2026・6月度みんなのネット俳句会 互選結果
金賞 37 【ちとせ 】 立ち漕ぎの生徒眩しや更衣 (11点)
銀賞 33 【ヨ ヨ】 新茶入れ朱泥急須の淡緑 (9点)
銅賞 17 【弥 生】 歓声はきっと缶蹴り夏木立 (7点)
々 23 【岩 宮】 子らの言ふじじ反抗期冷奴 (7点)
々 25 【ふうりん】 忍冬咲いて愁眉を開きけり (7点)
次点 39 【にゃんこ】 父の日に黒いクレヨン画の眼鏡 (6点)
々 73 【かをり 】 水無月や碁石をあらふ父の息 (6点)
々 84 【てつを 】 捩花や断ちきりたきは負の連鎖 (6点)
※銅賞の3句はそれぞれ特選1のため同点としました。
※参考
総合点
ヨヨ21点、かをり19点、ちとせ17点、弥生14点、アイビー12点
2026・6月度みんなのネット俳句会 互選結果一覧表
1 ✤ 1点 【岩宮】 明易し夢の続きは又今夜 ✤ 胴長おじさん
2 ✤ 2点 【あんのん】 鯵大漁釣果の報にうそ少し ✤ ダイアナ、アイビー
3 ✤ 0点 油虫探し求めて朝が来る
4 ✤ 2点 【ダイアナ】 ドアフォンの上に雨待つ雨蛙 ✤ にゃんこ、ふうりん
5 ✤ 1点 【ヨヨ】 行かないで心地よき風五月尽 ✤ ラガーシャツ
6 ✤ 3点 【和 談】 初孫の六月賞与初傲り ✤ ちとせ、◎ヨ ヨ
7 ✤ 5点 【かをり】 裏富士の雲ほどけたり桜桃忌 ✤ ちとせ、ヨシ、てつを、森野、アイビー
8 ✤ 3点 【アイビー】 えいやあと五句を投ぜり心太 ✤ ヨシ、弥生、コビトカバ
9 ✤ 1点 【コビトカバ】 お局の小言も交わす若葉風 ✤ ふうりん
10 ✤ 2点 【アイビー】 鬼平になつたつもりの鮎の飯 ✤ ラガーシャツ、岩宮
11 ✤ 0点 降りぐせの梅雨空罵りペダル踏む
12 ✤ 0点 カーテンの向こうに聞こゆ四十雀
13 ✤ 0点 燕子花あやめ菖蒲か紺光る
14 ✤ 0点 各駅の車窓に見つけ花柘榴
15 ✤ 1点 【てつを】 かはたれの雲の澱みて栗の花 ✤ ちとせ
16 ✤ 1点 【あんのん】 蚊遣香先を知りたし栞ぬく ✤ ダイアナ
17 ✤ 7点 【弥生】 歓声はきっと缶蹴り夏木立 ✤ ヨシ、◎てつを、にゃんこ、ナチーサン、ラガーシャツ、かをり
18 ✤ 1点 【茶々】 黄菖蒲の八重咲き揃ひ踊りかな ✤ ふうりん
19 ✤ 1点 【胴長おじさん】 貴婦人の頃が懐かしバナナかな ✤ ナチーサン
20 ✤ 0点 酷暑かな歳時記忘れた自然界
21 ✤ 1点 【ちとせ】 子育てらし威し鳴きすや夏烏 ✤ ふうりん
22 ✤ 0点 子燕の口犇めいて餌を求め
23 ✤ 7点 【岩宮】 子らの言ふじじ反抗期冷奴 ✤ ちとせ、にゃんこ、森野、ダイアナ、あんのん、◎ナチーサン
24 ✤ 3点 【ダイアナ】 彩雲の流れて初夏の十四夜 ✤ 森野、ヨ ヨ、岩宮
25 ✤ 7点 【ふうりん】 忍冬咲いて愁眉を開きけり ✤ 弥生、てつを、森野、ヨ ヨ、◎ダイアナ、岩宮
26 ✤ 1点 【てつを】 召集の命下りしかウリハムシ ✤ 和 談
27 ✤ 0点 焼酎瓶買物篭に鎮座して
28 ✤ 0点 樟脳の匂ふ押入れ衣更
29 ✤ 2点 【ラガーシャツ】 初夏晴れに熊鈴の鳴る遊歩道 ✤ ちとせ、ふうりん
30 ✤ 3点 【ちとせ】 白壁に青田広がる散居村 ✤ ヨ ヨ、岩宮、かをり
31 ✤ 0点 白南風や部下のデートを目撃す
