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ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。

(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
あきらめてしまう前にMY DEARに来ませんか?
MY DEARは投稿された作品全部に評をお返しします。
本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。)

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編集・削除(編集済: 2025年01月02日 01:55)

齋藤純二様 お礼  猫目屋倫理

はじめまして、猫目屋倫理と申します。
読み方はリンリで合っております。
行間の件承知致しました。
今まで自分の書いた詩を評価して頂いた経験がないのですが、
自分の言葉を客観視でき、大変勉強になると感じました。
ありがとうございます。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。

編集・削除(未編集)

魔法のお菓子屋さん  朝霧綾め

十いくつもの路線が通る
大都会の駅
うろうろ 道に迷っていた私の前に
そのお店は
突然現れた

駅ビルの白い照明の中で
そのお店のライトだけ橙色で目立つ
店舗面積わずか四畳ほど
茶色いベレー帽 白いブラウスの店員さんが
店頭に立って勧誘している

目が合うと
「ご試食いかがですか」と言われた
はい、と呟いて おそるおそる出した手に
ころん、と載せられた飴一つ

「アプリコットになります」
うたうように お姉さんは言うと
また他の人に 声をかけはじめた

私はもらった飴を見る
長く長く伸ばしてから
とんとん 包丁で切ったのだろうか
円柱形の真ん中には
小さなサンタクロースの絵
外側には青と赤のストライプが
くるりと一周して
サンタクロースを守っている

口に入れれば
サンタクロースの白いひげと
外側のストライプが
ゆっくりと溶けていく
甘くてほのかに酸っぱい

カラフルなお菓子に
吸い寄せられるようにして
私は
そのお店の階段を
一段登る

棚を見上げれば
まさに夢のような光景

木箱に挿さった棒つきキャンディー
砂糖をたっぷりとまぶしたグミ
大きな瓶にさっき試食でもらった飴が
たっぷり入ったもの

前を通った子供たちが
この光景にくぎ付けになる
あたたかいライトに照らされている
きらきら眩しいお菓子たち

私も子供のように想像する

棒付きキャンディーの渦巻きに
目が回ってしまいそう
紫と白 ピンクと白
あの円盤を口にくわえてみたい

グミの甘酸っぱい砂糖が
舌の上でしゅわりと溶ければ
きっとおいしい
ピンクはいちご味だろうか

小さな飴が無限に入った
大きな瓶
一生かかってもひとりじゃ舐めおわらない
あまりに重たくて瓶を持ち上げられない

これらのお菓子の原産地では
今日のような寒い日
雪の代わりにお菓子が降る
だから人々は
つもったお菓子をボウルですくって
ここへもってきて売る

どこへ行っても甘い匂いがする
お菓子の国 魔法の国


アプリコットの飴が
さらりと 口から消えたころ
私は我にかえって
また改札を探しはじめた

編集・削除(未編集)

最後の朝食  cofumi

コーヒーはいつものブラックで
トーストは少し焦げ目をつけて
フォートナム&メイソンの
ビンテージマーマレードをのせる
味気のない顔は相変わらず
あなたは当たり前のように
それらを頬張る

私はあなたの影ではない
愛って何ですか?と問えば
あなたの答えは
夏と冬くらい違うはずだ

「別れましょう」たった一言
それを言うだけなのに
階段を一気に駆け上がったように
心臓が暴れ出す

いつか全てが思い出になれば
「楽しかったね」と
言葉を用意して

庭は毎日違う顔を見せるの
雑草さえ愛しくなるくらい
あなたは夏の庭に何が咲くか
知っていますか?
冷たい雪の下で呼吸してる
命を知っていますか?

「ほら、口にマーマレードが付いてる」

編集・削除(未編集)

齋藤様、御礼  秋冬

この度も温かな言葉を頂き、ありがとうございます。

「設定、流れ、雰囲気が良かった」とコメント頂き、嬉しかったです。特に「雰囲気」は小さなガッツポーズです。

齋藤さんの結びの文章を読んで「そうか、秋なんだなぁ」と改めて実感しました。引き続き、よろしくお願いします。

編集・削除(未編集)

朔月の光 白猫の夜

星を見たくなって
夜を見たくなって
窓を割って
格子を歪めて
飛び出したんです
はしって
はしってはしって
はしって
血みどろになりながら
アスファルトの上を
砂利道を
けものみちを
走って
走って走って走って
走って

息を切らしてたどり着いたそこは
足の裏をくすぐる柔らかな草原で
たどり着いて見上げたよぞらは
一面の鉱石が
流れる鉄屑が
やさしく煌めく光の束が
明かりひとつない真っ暗な世界を照らして
駆けて
駆けて
駆けて

