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互選結果発表

互選結果発表
8月句会の結果を発表します。8月のトップはダイアナさんの「広島忌」の句で10点を集めました。続いて尾花さんの「風鈴」の句で7点、にゃんこさんの「原爆忌」の句、アイビーの「端居」の句、弥生さんの「新涼」の句が6点で並びました。以下、5点句には7句が並ぶ激戦でした。
10点句 10 小六の語り部ガイド広島忌 (ダイアナ)
 7点句 87 風鈴にふれてにこにこ抱つこの子 (尾花)
 6点句  4 サイレンへ風止まる街原爆忌 (にゃんこ)
 6点句 42 端居して世の喧騒と距離を置く (アイビー)
 6点句 64 新涼や新作パンの並ぶ店 (弥生)
個人別総合ではにゃんこさんが20点でトップでした。

8月度みんなのネット俳句会・清記一覧  特選2点、並選1点で計算。     7・8・14
1 止まらないポテトチップス秋涼し 
2 八十路来て良き汗かける幸せを (てつを) 2 ラガー、茶々、
3 迎え火の吠え出す犬と男の子 
4 サイレンへ風止まる街原爆忌 (にゃんこ) 6 ◎えっちゃ、◎ちとせ、かをり、アイビ、
5 鷺の首白き紋様青田原 (和談) 2 ◎ヨヨ、
6 しんがりの船鉾雨に悠悠と (尾花) 2 ちとせ、和談、
7 緑蔭へ漢孤独な翳を曳く (ナチーサン)
8 腹当は明日の元気を約束す (コビトカバ) 1 弥生、
9 夫運転私助手席雲の峰 
10 小六の語り部ガイド広島忌 (ダイアナ) 10 ふうり、えっちゃ、尾花、ちとせ、コビト、◎ヨシ、森野、茶々、ナチー、
11 好きな夢選べる未来水中花 (ヨシ)      1 玉虫、
12 平幕は元気はつらつ名古屋場所 (ラガーシャツ) 3 ◎ふうり、比延、
13 流星や幾人残る同級生 (玉虫) 2 ちとせ、ABC、
14 鉢植えに灯る夕菅ひと夜花  (森野) 1 みにょ、
15 しかけたりしかけられたり水鉄砲 (ABCヒロ) 1 比延、
16 極暑日に線香燻り香り立つ 
17 つかの間の生とも知らで蝉鳴けり (みにょん) 4 ふうり、えっちゃ、茶々、ヨヨ、
18 水の日に記録的雨皮肉かな 
19 鶏も卵を産まぬ極暑かな  (ふうりん) 2 ちとせ、ヨシ、
20 更衣逢ひたき奴は何処やら 
21 青芦の風を呼びたりあひびきし (かをり) 1 えっちゃ、
22 向日葵や凛と老人寄せ付けず (和談) 1 ヨヨ、
23
24 ほおずきやほの口をして吹き鳴らす (弥生) 2 ◎にゃん、
25 夕菅や湖に暮れゆく比良比叡 (てつを) 3 みにょ、森野、比延、
26 向日葵や人と違ふと吸えぬ息 (コビトカバ) 1 玉虫、
27 夕暮れへ秋は密かに紛れ込む (にゃんこ) 5 ◎てつを、森野、和談、弥生、
28 水着着て昭和モダンの砂スキー (アイビー) 1 和談、
29 鉾の輪に噛ませたる梃子木屑とぶ (尾花) 2 ダイア、アイビ、
30 立つ秋や季節は歪み飛来せず 
31 暑くなる予感小石に躓けり (ナチーサン) 4 尾花、ヨシ、玉虫、アイビ、
32 闇深き夫の故郷や天の川 (玉虫) 2 ラガー、ダイア、
33 今朝の秋雨は田畑を潤さず 
34 夏草は胸の丈までここ空き家 (ABCヒロ) 3 みにょ、てつを、ラガー、
35 運転は夫におまかせ雲の峰 
36 夢心地推しコンサート夏の夜 (みにょん) 1 えっちゃ、
37 玄関を出れば秋津の群るる空  (森野) 2 てつを、にやん、
38 熱風浴ぶ木々も疲るる40度 (ヨヨ) 5 ちとせ、◎みにょ、ヨシ、和談、
39 新盆の供物の礼の昔めく (比延) 1 森野、
40 長崎の鐘の復元盆供養 (茶々) 5 ふうり、えっちゃ、ABC、◎ナチー、
41 みんみんやとく眼帯のもどかしさ (かをり) 5 ちとせ、コビト、てつを、ヨシ、にゃん、
42 端居して世の喧騒と距離を置く (アイビー) 6 ダイア、◎ABC、◎比延、弥生、
43 蝉時雨背に一刀浴びにけり (和談) 2 玉虫、ヨヨ、
44 目を剥いて暑いと言ふや仁王像 (尾花) 3 ラガー、和談、比延、
45 今朝の秋ひこうき雲は茜色 
46 八月の悼みごころの靴並ぶ (えっちゃんあら)  3 コビト、かをり、ナチー、
47 句集編む時の流れや梅雨湿り 
