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互選結果発表

互選結果発表
8月句会の結果を発表します。8月のトップはダイアナさんの「広島忌」の句で10点を集めました。続いて尾花さんの「風鈴」の句で7点、にゃんこさんの「原爆忌」の句、アイビーの「端居」の句、弥生さんの「新涼」の句が6点で並びました。以下、5点句には7句が並ぶ激戦でした。
10点句 10 小六の語り部ガイド広島忌 (ダイアナ)
 7点句 87 風鈴にふれてにこにこ抱つこの子 (尾花)
 6点句  4 サイレンへ風止まる街原爆忌 (にゃんこ)
 6点句 42 端居して世の喧騒と距離を置く (アイビー)
 6点句 64 新涼や新作パンの並ぶ店 (弥生)
個人別総合ではにゃんこさんが20点でトップでした。

8月度みんなのネット俳句会・清記一覧  特選2点、並選1点で計算。     7・8・14
1 止まらないポテトチップス秋涼し 
2 八十路来て良き汗かける幸せを (てつを) 2 ラガー、茶々、
3 迎え火の吠え出す犬と男の子 
4 サイレンへ風止まる街原爆忌 (にゃんこ) 6 ◎えっちゃ、◎ちとせ、かをり、アイビ、
5 鷺の首白き紋様青田原 (和談) 2 ◎ヨヨ、
6 しんがりの船鉾雨に悠悠と (尾花) 2 ちとせ、和談、
7 緑蔭へ漢孤独な翳を曳く (ナチーサン)
8 腹当は明日の元気を約束す (コビトカバ) 1 弥生、
9 夫運転私助手席雲の峰 
10 小六の語り部ガイド広島忌 (ダイアナ) 10 ふうり、えっちゃ、尾花、ちとせ、コビト、◎ヨシ、森野、茶々、ナチー、
11 好きな夢選べる未来水中花 (ヨシ)      1 玉虫、
12 平幕は元気はつらつ名古屋場所 (ラガーシャツ) 3 ◎ふうり、比延、
13 流星や幾人残る同級生 (玉虫) 2 ちとせ、ABC、
14 鉢植えに灯る夕菅ひと夜花  (森野) 1 みにょ、
15 しかけたりしかけられたり水鉄砲 (ABCヒロ) 1 比延、
16 極暑日に線香燻り香り立つ 
17 つかの間の生とも知らで蝉鳴けり (みにょん) 4 ふうり、えっちゃ、茶々、ヨヨ、
18 水の日に記録的雨皮肉かな 
19 鶏も卵を産まぬ極暑かな  (ふうりん) 2 ちとせ、ヨシ、
20 更衣逢ひたき奴は何処やら 
21 青芦の風を呼びたりあひびきし (かをり) 1 えっちゃ、
22 向日葵や凛と老人寄せ付けず (和談) 1 ヨヨ、
23
24 ほおずきやほの口をして吹き鳴らす (弥生) 2 ◎にゃん、
25 夕菅や湖に暮れゆく比良比叡 (てつを) 3 みにょ、森野、比延、
26 向日葵や人と違ふと吸えぬ息 (コビトカバ) 1 玉虫、
27 夕暮れへ秋は密かに紛れ込む (にゃんこ) 5 ◎てつを、森野、和談、弥生、
28 水着着て昭和モダンの砂スキー (アイビー) 1 和談、
29 鉾の輪に噛ませたる梃子木屑とぶ (尾花) 2 ダイア、アイビ、
30 立つ秋や季節は歪み飛来せず 
31 暑くなる予感小石に躓けり (ナチーサン) 4 尾花、ヨシ、玉虫、アイビ、
32 闇深き夫の故郷や天の川 (玉虫) 2 ラガー、ダイア、
33 今朝の秋雨は田畑を潤さず 
34 夏草は胸の丈までここ空き家 (ABCヒロ) 3 みにょ、てつを、ラガー、
35 運転は夫におまかせ雲の峰 
36 夢心地推しコンサート夏の夜 (みにょん) 1 えっちゃ、
37 玄関を出れば秋津の群るる空  (森野) 2 てつを、にやん、
38 熱風浴ぶ木々も疲るる40度 (ヨヨ) 5 ちとせ、◎みにょ、ヨシ、和談、
39 新盆の供物の礼の昔めく (比延) 1 森野、
40 長崎の鐘の復元盆供養 (茶々) 5 ふうり、えっちゃ、ABC、◎ナチー、
41 みんみんやとく眼帯のもどかしさ (かをり) 5 ちとせ、コビト、てつを、ヨシ、にゃん、
42 端居して世の喧騒と距離を置く (アイビー) 6 ダイア、◎ABC、◎比延、弥生、
43 蝉時雨背に一刀浴びにけり (和談) 2 玉虫、ヨヨ、
44 目を剥いて暑いと言ふや仁王像 (尾花) 3 ラガー、和談、比延、
45 今朝の秋ひこうき雲は茜色 
46 八月の悼みごころの靴並ぶ (えっちゃんあら)  3 コビト、かをり、ナチー、
47 句集編む時の流れや梅雨湿り 
