おはようございます😃
お吟さん、食器も料理も素敵なお店ですね♪
今年成人の日の三連休に、故郷山口からの帰りに、車でしたので倉敷に立ち寄りました。来年も同じ頃、立ち寄る予定になりそうです。その時にヒュッテ、お店が開いていたらぜひ立ち寄りたいと思います。
今日は、着物好きさんの集まりの日。いつもの倉敷の茶房ではなく、我が田舎町のヒュッテというレストランにて。小高い丘に建つ山小屋風の建物は、まさにヒュッテという趣。お母さんが料理人で、画家の娘と陶芸家のアメリカ人の娘婿がウエイターウエートレスをしている。出てくる陶器は、すべて娘婿さんの作品である。着物仲間で一番若いAさんは、娘婿の初老のアメリカ人から「ワンダフル!」と両肩を大きな手で包んでもらって、とても嬉しそう。日本人にはとてもできない芸当だ(笑)。
このレストランは、テレビ番組の「人生の楽園」で取り上げられたことがある。県南出身のシンガソングライター中西 圭三がお忍びでレストランへ来た時、お客に見つけられて、アカペラで歌ったことがあるそう。その場に居合わせた人は、なんとラッキーな♪
冬うらら海賊船は壜の中 中村苑子
昨日頂いた干菓子の銘<旭川>の土手沿いに、今日は県立図書館へ行く。その後、岡山城の、石垣の博物館と呼ばれる石垣を見上げながら、オリエント美術館を訪れる。いつ来ても人がいなくて、時空を超えた、夢のような広々とした空間で、おまけに老人は無料である。いったい、よその老人はここへ来なくてどこで何をしているのだ(笑)。
今日心を惹かれたのは、千年前のエジプトの、リネンとシルクで織られたつづれ織りの断片。色が褪せることなく、淡く美しい紋様を保っている。無名の人の心のこもった手作業は尊い。
県立図書館で、高田風人子の句集『四季の巡りに』を見つけた。
海の藍空の紺冬晴れにけり 風人子
本日も寒い中来客あり。帰り際、忘れるところだったと、芭蕉庵のやわらかい落雁<旭川>をくださる。干菓子とはあまり縁がないので、このお菓子も知らなかった。三大名園の一つ後楽園は、岡山の三大河川の真ん中、旭川の中洲にある。早朝、旭川に朝霧が立ち込め、朝日が昇ると共にこれらが薄らぎ、清らかな清流が見えてくる。三色のうち、赤は朝日を、白は朝霧を、青は旭川の清流を表しているという。
「中村汀女がこの落雁に句を寄せているのよ」と言いながらくださるので、「どうして中村汀女をご存じなんですか?」とお聞きすると、「短歌をしているので、それと連句もしているから」と言って、ばたばたと帰られた。今日のマダムと連句はまったく結びつかなかった(笑)。分からないもんだなあ、、、今度お会いしたら、じっくり伺わなくっちゃ♪
旭川とや我も行き芹摘まな 汀女
今日のお客さん、着物好きのお友達をさそってみえた。営業をしてくれている(笑)。そのお友達の、母親譲りの着物が長すぎるので短くしてほしいという依頼だったが、腰ひもを上の方で結ぶとなんとかなりそうだったので、しばらくこのまま着て、どうしても駄目ならその時直しましょうということにしてもらった。
↓このお直し済みの着物、今の上皇后様御用達の、北出与三郎作のものらしい。ベージュ~小豆色のぼかしが上品で、金彩の分量が絶妙。
気象図の線美しく寒波来る 右城暮石