32 ✤ 2点 【ちとせ】 新じゃがを束子で擦るつるり膚 ✤ ふうりん、岩宮
33 ✤ 9点 【ヨヨ】 新茶入れ朱泥急須の淡緑 ✤ 胴長おじさん、ヨシ、てつを、◎和 談、ナチーサン、ラガーシャツ、◎茶々
34 ✤ 2点 【ラガーシャツ】 素麺や喉ごしも良しその細さ ✤ 和 談、茶々
35 ✤ 2点 【森野 そぼつ降る泰山木の咲く寺苑 ✤ ヨシ、ヨ ヨ
36 ✤ 1点 【ふうりん】 ダービーを取つて競馬の二連勝 ✤ アイビー
37 ✤ 11点 【ちとせ】 立ち漕ぎの生徒眩しや更衣 ✤ 胴長おじさん、◎ヨシ、てつを、◎ふうりん、あんのん、◎アイビー、コビトカバ、ナチーサン
38 ✤ 4点 【ヨヨ】 頼りたき身内は遠く梅雨間近か ✤ 胴長おじさん、アイビー、和 談、ラガーシャツ
39 ✤ 6点 【にゃんこ】 父の日に黒いクレヨン画の眼鏡 ✤ 胴長おじさん、ヨシ、◎弥生、岩宮、茶々
40 ✤ 1点 【胴長おじさん】 父の日や空白の文字のみ占めて ✤ 森野
41 ✤ 0点 夫剪定羽抜鶏ごと羅漢槙
42 ✤ 1点 【にゃんこ】 梅雨曇ますます重き貨車の列 ✤ ちとせ
43 ✤ 0点 梅雨間近繙いてゐる闘病記
44 ✤ 5点 【かをり】 手鏡に映る水無月風過ぐる ✤ 弥生、にゃんこ、森野、ヨ ヨ、あんのん
45 ✤ 1点 【アイビー】 でで虫のオブジェの上の蝸牛 ✤ にゃんこ
46 ✤ 0点 でで虫を見らば口つくあの唱歌
47 ✤ 0点 てふてふに蕾のあらば柿の花
48 ✤ 1点 【森野】 天国と思へる一歩冷房車 ✤ 弥生
49 ✤ 4点 【ヨシ】 剥く手間も美味しさのうち夏蜜柑 ✤ アイビー、ナチーサン、かをり、茶々
50 ✤ 0点 搭乗の手続はスマホかたつむり
51 ✤ 2点 【ラガーシャツ】 登山帽ウェストン碑より動き出し ✤ ◎かをり
52 ✤ 2点 【ナチーサン】 樋伝ふ雫を染めて柿若葉 ✤ ふうりん、岩宮
53 ✤ 0点 夏風にだるだるせざるを得ない吾
54 ✤ 0点 夏蝶の色深まりて海賊旗
55 ✤ 1点 【和 談】 夏場所や土俵が命藤凌駕 ✤ 茶々
56 ✤ 0点 夏野菜紫小かぶカリカリと
57 ✤ 2点 【森野】 何にでも神宿りてか花は葉に ✤ ◎ラガーシャツ
58 ✤ 3点 【弥生】 なみなみと注ぐ地酒や江戸切子 ✤ あんのん、かをり、茶々
59 ✤ 3点 【ヨシ】 俳句本開いたまんま明易し ✤ コビトカバ、◎岩宮
60 ✤ 1点 【アイビー】 バイク見て柴犬吠ゆる夕薄暑 ✤ あんのん
61 ✤ 2点 【弥生】 博学なシニアガイドや街薄暑 ✤ アイビー、コビトカバ
62 ✤ 0点 初夏の藤無料ガイドの五稜郭
63 ✤ 3点 【かをり】 薔薇切るや呼ばれし気して振り向かず ✤ ◎あんのん、コビトカバ
64 ✤ 0点 昼下りエアコン洗い野球観る
65 ✤ 2点 【てつを】 壜に香を詰めて帰らむ花蜜柑 ✤ ◎にゃんこ
66 ✤ 1点 【弥生】 プードルがよく似合う場所薔薇の園 ✤ コビトカバ
67 ✤ 0点 深くまで木曽駒は碧夏の風
68 ✤ 1点 【岩宮】 襖戸の何やら重き梅雨入かな ✤ ヨ ヨ
69 ✤ 2点 【ヨシ】 故里の四方の山々新樹光 ✤ ◎ちとせ
70 ✤ 0点 細麺を食べて至福の涼夜かな
71 ✤ 1点 【ナチーサン】 またまたか横綱不在五月場所 ✤ 和 談、
