11月句会を始めます。下記開催要領に従い奮って投句願います。
現在までの投句者は、えっちゃんあら、ヨヨ、ABCヒロ、コビトカバ、の皆さんの4名です。
11月度みんなのネット俳句会・開催要領
1・投句期間 11月5日(水)~11月10日(月)
2・投句 当季雑詠 5句まで
3・清記発表 11月11日(火)
4・選句 8句選句 11月11日(火)~11月13日(木)
5・成績発表 11月14日(金)
6・その他 投句代行可、投句後の訂正、差し替えも可
投句内容は幹事が確認次第、非表示にします。
句会開催中であっても一般の書き込みは制限はしません。
投句後の訂正依頼のやりかた
(誤) 古池や海豚飛び込む水の音 バショウ
(正) 古池や蛙飛び込む水の音 バショウ
どこまで行っても「果て」というものの無い宇宙。これを丸いものとして沢山ある星々を遠近を抜きにして名前をつけたのが「星座」ですね。星座の名前は全部で80いくつもあるらしいのですが、その半分は生物の名前を冠しています。 ざっと数えて40ほどあって、大型の生物では
くじら、おおぐま、こぐま、おうし、りゅう、ほうおう、きりん
その他33は小型の生物の名前です。
いっかくじゅう、イルカ、うお、ウミヘビ、大犬、狼、お羊、がか、カジキ
カニ、カメレオン、からす、きょしちょう、くじゃく、こいぬ、こうま
こぎつね、こじし、さそり、とかげ、とびうお、はえ、はくちょう、はと
ふうちょう、へび、うみへび、みなみのうお、やぎ、やまねこ、りょうけん、わし です。
この一覧に無いのは象、ライオン、カバ、パンダ、ヒョウ、ラクダ、ブタ、ハイエナなどになりますが、名前の付いていない星座が見つかれば、いつかは拾ってもらうことがあるかも知れません。
「小熊座へ猛突進の宇宙カバ」 はこうした宇宙の星座間へまだネーミングされていないカバ座が入ろうとして突進して行く状態を句にしたものなので、当然ながらカバ座の全体像はまだ見えていないということです。 宇宙には時間という概念もありませんが、地球人が考え出したのは「光年」 光の速さで1年かかる距離ですが、太陽と地球間の距離の何万倍もの距離になります。 現在の望遠鏡でXX億光年も先の天体の話をしてますので、小熊座なんかすぐそこのことでしょう。 アンドロメダ星雲は渦巻き状になってますが、太陽系が属する星雲群も渦巻き状になっていて、天の川は渦巻きを横から見たら、星々が重なっているから川のように見えるのだという話です。 私は昔から眠れない時には宇宙の距離を考えます。「どこまで行っても果が無い」ということは どういうことなんだろうと考えていると自然に眠ってしまうのですね。 それでは皆さんの面白い句、句評を楽しみにしております。
9 裏切りも不倫もなくて竹夫人 (ABCヒロさん) 8
多くの方の共感を得た。竹夫人を「チクフジン」と読み 「竹などで円筒形に編んだ籠ので寝るときに涼をとるために使用した」と初心のころに教わったが実物は見たことも使用したことも無い。この句を見て一気に戸惑いが吹っ切れた。ネットで写真は見たが今もデパートあたりで売っているだろうか。ひょっとして絶滅季語に指定されているかも。いずれにしても一度は挑戦したい季語だ。このような生々しい句は真似も出来ない。ショックで特選に戴いた。
12 薄れたる日除の屋号何でも屋 (尾花さん) 4
「何でも屋」はよろずやか。 最近街からいわゆる「よろずや」が消えた。子供の駄菓子屋もそうだ。デパートは「変形万事屋」ではあるが。私の村の郵便配達人の仕事は先ず屋号を覚えること。ほとんどの旧家は屋号を持つ。血縁結婚が多く同姓が多いせいかも知れない。この句旧家であろうか屋号の看板が日除けの役を果たしている。思わず郷愁を誘われた。季語は日除け。心惹かれる句だ。
20 病棟を丸ごと射貫き大西日 (蜜豆さん) 8
大きい句だ。季語は大西日。多くの方の共感を得た。「まるごと射貫き」がなんど読んでも胸に迫る。納得の一句だ。
