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互選結果発表

12月度みんなのネット俳句会・互選結果発表
12月句会のトップは10点を集めたダイアナさんの「冬うらら」の句でした。次いであんのんさんの「除夜の鐘」の句で、1点差の9点でした。以下、ABCヒロさんの「寒紅」の句が7点、弥生さんの「十二月」の句が6点と続きました。
10点句 42 診察は旅の話しや冬うらら (ダイアナ)
 9点句  5 除夜の鐘こころざし秘す十八歳 (あんのん)
 7点句 52 寒紅を引きて女は強くなる (ABCヒロ)
 6点句 19 広告に溢れるおもちゃ十二月 (弥生)
個人別総合では、ダイアナさんが16点でトップでした。

12月度みんなのネット俳句会・互選結果発表             特選2点、並選1点で計算。
1 早咲きの山茶花一輪短冊に (みにょん) 2 ◎えっちゃ、
2 よろよろと歩む姿は狂ひ花 
3 畝間では白き肌魅せおでん酒 (和談) 1 ヨヨ、
4 亜米利加は未だ銃社会開戦日 (ABCヒロ) 2 ◎ちとせ、
5 除夜の鐘こころざし秘す十八歳 (あんのん) 9 ダイア、◎尾花、◎ラガー、◎森野、ふうり、アイビ、
6 片手ずつ手袋外し手を繋ぐ (玉虫) 4 茶々、にゃん、かをり、コビト、
7 冬日射す水飲み台に小鳥の像 
8 初雪や音なく過る鳥の影 (馬渡谷) 2 えっちゃ、アイビ、
9 人は人吾は吾だと冬将軍 (コビトカバ) 2 ラガー、えっちゃ、
10 ほどほどの二年連用日記買ふ (ナチーサン) 4 ◎ヨシ、◎みにょ、
11 雪催ひしいんと生きる村の知恵 (かをり) 2 ダイア、森野、
12 枯草を束ねて結ぶ通学路 (尾花) 2 ナチー、森野、
13 未来とは後のことぞ日記買ふ 
14 大阿蘇の枯れて尾花の風となる (森野) 4 ナチー、馬渡谷、◎にゃん、
15 炬燵中先に籠るや熊よりも (ヨヨ) 1 和談、
16 県境を超えれば一面冬紅葉 (ふうりん) 1 ヨヨ、
17 炬燵猫寄せる寒気に薄目開け (茶々) 1 えっちゃ、
18 蜜柑食べ掌談義始まりぬ (ヨシ) 2 玉虫、かをり、
19 広告に溢れるおもちゃ十二月 (弥生) 6 ちとせ、馬渡谷、◎ABC、◎コビト、
20 掃いたあと掃いたあとへと落葉かな (アイビー) 5 ちとせ、和談、弥生、ABC、みにょ、
21 冬の朝烏らは鳴き芥を出す 
22 一日を炬燵を出ては戻る猫 (にゃんこ) 1 茶々、
23 ポトフ煮る厨の外は虎落笛 (ダイアナ) 2 尾花、ふうり、
24 電線に音符の響く寒雀 (茶々) 1 ヨヨ、
25 暮れ際のポインセチアの並ぶ店 (みにょん) 1 弥生、
26 しがみつき耐えて残る葉落葉風 
27 寒いよーJapanの家は地獄かな (ラガーシャツ) 1 ふうり、
28 パリパリと音する夜道聖夜ミサ 
29 先生の前いきなりの大くさめ (ABCヒロ) 3 尾花、玉虫、にゃん、
30 白駒の根上がりに苔雪化粧 
31 埋火やあいまいに生くこれよりは (あんのん) 5 ナチー、玉虫、森野、かをり、ヨシ、
32 年の瀬や歌姫昭和の歌を吐く (ナチーサン) 1 和談、
33 陸奥の湯宿初雪にして根雪 (馬渡谷) 1 てつを、
34 当主にて終ふ湯やどの冬構 (かをり) 3 ◎馬渡谷、アイビ、
35 早朝のバス凩と共に待つ (コビトカバ) 1 ダイア、
36 枕木も朽ちて廃線冬ざるる (森野) 5 ◎ダイア、ヨヨ、ABC、アイビ、
37 葉ぼたんや日時計我の腹時計 (尾花) 1 弥生、
38 最後には玉子で〆るおでんかな (ふうりん) 3 弥生、ラガー、ABC、
39 小春日やまたひとり来て畦談義 (てつを) 3 あんの、コビト、みにょ、
40 群と呼ぶ数には満たず鴨の池 (弥生) 2 あんの、にゃん、
41 池鏡もみじ葉映す東山 
42 診察は旅の話しや冬うらら (ダイアナ)  10 ちとせ、ナチー、◎てつを、◎弥生、ラガー、にゃん、ヨシ、アイビ、
43 コンビニのおでんと言へど侮れず (アイビー) 1 てつを、
44 真夜中に猫の入り来る蒲団かな 
45 雪降ればちちははの声雪積もり  
46 突つつけば海鼠のつそり復元す (アイビー) 4 ちとせ、尾花、玉虫、馬渡谷、
47 貫けずとても虚子には初昔 (ラガーシャツ) 2 ◎かをり、
48 大根の皮は剥かぬと諭されて (玉虫) 1 えっちゃ、
49 苔庭の日暮れ寂しき冬紅葉 (みにょん) 2 ダイア、和談、
50 初冬の夜道へ誘う電飾衣 
51 補助具付け杖つく人や冬日燦 (ちとせ) 2 馬渡谷、アイビ、
52 寒紅を引きて女は強くなる (ABCヒロ) 7 てつを、◎あんの、ラガー、コビト、ヨシ、アイビ、
53 暗闇を燃やす晦日の熱気かな (コビトカバ) 1 みにょ、
54 長生きのめでたきことと言ふ冬日 
55 綿虫や逢うて語るも易からず (かをり) 4 ◎玉虫、あんの、コビト、
56 襖絵の虎の眼や山月忌 (馬渡谷) 2 ◎ナチー、
57 日当たりて鴨一列に堰の上 (てつを) 4 ヨヨ、茶々、かをり、ふうり、
58 屑籠に師走の芥放り込む (ナチーサン) 1 尾花、
59 佇めば風吹き抜ける松手入 (ヨヨ) 3 ◎和談、森野、
60 冬晴の天守見惚るる竜吐水 
61 百均で探すあれこれ年用意 (弥生) 1 ABC、
62 枯蔦や異人屋敷の跡と聞く 
63 電飾の街や二人のクリスマス 
64 着物着て外つ国人も紅葉狩 (ふうりん) 3 茶々、ヨシ、みにょ、
65 寒烏逢引きですか見つめ合ふ 
66 豆炭の埋れて赤き火鉢かな 
67 父の癖思ひだして冬至柚湯 (えっちゃんあら) 1 アイビ、
68 足音に日々の疲れや年詰まる (ヨシ) 2 ◎ふうり、
69 吾子の名の縫い取りありぬ吾の手套 (ダイアナ) 4 てつを、◎茶々、あんの、

