おはようございます😃
お吟さん、月桂樹根付くといいですね。
倉敷の茶房にてお針の会。道へはみ出さないよう、いつも剪定に気を使っている月桂樹が、根こそぎ倒れて格子戸の入り口を塞いでいるのでびっくり仰天。ついさっき、軽トラをはみ出した機械が当たって、倒れたのだと言う。警察も保険屋も来て話はついたのだけれど、さて、埋め戻してちゃんと根付くかどうか。倉敷格子の窓から見える月桂樹の緑は、この茶房になくてはならない景観なのだから。
法被が仕上がった。片袖にだけ柄をもってきた一枚目の法被の、二枚目バージョン。さっそくこんな感じで着て帰る(笑)。
九月尽くポプラに風の音満ちて 林桂
きのう、和裁教室をぬけだして約束の10時に母のところへゆくと、お医者さんがすでに見えていた。ナースふたりにかしずかれて、にこにこ顔で椅子に座っている。姉からは、支えてやって、なんとか一日一回トイレにゆける程度。寝たきりも時間の問題と聞いているので、不審に思い、
お吟「栄子ちゃん、座らせてもらったの?よかったね」
医者「座らすどころか、ピンポンを押すと、お母さんがドアを開けてくれました」
お吟「絶句、、、」
ケアマネ「私は先日と別の方かと。身のこなしもお顔つきも全然違います」
医者「お母さんの承諾を得て採血させてもらいました」
お吟「大人しくですか?注射が嫌いだと医者へ行かない母なんですが、、、」
こんな具合できつねにつままれたようなお吟さんであった。帰られた後、
お吟「栄子ちゃん、皆が来てくれて嬉しかった?」
栄子「はよ帰れとも言えんから、、、」
ケアマネさんからは、審査の日もこんな調子じゃ、要介護はもらえないから心配と言われる。もうね、なるようにしかならないから。今日は図書館で模写遊びをしてきた(笑)。
あはあはと吹かれつりがねにんじんは 行方克己
和裁の集まりの日。瑠璃蠅にこさえてもらった針山を手首に巻いて、金蠅がピアノ発表会用のドレスを縫っていました。羽織を二枚解いて、無地と柄を組み合わせてつくるロングドレス。和裁では、針山はちんまりと針箱に納まったままです(笑)。
九月ゆく銀紙色の日をつれて 津沢マサ子
三婆さんとさじ投げ太さんが見えた。婆その一の箪笥にあった銀鼠の牛首紬の端切れを身頃に、婆その二の紺の結城紬を衿に、婆その三のほどいた着物の裾回し(八掛)を羽裏に、世界に一つしかないつぎつぎ八丁の、しかしとても味のある羽織が仕上がって、さじ投げ太さんはとても喜んで試着してくれた。若いころは、映画製作の裏方をして、ときには通行人もやって重宝がられたそう。その後庭師になり、リタイヤした今は、犬猫兎金魚目高をたくさん飼っている。フットワークがよくて器用な方なのだ。
そっと差し出してくれたのが、この水彩画。先日、お吟が手びねりの皿に出した薄皮まんじゅうをこっそり写真に写して描いてくれたのだ。なんと愛嬌のある方なんだろう。子どもの絵と雑草しか飾っていないお吟宅だから、呉れたのかもしれない。宝物だな、さっそく居間に飾った♪
秋簾古代饅頭三代目 斎藤夕日
今日は終日雨の予報でしたが、晴れ女のお客さん、小止みがさらに止んだ頃お見えでした。近江上布に博多帯をアイリス結びして、半衿には葡萄の刺繍。生まれて初めて詠んだ句を俳画にしてさしあげたら、「あれからなかなか詠めなくて、、、」と仰る。「雨が降りだしたのかと思っていると水馬だったり、銀杏が落ちていると、あんな帯留があったらいいなと思ったりしたことを句にしたいのだけれど、句にならなくて、、、」とも仰る。「まあなんて素敵な感性。些細なことに驚いたり感心する気持ちが一番大事だから、五七五にならなくていいから、どんどんメモしておいてね♪」と必死のお吟さんでした(笑)。
雨粒のときどき太き野菊かな 中村汀女
