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7月句会は中止します

7月のみんなのネット俳句会は、管理人の白内障の手術と日程が重なるため、中止します。楽しみにしていた方には申し訳ありません。8月句会は8月5日開幕です。奮って投句願います。

6月句会の互選結果の記事のピン留を解除しました。ご覧になりたい方は、no,5695の記事までスクロールしてください。

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アイビーの俳句鑑賞 その2

アイビーの俳句鑑賞 その2

大丈夫なんとかなるさ老の春 (ラガーシャツ)
このように自信満々に言われると、本当になんとかなると思えてくる。日本語には言霊が宿っているそうだから、良いことを言葉に出せば、本当に良いことが実現するのである。俳句の歳時記は旧暦をもとに編まれているが、実際の生活は太陽暦で回っているから、生活実感とチグハグになる。正月を初春などというが、実際は冬の真っ盛りだ。座五で言う「老の春」は正月のことと捉えたい。ただ、「老」はいかがなものか。「今朝の春」とでもすればスッキリした印象になるのだが。

福笑くくくふふふの二回戦 (玉虫)
「くくくふふふ」がまことに秀逸。オノマトペという技法があるが、擬態語のようでもありオノマトペのようでもある。どちらにしても言い得て妙だ。福笑いという遊びを表現するのに、ちょっと類例が思いつかないほどのユニークさだ。この句の成功は、いつに「くくくふふふ」の発見にあると言って過言ではない。

豚まんの湯気につつまれマイホーム (ふうりん)
名古屋や東京では「肉まん」と言うが、大阪では「豚まん」だ。有名なのが難波の蓬莱551だ。関西の人は豚まんが好きだ。出張の帰りなど、土産に近鉄の駅構内で豚まんを買うサラリーマンをよく見かける。家族もみんな豚まんが大好きなのだ。かくて家庭円満、四方丸く治まる次第。湯気が季語になる。

好きだったものみな棺に黄水仙 (てつを)
厳密には水仙は冬、黄水仙は春の季語となるようだ。このことはこの句の本質とは関係が無い。二句一章の句に、黄水仙が相応しい季語かどうかだ。派手さはないが肩を寄り添うように咲く黄水仙。きっと故人も黄水仙のような人だったのであろう。誠実な努力家、真摯で皆から好かれる協調性、そんな人物像が思い浮かぶ。この観測が当たっていれば、健気に咲く黄水仙は故人を送るにまことに相応しい。

新暦富士の高嶺に始まりぬ (ちとせ)
会社勤めをしていた時、年末になると取引先の会社から、手帳やカレンダーが山ほど届いた。今は予定が書き込める式のものもあるが、当時は6枚仕立てのものが大部分で、初頭の1月は雪を被った霊峰富士山が定番だった。大袈裟に言えば日本人の心の拠りどころとも言える。あるべきものが、あるべくところに落ち着く感がする。現代は様々な種類のカレンダーがあるが、結局は日本人の感性に訴える景物に回帰するのであろう。

坐りたる祖父元旦の餅の如 (ナチーサン)
威厳があって、なにをしなくても近寄りがたいのが一昔前の家父長。この句の場合は御爺さんになる。上座にデンと居座っているだけで存在感がある祖父。作者はそんな祖父を、なんと餅に喩えた。意表をつかれたが、よく分かる比喩だ。比喩はありきたりでは面白くないが、さりとて奇抜過ぎても共感が得られない。その意味で適度なユーモアもあり、秀逸な比喩で参考になった。

掃き寄する度舞い踊る枯葉かな (ヨヨ)
落葉の頃になると掃いても掃いても、次から次に落葉が降ってきて際限がない。それを根気よく掃くのだが、箕の中で、まるで生き物のように落葉が躍っている。「躍り」はとりもなおさず「踊り」に通じる。「躍り」を「踊り」と結びつけたところに作者の詩ごころがある。ただ、調べがやや冗長な感じがするので、もう少し推敲したい。アイビー流に詠めば  箕の中に踊つてをりぬ落葉かな

