今シーズンの大谷選手は数々の記録を塗り替え目覚ましい活動をしています。打者に専念する今シーズンホームランと盗塁に目が行きがちでしたがここにきてリーグの三冠王が微妙になってきました。今日のゲームで5打数2安打で打率を伸ばし3割1分とし首位のアラエズ選手に4厘差に迫りました。残り試合は双方とも1試合。首位打者狙いの相手は今日は欠場、もし明日も欠場なら大谷は4安打が必要(1安打で2厘上がり凡打1で1厘下がるので2打数2安打で追いつくと思うんですが・・・敬遠を2として)とのことです。アラエズ選手は出場の意向とのこと。もし出場の場合は毛の争いになるかも。三冠王は大リーグでは12年ぶり、ナショナルリーグでは87年ぶりの快挙とのことです。
No.4313ナチーサン2024年9月29日 21:12
大谷選手の活躍には驚くばかりです。従来の常識が全く通用しません。投打二刀流というのが、第一の常識外れです。第二の常識はずれが彼の体格、パワーです。体格で劣る日本人は、スポーツの分野で活躍しようとすれば、大男の間隙をついて小技で勝負というのが常識でした。それが、堂々の偉丈夫が真っ向勝負を挑み、並みいるライバルを蹴散らしたのですから、それこそ溜飲が下がる思いでした。かつてプロレスの力道山が、外人選手のあくどい反則にじっと耐え、最後に伝家の宝刀空手チョップで、巨漢を薙倒すのに溜飲を下げたが、あれは筋書きのあることでした。大谷選手は正真正銘のヒーローです。
No.4320アイビー2024年9月30日 18:15
残念でした。4打数1安打でした。ホームラン、打点の2冠に終わりました。来年に期待しましょう。投手部門での三冠王にも。
No.4319ナチーサン2024年9月30日 16:33
第1問B
第2問C
第3問B
第4問A
★ヒント活用率50% 第1問Aかも
No.4318ナチーサン2024年9月30日 16:28
29日の正解
①―B ②―A ③―B ④―B 尾花さんが全問正解。子規の大食いは有名。このほど未発表の俳句が見つかった。その中に[われ健に十のみかんを食ひ尽くす」というのがある。
第1問 をりとりてはらりとおもきすすきかな 飯田蛇笏
第2問 健啖のせつなき子規の忌なりけり 岸本尚毅
第3問 死ぬときは箸置くやうに草の花 小川軽舟
第4問 鶏頭の十四五本もありぬべし 正岡子規
No.4315アイビー2024年9月30日 10:52
将棋王座戦5番勝負第3局が明日京都を舞台に行われる。藤井聡太王座にカド番の永瀬拓也九段が挑戦一矢報いるか。このままでは終わらない気がする。夜には決着する。
No.4314ナチーサン2024年9月29日 21:50
29日の俳句三択クイズ
お遊びの俳句三択クイズです。下記の設問の伏字のところに当てはまる言葉を三つの候補の中から選んで下さい。正解は明日の掲示板。
第1問 をりとりてはらりと【①】すすきかな 飯田蛇笏
Aしろき Bおもき Cかるき
第2問 【➁】のせつなき子規の忌なりけり 岸本尚毅
A健啖 B柿好き Cベースボール
第3問 死ぬときは【③】草の花 小川軽舟
Aジャズ聴きながら B箸置くやうに C妻に看取られ
第4問 鶏頭の【④】ありぬべし 正岡子規
A一二本も B十四五本も C百本ほども
ヒント①意外に… ②病人とは思えない ③理想的な死に方 ④ほどほどが丁度よい
No.4310アイビー2024年9月29日 12:00
1-B
2- A
3-B
4-B
これでお願いします。
No.4312尾花2024年9月29日 18:56
第1問 B
第2問 A
第3問 C
第4問 B
★ヒント活用率25% 第2、3問Bかも
No.4311ナチーサン2024年9月29日 16:41
アイビーの俳句鑑賞 その4
