MENU
449,246

明日から三択クイズ再開

11月句会の互選結果の記事のピン留めを解除しました。ご覧になりたい方はno.4585の記事までスクロールして下さい。
明日29日から俳句三択クイズを再開します。

引用して返信編集・削除(未編集)

アイビーの俳句鑑賞 その4

アイビーの俳句鑑賞 その4

採りきれぬ柿は鴉にくれてやる (尾花)
98番の柿の句もよいが、あえてこの句を取り上げてみたい。ややぞんざいな口調で「くれてやる」と言い放つたあたり、作者は鴉に好きこのんでやるのではないことが分かる。取り切れないものは仕様がない、という気持ちなのだ。いまいましい。一方、鴉の方はラッキーとばかり、わがもの顔で柿を食い散らすから、作者は余計いらいらする。座五をことさら乱暴にしたのは、そうした気分を表わしている。実に効果的だ。

渋柿やひねくれ一茶西田流 (茶々)
田辺聖子原作の「ひねくれ一茶」を先ごろ亡くなった西田敏行さんが主演してドラマ化した。私は残念ながら見ていないが、一茶を西田さんが演じたなら、きっと名演だったのだろう。二物取り合わせの句だが、季語になんと「渋柿」を持ってきた。これが見事にハマった。最初、意表をつかれたが、これ以上の季語はないという気がしてきた。

冬めくや母国のゴイクン振舞はれ (無点句)
惜しくも無点句となったが、得難い味のある句。ネットで調べたところ、ゴイクンはベトナム料理でベトナム風の春巻きと思えばよい。作者の家にベトナムの研修生(職種は分らないが)が、訪問した時のことを句にしたものだろうか。国際化の時代、こうした体験はますます増えることだろう。惜しいのはゴイクンという料理に馴染みがないこと。句の中にベトナムと分かるワードを入れたら入点が増えたのに。

脳活の三人麻雀柿たわわ (無点句)
賭け麻雀ではなく、脳活のために麻雀に興じているのがユニーク。麻雀に疲れ、ふと外に目を転ずれば、柿の赤い実がたわわに実っている。もうそんな季節になったかという、作者の心の動きの描写が見事。無点句となったが、現代人の生活を活写した佳句だと思う。

暮色降り一番星と三日月と (無点句)
惜しくも無点句となったが、雰囲気のある句だと思う。三日月が一応、秋の季語ではあるが、中秋というには今は11月である。三日月は秋に限らず一年中出るのだから、その意味でインパクトに欠けたのかも知れない。季重なりを恐れず、別の季語を立てることも考えてみてはどうだろう。

木の葉散る選挙速報未明まで (無点句)
この句も無点となってしまったが、タイムリーな選挙の話題に絡めた点に新鮮味がある。しかし、季語の斡旋には少し問題があると私は感じた。選挙の開票速報だから深夜から未明まで、しかも室内の作業である。ために上五の「木の葉散る」が、実景ではなく、現実感が削がれてしまった。

ゆるがせにできぬひと言冬の月 (無点句)
惜しくも無点句となった。季語に「冬の月」を持ってきたのは、作者の内面に抑えがたい憤懣があるのだろう。作者は考えぬいた末の季語の斡旋と思うのだが、読み手の側からすれば,いまいち消化不良の感が否めない。俳句の説明過多は煩わしいが、ヒントが少なすぎるのもイメージが浮かばない。とっかかりが無いのである。そのため、作者の意図がから回りしてしまった印象だ。

アイビーの俳句鑑賞‣完了

引用して返信編集・削除(未編集)

アイビーさん、鑑賞ありがとうございました。ヱミさん、ふうりんさんありがとうございます。
 「115 渋柿やひねくれ一茶西田流」の句を温かく観ていただきました。渋柿も風雪寒気により干し柿は甘くまろやかになります。
西田俳優さんの演技にすっかり魅了されました。
 1昨日深夜ラジオで一茶俳聖の生涯と俳句の解説がありました。「瘦せ蛙負けるな一茶此処にあり」の句、考えさせられます。
一茶さんの生涯は多難だったようです。それだけに見詰める眼が共ブレ(EMPATHY)しています。
 「ひねくれ」と「共ブレ」で私は揺れています。