72 ✤ 5点 【アイビー】 待つといふ揺るがぬ知略蟻地獄 ✤ ヨシ、てつを、あんのん、◎コビトカバ
73 ✤ 6点 【かをり】 水無月や碁石をあらふ父の息 ✤ 弥生、てつを、ダイアナ、あんのん、コビトカバ、ラガーシャツ
74 ✤ 3点 【あんのん】 満ち足りて留守居の夫に買ふ鰻 ✤ ヨ ヨ、ダイアナ、茶々
75 ✤ 2点 【森野】 耳遠き夫に老鶯届く今朝 ✤ 胴長おじさん、かをり
76 ✤ 1点 【ヨシ】 耳鳴のしては止まらぬ走り梅雨 ✤ 森野
77 ✤ 0点 ジメジメもめげぬ六月の花嫁は
78 ✤ 0点 山開き誰となく詠む俳句かな
79 ✤ 3点 【ヨヨ】 柔らかに万緑生みし大地かな ✤ 和 談、ラガーシャツ、岩宮
80 ✤ 1点 【茶々】 湯上りのあやめ紺染め浴衣かな ✤ 和 談
81 ✤ 0点 夕闇に皐月のあかり庭照らす
82 ✤ 1点 【コビトカバ】 幽霊海月毎日同じ事をして ✤ 弥生
83 ✤ 1点 【ヨシ】 よく見れば愛しき花よどくだみは ✤ 茶々、
84 ✤ 6点 【てつを】 捩花や断ちきりたきは負の連鎖 ✤ にゃんこ、◎森野、ダイアナ、アイビー、ナチーサン
85 ✤ 1点 【あんのん】 リズムごとつかず離れず夫婦生く ✤ 胴長おじさん、
86 ✤ 1点 【岩宮】 老鶯をしかと聞きたる木立かな ✤ かをり
87 ✤ 2点 【ナチーサン】 若葉風入れ墨の香の流れけり ✤ 弥生、にゃんこ
88 ✤ 1点 【弥生】 わんぱくの怖くて好きな蜥蜴かな ✤ ナチーサン
89 ✤ 2点 【胴長おじさん】 山滴る惚けないことは惚れること ✤ ダイアナ、アイビー
90 ✤ 4点 【ヨヨ】 数独を競ふ夫婦や走り梅雨 ✤ 胴長おじさん、てつを、和 談、かをり
91 ✤ 1点 【ダイアナ】 洞爺湖を見下ろすホテル五月晴 ✤ ちとせ、
煩雑を避けるため、二つの記事を一つに纏めました。文責アイビー。
初場所安青錦優勝🏆
安青錦新大関で優勝凄いことですねなんだかすぐにでも横綱に
昇進しそうな勢いです。また熱海富士の活躍も目を見張るもの
がありましたあの体格でまだ23歳と若いので来場所は三役での
活躍が期待されます。
我が一山本は前頭筆頭まで上がりましたが跳ね返されました
来場所の奮起を期待しております!
12 背広族行ったり来たりの五日かな
季語の本意に照らせば四日なのですが、今年は5日が御用はじめ。
その慌しさを綺麗に詠んでくださいました。
19 海の色染めて岬の初茜
綺麗なお年賀をいただいた心持です。新年ならではの季語がすがすがしい。
つけます。海の色染めて岬の初茜 湾をよこぎる暖流の豊
53 年賀状添書の字を懐かしむ
ええ、自筆の添え書きはうれしいですよね。ほっとする日本の慣習、大事にしていきたいです。
54 神に会うために列成す初詣
神に会うため、だから混雑も我慢するんです。宗教を越えて心がけていきたいです。
★66 生真面目に屠蘇の一献三世代
正月はいろいろ行事がありますが、伝統とその矜持にご一家に幸あれと思わずにはいられません。
うらやましい御一族に特選とさせていただきます。
かおりさん選句ありがとうございました。
背広族行ったり来たりの五日かな
の句選句ありがとうございました私の現役時代もこんなふうだったな
と思い詠んでみました取り上げていただきありがとうございます!