48 炎天や悲鳴を上げる室外機 (てつを) 1 ヨヨ、
49 炎暑果てほっと一息夕日観る 
50 無人駅風は青田を渡り来る (にゃんこ) 5 ふうり、みにょ、てつを、森野、比延、
51 炎暑なり荒れに荒れてる名古屋場所 (ラガーシャツ) 1 茶々、
52 寝室に蟷螂全身に寒気 
53 老犬の座り込みたる秋暑し
54
55 語り部の白髪三千丈原爆忌 
56 このセット取れば優勝蝉時雨 (ヨシ) 2 コビト、ダイア、
57 猛暑日も牌で鍛える古き脳 (みにょん) 3 えっちゃ、尾花、コビト、
58 迷い道して出会いたる花鬱金  (森野) 1 尾花、
59 母と見るプレバト俳句蚊遣香  
60 師の病快癒願ひて笹飾る 
61 原爆忌さらけ伝えよ世界中 
62 踏み上る崩れ石段花は葉に 
63 初めての町に既視感百日紅 (アイビー) 4 みにょ、ヨシ、ABC、玉虫、
64 新涼や新作パンの並ぶ店 (弥生) 6 てつを、ラガー、ダイア、◎アイビ、
65 すれ違ひざまに見上ぐる百日紅  
66 向日葵は今太陽に挑みたり 
67 雨の京都地につくほどに夏柳 (尾花) 3 ◎茶々、玉虫、
68 冷奴何も吸収したくない 
69 ペン胼胝の名残かすかに桜桃忌 (てつを) 2 ヨシ、弥生、
70 孫を待つアロハで変身米寿なり (和談) 1 ヨヨ、
71 蚊遣香持ちつつ移動庭仕事 
72 夢に入ることもできずに明易し 
73 憧れて届かぬ遠さ夏茜 (ヨシ) 3 にゃん、◎玉虫、
74 面痩せの何処に立ちても夕立かな (かをり) 1 ナチー、
75 溜息を繰り返しつつ夜の秋 
76 美しく儚きものに揚花火 
77
78 森更けてなほ蜩の鳴き止まず  (森野) 1 にゃん、
79 みちをしへ遥か先行く父の背ナ (玉虫) 4 ◎尾花、てつを、アイビ、
80 あれこれと歳時記片手に熱帯夜 (みにょん) 1 ラガー、
81 昼日向ビール三昧蝉時雨 
82 マスカット一房囲む甘さかな  (ふうりん)   3 かをり、茶々、弥生、
83 愛猫も興奮夏の甲子園 (茶々) 1 ABC、
84 手花火のじじと弾けてみな終る (かをり) 2 にゃん、玉虫、
85
86 表札はローマ字表記秋の薔薇 (弥生) 2 かをり、比延、
87 風鈴にふれてにこにこ抱つこの子 (尾花) 7 ちとせ、コビト、ヨシ、茶々、和談、◎弥生、
88 太陽のコロナ閉じ込めスイカ玉 (てつを) 4 コビト、かをり、ナチー、和談、
89 生き過ぎたといふ義父逝きし初の盆 (えっちゃ) 3 みにょ、◎コビト、
90 日を浴びて畑に向日葵凛と立つ 
91 なまくらなこの身を嗤へ蝉時雨 (にゃんこ) 4 ◎ラガー、ダイア、ABC、
92 寝室を出たらあちらに蝉王国 
93 蛍の点滅闇を争はず (ナチーサン) 2 にゃん、茶々、
94 御所東膳を揃えて生身魂 (ラガーシャツ) 1 かをり、
95 豊漁の鰯クレーンの網開く (ダイアナ) 5 えっちゃ、尾花、ABC、アイビ、弥生、
96 秋簾昭和の会話聞こえそう (ABCヒロ) 2 てつを、ナチー、
97 今の子に貧乏話終戦日 (アイビー) 1 弥生、
98 名は名古屋朝顔とあり江戸の鉢  (森野) 1 ふうり、
99 旅先で席譲られし冷房車 
100 盆唄や炭坑節を繰り返し 
101 熱波の水桶で伸びてる蛙の子 
102 古本の書き込み侘し夜の秋 (比延) 3 ◎森野、アイビ、
103 茄子馬で迎え火求め先祖来る (ヨヨ) 2 ◎和談、
104 ひまわりも俳句も好き麻雀も (みにょん) 1 ラガー、
105 万博リングそぞろ歩めば風涼し  (ふうりん) 2 尾花、ダイア、
106 夏場所や光る土俵に巨人舞ふ (和談) 1 ヨヨ、
107 ちはやぶる一生懸命蝉の声 (ラガーシャツ) 1 ふうり、
108 初穂の田雨渇望す地割れかな (ダイアナ) 2 ふうり、みにょ、
109 朝戸開く外に暑熱が横たふる (ちとせ) 2 ◎ダイア、
110
111 やわらかき野に膝をりて今朝の秋 (かをり) 3 尾花、森野、ヨヨ、
112 奪衣婆の乳房あらはに黴の堂 (アイビー) 3 かをり、ABC、ナチー、
113 唖蝉の不意に翔ちたる翅音かな 
114 藍浴衣男嫌ひをとほすかな (えっちゃんあら)  5 かをり、にゃん、ナチー、比延、アイビ、
115 雷鳴に居間を離れて長電話  