のびる朔月の手
大地をふわりとひと撫でして
私の黒い涙をそっとさらって

すべてを、ゆるして

頽れる私は弱い人間だから
何者にもなれないただのヒトだから……

傷だらけの足についた枷を手慰みに
つまらない日々を送る中に
今でも時折星が見たくなって
格子のついた窓の奥からまた
夜が欲しくなる

編集・削除(未編集)

齋藤様 評のお礼です 紫陽花

齋藤様 しっかり読んでくださりいつもありがとうございます。語る人とご本人の言葉をしっかり読み手に分かりやすくですね。直してみます。ギタリストは、可愛い大学生のお孫さんが心配して来てました。つい感情移入しすぎて盛り込み過ぎました。反省です。推敲を丁寧にしていこうと改めて思いました。改行は、読みにくくなっててすみません。パソコンとスマホでごちゃごちゃしてたら、こんなことに感があるのでパソコンで統一して直しながら投稿してみます。
またよろしくお願いします。

編集・削除(編集済: 2022年11月14日 11:49)

齋藤純二様  Liszt

齋藤純二様

今回も私の詩に丁寧なご感想を頂き、誠に有難うございます。佳作
との評をくださり、とても励みになります。
確かに、ヘッドライトが消えたとたん、光が差し始めるのでは、
都合がよすぎますよね。語り手の側が必死に光を探し求めて初めて...
という展開になるように書き直してみます。
今後とも、どうかよろしくご指導のほどお願い申し上げます。Liszt

編集・削除(未編集)

齋藤様へ、評の御礼

お忙しい中、いつも丁寧な評をいただきありがとうございます。
今回は雨ではなく雪になりました。
説明不足な詩になってしまうことがよくあるのですが
今回もそんな感じになってしまっていたようです。
その辺をもう一度推敲してみたいと思います。
一行空けについて承知いたしました!

(伊藤園からは自分の句が入ったペットボトルが一ケースもらえます)

また宜しくお願いいたします。

編集・削除(未編集)

流星群  山雀詩人

目が覚めると君がいた
目の前に
向かいの席の片隅に
まっすぐに立っていた

すごいね
こんなときでも
君は強気な背骨だね
いたいけなくらいまっすぐ

君は淡いピンクの無地で
広げたらさぞきれいだろう
雨の日にはまるいしずくが
流星みたいにつたうだろう

君が忘れられたということは
雨はもうやんだのか
窓の外はまっ暗で
何にも何にも分からなかった

ただ電車の走る音のみ
ゴトゴトゴト ゴトゴトゴト
ココハドコ ココハドコ
とでも言うように

本当にここはどこだろう
僕らは闇をひた走る
降りるべき駅は過ぎ
車内にはもう誰もいない

もしかしたらここは
この世の果てかもしれないね
もうすぐ線路がぷっつり切れて
崖から飛ぶのかもしれないね

いいよ、それならそれでいい
だって僕には君がいるから
まっさかさまに落ちたらさ
君を広げて落下傘にするから

きれいだろうな
闇にピンクの花一輪
雨が降ったらなおいいな
それこそ無数の流星が

君から落ち
僕も落ち
だからみんな止まって見えて
僕をぐるっと囲むだろう

まるで宝石を散りばめたよう
小さな宇宙が生まれたよう
その中を僕は進むよ
そうだ、僕も流星なんだ

って何を言ってるんだろう
もしかして寝ぼけてるのか
本当にここはどこだろう
今日ちゃんと帰れるのかな

外を見て驚いた
まっ暗だった空に
無数の星がきらめいていた
まるで宝石を散りばめたよう

流星だ、流星群だ
上だけじゃない、はるか下まで
そういえばさっきから
電車の音がしていない

僕は急いで 君の手をつかんだ
 

編集・削除(編集済: 2022年11月15日 07:09)

2022/11/8(火)〜2022/11/10(木)の感想と評になります。 齋藤純二

MUSICA       猫目屋倫理さん     11/8


初めまして猫目屋倫理さん。ユニークなお名前ですね。リンリさんでしょうか、ノリヨシさんでしょうか……。わたくし齋藤と申します。何卒、よろしくお願いいたします。今回は作品へ感想を書かせていただきます。

