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互選結果発表

互選結果発表
8月句会の結果を発表します。8月のトップはダイアナさんの「広島忌」の句で10点を集めました。続いて尾花さんの「風鈴」の句で7点、にゃんこさんの「原爆忌」の句、アイビーの「端居」の句、弥生さんの「新涼」の句が6点で並びました。以下、5点句には7句が並ぶ激戦でした。
10点句 10 小六の語り部ガイド広島忌 (ダイアナ)
 7点句 87 風鈴にふれてにこにこ抱つこの子 (尾花)
 6点句  4 サイレンへ風止まる街原爆忌 (にゃんこ)
 6点句 42 端居して世の喧騒と距離を置く (アイビー)
 6点句 64 新涼や新作パンの並ぶ店 (弥生)
個人別総合ではにゃんこさんが20点でトップでした。

8月度みんなのネット俳句会・清記一覧  特選2点、並選1点で計算。     7・8・14
1 止まらないポテトチップス秋涼し 
2 八十路来て良き汗かける幸せを (てつを) 2 ラガー、茶々、
3 迎え火の吠え出す犬と男の子 
4 サイレンへ風止まる街原爆忌 (にゃんこ) 6 ◎えっちゃ、◎ちとせ、かをり、アイビ、
5 鷺の首白き紋様青田原 (和談) 2 ◎ヨヨ、
6 しんがりの船鉾雨に悠悠と (尾花) 2 ちとせ、和談、
7 緑蔭へ漢孤独な翳を曳く (ナチーサン)
8 腹当は明日の元気を約束す (コビトカバ) 1 弥生、
9 夫運転私助手席雲の峰 
10 小六の語り部ガイド広島忌 (ダイアナ) 10 ふうり、えっちゃ、尾花、ちとせ、コビト、◎ヨシ、森野、茶々、ナチー、
11 好きな夢選べる未来水中花 (ヨシ)      1 玉虫、
12 平幕は元気はつらつ名古屋場所 (ラガーシャツ) 3 ◎ふうり、比延、
13 流星や幾人残る同級生 (玉虫) 2 ちとせ、ABC、
14 鉢植えに灯る夕菅ひと夜花  (森野) 1 みにょ、
15 しかけたりしかけられたり水鉄砲 (ABCヒロ) 1 比延、
16 極暑日に線香燻り香り立つ 
17 つかの間の生とも知らで蝉鳴けり (みにょん) 4 ふうり、えっちゃ、茶々、ヨヨ、
18 水の日に記録的雨皮肉かな 
19 鶏も卵を産まぬ極暑かな  (ふうりん) 2 ちとせ、ヨシ、
20 更衣逢ひたき奴は何処やら 
21 青芦の風を呼びたりあひびきし (かをり) 1 えっちゃ、
22 向日葵や凛と老人寄せ付けず (和談) 1 ヨヨ、
23
24 ほおずきやほの口をして吹き鳴らす (弥生) 2 ◎にゃん、
25 夕菅や湖に暮れゆく比良比叡 (てつを) 3 みにょ、森野、比延、
26 向日葵や人と違ふと吸えぬ息 (コビトカバ) 1 玉虫、
27 夕暮れへ秋は密かに紛れ込む (にゃんこ) 5 ◎てつを、森野、和談、弥生、
28 水着着て昭和モダンの砂スキー (アイビー) 1 和談、
29 鉾の輪に噛ませたる梃子木屑とぶ (尾花) 2 ダイア、アイビ、
30 立つ秋や季節は歪み飛来せず 
31 暑くなる予感小石に躓けり (ナチーサン) 4 尾花、ヨシ、玉虫、アイビ、
32 闇深き夫の故郷や天の川 (玉虫) 2 ラガー、ダイア、
33 今朝の秋雨は田畑を潤さず 
34 夏草は胸の丈までここ空き家 (ABCヒロ) 3 みにょ、てつを、ラガー、
35 運転は夫におまかせ雲の峰 
36 夢心地推しコンサート夏の夜 (みにょん) 1 えっちゃ、
37 玄関を出れば秋津の群るる空  (森野) 2 てつを、にやん、
38 熱風浴ぶ木々も疲るる40度 (ヨヨ) 5 ちとせ、◎みにょ、ヨシ、和談、
39 新盆の供物の礼の昔めく (比延) 1 森野、
40 長崎の鐘の復元盆供養 (茶々) 5 ふうり、えっちゃ、ABC、◎ナチー、
41 みんみんやとく眼帯のもどかしさ (かをり) 5 ちとせ、コビト、てつを、ヨシ、にゃん、
42 端居して世の喧騒と距離を置く (アイビー) 6 ダイア、◎ABC、◎比延、弥生、
43 蝉時雨背に一刀浴びにけり (和談) 2 玉虫、ヨヨ、
44 目を剥いて暑いと言ふや仁王像 (尾花) 3 ラガー、和談、比延、
45 今朝の秋ひこうき雲は茜色 
46 八月の悼みごころの靴並ぶ (えっちゃんあら)  3 コビト、かをり、ナチー、
47 句集編む時の流れや梅雨湿り 