以下次号、不定期掲載

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アイビーさんへ
 拙句を選及び鑑賞いただきまして有り難うございました。私は祖父との出会いはなく二人とも写真での対面のみです。この句は母方の祖父です。俳句を嗜み和歌山は那智勝浦で開業医をしていたそうです。妣によるとホトトギス、熊野の同人で時には虚子を招いての句会もしていたそうです。私も歳を重ね時折熊野を開き「蝸牛」さんを偲んでいる昨今です。

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大水菜

ナチーサンさん、大水菜の句の鑑賞、ありがとう御座いました❢ 昨今の野菜の値の高いところ、大水菜とは、、、 数年前の事ですか程々が良いと友は言っていたのですが何故か育ったんですねッ❢ 歯応えも良く私は好きだったんですが友は申し訳ないなどとの一言が添えられていたのです。頂く方としては有り難いの一言なのですが、、、今年は白菜は上手くいったとの事❢ キャベツと物物交換をしているそうです❢

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森野さんへ
 昨今の異常気象は農家の方にとって悩みの種ですね。先回にもお化け南瓜の句がありましたが我々にはにはこれを逆手にとって句材として楽しむ術がありますので愉快ですね。そうですか謝罪の一筆でしたか。喜ぶ人もいます。大いに突然変異に挑戦してもらいたいものです。それにしても物々交換ですか。死語になりそうな言葉に出会いました。ご近所でもしたいものです。
大水菜、巻頭おめでとうございました。

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選句鑑賞

ナチーサン、潮見表の句の鑑賞ありがとうございます。
潮見表付きのカレンダーは大安、友引などの六曜と共に毎日の満潮干潮の時刻等が記されており、魚釣りをする人には必要不可欠なものです。
懇意にしている釣具店で頂きます。最近はアプリもあるようですが、大きなカレンダーにドーンと色を変えて載っているので見やすいです。

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弥生さんへ
 今年の初漁は如何でしたか。今は何が釣れるんですか。また一句に仕立ててくださいね。

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選句鑑賞

14 福笑くくくふふふの二回戦 (玉虫) 3
 中七に思わず笑ってしまいました。しかも二回戦、何回勝負難なんでしょうね。正月の団らん風景が余すところなく 
 描かれ読者まで豊かな心にしてくれました。
17 みんなして孤独持ち寄る囲炉裏かな (ABCヒロ)   6
 久しぶりの再会、普段はみんなそれぞれの生活があります。久しぶりの再会、ざっくばらんな団らんの場でも作者は 
 醒めた目で一人ひとりを観察しています。そんな立場の作者でしょうか。
31 好きだったものみな棺に黄水仙 (てつを) 3
 故人が生前愛用していたものを全て棺にと言うのです。多分作者は身近な方で普段から観察していたんでょう。
 女の方なら化粧品などもあるかも知れません。作者の愛に裏打ちされた作品です。座五の黄水仙が効いてますね。
44 納句座干支言合ひて席定む (大門) 5 ◎ナチー
 納めの句会ですね。改まった席でしょうか。多分和室。普段は気にしない席次。上座、下座が気になります。
 似た年頃の集まり、お互いに干支を言い合いながら和気あいあいと譲り合う座席。1年の納めの改まった雰囲気が伺 
 えます。特選に戴きました。
61 初競りやぶり豊漁の能登手締め (ダイアナ) 6 ◎茶々
 今年の豊洲市場の初ぜりで青森県海域でのクロマグロが276キロ級で2億円越えとか。史上2番目とか。
 一方災害に見舞われた能登地方は復興途上、鰤豊漁で手締めにも力が入りさぞ盛り上がったことでしょう。一日も早 
 い復興を!
76 潮見表外せぬ夫の初暦 (弥生) 5  ◎ヨシ、
 海に関わる方にとって潮見表は欠かせません。生活の命綱と言っても良いでしょう。初暦との取り合わせが生活感を 
 よく表しています。潮見表付の暦は不明にして知りませんが一度見てみたいものです。良い句だと思います。
87 ゆるやかに交はる家風雑煮椀 (にゃんこ) 5  ◎弥生、
 正月に限らず地方によって風習が異なります。志摩では注連縄は1年間までそのままです。食生活でも
 関東風、関西風と味噌、具材などでの違いがあり雑煮に限らず新婚さんなどは戸惑うようです。この句、上五、中七 
 が微妙でいろいろに解釈が出来ますが、ここは家庭円満の秘訣ということで。・・・影の声(ミックス味噌では・・・)
92 大水菜一筆添へて置かれをり (森野) 9 ◎ポジ◎コビト
 お二人が特選に。私も特選候補でしたが水菜が春の季語ですので立春前という事で控えました。ただ水菜が京菜の別 
 名があるように奥ゆかしさに惹かれて戴きました。大水菜が特別なので一筆添えたのでしょうか。自解が欲しいとこ
 ろです。