投句者は、ヨヨ、和談、コビトカバ、えっちゃんあら、ラガーシャツ、弥生、にゃんこ、ABCヒロ、尾花、森野、ふうりん、ヨシ、ダイアナ、ちとせ、みにょん、てつを、ナチーサン、アイビー、玉虫、茶々、比延、かをりの22名。

間違いその他不都合をご連絡下さい。
                                               

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献体について

アイビーさん、年の瀬にお忙しいところ、おまとめ、ありがとうございます。

献体に関する許すことのできないニュースを知りました。
育った環境(親の責任)、大学の教育体制(教授の責任)と、最終的には一人前の医師?問題は個人の資質のことであります。
国公立大学で、あのような浮ついた気持ちで御遺体に向かい、解剖実習はしておりません。

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かをりさんへ
 献体について何か特別なニュースがありましたか。献体希望の私にとっても気になるところ。
よろしくお願いします。

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2024の月別巻頭句

2024年みんなのネット俳句会最多互選の句  
1月 若水や珈琲からの厨事 (玉虫)      
2月 窓越しに懐炉手渡す始発バス (ヨシ)  
3月 待ちわびし風をとらえて鶴帰る (森野)  
3月 新若布鍋いつぱいに開く海 (にゃんこ)
3月 半眼の花粉症めく御大仏 (にゃんこ)
3月 四次元の時空の歪み蝌蚪の紐 (アイビー)
3月 特技無し賞罰も無し目刺焼く (アイビー)
4月 六年を一枚に詰め卒業す (てつを)    
4月 生ゆるもの絶ゆるものあり春の土 (森野) 
5月 陽炎や永久にねぢれる理髪灯 (アイビー)  
6月 生命線握って生まれ天瓜粉 (ABCヒロ) 
6月 山清水行き渡らせて千枚田 (尾花)
7月 ひと掻きで海開きゆく平泳ぎ (弥生)   
8月 たましひの抜けし軽さや蝉拾ふ (玉虫)  
9月 献体の妣帰り来ぬ白芙蓉 (ナチーサン)   
10月 鍬休め柄に一服の赤トンボ (和談)     
10月 鶏頭の零れ種咲く無縁墓 (にゃんこ)
11月 藁塚に背中預けて語る夢 (玉虫)     
12月 極楽と祖母の呟く干蒲団 (玉虫)     
12月 古暦替えて明日を確かにす (ナチーサン)
12月 縄跳びや思つた通り素直な子 (ヨシ)

