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★★ << 2つの掲示板のご案内 >> ★★

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詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
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ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。

(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
あきらめてしまう前にMY DEARに来ませんか?
MY DEARは投稿された作品全部に評をお返しします。
本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
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編集・削除(編集済: 2025年01月02日 01:55)

こころ  Liszt

青春時代
うかつにも
わたしは気づいていなかった―
こころとは
限りなく豊かな
鉱脈じゃないってことを

あのころ
どんなに挫折しようが
どんなに絶望しようが
どんなに憂鬱な気持ちに襲われようが
辛抱して
こころの中を
新たな鉱脈まで掘り進めれば
夢や希望を取り戻し
この世界に感動する気持ちを
またいくらでも
手にすることができた

それなのに
青春が飛び去ってしまい
年齢を重ねるうちに
どうがんばってみても
どこまで坑道を掘り進めても
もはや ひとかけらの鉱石も
見つけられなくなってしまった

長年 浮き世のアカに
どっぷり まみれていたせいか
むかし抱いていた希望が
すっかり色あせて
若いころ感動した音楽を聞いても
本を読んでも
絵を見ても
何もかも味気なく
さっぱり感動しなくなってしまった

いったいどうしたことだろう
あんなに豊かだった
こころの鉱脈は
すべて掘り尽くされてしまったのだろうか?

やぶれかぶれになった わたしが
狭苦しい坑道の中で
やみくもにつるはしをふるい
壁にハンマーをうちつけているうちに
そのはずみか とつぜん
砂や小石が雨のように降り始め
天井に大きな裂け目ができたかと思うと
不気味な音がとどろいた

しまった!
落盤が起きたに違いない
わたしは いそいで
こころの中から逃げ出そうとして
ひたすら坑道を駆け上がったけれど
時すでに遅し…
地上にあともう一息のところで
崩れ落ちた大きな岩が道をふさぎ
進退きわまってしまった

だから言わんこっちゃない
希望なんか持とうとするから
感動なんて求めようとするから
こんなことになる…
傷つくだけじゃないか!
だいたい人生に
夢とか期待とか持つもんじゃない
自分のこころに蓋をして
ただ無関心に生きていけばいいのさ…

こみ上げる後悔と絶望に押しつぶされて
へなへなと しゃがみこんだそのときだ
ヘッドライトの電池がなくなり
すっかり暗闇となった坑道の中に
どこからか
か細い光線が差し込んでいるではないか!

ふらつく足を踏ん張りながら立ち上がり
辺りに転がっている石ころや岩に躓きながら
光線の差し込んでくる場所を
必死に探し求め 見上げれば
はるか上の方 地上と思しきあたりが
小さな天窓のように明るくなっている
きっとあそこから脱出できるに違いない

そればかりではない!
光の線にそって浮かび上がり
キラキラと金色に輝いているのは
新しい鉱脈ではないか!
落盤が思いもかけない富を
もたらしてくれたのだ
―この鉱石を地上に持ち帰り
また人生を生き直そう―
しだいに わたしの中に
若き日の情熱が甦ってきた

ほとんど垂直に切り立った岩壁を
地上に向かってよじ登りながら
わたしは学んだことを何度も呟いていた―
自分のこころとの苦しい格闘なくして
何も新しいものは得られない、と

編集・削除(編集済: 2022年11月09日 18:20)

月食のソネット   小林大鬼

月食、月食と言うけれど
月が食われる訳じゃない

地球の影がゆっくりと
月を覆って暗くなる

月食、月食と言うけれど
月が欠ける訳じゃない

眩い光が揺らめいて
人の視力じゃそう見える

月食、月食と言うけれど
月が無くなる訳じゃない

誰もが天体観測中
夜空を見上げて夢を見る

途中で疲れて寝てしまい
月が笑って人の時を刻む

編集・削除(編集済: 2022年11月09日 11:57)