何か辛いこと、悲しいことがあったようですね(「慟哭」より)。そのことをかき消すかのように音楽が、昔のキラキラした世界へ連れて行ってくれる(「懐古」より)。だから今この時の感覚を離したくはないんだ、音楽があれば心のバランスは整えられ泣き声を消してくれるんだ、と言っているように感じながらこちらの作品を拝読させていただきました。言葉が端的に書かれ、上手に読者へ気持ちを伝えている作品になっています。最後の「音の鳴る方へ」も、かっこよくシメられていますね。

音楽は気分を乗せたり、共感させたり、癒したり、音という武器ですからなかなか破壊力、説得力がありますね。私たち詩を書く人間は言葉なのでその武器(言葉)をもっと磨いていかなければならない、なんて最近は考えたりしますね。

それとなんですが、評者の三浦志郎さんもおっしゃっていますがhttps://bbs1.rocketbbs.com/mydear2/posts/992、こちらの掲示板では一行空けの書き方は避けていただきたいと思っています。こちらの作品でいうと、「懐古」「愉悦の解放」などの前後に空白行を入れ、その他は空き行をなしにして連を作った方が読者は読みやすいと思います。ご一考くださいませ。

またの猫目屋さんの作品を楽しみにお待ちしております。





待っている嫗     紫陽花さん     11/8


年老いた女性のところに色々な物やひとが届くという設定がたいへんユニークな感じでいいですね。これはもしかして、亡くなったご主人が妻のために天国から届けているんじゃないか、なんて想像しながら拝読しましたら、なおほっこりな気分になりました。ご主人、ご心配なんだろなあ、と。
最後はロックの流しまで来て、女性はノリノリになり楽しい一日になったようですね。なんでも届くようですが、一番に待っているのはご主人のことですね。そして、実は早く迎えに来て欲しいと語るところが泣けてしまいました。生前はとても夫婦仲睦ましく幸せだったことが伝わってきます。

女性の言葉と語り部が作中にありますが、このおふたりの言葉の間には行を空け連を作った方が読みやすいと思います。どっちがどっちの言葉? みたいになってしまうので。ここ、ご一考くださいませ。あと、一行がずいぶん長いところがありますので、改行した方が読みやすいです。コピペでこちらにご投稿されテキストの相性で改行されていなかったのかな、修正しておいてくださいね。ギタリストが届いた時と他の物が届いた時の流れは面白く、女性の感情の温度差もおっと来たな、って感じがいいんですが、ギタリストのところを端的にもう少し凝縮させた方が、前後の場面も引き立ち流れが良くなると思います。ここが一番の盛り上がり場面なのは分かるのですが、ここで持って行かれすぎるかな、と。

発想、伝え方ととても素晴らしい作品です。そして楽しく、ちょぴりせつない、このへんバツグンです。
なのでもう少し推敲されるとよいと思います。

評価は「佳作一本前」です。





見えない場所     妻咲邦香さん     11/8


孤独は楽しい、誰も愛さない、といいつつも語り部はとても寂しがりな感じがしますね(〜なんだ、と語る口調から)。そんな作品は誰か(読者、あるいは見えない場所へいざなう者、自然、神?)に熱く自身の気持ちを語っているのですから、我が道を行くぞという口調と内心の弱気(私を選んで、のアンバランスながらもひとりの人間を形成させ表現しているところが非常に絶妙で、心情を伝えるのに現実味が出ているのかもしれませんね)。最後の「たぶん二度と言わない」の「たぶん」に、この男の自己防衛的な思考が可愛いというか、人間身がとても伝わってきます。五連の「誰も愛さない〜」の語りが、その色が一番濃いですかね(誰も愛さないが、伝えるためにぼろぼろになる、それでも行くから、と愛を乞うている)。
語り尽くすことが出来たのなら、あの世(見えない場所)に行きますから、選んで欲しいのはもしかしてただ単に「死」(最初に拝読した時は、見えない場所は「死」だと思っていたのですが)ではなく、「この世で語り尽くした後に行く場所」(例えば自身がこの世に認められるための伝えるべきこと?)なのかもしれないな、と「見て欲しい場所」という前室があり「見えない場所」へと進むのかな、と思いながら楽しく拝読させていただきました。

評価は「佳作」です。





季節工場【冬】     秋さやか さん     11/8


伊藤園の新俳句での佳作ってことは、ペットボトルにご自身の俳句が載り市場に出るってことですかね。素晴らしい!「愛の詩」佳作ともおめでとうございます!

