おはようございます(^^)
80年踏み続けてきたミシンを、母が踏まなくなって2、3ヶ月経ったかしらん。かなり弱ってきた感じ。お吟姉妹では対処できない事態になると困るので、ケアマネさんに相談した。病院とまったく縁がないというのも、いざというとき不安なので、介護に力を入れている近所の病院から往診に来てもらうことに。驚いたのは、更新されているものと思い込んでいた介護認定が、3年も前に切れていたこと。サービスをまったく利用しないので、そんなことになっちゃった。間抜けなお吟姉妹であることよ。
本日、介護の専門員さんが見えている間、母は機嫌よく毛糸を巻いていた。毛糸を巻くことは、指が固まるのを防ぐのにいいと、褒められる(笑)。
吾亦紅しづかに花となりにけり 日下野由季
月見茶会の待合にしつらえてあった掛軸が返ってきた。我らがお茶人から「月と雁と瀬戸の海を描いてくれ」と頼まれ、広重の錦絵「金沢八勝夜景」から、あっちの月こっちの海そっちの島を組み合わせ、いかにも瀬戸内上空を雁が渡っているように、お吟さんが模写をした色紙なり。ちょっと大人しすぎる絵になったので、林火や波郷などの雁の句を見繕って見せると、<雁列の低さや瀬戸を渦ながれ・秋桜子>がいいとお茶人が言うので、書家が讃を入れた。
朝一番の一席に、前市長さんが見える。お坊さんとか市長さんが見えると、茶道のたしなみがなくともお正客になってもらう。そういう場合、茶釜は?とか水差しは?とか知ったかぶりはなさらず、「お道具の説明をお願いします」と仰る。亭主の我らがお茶人が一通り製作者の説明をし、談笑をし、そろそろお仕舞だなと思っていたら、「ところで、待合のお軸は?」と質問されたそうだ(笑)。
作者名を言わなければならないので、「どこやらのお吟が広重の模写をして、、、、」「なるほど~」という展開になったそう。目を留めてくださって嬉しいけれど、ほんと言えば、つきすぎなんです、つきすぎのこてこてで恥ずかしい~
ま、分かる者はいないだろうからいいけど♪
引く波の音はかへらず秋の暮 渡辺水巴
ラスカルさん、ありがとう♪
年々クーラーが苦手になっているところへ、今年の猛暑となると、何を着たらいいか分からなくなる。去年と同じ夏服では、ダメだ。衿付の長袖を羽織らないと、冷風にやられて身体が変になる。いざとなったら、袖なしのゆったりインナー一枚になりたい。もちろんもんぺ。ということで、こんなファッションに落ち着いている。アオザイを真似て深いスリットなり。筒袖は風を通すので涼しい。素材は、木綿・綿麻・絹・レーヨンなど試している。お手製だし、三点で生地代のみ1500円くらいかしら。
言っとくけど、ヨーガンレールあたりで似たようなのを揃えると、15万円は下らないからね(笑)。
皀角子の風がもんぺをふくらます 西野文代 皀角子(さいかち)
図書館にて模写遊び。秋の絵を見繕って。
行きつけの倉敷の茶房は、マスキングテープ祭りで忙しい。すぐそばにマスキングテープの専門店がある。昔々蠅取り紙をつくっていたこの会社、絵柄を印刷して売り出すことを思いついた。今や、フアンは全国に居て、泊りがけで買いに来るそう。フアン達は工場見学をして山ほど買うのだが、白壁通りのお店には、そこにしかないテープを置いてある。千円使ったら、一個もらえる仕組み。彼女たちはそれらも欲しくて、怒涛の如くやってくる。店を回ってお腹がだぼだぼで、珈琲が飲めないお客も多いので、千円ほどの売り物も必要となる。
いつも世話になっているので、お針のメンバーもお手伝いをする。売り子をする者、売り物を作る者。一名はコサージュ、一名はクッキー、お吟さんは模写のクリスマスカード(笑)を作る。笑いごとではない。完売したのだ♪
日かげにも咲きつらなりて草の花 深見けん二
和裁の集まりの日。呉服屋さんから自立したいという方が見える。催眠商法にかかって、ずいぶん高い紋紗のコートを誂えてしまった。それなのに、まったく出番がないので、羽織に仕立て直してほしいとのこと。正直で可愛い方なので、お月見饅頭があるから、お薄を点ててあげるわと用意を始めると、あらら茶筅を家に忘れてきたことに気づく。この歳になると慌てないこと甚だしい。割り箸を四膳ささっと割って、涼しい顔でしゃかしゃか、、、。細やかな泡はたたないが、味に問題なしであった(笑)。
栗飯やいささか金のあるは佳し 金尾梅の門