かをりさん
拙句鑑賞ありがとうございました。
自筆の近況報告にしばらく会っていない友の顔が浮かびます。年賀状も少なくなって寂しくなってきました。
かをりさん、
「神に会うための初詣」の句の鑑賞ありがとうございます。
神様の姿は見えないけれど、神社の森に粛々した雰囲気を感じて
皆さん初詣にお出かけになるのだと思います。
森野さん、
お屋敷が高台なのか遮る物が何もないので、朝日が拝めるのですね。
羨ましいなぁ。
木々の間からの光が神々しいですね。
弥生
森野さん、お写真、ありがとうございます。
みんなのネット俳句会にも彩りを添えていただき、またいい感じですね。
かをりさん、
海の色染めて岬の初茜
この句の鑑賞をありがとうございました。 何年も前の景色です。
今年我が家から見えたのは、小さな森の木々の中に見つけた小さな初日の出でした。 隣の姪に初日の出見たよって言ったら、その時間寝ていたって言っていたので写メを送ったら、本当だ〜‼️って目出度いお正月でした。
我が家から見えた初日の出でした。
将棋王将戦7番勝負第2局は、熱戦の末111手で先手番藤井王将が挑戦者永瀬九段を破り対戦成績を5分に戻した。次回第3局は、2月3日~4日東京は立川市で行われる。お互い先手番を優位に進めているのでいよいよ第7局までもつれ込む気配が濃厚になってきた。現在の棋界の頂点の一角を占める両雄の頑張りに期待したい。
王将戦接戦
第二戦は藤井王将が先手番で勝利しました将棋は先手が有利と言われていますので
予想通りの結果ですが今後の戦いがますます楽しみです第七戦まで見たいものですねー。
10 百歳も五歳も興ず投扇興 (あんのん) 5 ◎茶々
この句に出会い投扇興を知りたくネットで調べた。いろいろなルールをあることを知った。この句、目に見えるようである。百歳も五歳もが良い。この百歳は五歳の童、作者の心も童心そのもの。
46 落葉積む吉野元湯に汀子の書 (てつを) ◎ナチー、
現地での体感を句にしたのだろう。何度読み返しても心に響く落ち着いた佳句と思う。汀子の書から中七への思いなど私の鑑賞の域を超えている。他に選が無かったのは意外。自解を求めたい。特選に。
58 満ち足りぬことも尊し老いの春 (あんのん) 7 ◎えっちゃ◎森野、
完璧な人間は居ない。悶々として除夜の鐘に心を洗うのが凡人の常である。作者はそれを逆さにとって尊いと言っている。老いの坂を登り乍らそれと達観できる作者の心の豊かさ広さに敬意を表したい。
65 門松を建てて旧家の矜持かな (アイビー) 9
正月を迎えても一般の癒えは玄関に注連縄を張り神棚を飾る。門松を飾るのは公舎か会社、それに旧家だろう。それを矜持と捉えた。いずれも心の問題だろう。読み返しているうちに心が引き締まる思いだ。
66 生真面目に屠蘇の一献三世代 (和談) 6 ◎かをり
元旦には家族揃ってお屠蘇を戴く。三世代だからやんちゃ世代もいるのだろう。年少から順番にお屠蘇を戴く。みんなが見守る中緊張した面持ちで胚を持つ子供。なんとも微笑ましい元旦の光景だ。
アイビーの俳句鑑賞 その3
お年玉ぽいと投げ捨て反り返る (古市)
お年玉を渡す際に、いちいち教訓を垂れる人がいる。作者はこれと真逆のタイプのようで、邪険にポンと放り、「欲しけりゃ持ってけ」という顔をする。照れ隠しというか、偽悪ぶりも極まった。お年玉を貰う方にしてみれば「またいつも儀式が始まった」ぐらいに受け止めている。孫への愛情が無い訳ではなく、愛情の裏返しの表現なのだ。
鶴万羽眠り付きゆく出水の野 (森野)
鹿児島県の出水市は、鶴の飛来地として知られる。万羽の鶴が眠るということだが、想像を絶する壮大さだ。視界すべてが鶴で白の世界が果てしなく、一大景色だ。特異な題材をうまく処理した印象。ただ、秋の季語・出水(でみず) と紛らわしいので、「出水」にルビを振ってはどうか。