24 姫女苑生き様しかとそこかしこ (ヨヨさん) 1
アイビーさんが掲示板の評で「姫路苑」の特性を詳し伸べてくれている。それを踏まえて読み直すとなるほどと納得できる。「生き様しかとそこかしこ」この個性豊かな花の特性をしかと見定め表現した作者の感性に好感を持った。
31 託したき我が老いの身を水中花 (和談さん) 6
季語の水中花の斡旋に惹かれた。同時に同世代の悲哀を切々と訴える彼の詩魂に胸打たれた。読むほどに身に沁みる句だ。ご同慶の至り。「水中花」を身近にしたくなった。
70 羅を着て闊達な関西弁 (桃さん) 2
私もどちらかと言うと関西系だ。思春期を和歌山で過ごしているのでか夢中になると思わず出てしまう。関西弁は独特だ。第一飾り気が一切ない。「儲かりまっかあ~」「ぼちぼちでんなあ~」。直截だ。生活感がもろに出るのが関西弁。
言葉が端的なだけに目で語る。口でなく表情での語り掛けである。親近感が諸に出る。やはり東京や名古屋とはどこか違う。しかも「羅」を着ているのだ。闊達になるのも自然の摂理。「暑うおまんな~」。
96 掌に濡れて色濃き茄子の紺 (茶々さん) 2
アイビーさんの評にあったが確かに「黒」だ。今、目の前の友人の農地指定地にずらりと茄子が色を揃えている。艶々とした何とも言えない感触。雨の中に光っている。その内やや小粒の「嫁に食わすな」の秋茄子が見られるのが楽しみだ。
ナチーサンさんへ
日除の句、選句してくださりありがとうございました。
10年程前、半田市の運河界隈を吟行していて、何でも屋と描かれ日焼けした日除のお店がありました。珍しいなぁーと思いましたが通り過ぎたので、店内は何があったかわかりません。
数年後、その家は改築され食事の店に変っていました。今思えば「何でも屋」という業務内容をしりたかったなぁーと悔いています。
将棋王位戦7番勝負第3戦
藤井7冠が佐々木7段との第3戦に勝ち王位戦防衛に王手をかけた。第4戦は8月15~16日佐賀市で行われる。
23 籠蛍点滅一夜の慰みに 0
友人が蛍を飼っていて市役所のため池(昔、ここ一帯が大池だったが市の方針で埋め立てて一部を残した)に蛍を放ち住民に開放していたがコロナで辞めてしまった。当時子供たちは自由に持ち帰ったが、振り返ると当地に足を踏み入れた半世紀前はもっと自然があったものです。
44 供花に来てしばしの憩ひ梅雨の蝶 1
やっと徒歩に自信が付いたので久しぶりに墓参しました。緑化事業で頂いた日日草を鉢植えにして供えました。この花は強く長持ちします。鉢は二重にしてあるので水分補強は十分です。この時期枯れ枯れの仏花が目立ちます。この墓は500基ほどですが宗派は問わず。管理面での縛りは無く自由ですが造花は見当たりません。田舎から改葬して3年程になります。近い将来ここに入ると思うと愛着が湧きます。
58 紫陽花棘なく雨を呼ぶ花か 0
紫陽花は好きな花の一つです。多くの種類と呼び名があるようですしどれも好きですが強いて挙げれば額紫陽花に惹かれます。雨に濡れた姿は何とも言えないものです。地質と水により色が変化するとのことですが何故棘が無いんでしょうね。薔薇のように。
85 靑時雨大草履吊る仁王門 1
これは旧作です。原句は「青時雨仁王の門の大草鞋」だったのを推敲したものです。アイビーさんの評にも「青時雨の季語が重要な要素」とのお話がありましたが季語は動かさずに「吊る」と動詞を入れたものです。動詞を入れることにより動きが出たでしょうか。
113 母の日や妣手遊びの俳画帳 1
久しぶりに妣の句集を読み返しました。この句集は私の手作りで妣の亡くなる数年前に作ったものです。173頁で妣と既に故人となっていた義父の俳画をあしらいました。全てカラーですがパソコンとプリンターを駆使してのものです。
俳画は短冊、色紙を含め350枚ほど1ページに2枚ほど使っています。
