった方(年配の方?)とのやりとり?かなーなど色々と想像しながら読んだのですが、その辺の背景が分かると、更に読み手はぐーっと引き込まれるかなと感じました。
読んでいてとても気持ちが明るくなる御作です。更に磨きをかけていただきたいと思いました。この楽しいひとときをありがとうございました。



○朔音さん「世界のどこかで」
初めまして、こんにちは。朔音さん。お待たせしました。

僕の住む地域でも、桜が今、とても綺麗です。朔音さんのこの詩を思い出しながら眺めてみました。つい、僕は僕側の都合で散っていく桜の花を「美しい」と見てしまいますが、確かに桜からすれば、花が散っていくことは悲しいことかもしれませんね。朔音さんがこの詩で投げかけた「もし人が桜だったら」「人々は何をどう思うのでしょう」という視点は、ぼんやりと過ごしている僕にとって結構衝撃でした。詩の後半の「アタシ達」(桜)の声、儚くとも力強い言葉、とてもよかったです。

一点だけ。一行おきに詩を書かれている部分が、結構な割合を占めていると思うのですが、内容が散漫してしまうので、少し凝縮して、この詩のブラッシュアップを図りたいと思いました。ご参考になるか分かりませんが、僕なりに冒頭、少し整理してみました。

世界のどこかで沢山の人が亡くなった
世界のどこかで沢山の桜の花が散った

亡くなった人たちを
人々は悲しんだ
何処かで散りゆき亡くなった桜たちを
人々は喜んだ

もし桜がだったら
もし人がだったら

人々は何をどう思うのでしょう?

花と人と比べないでというのが
正しいのだろうか?

桜は文句も言わず悲しみもされず
亡くなっていく 散っていく

いかがでしょうか?朔音さんの言葉は一つも変えずに、連分けと改行を少し変えて、人と桜の対比(朔音さんの想い)をくっきりさせてみました。あくまで一つの案なので、ご参考になれば幸いです。朔音さんの視点や発想、季節性を取り入れた内容、とても楽しく拝読させていただきました。ありがとうございます。



○森山 遼さん「うんーバレンタインデーの夜に」

初めまして、こんにちは。森山 遼さん。お待たせしました。

「バレンタインデー」。ラジオ(世間と言われるもの)がうきうきと語るバレンタインデーに「ふーん!どうせ俺なんか無縁だよ」と言っている場面を想像しました。想い人、特定の誰からもらえなかったガッカリ感というよりは「バレンタインデー」そのものに拗ねている感じですかね。それでも終連の「うん」と笑う部分は「強がりも含めて、気にしないでいこう!俺は俺だもの」と言い聞かせているように想いました。
この読みが正しければ、よーーーーくーーー気持ちが分かりますね。僕は特に学生時代でしょうか、恋愛だとか、恋人だとかでそわそわするクリスマスとバレンタインデーがほんと嫌でした笑。義理チョコや友チョコでもいいからくださいってやつでした。

さて、詩に戻すと、御作は空白を抜くと、二連八行からなる詩ですが、個人的にはこの主人公の前段階の場面、背景をもっと読みたいと思いました。うんうんと頷くことが多くなると思いますが。ちょっぴりほろ苦いビター味の作品ありがとうございました。



○鯖詰缶太郎さん「東京都杉並区在住軽音楽系専門学生殺人未遂事件」
初めまして、こんにちは。鯖詰缶太郎さん。お待たせしました。

オチまでガッツリ楽しむことができました!起承転結がしっかりと描かれており、衝撃の出来事を綴った前半と、出来事を受け止めようとする主人公の心情を描かれた後半のメリハリがよかったです。

この内容、鯖詰缶太郎さんは哀愁ある笑い、詩に昇華していて、読み手としては面白く読ませてもらえるのですが、ふと立ち止まるとかなりのつらい出来事ですよね。普段どおり実家に起床している彼女に連絡すると、「え!?知らない男の人が出るし」「俺の方が浮気相手なの?」って・・・・・。自分だったら受け止めるまで、そして立ち直るまでかなり時間が掛かりそうです。そう思うとさっきまでクスリと笑えていた「六本の弦が/すべて、きれている」って言葉が泣けてきます。うーんーとても読み応えありました。