48 炎天や悲鳴を上げる室外機 (てつを) 1 ヨヨ、
49 炎暑果てほっと一息夕日観る 
50 無人駅風は青田を渡り来る (にゃんこ) 5 ふうり、みにょ、てつを、森野、比延、
51 炎暑なり荒れに荒れてる名古屋場所 (ラガーシャツ) 1 茶々、
52 寝室に蟷螂全身に寒気 
53 老犬の座り込みたる秋暑し
54
55 語り部の白髪三千丈原爆忌 
56 このセット取れば優勝蝉時雨 (ヨシ) 2 コビト、ダイア、
57 猛暑日も牌で鍛える古き脳 (みにょん) 3 えっちゃ、尾花、コビト、
58 迷い道して出会いたる花鬱金  (森野) 1 尾花、
59 母と見るプレバト俳句蚊遣香  
60 師の病快癒願ひて笹飾る 
61 原爆忌さらけ伝えよ世界中 
62 踏み上る崩れ石段花は葉に 
63 初めての町に既視感百日紅 (アイビー) 4 みにょ、ヨシ、ABC、玉虫、
64 新涼や新作パンの並ぶ店 (弥生) 6 てつを、ラガー、ダイア、◎アイビ、
65 すれ違ひざまに見上ぐる百日紅  
66 向日葵は今太陽に挑みたり 
67 雨の京都地につくほどに夏柳 (尾花) 3 ◎茶々、玉虫、
68 冷奴何も吸収したくない 
69 ペン胼胝の名残かすかに桜桃忌 (てつを) 2 ヨシ、弥生、
70 孫を待つアロハで変身米寿なり (和談) 1 ヨヨ、
71 蚊遣香持ちつつ移動庭仕事 
72 夢に入ることもできずに明易し 
73 憧れて届かぬ遠さ夏茜 (ヨシ) 3 にゃん、◎玉虫、
74 面痩せの何処に立ちても夕立かな (かをり) 1 ナチー、
75 溜息を繰り返しつつ夜の秋 
76 美しく儚きものに揚花火 
77
78 森更けてなほ蜩の鳴き止まず  (森野) 1 にゃん、
79 みちをしへ遥か先行く父の背ナ (玉虫) 4 ◎尾花、てつを、アイビ、
80 あれこれと歳時記片手に熱帯夜 (みにょん) 1 ラガー、
81 昼日向ビール三昧蝉時雨 
82 マスカット一房囲む甘さかな  (ふうりん)   3 かをり、茶々、弥生、
83 愛猫も興奮夏の甲子園 (茶々) 1 ABC、
84 手花火のじじと弾けてみな終る (かをり) 2 にゃん、玉虫、
85
86 表札はローマ字表記秋の薔薇 (弥生) 2 かをり、比延、
87 風鈴にふれてにこにこ抱つこの子 (尾花) 7 ちとせ、コビト、ヨシ、茶々、和談、◎弥生、
88 太陽のコロナ閉じ込めスイカ玉 (てつを) 4 コビト、かをり、ナチー、和談、
89 生き過ぎたといふ義父逝きし初の盆 (えっちゃ) 3 みにょ、◎コビト、
90 日を浴びて畑に向日葵凛と立つ 
91 なまくらなこの身を嗤へ蝉時雨 (にゃんこ) 4 ◎ラガー、ダイア、ABC、
92 寝室を出たらあちらに蝉王国 
93 蛍の点滅闇を争はず (ナチーサン) 2 にゃん、茶々、
94 御所東膳を揃えて生身魂 (ラガーシャツ) 1 かをり、
95 豊漁の鰯クレーンの網開く (ダイアナ) 5 えっちゃ、尾花、ABC、アイビ、弥生、
96 秋簾昭和の会話聞こえそう (ABCヒロ) 2 てつを、ナチー、
97 今の子に貧乏話終戦日 (アイビー) 1 弥生、
98 名は名古屋朝顔とあり江戸の鉢  (森野) 1 ふうり、
99 旅先で席譲られし冷房車 
100 盆唄や炭坑節を繰り返し 
101 熱波の水桶で伸びてる蛙の子 
102 古本の書き込み侘し夜の秋 (比延) 3 ◎森野、アイビ、
103 茄子馬で迎え火求め先祖来る (ヨヨ) 2 ◎和談、
104 ひまわりも俳句も好き麻雀も (みにょん) 1 ラガー、
105 万博リングそぞろ歩めば風涼し  (ふうりん) 2 尾花、ダイア、
106 夏場所や光る土俵に巨人舞ふ (和談) 1 ヨヨ、
107 ちはやぶる一生懸命蝉の声 (ラガーシャツ) 1 ふうり、
108 初穂の田雨渇望す地割れかな (ダイアナ) 2 ふうり、みにょ、
109 朝戸開く外に暑熱が横たふる (ちとせ) 2 ◎ダイア、
110
111 やわらかき野に膝をりて今朝の秋 (かをり) 3 尾花、森野、ヨヨ、
112 奪衣婆の乳房あらはに黴の堂 (アイビー) 3 かをり、ABC、ナチー、
113 唖蝉の不意に翔ちたる翅音かな 
114 藍浴衣男嫌ひをとほすかな (えっちゃんあら)  5 かをり、にゃん、ナチー、比延、アイビ、
115 雷鳴に居間を離れて長電話  

