4月度「みんなのネット俳句会」開催要領
1、投句期間
4月5日㈰~4月9日㈭
2、投句
当季雑詠 5句まで
3、清記発表
4月11日㈯
4、選句期間
4月11日㈯~4月13日㈪
5、選句
8句まで(内特選1句・・・無しでも良い)
6、成績発表 (表彰は今回は1句のみ・・・投句数が異なる可能性がある為)
4月14日㈫
投句、選句共に確認次第〚既読・ネーム〛を付けますので確認の上原則として個人で消去してください。
消去方法は別添で。 最終的にはアイビーさんが確認の上削除してくれます。
★句会開催中であっても一般の書き込みの制限はしません。
★5月句会は5月1日からになります。
1.投稿の削除(消去)手順
新規投稿フォーム上で
⑴タイトル⑵メッセージ⑶パスワード入力(小文字の英字、数字合わせて4文字以上である必要があります。
★「・・・」をクリックと画面が出る。消去の際必要になります。
⑷投稿(プレビューは自由)、⑸掲示板で投稿の確認
2.削除(消去)の手順
⑴掲示板の文面下の「・・・」をクリック ⑵「削除」をクリック ⑶「編集キー」欄でパスワードを入力
⑷「認証」をクリック ⑸「投稿NO・・・を編集」の場面を下にスライドさせると「この投稿を削除」の表示が出る。
クリックする。
⑹掲示板で消去を確認
★パスワードの入力(規程に沿って任意に作成)
10月句会の互選結果の記事のピン留を解除しました。ご覧になりたい方は、No.6238の記事までスクロールして下さい。
俳句三択クイズは明日、29日から再開します。
16 一葉落つ母の豊かなふくらはぎ (かをり) 1
私のみの選。かをりさんでしたか。上五の季語と下五のふくらはぎの関係に悩みましたが一見離れ過ぎのようで母の豊かなを得て何とも言えない微妙な関係に思えてきました。かをりさんの魔術に惑わされたのかも。付け句がありそうですね。
25 流れ雲満月放つ虹の環(かん) (ダイアナ) 2
下五、環という固い言葉を使っていますがこの場合気になりませんでした。中七から昔の句友に「兎月」改め「吐月」を推薦したことを思い出しました。推薦が少なかったのは上五と虹の関連に原因があるのでは。それとも下五に違和感があったのかも。
31 弓張月ラップの端の消えにけり (コビトカバ) 1
ラップの扱いに何度悩まされたことか。端が一度消えてしまうと透明なラップの端ははなかなか見つからず匙を投げたくなります。弓張り月は弓型の上弦または下弦の月、此処への発想の豊かさに虚を突かれました。脱帽です。
42 ifといふ別の人生鰯雲 (アイビー) 11 ◎ダイア、◎にゃん
正直なところ横文字は余り馴染みませんがこの場合「もしも」と付けたらどうなるか。勝負事でも「たら」、「れば」は付きものですがきっと別の現象がおこるでしょう。それにしても下五の季語が心憎いですね。
61 包帯のはらりとほどけ剥く林檎 (かをり) 3 ◎ナチー、
またまたかおりさんの句を特選に。てっきり女性の句と思っていました。「身近な句材を素直な言葉で表現する」「季語は内容を活かすもので付き過ぎない」モットーにしている私の手本のような句に出会い特選に戴きました。上五に対する季語林檎の斡旋は絶妙と思いました。
69 ウエストン碑美男蔓の真つ赤な実 (尾花) 1
ウエストンは日本を愛し特に上高地を愛した異邦人の登山家で穂高に碑があるようです。130年にわたり近代登山の父として讃えられているとか。この句ウエストンを讃えるとともに中七下五でさらに印象を深めています。写真で見るとなかなかの美男子ですね。
それにしても尾花さん、今回は梓川など穂高の句を詠まれました。再訪とか。他の句もぜひ!