初春や笑いが絶えない麻雀卓 (みにょん)
麻雀仲間を和気藹々と詠んだ句。ひと昔なら麻雀と言えば、賭け麻雀、テツマン、煙草の煙もうもうの不健全の代表みたいな扱いを受けてきたが、当節は様変わりだ。家庭の主婦を対象に、多くは自治体が音頭を取っての「麻雀ブーム」とか。楽しく健康的な麻雀を外連味なく詠んだ。
ハヤブサの如き自転車冬休 (ヨシ)
猛スピードでやってくる自転車、運転するのは中学生と思しき若者のようだ。何処となく精悍な表情をした若者だ。身のこなしでも俊敏そうだ。一体に物分かりの良さそうなマイルドな若者が増えた昨今珍しい部類の若者だ。こういう若者をハヤブサに喩えた。猛禽のハヤブサである。作者はそれを好ましいことと思っている。
百四歳に孫の献身年守る (ふうりん)
どういう状況か分からないが、104歳の老親族に懸命に尽くす孫。「年守る」は大晦日の夜、家族が揃って新年を迎えることを言う。孫も勿論、寝ずに夜を徹したに違いない。自分も連綿と繋がる家系の一員であることを確かめながら。そして、老親族の健やかな余生をな念じつつ。
まあ今月も無点句が出てしまった。どこをどう直せば良かったのか、皆さんと一緒に考えてみたい。
御慶とて烏にカアと申すなり (無点句)
この句がどうして無点なのか分からない。洒落っ気もあって、冗談が分かるおじさんのなぜいけないのだろうか。ま、俳句の正統派でないことは確かだろうが…。
初詣どつと神宮の最寄り駅
全体に大人しすぎる印象だ。もっと踏み込んで良いと思う。「初詣神宮前で皆降りて」
七草や無病を祈る朝の粥
「無病を祈る朝の粥」は歳時記のままを写した印象。季語を説明しても仕方がない。というより季語は、「七草粥の概念が全部含まれている」と考えれば良い。「季語を説明するな」という格言がある。
小晦日のし餅買ふて急ぎけり
小晦日は旧暦の12月30日のこと。年末の用意をする日。少し前の時代から江戸時代を詠んだ句と思われる。庶民のその日暮らしが当然だった江戸時代と、現代の飽食の時代とでは、餅一つとってみても価値観が違う。餅が無ければ麺類でと、いう訳にはいかない。時代と分かる仕掛けが欲しかったように思われる。
初春や箸袋には鶴亀画
目出度い鶴と亀。ややパンチ不足の感。「初春の箸袋にも鶴と亀」
賀状来る安全願ふ左馬
お金が溜るようにと「左馬」の年賀状が来た。馬を左向きにさせ「うま」が「まう」
というシャレだが不発に終わった。肝心のシャレの意味が分からないことにはどうしようもない。
アイビーの俳句鑑賞:完了
アイビーさん、ハヤブサの句を鑑賞して下さりありがとうございます。私は生き生きとした少年の姿が好きで、この時も車で信号待ちをしていたのですが、4、5人が自転車でピューっと来て全身から楽しさとエネルギーが感じられ見ている私までワクワクしました。うちは娘3人なので男の子に憧れがあります。
だけど思春期の少年限定です(^^)
アイビーさん、
鶴の句の鑑賞をありがとうございました。
万羽の鶴の飛来を受け入れるって凄い事ですよね‼ 出水に住む夫の従姉妹に見に行こうって言ったら、鶴はわざわざ見に行くものではないよって言われましたが、いざ飛来地に行きましたら一言、凄いねって言っていました。 車で10分程の所に住んでいながら始めてなんて‼ そんなものなのかな~と‼ 夫も従姉妹も隣町育ちで子供の頃から見ていたそうで、そういえば鶴のついた地名がいくつかあるな~と思い出しました‼
汀子先生の句碑を写メにおさめながらこれが最後かな~と思い鶴を見て来ようと思います。
ご指摘のように「でみず」と紛らわしいときには「いずみ」とルビを振ったほうがいいですね。ありがとうございました。