投句者は、ヨヨ、和談、コビトカバ、えっちゃんあら、ラガーシャツ、弥生、にゃんこ、ABCヒロ、尾花、森野、ふうりん、ヨシ、ダイアナ、ちとせ、みにょん、てつを、ナチーサン、アイビー、玉虫、茶々、比延、かをりの22名。

間違いその他不都合をご連絡下さい。
                                               

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アイビーの俳句鑑賞 その4

アイビーの俳句鑑賞 その4

鯉のぼりこわごわ触る子の笑みや (令淑)
鯉幟の句は沢山あるが、勢いよく風をはらんで泳いでいる様、少し斜に構えて無風状態のしょぼくれた鯉幟、役目が終わり地上に下りた鯉幟と多様で、料理のし甲斐のある題材だろう。掲句は地上の鯉幟を子が恐る恐る触る、その様子に焦点を当てたところが作者のお手柄だ。ただ座五に切れ字の「や」を持ってきたのはどうかなあ。俳句の坐りがもう一つよくないような気がする。納得がいくまで推敲したいものだ。

バードデー常の如くに雀どち (ナチーサン)
毎年5月10日から16日まで愛鳥週間に定められ、全国各地で催しが行われる。東京では宮様のご臨席の下、セレモニーが挙行され、野鳥団体のバードウオッチングが各地で行われる。ただしこれは人間社会の決め事であり、当の鳥たちは、人間の世話になろうなどとは端から思っていない。自然界の掟に従い、種の保存のための営みを行っているのだ。

フフフフフ我が小庭もや薔薇の園 (ちとせ) 
丹精の薔薇が見事に咲いた。自分が手塩にかけたと思えば、なおのことで満足感にひとりでに口元が緩んでくる。「フフフフフ」に説明は要らないだろう。坪内稔典の代表作「三月の甘納豆のうふふふふ」を髣髴とさせる。

蔵町の運河彩る鯉のぼり (ちとせ)
半田運河の鯉のぼりを詠んだ。毎年晩春から初夏にかけ、運河べりに百旒ほどの鯉幟が泳ぐ様は半田の風物詩となっている。運河に沿いミツカンや清酒国盛、亀甲冨の醸造蔵が立ち並び、これらの蔵は黒を基調としたモノトーンで、落ち着いた雰囲気を醸し出している。そこへ真鯉、緋鯉の鯉幟が翩翻と泳ぐ様子は、対岸の柳の並木と相まって一際鮮やかだ。ちとせさんはこの景観を外連味なく綺麗にまとめた。

ふうわりと軽き嬰児や花祭り (ヨシ)
嬰児は「えいじ」ではなく「ややこ」「あかご」どちらかで読みたい。花まつりは言うまでもなくお釈迦様が生まれた日で、多くは4月8日前後に仏生会あるいは花祭りとして、甘茶を釈迦誕生仏にかけて祝う。「天上天下唯我独尊」という例のフレーズで知られる。仏教行事にありがちな厳粛さはなく、光明に満ちた喜びの行事でもある。嬰児と花祭り、この取り合わせが良いと思った。生まれたばかりの微かな存在ながら、生命の躍動を感じさせる。特選にいただいた。

止みさうな雨の日永を持て余す (中安田)
「日永」は春の季語。物理的に日が長いのは夏至の頃だが、心理的に日永を感じるのは春ということ。日脚伸ぶ、遅日、明け易し、夜長などの季語はいずれも心理的な主観に基づいた季語だ。日暮れまで間があり、一仕事片付きそうだがあいにくの雨。この雨、やみそうだが止まない。さてどうしたものか、思案投げ首の作者。誰にでも経験あることを巧みに詠んだ。俳味たっぷりの佳句。

春の蚊のどこかへ行つてしまひけり (無点) 
惜しくも無点となったが、これも俳味を感じさせる句だ。春の蚊はそれほど執拗ではないから当方も真剣に追わない。これが夏の蚊となると、ただではおかぬとばかり必死に追い詰め、親の仇のように打つ。秋の蚊となると、弱々しく出てきて呆気なく打たれる。で、春の蚊。いつの間にか何処かへ行ってしまったようだ。