またタイトルがミステリアスなので、色々と深読みしてしまいます。実は電話に出た「マツミちゃんの彼氏」もマツミちゃんの浮気相手で、マツミちやちゃんの完璧な手口かも!?とか笑。喜怒哀楽の詰まった御作、ありがとうございました。



○まるまるさん「たい」
こんにちは。まるまるさん。お久しぶりです。

2020年9月14日に投稿してくださった「こんな仕事をしています」ぶりですね。まるまるさんは初めてではありませんので、評を書きます。
「名作」です。

感動しました。内容をなぞります。
テレビ番組で74歳の方が生き生きとご活躍されていた。そんなことを思い出いめぐらしながら、帰り道に見知りの母子と出会った。まだ言葉で伝えることが難しい子どもが「たい」と望むものを表現している。母は子どもの気持ちを微笑みながら受け止めている。
そんな場面と出逢いながら、以前「私」が体調を崩し「したい」「したくない」以前の「たい」すらもてなかった頃、どのように過ごしていたかも思い出せない、もう繰り返したくないと思う過去を回想する。
そして言い聞かせる。「たい」があれば乗り切れる。どの「たい」も無駄ではないじゃないと。
だからきっとあの男の子は大丈夫。だって「たい」を持っていて、見守っている母がいるんだもの。それでは自分はどうか?冒頭テレビで出ていた方の年齢になった時、どうなっているか?それは分からない。けど心に「たい」は携えていよう。

うーんー原石のような詩だと思います。今後さらに修正や推敲を加えて、磨き上げてください。ありがとうございました。



*****
11作品のご投稿ありがとうございました。ほんと詩って一人ひとり違うものだなー、オリジナリティってこういうものなのだなと実感しました。
年度末でお忙しい方もいると思いますが、ご体調には気をつけてお過ごしください。
齋藤純二さん、新詩集を掲示板で告知してくださりありがとうございました。とても嬉しかったです。
今日はW B Cの決勝でしたね。仕事があり、観ることができなかったのですが、優勝おめでとうございます。

編集・削除(編集済: 2023年03月23日 21:42)

夏の終わり 奈月

木々が囲む夏の始まり
木漏れ日が僕達を包む
君が鳥居の先で微笑む
今日は何をしよう!

首を締める布は柔らかくて、優しくて
痛くて、痛くて、痛くて
ぱっと手を離す
朝が迫る

編集・削除(未編集)

光る虫  やまうちあつし

人は変わる
かなしみか、よろこびか

雲の形が変わるように
誰かの声も変わる
その声で呼ばれても
きっと気が付かないだろう

わたしもまた
変わってしまった
にくしみか、いとおしさか
どちらでも別に

ただ
光る虫を
両方の手のひらで包んだときの

温もりが消えなくて
困っている

編集・削除(未編集)

夏生様 御礼 やまうちあつし

夏生様、拙作へのご批評をいただき、ありがとうございました。
何をどこまで書くか(書かないか)には、いつも頭を悩ませています。その判断に詩作の醍醐味があると思われますので、今後も迷いながら書いてみたいと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。

編集・削除(未編集)

波 紫陽花

船乗りだった祖父は
今は波作りになっていて
最果てに住んでいる
最果てに降ってくる
青や白の雫を集めて
今日も波を作る

小波 さざ波
ちゃぷちゃぷと
あの浜 この浜
寄せるでしょう
優しくそっと
寄せるでしょう
おかえり おかえり
しゅわしゅわしゅわ
ビーズ細工のような
細かい波たちは歌って

だから
今日も私は思い出す
私が小さな魚のように
祖父と泳いでいたあの頃のこと
海に愛されていたあの日のこと

編集・削除(編集済: 2023年03月21日 07:41)
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