91 僧の手にゼンリンの地図秋彼岸 (アイビー) 6
中七に意表を突かれました。しかも僧の手と。彼岸の法要での一コマでしょうか。ITの時代僧たるものも時代の流れに遅れることは許されません。それにしても僧の手にお経本ならぬゼンリン地図とは。脱帽です。
107 秋うらら縮緬皺の神戸港 (北条) 2
一読縮緬皺に目が行きました。しかも神戸港。縮緬は絹織物で生糸を横糸に使い縮ませた布のことで縮緬雑魚を思いつきます。
いづれにしても神戸港は開かれた商業の港で多くの船舶が犇めいているものと思われます。その光景を俯瞰した作者、時しも秋。
麗かな雲、海鳥も縮緬皺の港をのんびり眺めていることでしょう。楽しい句ですね。
ナチーさん、二句もそして特選も採っていただいてありがとうございます。
おかげさまで8月に続いて出句5句にすべて点が入りました。
変な前衛にならない程度に、季語と離した句は好きなのです。
あと、私は。女です。しばらく出句、感想も休みます。
九9のと金の忘れ薄紅葉
ナチーさん
ウエストン碑美男蔓の真っ赤な実
この句の鑑賞をありがとうございました。 ウエストン碑のことを詠みたいと思った時季語をアレコレ考えました。 美男蔓の赤い実は食べたら甘そうな(食べられません)綺麗な実で好きでしたので季語にしてみたのですが……! 選句して下さってとても嬉しかったです。ありがとうございました。
弓張月の句を選んで頂きありがとうございます!
ラップの端が一度消えたらなかなか出て来ない事と弓張月の頼りない感じ…私の中でぴったりでした。
感じて頂けて嬉しいです。
アイビーの俳句鑑賞 その3
役満だワクワクマックス秋晴れや (みにょん)
最近、熟年者の間で麻雀がブームだという。多くは地区の公民館等が音頭をとってのことだ。麻雀と言っても、かつてのように、賭麻雀とか煙草の煙が部屋に充満とかの悪い印象は無い。いたって健康的な麻雀なのだ。役満が出そうになった時の、ワクワクする場面を上手く切り取った。ただ、座五に切れ字「や」を使うのは一考を要する。
ついてくる月よひとりは寂しいか (にゃんこ)
月を詠んだ句は多いが、月に語りかけるスタイルは珍しい。俳句表現の限界に挑戦する意気込みは多とすべきだ。往々にしてこの種の句は、内容的に甘くなるので注意を要する。しかし、あくなき挑戦は、この句に関しては成功した。あとは精度を高めていって貰いたいと切に願う。
咳き込まば猫の眼差し憂う秋 (茶々)
激しく咳き込んで、そばにいる猫が驚いた。猫好きな作者には猫までが心配していると思い、その様子を俳句に詠んだのだろう。しかし、猫可愛さのあまり、描写に甘さが出てしまった。座五の「憂う秋」は言い過ぎだろう。これを「秋深む」「暮の秋」ぐらいに留めておけば、読み手の印象もずっと変わる。「咳き込めば猫の飛び退く暮の秋」
整うて卵の如き良夜かな (北条)
ミステリアスな句。中七の「卵の如き」が難解だ。「卵の如き」とは、どういう良夜なのか。生卵か茹卵なのか、そこから分からない。作者は例によって何も説明しないから、読み手の方で想像するより仕方あるまい。難解な句ではあるが、逆に読み手の印象に残る。あとに尾を引く俳句だ。
寝坊の子いちじく捥ぎて登校す (玉虫)
「いちじく捥ぎて」というのが可笑しみを誘う。きっとこの子は遅刻常習犯と睨んだ。寝坊したが、慌てず騒がず悠然と身支度をする、行きがけの駄賃とばかり路傍のいちじくを失敬して、意気揚々と登校する。おおらかな良き時代の子ども像が目に浮かぶようだ。
狛犬を雨叩くなり白芙蓉 (かをり)
「叩く」というからには激しい雨だろう。狛犬、雨、白芙蓉を登場させて、俳句の道具立てが揃った。中で、動きのあるものは激しく叩く「雨」、ほかの二つは動かない。動かないものに動くものを配したことにより、俳句に動きが出た。これが三つとも動いたのではいけない。「静」と「動」の使い方に妙味がある。