そして今回の作品はどうやら雨系ではないようですね。
タイトルが素敵、いやいや中身もとっても素敵です。
出だしの「会わないことと/会えないことの隔たりの深さで」といきなり、意味深な表現に読者をめちゃ掴んでいると思います。「会わない」、すなわち会えることは出来る状態ってことでしょうか、「会えない」との隔たりは深すぎてすでに違う世界という感じですね。あなたのいる世界。あなたのいない世界。
作品の設定にある「季節工場」っていうのも奇抜でファンタジックな魅力ある表現に惹かれますね。季節工場は亡き者への煙に乗せて手紙を届けてくれるようですね。そして煙が雲になりその返事が雪として落ちてくるとなんと救われるストーリーなのでしょう。その雪(真っ白な手紙)の冷たさで自分の温もりを感じつつシメているところも絶妙で素敵です。亡き者への手紙が宛先不在で戻ることなく、暖炉で燃やすことで心が繋がって、自分の中にあなたが生き続けて勇気づけられることでしょう。
素晴らしい作品でした。春夏編も楽しみです。

改行ですが、連を二行空けで括り、他は一行空けとなっていますが、ここは
評者の三浦志郎さんもおっしゃっていますが、詰めて連を作って欲しいです。それと季節工場から届いた手紙の白紙の便箋、とあるのですがこの手紙は一度書いた内容が白紙で戻ってきたのか、もしかしたら亡き者から届いた手紙(季節工場では亡き者へ手紙を送れるのか?)なのか?その手紙がどのような設定になっているのか今ひとつ把握できませんでした。季節工場から来た手紙は……。

評価は「佳作一歩前」です。
とてもファンタジックで素敵な作品。もうちょっと読者に設定が浮かびやすくして欲しいと思いました。これがあまり説明ぽくすると、こちらの作品の良さがなくなってしまいますので、加減がまた難しいところですが。





月のソネット     小林大鬼さん     11/9


2×7のソネットですね。そして「月食、月食〜」の繰り返し構成がぼやき効果って感じでしょうか、読者にはユニークな雰囲気で伝ってきます。リズムも上手にとれていますね。
「月食」、確かに凄い熟語になってますね。月を食う……って。地球の陰が月を喰らうっている感じですかね。日本ならではのユニークな表現ですね。
天体の様子を見ながら夢思いにふける、そんな時間も必要ですよね。世間に流され過ぎないように、私も帰り道に夜空を見上げました。昨日が月食だったみたいですけど、変化のないまん丸と大きな月しか見なかったですね。それでもなんだか癒されました。
小林さんは月食を見ながら疲れて眠ってしまったようですね。月が笑って「月笑」って感じですかね。

評価は「佳作一歩前」です。個人的にはもうひとひねり欲しかったかな。
自分が眠ってしまい、「俺が食われちゃた」とか。
(そんなオチはいらないですね)





こころ     Lisztさん     11/9


生涯青春とかいう人もいますが、何かに燃え輝きを放し続けるというのはなかなか出来ることではないような気がします。どこかで自分を楽なとこにおき、燃えるような生き甲斐を見失うこともあるでしょう。こちらの作品を拝読しながら、思い当たることが私にもありました。やる気を失せるという恐怖(感動しなくなる恐怖)、そんなものを最近は感じることもあり、いやいやこれではいかん、悔いのある人生を歩むためにお前は存在しているのか、それがお前の楽しい時間の過ごし方なのか、なんて自問自答するこの頃です。なのでこちらの作品を読み入ってしまいましたね。やはり歳を重ねていくと心身共に変化していきますので、自分の心の苦しみとの格闘なくしては新しいものなど得られないという作品の言葉が、なんだかしっくりと響いてきました。
作品の設定としては、やぶれかぶれになり坑道を掘り進めようとして、岩が崩れて埋もれてしまう状況を心情と重ねながら描き出している語りの流れがしっくりとはまって読者に上手に伝わってきます。ここで、「ほら希望、感動を求めるからこんなことに…」というところも、自身への二回目の落されどころがあり、それでも最後に閉じ込められた暗闇から、必死に這いあがろうとすることにより、ここからまた人生を生き直そうと光さすこころの鉱脈を取り戻す語りも説得がありますね。また、第二の人生というテーマも感じられる作品になっているのではないでしょうか。

九連、

こみ上げる後悔と絶望に押しつぶされて

へなへなと しゃがみこんだそのときだ

ヘッドライトの電池がなくなり

すっかり暗闇となった坑道の中に
どこからか

か細い光線が差し込んでいるではないか!