作品は当時から入会していた「青樹」の長谷川久々子主宰の指導を受けたもので450句、主宰のコメントなども挿入しました。久々子主宰にも差し上げましたが「体裁は関係ない。心のこもった句集だ。ご両親もさぞお喜びでしょう」と戴きました。句集名は「女の歩幅」。さて「私の句集は」と時々思うこのころです。数だけは有りますが。
お母様も俳句をなさっておられたのですか。今は昔と違いパソコンやプリンターを駆使すれば、手製の句誌が出来ますからね。ナチ―サンさんも是非作って下さい。期待してます。ちゃんとした出版社に頼めば、最低でも100万円ぐらいの出費を覚悟せねばなりませんが、自分のパソコン、プリンターなら数千円程度で済みます。
アイビーの俳句鑑賞 その4
病葉の流れゆくもの沈むもの (てつを)
病葉は夏落葉と混同されることが多いが厳密には異なる。病葉は時季でもないのに病気か何かで黄ばんだ葉を言うのに対し、夏落葉は松や杉などの常緑樹が夏に落葉することを言う。病葉が川に落ちて、あるものはそのまま流れ、あるものは沈んでしまう。病葉そのものには何ら差異があるのではない。作者はこの自然界の摂理を、広く人間社会に敷衍させている。人間の努力や能力を越えた何かがあるのだ。十年ほども前になろうか、トム・ハンクス主演の「フォレストガンプ」のラストシーンを髣髴とさせる。
孫の手に曳かれて潜る茅の輪かな (和談)
広い意味で孫俳句だが、そんな事に関わりなく、情景を素直に詠んだ佳句だと思う。中高年の俳人にとって孫は一番身近な存在で、句材なのだ。一律に孫俳句だからダメというのは理不尽な気がする。あくまで俳句次第だろう。
託したき我が老いの身を水中花 (和談)
6点の支持を集めた。作者自身の老後と水中花の取り合わせが新鮮だ。私としては、何をどう託すのかイマイチ分かりにくいように思うのだが。そんな瑕瑾を補って余りある水中花の美しさがこの句の生命線だろうか。
姫女苑生き様しかとそこかしこ (ヨヨ)
姫女苑は外来植物だそうで、その所為か随分と生命力が強いのに驚く。花自体は見苦しい花ではなく、それなりに可憐なのだが所かまわず咲き、なおかつ咲いている期間が長い。作者はそんな姫女苑を擬人化して「生き様」と把えた。なるほどと思わざるを得ない。
掌に濡れて色濃き茄子の紺 (茶々)
掌は「てのひら」と読まないと字数が合わない。俗に茄子紺というが、完熟した茄子は茄子紺というより黒である。まして水に濡れた茄子ときたら、惚れ惚れとするような黒さである。物みな実る充実の夏、茄子を詠んで、その実は夏および盛夏への賛歌と解釈したがどうだろう。
並走のヨット車へ手を振りぬ (花の宮)
海岸に沿った道路をドライブした時の情景を詠んだ。自動車と並走するようにヨットが行く。ヨットの進む方角と速度が自動車とがほぼ同じでなければ、この句のシチュエーションは成立しない。動詞を一つしか使わないで、この状況を完璧に説明しおせた手並みが見事。ヨットの側が手を振る、それに応えて車からも手を振る。夏らしい解放感に満ちた佳句。
農繁や膝に零るるあらひ飯 (無点句)
惜しくも無点句となったが、何故か印象に残る句だ。季語は「あらひ飯」。今日のライフスタイルからすれば絶滅寸前の季語と言って差し支えない。その珍しい季語に敢然と挑戦したのみならず、ここまで味を出したお手並みに敬意。
アイビーの俳句鑑賞 完了
44 暑き日の白髪交じりや床に落つ
じゅくじゅくするような暑さの中を理髪店に着く。 ひんやりとした店内には2人の先客がいて少しだけ待って
椅子にかける。「どうしますか?」「はい短く刈り上げて左から分けますので」というと洗髪のあとにバリカンが
「ジャーン」と裾のほうから刈り始める。 バサリと落ちた髪を見るとかなり白髪が混じっている。そうこうして
いるとカミソリが入って・・・・・
こういう情景を1句にまとめようとした作者の心境は確かに伝わってくる。
しかし「交じりや」と「や」を入れて強調したために ぐちゃぐちゃの句になってしまって、選をする人達を
惑わせてしまって零点!