以下次号、不定期掲載。
アイビーさん大変立派な為になるコメントをありがとうございます。
「静」と「動」の使い方、なんだか立派な句に思えてきてしまいました。
激しく降れば降るほど芙蓉の白さが目に染みました。
北条さん、リプライありがとうございます。読んだ通り解釈すればよいわけですね。文字通「卵のやうな」月が出ている「良夜」と。
ラガーシャツさんには拾っていただいてありがとうございます。アイビーさんには取り上げていただいてありがとうございます。
整うて卵の如き良夜かな 整うてはお月さんが山の端からきれいに上がって雲も棚引いて木々の影もくっきり、見る方の女房殿も一緒で今日は喧嘩もせずに穏やかに気持ちも整っている。栄養も整っている剥きたてのゆで卵がさらに乗っているようだ。良夜とはお月様のほうが整っているだけではなく見る方もそれなりで合わせて良夜と思っている。悲惨な良夜はない。そんなところでどうでしょう。
咳き込まば猫の眼差し憂う秋 (茶々)
この句にアイビーさんのコメントを頂きました。有難うございました。全く私は猫ちゃんにのめり込んでいたので、風邪でせき込んだ時、日向で寝そべっていた愛猫が振り向いて私を眺めた。その視線が、、、ぐっときた。この状況を俳句にしょうと思った。
愛猫は生後まもなく我が家に飛び込んできた。その後は私が専ら面倒をみた。愛猫は私の傍によって来ることが多い。(よく雛鳥が動く風船を親鳥と思い込み風船を追っていく現象を「刷り込み(インプリンチング)現象」と言いますが、この原理に似ているのではないかと思うほどです。)
ですが、俳句は自分だけが分かっていても駄目ですね。
おんこの実
一位の木に成ってる実です。
オレンジ色の綺麗な実。美味しいんですよ!
でも他の人が食べているのをあんまり覚えてません。
因みに現在住んでいる町でもおんこの実を見掛けました。
ホント、食いしん坊なんだなーと我ながら呆れます。
一位の木は笏の材料としたので云々。と辞書に有ります。
とにかく美味しい。と思います。
やっぱり予想通り、玉虫さんご自身の少女時代のことでしたか。自然児だったのですね。「オンコ」なるものを私は知らないのですが、一体何物なんですか。?
ちとせさんの「ズック足袋」も私は知らなかったですね。ま、想像はつきますけど。
アイビーさん、無花果の句を取り上げていただきました。
眠い!とにかく眠い!のこの頃は、お腹も直ぐにすいてしまう年頃でした。
最近は小食の我が家ですが、少年少女時代の話です。ギリギリ迄寝てすっ飛んで学校に。
家の庭にも通学路にも食べ物は何かしら有ったのです。よき時代です。
イチジクやら。私はオンコの実。食べた思い出を語らいつつ、句作をしました。
アイビーさん
鑑賞(というかもうこれは句評ですね)していただき、ありがとうございます。
俳句表現がまだ身についていない私に、俳句表現に挑戦するというような大それたものはありません。
推敲が足らず、川柳のような表現になってしまいました。
俳句はやはり難しい~~
7 青蜜柑姉二人抜く成長期 (コビトカバ)
抜くで、身長のことだとわかります。お子さんのことか、御自分のことか。
いずれにせよ青蜜柑がアクセントとなって、思春期の甘酸っぱい思い出も感じられます。
34 黄落や自閉児の持つ竹箒 (ナチーサン)
寂しいような光景ですが、私は美しい黄落に感じ入ってる子供の句とし、ポジティブな句としていただきました。
自閉症のお子さんは気持ちが向けば非常にコツコツとなしとげます。掃き清められた庭も見えてまいります。
39 毒と言ひ薬と言ふも彼岸花 (てつを)