献体の妣帰り来ぬ白芙蓉 (ナチーサン)
今月の互選最高点の句。非常に重いテーマを淡々と事実だけを記述した。なまじ情緒的な言辞が無い分、却って家族に哀切が浮き彫りにされたということが言える。家族の気持ちは、季語に「白芙蓉」を持ってきたことで、十分くみ取れる。
耳遠き母のスマホへ虫の声 (ダイアナ)
お母さんは耳が遠い。せめてスマホで虫の音を聞かせてあげようという、作者である娘の思いやりを詠んだ。口に出して読んでみて、非常に語呂がよく抵抗なく読める。これは俳句鑑賞で大事な要素だ。助詞の「の」と「へ」を逆にしても句として成り立つことが俳句の面白いところ。「耳遠き母へスマホの虫の声」。元句は娘から母への関係だが、後の句は、娘に第三者から電話がかかり、その場に居合わせた母に受話器を廻して、虫の声を聞かせた、という解釈もできる。
秋茄子や自然法爾(じねんほうに)に輝けり (茶々)
句意は、秋茄子が艶々と、あるがままに輝いているという意味になろうか。自然法爾という難しい言葉に馴染みがなく、入点が伸びなかったのかも知れない。秋茄子の美味を詠んだ句は多いが、色つやも黒光して魅力的だ。上五に切れ字「や」を使って切れがあるが、切らなくても俳句は成り立つ。上五で切れると、自然法爾に輝いているのは秋茄子とは限らなくなってくる。好みの問題で、どちらでもよい。
退院のまず入院や今日の月 (無点句)
以下に惜しくも無点句となった5句を取り上げてみたい。まず、この句は明らかに推敲不足と思われる。従って句意が読み取れないうらみがある。特に「退院のまず入院や」は再考を要する。
初秋に物価高凌ぐ焼き芋や (無点句)
この句は季重なりの弊が気になる。初秋と焼き芋が季重なりで、秋と冬がチグハグ。座五に切れ字「や」を置くがのは事例がないこともないが、句の坐りが悪くなり、私は反対だ。
里芋の水玉きらり葉が揺れて (無点句)
前句とは異なり、季重なりを恐れ過ぎという感じを受けた。里芋と露の季重なりを嫌ったのだろうが、「芋の露」とすれば問題ないし字数の節約にもなるのだが。
お持たせはフルールケーキ小鳥来る (無点句)
スイーツ好きの娘さんが喜びそうな句。注文のフルールケーキが出てきた。そこに、季語「小鳥来るを配したあたりはよいとおもったが。俳句は難しい。
暑気払い屋上渡る宵の風 (無点句)
この句は季語の斡旋を間違えた点に尽きよう。「屋上渡る宵の風」だったら、「暑気払い」ではなく「新涼」あたりを持って来てしかるべきだ。もっとも今年の暑さでは、新涼は思い浮かばないだろうが。暑気払いは、例えば酒を飲むとかに使いたい季語。
アイビーの俳句鑑賞;完了
No.4300アイビー2024年9月25日 20:07
原句 秋三度献体の妣帰り来ぬ
推敲句 献体の妣帰り来ぬ白芙蓉
献体のご遺体が、遺族のもとに帰るまでに3年かかったのは事実としても、私は断然、推敲句の方がよいと思います。白芙蓉と取り合わせることにより、格段に俳句の広がりが出ます。
No.4309アイビー2024年9月28日 11:30
献体の妣帰り来ぬ白芙蓉 (ナチーサン)
アイビーさん、この句への選及びご指導有り難うございました。
実は元句は「秋三度献体の妣帰り来ぬ」でした。後にありふれた感じがして「白芙蓉」にしましたが、朝に夕に色を変えるという
「酔芙蓉」も考えました。特選を頂いたかをりさんは「白芙蓉が嵌った」、と言われましたが、「即かず離れず」といわれる季語の扱いに悩んでいるこのころです。
No.4306ナチーサン2024年9月27日 16:32
アイビー主幹さん自然法爾(じねんほうに)の俳句を取り上げていただきありがとうございました。小生も何時お迎えが来るか分からないのでチョット発心の気分で句作いたしました。その背景には次のような契機がありました。 真宗のある寺のFさんは心惹かれた言葉を同朋新聞に書いておられます。・・・