アイビーの俳句鑑賞 完

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美しき兄の草笛聞きし頃

美しき兄の草笛聞きし、ありがとう御座いました。私は今風に言えばブラコンかも❢  もう、兄達はみな旅立ってしまいましたがどの兄にも大切にしてもらいました❢ でも、長兄が54才で旅立った時には立ち合う事も出来ましたし次兄の時は手術の度に説明にも立ち合いました❢ その後のホスピスにも幾度ともなく通い昔語りなどしました。兄嫁さんが40代で亡くなっていましたので❢ 隣の兄には義姉さんも娘も孫もいましたので少し遠慮しましたが私に会いたいと言ってくれました。父は厳しい人でしたが私には甘かったと思っています❢ 私の我儘を叱ってくれたのは長兄ですし好き嫌いの激しい私の食べ終わるのを待っていてくれたのは次兄でした❢ おかしいですよネッ❢ 兄達も妹にしか頼めない事も有り隣の義姉さんにどちらが年上か分からないよネッ❢って言われた事も❢_

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アイビーの俳句鑑賞 その3

アイビーの俳句鑑賞 その3

三段の夜行寝台昭和の日 (尾花)
着眼が面白い。昭和の寝台車は輸送効率を優先のため三段式ベッドだったが、窮屈で寝返りも打てないような有様だった。今でも三段ベッドがあるのだろうか。寝台車に限らず在来鉄道の旅は日本人の郷愁を誘う。新幹線や飛行機には無い、なにかがあるようだ。作者自身も寝台車に纏わる思い出があるのだろうか、それにしても昭和は遠くなった。

風薫る異動決まった帰り道 (コビトカバ)
人事異動の内示があった。これは私の勝手な想像だが、昇格を伴った異動と見たがどうだろう。ただ持ち場が変わるだけの異動と違い、より重要な責任のあるポストへの異動である。もとより内心ひそかに期していたことだろう。上五の「風薫る」がそれを暗示している。コビトカバさんはバリバリの現役世代とお見受けするが、なにも俳句は老人の専売特許ではない。これからも現役世代ならではの視点での句作に期待したい。

米寿など途中駅とて草を取る (てつを)
一転してベテランの味わいの句。米寿は八十歳のこと。私よりてつをさんは僅かに年上とお見受けするが、年配者の偽らざる心境として、時間の経過は一本の棒のように連続しているのであって、喜寿、傘寿の節目だからと言って格別の感慨は無いものだ。言ってみれば通過地点に過ぎない。周りは節目の慶事と祝ってくれる。それはそれとして素直に受け入れるのが年長者の分別だろう。この句は中七に切れを入れず、「とて」と接続助詞を入れ一物仕立てにしてあるが、句意としては二物取り合わせの句とも取れる。どちらがよいかは、好みの問題だろう。

道に土こぼし田植えの終わりたる (森野)
機械植えが普及した現代の田植風景は昔のそれとは趣を異にする。一族郎等が勢ぞろいした昔の田植と違い、拍子抜けするほど呆気なく終わってしまう。それでも道や畦のそこかしこに泥を落として、ああ田植が終わったなあと分る。昔も今も、田植が農家の一大事業であることに変わりはない。

美しき兄の草笛聞きし頃 (森野)
上五に「美しき」としたことにより、で森野さんとお兄さんの麗しい関係が分かる。それはただ草笛の音色が美しいに留まらず、幼い森野さんにとってお兄さんは、なんでも教えてくれた頼もしい兄であり、やさしかった兄を暗示しているのだ。長じて青年期、壮年期を経て、それぞれの家庭を持っても、会えば昔の兄妹なのだ。

小籠包の桜風味に春惜しむ (ふうりん)
ふうりんさんは季節それぞれの食べ物の句を出句される。しかも毎回違った趣向で読者を楽しませてくれる。今回は中華料理の定番ともいうべき小籠包の登場だ。桜風味というのがよく分からないが、おそらく色や全体の雰囲気を含めて桜風味としたのであろう。季語の「春惜しむ」が動かない佳句だ。

孫集ひ筍飯や背比べ (和談)
普段はなかなか行き会えない一族が、珍しく全員揃う機会があった。食べ盛りの子どももおり、掘ったばかりの筍で筍飯を炊いた。何時もの夫婦二人だけの食事と違い、どんどん減っていくから作った方も張り合いがあるというものだ。和やかで楽しい食事風景。ただ俳句は17音という制約があり、あまり色んな要素を盛り込むとせせこましい俳句になるので気をつけたい。掲句の場合、背比べを割愛して、孫たちの食べっぷりに焦点を当てたらどうだろう。筍飯一升炊いて孫を呼ぶ  とか。

めがね屋に数多のめがね昭和の日 (無点) 
めがね屋に眼鏡があるのに不思議はないが、何ともとぼけた味を出している。惜しくも無点句となったが、このとぼけた味わいは捨てがたい。季語の「昭和の日」にあっている。何があっていると聞かれても困るが、AI俳句には無いヒューマンな味わいを楽しみたい。

以下次号、不定期掲載 

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尾花さんへ

爽やかに働けたらいいなと思ってます。元気が出るお言葉ありがとうございます!
頑張ります(^_^)