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にゃんこさんへ
 醤油でしたか。それは失礼。お餅は〇それとも□、いずれにしても末長く我が家の雑煮は引き継がれていきます。
日本の文化ですね。

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大門さんへ
 そうでしたか。句会の経験のない作者が句会しかも納めの句会の機微をとらえて表現されましたね。最近の句会は殆どが椅子、膝附合わせてといった雰囲気はありません。席次なども特に気にしていないようです。和室でやれば雰囲気も変わりこの句のような現象が起こるかも知れませんね。

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ナチ―サンさん
拙句を選んでいただき、ありがとうございました。
夫婦ともに地元出身の我が家ですが、それでもそれぞれの実家の雑煮の味が混ざって、いつの間にかどちらの実家とも違う独自の雑煮が出来上がりました。醤油仕立てですので、残念ながらミックス味噌ではありませんが…笑 楽しい読みをしていただき、ありがとうございました。

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納句座 特選にしてもらってありがとうございます。同時にすみません。
句会など出たことがないのでわかりませんがまあ、年の終わりなので席順一回辰年頭に座りましょかてな決め方があるかもしれないと思ったもので。むかし人数二組に分けるとき巨人フアンと阪神フアンとで大まかに分けていたようなもんです。
そうすると初句座は巳年から並ぶことにしますかな。

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互選結果の略号

互選結果の記事で一部の方を略号にしました。
選句者名の略号 
略号  ハンドルネ-ム
ラガー ラガーシャツ
ナチー ナチーサン
コビト コビトカバ
ダイア ダイアナ
にゃん にゃんこ
えっち えっちゃんあら
ABC ABCヒロ
ふうり ふうりん
アイビ アイビー

引用して返信編集・削除(編集済: 2025年01月14日 10:31)

互選結果発表

1月句会の互選結果を発表します。
1月のトップは森野さんの水菜の句で9点でした。続いて6点句がなんと6句が並ぶ大接戦でした。
9点句 92 大水菜一筆添へて置かれをり (森野)
6点句 17 みんなして孤独持ち寄る囲炉裏かな (ABCヒロ)  
6点句 35 東雲のひかり横切り初鴉 (尾花)
6点句 51 坐りたる祖父元旦の餅の如 (ナチーサン)
6点句 61 初競りやぶり豊漁の能登手締め (ダイアナ)
6点句 69 北斎の波のはみ出す賀状かな (ナチーサン)
6点句 74 除夜の音に絡む汽笛の届く窓 (森野)
個人別総合では森野さんが18点でトップ、続いてナチーサンさんが16点でした。