晴れの日は枝が伸びる
雨の日は根が伸びる
・・・・親鸞聖人の最晩年のお言葉(じねんほうに)「自然法爾」を想う。・・・一本の樹も私も自分の力だけで生きているのではない。大いなるものに抱かれ生かされているのですよと伝えてくださっている。おかげさまの世界である。
アイビー主幹様に励まされた気がします。今後は「おかげさまで」人生を楽しみたいです。
なお、私の無点句にもご指導賜り有難うございました。
No.4305茶々2024年9月26日 12:06
最高得点句の、献体の~の句から
軽く母とのスマホのやりとりを詠んだ句でしたが、数人の方に採って頂きとても嬉しかったです。母は会いに行って話すよりスマホで大声で話した方が通じ易くなっています😔でも毎晩大声で話しています😃
アイビーさんの助詞だけで状況が一変するのだ!と実感して驚きました😳鑑賞ありがとうございました🙇また、アドバイスよろしくお願いいたします🙇😃
No.4302ダイアナ2024年9月26日 09:27
アイビーさんご指導ありがとうございます。退院のまず入院です。これは実は100歳の義父が緊急で二週間入院して退院後は自宅でなくまた違う病院に入院だったのですが。。やはり俳句はそのままではいかがなものでした。推敲でした。教えて頂きありがとうございます。
No.4301えっちゃんあらです2024年9月26日 09:00
9月句会の互選結果の記事のピン留めを解除します。ご覧になられる方はno.4272の記事までスクロールしてください。
明日29日から俳句三択クイズを行います。お遊びですから気軽に参加して下さい。
10月句会は10月5日開幕です。
No.4308アイビー2024年9月28日 09:50
2 耳遠き母のスマホへ虫の声 (ダイアナ) 6 ◎あい◎ふうりん
スマホの機能は素晴らしい。五感全てに対応しているように見える。難聴のの母とスマホ。そこへ虫の声。どう解釈すべきか。いろいろ楽しませてくれる句だ。
21 鬼灯を鳴らす昭和の音がする (ABCヒロ) 1
鬼灯と言えば先ず海ほうずきを思い出す。私の田舎では子供たちがこれを口に含み音を出す。この句は岡鬼灯、いずれにしても音色からは昭和の息吹きがする。最近そのような遊びが見られなくなり昭和は遠くなりを実感している。共感の句だ。
30 胡弓の音編み笠舞うや風の盆(和談) 8 ◎茶々◎ダイアナ◎ヨヨ
越中おわらの風の盆を現地で見たことはないがテレビでは何度か鑑賞している。解説を聞きその歴史や風俗を知るにつけ信仰に裏打ちされた厳粛の中にも男女の機微を織り込んだ歌詞の数々、踊りは単純な中にも情緒たっぷりの仕草など奥深い。この句の上五の胡弓の音色が全体を引き締め幽玄なものにしている。ちなみに作者は平成の時代奥様と現地で体験しているそうだ。
34 鉦叩石垣だけが残る城(弥生) 3 ◎ABCヒロ
選で迷った句。味わっていて三橋美智也の「古城」の歌詞を思い出した。かつて城を支えた石垣、上五の季語が切ない。
41 草は穂に浮いた噂は聞かぬまま(ABCヒロ)4 ◎落方、
なるほど。季語はこのように使うのですか。身近なところから句材を得ることの大事さを学びました。
79 叩き練る合い挽き肉や豊の秋 (ABCヒロ) 1
恐らく魚だろう。旬のものとすると鰯など数匹が思い浮かぶ。その新鮮な魚を叩き練るの措辞、やや乱暴だが実感がこもり好感が持てる。正に豊の秋だ。
86 初茸や仏は常にいませども
悩ましい句だ。だが捨てがたい。自分なりに解釈するもまだ消化されていない。作者の解説を戴きたい句だ
No.4307ナチーサン2024年9月27日 18:02