このように詠まれると、彼岸花の毒も薬のように思えてしまうから不思議です。
それだけ花の幽玄な佇まいを句にした異色作。
53 走る事嫌いなんです秋うらら (コビトカバ)
スポーツの秋といわれていますが、わかります、私も走るの苦手ですと大声で叫びたい。
この句を思い出しながらスポーツ観戦です。
80 やんわりとかわす揉めごと秋桜 (弥生)
今年のコスモスは長持ちですね。さて擬人法かとおもいきや、体言止めで切っておられる。
自分を秋桜に投影したのではなく、秋桜を自分に取り込んだのがとてもよかったです。
91 僧の手にゼンリンの地図秋彼岸 (アイビー)
お彼岸のお坊様のまごつきが素敵かつほほえましい。
手にですから、スマホ版でしょうか。分厚いゼンリンの住宅地図が現代に甦りました。
111 独りごと言ひて夜寒の戸を立てる (あんのん)
長居の来客でもありましたでしょうか。夜寒という厳しい季語からそうおもいました。そこが朧の戸とはちがいますもん。
何と言っても「戸を立てる」がいいですね。これで夜寒が引き立った。
60 寝坊の子いちじくもぎて登校す
なんていい風景でしょうか。皆様にもぽっかりとした寝坊の記憶があるでしょう。絵本にしたいです。
起きてはちょっと恥じ、しかし登校の途中で子供らしさが出たのでしょう。
そんな寝坊の子がとても可愛いのです。こんな子が欲しいw、特選でいただきました。
もう眠いので明日以降に鑑賞文、書きます。
かをりさんへ
イチジクの句を特選に取って頂きました。
ありがとうございました。
よき時代でした。腹ぺこと対で思い出してしまいます。
あんなに睡眠を取ったのに背は余り伸びませんでした。
寝る子は・・・はどうなってるんでしょうか?
食いしん坊の玉虫は食べ物俳句が好きです。
アイビーの俳句鑑賞 その4
今月も無点句が少なからず出てしまった。中には「この句がどうして無点だったんだろう」と首を傾げるような句もあった。不遇な句としか言いようがない。こうした句も含めて、どこをどう直したらよかったのか考えてみたい。ただし、これはアイビーの独断に基づくものであり、違う意見や見方も当然あるべきだ。「何を見当はずれなことばかり書いているんだ」とのお叱りは覚悟の上である。活発な書き込みを期待してやまない。
秋の朝しゃれたお店のラテアート
ラテアートに馴染みが無いことが無点の最大の理由。では、どうすれば良かったのかと聞かれても、返答に窮すが。自分の知らないことは、スルーしがちなのは止むを得ない。「爽やかな目覚めのコーヒーラテアート」ぐらいか。
デパートや鮭弁当にまつしぐら
デパートの北海道フェアの様子を詠んだものか。若干、状況が分かりにくかったかも知れない。しかし、そのことが決定的な瑕疵とも思えないのだが…。
闇の道とぎれとぎれの虫時雨
「闇の道」が具体的にどの時間帯なのかをはっきりさせたい。「とぎれとぎれの虫時雨」というのが形容矛盾で、ひっきりなしに虫が鳴くのを虫時雨と言う。それと虫の種類を出す方が良いように思う。「早暁の間遠にたたく鉦叩」
走り過ぐ始発列車や露時雨
「露時雨」は露が一面、おりている状態で、雨が降ったわけではない。作者の建ち位置が分からない。いっそ、作者自身を始発列車の乗客にしたら面白い。『露時雨始発電車のいま発車』
純真な作風好み水澄めり
季語「水澄む」は、必ずしも川や池と言った水に関係のあるものに使われるとは限らない。むしろ水に関係ない事象に使った方が、俳句に深みが出る。この句のように幅広く使える利点がある。ただ、絵画なのか陶芸なのか、はたまた俳句なのか、ジャンルが不分明なのが難点。「純真な児童の絵画水澄めり」
新米や卵かけにて二膳なり