古市さん、
反り返るの句、私はご説明の通り受け取りました😃まだ、お年玉に興味ない年齢の子に渡して、その時機嫌が悪く反り返ったんだな~と😃
御慶の句、一読で笑えました❗️
候補に入れておいたのですが、六番目になりました😅🙏楽しかったです❗️
参った。 お年玉ぽいと投げ捨て反り返る お母ちゃんに抱かれている赤ちゃんにお年玉を握らせてやる。ありがとうはと言われて頭をこくんと下げる。それから持たされたお年玉の袋をちょっと見てポイと投げてお母ちゃんの腕の中で反っくり返る。あるあるの風景だと思ったけどなあ。こっちは反り返るとひっくり返りまっせ。それから 御慶とて烏にカアと申すなり
狭い芝生にカラスが着陸、サンルームのわてに向かってチョンチョンと来た。てっきり正月の挨拶に来たと思いおめでとうと言おうとしてカラスがわからないかもと カアといってやった。
烏は一瞬目を合わせ首を振って飛んでいった。世界はドラマに満ちている。
将棋王将戦7番勝負第2局は、熱戦の末111手で先手番藤井王将が挑戦者永瀬九段を破り対戦成績を5分に戻した。次回第3局は、2月3日~4日東京は立川市で行われる。お互い先手番を優位に進めているのでいよいよ第7局までもつれ込む気配が濃厚になってきた。現在の棋界の頂点の一角を占める両雄の頑張りに期待したい。
左向きの馬の句 アイビーさんのご指摘のとうりシャレの意味が通じなかったようですね。神社には絵馬が奉じられてあったり、また実際に馬が飼れていたりしました。童女による舞いも神事の大事な行事でした。最近村祭りも簡素化されましたので、舞い(まい):(まう)にすぐ思い至らなかったのは当然でしょう。
作句にあたり、安全という視点を入れたのは次の理由による。馬の鐙(あぶみ)に思い当たる人に馬に乗る時の動作から、左足を鐙にかけるから馬は左向きが普通である。そうすれば安全に馬に乗れる。
*馬に乗り方 (パソコン検索)
①乗馬テキストには、ブリティッシュの乗馬法として 馬体の後方を向き(ウェスタンでは前方) 左足鐙に掛けて乗る、と書かれています。(初心者さん に教えます)
②大学や競馬学校等では、左右の飛び乗り降りの練習をします。…私は俊敏性 脚力 腕力のトレーニングという認識。
③馬に負担を掛けない為に、踏み台を使用しますが、踏み台の無い場所では 左足を曲げ人に補助してもらい乗ります(競馬場での騎手の乗馬法)
待望の将棋王将7番勝負第2局が明日24日から京都伏見で行われます。藤井聡太王将に挑戦するのは永瀬拓矢九段。挑戦者先勝を受けての第2戦、先手番の藤井には負けられない一戦、接戦になること請け合い。過去に幾たびか先日手を演じている両者、その辺の駆け引きも見どころ。目が離せません。7戦までもつれ込むことも十分予想されます。大いに期待したいものです。
アイビーの俳句鑑賞 その2
靴跡の君追うて行く雪の道 (玉虫)
愛の告白にも読める句。むしろ、そう読むべきだろう。恋愛を歌にするのは短歌では当たり前(歌垣)のことだが、俳句では珍しい。俳句で愛とか恋とか表現するのは、この程度が限界とされる。一線を越えて愛欲の世界に踏み込むことは難しい。字数の制約もあるが、俳句の成り立ちからも明らかなように、俳句には「挨拶」「即興」「滑稽」という要素があるからである。多佳子、鷹女、真砂女の系譜はあるが、彼女たちの個人的な資質によるところが大であろう。一線を越えてみたい気もするが…。
元旦に大吟醸は光りをり (コビトカバ)
「大吟醸」から正月らしい豪華な印象を持った。個々には色々あるだろうけれど、新年が明けて目出度いムードに水を差すことは憚られる。何よりも「大吟醸」という語感が良い。大吟醸の基準は分からなくとも、語感からくるゴージャスな感じはいかにも正月らしい雰囲気を盛り立てる。正月の句はとにかく目出度く詠むに限る。