井嶋りゅう様 評へのお礼 いつか ピンボケに気づいた大人

井嶋様
この度は、非常に拙い僕の初投稿だったと思いますが、
大変丁寧な評を頂きありがとうございました。

ご推察の通り、これは不甲斐ない僕のせい(おかげ?)で、
別の幸せへと旅立ってしまった人を想っての詩です。

詩を通して、少しその時の苦しい気持ちや後悔を吐き出せたような気がします。
共感できると言って頂いて非常に嬉しかったです。

貴重な経験でしたので、また投稿しようと思います。
また評を下さる機会があれば、宜しくお願い致します。

編集・削除(未編集)

井嶋様 評へのお礼  山雀詩人

「鉄塔」(10/26)に評をいただきましてありがとうございました。
「最終連が少し弱い」。確かにそうですね。
自分でもそう思っていたのに、そう思っていながら、なぜかそのままにしてしまいました。
全体を冷静に俯瞰しているつもりで、できていなかったのかな、と思います。

しかし、山に鉄塔って多いですね。
この詩を書いたあとに、片道 1時間くらいの高速道路を往復して走ったことがありましたが、
こんなに鉄塔って立っていたんだと改めて怖くなりました。

ありがとうございました。また投稿させていただきます。よろしくお願いいたします。

編集・削除(未編集)

雨音様へ  ふわり座

あと一歩だと言ってもらえて心から嬉しく
思います。何度も読み返してみたいと思います。
最近あまり言葉が思い浮かばなくて大変ですが
頑張って書こうと思います。有り難う御座いました。

編集・削除(未編集)

投稿の皆さんへお願いとご案内。 三浦志郎  11/8

よく、一行書き、一行空け、で最後まで書かれるかたがおられますが、今後、そういう作品は僕の区間では評しない事と致します。
理由はふたつ考えられます。

1 僕の詩のあるべき姿として、詩は塊で読ませ、「空ける必然性」があるところは思い切って空ける。そのリズム・呼吸の緩急、言葉の空間創出にあると思っているからです。

2 僕は呑み込みが遅いので散らばって書かれると、なかなか頭に入って来ないからです。

確かに(本の)詩集では、こういった行の配置をするものは存在します。いっぽうで、此処は詩の、文の、基礎を固めるところだと
僕は認識しております。以上のような理由です。

この事は、他の評者諸氏も時に示唆されるところですが、作者さん毎に理由がおありと思いますが、僕の場合は上記のように
させて頂きます。左様、お心得ください。

編集・削除(編集済: 2022年11月08日 18:55)

