3月16日にフジサワ名店ビル6Fイベントホールで、「憲法を活かす湘南の会」主催で講演・報告・対談が開かれた。
はじめに東京経済大学教授の大久保奈弥さんの講演があり、専門の珊瑚を中心とした海洋生物学の観点から、マイクロプラスチックが珊瑚に与える影響や珊瑚移植の研究についての話があった。辺野古沖の大浦湾は珊瑚礁が多様な生物のすみかになっていることに触れ、沖縄防衛局は珊瑚移植で環境を保全するとしているが、移植先では白化して半数以上が死滅した群体も多くあると指摘。国は移植で珊瑚を増やそうをテーマに映画を制作したり、珊瑚礁保全ツアーを企画しているが関連企業を儲けさせているだけで、養殖珊瑚がすくすく育つことはない。移植・養殖を環境破壊の免罪符にしようとしているが、科学的事実に基づくべきであると批判された。
続いて参議院議員の福島みずほさんが、これまでの辺野古新基地反対の活動と国会報告を行った。西南諸島は軍備配置で激変したことや、いま話題になっている政治と金(裏金)の問題は大企業のための政治が生んだものであること。戦闘機輸出がらみで、政府は経営不振の軍需産業の国営化を計画している事などを報告された。
最後にお二人の対談があり、選択的夫婦別姓の話も取り上げられた。大久保さんは論文を通称で書いているので、海外の研究機関から講演や研究発表の招待があってもパスポートやホテルの宿泊は戸籍名が必要で混乱を招いていること。福島さんからは選択的夫婦別姓も同性婚も、幸せになれる家族が増えるだけで困ることはまったく無いと話された。
(写真は左が福島さん、右が大久保さん)
3月1日に県民センターで、3・8国際女性デーかながわの集い2024実行委員会主催の標記講演会があった。講師は神奈川新聞記者で文化部デスクの柏尾 安希子さん。以下に、概略を紹介します。
1.女性がすべてを負わねばならないのか
瀬谷の乳児遺棄事件など裁判では女性に有罪判決が下されるが、男性不在で父親の責任は法的に問われることはない。売春防止法の取り締まりでも、歌舞伎町の公園で客待ちの少女が逮捕されるが、彼女達は貧困やD Vなどで家に居場所がない問題もある。痴漢防止の取り組みも、女性に「薄着をしないで!」など自衛をうながし、被害者には落ち度もあったと責める。本来やるほうがわるいのは明白。法自体が女性の責任を問うことに、報道は問い続けなければならない。
2.萎縮する報道
日本軍「慰安婦」問題への関心について考えると、河野談話30年の昨年メディアの対応は一部で取り上げたに過ぎない。歴史教科書からは従軍慰安婦から従軍が消され、ドキュメンタリー映画や美術作品などは公共施設から閉め出される。広がる「女性嫌悪(ミソジニー)」にも注目しなければならない。「ネットの戯れ事」でミソジニーは燃え上がり、孤立する少女たちを救う活動をする団体Colaboに対するパッシングで可視化された。都からの委託金の不正受給との濡れ衣で、行政が動き補助金を受け取れない状況に追いやられた。
3.歴史改ざんに抗う
関東大震災100年に「歴史否定」および「正当化」が吹き荒れた。歴史改ざんは「ヘイト」であり、報道の使命は改ざん勢力の増長・改ざんの完遂を止めることにある。ネットでの激烈な反応や極右政治家による言動により、両論併記せよとの声が上がるが、「論」にならない戯れ事と学術的な「論」では比較にならない。あったことは、なかったことにできない。報道関係者は、歴史的責任を自覚すべきである.とくに、若い世代に向けて書かなければ無かったことになってしまう。在籍の新聞社では連載記事としてこれからも取り上げていきたい。
私も参加させていただきました。
実行委員長の臼井さんよりの挨拶の中で教員の世界でも、過去には定年退職に男女別がありましたが、やっとここまで来たと回想されていました。そして、日本のジェンダー指数は145か国中125位と依然と下位に低迷しています。昨年までは2階の大きな会場での開催が今年は縮小された開催で、今後は参加団体の拡充が期待されます。
雪はほとんど消えていました。
ユーミンの聖地にて
♪…ソーダ水の中を 貨物船が通る…♪
(荒井由実「海を見ていた午後」より)
ドルフィンソーダと一緒に歌が流れて来ました。
第30回撮影会
場所:根岸競馬場跡
日時:2月7日(水)午前10時
集合:京浜東北線桜木町駅南改札口
*旧根岸競馬場
幕末の1866(慶応2)年に横浜の外国人居留地で暮らす英国人らの要望で日本初の専用の洋式競馬場ができた。関東大震災で半壊したが、1929(昭和4)年にJ・H・モーガン氏の設計で一等馬見所が再建された。第二次世界大戦中に打ち切られ、戦後は米軍が一帯を接収したが1969(昭和44)年に競馬場部分の多くが日本側に返還され、公園となった。馬見所は老朽化しており横浜市が補強を検討している。(朝日新聞「いいね!探訪記)
*カフェ&レストラン ドルフィン
荒井由実時代のユーミンの「海を見ていた午後」に出て来る聖地。
5日に降った雪に注意しながら訪ねて来ます。
写真同好会の新しい作品をホームページで見られます
「写真同好会作品展」をクリックしてください
6人分の作品が掲載されています
また、これらの作品は高校教育会館の玄関ホールに展示しています
高校教育会館に行かれた際、ご覧ください
今年最後のゴルフ会は秦野CCさんで開催いたしました。冬場のゴルフ会として最高の日和、富士山や金時山、大島が眺望できゴルフを楽しみながらハイキング気分も満喫させて頂きました。
秋季ゴルフ会の報告です。10/23、箱根湖畔GC、天気は絶好のゴルフ日和、大涌谷や芦ノ湖などを愛でながら箱根の秋を楽しんだゴルフ会でした。今年の春夏のゴルフ会は荒天の為、今日の秋晴れは待ち遠しい日々でした。
会員の皆様良く練習を積まれている様子、無事に18ホール周って来ました。結果は最高齢の方の優勝、初めて三位入賞の方、初参加の上手な方などなど実の多いゴルフ会でした。
写真は全員ではなく、早くスタートした方々は残念ながら写っていません。
第29回撮影会
場所:横浜港周辺
日時:11月15日(水)午前11時00分
集合:みなとみらい線日本大通り駅改札口
*山下公園にはガンダムがいます
*反省会は英一番館(県民ホール6階)を予定しています