なので、この句は大改造しなければいい句にはならないのである。 まず「白髪交じりの髪」のことを「斑
白=はんぱく」ということを覚えてもらいたい。そして暑さを強調するのではなく涼しさを出すこと。
斑白を刈りこぼしたり水中花 と大きく改造しましょう。
白髪が落ちたとすると1本か2本の白髪が落ちた意味になります。「刈りこぼす」とすると理髪店での景色であ
ることが分かるのでこうしましょう。 そして見えているのは動きが無い「涼しい水中花」 金魚玉なんかだ
とお客さんが金魚を追いかけて動くので、理髪屋さんが困る。 水中花なら問題はありませんね。
ということです。材料を沢山1句に収めようとすると、とかく句は理解できないものになります。切り取った
、その情景だけをコンパクトに纏めることが大事なので、これからは注意されたほうが宜しいでしょう。
この大改造はどうでしたか。
なお添削をすると怒る人が時々いらっしゃいます。 私どもの句会でも過去 2人の方が句会主宰に「後ろ足
で砂を蹴る」ような辞め方をされたのですが、添削はあくまでも誰にでも分かりやすいように行うことなので、
じっくりと出した句と添削句を並べ、比較してみて下さい。 納得して頂けたら嬉しいです。
えっちゃんあらさん ご理解頂けたようで嬉しいです。
・・・無点句にはそれなりの含みがあって無点句になっているわけでして、大きな目で見れば、全体の句からして
①訴える力が弱い、②ごてごてしている、③3段切れになっている、④川柳または川柳調になっている
⑤字余りや字足らずが限界を超えている、⑥季語の斡旋がおかしい、⑦季語が引っ付きすぎている
⑧内容が汚いなどが理由でしょう。
無点句の半分以上は①だろうと思ってますが、初心者に多いのは②、⑤など
案外気づかないのは④でして、川柳と俳句ちは違う文学なので注意しましょう。
物の考えかたは人さまざまなので、生意気なことは言えません。 かくいう私は まだまだ勉強が足りないと思ってます。
斑白。。教えて頂きありがとうございます。俳句の得点貰うより嬉しい事です。無得点も正直辛いなとへこみますがどうすれば良い俳句になのかと教えて貰うこと光栄です。ありがとうございます。
皆さんから活発な書き込みを頂き、当掲示板が同好の士のサロンとして活用いただいておりますことは管理人として無上の喜びです。
当掲示板は、公序良俗に反しない限り、タブーなき自由な意見の発露を旨とします。
掲示板は投稿者全員が、キャリアの差こそありますが、基本的に同じ立場です。
そこに主従関係、師弟関係は存在しません。
言うまでもないことですが、当掲示板は主宰を置きません。従って、俳句結社の仕来りや常識が介在する余地はありません。
アイビーさん、次回8月から突然ですが、かをりは投句欠席です。
ここの楽しさ、居心地のよさは格別。
あくまでも個人的都合です。
鑑賞にはよらせてたもれ。いろいろ生意気書いてもみなさまのことは忘れません。
良かった!
また、かをりさんと掲示板で会えますね。
超お忙しい8月のようですが頑張ってくださいね。
安堵しました。それにしても「8月から」と「8月は」はえらい違いです。全国のかをりファンは気をもみました。
かをりさんへ
良かったです。
そんな~っ、居て欲しいよ~!と、掲示板ばかり覗いていました。
お忙しいのですね。
歌会の幹事、楽しみつつ頑張ってください。応援しています(*´∀`*)尸"
ヨシ
からとはの違いではで大変良かったです。からになった理由ですけどびっくりです。色々な事なさってます。知りあいでかおりさんの名前は男性も女性OKですが。。どちらかなと。いやいや回答は自然にですね。これからもはですから宜しくお願いします
記述が曖昧で申し訳ありません。
「8月は」です。
合宿的な仕事研修、プラス母の手術(膝)、初めての短歌の会の幹事、点盛はないですけど、幹事は十も出すのです、苦しいよ。
五十路は、そういう年頃にてお許しください。
私は事前に短歌も俳句の詠めないので、お許しください。5月の将棋の句は例外です。
80%出句はその日なのです。
9月に復帰するにしても、その日の出句です。
尾花さん、サンクス、失礼の言葉などお許しください。束束子さん、ええわー、クールなコメント、8月の句が楽しみですよ、こちらも本気たでー。
皆さん、素敵です、願わくばもっと選句に至った、もしくは選句されたら、一筆あるべきでしょう。これはアイビーさんが述べなくてとも常識です。
わがままばかりですが、幹事様、および皆様のご健勝、秀句を楽しみにしております。
かをりさんへ