*投句者は森野、えっちゃんあら、ラガーシャツ、ABCヒロ、弥生、コビトカバ、馬渡谷、ヨヨ、ちとせ、和談、玉虫、あんのん、ナチーサン、ふうりん、尾花、アイビー、ヨシ、てつを、にゃんこ、みにょん、茶々、ダイアナ、かをりの23名。

*間違い、その他不都合な点をご連絡下さい。

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アイビーの俳句鑑賞 その2

アイビーの俳句鑑賞 その2
秋彼岸木魚の漏るる森の寺 (和談)
お彼岸は春と秋、年二回あるが、ただ「彼岸」と言った場合は春の彼岸をさす。秋は「秋彼岸」というのが俳句のルールだ。秋彼岸を題材にして手堅く纏めた。ただ、全体的に句が大人しすぎる印象だ。説法を聞きに来る老人とか、寺の僧侶の仕草とかにスポットを当てるのも面白い。

あせぬまにゴンドラの唄秋夕焼 (えっちゃんあら)
「ゴンドラの唄」は戦前の流行歌だが、黒澤明の名作・「生きる」のラストシーンで志村喬が口ずさむ歌という方が分かりやすい。秋の夕焼けは、夏の夕焼けとは趣きが違い、色も淡く、すぐに消えてしまう。そんな儚い夕焼けのイメージに「ゴンドラの唄」の歌詞を重ねてみると、この句の味わいも増すのではないか。