引用して返信編集・削除(未編集)

麻雀の句,楽しい句になりましたね。最近はボケ防止のための麻雀がブームだそうです。中高年がチーとかポンとか言いながら、和気あいあいゲームに興じるのは、見てるだけでも微笑しいものです。従来、麻雀はともすれば賭け金が動く暗いイメージでした。そんなイメージを払拭する昨今の麻雀ブームです。

引用して返信編集・削除(未編集)

今晩は。私の感想は自分で言うのも変ですが面白くも可笑しくもないです。でも皆様のメッセージに言わせてくださいと勇気出しました。マージャンです。実は主人のリハビリに月二回付き添い?が四人のメンバーになってしまい現在進行形です。マージャンの楽しみは解ります🎵。

引用して返信編集・削除(未編集)

アイビーさん、鑑賞をありがとうございます。

三人麻雀の句は尾花です。
麻雀といえば数十年前、二人の子供が小学生の頃家族四人でしたことがありました。
それ以来になりますが、今年の夏頃「健康麻雀」というのに誘われて、武豊町の体育館でやってるのに参加しています。 その時々によって人数が足りないときは三人のグループもあります。 三人麻雀の時は「マンズ」と言われる牌の二萬~八萬を抜き、後は同じように進めます。こちらの方が種類が少ない分集めやすいような気がするのですが・・・。 積もってから捨てるまで、他の人を長く待たせないため早く判断をしなきゃいけない。 捨ててから「しまった!」と思うことが多いのですが楽しいです。
同じ種類の牌がいっぱい集まると組み方がわからなくてパニックになるんです。 そんな時は手を上げて先生にアドバイスを頂く。 先生は幾通りもの組み方を瞬時に教えてくれるので流石です。
夢中で、あっという間の2時間、少しはボケ防止になってると嬉しいのですが・・・?

引用して返信編集・削除(未編集)

アイビーの俳句鑑賞 その2

アイビーの俳句鑑賞 その2

七五三父方母方みな来たる (ABCヒロ)
少子高齢の時代ならではの句。孫一人につき祖父祖母は4人いる。曾祖父曾祖母となると倍の8人に増える。孫の数は増えないのに、ジジババは元気で孫に連れ添うから、誰の七五三だか分らないことになる。そんな風潮をいくらかからかい気味にユーモアで包んで詠んだ。風刺の視線と、それでいながら嫌味を感じさせないのは、ユーモアの効用だろう。

穴惑ひ木に取り付いて何とする (仕手原)
蛇が冬場を控え穴に戻る。その際、もたついている様を「穴惑ひ」と言う。人間社会に置き換えいろんな場面で援用する、俳句ならではの季語だ。ところが、蛇も今年の暑さで変調をきたしたか、木に取り付いてしまった。木では俳句にならないと困惑する作者。そこをなんとかするのがベテラン、逆手に取って一句まとめた。

燗酒に小言云ふ人盃進む (和談)
左党の和談さんらしい熱燗の句。奥さんはあれこれ細かいことを言っているが、聞くふりをして適当に相槌を打ちながら、その実、意に介せず酒が進む作者。酒飲みの生態を活写した一句。もっとも活写もなにも、ご本人のことだが…。

神無月後は任せた探知犬 (エミ)
税関など麻薬探知犬の活躍は頼もしい。密輸ばかりでなく、徘徊老人の追跡にも大活躍だ。つい先だっても大手柄のニュースが報じられた。何しろ人間の数千倍も嗅覚が発達している犬のこと。わずかな手掛かりを頼りに、粘り強く任務をこなす。「あとは任せた」と言いたくなるのも無理からぬところだ。

藁塚に背中預けて語る夢 (玉虫)
11月句会のトップを飾った句。適度なクッションにもなり、藁塚には人間をリラックスさせる何かがあるような気がする。子どものころを思い返し、同様の経験をされた方は多いと思う。そんな「あるある」感に共鳴する人の圧倒的があったのであろう。かく言う私もそうだが。