48 炎天や悲鳴を上げる室外機 (てつを) 1 ヨヨ、
49 炎暑果てほっと一息夕日観る 
50 無人駅風は青田を渡り来る (にゃんこ) 5 ふうり、みにょ、てつを、森野、比延、
51 炎暑なり荒れに荒れてる名古屋場所 (ラガーシャツ) 1 茶々、
52 寝室に蟷螂全身に寒気 
53 老犬の座り込みたる秋暑し
54
55 語り部の白髪三千丈原爆忌 
56 このセット取れば優勝蝉時雨 (ヨシ) 2 コビト、ダイア、
57 猛暑日も牌で鍛える古き脳 (みにょん) 3 えっちゃ、尾花、コビト、
58 迷い道して出会いたる花鬱金  (森野) 1 尾花、
59 母と見るプレバト俳句蚊遣香  
60 師の病快癒願ひて笹飾る 
61 原爆忌さらけ伝えよ世界中 
62 踏み上る崩れ石段花は葉に 
63 初めての町に既視感百日紅 (アイビー) 4 みにょ、ヨシ、ABC、玉虫、
64 新涼や新作パンの並ぶ店 (弥生) 6 てつを、ラガー、ダイア、◎アイビ、
65 すれ違ひざまに見上ぐる百日紅  
66 向日葵は今太陽に挑みたり 
67 雨の京都地につくほどに夏柳 (尾花) 3 ◎茶々、玉虫、
68 冷奴何も吸収したくない 
69 ペン胼胝の名残かすかに桜桃忌 (てつを) 2 ヨシ、弥生、
70 孫を待つアロハで変身米寿なり (和談) 1 ヨヨ、
71 蚊遣香持ちつつ移動庭仕事 
72 夢に入ることもできずに明易し 
73 憧れて届かぬ遠さ夏茜 (ヨシ) 3 にゃん、◎玉虫、
74 面痩せの何処に立ちても夕立かな (かをり) 1 ナチー、
75 溜息を繰り返しつつ夜の秋 
76 美しく儚きものに揚花火 
77
78 森更けてなほ蜩の鳴き止まず  (森野) 1 にゃん、
79 みちをしへ遥か先行く父の背ナ (玉虫) 4 ◎尾花、てつを、アイビ、
80 あれこれと歳時記片手に熱帯夜 (みにょん) 1 ラガー、
81 昼日向ビール三昧蝉時雨 
82 マスカット一房囲む甘さかな  (ふうりん)   3 かをり、茶々、弥生、
83 愛猫も興奮夏の甲子園 (茶々) 1 ABC、
84 手花火のじじと弾けてみな終る (かをり) 2 にゃん、玉虫、
85
86 表札はローマ字表記秋の薔薇 (弥生) 2 かをり、比延、
87 風鈴にふれてにこにこ抱つこの子 (尾花) 7 ちとせ、コビト、ヨシ、茶々、和談、◎弥生、
88 太陽のコロナ閉じ込めスイカ玉 (てつを) 4 コビト、かをり、ナチー、和談、
89 生き過ぎたといふ義父逝きし初の盆 (えっちゃ) 3 みにょ、◎コビト、
90 日を浴びて畑に向日葵凛と立つ 
91 なまくらなこの身を嗤へ蝉時雨 (にゃんこ) 4 ◎ラガー、ダイア、ABC、
92 寝室を出たらあちらに蝉王国 
93 蛍の点滅闇を争はず (ナチーサン) 2 にゃん、茶々、
94 御所東膳を揃えて生身魂 (ラガーシャツ) 1 かをり、
95 豊漁の鰯クレーンの網開く (ダイアナ) 5 えっちゃ、尾花、ABC、アイビ、弥生、
96 秋簾昭和の会話聞こえそう (ABCヒロ) 2 てつを、ナチー、
97 今の子に貧乏話終戦日 (アイビー) 1 弥生、
98 名は名古屋朝顔とあり江戸の鉢  (森野) 1 ふうり、
99 旅先で席譲られし冷房車 
100 盆唄や炭坑節を繰り返し 
101 熱波の水桶で伸びてる蛙の子 
102 古本の書き込み侘し夜の秋 (比延) 3 ◎森野、アイビ、
103 茄子馬で迎え火求め先祖来る (ヨヨ) 2 ◎和談、
104 ひまわりも俳句も好き麻雀も (みにょん) 1 ラガー、
105 万博リングそぞろ歩めば風涼し  (ふうりん) 2 尾花、ダイア、
106 夏場所や光る土俵に巨人舞ふ (和談) 1 ヨヨ、
107 ちはやぶる一生懸命蝉の声 (ラガーシャツ) 1 ふうり、
108 初穂の田雨渇望す地割れかな (ダイアナ) 2 ふうり、みにょ、
109 朝戸開く外に暑熱が横たふる (ちとせ) 2 ◎ダイア、
110
111 やわらかき野に膝をりて今朝の秋 (かをり) 3 尾花、森野、ヨヨ、
112 奪衣婆の乳房あらはに黴の堂 (アイビー) 3 かをり、ABC、ナチー、
113 唖蝉の不意に翔ちたる翅音かな 
114 藍浴衣男嫌ひをとほすかな (えっちゃんあら)  5 かをり、にゃん、ナチー、比延、アイビ、
115 雷鳴に居間を離れて長電話  