個人別総合1位
1月  ダイアナ
2月  弥生
3月  にゃんこ
4月  てつを
5月  アイビー
6月  てつを
7月  弥生
8月  玉虫
9月  ナチーサン
10月 にゃんこ
11月 玉虫
12月 柚子

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年12月26日 10:31)

12月俳句投句の背景

12月俳句の背景
 「47 古都の冬菟道稚 郎子扇子買う」の句の背景を少し述べさせていただきます。11月下旬にある銀行の主催で京都の観光旅行をいたしました。
 バス1台で「光ろ君」のゆかりの記念館と宇治の平等院鳳凰堂でした。
 平等院鳳凰堂には過去2回ほど行っていますが特に心に残ることはありませんでした。ところが、今回偶然にも思いがけぬ情報を得ることが出来ました。
 駐車場の売店で扇子を売っていました。扇子には兎と宇治らしい景色とが描かれていました。添えてあった説明書きで宇治の由来が解かりました。
 応神天皇の第2王子(稚 郎子)が摂津から東南方面の丘陵地帯へ向かうのに苦労していると前方に兎が現れ、振り返りながら皇子を導いたという故事逸話が伝えられていました。
「 菟道」は「うじ」という。兎の通うう道のようです。
宇治の地名は当て字だったではないかと思われます。俗にある識者は「正しい
道を歩め」の教訓を示唆しているとも.....
拙宅の戒めにしたく扇子を神棚に。
当日は平等院鳳凰堂の御本尊阿弥陀如来様をお参りした後、ミュウジアム鳳翔館で常設展示品を見学しました。心が洗わる気きがしました。

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茶々さんの「菟道稚 郎子」が注目を集めているようですので私も一言。
 句作に当たっての固有名詞の扱いはむづかしいですね。依然どなたかの句に「大川」と出ていました。これって隅田川の事なんですね。昭和40年に法的に「隅田川」となる前は、「荒川」を経て通称「浅草川」「大川」などと呼ばれていたそうです。この度の「菟道稚 郎子」のような歴史的な知識無しには鑑賞に堪えない場合選者からは敬遠されがちです。せいぜいルビを振るくらいしか対策は無さそうです。解説を聞いて納得できても後の祭り。句に前書きする先人も居ましたが通常は採用されません。このことは一概に読者の責任に帰すわけには行きません。いずれにしても一句の価値は「五・七・五」に収めるしかないのでしょうか。

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尾花さん有難うございました。
 ちょっと書きまどったことがありました。
 俳句の投句前先達さんに、「文字が解からないから投句しても」と言われていました。でも、私がこの句に執着しました。
 莵道の「莵」の文字を白川静さんの辞典字通で調べたら、ウサギ(名義抄)
となっていました。名義抄とは仏典とか僧侶の書簡文章に使われるようです。
莵道稚郎子(うじのわきいらつこ)という皇子も僧侶から漢籍を学んでいられ
たなら相当の教養があったのですね

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茶々さんへ

「古都の冬・・」の句、私が無知で字が読めなかったのですが、茶々さんの自解で背景を知り、興味深くもっと知りたいと思いネットで調べてみました。
莵道稚郎子(うじのわきいらつこ)という皇子は父(応神天皇)に特に愛され兄達を差し置いて太子になった。百済から来日した僧からは漢籍など学び精通していたという。 父の死後、次の天皇になることを固辞し兄(後の仁徳天皇)に位を譲るため最終的に自死を選んだという。 勤勉で謙虚で人望のある皇子だったと思われます。
茶々さんが、そのお扇子を神棚にお奉りされたお気持ちがよくわかりました。

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選句鑑賞

ネット句会で初めての選句鑑賞です。

25.冬の朝くるるくるると駅の鳩(にゃんこさん)
くるるくるると確かに言って(鳴いて)ますね!これぞまさしく鳩で、ほっこりしました。

46.塾に入る子らの大きな白マスク(にゃんこさん)
マスク確かにでかい子(顔と合ってない子)いますね!!目の付け所が熱いです!