冬初め立ち食いそばで終える旅 (弥生)
旅も終わりに近づいた。最後の休憩のサービスエリアで、立ち食いそばを誂えた。小腹がすいた時のそばが旨い。自宅が近づいた安堵感、満腹感、快い疲労感がないまぜになった、旅の終わりを表現して間然とするところがない。

落ち葉踏むカサカサカサとついて来る (ちとせ)
落ち葉を踏んだ時の音を表現するのに、「カサ」では物足りない。「カサカサ」でありきたりで面白みがない。ところが、この句は「カサカサカサ」と三度繰り返した。これが大成功で、平凡な句がいっぺんに生き返った。座五の「ついて来る」がまた上手い。

以下次号、不定期掲載

引用して返信編集・削除(未編集)

穴惑ひ の季語を覚えてから秋の蛇を注意深く観察するようになりました。毎年同じところで冬を越すのだろうからそう迷うようなことはないだろうと思っていたがそうでもないのかうろうろするのがいる。去年は二匹連れが公民館の車いすのスロープに入ってとにかく上っている。行きつく先はドアがあって行き止まり、時間があれば暇に任せてみていたのだけれどそうもいかず確かめないまま帰ったがどうなったのだろうかな。他のいろいろの動物がエサを探すように行き当たりばったりでうろうろしているのが正解みたい。だからとんでもない所へ入り込んだりするのだろう。車にひかれたのを去年はよく見た。洞もない木の周りをうろついてのがいたのでちょっと聞いてみた。
穴惑ひ木に取り付いて何とする

引用して返信編集・削除(未編集)

弥生さん、リプライありがとうございます。ご婦人が立ち入りにくい食べ物屋と言えば、吉野家の牛丼があります。近頃はそうでもないのですが、サラリーマンがワンコインで昼飯が食べられて、ボリュームがあって、味もまあまあな店は吉野家でしょう。あと、餃子の王将とか。まだありますが限がないので止めます。男の、しかも中年のおっさんが通うと、そこはかとなく哀愁が漂ってきます。

引用して返信編集・削除(未編集)

アイビーさん、立ち食いそばの句の鑑賞ありがとうございます。
実はこれ先日の旅の実体験で、初めて駅のホームの立ち食いそば(実際にはきしめん)にトライしました。
立ち食いそばと言うと男性ばかりが利用するというイメージですが、最近は女性の利用も多いと聞いていたので
思い切って挑戦してみました。いやー、まさに早い、安い、旨い!でした。

引用して返信編集・削除(未編集)

選句鑑賞(感想)

遅くなりましたが、いただいた句の鑑賞(感想)を少し書いてみます。

押し付ける耳に冷たき受話器かな (仕手原さん)
 昔の黒電話、今のプラスチックとは違う受話器の重みと冷たさをリアルに思い出しました。受話器を耳に押し付けて、言葉を聞き洩らさぬようにして話す相手はどんな人なのでしょうか。訃報かとも思いましたが、案外、恋人のような気もします、耳は冷たいけれど、心は熱い…。
 迷ったのは、季語がないこと(俳句初心者なので間違っていたらすみません)。この掲示板では、無季もよいということでしたので、選ばせていただきました。

冬ぬくし寝癖のままの朝ご飯 (コビトカバさん)
 日曜日の朝の風景を思いました。もしかするとパジャマのままで、まだ、ちょっと寝足りないような顔で朝ご飯を食べる。温かい冬の平和な風景です。

照紅葉白無垢の笑む徳川園 (ダイアナさん)
 紅葉の赤と花嫁衣裳の白との対比が鮮やかに浮かびました。

敗荷や重き歴史を刻む寺 (森野さん)
 敗荷から感じる晩秋のわびしさと歴史ある寺の静かな佇まいが目に見えるようです。

達筆も誤字もありたる大文字草 (森野さん)
 文字どおり「大」の字にみえる大文字草の花。ひとつひとつの花の個性を、達筆も誤字もあると表現されました。「誤字」がとてもユーモラスです。

初冬や観音像に残る紅 (弥生さん)
 冬の初めの冷たい空気の中に佇む観音様。観音様は性別を超えた存在ということですが、観音像に残る紅に少し艶っぽい印象も受けます。ぴりっとした空気感との対比が素敵です。