1月度みんなのネット句会互選結果一覧     ◎は特選、特選2点並選1点で計算  2025.1.14
1 万両のひっそり赤し裏庭に (ヨヨ) 1 えっち、
2 食材を食ひ尽くしたる四日かな (ヨシ) 1 コビト、
3 平凡のありがたきかな雑煮食む (ポジ) 5 ◎森野、弥生、ふうり、アイビ、
4 おみくじは吉が出る出る宮の春 (ラガーシャツ) 2 玉虫、弥生、
5 歌が踊り踊が歌ふ大晦日 (ナチーサン) 1 茶々、
6 人の輪にすとんと入り寒鴉 (森野) 3 玉虫、弥生、大門、
7 初富士の俊足で蹴る箱根の地 (えっちゃんあら)  3 尾花、ダイア、ヨヨ、
8 京言葉やさしやわらか九条葱 (弥生) 1 ABC、
9 天心に輝く星や去年今年 
10 鐘掃除新年迎へ気構へも 
11 初春や八十路の峰を越え行かむ (てつを) 3 ラガー、森野、茶々、
12 初雀軒をこぼれてひと遊び (若菜) 2 にゃん、ABC、
13 つまらない言い合い止めて冬銀河 
14 福笑くくくふふふの二回戦 (玉虫) 3 尾花、ナチー、アイビ、
15 シクラメン新婚の子の指の傷 (ダイアナ) 2 明、にゃん、
16 澄みし声欲しかろ里の初鴉 (尾花) 2 ダイア、ヨヨ、
17 みんなして孤独持ち寄る囲炉裏かな (ABCヒロ)   6 ラガー、ポジ、尾花、ナチー、ダイア、てつを、
18 庭師終え木漏れ日透けて賀日待つ 
19 星ひとつ落つ戦場はクリスマス (にゃんこ) 1 コビト、
20 烏など無視して群し初雀 
21 豚まんの湯気につつまれマイホーム (ふうりん)  2 ちとせ、ヨシ、
22 ごんぎつね出さうな森に実千両 (アイビー) 3 森野、和談、弥生、
23 国ぶりや雑煮の具には餅菜のみ (ヨシ) 4 ラガー、ちとせ、玉虫、大門、
24 お年玉スマホで送る孫のグー (ヨヨ) 4 ◎ダイア、◎和談、
25 白梅の人の目集めゐし二輪 
26 街の色ぬりかえられし初景色 
27 午後過ぎし師匠のライン稽古始め
28 大丈夫なんとかなるさ老の春 (ラガーシャツ) 1 えっち、
29 歌合戦動き回るよ時代かな 
30 逆縁や終日細き虎落笛 (ナチーサン) 3 尾花、明、森野、
31 好きだったものみな棺に黄水仙 (てつを) 3 ナチー、コビト、アイビ、
32 毛糸編む凝ったネイルの若きママ (弥生) 1 ふうり、
33 早起きの甲斐は大いに初日の出  
34 新暦富士の高嶺に始まりぬ (ちとせ) 1 ABC、
35 東雲のひかり横切り初鴉 (尾花) 6 ちとせ、ヨヨ、弥生、てつを、ヨシ、大門、
36 真っ新な空気満ち来る今朝の春 (若菜) 1 ポジ、
37 初写真犬真ん中に置くソファ (玉虫) 3 茶々、にゃん、えっち、
38 七草粥 M R I の機械音 
39 背中ぢう懐炉を貼つて出勤す (ふうりん)  1 明、
40 窓拭きの男宙吊り年詰まる (ABCヒロ) 1 玉虫、
41 帰す子らと地酒温む大晦日 (和談) 4 茶々、◎ヨヨ、えっち、
42 四条流包丁始め神事めく 
43 御神籤に重ねて結ぶ初御籤 (にゃんこ) 1 えっち、
44 納句座干支言合ひて席定む (大門) 5 ◎ナチー、ダイア、玉虫、てつを、
45 星空に鐘の音響く初詣 (ヨヨ) 2 和談、ふうり、
46 古希越へて尚はつらつと年迎ふ (ラガーシャツ) 3 和談、ふうり、ヨシ、
47 成るやうになるが縁談破魔矢かな (ヨシ) 2 ラガー、ふうり、
48 万歳やかつては子らも正座せし
49 父真似て合わす小さき手初詣 (ポジ) 4 茶々、ヨヨ、◎ふうり、
50 新聞から初売りちらしごっそりと 
51 坐りたる祖父元旦の餅の如 (ナチーサン) 6 ◎ラガー、◎尾花、ダイア、アイビ、
52 大晦日温い伸し餅猫胡坐 
53 元日の一足して幸はじまりぬ (えっちゃんあら)  1 ◎玉虫、