投句者は、ヨヨ、和談、コビトカバ、えっちゃんあら、ラガーシャツ、弥生、にゃんこ、ABCヒロ、尾花、森野、ふうりん、ヨシ、ダイアナ、ちとせ、みにょん、てつを、ナチーサン、アイビー、玉虫、茶々、比延、かをりの22名。

間違いその他不都合をご連絡下さい。
                                               

編集・削除(未編集)

特選句評

      選句評
特選句:つぶつぶで少し塩っぱい桜餅(ふうりん)
  この句を拾っているのは私一人。しかも特選である。
 どうしてこの句が特選になるのかと殆どの方は訝るでしょうが、これには私の人生の岐路を左右した「餡」というものが隠されているのです。私は大酒飲みの父親の借財のカタとして中学卒業の15歳で3年契約の「餡こ屋」に丁稚奉公に出された。来る日も来る日も餡こを作る作業をやらされ、雨の日も風の日も自転車で餡この配達をやらされ、時には入荷してくる60kgの小豆や大手亡を背負って倉庫へ入れなければならなかった。結局、将来を悲観してクリスマスイヴの真夜中に、二階の窓から教材一切を投げ下ろして夜逃げを断行。手持ちの金が尽きるところまでという条件でタクシーを走らせ、3つ先の駅で降ろされてからというもの、30cmもある雪の原野を2時間も歩き通して我が家にたどりついたのです。 それからというもの、キチガイじみた猛勉強(独学)で高校へ就学した。 この句の背景に控えている「粒餡」というものを私は即座に察知、迷わず特選にしたのはそういう理由があるからなのです。  訂正するとすれば「粒餡の少し塩っぱき桜餅」となるが、手品の種まで明かす必要はありません。私だけには「餡」がしっかり見えていますからね。 いい句です。

彫刻の龍の眼力出車過ぐる(弥生)
 ルート表に従い山車は町内を動く。高齢になった今、もうそれを追いかける気力も無くなったが、前厄、本厄、後厄の3年間は組の山車を勇壮に引かせてもらった。コマ(山車の車輪)で轢かれそうになったこともあったが、右手の指の腱を3本切断するという軽症で済んだのは幸いだった。山車が町内会長や役どころの家にさしかかると若い衆が祝い込みに走り、その間は山車も休憩するが、彼らを待つ間は山車の横で彫り物を見る。様々な彫り物があるが、矢張り龍の彫り物がいい。この句、「眼力」が効いておりますね。 5月の作品では山車の句は外せないですが、いい句です。