身にしむや戦力外と言ふ非情 (てつを)
プロ野球も大谷選手らの華々しい活躍の蔭に、球団から戦力外を通告される選手が少なからずいる。勝負の世界とはいえ、非情の感ひとしおだ。考えてみれば、なにもプロ野球の世界だけでなく、一般の社会でも同じことが言える。しみじみと人生の悲哀を感じる今日この頃だ。季語の「身にしむ」が効果的。

人生を語る皺の手温め酒 (あんのん)
職業によっては手の形状も千差万別だ。節くれだった手、華奢な手とあり、人生そのものを雄弁に語る。老人の手であろうか、皺だらけの手もある。皺の一本一本に人生が刻まれているようだ。配するに「温め酒」を持ってきたのがお手柄だ。これしかないという季語だ。

ズック足袋ビリの思ひ出青蜜柑 (ちとせ)
平凡に「運動会」とせずに、季語を「青蜜柑」としたところに作者のセンスが窺える。ちょっと酸っぱい青蜜柑と、懐かしくもほろ苦い少女時代の思い出と取り合わせた。ただ、斜線を引いたところで三段切れになってしまった。「ズック足袋/ビリの思ひ出/青蜜柑」勿論、意味上は上五と中七は繋がっているから、三段切れではないという見方もできるが。やはり字余りになっても適当な助詞を入れたいように思う。

新米の袋を撫でて古米買ふ (ダイアナ)
待望の新米の出回る時期になった。新米だからと言って、袋そのものは古米と同じだ。ただ「新米」と印刷したワッペンが貼られているに過ぎない。お、新米が出たかと、一旦は買う気になって、すぐ考え直す。どうせ新米、新米と騒ぐのは今だけで、そのうち全部新米になる筈と、冷静に判断する。主婦感覚のにじみ出たユーモラスな一句。

モノクロの雨降り止まず破蓮 (ヨシ)
上五の「モノクロ」が良い。モノクロということは無色ということで、陰鬱な雨を思い浮かべる。破蓮のうち枯れた、見るも無残な様子と陰鬱な雨との取り合わせたところが上手いと思った。雰囲気のある一句。

黄落や自閉児の持つ竹箒 (ナチーサン)
特異な題材を俳句にされた勇気に敬意を表したい。俳句をつくってやるという強い気迫を感じた。黄落と自閉児、結びけそうにないものを結びつけ、しかも不自然さが全く見られない。私もあやかりたいと思う。

以下次号、不定期掲載。

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玉虫さんへ
やっぱりそういう時代あったんですよね。共感出来て嬉しいです。お昼にジンギスカンとはさすが北海道ですね👍

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おお!
同志よ!って思いました。
知ってますとも!何しろ其れを履いて運動会に出たのですから。
でも安いモノは直ぐに破れましたよね?其れで世の中の貧富を学んだのですから。
安いモノは底が破れる。一日だけの運動足袋でした。
当日一日だけの。やあ~ホントに懐かしいです。
私は北海道の空知地方の学校でした。運動会は応援の父兄の昼にジンギスカンを焼く匂いとか。
食いしん坊ですからその記憶が強烈。足の裏の石炭殻を踏んだときの痛さ。
グランドが整備されてなかったんですね。
因みに徒競走で賞を取ったのは、中三の一回きりでした。
運動も苦手。ちとせさん、懐かしかったです!

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ちとせです
 ズック足袋ビリの思ひ出青蜜柑
先月の自作の青蜜柑、郷愁の内容をとアイビーさんのコメントで再考の句です。皆さんズック足袋ご存知ですか、転校した小3〜6年運動会にズック足袋を履く、馴染みが無く、その後見かけた事が無く、今でも何だったのかと。
 ズック足袋にビリの思ひ出青蜜柑 
に直しました。アイビーさん有り難う御座います。選句して下さった玉虫さんズック足袋ご存知だったら嬉しいです🙇

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俳句教室は明日です

  管理人さん、割込みます、お許しを

 嚶鳴庵俳句教室はあす(22日)です、
 兼題は、秋天、猫じゃらしです、兼題と当季雑詠の合計5句を持参してください。
 組み合わせは自由ですが、12時50分までに提出してください。
 投句用紙は決められたものがあります。ない人には当日配ります。

 この教室も、今年は10月、11月、12月の3回となりました。
 ほんの少しでも進歩しているのならよいのですが、あれこれと自問自答の時間が増えました。
 俳句の勉強はひとりでもできますが、句会だけはある程度の人数が必要です。
 俳句仲間の講評にしっかりと耳をかたむけ、進歩につながって行けば、何かが見えてくるはず、
 とにかく、お出かけください。
 

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竜王戦藤井聡太竜王連勝!