54 伊吹嶺の雪化粧して御座しけり (若菜) 2 ヨヨ、大門、
55 列を成すファストフードの四日かな (弥生) 3 ちとせ、ABC、ヨシ、
56 二丁目の角の電柱初鴉 
57 寒林に無音てふ音ありにけり (てつを) 1 森野、
58 ときめきて触るる深紅の冬薔薇 
59 どこまでも餅の伸びゆくお元日 (コビトカバ)  2 ◎ちとせ、
60 風物詩短パン力走冬日和 (和談) 1 ヨヨ、
61 初競りやぶり豊漁の能登手締め (ダイアナ) 6 ナチー、◎茶々、てつを、ヨシ、アイビ、
62 琥珀色して煮凝りは昭和なる (ABCヒロ) 2 にゃん、玉虫、
63 流行り風邪隔離の部屋に一人飯 (ふうりん)  4 尾花、コビト、えっち、大門、
64 足先はすでに冷たき兄の居る 
65 帰省せぬ子らそれぞれのお正月 
66 オフィースの端から端へ御慶かな (アイビー) 森野、
67 木枯らしに磨かれし空正装衣 (ヨヨ) 1 和談、
68 何もなき部屋に似合いし福寿草 (ポジ) 1 尾花、
69 北斎の波のはみ出す賀状かな (ナチーサン) 6 和談、にゃん、玉虫、◎ABC、てつを、
70 露店から列へ小走り初詣 
71 つぎつぎにに頭数減る三日かな (えっちゃんあら)  2 ヨシ、コビト、
72 年明けてLINE絵文字が続々と 
73 初売りの剪定鋏薔薇を剪る 
74 除夜の音に絡む汽笛の届く窓 (森野) 6 ポジ、明、ちとせ、ABC、◎大門、
75 大根や抜き差しならぬほどに伸び 
76 潮見表外せぬ夫の初暦 (弥生) 5 ラガー、尾花、ナチー、◎ヨシ、
77 山頭火句碑のかたはら初雀 (尾花) 2 ◎てつを、
78 年の瀬に餅つき腰弱機械捏ね 
79 寒晴や走れコートを駆け巡れ 
80 初日影より生まれたる烏かな (若菜) 2 ◎にゃん、
81 ガザの嬰凍死の報や大晦日 (ダイアナ) 1 茶々、
82 幾万の淋しき人や虎落笛 (玉虫) 1 森野、
83 点滴のしづかに落つる風邪の朝  
84 冴ゆる夜の大河ドラマに全裸死体 
85 我が余性幾許なりや除夜の鐘 (和談) 2 ポジ、てつを、
86 金箔は人畜無害年の酒 (アイビー) 2 ABC、ふうり、
87 ゆるやかに交はる家風雑煮椀 (にゃんこ) 5 ポジ、ナチー、和談、◎弥生、
88 数へ日に死にゆく人の干支を繰る 
89 掃き寄する度舞い踊る枯葉かな (ヨヨ) 2 ABC、弥生、
90 食つて寝てぬくぬく過ごす三が日 (ヨシ) 1 明、
91 新春の囲碁の初手は小目から 
92 大水菜一筆添へて置かれをり (森野) 9 ◎ポジ、ナチー、明、ちとせ、◎コビト、にゃん、大門、
93 沙汰なきも無事を尊ぶ去年今年 
94 義理要らぬ近しき人へ初便 (弥生) 1 ダイア、
95 皆笑ふ老いも若きも今朝の春 (ラガーシャツ) 1 弥生、
96 髭爺の笑え笑えと尾張萬歳 (えっちゃんあら)  2 茶々、ふうり、
97 老後とはいつからのこと枯尾花 (てつを) 5 ラガー、明、◎えっち、ヨシ、
98 初詣振る舞ふ神酒飲みくらぶ 
99 一応は主婦の端くれ掃納 (玉虫) 2 ラガー、コビト、
100 除夜の鐘歌合戦の熱冷まし (茶々) 1 ダイア、
101 訪ふ人も訪われる人も無き四日 (ダイアナ) 2 コビト、てつを、
102 夢の字の大きく滲む筆始 (若菜) 3 ちとせ、にゃん、アイビ、
103 寝て食つて時に駅伝寝正月 (アイビー) 1 和談、
104 悩む事同じで笑ふ冬うらら (コビトカバ) 4 ポジ、えっち、アイビ、大門、
105 真ん中に自作の俳句賀状書く 
106 炉を囲む門徒の席はおのずから 
107 淑気満ち声満ち家はよみがえる (ABCヒロ) 3 ポジ、森野、ヨヨ、
108 年変る工事現場は音もなし 
109 瞳孔を照らし冷たく時告ぐる (大門) 2 ◎アイビ、
110 襟立てて星座の空に初詣 (和談) 2 ◎明、