驚きましたしとても残念です。 かをりさんの句も講評も大好きで楽しみに読ませて頂いていました。知らないことを辞書で調べたり、私にとってはとても勉強になりました。 忘れることができないのですが「五十路」のこと。 私は五十代はずっと五十路と思い込んでいました。かをりさんに指摘されて始めて辞書を引き五十当歳でありことを知りました。その他にもいっぱい学ぶことがありました。本当に残念です。
これから先も時間がありましたら、投句は無理でも講評など書き込んでくださると嬉しいです。
素晴らしい句を発表してこられたのにストップとは残念です。「鑑賞」は継続とありますから、当掲示板は見させてもらうとの意味なんでしょうが、句評などはしないようですね。 実質的な退会と考えていいでしょう。
楽しく参加して頂いたので、代わりに投句代行の新人をご紹介して下さればアイビーさんの滂沱の涙が引くかも知れません。 当面は束束子がアイビーさんの肩を優しく抱き寄せて慰めることにしましょうね。
かをりさんのこと
どうも早とちりしていたようです。「8月から投句欠席」を退会と。よく見直して見ると、それ以外の記述は無いので継続と理解しました。今まで通り選句や感想は戴けそうなので安心しています。
同感です。
せめて期限限定で。
驚天動地とはこのこと。最も有力な投稿者であり、構成員を失った掲示板というものがどういうものか想像が出来ません。掲示板存続の危機です。如何なる心境によるのか私には分りませんが、ここはひとつお考え直しを。
下闇やラヂオ近づく音したる
この句は「ラヂオが近づいた」と読まれる怖れのある、少し変な組み立てになっているようです。季語の
「下闇」の斡旋も具合が悪い。 木々が鬱蒼と生い茂って暗闇のように感じられるのが下闇だから
「や」で強調したことで更に具合が悪くなっている。
作者は遠くにあった雷雲が急に押し寄せてきて、周囲が真っ暗になり、ラヂオを点けたら「ガリガリ」と
雷を捉えている情景を句にしたかったのだろうが、組み立てに不慣れのために へんてこな句になってし
まっている。 ここは素直に 「雷の近づく音のするラヂオ」
これでどうでしょうか。これなら私は2点を差し上げたいところですよ。
昨晩の甘酒かほる台所
甘酒は別称「一夜酒」とも言われて7月の季語になってます。一晩のうちに熟して香りを漂わせることから
名付けられたようなので、この句の場合の「昨晩」は改めて句の中に取り入れる必要がないと考えます。
特に読んでみて思うのは「昨晩の甘酒」です。家族で昨夜味わった甘酒という意味なので、後の文字群とに
違和感を感じますね。 この句も素直に 「ほんのりと甘酒香る台所」としてはどうですか。
「かほる」も気になりました。
束束子さんへ
お返事ありがとうございます。
「下闇やラヂオ聞きつつ来る男」
そうなんです。
男の人だったのです。
このように詠んだらよいのですね。
下闇と近づくラジオの音と男、私の気持ちにぴったりきます。
ありがとうございます。嬉しいです。
また、教えてください。
よろしくお願いします。
ヨシ( ´ ▽ ` )ノ
惜しい一句に取り上げて下さりありがとうございます。
甘酒を夜に作って、朝起きたら香りが台所に残っているという状況を読みました。
かほるは香るにすると漢字が続き過ぎかな?と思ったのですが気にしない方が良かったですね。
十七字できちんと伝わるように詠むのは本当に難しいですね。
今後も色々教えて頂きたいと思います。
・・・・・・・・・・あ そういうことなんですか。
それなら「下闇やラヂオ聞きつつ来る男 または女」 ではどうでしょうか。
私はてっきりラヂオの「雷でガリガリなる音」を思ってしまいましたよ(笑)
ま 色々なことを思わせる俳句は良 という前向きな考えもあるということですがね・・・・
これからも一緒に頑張りましょう。
なお前にも言いましたが「ヨシ」は私の母の名前でもありまして・・・・ ジーン
束束子さんへ
下闇やラヂオ近づく音したる ヨシ
この句の事を取り上げてくださりありがとうございます。
俳句を読むということは、難しいですが楽しいですね。そのように読んで下さったのですね。
私は俳句は勉強し始めたばかりですが、いつか佳い句を詠めるようになりたいなと思っています。
今は、見たもの感じたものそのままの句です。
この下闇の句は森林公園を1人で散歩していた時に、ずいぶん歩いて下闇が何やら気味悪くなり何か飛び出てやこないか不安になっていたところラジオの音が近づいてきた。という句です。ラジオに安心したかというと、それも独りぽっちだったのでちょっと怖くて早足になりました。
こういう状況を詠んでみたかったのですが、どうすれば良かったのでしょうか?
もし宜しかったら教えていただけませんか?お願いしますm(_ _)m