ここが「転」となりますが、光が都合よく差し始めた雰囲気が出てしまっていますので、光を探すとか求める(先ほど記した、必死に這いあがろうとすることにより、など)心境を経て光が差すといいのかな、とも思いました。

評価は「佳作」です。





足跡     ピンぼけに気づいた大人 さん     11/10


初めまして、ピンぼけに気づいた大人さん。わたくし齋藤と申します。何卒、よろしくお願いいたします。今回は、わたくしにとって初めての方なので、感想を書かせていただきます(私はよくピントがずれていると言われますが……)。

とてもその気持ちがわかるなあ、といった共感のできる作品に仕上がっています。そして、すでに書き慣れていらっしゃる方のようですね。
夢を追い続けてそこで光を浴びるひとはほんとうに一握りだと思います。最初からあきらめる、途中で挫折する、追うことに疲れたりシラけてしまうこともあるでしょう。やはりあきらめられない持久力、耐久力と厳しい現状にあっても揺るぎない思い、すなわちそこへ向かう過程においても充実を感じられるかがキモとなりそうですね。
こちらの作品では今まで自分の歩んで来た道のりを振り返り、後悔の念が生じますが、それもすべて自分が歩んできた道と受け入れ、折り合いをつけここからは光に向かって歩いて行こう、と勇気づけられるシメになっています。今、ここに立ちそう思える今までの足跡は必要な過程だったのでしょう。そうです、そうです、ガツンとここから行きましょうよ、と声を掛けたくなりますね。と、いうかわたくし自身にも響いてきて頑張ろうと勇気づけられました。ありがとうございました。たいへん素敵な作品となっています。

今後のピンぼけに気づいた大人さん作品を楽しみにお待ちしております。





時間     りん さん     11/10


初めましてりんさん。わたくし齋藤と申します。何卒、よろしくお願いいたします。今回は感想を書かせていただきます。

まったく雑音の聞こえないシュチュエーションで感じられる透明世界、息を吸い込み数歩進む間、自分の思考にぐぐっと入り込み語っている言葉たちは、吸息にある化学変化を体内での景色として描かれ、それとともに作品も流れて読者に気持ちがとても柔らかくきれいに伝わってきますね。
あなたのいない現実の世界で、今の自分の立っている心情を模索しながら、あなたが過去に居た存在と今あなたの居ないという現実とが落ちてゆく螺旋になりながら、折り合いを少しずつつけ始めているのでしょう。そして夕日に包まれ、この時が優しい時間になっていくというシメもたいへん素敵な感じで表現されています。

きちんと推敲されていまして、今後のりんさんの作品も楽しみです。
ひとつ気になったところは、八連の「〜足裏がアスファルトに反発する一瞬を/見逃してはいるけれど」と私が語られていますが、すでにこの段階で見逃していることに気づいていますね。なので「足裏がアスファルトに反発する一瞬に/気づいているけれど……」みたいな感じにした方がよいかなと思います。ご一考くださいませ。





あと一年、あと一日     秋冬さん     11/10


そんなこと、と言っては失礼かもしれませんが、そんなことを考えることがあるな〜、と日常でふと思うような作品に共感しながら拝読させてもらいました。秋冬さんの作品はすでにどれも安心して世界に入れますね。楽しませていただいてます。

そして、今回のこちらの作品。駅前で声を掛けられ怪しいチラシを渡されたところから、その質問のことを考え始め、もし今日で世界が終わるとした何をする、ああもう一分しかない、行き着くところは缶ビールってところが妙にしっくりして、私もそんなところに落ち着くのかな、と何もなかった人生? いやいや、なんかしなくちゃと焦りながら自身に問いかけることができる作品でした。
先ほど大リーグの大谷翔平さんが特番テレビで言っていたのですが、「どんな人生を送りたいですか?」という質問に対して「人生ですか。野球しかしてこなかったので、どう野球を終えるかにとても興味がありますね。野球を辞める時にやり切ったな、と思える人生を送りたいと思っています」(だいたいこんなことをおっしゃっていました)。やはり人生に未練は残したくないですね。苦しみを乗り越えた時の楽しみに充実を得る(番組でWBCの監督である栗山さんが、大谷翔平はそういう感覚を持っているだろうと言ってました)、ってことなのでしょうか。人それぞれ哲学があると思いますが、参考になるなあと思いましたね。
と、脱線してしまいましたが我々には詩があると思うので、あと一分あればきっと詩を書くことでしょう!

作品の設定、流れ、雰囲気、良かったです。
評価は「佳作」です。





。。。。。つぶやき。。。。。

秋だからですかね。
自分の人生について語った作品が多かったようです。
センチメンタル、哲学的な思考にさせてしまうのですかね。

赤黄茶の
萌えた想いが
刺す刹那色

編集・削除(編集済: 2022年11月14日 01:03)
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