投句者は、えっちゃんあら、森野、若菜、ABCヒロ、尾花、弥生、コビトカバ、ラガーシャツ、玉虫、ふうりん、てつを、ちとせ、ナチーサン、ダイアナ、ヨヨ、ポジ、ヨシ、和談、アイビー、茶々、大門、にゃんこ、の22名。ほかに選句参加が明。

間違い等、不都合な点をご連絡下さい。

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王将戦始まる!

将棋王将戦七番勝負緒戦が明日から掛川市で始まります。藤井聡太王将に挑戦するのは研究仲間でもあり筆頭ライバルの永瀬拓矢九段。藤井も他の棋戦で苦しめられている相手。叡王戦緒戦を勝った勢いを持ち込めるか。満を持している永瀬が先手を取るか。興味が尽きません。

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藤井王将勝利
  今朝まで永瀬九段が優勢だったのに私が映画孤独のグルメを
  大高で観てる間に逆転してましたねー?
  藤井王将今年も独走しそうですね。フレーフレー藤井王将!

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藤井王将緒戦勝利!

将棋王将戦七番勝負第1局は112手で後手番藤井聡太王将が永瀬拓矢九段を破り緒戦を突破した。第2局は1月25日から京都市伏見で行われる。挑戦者の巻き返しなるか期待が高まる。

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選句は本日中に

選句は本日13日限りです。まだ選句されてない若菜さん、お忘れなく。今回は投句されていないかをりさんも是非、選句に参加して下さい。

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清記&選句

清記&選句
1月句会の清記一覧を発表します。投句された方は速やかに選句に入って下さい。
投句者は、▼えっちゃんあら、▼森野、若菜、▼ABCヒロ、▼尾花、▼弥生、▼コビトカバ、▼ラガーシャツ、▼玉虫、▼ふうりん、▼てつを、▼ちとせ、▼ナチーサン、▼ダイアナ、▼ヨヨ、▼ポジ、▼ヨシ、▼和談、▼アイビー、▼茶々、▼大門、▼にゃんこ、の22名。ほかに選句参加の▼明。(▼は選句済み)

選句要領
1 選句期間  1月11日(土)~1月13日(月)
2 選句数   8句 うち1句を特選とする。特選は無しでも構わない。特選2点、並選1点で計算します。
3 選句方法  句番号を書き出すだけでもよい。
4 結果発表  1月14日(火)
5 投句に参加しない方も選句することも出来ます。投句者全員の選句が終わっても、スケジュールの前倒しは行いません。