 将棋竜王戦7番勝負第2局は68手で後手番藤井聡太竜王が挑戦者佐々木勇気八段を降し2勝目を挙げた。午後3時過ぎの終局であっけない幕切れとなったがこの勝負挑戦者の作戦負けと思われる。佐々木八段の奮起が望まれる。なお第3局は10月31日から京都は仁和寺で行われる。その直前28日には王座戦5番勝負の第5局が山梨県甲府市で伊藤匠八段との間で行われ藤井七冠の正念場が問われることになる。

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藤井竜王強し
 藤井竜王2連勝おめでとう御座います。
 佐々木八段次は頑張れー
 28日の王座戦最終局は見逃せませんねー!

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鑑賞ありがとうございます。

アイビーさん、秋桜の鑑賞ありがとうございます。
あまり深く考えずふと浮かんだ「やんわりとかわす」を、褒めていただき恐縮しております。

弥生

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アイビーの俳句鑑賞 その1

アイビーの俳句鑑賞 その1

梯子獅子豊作祝ふ新酒かな (ヨヨ)
梯子獅子は知多市朝倉地域の伝統芸で、見物人をハラハラさせる曲芸に近いこともやる。本来は、豊作を祝い演じる。梯子獅子に新酒を配した作者の意図が明瞭な一句だ。

酢を垂らし骨ごと食らふ鰯かな (ふうりん)
酢と一緒に鰯を煮るのは定番料理だ。今年は鰯の豊漁が伝えられるが、秋刀魚と並んで秋の味覚にとって嬉しいニュースだ。旨くて骨まで食べられるのが鰯の真骨頂。おかげでご飯が進む。

天高くワイヤー太き河童橋 (尾花)
青く澄み渡った空。まさに「天高し」の季節だ。上高地の河童橋はシンボル的な吊り橋で、観光客の旅情を満喫させてくれる。「ワイヤー太き」との描写が上手い。それで季語の「天高く」が生きている。「天高し」と上五で切る手もあったように思う。

主いぬ萩咲く庭にある愁思 (森野)
多分、作者の夫は既に亡くなっているようだ。それでなくとも秋はもの想うことが多いのに、亡き夫遺愛の萩が咲き揃った。風にそよぐ萩を見て亡き夫を偲び、回想に耽る。「萩」と「愁思(秋思)」で季重なりになるが、それを承知の上でのことと思われる。しかし「萩」も「愁思」もこの句の重要なファクタだと私は感じた。「愁思」を別の言葉に置き換えて見たらどうであろうか。私からの提案である。


戒名は要らぬ蓮の実飛びにけり (ABCヒロ)
二句一章の句。蓮の実が飛ぶことと、戒名が不要なこととは、直接に関係しないが、微妙に響き合っている。二物衝撃の効果を狙ったものと思う。「戒名は真砂女でよろし紫木蓮(鈴木真砂女)」を髣髴とさせる一句。

酒飲みの歌聞かされる良夜かな (コビトカバ)
うんざりしたか、うっとり聞きほれたか。「聞かされる」という文言があるので「ぼやき」にも聞こえるが、まんざらでもない雰囲気が伝わるようでもある。その答えは、座五の「良夜かな」で明らかである。

やんわりとかわす揉めごと秋桜 (弥生)
秋桜はコスモスのこと。弱い風でも揺れやまぬコスモス。風とコスモスを詠んだ句は、それこそゴマンとあるが、それを逆手に取って「やんわりとかわす」としたあたり、上手いこと処理したなあと感じ入った次第。

以下次号、不定期掲載。

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酒飲みの句を鑑賞頂きありがとうございます!