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コビトカバさんへ

新しい勤務先へワクワクしながら出勤するなんていいですね!
新しい職場で、仕事や人に慣れるまで、気苦労があると思いますが、初夏のさわやかな風の中、溌剌と出勤する姿とても素敵です。頑張ってくださいネ。

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自分の句に感想を頂けるととても嬉しいです。
新参者で俳句も初心者なのでここでスレッドを挙げるのもまだまだ緊張します。
アイビーさん、異動が決まったのは私ですが栄転ではなく、働く内容は変わらず働き先がかわります!
新しい働き先にワクワクしている気持ちを風薫るに託してみました。

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昭和42~43年と言えばわたしが二十歳になったっかならぬかの頃、これで尾花さんの大体の年齢が推定できます。前回の東京オリンピック、マラソンの円谷、東洋の魔女のニチボー貝塚ですね。昭和34年の安保闘争、同じく伊勢湾台風、これらをリアルタイムで体験した人は同世代人とみて差し支えないでしょう。
私らの若い時は右肩上がりで、少なくとも働く場所が無い、というようなことは無かったわけで、今の人はそれだけでも大変だなあと同情します。兵隊に取られる事もなく、恵まれた世代だったと思いますよ。換言すれば、親の世代より高学歴、高身長、高所得が常識でした。
それもここへ来てだいぶ怪しくなってきました。
三段式寝台車の話をするつもりが、とんでもない方に脱線しました。

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米寿は八十八歳ですね、どこで間違えたんだろう。

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・三段の夜行寝台昭和の日
この句を鑑賞してくださりありがとうございました。
昭和42~3年の頃、友人3人で東北へ旅行したことがありました。上野から夜行寝台で盛岡まで。
詳しいことは忘れましたが7~8時間かかったような気がします。 三段ベットの上段は少し余裕があったように思いますが中段下段は座ることも窮屈で寝るしかない状況。 
朝早めに目が覚めすることもないので寝具など片付けようとゴソゴソやっていたら、回ってきた車掌さんに「片付けるには手順があるので余計なことはしないでください」と叱られて。
十和田湖から奥入瀬。青森から五能線で海岸線の美しい景色を堪能。深浦でも一泊。そして男鹿半島の入道岬へ。ユースホステルを使ったケチケチ旅行。半世紀以上前の昭和の思い出です。

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米寿は八十八歳では。

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どしどし投稿を

アイビーの俳句鑑賞は現在、「その3」まで進んでいますが、近日中に「その4」を投稿し終わる予定です。ふと気がついたのですが、私が連載を続けている間、皆さんは投稿を自粛されているのでありませんか。どうかそんなことは気になさらずに、どしどし投稿してください。内容がかぶっても、まるで正反対の見解であってもいいじゃありませんか。積極的な書き込みをお待ちしています。

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かをりさんへ
 驚きです。かをりさんのメーンが短歌とは。歌会始へも出されているんでしょうね。私も一度だけ出したことがありました。
今年のお題は「和」ですね。
 大府に来た頃入会したのが蕉風の句会でした。主宰の他界で解散しましたが、この結社の本部では短歌に対抗して毎年宮内庁へお題の
俳句を届けていたようです。

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アイビーさん、こんばんは。
アイビーさんの書いておられることは私もうすうす思っていました。
投句数も100句を越える盛況、そろそろ私も古巣に戻り本腰(短歌がメイン)入れようかと。

私は落ちもありますが、感想を述べていただいた方にはご挨拶させていただいております。
それが常識だとおもっています。

まだまだ揺籃期、皆様の体調やお忙しさ、アクセス難等、お気持ち、重々承知しております。
ネット句会の手軽さもありますが、なるべくリアル句会のごとくコミュニケーションの場であればいいですね。
片減りの鍬を入れたる菜園や 傍に青めく蔦の勢ひ かをり

アイビーさん、最初は片減りの鍬、徐々に盛会になりますよ。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年05月22日 21:26)

アイビーの俳句鑑賞 その2

アイビーの俳句鑑賞 その2

嬰児は神の賜物子供の日 (ゆめ)
起きていても寝ていてもあどけない嬰児を見ていると、やはり神様からの贈り物のように思えてくる。現実の社会は世知辛くても、子どもだけは誰某の子というのでなく、社会全体の責任で育てなければと思う。嬰児はえいじ、ややこ、ちのみご、みどりご、と読み方が割れるが、4音に限定すれば、ちのみご、みどりごのどちらかになる。こういう場合はルビをふるのもひとつの方法かと思う。

原っぱの空無限大夏来る (玉虫)
空は無限大である。何を分かり切ったことを、と言う勿れ。障害物が何もない原っぱであったとしてもだ。空が無限大になったのは、夏が来たからなのだ。無理筋でもなんでも強引に断定すれば、そこに詩情が生まれる。俳句に因果関係を持ち込むのは不可だが、ハチャメチャな因果関係なら詩になる。