48.おんおんと鐘の音響き冬ざるる(和談さん)
おんおんとで全て伝わるほど、オノマトペの選択が好きです。

64.着ぶくれの胸に前掛夕ご飯(玉虫さん)
私は特選に頂きました。おかーさーん!!ってかんじで好きです。夕ご飯という着地も私は好きでした。

68.捨て案山子スカートはだけあっけらかん(和談さん)
スカートの案山子可愛いです。
はだけてしまって恥ずかしい!!

85.まつさきに餅搗の日に二重丸(ヨシさん)
丸を打ったのはお子さんでしょうか。
可愛らしい一句だと思いました。

92.湯呑持つ皸の指撫でてやる(ダイアナさん)
痛いですよね。頑張っている手です。

108.縄跳びや思つた通り素直な子(ヨシさん)
縄跳びの跳び方と性格が何か近かったんでしょうか。佳句だと思います。

誤字脱字ありましたらご容赦下さい。

今回にゃんこさん、和談さん、ヨシすんの句を二句選んでいました!
素敵な句ありがとうございました^_^

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にゃんこさんへ

鳩が着膨れてると思うとより面白いですo(^-^)o
確かにぷっくぷくですね。

玉虫さんへ
ダウンのベスト、確かに薄くて軽くて仕事にもってこいです!!

アイビーさんへ
俳句上手は鑑賞上手。
俳句を続けていく上で大事な言葉を頂き、ありがとうございます!

和談さんへ
和談さんの自解を伺ってから、色っぽさもあっけらかんも両方感じられてきました😆

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コビトカバさんへ 私の句を鑑賞頂き謝々。
 案山子の句は、こちらの意識過剰でしょうか。案山子と言えどもスカートのはだけには少々の色ぽさを・・・。
でも、あっけらかんとしているのが、やはり案山子ですかねーえ。

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俳句の上達の秘訣は他人の句を鑑賞することに同義かと思います。俳句上手は鑑賞上手。

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コビトカバさんへ
着脹れての句の鑑賞して頂きました。ありがとうございました。
最近はもう、着脹れてくらしています。
お母さん真っ盛りのカバさんには、母と子で。
最近の我が家の、老夫婦の景色なんですよ。
指先の感覚が鈍って、おっととが多くなりまして。
可愛い布の前掛が売られています。食事の時は欠かせません。
二人ぐらしのせいか、意外と平気で使っています。
子供が成長して行くのと反対に私たちの下り坂も加速してきているようです。
でも、よき時代では有りませんか?
ダウンのベストは軽く、フリースの服は暖かいです。
私の記憶にある昭和の母も祖母も重たい物で着脹れて居ました。
*夕ご飯の五音で、老夫婦を使う勇気が無かった・・・?
まだまだです!

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コビトカバさん、拙句を鑑賞していただき、ありがとうございます。

着膨れて?真ん丸な鳩たちは、いつもと変わらずマイペース。穏やかな知多半島の冬の雰囲気を詠んでみました。

受験生にとって冬休みは最後の追い込み。大きなマスクの下の表情は分かりませんが、真剣に未来を見つめる目が印象に残りました。

俳句はやっぱり難しい〜。楽しく悩みながら、来年も続けていきたいと思います。よろしくお願いします。

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ヨシさんへ

二重丸を付けたのはヨシさんですね!😆
私も主人の叔父の家で年末に餅搗きがあります。
苺大福を食べるのが毎年楽しみなんです😍

皆様へ
来年もこの句会を楽しみにしております。
宜しくお願い致します😊

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コビトカバさん、私の句を鑑賞して下さりありがとうございました。
二重丸を付けたのは‥。私は、なんとか大会とか結構好きです。楽しみな事は、真っ先に日捲りやカレンダーに書込みます。
縄跳びの句は思った通りのそのまんまです。はじめは季語が違いました。縄跳びにして良かったです。今月はたくさん選んでいただきビックリでした。
来年も楽しみたいです(⁠人⁠*⁠´⁠∀⁠`⁠)⁠。⁠*゚⁠