雛罌粟や町の駐在いつも留守
 多くの方が拾ってらっしゃるが、町もさることながら村や島の駐在も同じこと。 「お巡りさん」と言われるように、地域の駐在さんは、区域を見回ることで犯罪を防止するだけではなく、人々の悩み相談にも乗るのが商売だといえましょう。 私の父は特に駐在さんと親しくて、お茶を飲みながら歓談していたものですが、ある時などは部屋に出てきた鼠を父、駐在、私で追いかけ回して捕まえたこともありました。 駐在所が留守だということは、裏返せば、その町の人々と駐在さんが仲良くやっていて平和の証しだということ。 良いところに着目されましたね。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年05月15日 11:43)

互選結果発表

5月度みんなのネット俳句会の互選結果を発表します。
トップはてつをさんの「草を取る」の句で8点でした。続いてそらまめさんの「雛罌粟」の句が7点、弥生さんの「麦の秋」の句が6点と続きました。
8点句 103 米寿など途中駅とて草を取る (てつを)
7点句  54 雛罌粟や町の駐在いつも留守 (そらまめ)
6点句  29 少年の指笛遥か麦の秋 (弥生)
個人別総合はそらまめさんが17点でトップでした。
総合1位 17点 そらまめ
総合2位 16点 てつを
総合3位 15点 弥生