素麺が喉走り去り夏来る (ラガーシャツ)
口当たりの良い素麺を勢いよく啜る、よくぞ日本に生まれける、とつくづく思う季節になった。俳句の憲法1条は季節感、となればこの句などは申し分ないが、当然異論もあるだろう。素麺が夏の季語であるから、座五の「夏来る」は蛇足という指摘も。もっともな指摘だ。そこで  素麺をするりと啜り王手飛車 このように発想を展開させるのも面白いかも知れない。

降り注ぐ囀り亡骸のポーズ (弥生)
ヨガのポーズとは知らなかった。無知を恥じ入るのみ。

彫刻の龍の眼力山車過ぐる (弥生)
半田市は山車文化の栄えたところで、今年の秋には市内の山車31台が揃う山車祭りが計画されている。山車と言えば彫刻、彫常こと初代新美常次郎や立川流彫刻の粋を極めた彫刻が姸を競っている。彫刻の図柄では、やはり龍虎相撃つの図が好まれる。彫刻の龍に眼力があるとは、流石名人の腕の冴えはたいしたものだ。龍の目が死んだような目だったり、虎だか猫だか分からないようでは興ざめだ。

柏餅食べて日本に骨埋める (ABCヒロ)
この句の解釈は色々できるが、私は、おそらくブラジルあたりから働きにきているのだろうか、日本での生活が長く、生活の基盤も日本にある外国人家庭を想像する。日本の風習にもすっかり慣れ、言葉も不自由しない。端午の節句には、日本流に柏餅を食べ、子どもの健やかな成長を祈る。「日本に骨埋める」その覚悟たるやよし。

かたくりの叱られて花咲くばかり (無点) 
惜しくも無点となったが、最初この句を読んで思わず吹き出した。かたくりの花(堅香子ともいう)は愛知県では三州足助が有名だが、どういう訳か花が俯いて咲く。というより、下向きに咲く。その様を「叱られて」と見立てたのがユニークなところ。

以下次号、不定期掲載 

引用して返信編集・削除(未編集)

・かたくりの叱られて花咲くばかり

かたくりの花が楚々と咲いている様子が読めて好きな句です。
足助の飯盛山には何度か行きましたが、3年程前に行った時気になる草が生えていたので、土地の方に聞いたところその草は「キツネノカミソリです。」と言われました。では夏に来ればキツネノカミソリが見えますね・・・? と伺うと、実はその草はかたくりを次々と枯らしてしまう草なので困っているのです。かたくりを保護するためには、キツネノカミソリを排除しなければならないのですが、大変な労力のいることで観光協会と町も頭を痛めているところです。と。
「キツネノカミソリ」とはいかにも厄介者か嫌われ者の名前のようですが妙に納得しました。
名前の割には、花は彼岸花に似た黄色の綺麗な花です。茶臼山の近くで群生地があり山を少し登って見てきたこともありました。
足助のかたくりは、これからも是非守っていって欲しいです。大変でしょうが頑張ってキツネノカミソリを排除できますように。

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素麺をするりと啜り王手飛車

 特選に戴きます。もう、参ったなあ。先を越されましたわ。

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アイビーさんへ

「白桃」に関する茶々さんの原稿について

 このことについて朗笛先生から「白桃7月号へ掲載予定」との連絡を頂きました。
有難うございました。

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アイビーの俳句鑑賞 その1

アイビーの俳句鑑賞 その1
例によってアイビーの俳句鑑賞三原則に基づく感想です。異議、反論大歓迎です。 

走り茶の風にもありぬみどり色 (えっちゃんあら) 
新茶の出回る季節に相応しい、清々しい印象の句になった。風もみどり色と捉えた、えっちゃんあらさんの自由奔放な表現が冴えている。

雛罌粟や町の駐在いつも留守 (そらまめ)
7点を集めた、二句一章の見本のような俳句。駐在所の殺風景な佇まいと愛らしい雛罌粟の取り合わせに魅かれるものがある。そらまめさんは初投句だが、違うハンドルネームで投句された可能性はある。

西瓜苗植えて至福の時を待つ (茶々)
本職のお百姓ではなく、趣味で畑を作っておられるのだろう。西瓜の苗を植え肥料を遣り、収穫までの苦労は大変だが、それだけに収穫の嬉しさは一入だろう。「至福の時」に実感がこもっている。

鯉のぼり孤独の我を見下ろせり (茶々)
鯉幟の句はよくあるが、大抵は勇ましさ、元気を強調して詠むのが普通だろう。この句のように、わが身の境遇と引き比べて詠むのは珍しい。しかも、主体はあくまで鯉幟で、作者自身のことを客体視する手法がユニークだ。欲を言えば「孤独な我を」が深刻になりすぎるので、「淋しき我を」ぐらいに留めたい気も。