季節工場【冬】  秋さやか

会わないことと

会えないことの隔たりの深さで

星の瞬く夜

季節工場の大きな暖炉の前に

人々が列を成します


亡き人へ宛てた手紙を

燃やすために

訪れた人々の列は

星空の下まで続いています


ー ある朝 届いた

工場からの手紙には

まっしろな便箋だけが入っていました


郵便受けへ寄りかかり

静かに吐いた息の白さが

伝えられなかった言葉のようで

部屋に戻るやいなや

いつか街でもらった羽根ペンを握ったのです


ひとこと 書き出せば

とめどなく溢れてくる

後悔や寂しさや痛みに耐えながら

あなたへの手紙をしたためました ー


人々が暖炉の前に立ち

どこか遠い景をたたえた瞳で

そっとくべた手紙は

さまよう蛍のような

火の粉となって消えてゆきます


その束の間の暖かさに

くずおれそうになるけれど

寄るべない両手をポケットへ突っ込むと

またゆっくりと歩き出します


工場の煙突から

立ちのぼり続ける煙は

星空を覆う雲となり

時計塔の針が真夜中を告げるころ

この年 初めての雪を降らせるのです


暗闇へほのかに灯る

ひとひら 

ひとひら 

それは

まっしろな返信


「 ちゃんと つたわっていたよ 」


どこかの停車場

誰かの帰路

わたしの窓辺から

冷たい夜空へ手を伸ばし

そっと雪片を受けとめれば

指の先まで巡る血に

懐かしいぬくもりを

見いだすことでしょう



------------------
いつもお世話になっております。
私事になりますが、先日、養老町第23回「家族の絆 愛の詩」で佳作入選、伊藤園新俳句大賞で佳作特別賞を頂くことができました。
これもMY DEARの評者の皆様のご指導のお陰です。
詩と俳句は使う思考回路が違うようで切り替えに戸惑うのですが、繋がっている部分もあっておもしろいです。
これからもご指導頂き、自分で納得いく詩が書けるよう精進したいと思います。
試作ペースが遅いのですが、今後とも宜しくお願いいたします。
季節工場、秋冬は作れたので、春夏も作れたら良いなと思っておりますが、それは冬が終わるころ考えたいと思います。。

編集・削除(未編集)

見えない場所  妻咲邦香

正しさを知らず
その手を振りほどき駆け出した
迷うこともわかってた
立ち止まることも

孤独は楽しいよ
でも言えない言葉の方が多い
誰でもいいわけじゃないから
胸が苦しむんだ

私を選んでと
それだけ言いたかった
最後に一言
言えたらもう言わない

揺られて生きて、汚れていくけど
見えない星が葉陰の向こう
いつでもこっちを覗いてる
気付いてるんだ
それは私だけかもしれなくて
力一杯握った拳
見つけてもらえる日のために
山の向こう
沈む原始の焔を追った

誰も愛さない
そんなわがまま一つだけ
世界は優しいと信じられるから
私を選んでと、ただそれだけ
伝えるためだけにぼろぼろになる
もう形も何もないよ
それでも行くからね

選んでください
一番最後でいいから
私が夕陽になる
そして山の向こう
転がり落ちていく
誰にも知られない場所へと落ちて

だから全部
一欠片も残さずに言えたなら
あとはもういい
たぶん二度と
言わない

編集・削除(未編集)

待ってる嫗 紫陽花

この頃おかしいのよ
頼んでないのに牛乳が届くの
頼んでないのに新聞が届くの
頼んでないのにサプリが届くの
頼んでないのにヘルパーさんが届くの
頼んでないのに弟も届いたりしたわ
でもね家が汚いなんて言うから追い出しちゃった
そうそう頼んでないのにケアマネさんも届いたわ
それから頼んでないのにギタリストなんかも届いたよ
ギタリストはギターをジャカジャカして 知らない歌を歌い散らしてね コロナはもう終わったとか
しぇけら しぇけら ふーうーいえーいえーとか言ってたよ
そのうち手拍子してよなんて陽気に誘ってきてね
一緒にふーふーいぇーふーふーいぇーって手拍子しちゃってたんだよ
ラストーなんて言った後にありがとーーって帰ってっちゃった
あれがあの流しのギター弾きって言うやつかねえ
最近は世の中変わったねえ 本当に何でも届く
なんて笑っている独居のお向かい嫗は今日も何だか楽しそう

でもね私 仏壇の主人に早く迎えに来てって毎朝お願いしてるのよって時々真面目な顔して小さな声で教えてくれる
数年前はしゃんと伸びていた背中が今は小さくまん丸になって
ご主人の話をする時は今でも涙が溢れてくる嫗
嫗は今日も勝手にご主人さんが届くのを本当に待っている

編集・削除(編集済: 2022年11月09日 07:11)

MUSICA  猫目屋倫理

音楽をやめないで

ずっと奥で

轟々と

爛れて

焼き切れそうな何か

遠鳴りの凍える光や結晶の煌めき

懐古

うねる波を掴んで!

愉悦の解放

ねぇ

音楽を

やめないで

体なんかもうとっくの昔にどこかにやってしまった

il più forte possibile

軽やかにほら

慟哭

音の

鳴る方へ

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