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嚶鳴庵俳句教室は25日です

25日は嚶鳴庵俳句教室開催日です。
兼題は、火事、狼 または当季雑詠の5句を持参してください。(組み合わせは自由です)
12時50分までに提出してください。用紙については規定のものがありますので当日配ります。

今年も残すところわずかとなりました。ご多忙とは思いますが万障繰り合わせの上、お出かけください。

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アイビーからのメッセージ

私の投稿が遠のいたことで皆さんにご迷惑をおかけし、心苦しく思っています。でも、その代わり皆さんの投稿が活発になったことを嬉しく思っています。特に「アイビーの俳句鑑賞」や「俳句三択クイズ」をしている最中は、皆さん遠慮をしているのか、書き込みが少なかった傾向が見られました。管理人のひとりしゃべりより、皆さんが掲示板を盛り上げていただくのが本来の趣旨です。その意味で皆さん方の活発な投稿を期待しています。

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 今日は寒い一日になりました。雪の予感さえする感触でした。皆さんの投稿楽しみです。嬉しく拝見しております。
そろそろ恒例の三択クイズがはじまるのではと期待しています。
土曜日は数人での忘年会があり大府の句会はキャンセル、投句のみにしました。優先順位が違ってますかね。

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選句鑑賞

アイビーさん、歳末の候、お忙しい中、お纏め大変お疲れ様でした。
選句鑑賞とさせてくださいませ。

★★107 文豪を真似し十五の懐手 (玉虫)
十五は高校受験を前にしたお年頃、もしくは高一。中ニではだめなんです、それは単なる反抗期。
十五は飛躍、寛容の年頃です、ここがもう良い句の下地です。
さて、その文豪とは。私は大谷崎を連想しましたが、恰幅もよく和服の貫禄がありそうです。
あとは、青春期の太宰、芥川、貫禄がいまいちか。
西洋に目を移せば、バルザック、トルストイ、ドストエフスキー、切がない。
この青春賦と文豪の想像で、病み付きの特選句です。

★12 極月や第九のポスター幅きかせ (てつを)
第九のポスター、市町村が後援しているところも多く、大きい上質な紙と印刷、目立つ場所、それを「幅利かせで」まとめられた技量は確かなものです。
さらに意図したか極月を斡旋、句が締まり、師走の街角の匂いがぷんぷんします(褒め言葉です) 

★15 彼の人がまさか中には火事場なり (ラガーシャツ)
火事の野次馬にかの人を見かけた、ですよね。
恋はミステリー、決して不謹慎ではありませんよ。ちょっと八百屋お七物語を想起する句。

★19 日矢の射す無住の寺の 冬紅葉 (大木)
無住寺は私は大好きで、その空間にはフィルター無しの光と音が伝わってきます。
まさに森閑に日矢の射す大意は得られております。空山不見人、格調高い句となりました。

★55 荒星となりて生きてる俊太郎 (てつを)
荒星(あらぼし)は、木枯らしが吹くような冷たい夜に輝く星を指し、冬の季語として使われることが多い言葉です。
私は「二十億光年の孤独」を想い、冬の火星をイメージしました。
追悼の句は狎れてはいけません。すっきりとした中にも故人の作品、「二十億光年の孤独」を想い。

★64 着ぶくれの胸に前掛夕ご飯 (玉虫)
とにかくあったかくて豊かな精神性があります。
実際の昔は本当に寒かった。ご自身より、母様のいや、祖母様の時代を思わせます。
下五を若干雑に置いたのが惜しいです(生意気ごめんなさい)

★85 まつさきに餅搗の日に二重丸(ヨシ)
とにかくわくわくする句。作者がどんなにか餅搗の日を楽しみしているかが過不足なくつたわります。
それは二重丸の体言止めがとてもいいんです。花丸し では気持ちの丸出しでくどくなり・・・私は短歌でよくそれで怒られます。

★108 縄跳びや思つた通り素直な子 (ヨシ)
基準が縄跳びという遊具であっても、人は誰でも潜在的に人を値踏みしてますよね。
私は好きですね、こういう句。素直な子は作者自身ではないでしょうか。付けます
縄跳びや思つた通り素直な子 午後のチャイムに小春知りぬる (よしーーかをり)