初夏を吐く鬼の一手の垂れ歩かな (かをり)
かをりさんの今回のテーマは将棋。全5句に将棋用語を使い、その言葉から派生するイメージを俳句にした。現実の世界、イリュージョンの世界が入交ってのかをりワールドが遺憾なく展開された。それがかをり流の俳句へのアプローチの仕方なのだ。さて、来月はどんな趣向で私たちを楽しませてくれるのか。

乗っ込みの大鯛斧をもて捌く (束束子)
産卵期の大鯛を斧で捌くという何とも豪快な句だ。もっとも斧では捌くというより、むしろ解体だろうか。もともと詩歌は白髪三千丈の世界で、嘘だろうが何だろうが大袈裟なほうがよい。リアリズムも時と場合によると心得たい。それにしても初夏らしく爽やかな句になった。

ワンピース原色の柄夏来たる (無点) 
惜しくも無点となったが、雰囲気のある句。原色、柄、夏来たるがキーワードだから敢えてワンピースに拘ることも無いように思うがどうだろう。
原色の花柄模様夏来たる  とか。

以下次号、不定期掲載 

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将棋尽くし、いけないなと思いました、
安易ですよね。ここのサイトへの忖度の一種でした。
私は棒銀しか指せないけど、だけど将棋は奥深いですねえv
将棋の格言はおもしろく深いです。
ト金寄り外は蝮の騒ぎかな  かをり
早乙女ののちは真青のワンピース  かをり
いいえ、上五はナチーサンの千日手いいかも。
私は蛇は大嫌いです!

おやすみなさいませ。
ちなみに違うハンドルネームで投句された可能性はある。IPアドレスチェックで、私は知ってますけど、個人の自由、まあ粋でないので、しらんぷりしてますw
私はいい句を浴びたい。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年05月16日 23:27)

乗っ込みの大鯛斧をもて捌く(束束子さん)

迷わず特選で頂きました。「乗っ込み」という言葉、今回辞書を引いて始めてしりました。
束束子さんが80センチ余りの大鯛を鉈や斧で捌く様子がよくわかりました。
以前親しくして頂いていた陶芸の先生は(1年前に亡くなられましたが)お魚を捌くのが得意で、丁度鯛を捌いているところに遭遇したことがありました。その時は台所ではなく、庭の真ん中辺りに排水口があり、その上に大きな自慢の俎と自慢の包丁と散水ホースを置いて、40~50センチ位の鯛を捌いている最中。「イヤー、これを台所ですると鱗がとんでもない所に飛んで掃除が大変と女房に叱られたので・・・」と言われ庭でするのだそうです。その時鯛の骨の硬さは尋常ではないことを聞きました。もしかしたら薪割り用の斧を使ったのかも・・・?

私は頂いた鯛が鱗も頭も取ってくれてありましたので、有り難く美味しくいただきました。

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「乗っ込みの大鯛」を拾って頂きましてありがとうございます。義弟が若狭湾で釣り上げた物で77cm,82cmの大鯛ですが、それ以外にも10匹ほど。 嫁さんと捌くつもりだったようですが、余りにも大きくて、道具が無いので私の所に持ち込んできました。
 1尺程度の物ならば簡単に捌けるのですが、2尺を超えるとなると、普通の道具では如何ともし難く、鋸、ハンマー、鉈、斧を使っての、もちろん「解体作業」です。 鱗を剥ぎ取るところから始まるのですが、尻尾の部分の鱗は小さいが、腹部にもなるとい片が1円か10円硬貨ほどもあって、用意に剥がれない。やむを得ず物置に走り込んで農具箱から先の鋭い除草鍬を持ってきて力任せで剥ぎ取ること、約15分ほどで1枚目が終了。2枚で30分。  次の作業は頭を外すことなのですが、殊の外頸部の骨が頑丈で、出刃包丁などでは切れるものじゃない。 鋸を出して引いても切れないので、矢張り用意したハンマーと鉈、斧を登場となる。
 嘘、偽りの無いこと。  鉈、斧でなければこれほど大きな鯛は捌ききれないのです。  結局、頭部を切り離したこの2枚の鯛、一枚は義弟の家、もう1枚は自宅分。  残りは義妹、娘、息子、甥、姪へと郵送ということになった。 
 まだ乗っ込みの季節なので、義弟はもう一回釣行すると言っているが、また2尺を超える大物を持ち込んでくるのだろうか。 ちなみに全部の鯛の処理作業に3時間たっぷりかかったね。

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選句観賞

アイビーさん、お纏めお疲れさまです。

7 薄暑光此処執念の千日手 (ナチーサン)
今回、私の句は全部将棋の句でした。
私はほとんど指せないですが、薄暑と千日手の取り合わせ、新鮮でした。
実際に指せる人にはかなわないなあ。私の棒銀と勝負、勝負。

15 止みさうな雨の日永を持て余す(中安田)
雨の日永がいいですね。そういう日は堂々と骨休み。
晴雨に関わらず、日永なんです。
季語のゆるぎなさをいただきました。