5月度みんなのネット俳句会の互選結果  ( )は作者  ◎は特選、特選2点、並選1点で計算  R5・5・14
 1 風薫る異動決まった帰り道 (コビトカバ) 2 ゆめ、アイビー、
 2 走り茶の風にもありぬみどり色 (えっちゃんあら)     3 ◎てつを、中安田、
 3 飛花付けて園児の親の立ち話 
 4 乗っ込みの大鯛斧をもて捌く (束束子)  3  ◎尾花、ナチーサン、
 5 喧騒の中の牡丹の静かなり (弥生)  2  ABCヒロ、茶々、
 6 美味勝る浜名湖鰻杭に鷺 (茶々) 1 ナチーサン、
 7 薄暑光此処執念の千日手 (ナチーサン) 1 かをり、
 8 嬰児は神の賜物子供の日 (ゆめ) 2 アイビー、茶々、
 9 少女らの二の腕まぶし薄暑来る (そらまめ) 3 ふうりん、令淑、てつを、
10 ふうわりと軽き嬰児や花祭り (ヨシ) 2 ◎アイビー、
11 フフフフフ我が小庭もや薔薇の園 (ちとせ)  1 ゆめ、
12 磯遊び動くもの追ひかくる攩網 (尾花) 1 玉虫、
13 素麺が喉走り去り夏来る (ラガーシャツ) 3 ◎コビトカバ、和談、
14 スカートの好みはミモレ花はリラ (玉虫) 2 尾花、ヨシ、
15 止みさうな雨の日永を持て余す (中安田) 2 ラガーシャツ、かをり、
16 雀の子木々にゆらゆら誰を待つ 
17 三桂を手持ち無沙汰にこどもの日 
18 道に土こぼし田植えの終わりたる (森野) 2 ラガーシャツ、和談、
19 薔薇園の薔薇は片仮名ばかりなる (ABCヒロ) 2 束束子、ヨシ、
20 小籠包の桜風味に春惜しむ (ふうりん) 2 えっちゃんあら、ヨシ、
21 葉桜や長生きの本売れてます (てつを) 4 ◎弥生、◎ABCヒロ、
22 藤棚や噂話は蜜の味 
23 すかんぽを囓る眉間の皺深し (ヨシ) 3 ゆめ、◎玉虫、
24 店先の勧め上手よ新茶買ふ (玉虫) 1 ラガーシャツ、
25 夏めきて今日は半袖ウォーキング 
26 新茶汲み見知らぬ花の匂ひまで (えっちゃんあら)  2 ◎和談、
27 大好きなかすみ草だけ母の日来
28 風薫る畦で奏する草刈機 (和談) 2 ◎令淑、
29 少年の指笛遥か麦の秋 (弥生) 6 そらまめ、森野、◎ちとせ、ふうりん、かをり、
30 春雨やそんなに降っては風情なし 
31 五月雨や美濃を高みへ組んでゆき (かをり) 1 森野、
32 蔵町の運河彩る鯉のぼり (ちとせ) 3 ABCヒロ、てつを、中安田、
33 小馬穴に藻屑と稚魚と潮招 (束束子) 3 ちとせ、ナチーサン、中安田、
34 一山を占むる勢ひや藤の花 (てつを) 2 ふうりん、ヨシ、
35 筍の天婦羅もよしシャッキシャキ 
36 こいのぼり子鯉の尻尾歌ふげに 
37 西瓜苗植えて至福の時を待つ (茶々) 1 束束子、
38 ほんわかとナンジャモンジャよ母の愛 (令淑) 1 和談、
39 欝然と谷暗みをり朴の花 (そらまめ) 3 森野、玉虫、令淑、
40 羽根閉じに少し手間取る金亀子 (中安田) 3 束束子、ヨシ、弥生、
41 バードデー常の如くに雀どち (ナチーサン) 1 ゆめ、
42 熟考に位取せり五月富士 
43 柏餅食べて日本に骨埋める (ABCヒロ) 4 えっちゃんあら、弥生、アイビー、茶々、
44 減築てふ老いの選択花水木 (アイビー) 1 ABCヒロ、
45 懐かしき人待つ窓や花大根 (ヨシ) 1 ふうりん、
46 赤子よりこの地生まれし聖母月 
47 山荘の目は先を行く夏蕨 
48 ワンピース原色の柄夏来たる 
49 つぶつぶで少し塩ッぱい桜餅 (ふうりん) 2 ◎束束子、
50 彫刻の龍の眼力山車過ぐる (弥生) 5 そらまめ、ゆめ、令淑、ABCヒロ、アイビー、
51 散歩終え新茶の雫分かち合い (和談) 2 弥生、ナチーサン、
52 原っぱの空無限大夏来る (玉虫) 5 ◎そらまめ、尾花、◎ふうりん、
53 吹き頻る葉裏に潜む蝶のあり 
54 雛罌粟や町の駐在いつも留守 (そらまめ) 7 束束子、森野、ちとせ、えっちゃん、ABCヒロ、てつを、中安田
55 青葉して庭の容積倍増す (てつを) 1 コビトカバ、
56 撮り鉄の待てるホームに舞ふ燕 (束束子) 1 尾花、
57 訪ね寺なんじゃもんじゃの花たわわ 
58 陶製の亀の鳴きたる日暮かな (中安田) 1 玉虫、
59 青時雨腕まくらの腕痺れ 
60 恋猫の我を見捨てて出歩けり (茶々) 1 コビトカバ、
61 鯉のぼりこわごわ触る子の笑みや (令淑) 3 ◎ヨシ、茶々、
62 一歩づつ雲雀に押され登りきる 
63 吊り橋の足すくみたる夏山路 
64 夢を持ち通ひし昔はりゑんじゆ 
65 めがね屋に数多のめがね昭和の日 
66 テープより竿売りの声亀鳴けり 
67 つつじ爛漫駅前通り色競ひ 
68 白木蓮怒涛の如くゆさゆさと 
69 オープン日卯波のごとく人寄せる (コビトカバ) 1 ゆめ、
70 姉と寝し一つ布団よ昭和の日 (玉虫) 2 ちとせ、令淑、
71 初夏を吐く鬼の一手の垂れ歩かな (かをり) 4 ◎えっちゃんあら、アイビー、ナチーサン、
72 孫集ひ筍飯や背比べ (和談) 1 茶々、
73 アカシヤの散り敷く道を救急車 
74 朝採りの豆飯昼に賜ばる幸 (てつを) 1 ちとせ、
75 勝負めし脂の乗つた鯖焼いて (ふうりん 1 ラガーシャツ、
76 五月晴猫も伸びする石の上 (茶々) 1 尾花、
77 わがままな孫にてこずる五月かな (ラガーシャツ) 1 えっちゃんあら、
78 ホームラン歓声弾むこどもの日
79 メーデー歌見知らぬ人と肩組みぬ (ゆめ) 1 中安田、
80 単線のホーム眩しき柿若葉 (森野) 2 束束子、そらまめ、
81 子遍路に窓際譲る船の客 (束束子) 4 コビトカバ、弥生、◎茶々、
82 メトロより地上に出ればそこは夏 (アイビー) 1 ラガーシャツ、
83 西瓜植え真っ赤を夢見老の手で 
84 女の会話短くなりぬ義士祀る (ABCヒロ) 1 かをり、
85 亡き師の庵芭蕉巻葉の凛と立つ (尾花) 4 森野、令淑、◎ナチーサン、
86 降り注ぐ囀り亡骸のポーズ (弥生) 2 玉虫、かをり、
87 鞦韆の揺れを合わせる噂かな (中安田) 3 てつを、◎かをり、
88 ひねくれた庭のホースや春暑し (ヨシ) 2 コビトカバ、弥生、
89 棒銀を好む女の夏はじめ (かをり) 3 ラガーシャツ、玉虫、えっちゃんあら、
90 日光黄菅尾瀬へ空へ思ひ馳せ (ちとせ) 1 ナチーサン、
91 うららかや自分の指を吸う赤子 
92 香典に百万包む初夏の夢 
93 朝日受けほらほらほらと夏木立 
94 胸元にゆるる江戸文字祭り札 (玉虫)  4 そらまめ、ちとせ、えっちゃんあら、てつを、
95 藤浪や紫紺の風を載せ揺るる 
96 友と犬トリオで歩く薄暑かな 
97 お隣の猫に声掛け春コート (ヨシ) 3 ラガーシャツ、コビトカバ、茶々、
98 子の送迎麦酒はノンアルコール 
99 パス緩く我が子に送る子どもの日 (アイビー) 1 弥生、
100 美しき兄の草笛聞きし頃 (森野) 4 尾花、令淑、和談、てつを、
101 足早に吾抜く歩荷夏来る 
102 霾るや空の泣き顔手土産に 
103 米寿など途中駅とて草を取る (てつを) 8 そらまめ、◎森野、ヨシ、和談、かをり、◎中安田、
104 たたなはる新緑どれも色違へ (そらまめ) 4 尾花、玉虫、ふうりん、中安田、
105 薫風や坂に新設保育園 (ちとせ) 3 ◎ゆめ、ABCヒロ、
106 鯉のぼり孤独の我を見下ろせり (茶々) 1 和談、
107 春の蚊のどこかへ行つてしまひけり 
108 三段の夜行寝台昭和の日 (尾花) 5 そらまめ、コビトカバ、森野、ちとせ、アイビー、
109 五月晴れなにかいいことありそうね (ラガーシャツ) 1 ふうりん、
110 かたくりの叱られて花咲くばかり 