仮置きは物に平行冬立ちぬ (アイビーさん)
 お茶のお稽古でしょうか。「冬立ちぬ」の季語から、心地好い緊張感が感じられます。しゅんしゅんと湯気が立ち上る釜までみえてくる気がします。

柿すべて捥ぎ大空の青淋し (尾花さん)
 コントラストになっていた柿色がなくなった空。淋しという表現にどこまでも澄んだ青い空がみえてきました。秋から冬へと移っていく季節への思いも感じます。

引用して返信編集・削除(未編集)

にゃんこさん、観音像の句の鑑賞ありがとうございます。
実は何処のお寺か忘れてしまったのですが、薄暗いお堂に浮かび上がる紅の色と
板張りの床がやたらと冷たかったのは忘れられません。

引用して返信編集・削除(未編集)

仕手原さん
優しいお言葉をいただき、恐縮です。また、アドバイスありがとうございました。これからは、ネット検索するときは 「季語」をつけて検索します。

アイビーさん
アイビーさんも柿がお好きなのですね。私は血糖値の心配はないのですが、身体を冷やす気がしてあまりたくさんは、食べられません。

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年11月23日 14:40)

そうそう、私もどなたの句だったか忘れてしまいましたが、彼岸寺 が季語でないといったことがあります。
パソコンを触っているときで歳時記が手元になく、彼岸寺 で検索すると間の悪いことにネット関連で商売している関係かそれがずらりと出てきたのでうっかり違うと思い込みました。歳時記なら傍題として彼岸のところにあったのですがね。そんなわけで気になる語句を検索するときは頭に 季語 をつけて 季語・・・・ とすれば間違わなくて済むと思います。ご参考まで。

引用して返信編集・削除(未編集)

柿が豊作だそうで、柿好きのアイビーとしては嬉しい限りです。正岡子規の柿好きは広く知られています。ところが血糖値を上げる食べ物として、柿は目の敵にされます。柿農家で柿は売るほどあるのに、自分は食べれない可哀そうな人がいます。糖尿病の食餌療法の妨げになるのだそうです。他人事ではありません。アイビーもその傾向があるので、妻の管理下にあるのが実情です。

引用して返信編集・削除(未編集)

とっていただいて有難うございます。難聴で電話は補聴器を外さないとだめなので耳に押し付けて聞くよりほかないのです。
通る声とどうにもわからない声とあります。普通電話では300ヘルツから3000ヘルツの間でそれより高い音低い音はカットされるので、私は4000ヘルツあたりは昔から駄目でしたが何の支障もなく電話担当していましたけどね。今ならおまんまのくいあげです.
冷たいのは冬で冷ゆは秋でクイズみたいなもんです。気にしない気にしない。

引用して返信編集・削除(未編集)

アイビーさん
「冷たき」が季語なのですね。仕手原さん、自分の勉強不足を棚に上げて失礼なことを書き、申し訳ありませんでした。

コビトカバさん
うちも大きな息子が家におりますが、男の子っていつまでたってもこういう感じですね~。

尾花さん
今年は柿が豊作だったようです。我が家はあちこちから柿をいただいて、食べきれないほどです。

引用して返信編集・削除(未編集)

にゃんこさん、柿の句の選句と感想をありがとうございました。

今年は柿が豊作だったんでしょうか?
我家の柿は採り終わりましたが(数個残したのは鳥に)町を走っていると、まだまだ柿が目立ちます。
庭のもの、畑のもの、山の中にあるもの。 もしかしたら渋柿かな? と思いながら見ております!

引用して返信編集・削除(未編集)

にゃんこさんへ

寝癖の句、鑑賞ありがとうございます^_^
これはうちの息子を詠んだ句です。
寝癖と冬ぬくし、ほっこりです( ̄∇ ̄)

引用して返信編集・削除(未編集)

初心者だからと遠慮は無用です。初心者ならではの視点ということもあります。どしどし投稿してください。仕手原さんの句は「冷たき」が季語です。

引用して返信編集・削除(未編集)