聞かされ、そして聞かす!!
酒を飲む事と歌を歌う事は切り離せないのです(^з^)

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大変失礼なことを申し上げました。確認すれば済むことを、確認を怠りました。

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アイビーさん
天高しワイヤー太き河童橋
天高しで切れを入れた方がいいですね!  ありがとうございました。

それから
68主いぬ萩咲く庭にある愁思(森野)
この句ですが、森野さんのお知り合いの方の庭と思われます、私も感動して選句させていただきました。
森野家のご当主はとてもお元気でいらっしゃいます、他事ながらご安心を。

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特選おめでとう

令和7年度芭蕉翁献詠俳句大会は、去る10月12日に伊賀市で行われました。特選、入選句の発表がありました。アイビーも投句したのですがカスリもせずにあえなく全滅。
中で連句部門に投句された愛知県・伊賀連句会の皆さんが特選に輝きました。講のメンバーの中に当ネット俳句の常連投句者のヨシさんも入っています。ヨシさん、晴れの特選おめでとうございます。

詳しくは伊賀市の「伊賀タウン情報YOU」をご覧ください。

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アイビーさん、連句のことを取り上げていただいて有難うございます。
名古屋から来て頂いた先生のお捌きのもと伊賀連句会の半歌仙が特選を頂きました。松尾芭蕉の生誕地で初の特選なので連衆の皆が喜びと感謝でいっぱいです。
連句は俳句と川柳の原点です。ご興味があればまた…(⁠^⁠^⁠)

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竜 王戦第2局始まる!

 将棋竜王戦7番勝負第2局が明日福井県あわら温泉で行われる。ここまで藤井聡太竜王1勝、挑戦者佐々木勇気八段の巻き返しに期待がかかる。ここ過密日程の藤井竜王の体調が気になるところ。若さで乗り切ってほしい。

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是正

弥生さん、ナチーサンさんのご指摘ありがとうございます。早速是正しました。

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結果発表

結果発表
10月句会の互選結果を発表します。トップはアイビーの「鰯雲」の句とダイアナさんの「新米」の句が11点で並びました。続いて7点でにゃんこさんの「月」の句でした。以下、6点が2句、5点句が3句と続きました。
11点句 42 ifといふ別の人生鰯雲 (アイビー)
11点句 45 新米の袋を撫でて古米買ふ (ダイアナ)
7点句 29 ついてくる月よひとりは寂しいか (にゃんこ)
6点句 34 黄落や自閉児の持つ竹箒 (ナチーサン)
6点句 91 僧の手にゼンリンの地図秋彼岸 (アイビー)
5点句 44 モノクロの雨降り止まず破蓮 (ヨシ)
5点句 53 走る事嫌いなんです秋うらら (コビトカバ)
5点句 80 やんわりとかわす揉めごと秋桜 (弥生)
個人別総合ではアイビーの22点がトップでした。