アイビーの俳句鑑賞 その3
真青の背手剝きて鰯だんご汁 (ちとせ)
鰯をさばく時、新鮮な鰯であれば刃物を使わず指で割く。その鰯をテーマにした一句。刺身もよいが、つみれの鰯だんごもまた旨い。魚好きにはこたえられない句だろう。「真青」「手剝き」ということで、説明しなくても鰯が新鮮であることが分かる。食べ物の句は、この句のように旨そうに詠みたい。
なぞなぞの答えに窮し葡萄食む (てつを)
お孫さんの相手をしていたのであろうか。他愛ないなぞなぞ遊びだが、子どもは限りが無い。いい加減うんざりしてたところに、大人でもてこずる問題が出た。ギブアップのタイミングを失ったてつをさん、仕方なくそこにあった葡萄を摘む。あり勝ちな一コマをユーモラスに描写した。こういう軽みも大切な俳句の要素だと思う。
おはぐろのつゐと入來る厨かな (落方)
おはぐろはオハグロトンボのこと。全身が黒く翅も真っ黒で、普段はなかなか見られない。人の生活領域に出現することは珍しいが、どういう訳か台所に舞い込んだ。どういう種類の蜻蛉なのか、ひとしきり話題になって、そのうち何処かへ飛んで行った。それだけの話だが、おはぐろのネーミングのユニークさとあいまって、あたかも一場の舞台を見るようだ。
娘らに背中押されて踊の輪 (ふうりん)
踊りの好きな人はともかく、普通の男性は盆踊りはどうも、という人が多いのではないか。それがどういう訳か盆踊りの会場の出向いた。最初は見物するだけだったが、一緒に来ていた娘に「お父さんも輪の中に入り、一緒に踊りましょうよ」などと言われ、慣れぬ踊りをする羽目に。とかく男親は娘に弱いものだ。
まだ来ない迷走台風まだゐたか (ヨシ)
一読して不思議な感覚におそわれた。一句の中で二つの時限が同時に存在するのだ。10号台風はさんざん迷走したが時速が遅く、いつまで経っても上陸しない、上陸したらしたでいつまでも動かない。「まだ来ない」「まだゐたか」はまことに実感だが、いずれも現在形を使っているのだ。つまり、一句の中に異なる二つの時限が、しかも同時に存在するのだ。作者が意図的に編み出した手法なのだろう。不思議な魅力があって面白い試みだ。
台風の目を観る神の眼の画像 (にゃんこ)
台風の目を下界から見ることは、我々人間の目でも見える。上から見ることが出来るとすれば、もはや神の領域だ。驚きを素直に表現すれば、そういうことになる。訳知り顔で「なに、あれは簡単なことで、人工衛星から送って来た映像云々、」などと解説してはいけない。そこまで言っては野暮というもの。神の御業がどうして画像になるかを詮索してもいけない。素直に神の御業を畏れ,感嘆するところに俳句があり,詩が生まれる。
下次号、不定期掲載。
No.4298アイビー2024年9月23日 18:38
真青の背手剝きて鰯だんご汁 (ちとせ)
アイビーさん取り上げてくださり、並びにナチーサン選句下さり有り難う御座います。お魚も値上がりして鰯は主婦の味方。骨も刮げて味噌生姜大葉を俎板に載せて包丁で叩く。啜ったお汁の美味しさ、皆様も是非。
No.4304ちとせ2024年9月26日 11:14
おはぐろのつゐと入り來る厨かな 拾っていただきありがとうございます。
おはぐろとんぼが台所の網戸を開けると身を翻してさっと入ってきた。
蜻蛉は精霊に通じ霊を載せているので取っては駄目と子供のころから言われてきた。
特におはぐろは身にまとわりつくことが多く親しい。外へ出してやるのに苦労した。
因みに蜻蛉は秋の季語だがおはぐろは夏。あかねよりだいぶ早くから出るからかな。
No.4303落方2024年9月26日 09:50
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