アイビーさん、かをりさん、にゃんこさん鑑賞ありがとうございました。

我家は農家ではありませんが縁あって50年回りは田んぼと小さな森に囲まれて暮らしております。
前に堀川が流れ、今は鴨が群れ青鷺が一羽ゆるりと暮らしています。 その中を翡翠が一羽忙しく飛び回っています。 又かつての引き込み線が今では廃線となり季節に触れる事が出来ます。
見えるネオンはパチンコ屋ひとつ。 でも遠花火には邪魔❣

あの人は又来てくれる刈田かな(ラガーシャツさん) うらやましかったです。大勢の家族を引き連れ稲刈りにいらしていたご一家も暮らしが変ったり代が変ったのでしょう。今では休田となり蘆の田となっています。 それでも季節になりますと葭切が子育てにやって来ます。彼らの鳴声を聞くのも時の流れでしょう。廃線にもそれぞれの季節があり楽しんでいます。
かをりさんの七七は素敵でした。
大文字草のこぼれ種がサボテンの間から白とピンクの花を咲かせていましたが、思い切ってサボテンと離してみました。
やはり誤字が多かったです。

引用して返信編集・削除(未編集)

選句鑑賞

2 冬来る暦どほりに進みゆく (エミ) 1 かをり、
今年は夏が長くて・・・やっと暦通りに季節が進む安堵感。冬とても暦どおりのうれしさよ。

5 廃線に木の実こぼして鳥語降る (森野) 5 かをり、ヨヨ、弥生、◎ナチーサン、
廃線とか廃校はあれですけど、降るが斬新ですね。句のとおりなら読み手が零すということになり、賑やかな中の孤独感がいい。
繋ぎます、 タップに踏みにぬ朽ちた枕木

6 あの人はまた来てくれる刈田かな (ラガーシャツ) 5 エミ、◎かをり、コビトカバ、弥生、
ロマンスやーー。ロマンスは儚いからロマンスなんですね。モノクロの逢瀬が映画の一シーンです。
39の玉虫さんの句と迷いましたが、ワクワク感があり特選にいただきました。

18 イヤホンの中へ木枯し入り込み (玉虫) 3 かをり、てつを、弥生、
不易流行の芭蕉さんでも詠めないですよ。キャッチーでポップ、若い感性が未来へつながります。
つなぎます。  レノンの髪をマフラーにする   ビートルズもいいけどジョンレノンのその後の歌も大好きです。

39 藁塚に背中預けて語る夢 (玉虫) 14 人参、ダイアナ、◎森野、かをり、◎尾花、◎てつを、◎ヨシ、仕手原、◎アイビー
恋や友情、夢、最近語ってますか?と自問自答させられました。映画ならこちらは迫って具体的。6→39 とても美しいです。
そう、原節子さんの映画みたいです。

44 ベレー帽斜めに被り文化の日 (ヨシ) 3 エミ、尾花、かをり、
ベレー帽はかつてインテリの象徴?この斜に構えた雰囲気と文化の日対比がいいです。ダンディな句に乾杯。
つなげます。 晴れ女来るカフェの夕暮れ

47 薄墨のはがき一葉冬の虹 (にゃんこ) 6 人参、ダイアナ、かをり、尾花、てつを、ふうりん、
薄墨のはがきとは喪の葉書でしょうか。虹という光の季語でさらに故人への哀悼が深まった気持ちです。
人間関係の機微の間を句にしておられて、採りました。

98 柿すべて捥ぎ大空の青淋し (尾花) 10 ダイアナ、◎エミ、茶々、かをり、◎弥生、◎玉虫、にゃんこ、
淋しいと書かれなければ、特選へ残したい句でした。しかしですよ、柿からこの大景にいくのは目が覚めるおもいでした。
大いに尊ぶ句です。

鑑賞にあたり、いつも失礼の段、お許しください。
また酩酊の句を採ってくださった皆様には感謝です。
来月は超多忙につき、投句はできませんが、鑑賞はさせてくださいませ。
「今」でなくてもいいんです、皆様の美しい記憶の欠片を句にしていただければと。

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年11月17日 22:20)

アイビーさん、こんばんは小寒い雨の週末です。

私なんぞは、一年ちょっとくらいカルチャースクール(師系?はホトトギス)で俳句を学んだだけなのです。
ここでは異端児でありまして。。。。
短歌の会では、もう厳しく、罵詈雑言w これは詩ではないとか言われたり(最近やっと短歌も俳句も詩のひとつの表現)がわかりかけてる気分です。
3年前からお世話になっておりますが、ここはゆるーく、詩心のない私も居心地がよいのです。