投句者は、えっちゃんあら、そらまめ、茶々、かをり、束束子、ゆめ、玉虫、ラガーシャツ、弥生、ABCヒロ、尾花、コビトカバ、てつを、森野、ふうりん、和談、令淑、ナチ―サン、ちとせ、ヨシ、アイビー、中安田の22名

間違い等、お気づきの点をお知らせくだい。

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結果発表まで暫時お待ちください

投句者全員の選句が揃いましたので選句を締め切ります。直ちに集計に入りますが、結果発表まで暫時お待ちください。

引用して返信編集・削除(未編集)

催促するわけではありませんが

選句も順調に進み、あと茶々さんを残すのみとなりました。別に催促するわけではありませんが、選句の方、よろしくお願いいたします。

引用して返信編集・削除(未編集)

茶々さんのこと
  今連絡しました。留守にしていたようです。
 早速選句しますとも。恐縮していました。
 よろしくお願いします。

引用して返信編集・削除(未編集)

中安田さんにお尋ねがあります

中安田さんからの投句を確認いたしました。ところが7句ありましたので、2句を取り下げていただきたいと思います。ご意向をお知らせください。ご連絡のない時は、6句目の「春の海」と7句目の「花曇」の句を取り下げさせていただきます。ご了解ください。

引用して返信編集・削除(未編集)

ご連絡がありませんでしたので、6番目と7番目の句を割愛しました。ご了承下さい。

引用して返信編集・削除(未編集)

清記&選句

清記&選句
5月句会の清記一覧を発表します。投句された方は速やかに選句に入って下さい。
今回の投句者は、▼えっちゃんあら、▼そらまめ、▼茶々、▼かをり、▼束束子、▼ゆめ、▼玉虫、▼ラガーシャツ、▼弥生、▼ABCヒロ、▼尾花、▼コビトカバ、▼てつを、▼森野、▼ふうりん、▼和談、▼令淑、▼ナチ―サン、▼ちとせ、▼ヨシ、▼アイビー、▼中安田の22名。 (▼は選句済み)

選句要領
1 選句期間  5月11日(木)~5月13日(土)
2 選句数   7句 うち1句を特選とする。特選は無しでも構わない。特選2点、並選1点で計算します。
3 選句方法  句番号を書き出すだけでもよい。
4 結果発表  5月14日(日) ただし進捗状況により早まることもあります。
5 その他   投句された方は全員、選句をして下さい。投句してない方も選句に参加できます。ただし、投句者全員の選句が終わった時点で締め切ります。