一気に書いたので、誤字脱字は御容赦。

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年12月18日 22:20)

うれしいわー、つけて返されたのはよしさんが始めて、一生忘れんよ。
縄跳びや思った通り素直な子  ヨシ
 午後のチャイムの渡る小春日 かをり
クレープの移動販売人だかり  ヨシ
マスク美人の母のかしまし  かをり

元気なよしさんにささげます。ここで賑やかな母の子が冒頭の縄跳びの子に還るのです。
今年はこんなビッグプレゼントで、元気をもらい、歳を越せそうです。
たった四行に時空を越えて師走の日たまりのような詩ができてしまいます。これもよき発句あってこそです。
楽しかったーーありがとうございました。

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年12月18日 22:36)

かをりさん、私の句を鑑賞&付句して下さりありがとうございました。
餅搗きは楽しいですね。幼稚園の餅つき大会、町内会の餅つき大会、また実家での餅搗き(これは餅つき器)子供達だけでなく大人も楽しみな二重丸の日です。搗きたてのお餅の美味しいこと、幼かった子供達や母の顔を思い出します。縄跳びの句は思ったまんまです。季語の斡旋に迷います。難しいです。

縄跳びや思った通り素直な子  ヨシ
 午後のチャイムの渡る小春日 かをり
クレープの移動販売人だかり  ヨシ

私も付けさせてもらいました。無季(雑)の句です。 下手くそですが、連句をやってます(⁠^⁠^⁠)エヘヘ

引用して返信編集・削除(未編集)

かをりさん、今月は私の句を二つ取って頂きました。
ありがとうございます!
懐手の句は15才になる孫がお下がりの着物を着たときの遣り取りから。
芥川とか太宰とか教科書からの写真のイメージ。やせっぽちの15才にはあの文豪達のイメージ。
吉田茂とか、松本清張とかのふっくらでは有りませんね。
尖った15才ですが懐手しながらの一時でした。

着脹れての句はほんとにかをりさんのご指摘のとうり、夕ご飯・・に未熟な思いをしていました。
見破られて。これからまた推考してみます。
ご指摘ありがとうございました。

引用して返信編集・削除(未編集)

耳鳴り

耳鳴りで深夜起き出しました。こんなことは初めて。今まではこんなものだろうと折り合いをつけていたけどさっきは目が覚めた。
GPT-4で意見を聞いているうちに何とか折り合いの付く線まで戻った。
アイビーさんも病気を抱えて大変ですね。この歳になると無理をしないで成り行きに任せるしか仕方ありません。大事になさって下さい。放念第一。
うちもパソコンなんかおかしいことになるしとろい。 年の瀬やからだパソコン皆不調

引用して返信編集・削除(未編集)

年の瀬やからだパソコン皆不調
うーん。大木さんの実感の句、まさに私の実感でもあります。パソコンの不調は時間が掛かっても代替の方法がありますが、からだの方は代替がききません。じれったくても仕方ありません。

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もあっての接種。私の持病は狭心症。2度のバイパス手術を受けていますが主治医とは4半世紀の付き合いが続いています。幸い異常は見られませんでしたが朝5錠、夜3錠の薬に支えられての身体あれこれ考えず全て医師任せに徹しています。後はストレスを溜めないことに心掛けています。句作も苦作にならないよう自然に任せ楽しむよう心掛けています。パソコンも年内のOutlookの更新を勧められていますが今日にでもメーカーに問い合わせるつもり。イレブンに買い替える気も無いので何とかなるでしょう。ケセラセラの心境です。いずれにしても家族を始め気の合った仲間と余生を楽しむことです。

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一病息災
 昨日は定期健診日、かかりつけ医で突然女性に声掛けされた。新人と香で見知らぬ人だったが大府の俳句仲間だった。ご主人が帯状疱疹で大変だったとか。この日予防接種だったので身につまされた。高齢の既往者は罹患すると重症化するとの医師の勧め

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特選句の感想

町長も茶席勤労感謝の日 (尾花さん)
町民文化祭に招かれた町長さんでしょうか。実景だと思いますが、どこかユーモラスで温かい。短い句から、和やかな場の雰囲気や町長さんの人柄まで感じられるようです。
市長でも村長でもない、町長という立場の庶民との距離感がいいと思います。働く人に感謝する「勤労感謝の日」の日というのも、町長さんにとっては、お茶を飲むのも仕事のひとつでもあり、労われているようでもあり、と絶妙な選択だと思いました。