その先生は、俳句の詩は写生はご飯、ぱらっとふりかけのように、思いをいれよ。
三つ子の魂百までなので、境涯のふりかけの味が濃いのは採っていません。そういう句も多いのでいつもすみません。
5句投句できるのですから、3句はきちんとデッサンしましょうよ(これは自戒)
格段にこの句会の俳句の骨法、上昇するかと。(これも自戒)

と言っても私も読み勝ちでした。だって楽ですもんw  で、
冬の雨灯油を切らす厨かな  冬の雨灯油の匂ふ懐かしさ  師匠いわく、境涯を昇華?どっちもあとはお好みだってさ。
逆に日々思うこと、境涯を一茶のように詩として昇華していただければ、積極的にとります。

なので私が鑑賞するとかより、皆様が詠みたい句をおおいに披露していただければ。
いつも、言いたいことを言ってばかりですみません。アイビーさんに甘えました。

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年11月22日 22:29)

リプライの多さ、反響の大きさはかをりさんならではです。アイビーの比ではありません。かをりさんの根強いファンがいます。もっと言えば、かをりさんに評価されたくて、当ネット句会に投句している人もいるのです。
老人で「そうろう」という生きかたはアイビーと相いれません。そこで、アイビーは新しい情報や風俗に遅れまいと努めてはいるのですが、そう意識すること自体が、既に時代遅れなのです。実に虚しいことです。滑稽ですらあります。
かをりさんはアイビーとは違い、バリバリの現役世代なので、時間の制約はあることでしょう。事情は重々承知します。お忙しい事情は承知の上で、当ネット句会に、より深くコミットをしていただけないでしょうか。無理を承知の、私の切なる願いです。

引用して返信編集・削除(未編集)

かをりさん、文化の日の句を鑑賞そして付句をありがとうございます。
実際、この日はお出掛けをしました。私は帽子が好きで幾つか持っています。あの日は、、文化の日だし、やっぱベレー帽でしょ!と決めました。
被り方も色々あって、今日は斜めが良い!気分アゲアゲの晴れ女は外国人に混じり道頓堀をぶらぶら、もちろんカフェにも行きましたd(>ω<。)

引用して返信編集・削除(未編集)

かをりさん、イヤホン、藁塚と、鑑賞して頂きました。
何だか近頃ある年代にスリップしてしまう事が。
ホント戻りたいとかは絶対思いませんが。
恥の多いあの時代の自分を再演するなんて、恐ろしい!
イヤホンの句は、電車で月に二度出掛けるのでその機会に。
藁塚の句は実体験。良き貧しき時代夢を語る喫茶店など無い時代。
因みに三重県出身の夫は、すすきぼうしと言ってたと。私は名前さえ判りません。
北海道の農家に嫁いでいる妹に尋ねても、馬を飼って居た頃は有ったけど、何て言ってたか忘れた!そうです。
藁塚って言うんだなあと今更。知らないことが山程有る!面白い!
また、かをりさんに鑑賞していただけるような句を作ります。ネット句会での一つの目標。

引用して返信編集・削除(未編集)

かおりさん拙句鑑賞ありがとうございます😊
ロマンスいいですねー俳句は僕の手を離れると世界が広がりますね。
俳句って何だか面白いですねなんて思いました。

引用して返信編集・削除(未編集)

かをりさん、柿の句を鑑賞して下さりありがとうございました。

青空に熟した柿はとても美しく、それを一つ一つ採って最後の一つを採ってしまうと、急に空が広くなり一抹の淋しさを感じます。
でも俳句にするには、淋しい、嬉しい、悲しいとかは禁句でした。他の言葉で表すのでした、時々大切なルールを忘れて・・・。
また推敲してみます。ありがとうございました。

引用して返信編集・削除(未編集)