上五で切れ字「や」を使い、座五を「なり」と強く切るのはいかがなものか。上五は意味の上からも繋がっており、敢えて切る必要がない。「新米に卵をかけてお替りす」
総裁は突撃ラッパで秋もなし
初めての女性宰相・高市早苗新首相の誕生で、なにかと話題の多い最近の政界。その政治の世界を早速に詠んだ。座五の「秋もなし」というのは如何なものか。「総裁の突撃ラッパ天高し」
学びとは省みること道をしへ
「道をしへ」は斑猫の異名で、人が近づくと先に飛び、まるで道案内をするようだということからついた名。
上五と中七で人生の教訓を言っており、座五の「道をしへ」では即きすぎと感じた。ここは思いっきり離して「学びとは省みること小鳥来る」あたりでどうか。
雷鳥や俺を見つめて秋惜しむ
雷鳥と目と目が合った、こういうことはよくあることだ。上五の切れ字「や」は不要ではないか。「雷鳥と顔見合わせて秋惜しむ」
バス停の友見送るや萩ゆるる
助詞の使い方に一考を要する。それと「萩ゆるる」も良いが、友との別れる場面を詠んだのだから「零れ萩」はどうであろうか。「バス停に友見送るや零れ萩」
栗剥くや黒きかたまり虫いたり
表現をできるだけ簡素化し「虫食ひも構はず栗を剥きにけり」
ねこじゃらし空き地でじゃれし夕まぐれ
「じゃらし」が一句の中に2回出てきて煩わしく感じた。「猫じゃらし」は「えのころ」とも言うから、「ゑのころの戯れをりし夕間暮」
野路菊や誰からとなく始む歌
野路菊は菊の一種。座五の「始む歌」が窮屈で、字数の関係から止むを得なかったが文法的にも間違っている。語彙を少し工夫してみたい。語順を「野路菊や誰か歌へばみな歌ふ」
露草の挙る瞳に鳥翔てり
上五で切って二句一章のスタイルにしたい。「露草や眼上げれば鳥翔つて」
アイビーの俳句鑑賞:完
アイビーさんありがとうございます!
我が無点句鑑賞添削ありがとうございます。
やはりご意見いただくとあーそうだなーと
感心しています勉強足りないですね!
アイビーの俳句鑑賞 その2
秋彼岸木魚の漏るる森の寺 (和談)
お彼岸は春と秋、年二回あるが、ただ「彼岸」と言った場合は春の彼岸をさす。秋は「秋彼岸」というのが俳句のルールだ。秋彼岸を題材にして手堅く纏めた。ただ、全体的に句が大人しすぎる印象だ。説法を聞きに来る老人とか、寺の僧侶の仕草とかにスポットを当てるのも面白い。
あせぬまにゴンドラの唄秋夕焼 (えっちゃんあら)
「ゴンドラの唄」は戦前の流行歌だが、黒澤明の名作・「生きる」のラストシーンで志村喬が口ずさむ歌という方が分かりやすい。秋の夕焼けは、夏の夕焼けとは趣きが違い、色も淡く、すぐに消えてしまう。そんな儚い夕焼けのイメージに「ゴンドラの唄」の歌詞を重ねてみると、この句の味わいも増すのではないか。
身にしむや戦力外と言ふ非情 (てつを)
プロ野球も大谷選手らの華々しい活躍の蔭に、球団から戦力外を通告される選手が少なからずいる。勝負の世界とはいえ、非情の感ひとしおだ。考えてみれば、なにもプロ野球の世界だけでなく、一般の社会でも同じことが言える。しみじみと人生の悲哀を感じる今日この頃だ。季語の「身にしむ」が効果的。
人生を語る皺の手温め酒 (あんのん)
職業によっては手の形状も千差万別だ。節くれだった手、華奢な手とあり、人生そのものを雄弁に語る。老人の手であろうか、皺だらけの手もある。皺の一本一本に人生が刻まれているようだ。配するに「温め酒」を持ってきたのがお手柄だ。これしかないという季語だ。
ズック足袋ビリの思ひ出青蜜柑 (ちとせ)
平凡に「運動会」とせずに、季語を「青蜜柑」としたところに作者のセンスが窺える。ちょっと酸っぱい青蜜柑と、懐かしくもほろ苦い少女時代の思い出と取り合わせた。ただ、斜線を引いたところで三段切れになってしまった。「ズック足袋/ビリの思ひ出/青蜜柑」勿論、意味上は上五と中七は繋がっているから、三段切れではないという見方もできるが。やはり字余りになっても適当な助詞を入れたいように思う。