4月度みんなのネット俳句会 清記一覧
 1 風薫る異動決まった帰り道 
 2 走り茶の風にもありぬみどり色     
 3 飛花付けて園児の親の立ち話 
 4 乗っ込みの大鯛斧をもて捌く 
 5 喧騒の中の牡丹の静かなり 
 6 美味勝る浜名湖鰻杭に鷺
 7 薄暑光此処執念の千日手 
 8 嬰児は神の賜物子供の日 
 9 少女らの二の腕まぶし薄暑来る 
10 ふうわりと軽き嬰児や花祭り 
11 フフフフフ我が小庭もや薔薇の園  
12 磯遊び動くもの追ひかくる攩網 
13 素麺が喉走り去り夏来る
14 スカートの好みはミモレ花はリラ
15 止みさうな雨の日永を持て余す
16 雀の子木々にゆらゆら誰を待つ 
17 三桂を手持ち無沙汰にこどもの日 
18 道に土こぼし田植えの終わりたる 
19 薔薇園の薔薇は片仮名ばかりなる
20 小籠包の桜風味に春惜しむ 
21 葉桜や長生きの本売れてます 
22 藤棚や噂話は蜜の味 
23 すかんぽを囓る眉間の皺深し 
24 店先の勧め上手よ新茶買ふ 
25 夏めきて今日は半袖ウォーキング 
26 新茶汲み見知らぬ花の匂ひまで  
27 大好きなかすみ草だけ母の日来 
28 風薫る畦で奏する草刈機 
29 少年の指笛遥か麦の秋
30 春雨やそんなに降っては風情なし 
31 五月雨や美濃を高みへ組んでゆき
32 蔵町の運河彩る鯉のぼり 
33 小馬穴に藻屑と稚魚と潮招 
34 一山を占むる勢ひや藤の花 
35 筍の天婦羅もよしシャッキシャキ 
36 こいのぼり子鯉の尻尾歌ふげに
37 西瓜苗植えて至福の時を待つ 
38 ほんわかとナンジャモンジャよ母の愛 
39 欝然と谷暗みをり朴の花 
40 羽根閉じに少し手間取る金亀子
41 バードデー常の如くに雀どち 
42 熟考に位取せり五月富士 
43 柏餅食べて日本に骨埋める 
44 減築てふ老いの選択花水木 
45 懐かしき人待つ窓や花大根 
46 赤子よりこの地生まれし聖母月 
47 山荘の目は先を行く夏蕨 
48 ワンピース原色の柄夏来たる 
49 つぶつぶで少し塩ッぱい桜餅 
50 彫刻の龍の眼力山車過ぐる 
51 散歩終え新茶の雫分かち合い 
52 原っぱの空無限大夏来る 
53 吹き頻る葉裏に潜む蝶のあり 
54 雛罌粟や町の駐在いつも留守 
55 青葉して庭の容積倍増す 
56 撮り鉄の待てるホームに舞ふ燕
57 訪ね寺なんじゃもんじゃの花たわわ 
58 陶製の亀の鳴きたる日暮かな 
59 青時雨腕まくらの腕痺れ 
60 恋猫の我を見捨てて出歩けり 
61 鯉のぼりこわごわ触る子の笑みや
62 一歩づつ雲雀に押され登りきる 
63 吊り橋の足すくみたる夏山路  
64 夢を持ち通ひし昔はりゑんじゆ 
65 めがね屋に数多のめがね昭和の日 
66 テープより竿売りの声亀鳴けり 
67 つつじ爛漫駅前通り色競ひ 
68 白木蓮怒涛の如くゆさゆさと 
69 オープン日卯波のごとく人寄せる 
70 姉と寝し一つ布団よ昭和の日 
71 初夏を吐く鬼の一手の垂れ歩かな 
72 孫集ひ筍飯や背比べ 
73 アカシヤの散り敷く道を救急車
74 朝採りの豆飯昼に賜ばる幸 
75 勝負めし脂の乗つた鯖焼いて 
76 五月晴猫も伸びする石の上 
77 わがままな孫にてこずる五月かな
78 ホームラン歓声弾むこどもの日 
79 メーデー歌見知らぬ人と肩組みぬ 
80 単線のホーム眩しき柿若葉 
81 子遍路に窓際譲る船の客 
82 メトロより地上に出ればそこは夏
83 西瓜植え真っ赤を夢見老の手で
84 女の会話短くなりぬ義士祀る
85 亡き師の庵芭蕉巻葉の凛と立つ 
86 降り注ぐ囀り亡骸のポーズ 
87 鞦韆の揺れを合わせる噂かな 
88 ひねくれた庭のホースや春暑し
89 棒銀を好む女の夏はじめ 
90 日光黄菅尾瀬へ空へ思ひ馳せ 
91 うららかや自分の指を吸う赤子 
92 香典に百万包む初夏の夢 
93 朝日受けほらほらほらと夏木立 
94 胸元にゆるる江戸文字祭り札  
95 藤浪や紫紺の風を載せ揺るる 
96 友と犬トリオで歩く薄暑かな
97 お隣の猫に声掛け春コート 
98 子の送迎麦酒はノンアルコール 
99 パス緩く我が子に送る子どもの日 
100 美しき兄の草笛聞きし頃 
101 足早に吾抜く歩荷夏来る 
102 霾るや空の泣き顔手土産に 
103 米寿など途中駅とて草を取る 
104 たたなはる新緑どれも色違へ 
105 薫風や坂に新設保育園 
106 鯉のぼり孤独の我を見下ろせり 
107 春の蚊のどこかへ行つてしまひけり 
108 三段の夜行寝台昭和の日 
109 五月晴れなにかいいことありそうね 
110 かたくりの叱られて花咲くばかり  