かをりさん、謙遜なさってはいけません。酩酊状態ならばこそ詩になるのです。私の場合,俳句は素面で作りますが、推敲はほろ酔い状態で推敲します。発想が自由自在に飛び、最初の作句意図を離れ、無人の荒野を行く気分になります。怖いもの知らずというやつです。ただし私の場合、酩酊まで行っては支離滅裂になりますから、あくまでほろ酔い状態がよろしいのです。

引用して返信編集・削除(未編集)

かをりさん、拙句を鑑賞していただき、ありがとうございます。
今年も喪中はがきが届く頃となりました。様々な事情で疎遠になってしまった方から届く思いもよらない便り。故人への想いを冬の虹という季語に託して詠んでみました。
丁寧に読んで下さり、ありがとうごさいました。

引用して返信編集・削除(未編集)

半田俳句教室からのお知らせ

協和区民展
11月23日~24日(土・日)
協和公民館(白山神社)

半田市文化協会芸術祭・作品展
11月30日~12月1日(土・日)
雁宿ホール(名鉄知多半田駅西) 講堂

いずれも半田俳句教室の会員の作品を展示します。是非、覗いてみて下さい。
展示の作品は両会場とも同じものです。

引用して返信編集・削除(未編集)

アイビーの俳句鑑賞 その3

アイビーの俳句鑑賞 その3

芭蕉忌や見えぬ物見る心の目 (ダイアナ)
芭蕉忌は別名時雨忌とも言い、旧暦の10月12日。俳聖・芭蕉は言うまでもなく、俳句を単なる教養から芸術に高めた、俳句の創始者と創始者と言って過言ではない。中七から座五の楚辞は、そのまま翁へのリスペクトの気持ちを表したものだが、自分自身対する戒めでもある。何事によらず一つのことに打ち込み、道を究めためには、この謙虚さが必要と再認識させられた。

胡弓の音神仏酔はす風の盆 (ナチーサン)
風の盆をテーマにした俳句は数多いが、もの寂しい胡弓の音に神仏を登場させたところがユニークだ。作者の感性だろう。しみじみと胡弓の音に耳を傾けるとき、ある種の霊的ななにごとかを感応した作者。冒しがたい神韻を感じたのかも知れない。作者の感性が光る。

浜菊や老ゆるは潮の引くごとし (てつを)
浜菊はキク科の植物でマーガレットに似た花が咲く。もっともマーガレットがモダンで西洋風なのに対し、浜菊は日本的な趣がある。中七以降は老境の作者のしみじみとした述懐が述べられる。二物取り合わせの句。二物取り合わせはよく言われるように、「即かず離れず」の呼吸が会得できるかどうかにかかる。浜菊を季語に持ってきた、作者の意図をじっくり味わいたい。

吾が名のみ分かる老母も冬に入る (ふうりん)
誰しも一度は通る道とはいえ、肉親が年を取ってゆく過程は、家族にとって痛ましくもあり、曰く言い難いものがある。認知症が進行した母親の日常は介護なくては過ごせない。それでも息子の名前だけは反応するという。まことに切ない。季語の「冬に入る」は、本人と家族にとって、この先も長い時間の存在することを暗示している。

田舎風芋煮で夫を篭絡す (ヨシ)
中年男の弱点は、子供の頃に食べた母の味にある。従って田舎風などというワードが出てくるとたちまちメロメロになる。そこらへんの機微を逆手に取った亭主操縦法を「篭絡」としゃれのめした。この句でも明らかなように男の嗜好は保守的である。賢明な淑女はその辺のコツを体得すれば、男を支配できる。そんなことは先刻ご承知か。

薄墨のはがき一葉冬の虹 (にゃんこ)
冬になると届く欠礼挨拶の葉書。不幸があったための欠礼だから薄く印刷される。どの家にも2枚や3枚届く。これが届く時期になると冬の到来を感じる。あの人も逝ってしまったのかたとしばし故人の思い、感傷に耽る。思い出がまた別の思い出を呼び起こす。そんな心の動きを「冬の虹」に擬えた。この季語の斡旋は十分に説得力を持つ。

以下次号、不定期掲載 

引用して返信編集・削除(未編集)

アイビーさん
拙句を鑑賞していただき、ありがとうございます。
「冬の虹」は、見つけた!と思った季語でした。
まだまだ勉強中ゆえ、「季語」にはいつも悩みます。
説得力を持つと言っていただき、ほっとしました。