10月度みんなのネット俳句会互選結果一覧      特選2点、並選1点で計算        令和7・10
1 底紅や吐息を掛ける曇り空 
2 西穂高霧の大きな帽子得て (尾花) 2 北条、アイビ、
3 秋の朝しゃれたお店のラテアート 
4 デパートや鮭弁当にまつしぐら 
5 女名月ブラウンのアイシャドウ (にゃんこ) 1 玉虫、
6 ズック足袋ビリの思ひ出青蜜柑 (ちとせ) 1 玉虫、
7 青蜜柑姉二人抜く成長期 (コビトカバ) 1 かをり、
8 晩秋の雨は静かに読書かな 
9 草叢に落栗数多過疎の村 
10 水道水漸く秋を告げにけり 
11 短冊に指折り一句けふの月 (えっちゃんあら) 1 和談、
12 やはらかき敬老の日の風吹けり (ナチーサン) 1 ラガー、
13 走り過ぐ始発列車や露時雨 
14 我辞して鍵閉ざす音夜寒かな (あんのん) 2 ちとせ、ヨヨ、
15 水加減試しつつ炊く今年米 玉虫 4 コビト、ふうり、みにょ、北条、
16 一葉落つ母の豊かなふくらはぎ (かをり) 1 ナチー、
17 ゆらゆらと水面に映ゆる彼岸花 (茶々) 1 ふうり、
18 純真な作風好み水澄めり 
19 土手の路肌を過ぎゆく尾花風 (ヨヨ) 1 和談、
20 風そつと桜紅葉を散らしをり (森野) 1 えっちゃ、
21 身にしむや戦力外と言ふ非情 (てつを) 4 ちとせ、森野、◎尾花、
22 二人して歩む幸せ月今宵 (ヨシ) 3 ◎ちとせ、茶々、
23 船廊下また見る道に湖の秋 かをり 1 尾花、
24 役満だワクワクマックス秋晴れや (みにょん) 1 えっちゃ、
25 流れ雲満月放つ虹の環(かん) (ダイアナ) 2 ヨヨ、ナチー、
26 酢を垂らし骨ごと食らふ鰯かな (ふうりん) 4 ◎弥生、◎北条、
27 再訪はひとり秋麗上高地 (尾花) 4 ラガー、ヨシ、にゃん、茶々、
28 栗剥くや黒きかたまり虫いたり 
29 ついてくる月よひとりは寂しいか (にゃんこ) 7 てつを、◎えっちゃ、◎ABC、あんの、北条、
30 秋彼岸木魚の漏るる森の寺 (和談) 4 ◎ヨヨ、みにょ、にゃん、
31 弓張月ラップの端の消えにけり (コビトカバ) 1 ナチー、
32 整うて卵の如き良夜かな (北条) 1 ラガー、
33 秋うらら句碑に出会へる子規の里 (ラガーシャツ) 3 ふうり、みにょ、弥生、
34 黄落や自閉児の持つ竹箒 (ナチーサン) 6 ◎コビト、ダイア、森野、茶々、かをり、
35 月さして茶席の亭主盆終ふ (えっちゃんあら) 1 ヨヨ、
36 梨食べて体の水を入れ替える (弥生) 3 コビト、ダイア、ABC、
37 十三夜こころに満ちる母の訓 (あんのん) 4 ダイア、えっちゃ、◎茶々、
38 一条の雲の先なる秋の月 (森野) 1 ヨヨ、
39 毒と言ひ薬と言ふも彼岸花 (てつを) 2 森野、かをり、
40 闇の道とぎれとぎれの虫時雨 
41 咳き込まば猫の眼差し憂う秋 (茶々) 1 ちとせ、
42 ifといふ別の人生鰯雲 (アイビー) 11 ◎ダイア、ヨシ、◎にゃん、尾花、ナチー、てつを、あんの、弥生、玉虫、
43 プライドがないから素直秋桜 
44 モノクロの雨降り止まず破蓮(やれはちす) (ヨシ) 5 にゃん、あんの、アイビ、弥生、玉虫、
45 新米の袋を撫でて古米買ふ (ダイアナ) 11 コビト、ちとせ、◎てつを、◎みにょ、◎アイビ、ABC、弥生、北条、
46 梨食めば汁(つゆ)溢れ出て物言へず (ふうりん) 1 ヨシ、
47 天高くワイヤー太き河童橋 (尾花) 1 ABC、
48 廃校に朝礼台や稲の波 (ちとせ) 3 ダイア、ラガー、ABC、
49 老夫婦話すこともなき秋の暮 (みにょん) 3 和談、あんの、茶々、
50 新米や卵かけにて二膳なり 
51 秋澄むや青く宇宙へ抜ける空 (にゃんこ) 4 尾花、◎ふうり、弥生、
52 稲の香や夕日纏ひて里静か 
53 走る事嫌いなんです秋うらら (コビトカバ) 5 ヨシ、森野、えっちゃ、あんの、かをり、
54 蜻蛉の翅の透けゆく夕間暮 (ナチーサン) 2 てつを、ラガー
55 秋生姜婆の酢漬けに甘味似し (えっちゃんあら) 1 ふうり、
56 人生を語る皺の手温め酒 (あんのん) 3 みにょ、茶々、弥生、
57 菊の香の拡がる雨後の地蔵堂 (弥生) 2 にゃん、森野、