29 少年の指笛遥か麦の秋 (弥生)
少年と麦の秋はいつかは詠む取り合わせだとおもっておりました。だって麦畑の少年少女は大胆でしょ。
そこへナイーブな指笛とは、ちとできすぎやーー悔しくもあり、で特選にはいただきませんでした。

84 女の会話短くなりぬ義士祀る (ABCヒロ)
私は歌舞伎の忠臣蔵は大好きです。かんぺい、おかるは嫌い。
なので、こうも上手く詠んでいただいで、嬉しいです。
さて、地味にDVDで9段目でも観ましょうか。

86 降り注ぐ囀り亡骸のポーズ (弥生)
はからずも、弥生さんの句をまた採りましたが、主体がよくわからない。
しかし、自分のための句、忖度しない句の姿勢にに一票です。

87 鞦韆の揺れを合わせる噂かな (中安田)
29を特選にいただかないのはこの句があったから。
鞦韆の揺れにも上下関係があるのです、幼少からも。
合わせるのは私も嫌ですが、揺れの先にある膨大な日々の現実感。
皆様も公私にわたり憶えもありかと。

103 米寿など途中駅とて草を取る (てつを)
そんな句の後に、人間の喜び。
私も地道に生きています。境涯の句にして愚痴っても意味無し。
とっても、とっても元気が出ます。てつをさん、ありがとう。

色々書きましたが、それぞれの句にリスペクトしての言であります。
新鮮な 手垢のついてない句を選びました。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年05月14日 21:10)

ありがとうございます。
ヨガとは気がつきませんでした。
また斬新な句を楽しみにしております。

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この句を気に留めて下さってありがとうございます。
「亡骸のポーズ」というのはヨガのポーズの1つです。
句を読み解いて頂くのは難しいとは思いましたが、面白そうだと思って作りました。実体験の句です。

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自句自解

 7 薄暑光此処執念の千日手  1
「せんにちて」は将棋で、「双方とも他の手を指すと不利になるので、同じ手順を繰り返して指すしかないこと」とある。かをりさんの次回は「将棋で勝負」との予告を見てあえて挑戦した。彼は「89 棒銀を・・・の句と勝負!」 との事だが、私は71 の「初夏を吐く鬼の一手の垂れ歩かな」の「垂れ歩」と勝負したい。う~ん、この勝負つかず、千日手としますか。かをりさん。

41 バードデー常の如くに雀どち  1
 5月1日からの1週間は愛鳥週間。子供の頃仲間と鳥もちをつくり田舎の山でメジロを捕ったものだ。おとりの雌を籠に入れ雄を呼び寄せ捕獲、鳴き声を競わせたものだ。「チェーチン」と鳴くのを最高とし、雌は「ツーロク」として無視された。当時は規制はなく大人たちも飼っていた。今も登録して飼っている友人もいるようだ。
 さて、この句だが、狭庭にはメジロなどの小鳥が時折訪問するがやはり常駐は雀。時折撒いてやる残飯を楽しみにしているようだ。家内には公害を気にし「止めて」と言われているが。

67 つつじ爛漫駅前通り色競ひ
 大府の駅前夏まつりで賑わう。昨年度は3年ぶりに復活、例年を上回る賑わいを見せた。今年も予定されてはいるが市の主催では無いので財政面での圧迫を受けている。規模の縮小を考えているが市民の期待は大きく市や商工会議所等との折衝を重ねている。
 ところで春秋の2回コミュニティの活動で市民や学校の協力を得て駅前通りや駅裏の美化に努めている。6月に春の緑化推進事業として行うが今はツツジが満開である。よく見ると競い合うように見える花も結構棲み分けでいるのが解る。カメラに納めたが今年は例年になく生きが良いように見えた。間もなく市の行事「ツツジまつり」だ。これが終わると梅雨、そして夏。大府市は10万人都市を目指している。後8000人。

78 ホームラン歓声弾むこどもの日
 今年のこどもの日、プロ野球の各球場には大勢の子供が詰めかけた。コロナでの規制が緩和されどこの球場も満員。歓声に湧いた。その歓声に応えてかホームランの続出。やはり子供の生き生きした姿を見るのは最高だ。

95 藤浪や紫紺の風を載せ揺るる
 「紫は母も子も好き紫苑咲く」は無き母の句である。私はどちらかというと緑が好きで何となく落ち着く。それは兎も角藤の花は情緒を誘う。コロナの時は集客を避けるため無残に刈り取られたと報じられた。白い藤も見かけるがやはり藤は紫、池や湖面の風に晒されれば最高だ。
 

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御礼

5月句会は盛況のうちに無事終わりました。厚く御礼申し上げます。回を重ねるごとに熱が入り、皆さんの真剣な気持ちが見ていても分かります。好成績でトップを取っても連続トップというのは最近ありません。それだけ皆さんのこの句会にかける意気込みの証明でもあります。句会の後の意見交換も大事なことです。いつものように活発な書き込みをお願いします。

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