引用して返信編集・削除(未編集)

胡弓の音神仏酔はす風の盆 (ナチーサン)
 過分なるお言葉に接し恐縮しています。風の盆はテレビでしか知りませんがあの雰囲気は何とも言えない独特なものがあります。
特に胡弓の神秘的な音色には魂の揺さぶられる思いがします。解説で風の盆の由来や歌詞の内容を知るにつけ踊り子の所作の一つ一つに意味があることを知りました。男女での盃ごと、夫婦で仰ぐ月代、などなどこの地域の悲しいまでの歴史が刻まれています。
恍惚として踊り継ぐ男女が神仏と一体になる様はまさに風の盆と呼ばれるに相応しい光景に想えました。
なお、三味線等の演者は複数なのに胡弓の奏者は特定された方のみというのも興味を注がれました。

引用して返信編集・削除(未編集)

嚶鳴庵俳句教室は20日です

 嚶鳴庵俳句教室は20日です。 
 兼題は「もんぺ」「カリフラワー」、または当季雑詠の合計5句を12時50分までに提出してください。
 用紙については規定のものがありますので当日配ります。
 
 *毎回のように俳句の募集案内のチラシを配ってきました。
  ぼちぼちと吉報が届いています、これもみんなでワイワイがやがや切磋琢磨した成果だと思っています。
  あるお寺の掲示板(金言)に、継続はあきらめないこと、太文字で書かれていました。
  20日もまた、みんなで楽しめたら、俳句は楽しいのがいちばん、そうでないと長続きしません。
  どんな句に出会えるか、楽しみにしてお出かけください。 

引用して返信編集・削除(未編集)

よんどころない事情で出席することができません。3か月連続で欠席という不名誉なことになりました。皆さんによろしくお伝え下さい。

引用して返信編集・削除(未編集)

竜王戦開幕!

 将棋竜王戦7番勝負第4局が明日開幕する。藤井聡太竜王2勝、佐々木勇気八段1勝を受けて大阪府茨木市で2日間の日程で行われる。
佐々木八段は過去に藤井七冠の連勝記録を阻止した棋士でもあり最大のライバルでもある。巻き返しを期待したい。

引用して返信編集・削除(未編集)

★竜王戦
 タイになったので第6局の指宿の方たちはホッとしていることでしょう。第7戦までと願っているのはラガーシャツさんだけでなく予定地の甲府市の皆さんです。過去には予定外に対局者を招いてイベントをした地域もありましたね。
★将棋の伝統について
 将棋の場合NHK杯などは椅子を使っていますが、座布団に扇子、駒の並べ方も細かく決められているようです。何よりも上座と下座の決まり。駒も、上座は「王将」、下座は「玉将」を使用します。相撲の世界に通ずるものがありますね。
★時代劇の話し言葉・・・大河ドラマの「光る君へ」でも古式豊かですが話し言葉は現代語、何か違和感を覚えます。

引用して返信編集・削除(未編集)

11月17日中日俳壇高田正子選です。秋灯火百句つくりて一句を得る。。おめでとうございます。アイビーさんヤッホー👋😃自分の句でもないのに嬉しい😃💕です。可知豊親さんも日本民謡協会会長の 投稿の葉書を庇ふ初時雨。でした。おめでとうございます

引用して返信編集・削除(未編集)

将棋の世界は藤井7冠が22歳。伊藤叡王が同じく22歳、挑戦者の佐々木勇気8段が30歳と若く、大山、中原時代と違って、全盛期が若年化の傾向は明らかです。一方で勝負のスタイルは純和式を貫いています。畳敷きの和室で双方和服で対戦します。囲碁とその辺が違います。正直なところ、今の若者に和服は似合いません。最近の若い俳優が戦国武将の役で出てくる、あの違和感に通じるものがあります。皆さんはどのようにお考えでしょうか。

引用して返信編集・削除(未編集)

今回は藤井竜王の完敗でしたねー!
今後が面白くなって来ました7戦まで見たいですね。

引用して返信編集・削除(未編集)
合計3900件 (投稿1931, 返信1969)

ロケットBBS

Page Top