新米の袋を撫でて古米買ふ (ダイアナ)
待望の新米の出回る時期になった。新米だからと言って、袋そのものは古米と同じだ。ただ「新米」と印刷したワッペンが貼られているに過ぎない。お、新米が出たかと、一旦は買う気になって、すぐ考え直す。どうせ新米、新米と騒ぐのは今だけで、そのうち全部新米になる筈と、冷静に判断する。主婦感覚のにじみ出たユーモラスな一句。
モノクロの雨降り止まず破蓮 (ヨシ)
上五の「モノクロ」が良い。モノクロということは無色ということで、陰鬱な雨を思い浮かべる。破蓮のうち枯れた、見るも無残な様子と陰鬱な雨との取り合わせたところが上手いと思った。雰囲気のある一句。
黄落や自閉児の持つ竹箒 (ナチーサン)
特異な題材を俳句にされた勇気に敬意を表したい。俳句をつくってやるという強い気迫を感じた。黄落と自閉児、結びけそうにないものを結びつけ、しかも不自然さが全く見られない。私もあやかりたいと思う。
以下次号、不定期掲載。
玉虫さんへ
やっぱりそういう時代あったんですよね。共感出来て嬉しいです。お昼にジンギスカンとはさすが北海道ですね👍
おお!
同志よ!って思いました。
知ってますとも!何しろ其れを履いて運動会に出たのですから。
でも安いモノは直ぐに破れましたよね?其れで世の中の貧富を学んだのですから。
安いモノは底が破れる。一日だけの運動足袋でした。
当日一日だけの。やあ~ホントに懐かしいです。
私は北海道の空知地方の学校でした。運動会は応援の父兄の昼にジンギスカンを焼く匂いとか。
食いしん坊ですからその記憶が強烈。足の裏の石炭殻を踏んだときの痛さ。
グランドが整備されてなかったんですね。
因みに徒競走で賞を取ったのは、中三の一回きりでした。
運動も苦手。ちとせさん、懐かしかったです!
ちとせです
ズック足袋ビリの思ひ出青蜜柑
先月の自作の青蜜柑、郷愁の内容をとアイビーさんのコメントで再考の句です。皆さんズック足袋ご存知ですか、転校した小3〜6年運動会にズック足袋を履く、馴染みが無く、その後見かけた事が無く、今でも何だったのかと。
ズック足袋にビリの思ひ出青蜜柑
に直しました。アイビーさん有り難う御座います。選句して下さった玉虫さんズック足袋ご存知だったら嬉しいです🙇
管理人さん、割込みます、お許しを
嚶鳴庵俳句教室はあす(22日)です、
兼題は、秋天、猫じゃらしです、兼題と当季雑詠の合計5句を持参してください。
組み合わせは自由ですが、12時50分までに提出してください。
投句用紙は決められたものがあります。ない人には当日配ります。
この教室も、今年は10月、11月、12月の3回となりました。
ほんの少しでも進歩しているのならよいのですが、あれこれと自問自答の時間が増えました。
俳句の勉強はひとりでもできますが、句会だけはある程度の人数が必要です。
俳句仲間の講評にしっかりと耳をかたむけ、進歩につながって行けば、何かが見えてくるはず、
とにかく、お出かけください。
将棋竜王戦7番勝負第2局は68手で後手番藤井聡太竜王が挑戦者佐々木勇気八段を降し2勝目を挙げた。午後3時過ぎの終局であっけない幕切れとなったがこの勝負挑戦者の作戦負けと思われる。佐々木八段の奮起が望まれる。なお第3局は10月31日から京都は仁和寺で行われる。その直前28日には王座戦5番勝負の第5局が山梨県甲府市で伊藤匠八段との間で行われ藤井七冠の正念場が問われることになる。
藤井竜王強し
藤井竜王2連勝おめでとう御座います。
佐々木八段次は頑張れー
28日の王座戦最終局は見逃せませんねー!