1月度みんなのネット句会清記一覧
1 万両のひっそり赤し裏庭に 
2 食材を食ひ尽くしたる四日かな 
3 平凡のありがたきかな雑煮食む 
4 おみくじは吉が出る出る宮の春 
5 歌が踊り踊が歌ふ大晦日 
6 人の輪にすとんと入り寒鴉 
7 初富士の俊足で蹴る箱根の地  
8 京言葉やさしやわらか九条葱 
9 天心に輝く星や去年今年 
10 鐘掃除新年迎へ気構へも 
11 初春や八十路の峰を越え行かむ 
12 初雀軒をこぼれてひと遊び 
13 つまらない言い合い止めて冬銀河 
14 福笑くくくふふふの二回戦 
15 シクラメン新婚の子の指の傷 
16 澄みし声欲しかろ里の初鴉 
17 みんなして孤独持ち寄る囲炉裏かな   
18 庭師終え木漏れ日透けて賀日待つ 
19 星ひとつ落つ戦場はクリスマス
20 烏など無視して群し初雀 
21 豚まんの湯気につつまれマイホーム  
22 ごんぎつね出さうな森に実千両 
23 国ぶりや雑煮の具には餅菜のみ 
24 お年玉スマホで送る孫のグー 
25 白梅の人の目集めゐし二輪 
26 街の色ぬりかえられし初景色 
27 午後過ぎし師匠のライン稽古始め 
28 大丈夫なんとかなるさ老の春 
29 歌合戦動き回るよ時代かな 
30 逆縁や終日細き虎落笛 
31 好きだったものみな棺に黄水仙 
32 毛糸編む凝ったネイルの若きママ 
33 早起きの甲斐は大いに初日の出  
34 新暦富士の高嶺に始まりぬ 
35 東雲のひかり横切り初鴉 
36 真っ新な空気満ち来る今朝の春 
37 初写真犬真ん中に置くソファ 
38 七草粥 M R I の機械音 
39 背中ぢう懐炉を貼つて出勤す  
40 窓拭きの男宙吊り年詰まる 
41 帰す子らと地酒温む大晦日 
42 四条流包丁始め神事めく 
43 御神籤に重ねて結ぶ初御籤
44 納句座干支言合ひて席定む 
45 星空に鐘の音響く初詣 
46 古希越へて尚はつらつと年迎ふ 
47 成るやうになるが縁談破魔矢かな 
48 万歳やかつては子らも正座せし
49 父真似て合わす小さき手初詣 
50 新聞から初売りちらしごっそりと 
51 坐りたる祖父元旦の餅の如 
52 大晦日温い伸し餅猫胡坐 
53 元日の一足して幸はじまりぬ  
54 伊吹嶺の雪化粧して御座しけり 
55 列を成すファストフードの四日かな 
56 二丁目の角の電柱初鴉 
57 寒林に無音てふ音ありにけり 
58 ときめきて触るる深紅の冬薔薇 
59 どこまでも餅の伸びゆくお元日  
60 風物詩短パン力走冬日和 
61 初競りやぶり豊漁の能登手締め 
62 琥珀色して煮凝りは昭和なる 
63 流行り風邪隔離の部屋に一人飯  
64 足先はすでに冷たき兄の居る 
65 帰省せぬ子らそれぞれのお正月
66 オフィースの端から端へ御慶かな 
67 木枯らしに磨かれし空正装衣 
68 何もなき部屋に似合いし福寿草 
69 北斎の波のはみ出す賀状かな 
70 露店から列へ小走り初詣 
71 つぎつぎにに頭数減る三日かな  
72 年明けてLINE絵文字が続々と 
73 初売りの剪定鋏薔薇を剪る 
74 除夜の音に絡む汽笛の届く窓 
75 大根や抜き差しならぬほどに伸び 
76 潮見表外せぬ夫の初暦 
77 山頭火句碑のかたはら初雀 
78 年の瀬に餅つき腰弱機械捏ね 
79 寒晴や走れコートを駆け巡れ 
80 初日影より生まれたる烏かな 
81 ガザの嬰凍死の報や大晦日 
82 幾万の淋しき人や虎落笛 
83 点滴のしづかに落つる風邪の朝  
84 冴ゆる夜の大河ドラマに全裸死体 
85 我が余性幾許なりや除夜の鐘 
86 金箔は人畜無害年の酒 
87 ゆるやかに交はる家風雑煮椀
88 数へ日に死にゆく人の干支を繰る 
89 掃き寄する度舞い踊る枯葉かな 
90 食つて寝てぬくぬく過ごす三が日 
91 新春の囲碁の初手は小目から 
92 大水菜一筆添へて置かれをり 
93 沙汰なきも無事を尊ぶ去年今年 
94 義理要らぬ近しき人へ初便 
95 皆笑ふ老いも若きも今朝の春 
96 髭爺の笑え笑えと尾張萬歳  
97 老後とはいつからのこと枯尾花 
98 初詣振る舞ふ神酒飲みくらぶ 
99 一応は主婦の端くれ掃納 
100 除夜の鐘歌合戦の熱冷まし 
101 訪ふ人も訪われる人も無き四日 
102 夢の字の大きく滲む筆始 
103 寝て食つて時に駅伝寝正月 
104 悩む事同じで笑ふ冬うらら 
105 真ん中に自作の俳句
106 炉を囲む門徒の席はおのずから 
107 淑気満ち声満ち家はよみがえる 
108 年変る工事現場は音もなし
109 瞳孔を照らし冷たく時告ぐる 
110 襟立てて星座の空に初詣 

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引用して返信編集・削除(編集済: 2025年01月13日 16:50)
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