58 待合室栗の実一つ転がつて 
59 休工の現場事務所にちちろ虫 (アイビー) 1 ABC、
60 寝坊の子いちじく捥ぎて登校す (玉虫) 4 ヨシ、アイビ、◎かをり、
61 包帯のはらりとほどけ剥く林檎 (かをり) 3 にゃん、◎ナチー、
62 もみじ葉や川面煌く五色沼 (ヨヨ) 3 ◎和談、茶々、
63 総裁は突撃ラッパで秋もなし 
64 鰯雲首痛くなるまで見てをりぬ (ヨシ) 2 えっちゃ、みにょ、
65 学びとは省みること道をしへ 
66 表札の最後に犬も秋うらら (アイビー) 3 ちとせ、ダイア、ヨシ、
67 戒名は要らぬ蓮の実飛びにけり (ABCヒロ) 2 アイビ、玉虫、
68 主いぬ萩咲く庭にある愁思 (森野) 3 尾花、ヨヨ、ふうり、
69 ウエストン碑美男蔓の真つ赤な実 (尾花) 1 ナチー、
70 秋晴やウーブンシティの未来開く (ダイアナ) 1 尾花、
71 横綱の意地がぶつかる九月場所 (ふうりん) 1 茶々、
72 兄逝去ひととせなりし秋の夜 
73 秋天にぶつ刺さつてる大風車 (コビトカバ) 4 和談、てつを、◎あんの、
74 指揮棒のごと鈴虫の髭振りぬ (ナチーサン) 4 コビト、てつを、玉虫、北条、
75 玄関の団栗お山を恋ひしがり 
76 夕焼けや雲金色に縁取られ (ちとせ) 1 みにょ、
77 雷鳥や俺を見つめて秋惜しむ 
78 深々と空の青さや萩乱れ  
79 バス停の友見送るや萩ゆるる 
80 やんわりとかわす揉めごと秋桜 (弥生) 5 コビト、てつを、ABC、あんの、かをり、
81 来年はないぞこの家去ぬ燕 (北条) 2 ABC、アイビ、
82 背負われて案山子見たさの泣き笑ひ 
83 スカートを絡げ少女や秋の海 玉虫 1 ヨシ、
84 ねこじゃらし空き地でじゃれし夕間暮
85 狛犬を雨叩くなり白芙蓉 (かをり) 2 ヨヨ、アイビ、
86 さあ秋だ句材あふるる野に出やう (てつを) 2 ラガー、えっちゃ、
87 この城に焼失の過去色葉散る (ABCヒロ) 1 森野、
88 単線のゆつくり動く芒原 (ヨシ) 1 コビト、
89 着陸の窓染め尽くす秋入日 
90 ブッポウソウコノハズク啼く鳳来寺 
91 僧の手にゼンリンの地図秋彼岸 (アイビー) 6 コビト、ダイア、尾花、ナチー、北条、かをり、
92 源流は紅葉峡谷梓川 
93 高架下ブルーシートの小屋の秋 (ダイアナ) 1 にゃん、
94 読み返す奥の細道秋の雨 
95 散歩道からまる先に烏瓜
96 丈高き畑の紫苑に棒立てて (玉虫) 1 森野、
97 長き夜BUTTER を読みて明日バター 
98 酒飲みの歌聞かされる良夜かな (コビトカバ) 3 あんの、アイビ、玉虫、
99 秋の暮田んぼアートの色深し (にゃんこ) 4 ちとせ、尾花、和談、てつを、
100 散歩出て家路は暗き秋の暮れ 
101 風の蕗笛の音渡り稲穂垂る
102 秋の灯や夫のお古の文机 (玉虫) 2 ◎森野、
103 秋が来てゐる鉱山の百葉箱 (かをり) 1 にゃん、
104 あせぬまにゴンドラの唄秋夕焼 (えっちゃんあら) 3 ダイア、◎ヨシ、北条、
105 露草の挙る瞳に鳥翔てり 
106 退職し夫の日課や林檎剥く (弥生) 1 えっちゃ、
107 秋うらら縮緬皺の神戸港 (北条) 2 ナチー、ふうり、
108 人通るたび萩こぼれ寺の坂 (ABCヒロ) 1 みにょ、
109 栗ならば火中にあっても拾ひたい 
110 野路菊や誰からとなく始む歌 
111 独りごと言ひて夜寒の戸を立てる (あんのん) 3 ちとせ、ヨヨ、かをり、
112 九代目は育ちがよくて新走 (アイビー) 2 ◎ラガー、
113 梯子獅子豊作祝ふ新酒かな (ヨヨ) 1 和談、
114 遠く遠くまだ鳴いてゐる法師蝉 (ヨシ) 3 ふうり、弥生、玉虫、
115 久々にことしの秋刀魚胸を張り (てつを)  2 ラガー、和談、

投句者はヨヨ、ふうりん、尾花、和談、森野、ABCヒロ、ラガーシャツ、コビトカバ、弥生、えっちゃんあら、てつを、あんのん、ちとせ、ダイアナ、ヨシ、ナチーサン、みにょん、アイビー、にゃんこ、茶々、北条、玉虫、かをりの23名

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