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尾花さん
こちらこそ、心温まる素敵な句をありがとうございました。
句の背景をうかがって、ますますこの句が好きになりました。

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にゃんこさん、特選をいただきましてありがとうございました。
この句はおっしゃる通り実景です。
今年の勤労感謝の日は、ポカポカと暖かくお散歩日和でした。 美浜町にある自然公園をウォーキングしていて、水野屋敷を通りかかった時お茶席を設けていることを知り中に入ってみました。 ウォーキングの格好で場違い感はありましたが、お饅頭とお抹茶に惹かれて。 そこに濃紺のスーツを着た男性が一人。その方が美浜町の町長さんであると隣に座った女性に聞きました。 少し緊張した面持ちでお茶を頂き、丁寧に挨拶をされて帰っていかれました。
私は、むつかしい作法はわかりませんが、お菓子とお抹茶を頂くことができ大満足でした。

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選句鑑賞

17 古日記月日はずいと進みけり (ABCヒロ) 3
成程、「ずい」ですか。思い切った表現に打たれました。私も今回古日記をテーマに出し賛同をえま
したがこの句には負けました。確かに周りにお構いなく月日は進みます。後追い人生もまた良いか。
20 極楽と祖母の呟く干蒲団 (玉虫)  7 ◎森野
布団の句が続きました。どちらかをと思いましたが結局は2句とも戴きました。昔、祖母がよく口づ
さんでいました。「寝るより楽なもの世にあろか。起きて働く馬鹿もある。極楽極楽!」と。
21 ぬくぬくし陽を懐に大布団 (ヨヨ) 4
中七が良いですね。「陽を懐に」ですか。一読気持ちがほぐれます。ただ「ぬくぬくし陽」が句と
しては少し甘いかなとも思いました。いずれにしても日常を句にした佳句と思います。
29 歳末や幼児募金を握りしめ (茶々) 2
赤い羽根でしょうか助け合い運動の一コマ。もちろん幼児にはそんなことは関係ありません。
ひょっとするとお小遣いかも知れません。みんなに遅れまいと募金箱へ駆ける子。目に見えるようです。
39 脱衣婆のごと白菜の葉を捥げる (ABCヒロ) 3 ◎ナチーサン
脱衣婆は地獄で閻魔大王に仕え容赦なく衣服を剥ぎ取る婆。翻り我が身、きっと山積みの白菜を前に格闘して
いるのでしょう。気が付くと眼は乱ラン、髪取り乱した自分が。思わず脱衣婆を重ねた。一息入れましょう。
特選に戴きました。
55 荒星となりて生きてる俊太郎 (てつを) 3
実はこの作家の事はほとんど知らなくてこの句に出会いその実績を知りました。作品を通して荒星の意味も
理解できた次第。ただ荒星の季語が確認できませんでしたので特選からははずしました。
将来「俊太郎忌」が出来てもおかしくないほどの作家のようですね。
91 天気図の縦縞ならび裸木鳴る (和談) 4 ◎ヨヨ、
発想の奇抜さに降参しました。天気図の縦縞ですか成程、下五の季語が効いてますね。良い句です。
107 文豪を真似し十五の懐手 (玉虫) 6 ◎かをり
私、後ろから見る癖(新聞も巻末のマンガから)があってこの句が真っ先に目に入りました。十五の懐手で。
少年の無邪気さと作者のユーモア心が生み出した佳作と思います。

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ナチーサン句を鑑賞して頂きました。
干し布団の句。
寝ている時以外、くるくるとよく働く祖母でしたので。
あの、極楽極楽の声が自分が祖母の年齢に近くなり
あー極楽との思いは分るようになってきました。

それと懐手の句
やせっぽちの15才ですがお下がりの着物のサイズがいつの間にか
ピッタリの身体になっていました。
懐手をする男性が嫌いではありません。
文豪なんておこがましいですが。愉快な時間でした。
107番までしっかり鑑賞して頂きました。ありがとうございました。

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