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年05月13日 20:07)

Dragons

熱烈なファンというわけじゃないのですが、連休中のテレビ放送で中日と巨人の3連戦があったので観戦しました。
最下位のドラゴンズなので期待をしてなかったのですが、3戦とも際どい攻防の末、ドラゴンズが奇跡の3連勝。
これまで私がテレビ観戦すると8割から9割方負けるケースが多かっただけに、久しぶりの勝ち戦を楽しみました。
プロサッカーのほうはトップと並走中のようですね。 いいことだ いいことだ。

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心意気はよいのですが、打てませんね。打率はそれほど悪くはないのですが、ホームランがとにかく少ない。全部ひっくるめても村上一人分にも満たないのですから。

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そうなですよ今年はチャンスありますでもスタートダッシュ失敗
明日からのカープ3連戦3連勝でやり直しましょう!

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ヤクルトが落ち目、巨人がもたもたしている今年はチャンスですよ。まだまだ序盤。落合ドラゴンズの再現を!

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名古屋グランパス首位に浮上

6日、サッカーJリーグ名古屋グランパスはG大阪に1対0で勝ち首位神戸と勝ち点23で並んだ。優勝を目指すチャンス。

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昨日の正解

三択の正解(名句)
①―C ②-A ③-C ④―A 
おまけの三択の正解(迷句)
⑤―C ⑥-C ⑦-A ⑧―B
ヨシさんがおまけも含めて全問正解、有終の美を飾りました。 
名句
第1問 雨ふくむ葉の重みして若楓 原石鼎
第2問 祭笛吹くとき男佳かりける 橋本多佳子
第3問 プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ 石田波郷
第4問  あるときは船より高き卯浪かな 鈴木真砂女
おまけの迷句
第5問 紅葉を見たさに京都わらびもち 和田アキ子
第6問 万緑の中連絡船は湯船かな 博多華丸
第7問 滝を見て蛇口を閉めたか考える 千原ジュニア
第8問 春うらら大仏さんもるるるるる 小島瑠璃子

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投句締め切りは今日、10日の24時まで

5月度みんなのネット俳句会を開催します。下記要領に従い奮って投句願います。
現在までの投句者は、えっちゃんあら、そらまめ、茶々、かをり、束束子、ゆめ、玉虫、ラガーシャツ、弥生、ABCヒロ、尾花、コビトカバ、てつを、森野、ふうりん、和談、令淑、ナチ―サン、ちとせ、ヨシ、アイビー、中安田、の皆さんの22名です。

5月度みんなのネット俳句会開催要領
1 投句期間   5月5日(金)~5月10日(水)
2 投句数    当季雑詠 5句
3 清記及び選句 5月11日(木)~5月13日(土) 7句選句
4 成績発表   5月14日(日)
5 その他    投句代行 可。投句後の訂正、差し替えも可。
         進行状況によってはスケジュールが早まることもあります。
投句内容は幹事が確認次第、非表示にします。
句会開催中であっても一般の書き込は制限はしません。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年05月10日 15:07)
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