フリーズドライ混ぜて香も立つ七草粥 (ダイアナ)
七草はありふれたようで、七草全部揃えるのは難しい。いきおい、どれかが欠けることになる。スーパーなどでセットになって売っているが、あれは便利と言えば便利だ。そこで、フリーズドライを持ってきた。なるほど、フリーズドライとは良いところに目をつけた。ところで、野趣に富んだ七草の香りが、フリーズドライで立つのであろうか。
書初や低学年の「楽しい日」 (ちとせ)
低学年と断ってあるから、賑やかな書初風景が目に浮かぶ。上五からいきなり本題に入り、中七、座五で「低学年の「楽しい日」」と持ってきた呼吸が上手い。途中の説明を一切省略したのが、まことに効果的。やれ、墨で汚れたの、隣の子が邪魔をしたのとか、一向に捗らない様子が楽しい。かくて、先生、保護者の気苦労をよそに、作品を陳列して無事書初が終わった。
御仏に湯気立つ雑煮備へけり (尾花)
御仏は「みほとけ」と読ませる。先祖を敬うとか言いながら、合理化という美名の下に略されてきたのが現状だ。中七に「湯気立つ」としたあたりに作者の尊崇の気持ちがよく表れている。これが、「パック入り餅」では台無しである。ご都合主義に一矢報いた、敬虔な作者のありよう。雑事に紛れた日常、せめて一年に一回ぐらい、神仏を敬い、先祖に感謝する日があってもよい。それが正月だと私は思う。
白に赤ロゼも並びて女正月 (弥生)
女正月は本来の意味から離れ、女子会の雰囲気で軽く「ランチする」ぐらいに使われることが多いようだ。当該句はどちらの意味だか分からないが、正月らしく、お酒も用意されていつもより華やいだムードである。酒と言ってもワインが主で、そこに「女正月」の「らしさ」がある。
数へ日やあれもこれもで何もせで (てつを)
旧臘の年末の句。気ばかり焦るがその実、何一つ出来ていない様子をユーモラスに描写した。座五で「何もせで」と「オチ」まで用意して、実に心憎いばかりだ。老境をかく詠みたいものと、念願しているが果たせていない。作者会心の作品。
百歳も五歳も興ず投扇興 (あんのん)
お座敷遊びの投扇興(とうせんきょう)に興じるのが、百歳と五歳という組み合わせに意表を突かれた。本式にやれば複雑なルールがあると聞くが、大衆化されて人気だそうだ。いい年をした大人も負ければ、ああでもないこうでもないと熱が入ってムキになる。まして幼児のこととて、偶々、命中しようものならやんやの喝采だ。正月らしい和やかな笑いが起こった。作者のあんのんさんは3句とも高点が入った。
以下次号、不定期掲載。
アイビーさん、フリーズドライの句を鑑賞して下さってありがとうございます😃
生の七種のセットは結構お高いのですよ~😅それで、フリーズドライです😃はい‼️香り立ちます‼️
なかなか良いではないか!と一人満悦でした😃お試しあれ😉
雪の道の鑑賞ありがとうございました。
雪の止んでる時間帯のほんの僅かの時間。
少し前を歩いて行く人の足跡。
尊敬する先輩だったり、同じ図書委員のクラスメートだったり。
雪国で暮らす女の子達の一度は経験した事。もしかして男子も?
雪が降ると一気に蘇ります。
アイビーさん、
雑煮の句の鑑賞をありがとうございました。
お正月くらい家族が揃って卓を囲みたいものですが、なかなか全員揃うことなく、遠方であったり、仕事であったり、若い者はいろいろ忙しい。今年のお正月も集まった人だけでお雑煮をいただきました。もちろん一番に仏前にお供えして。
アイビーさん、女正月の句の鑑賞ありがとうございます。
男性が手伝ってくれるようになったとはいえ年末年始はやはり女性は忙しいです。
「女正月」は「お疲れ様会」といったところでしょうか。
赤白ロゼと華やいだ雰囲気の女子会を句にしてみました。
弥生